マネックスメール 2005年3月7日(月)

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マネックスメール 2005年3月7日(月)

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 マネックスメール<第1372号 2005年3月7日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.バンガード・海外投資事情 第164回
 3.オルタナティブのランダム・トーク
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス社長 松本大のつぶやき
 6.合併・システム統合案内 −第16回−

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1.相場概況
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利益確定売りに上値を押さえられ、伸び悩み

日経平均            11,925.36 (△52.31)
日経225先物         11,920 (△30 )
TOPIX            1,199.83 (△ 7.72)
単純平均             448.92 (△ 2.39)
東証二部指数           3,544.70 (△20.39)
日経ジャスダック平均       1,941.22 (△ 5.98)
東証一部
値上がり銘柄数         1,059銘柄
値下がり銘柄数          450銘柄
変わらず             138銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ            126.58% +7.07%
売買高            19億8268万株(概算)
売買代金        1兆4987億3700万円(概算)
時価総額          371兆1910億円(概算)
為替(15時)          104.84円/米ドル

◆市況概況◆
 米国株高を受けて買い先行の始まりとなりましたが、先物がシカゴ市場の終値まで届かず、上値の重い始まりとなりました。寄り付きの買い一巡後は利益確定売りに押される場面もありましたが、押し目買い意欲も強く、強含みの推移となりました。

 ただ、日経平均が12,000円を意識したところでは利益確定売りが一段と嵩み、伸び悩みとなりました。7日連騰の後だけに12,000円を意識したところでは目先の達成感もあり、利益確定売りが先行する格好となったようです。先物にもまとまった売り買いは少なく、散発的にまとまった売り買いが入っても押し目買いと戻り売りのせめぎ合いとなり、大きな動き、方向感の出る動きとはなりませんでした。

 ハイテク銘柄に上値の重いものが多く、石油関連銘柄など資源関連銘柄が堅調な動きとなっていました。ほぼ全面高となっていたのですが、指数の動きは鈍い、と言う感じで前場の取引を終了しました。

 後場に入ってからも利益確定売りと押し目買いのせめぎ合いの状況は変わらず、小動きとなりました。昼の市場外取引は金額は比較的多かったものの、売り越しと伝わり、利益確定売りを急ぐ動きにもなりました。全般的に出来高は後場に入っても多く、値嵩株、低位株を問わず、利益確定売りと押し目買いがせめぎ合っている感じでした。

 先物は相変わらず小口の小掬い商いが主体となっており、市場の方向感を示すような動きにもならず、ヘッジ売りや見切り売りに押されると言う状況でした。かと言って前場の安値を下回る場面となっても売り叩く動きにもならず、小動きに終始していました。

 銀行株等も前場に比べて利益確定売りに上昇幅を縮小し、ハイテク銘柄には軟調なものも散見され、指数の上値を抑えるといった格好でした。東証マザーズ指数は大幅安となりましたが、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調な動きとなるなど、小型の銘柄もまちまちの動きとなり、米国市場が堅調な動きとなっている割りにはもたついた感じの相場展開でした。


◆テクニカルコメント◆
 ☆ 日経平均・TOPIX

 チャネルライン(図の赤い点線)の上限を超えたような超えないような展開です。上髭の長い十字足(「寄り引け同時線」=始値と終り値が同じ線)が再び出てきました。明日の寄り付きが安ければ売り(今日の高値がロスカットライン)、高ければ買い(今日の安値がロスカットライン)となりますが、RSIでも高値圏にあり、ストキャスティックスでも下落を示唆しており、基準線や移動平均線との乖離も大きく、一服となるところかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆ 日経ジャスダック平均

 連日の高値更新となりました。日経平均などと同様、明日の寄り付きが安ければ売り、高ければ買い、と言う感じで、RSIはダイバージェンスとなり売りとなりそうで、ストキャスティックスも売りを示唆しています。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆ 債券先物

 目先の底入れを確認した格好となりました。遅行線が雲に上値を抑えられた格好になりましたが、RSIやストキャスティックスは底入れからの戻りを示唆しており、強含みの動きとなるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆ 為替(ドル円)

