マネックスメール 2005年3月28日(月)

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マネックスメール 2005年3月28日(月)

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 マネックスメール<第1386号 2005年3月28日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.バンガード・海外投資事情 第167回
 3.オルタナティブのランダム・トーク
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス社長 松本大のつぶやき
 6.合併・システム統合案内 −第18回−

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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1.相場概況
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様子見気分の強い展開で小動き

日経平均            11,792.30 (△ 31.20)
日経225先物         11,810 (△110 )
TOPIX            1,194.04 (△ 0.27)
単純平均             450.24 (▲ 2.52)
東証二部指数           3,658.31 (▲ 19.31)
日経ジャスダック平均       1,949.47 (▲ 19.66)
東証一部
値上がり銘柄数          549銘柄
値下がり銘柄数          978銘柄
変わらず             89銘柄
比較できず            32銘柄
騰落レシオ            112.75% -3.18%
売買高            11億6154万株(概算)
売買代金          9339億3700万円(概算)
時価総額          369兆0915億円(概算)
為替(15時)          106.951円/米ドル

◆市況概況◆
 週末の米国市場が休場で外国人の売買が細ったことなどもあって、様子見気
分の強い展開となりました。寄り付きは3月決算の配当落ち、ということもあっ
て売り先行の始まりとなりましたが、日経平均で60円程度と見られていた配当
落ち分は下がらず、配当を考慮すると堅調な始まりであったといえるのでしょ
う。

 寄り付きの売りが一巡した後は買い優勢の動きが続き、じりじりと先物主導
で値を戻し、配当落ち分を埋め、前日比プラス圏での推移となりました。ただ、
さすがに日経平均11,800円を超えたところでは目先筋の利益確定売りと戻り売
りに押され、上値の重い展開となりました。とは言え、積極的に下値を売り叩
くような動きや、利益確定売りや見切り売りを急ぐ動きもなく、高値圏で小動
きとなりました。

 後場に入っても大きな動きはなく、一段と様子見気分が強まる、といった格
好になりました。昼の市場外取引も金額は小さく、市場への影響はほとんどあ
りませんでした。前場の終値近辺で始まった後場の相場は日経平均の値幅が30
円にも未たず、出来高も10億株は超えたものの売買代金は1兆円に未たず、閑
散な状況となりました。

 前場堅調な動きとなっていたハイテク銘柄も上値の重い動きとなり、伸び悩
み、配当落ちとなった銘柄もしっかりと配当分下落しているといった状況です。
配当落ちとなった銘柄の下落を、幕間つなぎの銘柄やハイテク銘柄でカバーし
たといった格好であり、市場全体の方向感はなく、指数の値上がりほど上昇し
ているような感触もない感じでした。値上がり銘柄数も極端に少なく、盛り上
がりに欠ける一日でした。

 日経平均やTOPIXは堅調な動きとなりましたが、日経ジャスダック平均、
二部株指数、東証マザーズ指数は大幅安となるなど、小型銘柄は配当取りが終
了となったことが要因の売りに比べ、買い気の乏しい展開であったといえるで
しょう。

(マネックス証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
 ☆日経平均・TOPIX☆

 今日も配当落ちとは言え、引続き下値の支持線や基準線で支えられた格好と
なりました。RSIやストキャスティックスも落ち着いたところまで下落とな
っており、この水準が保てれば週末には基準線も上昇してくるところで、堅調
な動きとなるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆日経ジャスダック平均☆

 チャネルラインの下限を下抜けてしまいました。転換線も割り込み、基準線
までの下落が予想されますが、基準線が上昇に転じることや基準線までの調整
となれば、RSIやストキャスティックスの水準も「いいところ」で落ち着く
ものと思われ、指数の動きも底打ち感もでてくるものと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆債券先物☆

 引続き強含みの動きとなっています。遅行線は日々線を割り込むことなくし
っかりとしており、日々線は雲のねじれを目指す動きを続けています。ここで
一気に雲を抜けてくれば雰囲気も変わってくるのでしょうが、RSIやストキ
ャスティックスも高値圏にあり、ここが目先的な売り場となる可能性もありま
す。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆為替(ドル円)☆

