1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
合併まであと53日!
マネックスメール<第1374号 2005年3月9日(水)夕方発行>
http://www.monex.co.jp/
<口座開設はこちら(無料)>
→ http://www.monex.co.jp/visitor/koza/index.html
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆◇◆ 3月19日(土)名古屋で個人投資家説明会開催(無料) ◆◇◆
参加企業:(4317)レイ、(4340)シンプレクス・テクノロジー
成功企業の秘訣を取材した話題の書「7人のザ・サムライ経営者」と
ハーブ&スパイスの種「キッチンガーデンシリーズ」をもれなくプレゼント!!申し込み→ http://www.cyber-ir.co.jp/salon_/2005/20050319_salon.htm「主催:(株)インベストメントブリッジ、協賛:マネックス証券(株)」−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.10年後に笑う!マネープラン入門
3.フィデリティと考えるこれからの投資
4.HSBCの中国情報
5.投資信託基準価額
6.マネックス社長 松本大のつぶやき
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
共同ピーアール(2436)、大和システム(8939)、トレイダーズ証券(8704) シンワアートオークション(2437)
詳しくはホームページをご覧下さい。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
1.相場概況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
米国市場のもたつきを尻目に堅調な展開
日経平均 11,966.69 (△79.78)
日経225先物 11,970 (△60 )
TOPIX 1,200.63 (△ 5.24)
単純平均 449.16 (△ 1.97)
東証二部指数 3,547.34 (△16.20)
日経ジャスダック平均 1,942.68 (△ 3.12)
東証一部
値上がり銘柄数 920銘柄
値下がり銘柄数 585銘柄
変わらず 142銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 120.87% +2.82%
売買高 20億5609万株(概算)
売買代金 1兆5260億4100万円(概算)
時価総額 371兆4504億円(概算)
為替(15時) 104.66円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場がもたついた動きであったことや、昨日の下落で一服感が出て来たことで、売り先行の始まりとなりました。ただ、先物がシカゴ市場の終値を上回って寄り付くなど底堅い動きから、寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となりました。それでも昨日の高値を意識したところでは、戻り売りや利益確定売りに上値の重い展開となりました。
その後は一進一退の動きとなりましたが、総じて底堅い堅調な動きが続きました。積極的に上値を買うような動きとはならないものの、新高値をつける銘柄も散見され、基調は強含みとされました。業種的にどうのこうのという動きよりも、満遍なくしっかりといった感じの動きとなりました。
後場に入ってからは前場の水準を上回っての推移となりました。昼の市場外取引でかなり大きな金額の取引があったとの観測から、思惑を呼び、買戻しを急がせる動きとなったようです。週末のSQを控え、オプションのヘッジなどに絡む思惑も取り沙汰され、総じて堅調な動きとなりました。先物も上値の売りが厚いように見えたのですが、散発的にまとまった買いが入ると上値追いとなる場面もみられました。ただ、日経平均の12,000円を意識する水準になると、目先筋の利益確定の動きも多く、上値を押さえる展開となりました。
1月の景気動向指数が発表になっても相場への影響は少なく、大きな動きはありませんでしたが、先行きの景気に明るさが見えたことから、銀行株などを中心に景気敏感銘柄が一段と堅調な動きとなりました。ただ、目先筋の小掬い商いとしての利益確定の売りも多く、買い方の回転が効いていそうな割りには上値の重い展開が続きました。
指数に影響の大きな値嵩ハイテク株の一角や薬品株の一角が軟調な動きとなっていることも、指数の上値を抑える要因の一つとなっているようですが、物色対象が絞りきれず、業種内でも高安まちまちなところも見られ、指数としての方向感に欠ける展開となっているようです。ただ、今日は引け際まで堅調な動きが続き、小動きの中とはいえ、高値引けとなりました。
結局大引けまでしっかりした動きとなりましたが、相変わらず出来高の割りに上値の重い状況が続き、目先的な動きが中心の相場展開となっているようです。日経平均、TOPIXばかりでなく、二部株指数や日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数なども堅調な動きとなり、個別にまちまちな動きとなっている中で、満遍なく小幅に高い、といった状況でした。
(マネックス証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
☆ 日経平均・TOPIX