 小さな「三角保ち合い」を上に抜けたかと思ったのですが、また、保ち合いの中に入ってきてしまいました。三角保ち合いを上に抜けるか下に抜けるかよりも、下(円高)は基準線(104.10円)を抜けるかどうか、上(円安)は前回の高値水準(図の赤い点線=105.80円)を抜けるかどうかを見極め、抜けた方につく、といった感じがいいのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 ☆ 個別銘柄分析 −花王(4452)−
 いわゆる優良株ですが、あまり値動きはなく、「万年割安株」といわれる銘柄です。昨年来2,400円を割り込んだところから2,700円前後の水準での「ボックス相場(=「往来相場」「保ち合い相場」といい、比較的狭い範囲で上げ下げを繰り返している相場)」となっています。
 一目均衡表で言う「三役好転」と言う形の「買いのシグナル」(図の矢印の部分)となるかどうかといった水準ですが、底堅い動きとなりそうです。この水準を抜ければ買いのシグナルとなるのですが、割安銘柄の物色の中で相場全体の押し上げがあれば、「ボックス相場」の上限あたりまでの上昇は見込めそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K4452.htm


◆個別銘柄◆ 資源株を中心に総じて堅調だが、ハイテク銘柄の一角が安いミレアHD(8766) 1,520,000円(▲10,000):1株単位
 同社傘下の東京海上日動火災保険が、新光証券(8606)に資本参加すると報じられたことで、直近、金融コングロマリットが関心を集めているだけに、業態・系列の壁を超えた再編が好感されているようです。

オリコ(8585) 332円(△9)
 みずほ(8411)傘下のみずほコーポレート銀行と、三井住友(8316)傘下の三井住友銀行が、同社向けに総額5,600億円の協調融資を取りまとめたと報じられたことで、同社の経営再建の可能性が高まったとの見方から、買いを集めました。

楽 天(4755) 103,000円(△7,500):1株単位
 同社が運営する仮想商店街の楽天市場を中心としたサービス全体の流通総額が、2005年1−3月期に1,000億円を突破する見通しとなったと報じられたことを好感して買われ、大幅続伸となりました。

フジタ(1725) 140円(△9):100株単位
 三井住友(8316)傘下の三井住友銀行が、同社に対して800億円規模の金融支援を追加実施する方向で他の取引金融機関と調整に入ったと報じられたことを手掛かりに買われ、大幅続伸となりました。

ソニー(6758) 4,070円(△60):100株単位
 米株式市場で、ダウが約3年9ヶ月ぶりに高値をつけたことで、主力ハイテク株に買いが先行した流れに乗りました。また、経営陣を刷新すると報じられたことで、エレクトロニクス部門の立て直しへの期待もあるのかもしれません。
住 金(5405) 200円(△5)
 業績の上振れ期待と、2005年3月期末の増配を発表したことを好感して買われました。株価200円で計算した場合、配当利回りが約2%と比較的高く、また、中国で成長持続を目指す方針が表明されたことも後押しとなったようです。
沖電気(6703) 457円(△3)
 2005年3月期に、3円の復配に踏み切る見通しと報じられたことを好感して買われ、続伸となりました。時節柄、復配銘柄や配当の上積みを発表する銘柄が物色の対象となっており、その流れに乗ったようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 低位の材料銘柄が出来高を伴って値を飛ばしています。

東証一部値下がり上位
 お役御免となったような銘柄が並んでいます。

東証1部売買高上位
 低位材料株が多くなっています。

東証1部売買代金上位
 銀行株に加え、資源株や材料株も顔を出して来ました。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。」

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

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2.バンガード・海外投資事情 第164回
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「米国の株式市場」

 これまでテレビのニュースなどで、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の活気のある立会いの様子や、取引開始や終了時にベルが鳴らされている光景をご覧になったことがあるかもしれません。ニューヨーク証券取引所は、米国投資業界の象徴として由緒ある場所であり、また世界に数多く存在する証券取引所の一つでもあります。

 証券取引は常に証券取引所の立合場のみで行われているわけではありません。例えば、ナスダック・システムのようなコンピュータ・ネットワークシステムを通じて、何千もの銘柄が売買されています。

 一方、債券のように電子取引システムと取引所以外に、買い手と売り手の間で直接売買されるものもあります。この場合、マーケットメーカーと呼ばれる証券会社が介在し、気配値を提示し注文に応じているため、効率的な売買ができるしくみになっています。

