マネックスメール 2005年2月14日(月)

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マネックスメール 2005年2月14日(月)

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 マネックスメール<第1357号 2005年2月14日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.バンガード・海外投資事情 第161回
 3.オルタナティブのランダム・トーク
 4.資産設計への道 
   〜その157 ビジョンとミッションに基づく合理的投資を!内藤 忍 5.投資信託基準価額
 6.マネックス社長 松本大のつぶやき
 7.合併・システム統合案内 −第13回−

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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

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1.相場概況
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米国株高への反応も鈍く、堅調なながらも伸び悩み

日経平均            11,632.20 (△ 78.64)
日経225先物         11,640 (△110 )
TOPIX            1,168.61 (△ 7.91)
単純平均             437.47 (△ 2.32)
東証二部指数           3,371.52 (△ 18.74)
日経ジャスダック平均       1,897.06 (△ 8.58)
東証一部
値上がり銘柄数          901銘柄
値下がり銘柄数          554銘柄
変わらず             149銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ            110.95% -0.59%
売買高            18億3735万株(概算)
売買代金        1兆5046億5400万円(概算)
時価総額          359兆8126億円(概算)
為替(15時)          104.83円/米ドル

◆市況概況◆
 日本市場が3連休となっている間に米国市場が堅調な動きとなっていたこともあって、買い先行の始まりとなりました。日本市場でも連休前に好調な機械受注統計を受けて先高観もあっただけに素直に買いとなったようです。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は目先筋の利益確定売りや戻り売りに押され、上げ幅を縮小する場面も見られました。買い方の回転が効いているところだけに利益を確定しようという動きも多かったようです。

 その後は押し目買いや買戻しから堅調な動きとなりましたが、日経平均で今年に入ってからの高値をつけたこともあって目先の目標達成感と言うことから積極的な買いも手控え気味となりました。先物も勢い良く始まった好業績銘柄も方向感はなくディーリング中心の動きとなりました。

 後場に入ってからは一段と方向感のない展開となりました。為替の影響も少なく、円高になったにもかかわらず輸出関連銘柄もしっかりとした動きとなり、また、寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人の売買動向の株数が売り買い共に多くなっていたにもかかわらず、昼の市場外取引の金額は小さく、市場への影響は殆どありませんでした。

 13:30には12月の鉱工業生産指数の確報が発表になり、上方修正となりましたが反応はなく、14時に消費者態度指数が発表になっても反応がなく、何の材料にも反応せず、押し目買いと戻り売りばかりの狭い範囲での動きとなりました。先物には散発的にまとまった売り買いは出るものの追随する動きもなく、先物市場の参加者が皆10円を取るのに汲々としているような感じでした。
 結局引け際も大きな動きはなく、日経平均の後場の値幅は大引けで売られるまで24円弱とほとんど動いていない、と言う感じになりました。出来高も後場になって細り気味となりましたが、それでも引続き東証一部の売買高15億株を超える商いとなりました。ただ、大引けで売られ後場の安値引けとなり、出来高も多く、売買代金も1兆5,000億円を超えている割に値幅が小さいことから、何となく盛り上がりに欠ける展開となりました。

 (マネックス証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
 日経平均・TOPIX

 しっかりと遅行線が日々線を割り込まないように上昇してきました。高値をつけてきたことで基準線も上昇し堅調な動きとなるのではないかと思われますが、RSIやストキャスティックスも高値圏に入ってきており、遅行線と日々線の「天−天」一致の形となる可能性もあり、上値の重い展開となる可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 日経ジャスダック平均

 じりじりと高値をつけて上に抜けた格好となっています。RSIやストキャスティックスが上値に張り付いた格好となっており、一服となる可能性も出ています。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 債券先物

 一気に雲の下限までの下落となりました。遅行線は雲にサポートされた形で、この水準で下げ止りそうです。遅行線が日々線を割り込み、基準線も下落に転じたことで上昇トレンドが変わったと考えられますが、目先的には下落も一服となりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 為替(ドル円)

 ドルの上値を試したあとの調整局面となっています。雲の上限に押えられた格好で下落を続けていますが、このまま雲の上限レベルで雲に沿っての動きとなるか、基準線や雲の下限までの下落となるかといった感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

