マネックスメール 2005年5月2日(月)

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マネックスメール 2005年5月2日(月)

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 マネックスメール<第1410号 2005年5月2日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス・ビーンズ証券社長 松本大のつぶやき
 2.マネックス・ビーンズ相場概況
 3.外国投資信託基準価額

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 ザッパラス(3770)、関門海(3372)、
 シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(8942)
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.マネックス・ビーンズ証券社長 松本大のつぶやき
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5月2日    <笑顔>

 遂に、マネックス・ビーンズ証券の業務が始まりました。正式な形でのお客様向けの挨拶は、「代表取締役社長CEO松本大からのご挨拶 」としてホームページに掲載させて頂いております。また、本日はシステムの反応が遅くなることがあり、お客様には御迷惑をお掛け致しました。慎んでお詫び申し上げます。こちらも正式な説明は、「マネックス・ビーンズ証券の全てのお客様へ」としてホームページに掲載させて頂いております。併せて御確認下さい。このつぶやきは、当社のお客様以外の方も読まれているメールマガジンのコンテンツですので、これら正式な文章からは敢えて独立して書かせて頂きます。何卒御了承下さい。

 会社のステークホルダーとは誰でしょうか?そしてステークホルダーの望んでいるものは一体なんでしょうか?こういった問題を考えることがよくあります。

 第一のステークホルダーはお客様だと考えています。ビジネスはお客様がいて初めて成り立ちます。お客様にサービスを利用して頂いて初めて手数料という形で会社の収入が発生する訳ですから、このことは自明だと思います。如何にお客様に満足して頂くかが、ビジネスの根本原理だと考えています。ではお客様の満足は何処にあるのでしょうか?これは勿論、分かり易い答えは「儲かること」だと思います。安い手数料、いいトレーディング・ツール、優良な投資商品、上手に投資・トレーディングするための学習ができる仕組み、云々。しかしお客様の満足は「儲かる」ことだけではないでしょう。お客様の御質問等への対応の方法に、お客様は満足を感じたり、或いは不満に思われることもある筈です。多岐にわたる、そして計量化できないものも含めた、「お客様の望むもの」を実現していかなければなりません。そしてそれが実現できれば、お客様は「笑顔」になられることでしょう。

 第二のステークホルダーは株主の皆様でしょう。一義的にいうと会社は株主のものです。しかし上に述べた理由により、ステークホルダーとしてはお客様が優先すると考えています。株主の皆様は何を求められているのでしょうか?答えは簡単、或る意味でお客様同様、経済的リターンです。しかしそれだけでしょうか?アメリカではソーシャル・リターンという概念が近年脚光を浴びています。株主の望むものは経済的リターンだけでなく、例えばその会社が社会的責任を大きく果たしているので株主であることに誇りが持てる、などのいわゆる社会的なリターンも株主の求めるリターンの一部であり得ると考えられて来ています。そしていずれにしろ株主の皆様が「リターン」を得て満足されると、株主の皆様は「笑顔」になられることでしょう。

 第三のステークホルダーは、社員だと考えています。会社は社員なしではお客様にサービスを提供することも、株主の皆様にリターンをもたらすこともできません。社員に笑顔がない会社は、きちんとした企業責任を果たせないでしょう。

(これらのステークホルダーの背景に、「社会」という大きなステークホルダーもあります。しかし私は、社会に対する責任は、企業として税金を払うことだと考えています。社会貢献の種類と方法については、お客様と株主というステークホルダーの皆様から、私たちはその決定権限を付託されていないと考えているからです。)

 これら全てのステークホルダーの顔が笑みで満たされること。−お客様と株主の皆様が、当社を利用すること、当社の株主であることに満足され、自然と笑顔になられること。そして当社の社員が、当社のお客様と株主のために働いて貢献することに誇りを持ち、やはり自然と笑顔となること。−これが私の理想であり、目標です。

 本日はマネックス・ビーンズ証券の初日でありながら、第一のステークホルダーであるお客様に御迷惑をお掛けしました。誠に恥ずかしく、弁解の余地もないことです。申し訳ございませんでした。今後一日でも早く笑顔が増えるように、誠心誠意精進して参ります。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-連休の谷間で小動き、出来高は半日立会いを除き昨年8月以来の10億株割れ
日経平均            11,002.11 (▲ 6.79)
日経225先物         11,020 (△50 )
TOPIX            1,131.80 (△ 1.87)
単純平均             430.26 (△ 0.29)
東証二部指数           3,531.09 (△15.82)
日経ジャスダック平均       1,970.85 (△10.59)
東証一部
値上がり銘柄数          899銘柄
値下がり銘柄数          605銘柄
変わらず             145銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ             81.32% +0.95%
売買高            9億3972万株(概算)
売買代金          8512億5500万円(概算)
時価総額          351兆5634億円(概算)
為替(15時)          105.28円/米ドル

◆市況概況◆
 日本市場が3連休となっている間に米国市場は乱高下となり、米国株には反応し難い始まりとなりましたが、寄り付き前に市場筋の推計と伝えられる外国人の売買動向も大幅売り越しとなっていたことや、連休の谷間となっていることなどから買い手控える動きとなり、売りが先行しました。それでも先物はあっさりと寄り付き、寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となりました。
 先物へ散発的にまとまった買いが入り、指数を押し上げる動きとなりました。好業績銘柄が個別に物色される動きとなり、業種的には内需系の銘柄が堅調な動きとなりました。連休の谷間ということで積極的な売り買いは少なく、先週の終値付近で小動きとなり、底堅さが確認されると買戻しで堅調な動きとなるといった展開でした。

