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マネックスメール<第1364号 2005年2月23日(水)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.10年後に笑う!マネープラン入門
3.フィデリティと考えるこれからの投資
4.HSBCの中国情報
5.投資信託基準価額
6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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1.相場概況
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米国株安を受けて軟調な動きとなったが下げ渋り
日経平均 11,500.18 (▲97.53)
日経225先物 11,500 (▲90 )
TOPIX 1,152.95 (▲ 9.54)
単純平均 432.05 (▲ 2.34)
東証二部指数 3,398.59 (▲ 2.46)
日経ジャスダック平均 1,885.16 (▲ 1.02)
東証一部
値上がり銘柄数 415銘柄
値下がり銘柄数 1,060銘柄
変わらず 127銘柄
比較できず 7銘柄
騰落レシオ 96.79% ±0%
売買高 15億1251万株(概算)
売買代金 1兆1680億6300万円(概算)
時価総額 355兆0245億円(概算)
為替(15時) 104.69円/米ドル
◆市況概況◆
米国株が大幅安となったことを受けて売り先行の始まりとなりました。先物も売り気配となり、ほぼ全面安の始まりとなりましが、寄り付きの売りが一巡した後は押し目買いや買戻しも入り、戻り歩調となる場面も見られました。ただ、上値も限定的となり、その後はもたついた展開となりました。先物にもそれほどまとまった売り買いは見られず、下値を売り叩く動きもないのですが、逆に上値を買う動きにも乏しく、上にも下にも行き難い展開となりました。
ハイテク銘柄に安いものが目立ち、銀行株も軟調な動きとなりました。材料含みの銘柄が個別に物色されていた他はディフェンシブ銘柄として薬品株がしっかりとした動きとなり、資源株の一角や商社株の一角も堅調な動きとなっていました。月末接近ということですが、目先筋の売買は活発で見切り売りなどが嵩んだこともあって、出来高は比較的大きいものとなりました。
後場に入っても大きな変化はありませんでした。後場の寄り付き直後は先物の買戻しなどもあって堅調な動きとなったのですが、すぐに戻り売りに押され、前場の引け値水準での動きとなりました。昼の市場外取引も金額もさほど大きくなく、売り買いの偏りもなかったことで、市場への影響は殆どありませんでした。
後場の動きもいつも通り(いつもにも増して?)狭い範囲での動きが続きましたが、引続き小型銘柄の値動きの軽いものへの物色や材料含みの銘柄のディーリングの動きは活発に行われ、前場程ではないにしろ後場も出来高は多くなっていました。二部株指数や日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は比較的下げ幅も小さく、底堅い動きとなっていました。
米国市場では株式市場から手を引くような動きも一部見られましたが、日本市場ではそういった動きは見られず、底堅い動きといえそうです。ここのところの戻り相場が一服となった感は強く、利益の出るものは売っておこう、と言うような動きはあるようですが、今日業績銘柄や割安感のある銘柄を中心に押し目買いの動きも強く、先行きの動向に対する懸念は少ないように見受けられます。
(マネックス証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
☆日経平均・TOPIX☆
遅行線と日々線の「天−天」一致の格好となった感じです。今週の初めに窓(=空)を空けたところで下げ止るかどうかといったところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
大きな陰線を引きましたが、昨年8月にもみあったところまで調整となりそうな感じです。基準線の上昇も鈍るところで、基準線と昨年8月のもみ合いの上限(図の赤い点線)が重なるあたりが下値目処と言う感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
雲の下限で下値を支え、上値は雲の上限に押えられていると言う感じです。遅行線も下値を雲の上限にサポートされて上値は日々線に押えられるといった格好となり、もみ合いがしばらくは続きそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
引続き雲の上限に沿うように動いています。遅行線と日々線が「天−天」一致の格好となったようにも思われます。ただ、今週この雲の上限の位置を保てれば、基準線も上昇に向かい「三役好転」となるのですが・・・。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
