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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.資産設計への道
〜その164 内藤 忍
3.相場の世界
−第35回− 本間宗久相場三昧伝 清水洋介
4.投資信託基準価額
5.マネックス社長 松本大のつぶやき
6.知ってトクするカウントダウンプレゼントクイズ
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
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1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
日銀短観の悪化にもかかわらず堅調な展開
日経平均 11,723.63 (△54.68)
日経225先物 11,720 (△80 )
TOPIX 1,186.50 (△ 4.32)
単純平均 445.81 (▲ 0.41)
東証二部指数 3,601.75 (△ 3.02)
日経ジャスダック平均 1,934.46 (▲ 0.17)
東証一部
値上がり銘柄数 784銘柄
値下がり銘柄数 726銘柄
変わらず 138銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 109.33% -4.51%
売買高 14億7187万株(概算)
売買代金 1兆1737億9800万円(概算)
時価総額 367兆7741億円(概算)
為替(15時) 107.51円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場は、週末の雇用統計等の主要経済指標の発表を控えもたついた展開
となっていました。日本市場は、今日は米国市場動向を受けての動きというよ
りも、寄り付き前に発表になった日銀短観の動向に左右される始まりとなりま
した。
日銀短観は予想を大幅に下回り、大幅に悪化となったことで、売り先行の始
まりとなりました。先物が売り気配からの始まりとなるなど、総じて売り優勢
の展開となりましが、寄り付きの売りが一巡した後はある程度の悪化は予想し
ていたかのように戻り歩調となりました。
先物の買戻しなども交え、一気に戻り歩調となったものの、さすがに日経平
均が11,700円を超えるような場面では戻り売りや目先筋の利益確定売りに押さ
れ、上値が重くなりました。上値の重さを確認し、一方で下値の堅さが確認さ
れると、ご多聞に漏れず小動きとなりました。
後場の寄り付きは軟調な始まりとなりました。昼の市場外取引の金額が比較
的大きく、売り越しであったと伝えられたことから、先物のヘッジ売りや目先
筋の見切り売りが嵩み、前日の終値を下回る始まりとなりました。ただ、先物
などへのまとまった売りも寄り付きを過ぎると追随する動きもなりを潜め、底
堅い動きとなりました。
その後は戻り歩調となりましたが、依然として上値も重く、週末ということ
もあって、目先筋のポジション調整の売りもあり、買戻しの動きとあいまって
小動きとなりました。ただ、引け際まで値持ちが良かったことで、引け際には
買い戻しを急ぐ動きも出て、大引けは買い優勢の展開となり、結局高値引けと
なりました。
日銀短観で景況感の悪化が顕在化したにもかかわらず、銀行株や主力銘柄の
景気敏感株も堅調な動きとなり、指数は落ち着いた、しっかりした動きになり
ました。小型株もまちまちの状況となり、二部株指数と日経ジャスダック平均
は小動き、東証マザーズ指数は大幅高となりました。
(マネックス証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
☆日経平均・TOPIX☆
遅行線と日々線が「底−底」一致の形(遅行線の底値と日々線の底値の日が
一致すること)となり、底入れが確認された格好となりました。遅行線が日々
線に絡むところで一気に上昇した格好となり、形としては強含みと言えるでし
ょう。RSIやストキャスティックスも底値圏からの反発だけに上昇に転じた
と期待されるところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
今日も基準線がサポートとして機能した格好となりました。基準線が上昇し
てくるとこであり、RSIはまだ下げ切っていないもののストキャスティック
スはしっかりと買いシグナルとなり、「底入れ−反転」が期待されます。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