◆個別銘柄◆ 主力銘柄は堅調な動き
東エレク(8035) 6,500円(△210):100株単位
 2005年3月期の年間配当を従来予想の30円から45円に上方修正すると発表したことを好感して買いを集め、大幅高となりました。米株式市場でハイテク株が上昇したことも、上昇を後押ししたようです。

ニッポン放(4660) 6,880円(▲960):10株単位
 フジテレビ(4676)が同社に対する株式公開買い付けの目標株数を当初の50%超から25%へ引き下げると同時に、ライブドア(4753)をけん制する発表を行なったことを受け、買収戦が長期化する可能性が出てきたことから、売りが先行していました。

アマダ(6113) 649円(△19)
 2004年4−12月期の連結経常利益が前年同期比13倍となった他、先週末に発表された機械受注統計で1-3月期の受注額見通しが大幅増となったことなどを好感して、引き続き買われていました。板金加工機械事業の欧州戦略を強化すると報じられたことも材料視されているようです。

スカイマーク(9204) 349,000円(△34,000):1株単位
 グリーンスタジアム神戸の球場命名権を神戸市から買い取り、本日から同球場の名称を「スカイマークスタジアム」としたことで、知名度向上による利用者拡大期待を手掛かりに買われました。

三菱東京(8306) 1,000,000円(△11,000):1株単位
 前週末に三井住友(8316)と大和証G(8601)が経営統合すると報じられたことで、業態をまたいだ再編期待から金融関連株が買われた流れに乗り、1月20日以来となる100万円台を回復しました。

日シス技術(4323) 1,070円ストップ安売り気配:100単位
 売上高を不正計上していた疑いが発覚した他、2005年3月期の連結経常利益予想を、従来より8億円少ない2億5000万円に下方修正すると発表したことを嫌気して売られました。財務諸表の虚偽記載で東証から監理ポストに割り当てられたことも売りに拍車をかけたようです。ストップ安売り気配となっていました。

ひまわり(8738) 211円(▲41)
 2005年3月期の連結最終損益が、従来予想から一転して14億5,000万円の赤字になりそうと発表したことを嫌気した売りを浴び、大幅続落となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 道路株や損保株が顔を出して来ました。

東証一部値下がり上位
 業種を問わず業績を下方修正したような銘柄が売られています。

東証1部売買高上位
 銀行株、証券株など金融株が中心になっています。

東証1部売買代金上位
 銀行株、証券株がますます賑わって来ました。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。」

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

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2.バンガード・海外投資事情 第161回
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「バンガードのチーフ・インベストメント・オフィサー、
インデックス運用を語る(その2)」

 先週に引き続き、バンガードのチーフ・インベストメント・オフィサー、ガス・ソーター氏にインデックス運用について語ってもらいます。

 インタビュアー(I):採用ベンチマークによる違いはありますか?

 ソーター氏(S):あると思います。目標とする市場セグメントの投資スタイルとパフォーマンスを正確に反映しているのが理想的なベンチマーク・インデックスです。 約2年前、バンガードは7つの米国株式インデックス・ファンドのベンチマークとしてMSCIインデックスを採用しましたが、このベンチマークは、私たちがベンチマークに期待していた、投資スタイル、セグメント、構成、リバランシング方法をよく表しています。MSCIインデックスは、浮動株調整のほかに、境界線をオーバーラップさせる時価総額サイズの区分方法や成長株とバリュー株の定義づけなど、さまざまな観点から構成銘柄を規定しているのが特徴です。

 このため、MSCIベンチマークは目標とする市場セグメントの動きをかなり正確に反映しています。さらに、適切なリバランス基準により過度な銘柄入れ替えは抑えられ、結果としてポートフォリオ運用上、より低い運用コストと高い税効率を実現しています。

 (I):他のインデックス提供者もベンチマークを見直していますか?

