マネックスメール 2005年4月14日(木)

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マネックスメール 2005年4月14日(木)

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 マネックスメール<第1399号 2005年4月14日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
 3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
 4.マネックスの投信売れ筋ランキング
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス社長 松本大のつぶやき
 7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-昨日と同様に米国市場には関係なく先物主導で軟調

日経平均            11,563.17 (▲ 74.35)
日経225先物         11,560 (▲110 )
TOPIX            1,168.42 (▲ 7.97)
単純平均             439.80 (▲ 4.05)
東証二部指数           3,526.97 (▲ 33.26)
日経ジャスダック平均       1,948.00 (▲ 7.31)
東証一部
値上がり銘柄数          255銘柄
値下がり銘柄数         1,311銘柄
変わらず             81銘柄
比較できず            5銘柄
騰落レシオ            81.12% -6.13%
売買高            13億9954万株(概算)
売買代金        1兆2032億4500万円(概算)
時価総額          362兆3128億円(概算)
為替(15時)          107.85円/米ドル

◆市況コメント◆
 米国株安もあって売り先行の始まりとなりました。それでも先物がシカゴ市場の終値を上回って始まるなど底堅い始まりとなったのですが、その後はすぐに先物から売り直される展開となりました。昨日と同様にカネボウ(3102)が売り気配となったことで、先物でヘッジする動きや裁定取引の解消売りなどもあって、下げ足を速める状況となりました。

 それでも先物のまとまった売りが一服すると、売り飽き気分や目先筋の買戻しもあって下げ渋る場面もあったのですが、カネボウの値段がつかないと見ると改めて売り直されるといった展開になりました。

 後場に入っても下げ止る動きとはなりませんでした。昼の市場外取引も金額はそこそこ大きかったものの、リバランスやEFP(先物のポジションを現物株に換える動き)が中心と見られ、市場への影響は殆どありませんでした。後場の寄り付きこそ前場の引け値と同じ水準からの始まりとなりましたが、昨日や前場の動きと同様に先物が主導する形で一段安となりました。

 その後も先物主導の売りは続き、日経平均は節目と見られた11,500円を割り込む場面も見られ、値下がり銘柄数も東証一部で1,500銘柄を超える場面もありました。さすがに日経平均11,500円を割り込んだ場面では目先筋の買戻しや押し目買いの動きもあり、底堅い動きとなりました。為替も円安に振れたことで輸出関連銘柄が下げ渋る動きとなったり、日経平均が節目と見られる水準まで下落したことで好業績銘柄や高配当銘柄への押し目買いの動きも出てきたようです。

 結局引けは下げ渋りは見せたものの殆ど戻り切らず、先行きへの懸念を残したままの引けとなりました。銀行株等主力大型銘柄も軟調なものが多く、日経平均ばかりでなくTOPIXも安く、小型銘柄も見切り売りや追証の発生に伴う手仕舞い売り、追証を手当てするための換金売りなどで軟調な動きとなるものが多く、日経ジャスダック平均、二部株指数、東証マザーズ指数も軒並み安となりました。

 (マネックス証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
 ☆日経平均・TOPIX☆

 日経平均は節目と見られた11,500円を割り込む場面もありましたが、大きな下ひげを引いて引けました。「たくり足」の形で底入れパターンではありますが・・・。3月30日の安値水準、2月23日の安値水準、2月10日から14日にかけて窓を開けた水準、1月の「ミニ三尊天井」の水準、雲の下限とぎりぎりのところで下げ止まった格好となりました。明日以降持ち直す展開となれば雲の中で堅調な動きとなるのでしょうが、この水準から明日も下げるようであれば雲を割り込み、調整も長引くものと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆日経ジャスダック平均☆

 基準線を意識した水準で下げ止ったという感じです。遅行線も日々線を割り込んでおらず、ここから底堅い動きとなるものと思われますが、遅行線が日々線を割り込むような動きになれば基準線が上値抵抗となり、雲の上限あたりまで下落の可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆債券先物☆

 なかなか高値が抜けきれないといった感じです。遅行線は順調に雲を意識した水準で堅調な動きとなっていますが、上値の重い状況から遅行線と日々線の「天−天」一致(図の赤い矢印)となるか、「天−底」一致(図の青い矢印)となるかといった感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆為替(ドル円)☆

 図に引かれた点線がしっかりと「節目」となって動いています。RSIはまだ高い水準ですが、ストキャスティックスは底値圏からの買いを示唆しており、もう一度高値を試す動きとなる可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 ☆ 個別銘柄分析 −マブチ(6592)− ☆
 昨年の11月初めに雲を割り込んでから、雲に押えられる形で上値抵抗線に押えられ、上値の重い展開となっています。今回も雲に上値を押えられ、上値抵抗線に押えられています。遅行線が日々線にサポートされた格好となっており、遅行線が日々線を割り込むかどうか、3月17日の安値を割り込むかどうかが注目されるところです。この水準で粘り、遅行線が日々線を割り込むことなく推移すれば、3月17日の安値に基本数値の応当する今月22日までにいったん底打ちとなり、上値抵抗線を抜け、雲の中に入ってくるような動きになるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K6592.htm