雲をしっかりと抜け「三役好転」となりました。ただ、その割りには上値が
重い展開となり、ローソク足の形も十字足(寄り付きと引け値が同じで上下に
「ひげ」を引いたもの)となって気迷い気分が強くなってきました。RSIや
ストキャスティックスも高い水準にあり、いったん頭打ちとなるかもしれませ
ん。週明けの寄り付きが安いようであれば調整となる可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
高値圏でのもみ合いとなりました。計算値通りとなったことで、当然の一
服といえるのでしょう。直前の高値を抜けると(計算値を抜けると)「真空地
帯」のようになっており、一気に110円を超えるところまで(ドルが)上昇と
なる可能性もありますが、抜けきれないと再び下値のサポートまで(105.80円)
下落する可能性も出てくるのでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
☆ 個別銘柄分析 −日立(6501)− ☆
底値は、図の赤い点線で表されているように650円台で確認されているよう
な感じです。遅行線と日々線が今までは「天−底」一致の格好となっていたの
ですが(図の青い矢印)、ここへ来て(緑の矢印で指し示した期間)日々線と
遅行線が「天−天」「底−底」一致の格好でぴたりと符合して動いています。
今日がちょうど遅行線が日々線の底と重なるところとなっており、ちょうど
「底入れ」となる可能性もあります。ただ、目先的には雲に上値を押えられ、
もたついた、上値も限定的な動きとなりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K6501.htm
◆個別銘柄◆ 銀行株が堅調な動き
日ユニシス(8056) 1,108円(▲4):100株単位
NTTコミュニケーションズと共同で、地方銀行や信用金庫向けにICカード
の発行サービスを始めると報じられたことを好感して買われ、続伸して始まり
ましたが、後場に入ると利益確定売りに押され、反落となりました。
MISAWA(1722) 393円(△44)
トヨタ(7203)による支援が正式に決定したことで、経営再建の本格的な進
展と相乗効果を期待した買いを集め、大幅高となりました。
フジタ(1725) 117円(▲24):100株単位
10月1日付で建設・土木事業と不動産関連事業に会社分割し、債務超過を解
消するために金融機関に3度目の金融支援を要請すると発表したことで、減資
などによる株主責任や経営再建の先行きに対する不透明感から嫌気売りを誘い
ました。
住軽金(5738) 189円(±0)
3,000万株の公募増資と最大で450万株の売り出しを発表したことで、一株利
益や株主権利の希薄化や株式需給の悪化を嫌気した売りを集めました。しかし、
相場の動きに追随する形で押し目買いが入り、結局変わらずとなりました。
ぱ ど(4833) 206,000円(△30,000):1株単位
2005年3月期に、上場以来初めてとなる配当を実施すると発表したことを好
感して買いを集め、ストップ高となりました。
OTS(4564) 300,000円(▲28,000):1株単位
2005年3月期の単独経常利益が、従来予想の6億1700万円〜1億6700万円の下
限を大幅に下回ったことで、嫌気売りを集めました。
住商情(9719) 2,210円(△90):100株単位
住商エレク(7556)との合併を発表したことで、同社の技術力と住商エレク
の営業力などの相乗効果を期待した買いを集め、続伸となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料含みの小型銘柄が上位に並んでいます。
東証一部値下がり上位
小型株が小口の売りで下げているという感じです。
東証一部売買高上位
ディーラー好みの銘柄が上位に出て来ました。
東証一部売買代金上位
銀行株や優良銘柄の常連に加え、材料株に大商いとなるものが出ています。
詳細は→
http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の
[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
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2.資産設計への道 〜その164
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新番組「内藤忍の資産運用ゼミナール 〜 確実に資産形成するための6原則」
