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マネックスメール<第1345号 2005年1月26日(水)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.10年後に笑う!マネープラン入門
3.フィデリティと考えるこれからの投資
4.HSBCの中国情報
5.投資信託基準価額
6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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メディシノバ・インク(4875)、ワイエスフード(3358)、
ワールドインテック(2429)、デジタルスケープ(2430)、
ディー・エヌ・エー(2432)、グリーンホスピタルサプライ(3360)、 丸誠(2434)、アールシーコア(7837)
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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1.相場概況
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米国株高を受けて買い先行で寄り付いたあとは小動きの展開
日経平均 11,376.57 (△ 99.66)
日経225先物 11,370 (△100 )
TOPIX 1,144.89 (△ 6.86)
単純平均 426.88 (△ 2.29)
東証二部指数 3,234.62 (△ 16.68)
日経ジャスダック平均 1,856.37 (△ 0.92)
東証一部
値上がり銘柄数 974銘柄
値下がり銘柄数 463銘柄
変わらず 155銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 135.58% +6.39%
売買高 16億5630万株(概算)
売買代金 1兆1068億3600万円(概算)
時価総額 352兆3162億円(概算)
為替(15時) 103.48円/米ドル
米国株高を受けて買い先行の始まりとなりました。先物も買い気配からの始まりとなり、為替が円安に振れたこともあってハイテク銘柄や輸出関連銘柄も押し目買いや買戻しで堅調な動きとなりました。
寄り付きの買いが一巡した後は目先筋の利益確定売りや戻り売りに押され上値の重い展開となりましたが、先行きへの懸念も薄れているかのように、売り急ぐ動きはなく、落ち着いた動きとなりました。先物への散発的なまとまった買いで上値を試すような動きも何度かあったのですが、上値は重く、抜けきれないまま前場の取引を終了しました。
後場にはいっても状況は殆ど変わらず小動きに終始する展開となりました。後場の寄り付きは若干売物がちで始まったものの、下押す動きともならず、すぐに切り返し、指数は上値を試す動きを続けましたが、前場同様、上値を一気に抜けるような動きとはならず、先物も上値の板の厚さに積極的な買いが手控え気味となりました。
結局大きな動きのないまま引け際まで上値の重い動きが続き、最後は目先筋の利益確定売りや見切り売りで上げ幅を縮小して引けました。先行きに対する不安もある程度払拭された感じですが、目先のディーリングが中心の動きであるだけに利益確定や見切る動きは早めに出てくるようです。
個別にはここのところもたついた動きとなっていた、自動車株やハイテク銘柄の一角が高く、銀行株はまちまちの動きとなりました。寄り付きに一気に高くなった後は動きが少なかっただけに、出来高や上げ幅、また、値上がり銘柄数が多かった割に、相場の雰囲気は盛り上がりに欠け、あまり芳しくない感じでした。ジャスダック指数はほぼ横ばい、東証マザーズ指数も軟調となり、利益確定売りが先行した格好で、小型銘柄は一服感の強い相場展開でした。
(マネックス証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
☆日経平均・TOPIX☆
転換線までの戻りとなりました。「ミニ三尊天井」の「ネックライン」の位置までの戻りとも考えられますが、「窓埋め後の戻りの過程と考え、雲のねじれているあたり(2月始めころ)まで堅調な動きを続けるのではないかと思います。ストキャスティックスに続き、RSIでも買いのシグナルとなり、戻りを後押しする格好となっています。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
上値の重い状況が続いていますが、底堅い動きと言えます。基準線が上昇に転じるまではもたついた動きが続くものと思います。その間にRSIやストキャスティックスが落ち着いてくれば買い場を提供してくれるものと思います。→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
堅調な動きを続けていますが上値が重くなってきました。高値圏での「十字足」ということで転換点かもしれません。明日の寄り付き安ければ売り、高ければもう一段高を期待する、といったところでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
基準線は抜けてきたのですが雲に頭を押えられた格好となりました。基準線がサポートとなった格好になっていますが、基準線も下げ止るところなので、この水準で粘れば、雲に突っかけるような動きになるものと思われます。→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
◆個別銘柄◆ ハイテク銘柄を中心に堅調なものが多く、新興市場銘柄は一服カゴメ(2811) 1,166円(△18):100株単位
2004年4−12月期の連結経常利益が、前年同期比72%増と大幅増益となったことを好感して買いを集め、3日続伸となりました。