 抵抗線を抜けたことで動きが軽くなり、一気に107円を超える水準までの(
ドルの)上昇となって来ました。上値の目処は図の青い線(昨年11月の高値10
7.10円程度)、あるいは短い赤い点線(「N計算値」=107.60円程度)と言う
感じで、目先的にそのあたりまでで一度は(ドルの)高値を付ける感じかもし
れません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 ☆ 個別銘柄分析 −積水ハウス(1928)− ☆
 図の下の方にかかれている数字は日数で、昨年9月29日の安値から12月9日の
安値までが49日、12月9日から今年の2月23日の安値まで50日、と49〜50日の周
期で図のチャネルライン内(図の赤い点線)での安値をつけています。その周
期からすると4月末頃に安値をつけることになり、今回の安値は反発となって
もう一度安値を付け直すのか、それともこのサポートを割り込んで安値をつけ
に行くのかといったところになっています。
 遅行線が日々線を下回らず、なおかつ、雲の下限で下げ渋り、日々線も雲の
下限やサポートとなるチャネルラインで下げ止ったとも考えられ、反発が期待
されるところです。今年1月の高値水準かチャネルラインの上限を目標値と考
えておいていいのではないでしょうか。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K1928.htm

◆個別銘柄◆ ハイテク銘柄の一角は堅調、小型株は配当落ちで安い
菱地所(8802) 1,300円(▲4)
 大阪アメニティパークにおける土壌汚染隠ぺい事件で、同社と三菱マ(5711)
の経営陣が宅建業法違反の疑いで大阪府警から事情聴取を受けたことを嫌気し、
朝方は軟調となっていました。途中、押し目買いから反発したものの、売り圧
力は強く、結局4営業日続落となりました。

伊勢丹(8238) 1,423円(▲15):100株単位
 2005年3月期の連結最終損益が、従来予想を50億円下回り、110億円の黒字
にとどまりそうと発表したことを嫌気して売られ、反落となりました。

清水建(1803) 561円(△9)
 来期2006年3月期の連結経常利益が、今期予想に比べ3%増える見通しとなり、
また、株主重視の姿勢を鮮明にするために1991年3月期以来となる増配を検討
する方針と報じられたことを好感し、買われました。

USEN(4842) 2,765円(△65):10株単位
 今年の4月から、映画や音楽など500番組を無料配信するブロードバンド放送
を始めると報じられたことで、一層の収益の拡大を期待した買いが入りました。

三 共(4501) 2,245円(▲20):100株単位
 次期大型新薬と期待する抗心筋こうそく薬を、2008年にも欧米で発売できる
との見通しを明らかにしたことで、収益拡大を期待した買いが入りました。し
かし、後場に入ると利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、軟調となりまし
た。

ティアック(6803) 197円(△15)
 消費者向け販売事業を強化し、第一弾としてパソコン周辺機器などの直販サ
イトを立ち上げたと報じられたことを手掛かりに、買いを集めたという見方も
ありましたが、実際は低位で値動きの軽い銘柄を物色する流れに乗ったようで
す。

ニッポン放(4660) 6,250円(▲250):10株単位
 ライブドア(4753)社長とSBI(8473)CEOとの会談が中止になったと発表さ
れたことで、経営環境などの先行き不透明感が増したことから、TOB価格まで
売り込まれました。思惑が先行して買われていただけに、小さな材料でも売ら
れやすい地合いにあるようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 含み資産絡みの材料銘柄が堅調な動きとなっています。

東証一部値下がり上位
 買い材料に乏しいところで小口の売りに押されている銘柄が多く見られます。

東証1部売買高上位
 低位の材料株ばかりと言う感じです。

東証1部売買代金上位
 全般的に売買代金が細る中で主力銘柄に加え材料株も上位に顔を出していま
す。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の
[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。」

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。

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2.バンガード・海外投資事情 第167回
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ドルコスト平均法‐再び

 マネー雑誌などのメディアや、各金融機関による投資教育の効果からか、長
期投資のための金融用語もずいぶんと一般的に知られるようになってきました。
たとえば「ドルコスト平均法」などは、マネー雑誌を開くと必ずでてくるとい
っていいくらい、よくみかける用語のひとつです。

 でも皆さん、「ドルコスト平均法」の意味を本当に理解できていますか?
 友人から「長期投資に興味があるのだけど、ドルコスト平均法のメリットを
説明してもらえない?」と尋ねられたら、きちんと説明してあげることができ
るでしょうか?