4月1日午後9時からスタートします。地上波ではなくスカイパーフェクTV 280
チャンネル(Act On TV)や全国のケーブルテレビでの放送です。30分で資産
設計のエッセンスを学べる番組。よろしければご覧ください。
http://www.financialjapan.co.jp/info/
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個人投資家がプロに勝つ方法
個人投資家は果たしてプロに勝てるのでしょうか。プロとは機関投資家のこと
です。組織、情報量、投資判断にかける時間など個人とプロの間には大相撲で
言えば、曙と舞の海くらいの違いがあります(古い例ですいません)。
小兵の舞の海は巨漢横綱に勝つために小柄で動作速度が速いという自分の強み
で勝負しました。個人投資家もプロに勝つためには自分たちの強みがどこにあ
るのかを考え、それを活かした投資をすることが重要です。個人投資家の強み
は例えばこのようなところにあると思っています。
1.絶対リターンを目標に運用ができる
プロの投資家である年金運用や投資信託のファンドマネージャーは日本株であ
ればTOPIX(東証株価指数)を評価の基準とします(これをベンチマークと言
います)。投資対象を調べると多くのプロたちは例えばNTTドコモ、トヨタ自
動車といった時価総額が大きい銘柄を組み入れていることがわかります。その
理由はこれらを組み入れないで上昇した場合、ベンチマークに負けてしまう可
能性が高くなるからです。つまりTOPIXに負けないための「保険銘柄」として
組入れることになります。個人投資家は絶対リターンを目指しますからこのよ
うなことをする必要がありません。
2.決算を意識する必要がない
プロの投資家には決算があります。かつて外資系投資顧問会社で企業年金の運
用を担当していた時は3ヶ月毎に顧客に運用状況を説明していました。運用に
は短期で結果を出さなければならないプレッシャーがかかります。個人投資家
はゲームオーバーにならなければ長期の資産運用が可能です。
ゲームオーバーにならないために
http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/005191.html
3.自分自身のお金の運用である
2.と関連しますがプロには顧客への説明責任があります。結果として、説明
しやすい銘柄、有名な銘柄を組み入れ、トラブルが発生していたり、投資が説
明しにくい銘柄を避ける傾向があります。個人投資家にはこのような制約はあ
りません。本当に投資する価値があるかどうかで判断すればよいのです。
では具体的に個人投資家には、どのような投資アイディアが考えられるでしょ
うか。
<投資アイディア1>プロが投資しない銘柄を選ぶ
機関投資家は時価総額が小さい銘柄は投資対象として入れにくいのが実情です。
そのようなプロが対象にしない銘柄を選択すれば違う土俵で戦える可能性があ
ります。ただし、時価総額が小さい銘柄の場合、会社の信用度、売買のしやす
さなどに制約が出る可能性があります。
<投資アイディア2>有名ではない銘柄を選ぶ
マネー誌に掲載されている推奨銘柄は有名な銘柄ばかりです。これは知らない
銘柄を推奨すると読者からクレームになるリスクがあるからです。有名な銘柄
は、人気が高まり他の投資家も投資する結果割高になっている可能性がありま
す。有名な銘柄に投資をするのをやめることで「有名割高銘柄」に投資する失
敗を防止できます。
<投資アイディア3>割安な株式(バリュー株)に投資する
個人投資家の間で最近バリュー株投資をはじめる人が増えています。バリュー
投資とはPER、PBRなどの指標が業界平均より割安な銘柄を選択して投資をする
方法です。過去のデータでは成長性の高い株式(グロース株)よりも平均して
高いリターンが実現しています。バリュー株には地味であまり人気の無い銘柄
が多く含まれていますが、そのような投資先へ分散投資することでリターンを
狙えることが示唆されています。投資で重要なのは「良い会社」ではなく「良
い投資先」を探すことなのです。
バリュー投資
http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/005744.html
個人投資家がカモにする側に立つためには他の投資家に対する競争優位が必要
になります。好きな銘柄、知っている銘柄に投資するだけでは割高な銘柄に投
資してしまうカモになってしまいます。
株式投資をやっている方、自分の強みを活かした投資をしていますか?