今日も調整局面となるかと思ったのですが、異様に強い相場となっています。基準線の上昇も一服となるところで、上に行き難い状況だと思いますが、意外に(?)堅調な動きとなっています。ただ、節目と見られる日経平均の12,000円を抜けるためには材料不足と言う感も否めず、基準線や移動平均線との乖離が縮小するとか、RSIやストキャスティックスが落ち着いてくるまでは上値の重い展開が続くのではないかと思います。一方でチャネルライン(赤い点線)の上値を抜けて、今度はそのラインが支持線となることが確認されると、一気に上値を取るような動きとなるのでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆ 日経ジャスダック平均
上値の重い展開ながら比較的堅調な動きとなっています。基準線は順調に上昇を続け、底堅い動きとなりそうですが、スピード調整が必要ところではないかと思います。転換線か基準線までの調整となる場面かもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆ 債券先物
最後は堅調な動きとなってきましたが、限月交代(債券先物3月限の最終取引は10日です)が近いということもあって、動きに信憑性がなくなってきましたが、底堅い動きであることは間違いなさそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆ 為替(ドル円)
相変わらず想定レンジの範囲での動きが続いています。「どちらかに放れれば」と待ち構えているうちはもみ合いが続くものと思われますが、放れたときには放れた方向についてみてもいいのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
☆ 個別銘柄分析 −ファナック(6954)−
「毛抜き天井」(ダブルトップ)の後、昨年11月高値水準を底値に反発してきました。この昨年11月高値の水準は1月末から2月初めの安値ともなっており、また、一目均衡表では「雲」の水準となり、底値がぴたりと決まった形となりました。雲にサポートされる格好で反発となり、基準線もあっさりと抜けてきましたが、目先の上値目処は前回高値の7,200円を超えたあたりとなります。遅行線が日々線を抜け、強含みと考えられますが、転換線が基準線を抜けてくれば(緑色の矢印の点線が紫の線を抜けてくる)、上値を抜ける可能性も出てくるのでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K6954.htm
◆個別銘柄◆ 景気敏感銘柄に堅調なものが目立つ
日 通(9062) 559円(△17)
三菱商(8058)と中国の物流事業を統合し、中国全域で日系企業向け物流サービスを共同展開すると報じられたことで、今後成長が期待できる中国市場での競争力が高まるとの見方から、中長期的な収益拡大期待を誘い、堅調となりました。
日産ディ(7210) 528円(▲23)
仏ルノーが、保有する同社株を売却したと発表したことで、先行きの需給悪化懸念から売りが膨らみ、大幅続落となりました。
ニッポン放(4660) 6,250円(▲80):10株単位
フジテレビ(4676)による同社株の株式公開買い付けが成功したことで、フジテレビとライブドア(4753)の持ち株比率が約80%に達し、上場廃止基準に抵触する可能性が大きくなったことを嫌気した売りを集め、続落となりました。
メディアシーク(4824) 311,000円(△8,000):1株単位
寄り付き前に2005年1月中間期の売上高および各利益項目の予想を上方修正したことを好感し、買い気配からスタート。5営業日ぶりに大幅高となりました。
東亜道(1882) 454円(△25)
前日終値を基準に計算すると、予想配当利回りは2%を超えることから、高配当利回り銘柄を物色する流れに乗ったようです。約5年7ヶ月ぶりの高値水準となりました。
ニコン(7731) 1,291円(△2)
半導体用露光装置の販売が伸びており、2006年3月期は連結営業利益が、2005年3月期予想に比べ11%増える見通しとの観測記事を好感して買われ、反発となりました。
野村HD(8604) 1,551円(△61):100株単位
直近の株式市場の活況を受け、収益の拡大期待から買いを集めました。金融業界の再編期待や、今年4月1日にはペイオフ全面解禁を控えていることもあり、思惑を呼んだようです。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
往年の仕手株(?)ばかりです。
東証一部値下がり上位
ここまで大きく上げていたような銘柄が利益確定売りや見切り売りに押される展開となっています。
東証1部売買高上位
鉄鋼株等の低位大型銘柄に加え、材料株も多く顔を出してきています。
東証1部売買代金上位
証券株も上位に出てきました。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
2.10年後に笑う!マネープラン入門 第77回
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
20代からの差をつけるマネープラン(11)
※30歳以上の方にもお役に立ちます
○マネー管理のための4つの口座・・・3つめは特別費口座
給料をもらったら、生活費分だけを口座(生活口座)に残して、あとは別の口座に振りかえるのが、お金を貯める王道だ。
生活費1〜3か月分の緊急費は、イザというときのため、いつもMMF等にプールしておく。
次は「特別費」だ。これをきちんとやっておかないとお金がたまらない。
家計相談で、月 5万円年60万円積立てつづけているのに、貯蓄が50万円しかないという人にときどきめぐりあう。不思議でしょ?なぜだと思う?
こういう人は、貯蓄している一方で、同じ口座や別の口座から、取り崩して使ってしまうのだ。なぜか?