 何度も見聞きしているこの「ドルコスト平均法」ですが、ここでもう一度お
さらいをしておきましょう。

 ドルコスト平均法とは、定期的に一定の金額を投資していくアプローチ方法
のことです。そのためファンドの場合だと、基準価格が安いときには多い口数、
高いときには少ない口数で購入することになります。

 例えば、ファンドを250ドル(約26,000円)単位で、毎月定期的に購入する
とします。最初の月のファンド基準価格が10ドルだと、250ドルで25口購入で
きます。その後、翌月に基準価格が8.50ドルまで下がった場合、今度は250ド
ルで29.4口を購入できることになります。

 この例では、2ヶ月間のファンド基準価格の単純平均は9.25ドル((10ドル
+8.5ドル)÷2ヶ月)となります。しかし、実際に購入したファンドの基準価
格平均を計算してみると、1口あたり9.19ドル(500ドル÷(25口+29.4口))
となり、実際に購入したファンドの基準価格平均が、市場の単純平均価格より
も安くなっていることがわかります。これがドルコスト平均法の効果で、安い
時に多く買い、高い時に少なく買うことができた結果なのです。(ただし、ド
ルコスト平均法は利益を保証するものでも、マーケットの下落時に損害を被る
のを防ぐものでもありません。)

 ドルコスト平均法は退職後に向けた資産形成など、長期的な投資計画に最適
な投資手法です。もし皆さんが、定額積立プログラム等を利用して、毎月同じ
金額でファンドを購入しているというなら、それは皆さんがすでに「ドルコス
ト平均法を利用した投資」を実践しているということにほかなりません。

※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド販売手数料がかからない「ノ
ーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンドの
組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託です。
1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたても可能フ
ァンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

※マネックス証券で販売している3本の外国籍バンガードファンドの情報は下
記のホームページからでもみることができます。
http://www.vanguardjapan.co.jp/fund/fund00.html


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3.オルタナティブのランダム・トーク
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「ヘッジファンド投資のプロセス (2) アクセス」

 さて、有望なヘッジファンドが存在するということが判明しても、実際にそ
れをいつでも「買える」ということではありません。これが個人投資家に一般
的に知られているファンド、「投資信託」のような商品とは違う点です。

 ヘッジファンドの本来の収益源は、投資信託のようにファンド規模から稼ぐ
手数料ではなく、運用成果から稼ぐ成功報酬です。最近では特に有望なヘッジ
ファンドこそ、自分たちの運用効率性を高いレベルに保つためにファンドのサ
イズを制限し、あらたな投資資金を受け入れることを拒否します。このような
ヘッジファンドは「クローズド」(closed)していると言います。

 ヘッジファンドが立ち上がってから間もないのであれば、新規投資家を受け
入れる「オープン」(open)の状態がほとんどでしょう。その新しいファンド
が有望である可能性があったとしても、実績を「様子を見ている」投資家が多
いからです。ただ、近年では早めにファンドをクローズドできるということは、
そのファンドが有望であるという勲章みたいなものになっています。

 ただ、ファンドをクローズするかはマネジャーの判断によります。そのヘッ
ジファンドの運用戦略によっては市場規模がそれほど大きくないものもありま
すし、何よりもマネジャーの運用、リスクマネジメントおよびビジネスの哲学
を反映しています。

 90年代後半ぐらいまでは、有望なファンドであっても半永久的に「オープ
ン」していましたが、近年はその状態はガラリと変わりました。「売れっ子マ
ネジャー」が独立やスピンオフなどで新しいファンドを設立して「オープン」
した同日に応募倍率が何倍で即時「クローズド」してしまうケースも時々見ら
れます。

 ヘッジファンドが自らクローズドするというきっかけは98年〜00年ぐら
いに大手ヘッジファンドの運用資金が大きくなりすぎて運用に失敗したという
経験からです。この時代にはLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)
の破綻、タイガーマネジメントも業務停止しています。大きいということは、
ヘッジファンドにとっては必ずしも良いことではなかったという教訓になりま
した。

 正確にいうとクローズドでも、「ハード」と「ソフト」があります。ハード・
クローズドの場合は、どの投資家からでも例外なく投資資金を受け入れないこ
とです。一方、ソフト・クローズドの場合は、投資家や条件によっては投資資
金を受け入れるということです。例えば、何かの理由で既存の投資家がファン
ドの持分を償還した場合に、別の新しい投資家が入られることも含みます。

 このようなソフト・クローズドしているファンドに優先的なポジションを得
ようとすることは、実はヘッジファンド投資家のプロの重要な仕事です。ファ
ンドを見つけるだけではなく、実際に投資できるアクセスです。