◆個別銘柄◆ 安寄りのあと方向感なく個別銘柄物色の動き
トヨタ(7203) 4,050円(▲40):100株単位
円高が急速に進行したことや、鉄鉱石価格交渉が大幅値上げで決着したと伝えられたことで、先行きの鋼材価格上昇懸念を嫌気して売り先行となりました。他の自動車株も、軒並み下落しています。
AOCHD(5017) 1,426円(△13):100株単位
海外市場で原油先物相場が大幅続伸したことを好感し、買い気配で始まりました。他の石油関連株も、原油の先高観から買いが先行していました。
長谷工(1808) 216円(▲28):500株単位
2005年3月期に累積損失を解消するために優先株を700億円発行すると発表したことで、すべて普通株に転換すると発行済み株式数が2割程度増える計算となることから、需給悪化や株主価値の希薄化を嫌気して売られ、大幅安となりました。
住友鉱(5713) 764円(△6)
海外市場で金先物相場が大幅反発し、約1ヶ月半ぶりの高値をつけたことを好感して買われました。
兼日農(7961) 236円(▲57)
住宅資材の強度を証明する国土交通相名の認定書を偽造していたと報じられたことを嫌気して売られ、ストップ安となりました。不祥事を受け、予定していたマキタ(6586)への自動くぎ打ち機部門の売却について、契約内容を見直すことになったことから、収益改善の遅れなどが懸念され、下値模索の展開となりそうです。
大平金(5541) 521円(△35)
2005年3月期末に、普通配当5円と創業55周年記念配当3円を実施すると発表したことで、好業績と12年ぶりの復配を好感して買われ、大幅反発となりました。
ダイナシティ(8901) 44,500円(△2,900):1株単位
前ニューヨーク市長のジュリアーニ氏系列の投資会社と業務提携したと発表したことを受け、インボイス(9448)などの前例から思惑を誘い、大幅高となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
個別に材料含みの銘柄が買われています。
東証一部値下がり上位
小型株が少ない出来高で値を下げています。
東証1部売買高上位
東芝(6502)や石川島(7013)が上位に出て、川重(7012)、日立(6501)も上位に顔を出してきました。
東証1部売買代金上位
新規上場の博報堂DY(2433)がトップになりました。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
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2.10年後に笑う!マネープラン入門 第76回
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20代からの差をつけるマネープラン(10)
※30歳以上の方にもお役に立ちます
○マネー管理のための4つの口座・・・2つめは緊急費口座
4つの口座を使い分けることで、お金のラクチン管理を実現することを、おすすめしている。
前回は、生活費口座。給料がここに入ったら、1か月分の生活費だけを残し、余分なお金はすぐに別の口座に移すようにおすすめした。生活費口座のほかにどんな口座が必要だろうか。
だれもが持つべき2つめの口座は、緊急費口座だ。
これは、起こってほしくないけど起こるかもしれない事態にそなえるファンド(基金)。たとえば、車を凹ませて自費で修理、トラブルがあって予定外に引越し、遠くに住む親が入院して里帰り、失業後すぐに職が見つからずしばらく無給、などのうれしくない事態だ。
○目安はシングルなら、生活費1か月分
20代シングルなら、この口座にはつねに生活費1か月分程度をプールしておきたい。30代以降や結婚したら生活費2か月分、子供が産まれたら3か月分へと、少しずつふやしたい。
この緊急費口座は、しょっちゅう引き出すものではなく、イザというときに備えるものなので、今まとまった貯蓄があれば、その一部をあてればいい。 イザというときのお金は、誰でも準備したい・しているものだが、ばくぜんと貯蓄しておくのではなく、「これは緊急費」と色分けして専用の口座に入れることで、うっかり使ってしまうことはなくなり、逆に必要以上のお金を眠らせることもなくなる。
足りない人は、給料やボーナスから少しずつ取り分けよう。給料から5〜10%、ボーナスから10〜20%程度をこの口座に振り替えれば、1年以内に必要額に達するはずだ。
○すぐに引き出せるが、預けっぱなしにしても大丈夫な口座に
緊急費口座は、必要なときにすぐに引き出せなくてはいけない。一方で、3年、5年と長く預ける可能性もあるので、普通預金プラスアルファの利回りはほしい。これをみたす金融商品としては、つぎのようなものがある(利回りは本日現在の代表的な金融機関のもの)。
・証券会社のMMF 0.051%(年換算の利回り)