トヨタ(7203) 4,050円(△60):100株単位
米国株式市場が5営業日ぶりに反発したことや、海外市場で円相場が1ドル=104円台に下落したことを好感して買いが入り、反発となりました。
前田建(1824) 553円(△21)
2005年3月期の高層マンション受注高が前期の2倍以上となる見通しと報じられたことで、一層の業績拡大期待から買いを集め、変わらずを挟んで4日続伸となりました。
三洋信販(8573) 7,120円(△80):100株単位
2004年4−12月期の連結経常利益が、前年同期比24%増となり、純利益も231億円と同約2倍に膨らむなど、大幅増益を好感して買われ、反発となりました。
ゼクー(2758) 369円(▲80):1株単位
昨年8月に実施した第三者割当増資を引き受けた法人の実体が不透明で、増資後に解散したとの一部報道を受け、前日は一時売買停止となっていましたが、本日になり詳細を発表。しかし、経営の不透明感や混乱を嫌気して売りが先行し、ストップ安となりました。
花 王(4452) 2,425円(▲85)
2004年4−12月期の連結経常利益が、前年同期比3%減となったと発表したことで、業績の悪化には敏感に反応する地合の中、売りを集めて3日続落となりました。
洋インキ(4634) 454円(△38)
横浜国立大学と共同で自動車用塗料などに用いる顔料から電極材料を形成する技術を開発し、燃料電池自動車向けの水素検出センサーとして2005年度中の実用化を目指すと一部で報じられたことを手がかりに買われ、大幅続伸となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料株ばかりが並んでいます。
東証一部値下がり上位
業績悪化銘柄とディーリングが一段落した銘柄が上位を占めています。
東証1部売買高上位
個人投資家というよりも証券会社の自己ディーラー好みの銘柄が並んでいます。
東証1部売買代金上位
いつもの銀行株、優良株に加え花王(4452)が上位に入ってきました。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
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2.10年後に笑う!マネープラン入門 第74回
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20代からの差をつけるマネープラン(8)
○今年の提案 5つめの口座
お金上手な人は、管理がうまい。
収入が多くて管理が下手な人より、多少収入が少なくても、管理が上手い人のほうが、なんとなく優雅でスマートな生活を送っているものだ。
上手なお金の管理のために、目的別に4つの口座を持つことを勧めている。 ひとつめは、生活口座
ふたつめは、緊急費口座
みっつめは、特別費口座
よっつめは、殖やす口座だ。
これらの口座については、次回以降、もう少し詳しく説明する。
今日提案したいのは、5つめの口座だ。
○4つの口がある貯金箱?
先日、あるコラムを読んでいたら、以前アメリカでコインの入れ口が4つある貯金箱が人気を呼んだそうだ。中も4つに仕切られている。つまり、もらった小遣いを、目的に応じてそれぞれの口から貯金箱に入れるのだ。
ひとつは、使うお金。
ふたつめは、貯めるお金。
みっつめは、投資するお金。これは、小学校で株式投資プログラムを持っているところもあるというアメリカらしい。
そして4つめが、寄付するお金だ。
先日、アメリカの独立宣言文を読む機会があったが、そこには「神」のもとでの自由と平等がうたわれていた。理想は風化して世俗化が進んでも、聖書の思想は、アメリカの文化に影響を与えつづけているのだろう。
「旧約聖書」は、キリスト教だけでなくユダヤ教やイスラム教の聖典でもあるが、ここには寄付(献金)が善行としてでなく、義務として書かれている。 自分の収入の一部を、自分や家族のためだけでなく、他人の必要のために使うことは、人として当然するべきことで、それを行うことによって神からの祝福があるというのが、旧約聖書のの献金に関する教えの、私なりの要約だ。 一定の宗教を持つ人なら、その宗教団体やその団体が運営するNPOなどに寄付するのが自然だろうし、そうでない人は、自分の価値観に合う慈善事業などへの寄付するのが納得できるだろう。
○いくら寄付すればいいか
貯蓄・投資するお金は、年収の1割が目安とつねづねお話している。
では、寄付はいくらしたらいいだろう。やっぱり目安が欲しいね。
日本には、もともと寄付するという習慣がないので、寄付体験は赤い羽根と年末助け合いにコインのみ、という人も多いだろう。そういうビギナーには、「まず1%」を提案している。
月30万円の給料の中から3000円、70万円のボーナスの中から7000円。毎回数千円単位だが、年間では50,000円になる。ちょっともったいない気もするが、できない金額ではない(よね?)。
スマトラ島沖地震・津波のあるNPOの広告を見ていたら、2万7000円で、家族5人が暮らせる仮設住宅が1つ建つそうだ。このところの円高で、2万5000円で1軒になったかもしれない。ほんとに円パワーはすごい。あなたが年間1%分を寄付するだけで、家が2つ建って家族10人が生活できるのだ。
先の貯金箱を輸入しても、日本で売れるまでに、まだ数年はかかりそうだ。 こどもに教えるには、大人が実践していなければ、むずかしい。投資については、だいぶ明るくなってきた。20代読者が親になる頃には、投資未経験者は、ずいぶん減っているに違いない。母親が小学生の娘に、父親が中学生の息子に株式や外貨について、失敗談を交えて教える日も遠くないだろう。
だが寄付は、もしかしたら、投資よりずっとずっと遅れているかもしれない。 読者の中にはマネックス・ポイントから寄付した人もいるだろう。でも、もう一歩踏み出してみない?
