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マネックスメール<第1409号 2005年4月28日(木)夕方発行>
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日興ビーンズ証券との合併に伴い、誠に勝手ながら5月2日より「まぐま
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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
4.マネックスの投信売れ筋ランキング
5.投資信託基準価額
6.マネックス社長 松本大のつぶやき
7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
週末、月末、連休前で小動き、引けはインデックス買いで上げる
日経平均 11,008.90 (△ 3.48)
日経225先物 10,970 (▲50 )
TOPIX 1,129.93 (▲ 0.37)
単純平均 429.97 (▲ 0.01)
東証二部指数 3,515.27 (△ 1.42)
日経ジャスダック平均 1,960.26 (△ 1.59)
東証一部
値上がり銘柄数 648銘柄
値下がり銘柄数 837銘柄
変わらず 160銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 80.37% +1.27%
売買高 14億4937万株(概算)
売買代金 1兆2055億7100万円(概算)
時価総額 350兆8851億円(概算)
為替(15時) 105.88円/米ドル
◆市況コメント◆
米国市場は堅調な動きとなったのですが、寄り付き前に発表になった鉱工業
生産指数が予想を下回ったこと、寄り付き前に市場筋の集計と伝えられる外国
人の売買動向が昨日、14営業日ぶりに買い越しとなったものが、今日は再び売
り越しとなったことから、売り先行の始まりとなりました。ただ、寄り付きの
売りが一巡したあとは買戻しも入り底堅い動きとなり、底堅い動きから戻り歩
調となる場面も見られました。
ただ、週末、月末、連休前、しかも米国ではGDP(国民総生産)やFOM
C(公開市場委員会)を控え、中国でもメーデーや5月4日の抗日記念日を控え、
積極的にポジションを膨らませる動きは見られませんでした。そういった事も
あって、上値ではポジション調整の戻り売りや目先筋の見切り売りも早めに出
て、上値の重さを確認するような動きとなりました。先物のまとまった売りで
日経平均は10,900円を割り込む場面も見られましたが、その水準からは大きく
下押すこともなく、小動きに推移しました。
後場に入っても状況は変わらず、小動きに終始しました。寄り付きこそ、昼
の市場外取引が金額も比較的大きく、買い越しであったと伝えられたことで買
い先行の動きとなりましたが、御多分に洩れず上値は限定的となり、方向感の
出るような動きとはなりませんでした。
連休前で積極的にポジションを取り難い中で、好業績を発表する銘柄も散見
されましたが、反応は鈍く、昨日好業績を発表し、今期見通しもかなり強気に
見ていた鉄鋼株等も新日鉄(5401)が早くも利益確定売りに押され、軟調な動
きとなるなど、目先筋を中心に手仕舞い売りが中心となっていました。同じよ
うに好決算を発表した商社株も全く反応がないような状況で、引け際に買い戻
しが入り堅調な動きとはなったものの、動きの鈍い展開となっていました。
全般的に動きの鈍い中で個別に物色する動きとなり、引けはインデックス買
いが入り、日経平均は前日比プラスの引けとなりました。TOPIXは戻り切
らず、小幅安、小型銘柄もまちまちの動きでしたが、指数は二部株指数、日経
ジャスダック平均、東証マザーズ指数のいずれも小幅高の引けとなりました。
(マネックス証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm
☆日経平均・TOPIX☆
日経平均もTOPIXも保ち合いの下の水準で小動きとなりました。長い下
ひげを引いた格好で、下値のサポート(赤い点線)で下げ渋った格好となり、
底堅い展開と言えるでしょう。転換線が日々線の水準まで下落してきたのでそ
ろそろ動きが出てきそうです。RSIやストキャスティックスの水準も低く、
反発が期待されるところですが、この保ち合い水準を下抜けてもすぐにリバウ
ンドするような展開となるのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
引き続き上値の重い展開となっていますが、上値が重いながらしっかりした
動きとなっています。ただ、ここからは基準線も下落してくるところで遅行線
も日々線に絡み下落となる可能性もあり、いったん雲の水準あたりまで調整と