 (S): はい。このようなMSCIのベンチマーク・インデックスの開発・改良の動きが他のインデックス提供者を触発したのではないでしょうか。最近、スタンダード・アンド・プアーズは、ベンチマークの浮動株調整をすると発表しました。 さらに、スタンダード・アンド・プアーズとフランクラッセルの両社は投資方法論そのものの見直しをしています。

(注:浮動株調整をすることにより、インデックスの構成銘柄のうち市場に流通しない株式が排除され、それ以外の浮動株のみの比重で時価総額が決定されます。結果としてより現実に即したパフォーマンスが得られます。市場に流通しない株式とは、親会社が持つ子会社株や企業同士の持ち合い株などの「固定株」を指します。)

 我々がファンドに相応しいベンチマークを常に見直しているように、インデックス提供者もベンチマークの改良に余念がありません。ベンチマークは年々精度が高まっており、それは結局のところ、投資家の利益に繋がっていくのです。

 (I):インデックス・ファンドの運用・管理にあたって、ベンチマーク以外では何が重要ですか?

 (S): コストは重要です。 ファンドの純収益(投資家に還元されるリターン)は、ファンドの運用コストに大きく左右されます。

 そして何より、ファンド・マネージャーの能力も極めて重要です。 技量の高いインデックス・ファンド・マネージャーは、ファンドのキャッシュフローを効率的に運用・管理し、構成銘柄の入れ替えコストを最小限にとどめます。このようにしてはじめて、インデックス・ファンドは、目標とするベンチマーク・インデックスに正確に連動させることができるのです。

※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンドの組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたても可能ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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3.オルタナティブのランダム・トーク
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「オルタナティブは長期投資? (2)プライベート・エクイティ編」

 ヘッジファンドによっては、ロックアップという投資家がファンドを換金できない期間が、例えば1年間、長いもので3年間というものもあります。ただ、仮にロックアップがあったとしても、期間後には月次や四半期次に換金できるものがほとんどです。

 これと比べるとプライベート・エクイティは7年から10年間のファンドが中心であり、運用会社の裁量により2〜3年間の延長の可能性もあります。投資家は、自分が保有しているプライベート・エクイティ・ファンドを第三者に売却することは場合によって可能ですが、基本的に換金は不可能です。

 言うまでもなく、プライベート・エクイティに出資する投資家は長期投資の覚悟が必要です。プライベート・エクイティに投資することをコミットメント(commitment)と言います。まさに、「結束」ですね。

 なぜ、それほど長い期間が必要なんでしょうか?

 そのひとつ。有望な投資案件を発掘しなければならないからです。ソーシング(sourcing)と言います。優良なプライベート・エクイティ運用会社の重要な目利きでありますが、だからと言って、ダイヤになるような石ころがいつも手元にあるという訳ではありません。

 参り込んでくる案件は数多くても、検討する程度の案件に至るまでかなり数は絞り込まれ、そこから更に投資案件として最終決定されるまで何回のレベルのデューデリジェンス(時前調査)が必要になります。流動性がない投資対象なので、判断が間違ったと後で気が付いても売却して仕切り直すのも難しい。だから、この入り口がプライベート・エクイティの最初でのレベルのリスクマネジメントにあたります。投資家としては、運用者が有望な投資案件を発掘するまでじっくりと調査することには利害が一致するはずです。

 次は、実際に投資した後です。ここからが本勝負です。プライベート・エクイティの場合は、上場している株式とは違い、自分が投資した後に他に多数の投資家が相次いで買ってくれて株価が上昇する訳ではありません。あくまでも自ら手を入れて、財務・業務リストラ、合併・買収、経営・営業支援などにより、その企業の再生や成長からのバリューアップを図れなければなりません。でなければ、次の買い手が見つかりません。プライベート・エクイティ運用会社および投資家にとって良い売り値のエグジット(Exit)、出口により長期間の投資の成果が左右されます。このバリューアップとエグジットというプロセスにかなり時間がかかる場合が多いということは想像できると思います。
 しかも、プライベート・エクイティは投資期間が長いだけではなく、投資案件から生じる投資家へのキャッシュフローは、真っ直ぐな曲線ではなく、J-カーブによって描けられます。これは、どういう意味か?このテーマについては、また来週お会いしましょう。

渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一とヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com

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4.資産設計への道〜その157
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2月25日(金)の大阪で開催する『マネー運用を学ぶ@マネックス』はまだ若干お席に余裕があるようです。関西地区の方は是非!
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
「資産設計塾」も好評をいただき4刷が決定しました。マネックスメールの読者の方には資産運用に関する頭の整理ができる本です。
http://www.monex.co.jp/visitor/monex/news/book/index.html
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ビジョンとミッションに基づく合理的投資を!