自分の楽しみや、自分の将来のための蓄えを少し削るには、痛みがともなうけれど、その痛みはきっと消費や投資では得られない満足をもたらしてくれる。そしてきっとクセになる(ちょっとマゾっぽいか?)
○寄付のための専用口座を
貯蓄・投資上手な人は、天引きや自動積立などのシステムを使って、労せず貯める・殖やすを実践している。忙しい毎日なのだから、手間隙がかかることは続かないのだ。寄付も同じ。寄付する気持ちはあっても、めんどうだと、つい行きそびれてしまう。ので、ここでもお勧めしたいのは自動寄付システム。
ユニセフやワールド・ビジョン、日本フォスター・プラン協会などには、一度手続きをすると、毎年あるいは毎月一定額が自動引き落とし(寄付)されるシステムがある。寄付の使途を特定しない方法と、地域や目的(子供の教育など)と決める方法とがあるのがふつう。自分が興味がある分野や団体をネットで調べてみよう。
生活口座から引き落としてもいいが、おすすめは、寄付口座を別につくり、月のあるいは年間の寄付目標額分をそこに振り替える方法だ。つまり寄付専用の5つめの口座を作るのだ。株式投資の儲けの一定割合を、ここに入れてもいい。
私は、郵便局の口座を寄付専用にしている。毎月の収入から一定額をそこに入金し、約半分を決まった機関に自動送金する。差額が貯まってある程度の額になったら、年に数回「ここ」と思ったところに寄付する。これが私のアロケーション。給料から自動寄付、ボーナスから任意寄付としてもいい。
郵便局なら、いくつかのNPOには手数料無料で送金できるし、手数料がかかる場合も130円と安いのがうれしい。
で、読者への最後のチャレンジ。貯蓄や投資は10年後20年後の自分へのプレゼントだ。収入の最低1割が目標。寄付は「今」助けを必要としている人へのプレゼント。1%からスタートしてやがて収入の1割まで増やしたい。どう?
(フィナンシャル・プランナー 中村芳子)
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3.フィデリティと考えるこれからの投資
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藤沢久美さんに聞く女性のための投資プラン(その7)
前号に引き続き、女性にとっての投資のあり方をソフィアバンク副代表の藤沢久美さんに聞いてみました。今回が最終回となります。
●キャリア重視なら投資信託を
貯蓄や投資に関しては誰しも不安に思ったりすることはあるはずです。シティリビングの「金融アンケート」(2004年5月)で浮き彫りになったことをここでご紹介しておきましょう。みなさんももしかしたら同じ悩みを抱えているかもしれませんね。
■ 貯蓄や投資に関してわからないこと(複数回答)
どの金融商品がいいのか・・・60.9%
リスク・・・53.6%
金融商品の内容・仕組み・・・52.8%
税金や諸経費・・・35.7%
手続きが面倒・・・29.2%
購入方法・・・19.3%
いくらから買えるのか・・・15.3%
その他・・・1.8%
株式などを自分で直接売買できるようになるためには、それなりの手間と時間をかけて勉強しなければなりません。でも、昔から「タイム・イズ・マネー(時は金なり)」と言われるように、お金と時間の使い方は同じだと思います。自分のキャリア形成のために時間を費やすなら、資産運用のための時間はお金で買えばいいのです。
投資信託であれば運用をプロに任せてしまえるので、本来は投資にあてるべき時間を節約できます。投資の本質は、早く始めて長く続けることです。難しく考えすぎると躊躇してしまいますが、自己投資だと思えば一歩前に踏み出せるのではないでしょうか。
幸いなことに、今は投資を始めるにはいい時期です。日本にも投信評価会社が登場してから10年が経ち、よいファンドとそうでないファンドがはっきりしてきました。私が個人的によい商品だと思うのは、純資産が堅実に増えているファンドです。急増することも急減することもなく安定的に増えていれば、結果的にパフォーマンス面にも期待を持てるはずです。もっとも、今まで買ったことのない人がいきなり自分自身で商品を見極めることは困難かもしれません。だから、自分にとって最も身近な存在で、安心して取引できる販売会社が取り扱っている商品のなかから選ぶのがいいでしょう。
「女性のための投資プラン」と題して7回にわたってお届けしてきましたが、最後にまとめとしてポイントを3つあげておきましょう。
■ 投資以前に、まずはふたつの自立を目指しましょう
経済面と精神面での自立がこれからの女性の大前提となります。
■ 投資は自分磨きの自己投資と位置づけましょう
投資で培った経験や知識が自分を成長させる糧となります。
■ 少しでも早く、できるだけ長く投資しましょう
少額でもいいから、すぐに投資を実行することが肝心です。
これらの点を理解して、みなさんご自身の投資プランを実践していただきたいと思います。
藤沢久美さん…ソフィアバンク副代表。セミナーやマスコミなどで活躍中。NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスターも務める。