なる可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
しっかりした寄り付きから高値更新となりました。RSIやストキャスティ
ックスは上値余地はあるものの高い水準にあり、上値は重くなるかもしれませ
んが、強含みの推移となりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
再び105.80円の水準まで(ドルの)下落となりました。遅行線が日々線を割
り込みそうで、ここで反発(ドル高)とならなければ円高が進む可能性が出て
きます。ドルの反発が見られないと目先は雲まで(105円台前半)下落となり
そうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
☆ 個別銘柄分析 −旭硝子(5201)− ☆
A〜Bのチャネルラインを下に割り込み、B〜Cのチャネルラインに入った
と見るのか、まだ、下限にあり、A〜Bのチャネルラインが生きていると見る
のか微妙な位置にあります。遅行線が基準に上値を押えられ、雲にサポートさ
れる格好となりましたが、日々線に絡んでくるところで上に抜けるか日々線を
抜けずに下落するのか、といったところです。同時に日々線が雲の中での動き
となり、底堅い動きとなってくるのか、雲を上限にするような形でB〜Cのチ
ャネルラインに移行してしまうのかというところで、連休明けあたりの動きで
当面の動きが決まってきそうな感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K5201.htm
◆個別銘柄◆ 鉄鋼株等好業績銘柄の一角が買われるが個別物色の展開
ソニー(6758) 3,920円(▲70):100株単位
2005年3月期の連結決算と今期見通しを発表し、最も注目されたエレクトロ
ニクス部門が343億円の営業赤字だったことから、今期も黒字転換は難しいと
の見方が広がり、手控えられているようです。
NTTドコモ(9437) 162,000円(▲4,000):1株単位
本日の大引け後にTOPIXの浮動株基準導入に関連して個別銘柄の浮動株比率
発表が予定されており、NTT(9432)が過半数の株式を保有しているために
TOPIXへの組み入れ比率が下がるとの思惑から、先行して売られたようです。
マツダ(7261) 371円(△10)
2005年3月期の連結純利益が前々期比35%増の457億円と過去最高を更新した
ことや、2006年3月期の予想純利益も前期比20%増と市場予想を上回ったこと
を好感して買われました。
アサヒ(2502) 1,337円(△10):100株単位
2005年1−3月期の連結営業損益が7億6,500万円の赤字になったと発表したこ
とで、収益環境の悪化を嫌気した売りに押されました。しかし、大引け間際に
入ったインデックス買いを受け、小幅高で取引を終えました。
タカラバイオ(4974) 484,000円(△50,000):1株単位
フランス国立保健医学研究所が実施する副腎白質委縮症の造血幹細胞遺伝子
治療の臨床試験に、同社が日本を含む世界各国で物質特許を保有しているレト
ロネクチンを供給すると発表したことで、思惑を集め、ストップ高となりまし
た。
オリンパス(7733) 2,125円(▲70)
2005年3月期の連結最終損益が従来予想の135億円の黒字を大きく下回り、100
億円の赤字になったようだとの業績予想修正を発表したことで、収益の悪化を
嫌気した売りに押されました。
住商オート(4703) 4,390円(△40):100株単位
住友商(8053)が、株式交換方式で同社を完全子会社化すると発表したこと
で、株式交換比率にさや寄せする形で売られました。しかし、大引け間際には
インデックス買いから住友商が更に上げ幅を拡大したため、連れ高する形で上
昇に転じました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
好業績銘柄や材料株が小口の買いで上げています。
東証一部値下がり上位
材料株の「残骸」が処分売りに値を崩した、と言う感じです。
東証1部売買高上位
好業績を発表した低位株がディーリングの対象となりました。
東証1部売買代金上位
好業績銘柄が利益確定売りと手仕舞い売り、に押し目買いで買い向かう格好
となっています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の
[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
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2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
タフィーに楽天に行ってもらうというのはどうだ?サンプラザ中野だー!
