マネックスメール 2005年1月21日(金)

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マネックスメール 2005年1月21日(金)

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 マネックスメール<第1342号 2005年1月21日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.資産設計への道 
   〜その154 「資産設計塾」を書いたわけ 内藤 忍
 3.相場の世界
   −第25回− 本間宗久相場三昧伝 清水洋介
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス社長 松本大のつぶやき
 6.知ってトクするカウントダウンプレゼントクイズ

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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

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1.相場概況
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米国株安を受けて売り先行で始まったものの底堅い動き

日経平均            11,238.37 (▲46.40)
日経225先物         11,260 (▲30 )
TOPIX            1,132.18 (▲ 1.19)
単純平均             421.34 (△ 0.63)
東証二部指数           3,185.12 (△ 5.50)
日経ジャスダック平均       1,848.82 (△ 1.51)
東証一部
値上がり銘柄数          691銘柄
値下がり銘柄数          733銘柄
変わらず             171銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ            131.05% +0.89%
売買高            14億0866万株(概算)
売買代金        1兆1387億8800万円(概算)
時価総額          348兆4047億円(概算)
為替(15時)          103.39円/米ドル

◆市況概況◆
 米国株安やソニー(6758)の下方修正を受けて売り先行の始まりとなりました。先物もあっさりと寄り付いた後に売りに押され、寄り付き直後に安値をつける格好となりました。現物銘柄への寄り付きの売りが一巡した後は先物の動きに見られるように下値を売り叩くような動きにもならず、底堅さを確認したあとはじりじりと値を戻す動きとなりました。

 先物へのまとまった買いも入り、一時は前日比プラス圏まで値を戻す動きとなりましたが、さすがに週末ということもあって、戻り売りに押され、前場は前日の終値を若干下回った水準での動きが続きました。個別銘柄を見ても小安い動きとなるものが目立つものの大きく売られる銘柄も少なく、手仕舞い売りに押されるものの、押し目を拾う動きで底堅い展開となりました。

 後場に入ってからも一進一退の動きとなりました。昼の市場外取引は金額も大きくなく、売り買いの偏りもなかったことから市場への影響も少なく、大人しい始まりとなりました。若干売物がちで始まったものの大きな動きもなく前場の引け値水準での推移が続きましたが、その後は先物へのまとまった売りも出て軟調な動きとなりました。ただ、前場の寄り付き直後の安値を割り込まなかったことから戻り歩調になりました。

 ただ、週末の手仕舞い売りも嵩み、全般的には戻りも限定的となり、戻り切らずに軟調な引けとなりました。個別には為替が円安に振れたこともあって輸出関連銘柄などを中心にいわゆる主力銘柄が堅調な動きとなり、値嵩株の一角は安いものの全般的にまちまちといった感じです。二部株、ジャスダック市場なども小幅高といった格好で引続き堅調な地合いが続いているようです。 
 (マネックス証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
 日経平均・TOPIX

 窓埋め完了で下げ渋ったという感じです。昨年11月高値水準(一目均衡表で「S点」といいます)で下げ止ったともいえ、ここから反発が期待されるところです。ただ、RSIやストキャスティックスが下げ止った感がなく、まだ下落余地があることもあって、急反発というよりも「底値固め」という動きになるのでないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 日経ジャスダック平均

 高値圏でのもみ合いが続いています。昨年の8月にもみ合った水準だけにこの水準でのもみ合いは致し方ない、とったところでしょう。高値圏でもみ合っている間にRSIやストキャスティックスが落ち着く動きになってくるのではないかと思います。移動平均との乖離も順調に縮小しているので、徐々に下値不安も薄らいでくるものと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 債券先物

 実質的には高値を抜けてきた格好です。ここからはいったん上値が重い展開になってくるものと思われ、いったん利益確定の動きもでてくるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 為替(ドル円)

 基準線や雲を意識するところまで戻ってきました。ここからは基準線や雲に上値を押えられる格好となり、正念場となってきそうです。ストキャスティックスをみると一気に雲に突入するような動きになってもおかしくはないので基準線を抜けると遅行線が日々線に絡むあたりまでの上昇を期待してもいいのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

◆個別銘柄◆ ほぼ全面高の中、値嵩株が高く指数を引っ張る動きに
ソニー(6758) 3,830円(▲120):100株単位
 2005年3月期通期の連結営業利益予想を、1,100億円に下方修正したことを嫌気して売りが先行。5営業日続落となりました。

新生銀(8303) 620円(▲7)
 リップルウッド・ホールディングスなどが保有している株式の約半数を売り出すと発表したことで、需給悪化を懸念した売りがかさみました。しかし、割高感に乏しいことから下値には押し目買いが入り、下げ渋っていました。
三菱自(7211) 153円(▲5)
 三菱ふそうトラック・バスの資産価値が目減りしたとして、独ダイムラークライスラーが同社に対し損害賠償請求を検討していた問題で、同社が500億−800億円の和解金を支払う方向で詰めており、月内にも決着する見通しと報じられたことで、利益確定売りに加え嫌気売りが出たようです。