◆個別銘柄◆ 好業績・高配当銘柄が底堅い、堅調な動き
アドバンテ(6857) 8,150円(▲170):100株単位
 米株式市場が大幅反落となり、特にナスダックが年初来安値に迫ったことや、フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数が2.71%安となったことが嫌気され、大幅安となりました。

フジクラ(5803) 491円(△13)
 東電力(9501)と関西電(9503)が、家庭用光ファイバー通信回線に両社合わせて約1,000億円を投じ、加入件数をそれぞれ約2倍に引き上げると報じられたことを受け、関連銘柄として物色されました。

ローソン(2651) 4,100円(△90):100株単位
 2005年2月期決算と同時に2006年2月期の収益予想を発表し、連結売上高を2700億円、経常利益を435億円と増収増益を見込んでいるとしたことで、業績拡大期待から買いを集めました。

フジテレビ(4676) 238,000円(▲6,000):1株単位
 ニッポン放(4660)株の買い取りやライブドア(4753)への出資など、合計で1,600億−2,000億円の資金負担を軸に調整していると報じられましたが、和解交渉の先行きが依然として不透明なことで、反落となりました。

三井住友(8316) 700,000円(▲8,000):1株単位
 国内景気の回復期待を背景に、先行して買われてきた内需関連株へ利益確定売りが出ており、大手銀行株にも波及したようです。約2ヶ月ぶりに70万円を割り込む場面もありました。

日電産(6594) 13,030円(△140):100株単位
 2005年3月期の連結営業利益が従来予想を上回り、前期比2.4倍の530億円程度と過去最高になった模様で、年間配当を45円と従来予想から5円積み増す公算が大きいと報じられたことを好感して買いを集め、8営業日ぶりに反発となりました。

ダイエー(8263) 212円(△10):500株単位
 社長兼最高執行責任者に日本ヒューレット・パッカード現社長の樋口氏を迎え入れる方針を固めたと報じられたことで、経営改革と再建のための体制が整ったとの見方から買いを集めました。相場全体に買い手掛かりに欠ける中、数少ない材料に短期資金が飛びついた面もあるようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 小口の買いで上げているものが目立ちます。

東証一部値下がり上位
 大きく下げているものも小口の売りに押されている感じです。

東証1部売買高上位
 値段の安い電機株が多く見られます。

東証1部売買代金上位
 いわゆる主力銘柄がインデックスの売り買いで上位になっています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
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阪神が強いぞ。サンプラザ中野だー!

 俺の愛する阪神タイガースが、今年も春からやってくれちゃっている。昨日は負けてしまったが、ここまで7勝3敗1分。堂々のセリーグ第1位なのだ。素晴らしい!何しろ今年はプロ野球が生まれ変われた年なのだ。新しい球団もある。経営母体が変わった球団も。そしてセ・パの交流試合もついに始まる。そんな記念すべき年に、人気球団が頑張って盛り上げている。いいことではないか。
 で、俺もちょっと盛り上げてきた。阪神を、ではない。生まれ故郷を、である。俺は山梨県甲府市生まれだ。今回その隣の市・南アルプス市のマラソン大会にゲストとしてお呼ばれしたのである。南アルプス市は合併でできた市だ。2年前にできた。全国初のカタカナの名前の市ということで一躍有名になった。合併自体も早かった。市の名前が決定する寸前、NH○の人が言ったそうだ。「普通の名前なら地方配信。カタカナなら全国に配信です」と。そして見事選ばれた「南アルプス」という名前は全国に伝えられたのである。そもそも日本アルプスの南の部分、つまり南アルプスがある場所なのだから無理なく決まったのだそうだ。先日名前とともに合併企画自体が消えてしまった「南セントレア」とは歴史が違う。

 その新しい市の3回目のマラソン大会。俺一人ではどうにも役不足だ。もちろんマラソンランナーのゲストもいた。市橋有里さんだ。彼女はシドニーオリンピック代表選手。速い人代表である。俺は遅い人代表。市橋さんは3.5キロと10キロに。俺は3.5キロに出た。3.5キロは小学生とその親が参加する部門だ。いつもは最下位に近い鈍足の俺だが、上位を狙って走った。ところがである。小学生が速いのだ。スタートから転ぶ子供がいるくらい、奴らは本気だった。俺はいつものとおり先頭からスタートしたが、バンバン抜かれていったのだ。「そんなに飛ばすと、後が大変だぜ」と後半のごぼう抜きを夢見ていたが、夢だった。最後まで奴らのペースは落ちることがなかった。後で聞いたら走ることが奨励されている地域なのだそうだ。なるほど。

