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マネックスメール<第1418号 2005年5月17日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
3.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
4.投資信託基準価額
5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-米国株高、GDPの予想以上の伸びにもかかわらず大幅安、日経平均は7日連続安
日経平均 10,825.39 (▲121.83)
日経225先物 10,820 (▲130 )
TOPIX 1,111.81 (▲ 11.56)
単純平均 419.90 (▲ 7.10)
東証二部指数 3,452.67 (▲ 65.20)
日経ジャスダック平均 1,925.65 (▲ 37.60)
東証一部
値上がり銘柄数 182銘柄
値下がり銘柄数 1,413銘柄
変わらず 54銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 73.65% -6.99%
売買高 14億3832万株(概算)
売買代金 1兆2398億4100万円(概算)
時価総額 345兆3484億円(概算)
為替(15時) 107.14円/米ドル
◆市況概況◆
米国株式市場が大幅高となったことや寄り付き前に発表になった1〜3月のGDPの伸び率が予想を大幅に上回ったことから、買い先行の始まりとなりました。先物も買い気配から始まり、米国市場でハイテク銘柄が堅調な動きとなっていたことから、値嵩ハイテク銘柄を中心に軒並み堅調な始まりとなりました。
ただ、寄り付きの買いが一巡した後は利益確定売りや戻り売りに押される格好で上値の重い動きとなり、戻りを試したあとは先物主導で売りが優勢の展開となりました。値嵩株が比較的堅調な動きとなっていたことで、日経平均自体は堅調な動きを続けましたが、先物には断続的にまとまった売りが出て、じり安の展開となりました。日経平均はかろうじて前日比プラス、TOPIXは小幅安となり、小型銘柄は大幅安となるものも多く、東証マザーズ指数は大幅安で前場の取引を終了しました。
昨日の相場と同じように、これといった売り材料があったわけでもなく、逆にGDPが予想を大幅に上回り、米国株が大幅高といった中で軟調な動きとなりました。
後場に入ってからも売り優勢の流れは変わらず、じり安、大幅安となりました。昼の市場外取引も金額は比較的大きかったものの売り買いの偏りはなく、特別に売る材料にもならず、前場の取引でもたついた分、先物のまとまった売りが一段落すれば戻りも期待できるかと思ったのですが、期待に反し予想以上の下落となりました。
市場を取り巻く環境や相場が始まるまでのセンチメントは昨日とは全く違うのですが、ちょうど昨日の相場をトレースするかのように後場に入ってからもいいところなくじり安となりました。これといった下落材料がないだけに余計に疑心暗鬼になり、売りが売りを呼び、投げが投げを呼ぶ展開となる場面も見られました。先物へのまとまった売りが一服となると、目先筋の買戻しや打診的な買いも入り底堅さを見せるのですが、上値の売りも多く、戻りらしい戻りもなく取引を終了しました。
本日の大幅下落の要因としては、米国のヘッジファンドが破綻しそうだとの「噂」の余波という見方や、日銀の量的緩和を見直す動きを嫌気した売りだとか、単に先物の仕掛け的な売りで目先筋が一斉に動いたからだとか、いろいろと喧しく出ていましたが、為替が円安に振れたことや債券市場が前場は軟調だったものの後場から堅調な動きとなっていたことなどから勘案すると、いろいろな要因や思惑が絡み大幅安となったのではないかと思います。
小型銘柄も追証を懸念した売りや見切り売りに値を崩し、大幅安となるものが目立ちました。小型銘柄の崩れが主力銘柄の見切り売りに繋がり、ヘッジファンドの売りに目先筋の投げ、機関投資家のヘッジ売りが絡み、大幅安となったことでロスカット(損失確定)の売りも出るといったような、複合的な要因で大幅安となったのではないでしょうか。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm
☆日経平均・TOPIX☆
ついに4月18日の大陰線を下に抜けてしまい、日経平均は7日連続安となってしまいました。昨年12月の安値水準となってしまいましたが、そろそろ底入れとなってもいいところかもしれません。RSIには下値余地があるもののストキャスティックスは底値圏にあり、遅行線が日々線の戻り高値(4月8日)のところにかかり、日々線と遅行線が「天−底」一致となってくる可能性が出て来ました。12月の安値を意識したところで、日柄的にも底となる可能性があれば、とりあえず注目してもいいところではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
基準線と雲の上限が同水準にあり、そのあたりでは下げ止るのではないかと思っていたのですが、予想以上に大きな下げとなりました。遅行線も一気に日々線を割込み、「売り時代」となってしまいました。雲の底値水準で下げ止るかどうかといったところですが、いずれにしても上値の重い展開となり、しばらくはもたついた展開が続きそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