やっぱり力の差がありすぎるよ。楽天が11連敗だ。近鉄とオリックスの良い
選手を集めた新生オリックスが現在借金2で4位。同じく近鉄とオリックスから、
新生オリックスが取らなかった選手を集めてできた楽天。何と借金17の最下位
だ。これを見てもわかるよね。選手の配分のやり方が失敗だったってさ。いや、
オリックスサイドからすると成功か。いずれにせよ30にも満たない試合数で最
下位楽天から1位ロッテまでのゲーム差が14.5。異常だ。でもなんだかんだ言
ってパリーグに注目が集まっているではないか。阪神ファンの俺としても嬉し
い。交流戦ももうすぐだ。ワクワクするよ。本当は中日のアレックスに行って
もらいたい。
さて、アメリカ株が軟調だ。先日とあるエコノミストに会った。いろいろ聞
いた。その人は言う。最近までアメリカ経済が好調だったことの方が異常だっ
たのだ、と。アメリカは90年代を突っ走ってきた。それをパーティーに例える
ならかなり大きなパーティーだった。それをそろそろお開きにしようかという
ときに911が起こってしまった。一気にお開きになりそうだったので丑三つ時
にもかかわらず、上等なシャンペンを大量に投入した。しこたま酔っていたは
ずだったのに、参加者はさらに浮かれた。で、そのシャンペンが尽きてきたの
が最近のアメリカなのだそうだ。パーティーの参加者は三々五々散会し始めて
いる。後片付けが始まりそうだ、と。そして彼はこうも言う。世界経済は次の
パーティーの場所を探している。それはおそらく日本だ。日本は80年代のパー
ティーの後片付けがもうすぐ終わりそうだからだ。世界経済はパーティーアニ
マルだ。日本でパーティーが始めることを望んでいる。日本は応えなくてはな
らない。でも、そのパーティーが始まるまでには1年ちょっとはかかる。アメ
リカのパーティーが終われば誰もが「祭りの後」を引きずるからだ。
というわけでしばらくは日本株も低迷するのではないかと言われた。俺は昨
日持ち株を半分にした。半分売ったということだ。下がったら買うぞ。なんだ
か大人な投資家なのだ。
小説「大きな玉ネギの下で〜story of '85〜」発売中!今すぐネットで買っ
ちゃおう!サイン会も近々やる予定。よろしく。良いGWを。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で
活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/
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3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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まだらのチャート(2005年4月28日号)
いよいよゴールデン・ウィークですね!
ただ、そのおかげで今週の相場は狭いレンジでの取引が続きました。乱高下
となった先週の相場とは様変わりです。
国内では、内患外憂にひとつの区切りがついたこともあります。すなわち、
中国での反日テロの拡大と、郵政民営化にともなう政局流動化という問題の終
息です。
先週末には日中首脳会談が行われ、また衆議院議員補欠選挙で自民党が完勝。
その後は目立ったデモは行われず、また郵政法案もとりあえず国会提出までに
はこぎつけたことで、この内患外憂による相場の波乱はひとまずは通り過ぎま
した。
そうなると、海外はどうでしょうか。問題は米国の景気です。これに関して
は、ここ1週間の経済指標を見ても、フィラデルフィア連銀の景気指数が市場
予想を上回り、また新築住宅販売件数が史上最高となるなど良い数字も見られ
ます。
その一方で、増加が予想された耐久財受注が実は減少していたなど、悪い数
字も見られます。要は、まだら模様です。
また、企業業績においても、キャタピラーやヤフーが好決算を発表する一方
で、GMの業績が不振でこちらもまだら模様。
このためなのか、ニューヨーク・ダウは、上昇と下降、反発と反落が繰り返
されています。
実際、4月18日以降の8営業日は、陽線と陰線がほんとうに交互に来ています。
チャートも文字通りまだら模様。
コナン・ドイルの推理小説「まだらの紐」はシャーロック・ホームズが解決