○毎月はかからないが、確実にかかるお金がある
支出の記録をつけてみるとわかるが、出て行くお金には、毎月かかるお金と毎月はかからない(が確実にかかる)お金というのがある。後者を特別費と呼ぶことにする。
貯めているのに貯まらない人は、特別費を忘れてしまって、収入から生活費を引いた分は、全部貯蓄できるとカン違いしているのだ。
毎月かかるお金は、家賃(住宅ローン)、光熱費、通信費、新聞代、食費、交際費、月払いの保険料、こづかいなど。
毎月はかからないけど、確実にかかる特別費には、年に1回の帰省費、アパートの更新料、2〜3年に1度のケータイ電話の買い替え費、3〜5年に1回のパソコンやAV機器の買い替え費、車検費用などがある。
この特別費、生活口座においておくと使いこんでしまうおそれがあるので、専用の口座にうつすのが正解だ。
○手取年収の1〜2割を専用口座に
特別費がどのくらいかかるかは、ライフスタイルによって違うが、だいたい手取り年収の1〜2割くらい。前年の支出記録をつけている人は、見直してみるとだいたいの目安がつくだろう。
特別費口座は、自由に出し入れできる機能が必要。入れてから1〜3年くらいで使うお金なので、利回りは気にしなくていい。生活費と分けて管理するということが、いちばんのポイントだ。
月々の給料とボーナスから1割ずつを、特別費口座に入れていってもいいし、ボーナスの2〜3割を入れるようにしてもいい。ただし、どちらの場合も、すぐに決めた金額をうつすことが大切。
○買い物は、特別費口座の残高の範囲で
特別費口座として、使いやすいのは、銀行の貯蓄預金、郵便局の貯蓄貯金、証券会社のMRFなどだ。
個人的にはMRFを使っている。まず給料日に、生活口座から特別費分と将来のために殖やす分(これは次回お話する)の合計額を、MRFに振り替える。 MRFから投資信託を毎月一定額買うので、特別費分が自動的にMRFに残るしくみだ。
パソコンやオーディオを買う時、予算を決めるのは結構難しい。やはり最新機種の高価なものに目が行く。そんなとき分割やリボ払いで買うと、どんどん金額が膨らんでしまう(クレジットカードの分割払いやリボ払いはもちろん禁じ手だ)。
買い物をするときの目安は、特別費の残高で買えるかどうか。これなら、借金せず無理せず、自分の身の丈にあうものをえらべる。
もっと高価なものが欲しければ、特別費の積立をふやすことだ。それにはたぶん、収入を増やすことをめざさなくちゃね。
(ファイナンシャル・プランナー 中村芳子)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
3.フィデリティと考えるこれからの投資
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
日本株の15年間〜データで見る二極化〜(その4)
前回までに上げ相場と下げ相場における日本株の動きを見てきました。今回は最後のケースである日経平均最高値から昨年末までの推移を検証してみましょう。昨年末(2004年12月30日)の日経平均は11488円でしたが、15年前の最高値から見ると大きな下げに見舞われていることになります。では、個別銘柄の動きはどうだったのでしょうか。対象銘柄は1,143社です(出所: データストリーム)。
対象銘柄数 1,143 (騰落率+54.4%)
上昇した銘柄数 86 (騰落率+73.3%)
下落した銘柄数 1,057 (騰落率▲64.8%)
最初に検証した「最高値から最安値まで」の場合と比べると、さすがに上昇した銘柄の騰落率はより高くなっており、逆に下落した銘柄の騰落率はより低くなっています。それでも、「最高値から最安値まで」のときと似たようなことがわかります。それは、日経平均が半分以下になるという大変な下落局面においてすら株価をしっかり上げている会社が存在し、その上昇率は日経平均などの株価指数の動きからはなかなか想像できないということです。やはり「マーケット全体の動き」よりも「個別銘柄の選別」が重要だということがおわかりいただけると思います。
ご参考までに、この期間の騰落率上位10銘柄を以下にご紹介しておきましょう。
1. ローム (+334.5%)
2. HOYA (+285.7%)
3. キーエンス (+261.2%)
4. 久光製薬 (+203.5%)
5. キヤノン (+202.2%)
6. 有沢製作所 (+193.7%)
7. 本田技研工業 (+190.2%)
8. しまむら (+188.2%)
9. 村田製作所 (+182.7%)
10. 日東電工 (+172.8%)
最初にご紹介した「最高値から最安値まで」と期間がだいぶ重なっているので、騰落率上位銘柄の顔ぶれも似たような結果になっています。ただ、ここでもやはり同じ疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。「あれだけ強烈に下げた相場の中でなぜここまで株価を上げているんだ?」と不思議に思われる方も少なくないはずです。
なぜでしょう?