 でも行って良かった。大変美しかったからだ。桜はもちろん満開。さらに名産の桃とさくらんぼの花が満開だったのだ。つまり3種類の木の花が町中に咲き乱れていた。何しろ名産なのだから畑という畑で咲き誇っているのだ。町中に「花咲じじい」が来たようだ。ちょっとした夢の世界であった。いいぞ「桃源郷マラソン」。おまけにこの市には日本で2番目に高い山もある。北岳だ。3200メートル近い。知らなかった。「南アルプス市」名前だけじゃなく、気持ちが良いのであった。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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風見鶏(2005年4月14日号)

 今週の日経平均株価は、連日値下がり。先週の金曜日には、予想を上回る機械受注統計の発表に11911円まで上昇していたことを考えますと、いまは様変わりとなっています。

 きっかけは、中国での反日ストとなっていますが、実際にはウィークデーに入ってからは、それも終息ぎみ。したがって、これだけを下落の犯人にするのは行きすぎでしょう。

 むしろ、米国金利の上昇というオーソドックスな要因が、この下落のきっかけと言った方が良いでしょう。

 そもそも今年の相場は、景気回復期待に対し金利の上昇懸念という構図でスタートしました。

 そして、1月5日に発表された12月のFOMCの議事録がつまずきの始まり。
 実は、FRBは、住宅市場の一部で見られる投機熱や急上昇する原油相場、また双子の赤字を背景に下落を続けるドルを前にして、超低金利状態からの脱却をはかっています。そして、ここまでは市場のコンセンサスも得られていました。

 しかし、1月公表のFOMC議事録で示されたのは、インフレへの懸念でした。そのため、それまでの“慎重な”利上げからインフレ退治のための厳しい利上げにエスカレートするのではないかと市場は懸念し始めました。

 これを受けて、上昇期待から買われていた米国株式は、年初からいきなり冷や水を浴びせられた格好です。

 その後も、景気の回復期待で株は買われるものの、これは同時にインフレ懸念を強め、利上げが加速するのではないかという疑心暗鬼から相場の上値が押えるというジレンマに陥っていました。

 おかげで、米国株式市場はサイド・ウェイ。10500ドルあたりを中心としたもみあい。

 そして今週、3月のFOMC議事録が発表されました。

 意外にも、インフレを押さえ込むために金利を上げるべしとする“タカ派”的な意見は目に付きませんでした。

 むしろ、景気回復が緩慢な状態なので、金利を急いで引き上げる状況ではないとの見方が多かったようです。そして、生産性が上がっていることで、賃金や製品価格の上昇が押えられているから、インフレはなお“想定内”にとどまると。

 おかげで、”慎重な”利上げペースは今後も続くということで、12日火曜日の米国株式は急反発となりましたが・・・。

 翌13日のニューヨーク株式市場は、急落でした。

 3月の小売売上高は0.3%と、市場予想の0.8%を大きく下回ったことがポイント。消費の伸びの鈍化がその原因です。消費は、景気の第一の牽引役。それが思わしくないとマーケットは見たのです。

 景気はまずまず良い、だからインフレが心配というのがこれまでのスタンス。しかし、ここにきて、その景気がどうなのか?という、そもそもの問題に戻っているのではないでしょうか。

 そうなると、一昨日のFOMC議事録の読み方も変わってきます。これまでとは逆さまです。利上げの加速がなくて良かったのではなくて、利上げを加速させるほど景気は良くないとFRBは見ているというように。

 そうなると、これは原油相場の評価も同様。4月4日に1バーレル58.20ドルをつけたニューヨーク商品取引所の原油先物5月限は、昨日は50ドル割れ寸前の50.06ドルまで下落。高値からは7日間で14%近い下落になっています。

 原油価格の上昇はインフレ懸念を強め、金利上昇をもたらすから株式相場には悪材料というのがこれまでの見方でした。

 したがって、原油価格の下落は相場にとってポジティブにとらえられてもよいはず。しかし、株価は下がっています。

 もちろん、原油価格が下落すると、これを買っていたヘッジ・ファンドなどが大きな損失を被るために、担保などの資産売却に走り、これが相場全体を押し下げるということもあります。

 また、エネルギー関連株の下落が相場に悪影響を与えるということもあるでしょう。なにせ、今年の米国株式を牽引したのはエネルギー関連株ですから。
 しかし、それよりも問題なのは、原油相場の下落が株価に好影響を与えないという事実。