しますが、「まだらのチャート」はアラン・グリーンスパンがなかなか解決し
てくれません。
ということで、FRBの金融政策が今後どうなるのか。一部で景気の減速懸
念が出ている中で、これまで通りの引き締め政策をいつまで続けるのか。市場
はこれを予想しながら、一喜一憂している状況です。それがまだらのチャート
に表れています。そうなると、5月3日のFOMCに向けて米国株式は神経質な
展開が続きそうですね。
ただ、そんな状況ですから確かに東京市場は動きにくかったでしょう。大型
連休に入りますしね。大型連休で休んでいる間に、NY相場が大きく動くのも
困りますし。
そのため、日経平均株価のこの5日間の終値は、はずか70円足らずの範囲に
入っています。小動きのもみあいがつづきました。
ただ、ほんとうに連休は波乱含みなのでしょうか。気になるところなので、
過去の例を少し調べてみました。
株式市場を見るために、日経平均株価を用います。まず、連休に入る4月29
日より1営業日前の終値から、5月5日の子供の日を過ぎた1営業日目の終値をG
W中とします。そして、連休前の7営業日をGW前、また連休後の7営業日を
GW後とします。
それで、その10日程度の間の収益率を過去10年間分、10本のデータとして取
り出し、平均と標準偏差を出してみました。その結果は次の通りです。
平均収益率 標準偏差
GW前 -0.38% 2.38%
GW中 1.39% 3.97%
GW後 -1.20% 3.21%
収益率の標準偏差を相場の振れ、すなわちリスクと考えれば、GW中の標準
偏差は3.97%とGW直前の時期の2.38%よりもかなり大きくなっています。
GW前は膠着相場で、GWでは相場が大きく居所を変えるという傾向がここ
からは見て取れます。そのため、GW前は動きにくいというい意見もそれなり
の説得力はありそうです。
なお、GW中の平均収益率1.39%は、その前後の−0.38%、−1.20%に比べ
ると特徴があります。すなわち、プラスであり、またその値が比較して大きい
こと。
ここからは、GWをはさんでは買いポジションが有利に見えます。その間は、
相場は上がる傾向がある。ただし、GW明け後は下落に注意すべし、となるの
ですが・・・。
果たして、今年はどうでしょうか。ただ、すくなくとも今週に入ってからの
相場は、GW前は動かないというこれまでの傾向にそったものにはなっていま
すね。
次に、為替も見ました。同様の方法で調べると、このような結果となりまし
た。
収益率 標準偏差
GW前 0.61% 1.36%
GW中 -0.57% 1.25%
GW後 0.71% 3.02%
連休中の株価の変動は平均−0.57%。すなわち4月28日〜連休明けまでのド
ル円相場の動きは、平均的には0.57%のドル安。また、標準偏差は1.25%でし
た。
この変動が果たして通常よりも大きくなっているのかどうかを見てみると、
大型連休前の7営業日は、平均0.61%のドル高。また、標準偏差は1.36%でし
た。また、大型連休明け後の7営業日のデータを見ると、0.71%のドル安。た
だし標準偏差は3.02%となっています。
ここからは、連休中は平均1%にも満たない変動であるとともに、相場の荒
れ具合をみる標準偏差も大型連休の前後に比較し小さい。すなわち、過去10年
の例では、大型連休中の為替相場は「鬼のいぬ間の洗濯」ではなく、むしろ相
場自体が連休モードといえそうです。
ただ、注目されるのは、連休後の標準偏差の大きさ。連休明けとともに市場
参加者がマーケットにもどり、あるいは政治・経済が動き始めると、連休中に
貯まった市場エネルギーが一気に相場を動かすイメージが浮かんできます。
ということで、これらのデータからだと、連休中は株高・円安ですね。安心
してお休みできます。ただ、GWが終わると、ちょっとバタバタしそうです。
そういう意味では、連休はじっくりと英気を養っておく必要がありますね。
良い連休をお過ごし下さいませ。
(株式会社トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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“株式市場で日々戦う為には武器が必要です。「トレーダーズ・プレミアム
はあなたの投資をサポートする心強い味方です!!”