 後場に入ってからも小動きとなりました。昼の市場外取引も金額も非常に小さく、市場への影響も殆どありませんでした。それでも後場は寄り付き直後かから前場の高値を上回っての推移となり、出来高は少ないながらも底堅い動きとなりました。引け際までおとなしい、いかにも「連休の谷間」といった展開が続きましたが、引け際には先物へのまとまった買いが入り高値を付ける場面も見られました。

 ただ、大引けの日経平均は週末とは反対に売り優勢の展開となり、小幅安で引けました。小型株は比較的しっかりとした動きで、二部株指数、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は堅調となりました。また、銀行株がしっかりとした動きとなったこともあって、TOPIXも堅調な引けとなりました。日経平均も小幅安とはなったものの、値上がり銘柄数は900銘柄近くに達し、総じて底堅い動きとなった感じです。

 出来高は一日立会いとすれば昨年8月30日以来の10億株割れ、売買代金も昨年8月29日以来の低水準となりました。為替が105円を割り込んで円高となったこともあって自動車株が安く、銀行株等内需関連銘柄は堅調な動きとなりました。その中でも、好業績銘柄は買われ、業績の思わしくないものが売られるといったように、業績を反映した動きとなっていました。

(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm

 ☆日経平均・TOPIX☆

 引き続きレンジの中での動きとなっています。下に抜けそうで抜けず、底堅い動きとなっています。RSIやストキャスティックスがじりじりと上昇する中で底練り状態となり、そろそろ反発が期待されるところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆日経ジャスダック平均☆

 上値抵抗線を抜けた格好となっていますが、遅行線が日々線に上値を押えれらた格好となり、「買い時代」となるにはもう一息という感じです。遅行線が日々線を上回り、基準線が上昇に転じて来れば上昇に向かうと考えてもいいのでしょうが、RSIやストキャスティックスの水準が高く、目先は一服となる可能性もあります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆債券先物☆

 しっかりした動きを続けています。CからのA〜Bとの同幅上げ(N計算値)が期待されます。また、XからAまでの値幅の「倍返し」(YからX−Aの同幅上げ=「E計算値」)の可能性もあり、いずれにしても141円をつけてから、といったところでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆為替(ドル円)☆

 一気に104円台をつけてきました。遅行線が日々線を割り込んだ形で、ドルの「売り時代」となってきました。日々線がかろうじて上昇トレンド(図の赤い点線)や雲にサポートされた格好となり、RSIとストキャスティックスも買いゾーンに入ってきたので、いったんはドル安も一服となるのかもしれませんが、基調はドルの弱含みといった感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 ☆ 個別銘柄分析 −積水化学(4204)− ☆
 A,Bといった二つの天井をつけ、「ダブルトップ(=毛抜き天井)」のような形になりました。青い矢印のところで、「ネックライン(=図の赤い点線)」を割込み、「毛抜き天井」が確認された格好となりました。ただ、一気に雲を割り込んだあとは急速に切り返し、再びネックラインを上に抜けて来ました。「戻りはネックラインまで」という定石を無視するかのような上昇になりましたが、遅行線が日々線に押えられる形で上値を押えられた格好です。ここから遅行線が日々線を越えてくれば、「B」の位置での日々線と遅行線の「天−底」一致となり、底入れ確認となって日々線が雲の切れ目を目指す動きとなって来るのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K4204.htm

◆個別銘柄◆ 個別に好業績銘柄が物色される展開
ナムコ(9752) 1,531円(△125):100株単位
 株式移転方式によりバンダイ(7967)と共同持ち株会社を設立すると発表したことを受け、統合比率へサヤ寄せする形となりましたが、買い一巡後はもみ合いとなりました。

富士写(4901) 3,410円(▲60):100株単位
 2005年3月期の連結税引き前利益が、前々期比2%減の1,623億円となった他、2006年3月期の同利益予想が1,640億円と市場予想を下回る数値を発表したことで、失望売りが先行しました。

トヨタ(7203) 3,810円(▲30):100株単位
 外国為替市場で円相場が1ドル=105円台前半と円高が進行していることで、輸出採算の悪化を懸念した売りに押されました。

ユニオンHD(7736) 157円(▲2)
 海外の投資会社などに112億円の第三者割当増資を行なうと発表したことを受け、現在の発行済み株式総数の64.8%にあたる8,000万株が発行されることから、1株当たり利益の希薄化と将来の需給の悪化を懸念した売りに押されました。

大 京(8840) 215円(△1)
 2005年3月期の連結最終損益が従来予想の1,060億円の赤字を上回り、1,016億円の赤字になったと発表したことを好感して買われました。

りそなHD(8308) 206円(△8)
 東京証券取引所がTOPIX採用銘柄の浮動株基準を発表したことで、同社株は従来比で組入れ比率が上昇することから、思惑買いを集めたようです。

島精機(6222) 2,920円(▲170):100株単位
 2005年3月期連結決算で営業減益となった他、2006年3月期の業績予想では経常利益が前期比4%減になるとの見通しを発表したことで、事前の期待が大きかっただけに失望売りを浴びたようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 小型の材料銘柄が中心です。

東証一部値下がり上位
 小口の売りに押されるものが目立ちます。

東証1部売買高上位
 ディーリング銘柄が中心となっています。

東証1部売買代金上位
 銀行株、優良株が堅調な動きとなっています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.外国投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

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