相変わらず株式投資の関する書籍が大量に出ています。3000万円、1億円、毎月10万円と景気の良い数字がタイトルに踊っていますが、そんな本を読んでいる人たちに聞きたいのは「あなたはいくらあれば幸せになれるのですか?」という素朴な疑問です。

●資本主義の現実と「プライスレス」
お金で買えない価値がある、というカード会社のCMコピーにはうなずける部分があります。しかし一方でお金が無ければできないことがあるというのも資本主義の現実です。

だからと言って某企業経営者のように「お金で買えないものは無い」と豪語するのもちょっと極端な考え方です。

皆が欲しいのは「お金」ではなく「幸せ」であるはずです。お金が無くても、幸せだと思う人もいれば、お金があっても幸せになれない人もいます。

個人投資家とお金の関係は簡単なようで難しい要素を含んでいます。個人的には身の丈に合ったお金を獲得するための合理的な方法を考えるのが良いと思っています。それをどうやって実行するかについてお話します。

●投資のリターンは人生の目的ではない
自分で選んだ株が値上がりして儲かったら、楽しいのはよくわかります。自分が思ったとおりに動くのは気持ちが良いものです。しかし資産運用の目的とは何なのでしょうか。リターンをあげて快感を得るのが本当の目的ではないはずです。

投資の目的はリターンをあげることによって資産を殖やし、それを使って自分のやりたいことを実現することではないでしょうか。つまり投資のリターンは目的ではなく手段に過ぎないのです。

とすればやみくもに資産を殖やそうとして無意味なリスクを取るより自分が必要とするお金を作るのに必要なリスクを効率的に取った方が合理的だといえるでしょう。使わないお金を持っていても意味が無いのです。

資産運用の目的と手段を勘違いしている個人投資家が世の中にはたくさんいます。マネックスの勉強会でも商品の説明をはじめる前に「いつまでにいくら」必要か認識しているかを参加者の方に聞いていますが、意外に答えられる人は多くはありません。

●投資を真面目に考える人へ
そんな観点から投資を考える場合、銘柄選択はおろかアセットアロケーションを決定するより前にやっておくべきことがあります。それはミッションとビジョンの決定です。

ミッションとは人生における究極の目標。そして、そのミッション実現のための具体的な目標がビジョンです。ミッションは普遍性の高い長期の人生観のようなもの、ビジョンは短期の具体的な目標と考えればよいでしょう。

ミッションもビジョンも最初から完璧なものを作るのは大変です。また年月とともに変わっていく可能性もあります。まずは何かを作ってみてそれを改善するというスタンスで「早くはじめる」ことが重要です。

●まず自分の夢を全部書いてみる
どうしたら良いかわからない時はまずビジョンを考えましょう。自分のやりたいことを何でも書き出してみるのです。趣味、仕事、健康、家族、友人関係などどうなりたいのかを考えてみます(拙書「資産設計塾」では付録シート1にフォーマットを用意しました)。

そしてそれらの中から自分の本当にやりたいこと、なりたいもの(例えば「世の中に役に立ちたい」「人から好かれたい」)を見つけていくのです。

書いたものを手元に置いて眺めていると追加修正をしたいと思うようになります。そうやって少しずつ改善していけば、最終的に自分の思っていることにピッタリとフィットしたミッションとビジョンが完成するでしょう。

●資産運用は自分の夢・目標との競争である
夢・目標の実現に必要なお金をどうやって作っていくのかを考える。このような視点で資産運用をとらえれば合理的な資産運用戦略を考えていくことができるようになります。

運用の成果は他人と比較して優劣を競うものではなく、自分の夢・目標を実現するのに必要なお金を作ることができるかどうかです。そんなスタンスで運用を計画的にできるようになれば、気持ちがずっと楽になるのを感じることができるでしょう。