 どのように投資家はこのようなアクセスを得るか?決して投資資金の規模で
はありません。返って投資資金が大きすぎることがマイナス要因になり得るこ
とがヘッジファンド世界の常識です。

 アクセスの鍵は、やはり前回にご紹介したように長年の経験と人の信頼ネッ
トワークを築いていることです。投資家もマネジャーから信頼してもらって、
相互的なリレーションシップ(良い関係)を築くことが、良い投資機会につな
がる訳です。

渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。
オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・
マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。
(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授
なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一と
ヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com


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4.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

※先週末は欧米市場が休場のため、外国投信の基準価額の掲載はありません。

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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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3月28日    <方向感覚>

 私は土地勘はいい方で、道に迷うことは滅多にありません。昼間に限らず夜
であっても、大体東西南北を言い当てられます。小学校3年生の時だったと思
いますが、唯々東へ向かって歩こうという企画をして近所の友達2人と出掛け
てひたすら歩き、遂にその2人が『もう帰れない。絶対道に迷った。』と泣い
たり怒ったりしたので仕方なしに180度方向転換をし、今度は西に向かって
ひたすら歩いて無事帰宅したこともあります。その時は、家の近くに戻ってき
た時はすっかり日も暮れかけており、近所の大人が大勢で、家よりちょっと東
側に寄った辺りで、私たちのことを大声で呼んで探していたのを憶えています。
『東に行こう』というセリフを聞いた証言があってそういうことになったのだ
と思いますが、実際には私たちは『ちょっと東側』ではなく、歩いて3時間ぐ
らいの所まで東方に行っていたのです。まぁそんな具合で、方向感覚には小さ
い頃から自信があります。

 海外に行ってもこのジャイロは健全なのですが、どういう訳か鬼門が二つだ
けあります。一つは東京の広尾の辺りで、それぞれの地域の位置関係が全く馴
染みません。流石に経験がありますから、頭で考えると、『こっちから行くと
ここに出る』と分かるのですが、感覚的には不可解千万で、あの辺りだけは私
にとっては青木ヶ原の樹海のようなもので、ジャイロコンパスがくるくる勝手
に回転してしまい、方向音痴になってしまうのです。

 もう一つの鬼門が京都駅です。京都の街中は全然問題ないのですが、毎回々
々、京都駅からいざ帰ろうと東京行きの新幹線ホームで待っていると、予想し
ていたのとは反対方向から列車が入ってくるので肝を抜かれます。これは徹底
していて、未だ嘗て例外がありません。ホームで待ちながら、向かいのホーム
(大阪方面行き)に入ってくる列車をボンヤリと眺めていると、いよいよ東京
行きが到着する旨のアナウンスが入ります。頭で考えれば当然分かることです
が、向かいのホームに来る列車とは逆向きに入ってくる筈です。ところが常に
私は、実際の向きとは逆向き(東から西に向かって走る向き)を期待し、その
期待を裏切っていきなり目の前に新幹線の顔が登場するので、毎回ドキッとす
るのです。これはタチの悪い病気で、このまま決して治る気がしません。

 人の脳は、斯くも不思議なものですが、私自身に関しては何故そうなのかを、
いずれは私なりに解明したいと思っています。

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マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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6.合併・システム統合案内 −第18回−
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<無料投資情報>

合併に先立ち日興ビーンズでは、2月に「マネックスFX」「貸株サービス」
が開始されていますが、3月に入って「先物・オプション取引」「MRFから
の投信積立(自動つみたて)」「株式ミニ投資(ミニ株)」と続々とサービス
が開始されています。今回は、3月24日に大幅リニューアルされた無料投資
情報についてご案内します。

●無料投資情報のリニューアル
「リアルタイム株価」では、あらたに株主優待情報、指標、業績に関する様々
なデータがご覧いただけるようになったほか、チャート表示機能も大幅に強化
されました。「株式ランキング」では、全市場での検索機能が追加され、信用
残・PERなど、検索条件も増強されました。

その他、「信用・証金情報」の検索条件に「逆日歩」が追加 、「海外市場情
報」にアジア市場を中心として指標が追加されるなど、大幅にリニューアルさ
れました。

詳しくはこちらから
http://www.nikkobeans.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news503m.htm

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※過去の内容の詳細はこちらからご覧ください。
http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/index.html
※合併・システム統合に関するご意見・ご質問はこちらからお寄せください。
http://www.monex.co.jp/visitor/gappei_schedule/annai/goiken/index.html

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