いったん基準線を割り込んだものの、底堅い動きとなりました。基準線が2月の高値と同水準となっており、この水準がサポートとして機能しているようです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
遅行線が日々線を抜けずに上値を押えられた格好となりました。それでも日々線は雲の上限、基準線にサポートされてしっかりと底堅い動きとなっています。RSIは上値余地があるもののストキャスティックスは高値圏にあり、もう少し一服する可能性もありますが、(ドルの)目先の下値を確認したあと、再び高値を試す動きになってくるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
個別銘柄分析 −東海カーボン(5301)−
遅行線が日々線に沿う格好で戻り歩調となりました。ちょうど遅行線が日々線の天井のところと一致する格好(「天−天」一致)で高値を窺がう展開となっています。ここまでの動きも、雲の下限で反発、いったん基準線で頭打ちとなった後、雲の上限にサポートされる格好で雲の上昇に合わせて反発局面となりました。RSIやストキャスティックスも高値圏にあり、「毛抜き天井(=ダブルトップ)」になる可能性もあり、4月7日の高値479円を抜けるかどうかが注目されます。高値を抜けるようであれば、図の青い点線と矢印で示したように「N計算値」を適用、520円〜530円を目指す動きとなりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K5301.htm
◆個別銘柄◆ 値嵩株の一角は堅調だが総じて軟調
アドバンテ(6857) 7,580円(▲110):100株単位
米株式市場でハイテク株が堅調となったことや、寄り付き前に発表されたGDPが予想を大幅に上回ったことを好感して買われました。しかし、前日に200円以上上昇したこともあり、次第に戻り待ちの売りに押されて値を消す展開となりました。
イオン(8267) 1,598円(▲3):100株単位
前場寄り付き前に発表された1−3月期の実質GDPが、前期比1.3%増と市場予想を大きく上回ったことで、景況感の改善期待から買いが先行しました。しかし、後場に入ると相場全体と歩調を合わせるように売られ、結局小幅安となりました。
ヤマト運(9064) 1,418円(△68)
2005年3月期の連結決算と同時に2006年3月期の予想を発表しましたが、今期の連結経常利益は前期比12%増の600億円と、市場予想を上回る見込みになったことを好感して買いを集めました。
日建鉄(5972) 267円(△5):500株単位
三菱電機(6503)が株式交換方式で同社を完全子会社化すると発表したことで、交換比率にサヤ寄せする形となりました。
スカパー(4795) 81,800円(△700):1株単位
サッカーの2006年ワールドカップドイツ大会の放送権料について、電通(4324)と合意したと発表しましたが、放送権料が2002年の日韓W杯の10分の1以下となった見通しとの観測記事を好感したようです。
住友化(4005) 506円(△1)
先日発表した好決算に加え、米ダウ・ケミカルから高分子技術を使う有機EL材料事業を買収したと発表したことを好感して買われました。
ドワンゴ(3715) 311,000円(▲50,000):1株単位
2005年3月中間期の連結経常利益が前年同期比52%増の20億8,000万円となったものの、同時に通期の業績見通しを下方修正したことで、嫌気売りを浴びてストップ安となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料株に混じり、好業績を発表して堅調な銘柄も散見されます。
東証一部値下がり上位
小型の銘柄が小口の売りに押されています。
東証1部売買高上位
ディーリングも売り方有利な展開となっているようです。
東証1部売買代金上位
優良銘柄は出来高を伴い堅調な動きとなっています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
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長くグリーンスパンを見てきた人間として、彼の辞任示唆発言は一つの時代が終わりつつあるような感慨がある。彼の就任発表があったのは、確か1987年の6月で、就任は8月だった。前任のボルカーは、私も会ったことがあるが雲を突くような長身でかつ見るからに精力的。通貨外交のプロで、「空飛ぶ財務次官」と言われた。
対してグリーンスパンは、多くの人に知られてはいた。しかし、細い体、ぼそぼそしたしゃべりで、「街のエコノミスト」としては頷けるが、中央銀行の総裁という雰囲気ではなかった。それが、史上二番目の長さを誇り、レーガン、ブッシュ、クリントン、ブッシュと4人の大統領に仕える長期政権を築いた。正直言って、彼の就任直後にはこういう展開は予想できなかった。何がそれを可能にしたのか。