http://www.traders.co.jp/service/goods/premium.asp
株式会社トレーダーズ・アンド・カンパニー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予
測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等
にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた
します。
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4.マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5
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1.日経225ノーロードオープン
2.HSBCインドオープン
3.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
4.ザ・ファンド@マネックス
5.HSBCチャイナオープン
(4/18〜4/22 マネックス調べ)
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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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4月28日 <あと1日>
遂に、マネックス証券、並びに日興ビーンズ証券としての最後のマーケット
が閉まりました(マネックスFXは明日も開いています)。今度マーケットが
開く時は、マネックス・ビーンズ証券となっています。1年も前から予定して
進めてきたことなので、特別な感慨がある訳ではありません。しかしまぁ言っ
てみれば、結婚前夜のカップルのようなものでしょうか。
結婚前夜というと、恒例はお世話になった方へのお礼です。「お父様、お母
様、今迄育ててくれてありがとうございました。」というアレです。マネック
ス・ビーンズのお父様はやはり日興コーディアルでしょうか。お母様はソニー。
トップを含めて両社の多くの方々には大変お世話になりました。
マネックスとビーンズを支えてくれた方々は本当に多岐にわたります。シス
テム会社から始まり、コンピューター・ベンダー、情報ベンダー、応援して下
さった雑誌社の方々、更には印刷屋さん迄、あらゆる方にお世話になりました。
既にお付き合いのない会社もあります。今回の合併を機に、お付き合いのなく
なる会社もあります。しかしそういった方々を含めて全ての方々に私たちは助
けられ、支えられてきました。心から感謝の意を表したいと思います。自分達
のことで恐縮ですが、両社を創り成長する過程で役職員として働き、今は在籍
していない人もいます。その人達も、間違いなく当社に貢献した人達です。
勿論決して忘れてはならないのは、当社の株主の皆様です。マネックス証券
として5年前に上場してから、株価は公募価格の約3倍になり、約5分の1に
なり、また約3倍になっています。そのような波の中で、常に、或いはその時
その時、株主として私たちに期待し、批判し、意見し、応援してくれた株主の
皆様には、誠にお世話になり、これからも期待に応えていかなくてはならない
と決意しています。
しかし、全ての中で、もっとも、by far、お世話になったのは、紛れ
もなくマネックスとビーンズのお客様の皆様です。お客様のお陰で私たちは成
長し、お客様の意見で私たちは行くべき道を探し、お客様のために私たちは存
在しています。
結婚前夜風に言うと、「皆様、今迄マネックスとビーンズを育ててくれて、
誠にありがとうございました。私たちはこれからはマネックス・ビーンズとし
て歩いていきます。これからも若い(?)私たちを時に叱咤し、時に激励し、
見守っていって下さい。」という感じでしょうか。
今朝、御飯を食べながら新聞を読んでいると、明日発令される紫綬褒章受章
者の欄に松永真さんの名前がありました。グラフィックデザイナー、65歳。
松永さんは創業以来マネックスの、そしてマネックス・ビーンズの、マークや
ロゴをデザインして下さっている先生で、私たちのことを大切に見守って応援
して下さっている方です。週明けから使うマネックス・ビーンズの名刺も全て
デザインして下さっています。松永先生の春の褒賞の受賞は、私たちの門出を
も祝福しているようで、とても嬉しい出来事でした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
マネックス証券へ mailto:feedback@monex.co.jp
日興ビーンズ証券へ mailto:question@thq.nikkobeans.co.jp
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。
そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、