今回の話のまとめ---------
●投資は手段である。目的であると勘違いするのはやめよう
●お金で買えない価値があるのも事実だがお金がないとできないこともある●ミッションとビジョンに基づく合理的な投資をしよう

ではまた来週・・・。(今週金曜日)

(マネックス証券 内藤 忍)

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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp までお送りいただければ内藤から回答いたします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm


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6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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2月14日   <普遍>

 先週の金曜日、日本は祝日でお休みでしたが、私はちょっとサンフランシスコで仕事をしました。短い滞在でしたが、考えさせられることもありました。サンフランシスコは想い出のある地です。大学を卒業して1年目、米投資銀行のNY本部でデリバティブなどの研修を受けていた私は、帰国する前に、謂わば箔を付けるために、いくつかの拠点を回って実務を見聞することになりました。ボストン、シカゴに1週間ずつ、そしてサンフランシスコ、ロンドンに2週間ずつ。都合1ヶ月半世界一周してからその足で東京に帰るという、今考えるととても贅沢な話しでした。

 サンフランシスコでは、NYのデスクのボスが薦めてくれたプチ・ホテルに泊まりました。NYのマーケットに合わせて仕事をするため、NY時間の7時半、即ちサンフランシスコでは朝の4時半までにオフィスに行かなくてはならないので、毎朝3時半にモーニングコールをしてもらいました。2週間経ってチェックアウトする時に、ホテルの人がとても名残惜しんでくれたのを憶えています。朝の3時半に起きている当番の人にとって、数少ない口をきく相手だったのでしょう。以来17年間、サンフランシスコに行くと必ずそのホテルに泊まるのですが、オーナーが変わることはあっても、ホテル全体の雰囲気やきめ細かい対応に変わりはありません。一方でネット環境の改善や、内装やちょっとした館内のアレンジの仕方の変更など、時代に合わせた変化・改善が弛まず行われており、常に変わり続けることによって、いい伝統が継がれていることを知ります。

 ところでサンフランシスコには何度も行ったことがあるのですが現代美術館は今回初めて寄りました。モダン・アートの中々いい作品が置いてあるのですが、「モダン・アート」はコンテンポラリーではないので変化しようがなく、既に過去の文化であることを強く感じました。アートは、或る時に或る変化と価値観を提言し、その内容が普遍的な価値を持つかどうかが勝負です。ビジネスは、常に変化し続けることによって、普遍的な価値を示し続けられるかどうかが勝負です。願わくは我々も、常に変化できる組織であり続けたいと、そう思った滞在でした。


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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

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7.合併・システム統合案内 −第13回−
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<積立>

現在ご利用いただいている「カードde自動つみたて」は、セゾンカードのご登録金融機関口座からの引き落としですが、合併後は、ご指定の金融機関から引き落とし可能な「銀行deつみたて(現在の日興ビーンズの『投信積立プラン<豆の木>』)」がご利用いただけるようになります。今回は、3種類となる積立サービスについてお伝えします。

●「自動つみたて(現在のマネックスの『定額積立』)」
引落先:マネックス証券口座のMRF・現金残高から
引落日:毎月の買付日の前日
買付日:毎月の買付日を任意に設定可能
手続き:ウェブサイト上での手続き

●「カードde自動つみたて」
引落先:《セゾン》カードのご登録金融機関口座から
引落日:原則毎月4日
買付日:原則毎月19日
手続き:ウェブサイト上での手続き

●「銀行deつみたて(現在の日興ビーンズの『投信積立プラン<豆の木>』)」引落先:ご指定の金融機関から
引落日:原則毎月2日
買付日:引落日(毎月2日)から9営業日目
手続き:ウェブサイト上で資料を請求後、書面での手続き

※合併前にお申し込みされている積立内容は、合併後に引き継がれます。※それぞれの積立サービスで利用できる銘柄等の詳細は決定次第ホームページなどでご案内いたします。
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※過去の内容の詳細はこちらからご覧ください。
http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/index.html
※合併・システム統合に関するご意見・ご質問はこちらからお寄せください。http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/annai/goiken/index.html

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 ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)
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