 米国で最も伝統のあるニューヨーク証券取引所の歴史について少しご紹介しましょう。

 ニューヨーク証券取引所の前身は1700年台の後半にウォールストリートの角の「すずかけの木」の下に設立され、企業の部分的な所有権を表す株式が売買されていました。ニューヨーク証券取引所では、いまだに伝統的な立会いが行われており、ブローカーが大声で売買注文をする光景を見ることができます。
 立会いと電子取引システムを通じて売買取引が行われるニューヨーク証券取引所と違い、ナスダックはコンピューター・ネットワークだけで取引が行われ、物理的な立会場はありません。ニューヨーク証券取引所、ナスダック市場ともに、時価総額、純資産、収益などの一定の基準を満たした企業でなければ上場することはできません。

 米国にはその他の主要取引所としてアメリカン証券取引所(AMEX)があります。アメリカン証券取引所には主にETFや中・小型株が上場しています。さらに、フィラデルフィア、ボストン、シカゴ、ロサンゼルスなどに地方取引所があり、そこでは単独上場の銘柄以外に他の取引所の上場銘柄も売買されています。例えば、ニューヨーク証券取引所の上場銘柄は、いずれの地方取引所においても売買されます。

※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい

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3.オルタナティブのランダム・トーク
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「ヘッジファンドの二極化」

 近年のヘッジファンド投資は大人気。正確な統計はありませんが、試算ベースではヘッジファンド数は約7000、市場総額約100兆円といわれていて、5年ぐらい前から倍増しています。
( http://www.economist.com/finance/displaystory.cfm?story_id=3666459 )
 この大きな資金の流入により、ヘッジファンド業界は私が大手米系ヘッジファンドに勤めていた90年代から比べてかなり変わりました。そのひとつの現象は「アセット収集」派と「パフォーマンス重視」」派への二極化です。
 ん、これは何?

 その内容を説明する前に、ヘッジファンド運用における重要な用語をひとつご紹介。「キャパシティ」です。日本語では、容量ですね。「器」の大きさがどれくらいあるかです。

 何の器か? それは、ふたつあります。

 (1)ヘッジファンドが運用対象とする市場の収益チャンス。
 (2)ヘッジファンドを運用するマネジャーの能力。

 ヘッジファンド投資の根源は、このキャパシティを確保するということに尽きるといっても過言ではありません。ところが優秀なマネジャーこそ自分の運用スタイルと運用対象の市場の限度をキッチリと意識しています。従って、適切と思った規模をファンドが超えると、それ以上に資金を受け入れないばかりか、場合によっては強制的に資金の一部を投資家に返還してしまいます。これは、90年代後半に大手ヘッジファンドが大きくなりすぎた結果、舵取りを失い、運用の失敗や破綻してしまったという経験からです。

 たくさんの運用資金が流入してくることはファンドにとっては成功の証しであるので大歓迎のはずと思うかもしれません。しかし場合によっては、規模がある限度を超えてしまうとその資金が効率的に運用できなくなるかもしれない。ビッグであることは必ずしもベターなパフォーマンスを出してくれないというのがヘッジファンドの世界の常識です。

 ただ、特にヘッジファンド投資暦が浅い投資家にとっては、大きいファンドや有名なファンドのほうに安心感があるでしょう。これがヘッジファンド投資のジレンマです。

 この様な現状を踏まえてヘッジファンドの二極化に話を戻します。

 ヘッジファンド投資は大人気。ということは、ファンド運用者にとってはフィー獲得の収益チャンスであることには間違いありませんので「アセット収集」派はなるべく広い投資家層のニーズに応えようとします。例えば、運用戦略を損益のブレ(「ボラティリティ」、「標準偏差」、「リスク」とも良います)を抑えて投資家を安心させようとします。ただ、単純に損のブレを抑えるということは、もちろん、益のブレも抑えるということになりますね。投資家の資金換金性を容易にするとか、細かい情報開示をする、そして何といってもファンドが大きいということは投資家の安心感につながるかもしれません。ある意味では「忙しい」お金でも対応できるようなヘッジファンドです。

 一方、パフォーマンス重視派は、忙しいお金を敬遠し、自分の投資スタイルのことを十分理解し、自分のことを信頼してくれる数少ない投資家に限定したいと思っています。私の米国人パートナーたちが去年に投資した某ヘッジファンドは、投資家からの面談を受け入れるだけではなく、マネジャー側も投資家が果して自分のファンドに的確であるかを判断するために面談をしました。このファンドへの募集の窓口は一日でした。要するに、一日だけでも投資家が希望する総額と、このマネジャーが考えるファンドの適切な規模の倍率は何倍も集まったということです。これには自分が運用するファンドの適切な規模を把握しているという極めて現実的な要素あることと同時に、「オレは凄いんだ」という自信も必要であります。そして、もちろん、結果を出さなければならないというとても厳しい試練が待っています。

 「アセット収集」派と「パフォーマンス重視」派。どちらのほうが良い悪いということではないと思います。投資家自身の価値観のことですから。さあ、貴方だったらどちらを選びますか?

渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一とヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com


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4.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm


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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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3月7日    <社会主義と資本主義>

 三省堂の新明解国語辞典によると、社会主義は「生産手段を社会全体の共有とし、生産物や富を公平に分配することによって、階級差や貧富の差が無い、平等な社会を実現しようとする主義(社会体制)。」とあり、資本主義は「資本家が利益追求のために労働者を使用し生産を行う経済組織。」とあります。
 一般的には、社会主義というと低成長国家に於ける体制で、資本主義というのは高成長期に於けるイケイケドンドン体制のようなイメージがあります。一方で日本ほど完成した社会主義はないとも云われ、ジョークとして「中国人曰く、『日本人に近付いてはいけない。社会主義は移るから。』」と云うのもあります。

 最近思うのですが、社会主義と資本主義は一般のイメージとは正反対で、右肩上がり経済で成長力がある間は社会主義もうまく行き、成長力が落ちてくると資本主義でないとやってられないのではないかと。日本の戦後50年間は、社会主義的な全国体制で高成長を達成しました。そしてこの10年間は、歪んだ「資本主義というラベルの貼られた」社会主義を真の資本主義に換えていくプロセスだったのではないでしょうか。

 最近起きている様々なスキャンダルも、その結果あぶり出されてきた現象かも知れません。この意味に於ける資本主義は、必ずしも万能ではありません。ひとつ間違えると、当面の効率性・収益性のみで物事が決せられ、社会・経済は奥行きを失い、却って脆(もろ)くなってしまうでしょう。新しく正しい秩序の模索は、今、至る所で起きているのかも知れません。

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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp


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6.合併・システム統合案内 −第16回−
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<カバードワラント>

前回の商品先物取引「ビーンズCX」に続いて、合併後に利用できるようになる「カバードワラント」をご紹介します。

「カバードワラント」は、株式や株価指数のオプション(売買する権利)を証券化し、少額からでも投資可能な商品です。取引方法はマーケットメーカーとの相対取引で、株式市場が終了した後でもリアルタイムなお取引が可能です。
●対象商品
株式と比較し値動きが大きい分ハイリスク・ハイリターンな「eワラント」や、値動きが対象銘柄の株価にほぼ連動する「ポケ株ワラント」など、複数の「カバードワラント」を取り扱っています。
また、例えば「eワラント」は、日本の個別株式のほかに、日経平均やNYダウなど海外のインデックスにも投資が可能です。外国株価指数の「S&P CNXNIFTY指数」を原資産とする『インド株eワラント』へも投資できるようになりました。

●所要金額
「eワラント」は2万円〜10万円程度から、「ポケ株ワラント」は5000円〜5万円程度から投資が可能です。ただし、その後の値動きにより投資に必要な最低金額は上下することになります

●手数料
約定金額に応じた3段階となっています。
 約定金額5万円未満 : 525円(税込)
 約定金額5万円以上25万円未満 : 1,050円(税込)
 約定金額25万円以上 : 1,575円(税込)

●注文方法
ご注文はインターネットから。パソコンはもちろんiモード等の携帯電話からもお取引いただけます。

●取引時間
商品によって異なります。例えば「eワラント」のマーケットメーク時間は9:00〜21:00ですから、株式市場の終了後もリアルタイムに取引可能です。
●ご利用方法
事前に電子交付で「カバードワラント(デジタルワラント)のリスクに関する説明書」、「カバードワラント(デジタルワラント)取引についての確認書」、「外国証券内容説明書」または「目論見書」をご確認いただいた後、お取引が可能となります。

※詳しくはこちらから
http://www.nikkobeans.co.jp/CwrntInformation/0/guest/G1300/cwrnt/index.htm

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※過去の内容の詳細はこちらからご覧ください。
http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/index.html
※合併・システム統合に関するご意見・ご質問はこちらからお寄せください。http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/annai/goiken/index.html
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