(以下次号)
フィデリティのファンドはマネックス証券・日興ビーンズ証券でお申込みいただけます。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社にあります。
当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。
データは記載時点のものであり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
4.HSBCの中国情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
2005年2月の中国株式市場と投資戦略
2月の中国株式市場は、良好な経済指標や、2004年の企業業績の発表を控え、好業績への期待感から上昇しました。月間の上昇率はH株が9.1%、MSCIチャイナフリーインデックス が7.4%となりました。
1月の消費者物価指数がマーケットの予想を下回る前年同月比1.9%増と発表され、景気の過熱感が払拭され、中国での利上げ懸念も後退しました。また、輸出の大幅増加(前年同月比+42.2%)もセンチメント改善に一役買いました。
昨年の第一四半期の固定資産投資の増加率が47%を超え、鉄鋼、アルミ、セメントなどの特定業種に対する投資の行き過ぎが顕在化した昨年4月以降、中国政府は景気抑制策を矢継ぎ早に打ち出しました。市場は景気抑制策の成果に注目していましたが、今回、昨年12月の固定資産投資の伸びが前年同月比21.3%増と発表されたことで、景気のクールダウンが確認されました。
この一方で、昨年12月の小売売上高が前年同月比14.5%の伸びとなり、市場は国内消費の高い伸びを維持しながら、特定の業種に対する過剰投資が抑制されてきている状況を素直に好感しているものとみられます。
業種別の動きでは、石油・ガスセクターでウェイトの高いペトロチャイナとシノペック上海が、原油高と中国での需要に対する強気な見方から H株全体の相場の底上げに貢献したほか、一時は一服したかにみえた米ドル安の流れが復活したことを背景に市況関連株が上昇しました。海運セクターでは、石炭と原油の輸送の堅調な伸びを背景に、1月の売上げの伸び率が前年同月比42%に達した中海発展が相場のリード役となりました。
総じて言えば、2004年の業績が発表される3月から4月の間は株式市場は好調に推移するものとみています。これまでの中国株式市場は、景気抑制策が企業業績に対して与えるマイナスの影響を過度に懸念していたものと、我々はみています。
需給の面では、今年も引き続き、新規公開や増資による大規模な資金調達が相場の上値を抑える材料となりますが、主要銀行の一部で年内に予定されている上場が来年に延期されるとの見方も出ています。
現在開催中の全国人民代表大会において、新たに導入される政策が議論されていますが、当分の間は、法人税の税率変更や燃料税の導入、国有株式の売却が、株式市場のリスク要因といえるでしょう。当面、今月12日に終了する全国人民代表大会において打ち出される各種の政策を注意深く見守る必要がありそうです。場合によっては、新たな規制の導入により、相場の変動幅がやや大きくなる局面も予想されます。
投資戦略としては、引き続き輸出の好調により業績の向上が期待される港湾、輸出関連銘柄や引き続き高い需要の伸びが見込まれる石油・ガス関連銘柄にウエイトを置いたポートフォリオが得策と考えています。
「HSBCチャイナオープン」はマネックス証券でお申込いただけます。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
5.投資信託基準価額
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
6.マネックス社長 松本大のつぶやき
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・
3月9日 <オルタナティブ>
いよいよ今週末の土曜日に、『個人投資家のためのオルタナティブ投資のすべて』なるセミナーが開催されます。予想を大きく上回る約3000人の応募があり、急遽会場を新高輪プリンスホテルの国際館パミールに変更しました。オルタナティブ投資を個人にとって身近なものにしようと仕掛けたのは我々ですが、正直この反響にはビックリしています。
オルタナティブとは、元来『代替』という意味です。ひとつの手法や伝統的な投資対象に固執せずに、新しい他の手法・投資対象を探そうという考え方は、投資理論的に意味があるだけでなく、現代の世相や社会環境を反映しているのかも知れません。伝統的なひとつの価値観に囚われないで、様々な価値観を模索すること。先日書いた社会主義から資本主義への転換と同じように、社会が新しいステージに入っていく兆候なのでしょうか。温故知新という言葉もあります。必ずしも新しいこと、オルタナティブなことが常にいい訳ではありません。しかし新たな、オルタナティブな価値観を欲している流れが存在することは明らかでしょう。
当日は様々なゲストがいらっしゃるので、私自身も色々と勉強したいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
・当社に直接申し込まれたお客様
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
・まぐまぐ、Macky!、melmaご利用のお客様
解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。
▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)
何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解除させていただくことがございます。予めご了承下さい。マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されていることをご確認下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞれの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一切責任を負いません。
http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。