フィデリティのファンドはマネックス証券・日興ビーンズ証券でお申込みいただけます。
当資料はインタビューをもとにフィデリティ投信が作成していますが、内容の正確性、完全性について当社が責任を負うものではありません。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
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4.HSBCの中国情報
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究極の付加価値を求める消費
中国の経済は順調に拡大傾向を辿っています。昨年、当局による2度の過熱抑制策が採られましたが、2004年のGDP成長率は概ね9%の半ばに達したと思われます。この景気を牽引している要因の1つに消費の拡大があります。
近年中国における消費の拡大を牽引してきたのは主に、上海や北京を中心とした沿岸部の大都市圏です。上海や北京、広東省の1人当たりのGDPは既に5,000米ドル前後に達しているとも言われ、自動車等に代表される高額耐久消費財を中心に消費急拡大の兆候が出始めていると言っても過言ではありません。
中国の1人当たりのGDPは一昨年、消費拡大期に入るといわれる1,000米ドルを越えました。上昇する可処分所得を背景に中国においても、快適性や満足感を求める消費性向が高まる傾向が現れています。11月の消費関連の統計では、小売売上高が前年同月比13.9%の伸びを記録しており、個人消費が活発化していることが読み取れます。
この統計の中身で特に目を引いたのは、化粧品類+26.8%、金銀宝飾品類+27%の伸びです。化粧品や金銀宝飾品は、生活にある程度の余裕が無ければ購入できません。この分野が伸びているということは、中国の人々が確実に豊かになりつつあることの現れといえます。昨年末に中国で「人造美女(整形美人)コンテスト」が開催されました。あの楊貴妃もライチを沢山食べて美を追求したといわれていますが、最近は若い人達の間で、整形がちょっとしたブームとなっており、一部の金融機関では、美を求める一定の条件を満たした女性を対象に2,000元〜50,000元まで融資する「美容美体ローン」の取扱いを開始したとのニュースもあります。このニュースは極端な例かもしれませんが、美という究極の付加価値を求める人々を対象とした「整形ビジネス」が既に中国で成立しているという事実は、予想以上のスピードで消費熱が高まっていることの現れでしょう。
女性の美に対する欲求(もちろん男性も同様かと思いますが)の高さは、世界共通ですが、上記の事実は先進国ばかりではなく、中国においてもいち早く裕福になり始めた沿岸部を中心に、衣食住が足り、「美」という究極の付加価値を先進国並みに求める人達が確実に増加傾向を辿っているということを如実に物語っています。今後、様々な付加価値を求める消費が中国経済の牽引役として、ますます期待されるのではないでしょうか。
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投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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1月26日 <繁閑>
繁閑のギャップを如何に埋めるかは、多くのビジネスが抱える共通の問題です。真夏の午後2時の電力需要に耐えうる発電設備を造ると、全体のコストが上がってしまう−その手の問題です。オンライン証券にも同様の問題があります。
この問題は、主に装置産業の問題かというと、そうでもありません。「小さな飲み屋には大勢で押しかけないべきだ」というのは私の持論です。大勢で占拠してしまうと他のお客さんが入れなくて他所に行ってしまい、一方団体では毎日行けないので、結果として或る期間で見ると空席が増えてしまい経営を圧迫する。従ってお気に入りの小さな店に愛するあまり大勢で行くことは、却って迷惑となりうるので避けるべきである。と、まぁそう考えて、実践しています。
この問題はいずれにしろ「ハコ」を持って営業をしている者だけの悩みかと思っていたのですが、更に広い分野での問題であることを最近知りました。名古屋に出張して一泊した時のことです。夜に部屋でマッサージを受けた所、おばさんが私を揉みながら、「やっぱり愛知万博には大勢来るのかしらねぇ・・」と、暗い声で聞くのです。質問の内容と声のトーンのギャップが不思議なので、揉まれながら話した所、要は、「万博で観光客がいっぱい来る」→「ホテルが予め満員になる」→「比較的間近になって宿を取ろうとするビジネスマンが泊まれなくなる」→「マッサージのお得意さんは観光客よりはビジネスマンなので、愛知万博は不安材料である」という理論展開でした。う〜む。これは中々深い。恐らくおばさんの分析は正しいでしょう。需要の平準化、需給のマッチングは、あらゆるビジネスの永遠のテーマですね。
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