事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
ドクターシーラボ(4924)
「確立されたブランド力が、メディカルコスメ市場で強みを発揮します。」
ドクターシーラボに関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/4924_enq.htm
個人投資家向け説明会の模様はこちらから
http://streamstar.net/investment/dr_ci_labo_041211/index.html
綜合臨床薬理研究所(2399)
「業務の質を高めることで、差別化を図っていく考えです。」
綜合臨床薬理研究所に関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/2399_enq.htm
個人投資家向け説明会の模様はこちらから
http://streamstar.net/investment/sogo_clinical/
CVSベイエリア(2687)
「新しい発想と実現へ向けた取り組みを進めていきます。」
CVSベイエリアに関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/2687_enq.htm
個人投資家向け説明会の模様はこちらから
http://streamstar.net/investment/cvs_bayarea/050122/index.html
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2005年3月18日(金)
ドクターシーラボの決算説明会に出席しました。
石原社長、佐藤常務が、決算の概要、今期の施策、及び今後の事業計画につい
て説明されました。
<詳細はこちらで>
http://www.cyber-ir.co.jp/report/4924/20050426_4924.htm
<取材を終えて>
夏の猛暑や冬の低温乾燥が追い風となったことも事実でしょうが、同社の高
い成長の原動力は「美と健康に対する女性の欲求」。同社製品に対する認知の
高まりと共に確立されたブランド力が、とどまることを知らない女性の欲求を
惹きつけています。
こうした同社のブランド力は、今後、本格的な市場拡大期を迎えるメディカ
ルコスメ市場でも強みを発揮するものと思われます。もっとも、当面は海外展
開の動向などにも注意する必要があります。引き続き同社の動向、経営戦略の
進捗状況をウォッチしていきたいと思います。
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2005年3月23日(水)
綜合臨床薬理研究所の中間決算説明会に出席しました。
庄司社長、雑賀常務が、中間決算の概要、業界環境及び同社の戦略、及び今後
の取り組みについて説明されました。
<詳細はこちらで>
http://www.cyber-ir.co.jp/report/2399/20050426_2399.htm
<取材を終えて>
引き続き成長が見込まれるSMO業界ですが、それだけに競争も激しく、今後
は企業間の優劣がはっきりしてくるものと思われます。こうした中で、同社は、
事務局型SMOの特長を生かして業務の「質」を高めることで、差別化を図って
いく考えです。こうした戦略に沿った先行投資が、中間決算での減益要因とな
りました。医療機関・医学系国立大学の治験への取り組みや食品分野における
治験への対応など、成長のための布石は着実に打たれています。今後の同社の
動向に注目したいと思います。
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2005年4月11日(月)
CVSベイエリアの決算説明会に出席しました。
泉澤社長、谷取締役が決算概要、今後の取り組みについて説明されました。
<詳細はこちらで>
http://www.cyber-ir.co.jp/report/2687/20050426_2687.htm
<取材を終えて>
それほど遠くない以前に高い成長を謳歌したコンビニ業界も「だいぶ成熟し
てきたなァ」といった感があり、注目度は低くなりがち。
しかし、こうした業界標準に沿わないところが同社の特徴。ほとんど全てが
マニュアル化されたと言っても過言でないこの業界にあって、立地創造型の出
店、個店対応重視、更にはオリジナルブランドの確立等、FCでありながら独自
の路線を歩み、業界トップクラスの高い平均日販を上げています。これまでの
業界常識で考えれば、サンクスとポプラの異なるブランドでFC展開するなどあ
りえないこと。そして、現在、クリーニング集配サービス、宅配、フリーペー
パー等、発想と実行力でコンビニを越えた便利さの提供を目指しています。
「コンビニでしっかり稼でいながら、コンビニの既成概念にとらわれることが
ない」、それが同社の魅力です。今後も新しい発想と実現へ向けた取り組みを
フォローしていきたいと思います。
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