マネックスメール 2005年4月16日(土)

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マネックスメール 2005年4月16日(土)

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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場テクニカル分析
 2.来週のトピック − 閑話休題(為替相場チャート) −
 3.艶(いろ)はにほへど・・・  マネックスCOO 工藤恭子
 4.マネックスからのお知らせ

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.マネックステクニカル分析
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☆☆ 今週の相場展望 ☆☆
 今週の米国市場はまだ終わっていませんが企業の四半期決算の発表も始まり、予想を下回る決算や慎重な収益見通しに敏感な相場となりました。来週も(週末も含めて)決算動向に敏感な動きとなるものと思われます。来週は個別の企業決算に加え、ベージュブックや景況指数、景気先行指数などの発表もあり、原油価格などのインフレ指標よりも景気指標、景況感に敏感な動きとなるのではないかと思います。ここまで決算を発表した企業も、足元の業績を下方修正したり、予想を下回るものが多く、足元の業績が好調でも、アップルのように先行きの収益は慎重な見方をするところも多く、センチメントは下向きになっています。徐々に景況感の悪化も織り込んでいるような感じですが、まだ完全には織り込んでおらず、景況感の悪化が確認されると売り直される場面も見られるのかもしれません。それでも徐々に織り込んでいく中で、逆に予想を上回るような決算や景気指標があれば、意外感から買戻しを急ぐような動きが出て来る可能性もあるのではないでしょうか。

 来週の日本市場は底値を探るような展開となりそうです。景気動向指数なども発表になりますが、米国市場同様に景況感が下向きとなっており、下向きには耐性が出てくるのではないかと思います。今週末にも中国で大規模なデモがあるのではないかとの観測もポジションをショート(売り)に取る要因となっており、週末に大きな動きがなければ週初から買戻しが入る可能性もあるでしょう。ただ、決算発表が始まってきますが「思ったほど悪くない」ということになれば、慎重な見通しで売られたとしても下値は限定的な動きとなりそうです。新年度入りしてから買いが一巡する時期となるだけに腰の据わった買いは期待しにくく、目先的な動きに終始するのではないかと思います。目先の材料に飛びつく動きでディーリング中心の動きが続くものと思われ、指数は底値を確認するような動きとなってくるでのはないかと思います。

        ☆☆☆ テクニカルコメント ☆☆☆

☆☆ 日経平均 ☆☆
 一気に「三役逆転」、「売り時代」となってしまいました。上値は図に赤い線で示した上値抵抗線となるか、雲の下限の水準となるかといったところですが、下値は遅行線が雲にサポートされるかどうかといったところです。遅行線が雲の中に入ってきたときは1月安値、11月高値の11,200円あたりが底値となってきそうです。来週にはRSIやストキャスティックスの低下も予想され、いったん底をつけるのではないかと思います。
   今週の予想レンジ 11,200円〜11,600円
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm

☆☆ TOPIX ☆☆
 日経平均より底堅い動きとなっています。日々線が雲を割り込み「売り時代」となり、雲の下限が上値の目処となってくるのでしょう。遅行線の雲までの下落も考えられますが、2月の安値水準で下げ止った格好なので、日々線が今日を底値に雲の上昇に沿うように反発してくる可能性もあります。
   今週の予想レンジ 1,140〜1,170ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

☆☆ JASDAQ ☆☆
 基準線を割り込んで来ました。遅行線が日々線にサポートされ、まだ堅調な動きといえますが、ここから反発してこないと遅行線が日々線を割り込み、基準線を上値に、雲の上限を下値にした水準での動きとなりそうです。しっかり反発してくるようであれば、高値を窺う展開も期待されます。
   今週の予想レンジ 1,940〜1,980ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

☆☆ 債券先物 ☆☆
 週末に直近の高値を抜けて来ました。限月は違うのですが、2月の高値の140円を意識した動きとなるものと思われます。遅行線と日々線の「天−天」一致(図の赤い矢印)よりも「天−底」一致となる可能性も高く、来週が目先の高値を付ける場面かもしれません。
   今週の予想レンジ 139.00円〜140.00円
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

☆☆ 為替 ☆☆
 まだ狭い範囲での動きといえるでしょう。(ドルの)下値は107.60円、上値は108.60円の動きが続いている感じですが、来週末あたりから基準線が上昇に向かうので、どちらかへの動きが出てきそうです。
   今週の予想レンジ 107.60円〜109.30円
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

☆☆ NYダウ ☆☆
 下値のサポートライン(図の赤い点線)を割り込んでしまいました。下値を探る動きとなりそうですが、いったん今回の相場の上昇の始めとされるような水準、図の青い点線と矢印で表したような「N計算値」で計算される、10,000ドル前後までの下落となる可能性もありそうです。
   今週の予想レンジ 10,000ドル〜10,600ドル
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Dji.htm