今回の話のまとめ---------
●情報・インフラで劣っている個人投資家が勝つためには戦略が必要
●プロと違った土俵で戦えば、プロに勝てる可能性が開ける
●選択すべきなのは「良い会社」ではなく「良い投資先」
ではまた来週・・・。
内藤 忍
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/c_naitou/index.html
資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)。
※本コラムに掲載される内容は、筆者の見解であり、将来の株価等を保証する
ものではありません。実際の投資にあたっては、ご自身のご判断と責任におい
てされますようお願いいたします。
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3.相場の世界 −第35回−
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本間宗久相場三昧伝
−三位の伝−
先週は「自分の思惑だけで相場をやってはいけない」と言う話をしました。
逆にいえば相場をやる時は相場の雰囲気や、回りの環境、また、「皆が、この
相場をどう思っているか」も大事になってきます。そういったことを見極める
ことが「三位の伝」というのだと思います。今回はこの「三位の伝」について
すこし書いて見たいと思います。
この商い三位の伝を以って、一体の上げ下げを見極め、二つの内、何程の下
げ、何程まで上げ、何程にて止まる、その節、上方此の方作合いを考え、終始
如何と丹念致し、たとえば買いにつく時は、その間の狂い高下に構いなく、立
ち羽を崩さずしっかりとすべきなり。思い入れ当たる時は、勘定の通り取り留
まるものなり。安きところにて買い、高き処にて売るべしと心掛けては、宜し
からず。上げと見込む時は、全体を考え、片買いと心得べし。若し、又了見違
う時は、早速売り返し休み、とくと米の動きを見るべし。その節、米弱みに見
ゆる故、売り過すことあり、はなはだ宜しからず。ぜひ下ぐべしと存じても売
らざるものなり。心得べし。
「三位の伝を以って、上げ相場か下げ相場を見極めて、下げ相場の場合はど
のくらい下げるのが、上げ相場の場合はどのくらい上げるのか、また、どの当
たりで止まるのかそのときの地合いをよく考え、最後までしっかりと研究して
例えば買いに出るときはその間の多少の高下、「綾」は無視するように自分の
立場をはっきりとさせておくべきです。思惑が当たる時は自分が予想したよう
にしっかりと儲けることが出来るものです。いつもいつも安いところで買い、
高いところで売ろうと思っているだけではだめなのです。上がると見込んだと
きは相場全体の動きを考えて買い一辺倒で行くべきです。もし見込みがはずれ
た時はすぐに反対売買をして休み、相場の動きを冷静に分析してみるのです。
その時(自分が投げたということで)相場や弱く見え、売り過ぎることがあり
ますが、とんでもないことなので注意が必要です。必ず下がるだろうとわかっ
てはいても売らないくらいの心持でいた方がいいのです。よくこころに止めて
おくべきです。」
「三位の伝」などを良く勘案して相場の見通しを立て、そのような投資をし
たのであれば目先にばたばたすることもなくしっかりと相場の方向だけを見て
いればいいのです。今日の安いところを買おう、とか明日の高いところを売ろ
う、などと考えていると目先的な株価の上下に惑わされて相場全体の方向を見
誤る可能性もあります。「〜までは」買いと期間や株価を定めるのもいかもし
れません。目先の1円や2円にこだわらずに方向があっていれば相場というのは
儲かるもので、方向を見誤らないことが大切なのです。
「三位の伝」について
『相場三昧伝』の中に「三位の伝」という言葉が良く登場します。「売り」
「買い」「休む」を「三位の伝」という考えもありますが、ここでいう「三位
の伝」というのは「旗=相場の位置、状況」「風=相場の環境(金利や為替の
動向、米相場の場合は天候など)」「心=人気、市場のセンチメント」の3つ
の事象を勘案して相場に取り組む、ということです。相場を取り巻く環境を考
え、その株価の動きを考え、そういった株価の動きを見て、市場参加者がどの
ように考えているかを考えることが大切、ということです。
そのためには相場の向き合う方針を「売り」「買い」「休む」のどれにする
か、ということ重要にまります。
また、この書の中で「二つ仕舞い、三つ十分、四つ転じ、三位の秘伝なり」
と述べているところもあり、この売買の仕方を「三位の伝」と言う説もありま
す。この中の「二つ仕舞い」とは「一」が仕掛け(「売り」「買い」)だとし
たらその反対売買のことで、「三つ十分」というのは「休む」の部分で「十分
に相場を分析する」と言う意味で、「四つ転じ」というのはそれまでと反対の
ポジションを取る(つまり「一」の仕掛けになります)ことではないかと思い
ます。
相場はまず、買ったとしたら、それを手仕舞い、そしてその後売り買いの様
子を見て、逆に売ることもあると思います。このサイクルを良く見極めること
が「三位の秘伝」というのではないかということです。ここでいっていること
は当たり前のことですが、仕掛けも手仕舞いも様子見もかなり神経を使って見
る必要があるのではないかと思います。そういった意味で、それぞれを相場環
境や人気、相場の位置を勘案して「仕掛ける」必要があり、また、そういった
ことを勘案して相場に望む、という意味で「三位の伝」といっているのです。
(マネックス証券 清水洋介)