・銀行の定期預金(期日指定定期) 0.040%(3年預けた場合の利回り) ・郵便局の定額貯金 0.060%( 〃 )
利回りはいずれも小数点以下2けたとパッとしないが、将来、金利水準が上がれば、普通預金(現在0.001%)とくらべた時の有利性は大きくなるはずだ。
MMFは、ご存知のとおりいつでも引き出せる。
期日指定定期や定額貯金には、満期まで引き出せないというイメージがあるが、それはまちがい。あずけた翌日でも引き出せる。どちらも預入れから6ヶ月以内の解約は、普通預金・通常貯金の金利となるというだけだ。
総合口座にしておけば、定期預金を解約しなくても、普通預金残高を超えて、定期預金残高の90%までキャッシュカードで引き出せる。急にお金が必要だけど、またすぐに補充できるなら、この「口座貸越」を使うのも手だ。
○ 使った分は計画的に補充しよう
私事だが、昨年、郷里の母が急に入院したので、毎月の帰省費用を緊急費口座でまかなった。私のライフスタイルからいえば、生活費3か月分をプールをしておくべきなのだが、怠慢をして2ヶ月分のままだったので、ギリギリ足りなくなりそうでドキドキした。反省、反省。
緊急事態がひとつだけだったので切り抜けられたが、うれしくないことに限って重なることも少なくない。ファミリーだと、一人暮らしよりも抱えているリスクファクターは多くなる。きちんと備えておきたい。
緊急費口座は残高が減ったら、補充することが大切。引き出した分を一度に全額を補充する必要はないが、給料やボーナスから計画的に取り分けよう。
(ファイナンシャル・プランナー 中村芳子)
(注)上記コラムに掲載されている各種金融商品の利回りは、著者が記載した時点のもので、あくまで目安であり、将来の利回り水準等を予告するものではありませんのでご注意ください。
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3.フィデリティと考えるこれからの投資
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日本株の15年間〜データで見る二極化〜(その2)
前回は過去15年間の日本株マーケット全体の動きをざっくりとご紹介しました。相場の大きな転換点をベースに計算すると、上げ下げの率がかなりの数字になることがわかります。
では、個別銘柄ではどうでしょうか? マーケットの大きな上げ局面や下げ局面ではやはり同じ方向を向いて動いていたのでしょうか? 結論を言ってしまいますと、「ノー」です。確かにマーケット全体の動きに影響を受けることはあるかもしれませんが、特に長い期間で見た場合は個別銘柄の動きはまちまちになる傾向があるようです。
具体的にデータを見ていきましょう。
まずは前回ご紹介した3つの期間のうち[A]について検証します。前回ご紹介した通り、バブルのピークからの15年間における日経平均の最高値(38915円)から最安値(7607円)までの騰落率は▲80.5%でした。一方、個別銘柄ベースで見ると、なかなか面白い結果が出てきます。対象は「同じ期間に上場・公開していて、かつ最安値をつけた2003年4月28日に東証一部に上場していた1,143社」です(出所: データストリーム)。
対象銘柄数 1,143(騰落率▲69.0%)
上昇した銘柄数 46(騰落率+61.1%)
下落した銘柄数 1,097(騰落率▲74.4%)
これだけ見ると、「なんだ、やっぱりほとんどの銘柄が下がってるんじゃないか」と思われるかもしれません。確かに、多くの銘柄が下落に見舞われています。しかし、全体が7割近くも(日経平均では8割以上も)下がっている中で逆行高を演じる銘柄が存在し、しかも平均でも6割を超える上昇率を見せているのはすごいと思いませんか? ちなみに、この上昇した46社のうち騰落率上位10社はなんと+152.6%となっており、2.5倍以上に株価を上げているのです。ご参考までに、その上位銘柄と騰落率を列挙してみましょう。
1. ローム (+390.6%)
2. キーエンス (+188.3%)
3. キヤノン (+156.3%)
4. しまむら (+148.5%)
5. HOYA (+131.7%)
6. ニッセン (+117.2%)
7. 本田技研工業(+101.6%)
8. 信越化学工業(+101.2%)
9. 村田製作所 (+ 96.4%)
10. 久光製薬 (+ 94.0%)
バブル崩壊後は「自分の持ち株は半分になってしまった」、「いや、それ以上に下がってしまった」、「塩漬けがずっと続いている」などといった声をよく耳にします。ところが、大変な暴落に襲われた日本株マーケットの中にもこのような上昇銘柄が現に存在するんですね。昨年は1年を通してあまり大きな動きがなかったので日本株は手控えているという話も聞きます。そのような投資家は少なくないかもしれませんが、短期的な相場変動を気にするのではなく、企業の成長を期待して投資するスタンスが大事で、それが成功した場合の果実は大きくなるのだとは思えないでしょうか?