菱地所(8802) 1,275円(▲8)
 住宅地の地価が東京都区部で17年ぶりに上昇し、近畿圏も14年ぶりに一部地域で地価が上昇したと報じられましたが、反応薄となっていました。

スズキ(7269) 1,843円(△23):100株単位
 インドネシアでの自動車生産を大幅に増強し、工場ラインの新設などで、四輪車、二輪車いずれも約2倍に引き上げると発表したことを好感して買われました。

HOYA(7741) 10,860円(▲220):100株単位
 後場に2005年3月期通期の連結業績予想を発表しましたが、市場予想ををやや下回ったことで、失望売りが出たようです。後場に入って一段安となりました。

イトヨカ堂(8264) 4,140円(▲70):100株単位
 ダイエー(8263)の支援企業を選ぶ2次入札で、同社陣営が外れたと報じられたことを受け、失望売りを誘いました。今後の競争激化懸念なども強まっているようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 低位ディーリング銘柄が少なく、材料銘柄が中心になっています。

東証一部値下がり上位
 昨日高かった銘柄が並んでいます。

東証一部売買高上位
 大京(8840)、太平発(8835)といった不動産関連銘柄が顔を出して来ました。

東証一部売買代金上位
 ソニー(6758)がトップになりました。

詳細は→
http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

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2.資産設計への道 〜その154
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内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法
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締切は1月28日(金)24:00までにマネックスにメール必着。当選者の発表は行わず、当選者の方にマネックス証券からメールでご連絡いたします。
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「資産設計塾」を書いたわけ

このコラムはお金をどうやったら殖やすことができるのかを真剣に考えている方が主な読者であると思っています。

これまで3年間連載を続けてきましたが、出来るだけ売り手ではなく個人投資家の視点に立つことを常に意識して書いてきました。
http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/cat_19.html
証券会社の社員ですから会社の利益を考えることは当然ですが、お客様と証券会社が共にプラスになるような解を模索したいと思っていた訳です。青臭いと言われるかもしれませんが、そこにこそマネックスの存在価値があると思っています。

そしてそのような中から産まれたのが今回出版させていただいた
「内藤忍の資産設計塾」です。今までのコラムの集大成のような内容ですが、資産設計のプロセスがわかるように工夫をしました。

●投資の80%はアセットアロケーションで決まる
資産設計は理論・概要の理解→具体的な金融商品の理解→金融商品の組み合わせという順番で学ぶのが最も効率的だと思っています。そんな構成で本書も作成しました。

まず第1章では資産設計塾基本編ということで、今までの資産運用とは違う11のポイントを書いています。

例えばリスクを取らないことがリスクになる、投資の前に人生の目標を確かめる、銘柄選択より4倍重要な資産配分、リターンよりもリスクから運用を考える、外貨預金はやってはいけない、投資専門家の意見を信じてはいけない・・。このコラムをずっと読んでいる方ならまとめて復習できるような内容です。
続く第2章では資産設計塾準備編として個人投資家が使える11の金融商品を具体的に説明しました。リスクによる分類をした上で、投資信託、ETF、外貨MMF、REIT、外国為替保証金取引、株式、債券、などを取りあげています。これもこのコラムで取りあげたものばかりです。

そして第3章ではいよいよ資産設計塾実践編に入り、商品の組合せによるアセットアロケーションを取りあげます。6つのプロセスで誰でも自分の資産配分ができるように工夫をしました。

最後の第4章は資産設計塾応用編。具体的勉強法やメンタルコントロールの方法、金融商品の目利きをする、そしてプロに勝てる個人投資家になる、といった野心的な内容です。

という訳で現時点で資産設計に必要なすべての内容を網羅しました。

●お金があっても幸せとは限らないがお金が無いとできないことがある
投資はお金を殖やすのが目的ですが、お金だけがむやみにたくさんあっても幸せになれるとは限りません。お金は目的ではなく手段であり、お金を使うのには時間も必要です。

お金を殖やす前にやるべきことがあるのです。それはお金の目的を考え、具体的な金額と期間を設定することです。

●ミッションから必要なお金を考えていく
金額と期間を設定するにはまず自分の人生のミッションを考えなければはじまりません。それがわかればミッションを実現するために「いつまでにいくら」必要かを考えられるようになります。それをサポートするために本書には2つの付録も付けました。目標設定シート、資産管理シート、の2つのシートを作って紙に書いて確認することで相場に一喜一憂することなく資産設計をすることができるようになっています。