「相場の世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
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4.投資信託基準価額
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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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4月1日 <新入社員>
本日、遂に当社にも新卒の新入社員が入ってきました。ささやかですが入社
式も催し、逆に私の方が緊張してしまいました。当社も遂にここまで来たか、
という感慨があります。
私は会社を人工衛星に例えることがあります。大きなロケットを付けて莫大
な推進力と共に飛び出す打ち上げステージ、大気圏を抜けてから永久軌道に乗
せるべく慎重にポジションを取る転換ステージ、そして軌道を回り続ける安定
ステージ。新卒の入社は、私たちが第1ステージから、第3ステージへと続く
第2ステージへ移行してきていることを示唆しています。或いは、そのように
ステージを換えていくという意志の結果としての新卒採用とも言えるでしょう。
MBHというロケットが、永久に回り続ける星となれるように、みんなで力を
合わせて会社を造っていきたいと思います。
今日は日本中で入社式が行われたことでしょう。全国の新入社員にエールを
送らせて頂きます。
==========<松本大 フジテレビに出演します>========
<テレビ>
4月3日(日) 22:00〜23:15 フジテレビ 『情報ライブ EZ!TV』
コメンテーターとして当日生出演いたします。
===================================
「マーケット朝一番!」バックナンバーが見られます!
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6.渋くて甘いプレゼント付き! 知ってトクするカウントダウンクイズ
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
マネックス証券と日興ビーンズ証券の商品やサービスに関するクイズコーナー
です。4月6日水曜日までに下記ウェブサイトからご回答ください。見事正解さ
れた方には、「茶匠 ふじ井「宇治抹茶ロールケーキ」」を抽選で20名様にプ
レゼントいたします。ふるってご応募ください。
商品:茶匠 ふじ井「宇治抹茶ロールケーキ」
100年以上宇治抹茶を栽培する農家のお茶屋さんが作る超本物志向の抹茶ロー
ルケーキ。抹茶をより多く感じていただこうと自家製高級抹茶を10g使用。
1日に14本しか作る事が出来ない、こだわりの逸品です。
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【第1問】
マネックス証券では、貸株サービスを申し込まれたお客様がご利用いただける
貸株通帳というサービスを提供しています。貸株通帳は、お客様が貸し出され
た銘柄に配当が発生した場合、原則として郵便局にわざわざ出向いたり、銀行
振込の手続きをとるなどの手間が省け、配当金相当額を確実に受け取ることが
できます。もちろん、貸し株金利も受け取ることができます。
それでは、貸株通帳で明細を閲覧できる期間は、以下のうちどれでしょうか?
1. 最長 10年間
2. 最長 1年間
3. 最長 半年間
ヒントはこちら>>
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kashikabu/index_katsuyo2.html
【第2問】
日興ビーンズ証券では、無料でご利用いただける投資情報「リアルタイム株
価」や「株価ボード」などのデザインを一新し、機能も充実してリニューアル
いたしました。それでは、今回のリニューアルに伴い変更された「株価ボー
ド」の新名称は、以下のうちどれでしょうか?
1. 株価板情報
2. マーケットライダー
3. マーケットボード
ヒントはこちら>>
http://www.nikkobeans.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news503m.htm
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◎プレゼント応募要領◎
下記のURLにアクセスしていただき、クイズの答え、住所、氏名、メールアド
レス等を入力してください。何か一言、コメントをつけていただけると幸いで
す。
https://www2.monex.co.jp/j/countdown_quiz/
締切日 :2005年4月6日(水)
抽選日 :2005年4月7日(木)
※当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
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・当社に直接申し込まれたお客様
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▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399)
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