第一は、「街のエコノミスト」の時の情報網と実態経済とのタッチを忘れずに、金融政策策定に十二分に生かし、かつ最新技術にも深い知識を持っていたこと。第二に、政策発表のタイミングや発表に使う用語を工夫することによって、マーケットとのコミュニケーションを十分にとり、それによって市場のFRBに対する信頼感を高めたこと、そして最後に、政治や政治家との対話や距離感の取り方がうまかったことが挙げられよう。
街を歩けばすぐに分かるが、今の経済の変化は激しい。技術の変化も激しい。こういうときに、頼りにならない政府の統計を分析するだけのエコノミスト、中央銀行家が役立たずなことは明らかである。グリーンスパンは、世界のセントラル・バンカーでありながら、徹底して細部にこだわり、そのために時間を使った人間だった。日本ではGDP統計でさえも信頼できないのだから、足で歩くしかない。
それは投資家にも言えるだろう。折しも、日本の今年の長者番付で資産運用を事業の柱とする会社のファンド・マネージャーが納税額トップになった。一番感心したのは、中・小型の企業を年間300近く歩いて、投資対象を見つけるという。当たり前だが、変化の時代には数字は過去を追っているにすぎない。足こそが、情報の宝庫である。
伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 4月の中旬から内外の株式相場は軟調となり、日経平均株価は6日間で11,800円台から11,000円割れまで下落しました。
日本株式固有の要因としては、中国での反日運動の高まりによる、日中の経済関係悪化懸念がありました。一方で、海外要因として米国景気見通しの急速な悪化が挙げられます。それまでは米国経済の過熱が問題となり、金融引き締め(政策金利の利上げ)が市場の懸念であったのが一転し、景気後退懸念により株価は下落しました。
足元の株式相場が、中国の反日運動が沈静化したにもかかわらず軟調な展開になっているのは、なんといってもこの米国経済の低迷リスクによるものと考えられます。
また加えて、大手米国自動車メーカーの破綻リスクや、人民元の切り上げ問題が相場の足を引っ張る不透明要因になっていると見ています。現段階では前者の破綻リスクに関してヘッジファンド等投機筋のポジション調整により波乱が起こる可能性を否定し切れないことや、切り上げ問題についての短期的な市場の反応が予想し難いことも、株式市場での積極的な売買を手控える一因になっている模様です。
こうした相場環境下での今後の相場見通しですが、当面はこれらの不透明要因が減少に向かう可能性が低いことから、株式相場は現状の水準でもみ合う展開を想定します。
現段階ではどの時期からこの状況が解消に向かうか予見できませんが、夏場以降には米国経済は安定に向かうとの見通しに基づき、海外の投資資金は株式市場に回帰すると予想されます。今後のアジア経済の成長、過去10数年にわたる低迷からの回復初期という観点から、その際には日本株式が最も有望ではないかと見ています。実際、今回の企業本決算の説明会に出席すると、総じてここ数年の急速な企業財務体質の改善と収益力の回復に改めて驚かされます。
投資戦略としては、引き続き内需景気敏感株を中心とする一方で、短期的には在庫調整が終了しつつあるハイテク企業への投資が有効と考えています。特に大型フラットパネルディスプレイについては年後半の台数の伸びが見込まれることから、関連銘柄に注目しています。また、特殊要因調整後の貸出平残がいよいよ前年比プラスに転じようとしている銀行株についても、全体相場上昇のきっかけになる可能性があるものと見ています。
坪田好人氏:興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社(DIAM)にてIBJITMジャパンセレクションの運用を担当。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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5月17日 <マーケット>
今日のマーケット、多くの人が違和感を感じたのではないでしょうか。 朝に発表されたGDPは、申し分のないいい数字でした。個人消費や企業設備投資などの内需を中心に高成長を記録し、全体の数字も、先進諸国の世界水準の中で比べても、素晴らしい数字だったと思います。しかしマーケット(株式市場)は売られました。マーケットは、斯くも興味深い、不思議な生き物です。
何故売られたのか?「外国人が売った」と言われることでしょう。理由がハッキリ分からないと、すぐに外国人の所為にするクセがあります。とどのつまり、マーケットは下がりたかったのです。それは多くの投資家が、どこかで弱気になったからです。
この『気』というのが厄介です。存在があるようでないようで、しかしこのセンチメントのために、莫大な冨が創造され、そして破壊されます。センチメント−心の綾−が、意外なインパクトをマーケットに与えることはママあります。トレーダーは、そういったことに一々驚いてはいけません。しかし今日の動きは、流石に意外でした。
こんな日には、以下の詩を詠むべしと、私の二番目に付き合いの長い知人から教わりました。古代ローマの詩人、ホラティウスの名句です。
『しばしば、私と共に苦難を耐えてきた強き男たちよ、今日はブドウの旨酒に 憂いを追いやれ、明日はまた、大海に乗り出すのだ』
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