 すなわち、景気の減速懸念が原油の下落を招いている。すなわち、原油価格は景気減速懸念の結果だと。

 ということで、これまでは、株式市場から嫌われていた利上げ、原油価格の上昇でしたが、いまは逆に、それが恋しい状況に変わっているかもしれませんね。

 いつものことながら、マーケットの風見鶏はクルクル回ります。

        (株式会社トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予   測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等   にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた   します。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.HSBCインドオープン
2.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
3.日経225ノーロードオープン
4.ザ・ファンド@マネックス
5.HSBCチャイナオープン
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス社長 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
4月14日   <外交>

 中国での反日運動に憂慮しています。私は多くの中国人の方と仲良くさせて頂いており、今の動きには戸惑いを感じます。中国政府の報道官の映像を見て、とても心が痛みました。日本の政府、政治家、マスコミ等の反応・対応は様々ですが、個人的には同意できるものと、違和感を感じるものとが混ざっています。同様に中国国内に於いても、全ての人が同じ考えを持っている訳ではないでしょう。しかし外交は政府と政府の間で行われ、論戦は、いずれマスコミ間で行われるかも知れません。私たち個人は、外交においては無力なのでしょうか?

 こんなことを考える時、私は4年前の出来事を思い出します。マネックスで扱っているファンドの件でフィラデルフィアにあるヴァンガード社を訪問したあと、私はちょっと足を伸ばしてワシントンD.C.に行き、マンスフィールド元駐日米国大使(故人)に面会しました(マンスフィールド氏は、私がかつて勤めていた会社の顧問をしていたので、面会要請に快く応えてくれたのでした)。説明は要らないと思いますが、マンスフィールド氏は上院院内総務を16年、駐日米国大使を12年勤められた、偉大な政治家です。彼は初対面の私と挨拶を交わすなり、深々と頭を下げてこう言いました。

 "As a citizen of the United States, I'd like to apologize."

 私は何事かと、本当にびっくりしました。ちょうどその数日前に、ハワイ沖で米国の潜水艦が日本の水産高校の実習船に衝突した事故があったのでした。
 マンスフィールド氏は傑出した外交政治家だからそう言ったのかも知れません。或いは外交というのは、官邸でもテレビの中でもなく、無数の、小さな、個人の気持ちとその表明の中にこそ存在するのかも知れません。私は後者の可能性を信じたいと思います。外交において、私たち個人が自分達を無力化しないこと、当事者としての意識を持ち続けることが、大切なのではないでしょうか。


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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業

イムラ封筒(3955)
  「潜在需要を顕在化させるための営業力強化に注力しています。」

   イムラ封筒に関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/3955_enq.htm

個人投資家向け説明会の模様はこちらから。
http://streamstar.net/investment/imura_futo_041204/index.html

アイ・シー・エフ(4797)
  「積極的なM&Aにより、上場以来初の黒字化が見込まれています。」
   アイ・シー・エフに関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/4797_enq.htm

個人投資家向け説明会の模様はこちらから。
http://streamstar.net/investment/icf_050305/

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005年3月28日(月)

イムラ封筒の決算説明会に出席しました。
 井村社長が決算の概要、事業環境及び各事業の概況と施策について説明されました。

<詳細はこちらで>

http://www.cyber-ir.co.jp/report/3955/20050412_3955.htm

<取材を終えて>

 主力の封筒事業を取り巻く環境は厳しい状態が続いています。第2の柱として育成中のメーリングサービス事業も黒字化には今しばらく時間が必要なようです。もっとも、個人情報保護法の全面施行をきっかけにユーザー側の意識が変わりつつあります。また、封筒のみの取引先に対して、メーリングサービス事業を拡大させる余地も大きいものと思われます。ただ、こうした潜在需要を顕在化させるためには、営業力の強化が不可欠。現在は、その強化の過程にあります。
 引き続き同社の動向をフォローしていきたいと思います。

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2005年3月2日(水)

アイ・シー・エフの会社説明会に出席しました。
 佐藤社長が、会社概要と今後の事業戦略について説明されました。

<詳細はこちらで>

http://www.cyber-ir.co.jp/report/4797/20050412_4797.htm

<取材を終えて>

 連邦独立採算制を標榜、佐藤社長の人脈を生かして、この1年で20〜30代の若手経営者率いる年商3〜10億円の企業を相次いでM&A。その結果として、今期は上場以来初の黒字化が見込まれています。しかも、足下の月次売上高が10億円に迫る勢いですから、来期の売上高は単純計算で120億円程度にはなる計算です。
 ただ、この業績急伸について、市場は未だ半信半疑であるような気もします。決算発表により確かな結果が示されれば、同社の評価は一段と高まる可能性があると思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→> req@cyber-ir.co.jp

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジhttp://www.cyber-ir.co.jp

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