マネックスメール 2005年5月19日(木)

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マネックスメール 2005年5月19日(木)

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 マネックスメール<第1420号 2005年5月19日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
 3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
 4.投信売れ筋ランキング
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき

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http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-漸く米国株高や好業績発表に反応する格好で大幅高

日経平均            11,077.16 (△241.75)
日経225先物         11,070 (△240 )
TOPIX            1,131.42 (△ 22.23)
単純平均             426.93 (△ 6.66)
東証二部指数           3,510.95 (△ 46.03)
日経ジャスダック平均       1,939.12 (△ 13.43)
東証一部
値上がり銘柄数         1,398銘柄
値下がり銘柄数          194銘柄
変わらず             57銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ             76.71% +3.11%
売買高            15億2804万株(概算)
売買代金        1兆3028億3100万円(概算)
時価総額          351兆5060億円(概算)
為替(15時)          107.13円/米ドル

◆市況コメント◆
 米国市場が引続き堅調で大幅高となったことで、さすがに買い先行の始まりとなりました。寄付き前に市場筋の推計として伝えられる外国証券経由の外国人の売買動向が、12営業日ぶりに買い越しとなったことで買戻しも入り、また、シカゴ市場の日経平均先物も大幅高となっていたことも買い直される要因となったようです。

 寄り付きの買い一巡後は目先筋の利益確定売りや戻り売りに押される場面もありましたが、押し幅も小さく底堅い動きとなり、底堅さが確認されたことで先物をはじめとして買い戻しや買い直しが入り、一段高となって前場の取引を終了しました。

 後場に入ってからも一段と堅調な動きとなりました。昼の市場外取引は比較的金額も大きく、売り買いの偏りはなかったと伝えられましたが、売り越しとならなかったことで、逆に買い安心感が出て買戻しを急がせる動きとなり、前場の高値を上回っての推移となりました。その後は利益確定売りや戻り売りをこなしながら先物主導で堅調な動きとなるものが目立ち、先物へのまとまった買いも散発的に入るといった状況が続きました。

 目先筋の利益確定売りをこなしてしっかりと押し目を作った後も、買戻しも交えながら堅調な動きを続け、大幅高となりました。業績好調にもかかわらず大きく売られていた鉄鋼株や海運株が高く、昨日まで大きく売られた銀行株などの金融株も大幅高となるものが多くなっていました。ほぼ全面高となり、新興市場銘柄や大型小型などのセクターを問わず大幅高となるものが多くなりました。比較的ディフェンシブ銘柄が値動きの悪さに押されるものが多かったような感じです。

 漸く米国株高や好決算発表に反応した格好となりました。まだまだ戻りきらない感じですが出来高も比較的多く、米国市場動向にかかわらず明日も堅調な動きとなってくれば、目先の底入れ感も出て先高期待も増してくるものと思います。

 (マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆

チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm

 ☆日経平均・TOPIX☆

 今日は大幅高となりましたが、まだまだ下値模索状態という感じです。ストキャスティックスはしっかりと下落圏からの反発と見られますが、RSIの水準が中途半端という感じです。日柄的には遅行線の底値と日々線の戻り高値が一致した格好で、一昨日の安値(引け値)が目先的な底値、(TOPIXは昨日、「天−底」一致のパターン)と考えてもよさそうな感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆日経ジャスダック平均☆

 雲の下限がサポートとして機能していることを確認したような格好となりました。上値が基準線や雲の上限に近づいたところで頭打ちとなるか、あるいは今回の下落が一時的なものであったと解釈されて、4月の底値をつけたところと同じように一気に基準線や雲を抜けてくるかどうかといったところです。→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆債券先物☆

 引続き堅調ながらも上値の重い展開となっています。しっかりした動きの中でRSIやストキャスティックスが下落(横ばい)となっており、過熱感のない中で堅調な動きとなり、基準線も上昇を続けていることもあって、強含みの動きは続くものと思われます。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆為替(ドル円)☆