(以下次号)
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日経平均株価の著作権は日本経済新聞社にあります。
当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。
データは記載時点のものであり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
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4.HSBCの中国情報
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「全体上場」は中国株式市場の救世主となるか
最近中国の株式市場で話題になっているのが、国有企業グループの「全体上場」です。
一般的に、中国の大手国有企業は歴史的経緯から構造上、本業の生産部門の他に、病院、学校など膨大な非生産部門を抱えています。これらの国有企業が株式上場する際、膨大な赤字部門が株主に不利益を与えることを避けるために、「分割上場」の方法がよくとられていました。即ち、グループの黒字部門を子会社として設立し、その子会社を上場させます。国有企業は持株会社として上場した子会社の一部の株式を「非流通国有株」として保有し続けます。この「分割上場」の方法によって、国有企業グループはとりあえず上場会社を通じて株式市場で資金を調達し、自らの改革改造に充てることが出来ます。ただし、これによって、子会社の「流通株」を持つ一般株主に不利益が生じるケースが多く見られます。
この問題の解決策として、最近では、国有企業の「全体上場」が注目されています。「全体上場」とは、文字通り国有企業全体が上場することです。最近、「分割上場」から「全体上場」へ移行した例としては、TCLグループと、武漢鋼鉄グループ(両グループとも既存の上場子会社を持っています)の移行が代表的なものとしてあげられます。
TCLグループでは、持株会社が株式を新規発行し、その一部を傘下の上場子会社の流通株全体と交換し、残りの新規発行株式を公募しました。その後上場子会社を上場廃止にし、持株会社がIPOを行って「全体上場」を果たしました。
武漢鋼鉄グループでは、上場子会社が第三者割当増資と公募を行い、持株会社は第三者割当を引受けます。上場子会社は、増資によって得た資金で持株会社の資産を買い取って「全体上場」を果たしました。
株価全体が低迷している中、「全体上場」を果たしている上記二社の株価は、それぞれ38%、40%上昇しました。二社の成功例をみて、現在は宝山鋼鉄、中国医薬、上海汽車など数多くの国有企業が「全体上場」を計画しているようです。
しかし、「全体上場」のハードルは決して低くありません。既存上場子会社の株主の利益を損なわないために、持株会社が上場子会社に劣らない収益力を持つ必要があります。この条件を満たさないまま「全体上場」を図ると、中国のメディアが指摘している国有企業による新たな「融資ゲーム」(株式市場から資金を吸い上げ、グループ内赤字企業の借金返済に充てること)と見られ、株式市場には何らのプラスの影響をもたらさないでしょう。
劉 源(リュウ ゲン)
HSBCグループ 香港上海銀行 中国業務推進室
中国上海出身。大阪大学経済学部を卒業後、大阪大学大学院国際公共政策研究科で修士号を取得、2004年後期課程を修了。2004年7月よりHSBCグループに勤務し、中国関連ビジネスを担当。
「HSBCチャイナオープン」はマネックス証券・日興ビーンズ証券でお申込いただけます。
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5.投資信託基準価額
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詳しくは
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6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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2月23日 <春一番>
今朝、関東一円で春一番が吹きました。市場でも色々な風が吹いています。ニッポン放送はフジテレビに向けて新株予約権を発行することを決議しました。今回の騒動にもようやく幕引きが近付いてきたようです。
この件は私も目が離せないのですが、MBHにとっての今日最大の春一番は、何と言っても新卒学生の息吹でした。マネックスは昨年から新卒採用を始め、今年が第2回目になります。来春新入社員が来る時には、私たちはマネックス・ビーンズ証券になっている訳ですが、今年度第1回目の会社説明会に、250人を超える学生が集まってくれました。会場では椅子が足りなくなり、急遽新たに運び込んだほどです。
学生の皆さんからはイッパイ質問が出たのですが、私たちの仕事についても、金融全般についても、しっかりと勉強をしていて理解が深いことに感心させられました。数年前ではとても考えられない状況です。社会は着実に変化をしており、若い人達はその流れにきちんと乗っていて、そしてすぐに変化の原動力・主役となるであろうと、強く感じました。
春一番が吹いて、すぐに本格的な春が来て、やがて夏を迎えるように、いずれ彼らがマネックス・ビーンズを盛り上げて、変えていくでしょう。マネックスでは学生のアルバイトを常に複数雇っているのですが、彼らは”つくし”と呼ばれています。春はもうそこまで来ていますね。・・・
♪つくーしの子がはずーか〜しげに顔をだ〜します♪もうすぐは〜るですねぇ!♪
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