☆☆ SP500 ☆☆
 こちらも遅行線や日々線が雲に頭を押えられる格好で、軟調な展開となりました。ダウ平均と同様に下値を探る動きになってきそうですが、ダウ平均と同じように昨年の10月〜11月初めにかけての上昇相場が「真空地帯」を上げたような格好となっており、上昇相場の始まりの水準までの下落の可能性もあります。
   今週の予想レンジ 1,120〜1,190ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Spc.htm

☆☆ NASDAQ ☆☆
 ダウ平均などよりも下の水準でのもみ合いを下に抜けてしまいました。ダウ平均などより先に昨年10月〜11月初めの上昇相場の出だしの水準でのもみ合いとなり、底値を探る展開となりそうです。ダウ平均等に比べ先駆して下落した分、ここからの調整幅は小さくなってくるのではないかと思います。
   今週の予想レンジ 1,900〜1,980ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nas.htm

☆☆ CRB指数 ☆☆
 前回の安値水準では下げ止らず、典型的な「天井形成」となりました。日々線は雲の上限で下げ止らず、雲の中に突入してきました。雲の下限を底値として遅行線が基準線にサポートされる格好で下げ渋り、雲の中での動きとなってくるのではないかと思います。
   今週の予想レンジ 296.0〜307.0ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Crb.htm

(2005・4・15 17:00記 マネックス証券 清水洋介)

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.来週のトピック − 閑話休題(為替チャート) −
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− 閑話休題(為替チャート) −

 週末にはG7会議が開催されます。従来はG7の席上で為替に関する動きなとが討議され、為替市場に大きな影響を与えたものですが、最近のG7では為替に関して大きな動きとなることは少ないようです。

 現在マネックス証券と日興ビーンズ証券では、8種類の通貨の取引を取り扱っていますが、各通貨のチャートを作って見ました。是非、取引のご参考にして下さい。

         ドル円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
        ユーロ円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Eur.htm
       ドルユーロ→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Ed.htm
        ポンド円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Gbp.htm
  オーストラリアドル円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Aud.htm
 ニュージーランドドル円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nzd.htm
      カナダドル円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Cad.htm
     スイスフラン円→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Chf.htm


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.艶(いろ)はにほへど・・・ 
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 よノ巻 <予算の呪縛>

 新年度に入り、マネックス・ビーンズでも新しい予算が動き出しました。私個人は、おこづかい帳も家計簿もつけたことのない丼屋ですが、会社となると話は別です。年度の初めに取締役会で予算承認をして以降は、毎月の実績を当初予算と比較検証し、会社のお財布を管理していきます。

 予算と実績が一致すると、うまくコントロールが効いて「たいへんよくできました。」という気になりますが、それはある意味危険なこと、予算の呪縛にかかった状態です。そもそも証券会社の収益は、相場環境に大きく影響を受けます。加えて、本当はもっと収益を上げられたはずなのに、もっとコストを絞れたはずなのに、戦略や見積が甘かったということもあるでしょう。むしろ、予算と実績に隔たりがある方が健全で、その差が示唆する意味こそが重要な道しるべとなります。

 毎年、年度末になると、しなくてもよい道路工事が増えるのが不思議でなりません。きっとそこにも、余った枠の消化を促す予算の呪縛があるのです。官の予算は経済活性の役割もあるのでしょうが、雑駁に言って、お金の使い道はもっと他にあるはずです。

 「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず。」
 波乱万丈、千変万化の現代に、一年前の計画通りに事が運ぶのはありえないことです。収益源を分散し環境変化に耐える財務体質を作るとか、無駄なコストは絶対にかけないとか、一定の信念を基にした予算をたてながら、想定内外の動きを察知し、呪縛を解いて自ら変化することが、予算における不易流行かもしれません。計画を立てるのが苦手な丼屋の尤もらしいこじつけです。
(マネックス証券 COO 工藤恭子)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.マネックスからのお知らせ
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┃■┃第1回マネックス・ビーンズ・オリエンテーションコミティー参加募集中┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  マネックス・ビーンズとしては初のオリエンテーションコミティーを  5月21日(土)13:30より開催いたします。今回のテーマは「マネックス・  ビーンズ証券が目指すべき付加価値」。また、合併後の新しいサイトや  サービスについてのご意見も頂戴する予定です。 ぜひ、お客様の熱いご  意見、ご要望をお待ちしております。
  https://www2.monex.co.jp/j/committee/committee20050521.html

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┃■┃マネックス・ビーンズ証券のトライアルサイトにログイン!
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  マネックス証券のお客様にとっては、今回の合併は言わばお引越し。  引越後に違和感なくお取引できるように、今から是非、ログインいた  だき、新しいサイトを体験してみてください。きっと新しい発見があ  るはずです。
   トライアルサイト: http://trial.monex.co.jp/


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「マーケット朝一番!」バックナンバーが見られます!
 http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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