●「株の自動売買でラクラク儲ける方法」は存在しない
株式市場が堅調であることから投資関連の書籍が大量に出版されています。そのほとんどは「自動的に」「誰でも簡単に」「1億円作る」といった無責任な内容です。世の中そんなに甘いものではないのです。そこで、理論と実践のバランスの取れた個人投資家が本当に必要な資産運用法をできるだけわかりやすく書いてみたいと思ったのがこの本の執筆動機です。

昨年の7月28日に胆石で入院したときから書き始め、12月にようやく完成しました。よろしければ書店でご覧ください。こちらからも購入できます。
http://www.monex.co.jp/visitor/monex/news/book/index.html

読者の皆様からのご意見・ご感想などをいただければ幸いです。

今回の話のまとめ---------
●資産設計は理論→商品→組合せ、の順で学ぶのが効率的
●お金は目的ではなく手段
●人生のミッションから「いつまでにいくら」を考え、今すぐ行動しよう
ではまた来週・・・。

(マネックス証券 内藤 忍)

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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp までお送りいただければ内藤から回答いたします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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3.相場の世界 −第25回−
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本間宗久相場三昧伝

−利食い腰を強く、上げのうちの下げ−

 相場は非常に難しく、思い込みが激しいと完全に思い違いをしても気がつかない事が多いものです。完全に思い違いから大きな損をしても「運が悪かったから」「相場が悪いから」と言う事で済ませてしまう事もあります。自分が間違えていないかどうか良く考え、間違えていたらすぐに修正し、二度と間違えないようにしたいものです。相場も仕掛けのタイミングや投資方法、相場付きによっても違い、一つの方法だけを知っていても駄目な時があります。自分の経験を糧に相場に活かしたいものです。

 「底を見極め買い付け、余程の利分付き候節、相場、保ち合い候か、又少々引き下がる事あり。その節利足勘定等致し、先達上げの節売り返さざるを思う事あり。はなはだ心得違いなり。底を買い出す時は落ち引きなき前に、決して売らざるものなり。底の買い引き上げ、落ちになる迄買い重ぬるものなり、心得べし。」

 「底を見極めて買い、かなり利が乗ってきたような時に保ち合うとか少し下がるような事がある。そういった時に信用取引の金利なども考え少し前の高値で売っておけば良かった、と思うものです。でもそれは間違いです。底値近辺で買ったのだから底割れしない限り決して売ってはいけません。底値で買って上がっているのだからむしろ買い乗せをするべきである。」と言う意味です。どういう時に買い乗せするべきかを言っているのですがなかなか的を得ています。「利食い千人力」とも言いますが、利を伸ばすのもまた大切な事です。いくつかの銘柄を保有している時に利益の出ているものから売ってしまう場合がありますが、そう言った時も買い場とそれぞれの相場も良く考えて利食いするべきだと思います。どうしてもお金が必要な場合でも損切りの方が良い場合もあるのではないかと思います。

 「新米出初め、一、二俵方も高下あり、底にて保ち合い、五〜六十俵位も景気付き、又二俵余引き下げ、保ち合うことあり。この相場、買い方は退屈し、売り方は益々売り募るなり。この米決して売らざるものなり。売り方はここにて買い返すべし。この米、底より起き上がる米なり。上げの内の下げなり。すべて天井値段の時節を考うること第一なり。」

 「新米の相場で(米相場の話なので6月あたりに新米の相場が立ち始めるようです)上げ下げした後、底値で保ち合い、その後上昇した後、少し下がって保ち合いになることがある。こういった相場であると買い方は退屈し、売り方は益々売りたくなってくるものである。この時は絶対に売ってはいけない。もし売っているのであれば買戻すべきである。この相場は底値から上昇してきた相場で上昇トレンドの中の調整場面である。よく、天井の値段や時期を考えるべきである。」と言う意味です。相場の転機にありがちなもので大底からの上昇を単なる戻しと考えるか、上昇相場の始まりと捉えるかの違いがあると思います。長い事下げ続けた相場であるとか、三段下げの終了後は注意が必要です。二段上げ、三段上げの途中の調整であれば、「初押しは買い」と言う相場格言が生きて来ると思います。

※底値からの立ち上がり局面での相場の見方です。大底を付ける過程ではおそらく「もう良いだろう」「そろそろ底だろう」と何度か思った後、大底を付けるものです。下げ相場が身体に染み付いているため、少し上がったところですぐに売りたくなる事が多いと思います。何だか今の相場に良く当てはまりそうな気がします。 

 (マネックス証券 清水洋介)

 「相場の世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で feedback@monex.co.jp までお送りいただければ清水から回答いたします。

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4.投資信託基準価額
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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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1月21日    <金融列伝 NR その1>

 金融列伝、今回はスーパートレーダー・NR氏の登場です。NR氏は世界一有名なソ★ス・ファンドの旗艦ファンドの運用者で、ソ★ス一派のナンバー2でした。彼は巨大なポジションをトレードしていたので、世界中の証券会社が彼を追い掛けていましたが、同時に全てのセールスマンが彼を畏れていました。一風変わった行動、鋭い眼光、一切の嘘を許さない厳しさ・・・そういったことが、彼に近寄りがたい雰囲気を作っていたようです。今回は先ずNR氏との出会いを書きたいと思います。

 あれはもう10年近く前のことでしょうか、当時彼は”カンカンに”日本国国債をショートしていました(”カンカンに”とは、トレーダーの間で”目一杯に”という意味を表します)。即ち、日本の金利は上がると踏んで、金利が上がれば巨額に儲かり、金利が下がれば巨額の損をするポジションを持っていた訳です。私は当時、前職の大手米系証券会社で、円金利関連リスクの責任者(円債券・円スワップなどのトレーディングの責任者)を務めていました。そんな或る日、セールス氏がNR氏を連れてきました。私は会うのは初めてだったのですが、セールス氏はミーティングの冒頭からかなり緊張していました。
 NR氏曰く「円金利の市場はどうだ?」。私はそれから延々と、平然と、そして極めて明白かつ強い調子で、これから当分の間日本国国債の金利はきっと下がり続けるであろう、そしてその理由は斯斯然然(かくかくしかじか)と説明しました。つまり私は、NR氏の判断は間違っているということを暗に、しかし強く主張した訳です。脇に座っているセールス氏は居ても立ってもいられない様子で冷や汗を掻いていましたが、NR氏は微動だにせず、鋭い目つきで私の話を聞いていました。

 セールス氏が話題を変えようとすること数回、NR氏はそれを抑えて私に2つだけ質問をしました。それは極めて簡潔ですが、とても重要な論点だったと思います。私が答えるとNR氏は笑いもせず、単に「サンキュー」と言って握手をし、そのまま帰って行きました。(長くなったので、あとは次回に「つづく」とさせて頂きます)

追伸:本日、平成17年3月期・第3四半期業績発表を行いました。併せて、   「マネックス−フルトン アジア ファンド・オブ・ヘッジファンズ」   の設定に関する発表も行いました。資料は全てMBHのホームページに   掲載されておりますので、是非御確認下さい。


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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp


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6. 30名様にプレゼントが当たる! 知ってトクするカウントダウンクイズ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・

マネックス証券と日興ビーンズ証券の商品やサービスに関するクイズコーナーです。今回は翌週の26日水曜日までに下記ウェブサイトからご回答ください。見事正解された方には、バレンタインデーにちなんで『生チョコ(24個入)』を抽選で30名様にプレゼントいたします。ふるってご応募ください。

商品:シュークリームス 口どける生チョコ(24個入)

濃厚なチョコレートの香りと、なめらかな舌ざわりが最高の生チョコ。南国の空気のように魅惑的な香りの、タヒチ産の天然バニラビーンズに、ベルギーの最高級チョコ、コクのある生クリームを贅沢に使用。優雅な甘さの中にも、苦味とコク、絶妙な酸味を伴っていて、まさに大人の為のチョコレート。
http://www.umai-mon.com/user/images/product/9349.1.jpg

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【第1問】

マネックス証券では、お申込みいただくと保有株式が信頼度の高い他の金融機
関に貸出すなどして運用され、その対価として貸株金利を受け取ることができ
る貸株サービスを取り扱っております。それでは、貸株している銘柄に配当が
生じた場合、郵便局にわざわざ出向いたり、銀行振込の手続きをとるなどの手
間が省け、配当金相当額を確実に受け取ることができるサービスの名称は、以
下のうちどれでしょうか?

1. 貸株台帳
2. 貸株通帳
3. 貸株帳簿

ヒントはこちら>>
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kashikabu/index_katsuyo2.html

【第2問】
日興ビーンズ証券では、フィスコ、QUICK、株式新聞社など、多数の情報ベン
ダーからの質の高い情報を、無料で提供しております。それでは、フィスコお
よび株式新聞社によるリアルな市場動向のコメントを無料で配信しているサー
ビスの名称は、以下のうちどれでしょうか?

1. マーケットニュース
2. マーケットかわら版
3. マーケットライブ

ヒントはこちら>>
http://www.nikkobeans.co.jp/ServiceInformation/1/guest/G100/srv/m_live.htm

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◎プレゼント応募要領◎ 

下記のURLにアクセスしていただき、クイズの答え、住所、氏名、メールアド
レス等を入力してください。何か一言、コメントをつけていただけると幸いで
す。

https://www2.monex.co.jp/j/countdown_quiz/

締切日 :2005年1月26日(水)
抽選日 :2005年1月27日(木)
お届日 :2005年2月12日(土)

※当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。

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 ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)
 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
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