 目先的に(ドルの)戻り高値をつけたのかどうかといったところです。昨日の高値(107.65円どころ)を抜けてくるかどうかといったところで、107.70円を抜けてくればドル高、基準線の水準である106.50円の水準を割り込んでくればドル安と考えておいていいのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 個別銘柄分析 −ダイドーリミテッド(3205)−
 昨年の12月から今年の1月にかけてもみ合った水準(図の赤い点線で囲まれた水準)が底値の水準と考えられ、今回も遅行線が雲の下限に達したこともあって目先の底入れとなったのではないでしょうか。ここから、遅行線が雲の下限に沿って上昇、日々線も「雲のねじれ」を目指す動き(いずれも図の青い矢印)となって「三役好転」(遅行線が日々線を上回り、日々線は雲を上抜け、基準線が上昇に転じること)を目指す展開となって来そうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K3205.htm


◆個別銘柄◆ 好業績銘柄を中心にほぼ全面高
凸版印(7911) 1,088円(△19)
 半導体製造に使う最先端フォトマスクを米IBMと共同開発すると報じられたことを好感して買われ、4営業日ぶりに反発となりました。

富士写(4901) 3,440円(△60):100株単位
 プラズマテレビのパネルに使うフィルム事業に進出し、2006年から生産を始めると報じられたことで、今後の成長を期待する買いを集め、変わらずを挟んで7営業日ぶりに反発となりました。

イトヨカ堂(8264) 3,710円(△110):100株単位
 400万株を上限とする自社株買いを発表したことで、株式需給の好転を見込んだ買いが入ったようです。小売株が大幅高している本日の流れにも乗ったようで、売り方の買戻しもかなり入っているのかもしれません。

小田不(8832) 293円(▲20)
 小田急(9007)が実質保有者でない名義株がグループ会社に存在することを知りながら、有価証券報告書を訂正していなかったと発表したことを嫌気して売られました。小田急建(1834)や神奈交(9081)も売りが先行していました。
日 揮(1963) 1,098円(△25)
 ベトナムの製油所の建設を受注したと報じられたことで、受注額が1,600億円にのぼることを好感して買われました。

新日石(5001) 707円(△5)
 米国の原油在庫増加をきっかけに、海外市場で原油価格が大幅反落したことを嫌気して売られました。しかし、相場全体の上昇に歩調を合わせるように上昇し、結局8営業日ぶりに反発となりました。

新日鉄(5401) 261円(△7)
 日本鉄鋼連盟がまとめた4月の粗鋼生産量が、前年同月比3.3%増と2ヶ月連続で前年実績を上回ったことを好感して買われました。ここ最近、下げがきつかったこともあり、水準訂正の買いや買戻しもかなりの量が入ったようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 材料含みの銘柄が上位を占めています。

東証一部値下がり上位
 悪材料に敏感に反応したと言う感じです。

東証1部売買高上位
 ディーリング銘柄の回転が効いたようで出来高も多くなっています。

東証1部売買代金上位
 主力銘柄が出来高を伴って上げています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
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交流戦を観てきたぞ。サンプラザ中野だー!

 先週の木曜日の事だ。千葉マリンスタジアムに行った。もちろん阪神戦だ。そして相手は当然ロッテ。パリーグの首位をひた走るロッテである。俺は千葉県育ちなのだが、マリンスタジアムで野球を観るのは初めての事だった。すまん。その日はエースの井川をたてた我が阪神が辛くも勝った。しかしロッテも点こそ取れなかったが、たびたび井川を苦しめた。いい試合であった。交流戦は成功だと思う。パリーグだけが得をしているように書いてある記事もあるが、野球の未来を考えればみんなにとって良い事のはずだ。だって楽しいもの。例えばセリーグのチームが一晩で5チーム負けるなんて事、今までなかったんだから。しかしセリーグの首位を独走していた中日が交流戦に弱いのはなぜだ?現在楽天と交流戦の最下位を争っているではないか。情報の不足か?指揮官「俺」の気分の問題か?我が阪神はナゴヤドームで勝てない日々が続いている。ナゴヤドームに仕掛があるとは思わないが、何かある。それが何なのかがわかれば勝てるのだが。この際、パリーグ球団の振りをして中日と対戦してほしい。それがどういう事なのかは全くわからないが。

 おめでたい事といえば下の前歯が動いた事だ。矯正をしていると書いた。ほぼ2ヶ月続行中なのだが、目に見えて動いたので嬉しい。まだまだ先は長いのだが。それからETC。高速道路の入り口のあれだ。あれが使用率40%を超えたのだそうだ。こいつは素晴らしい。なにはともあれ渋滞が減る。無駄な燃料消費が減る。新車には全部つけて売ればいいのに、とさえ思う。バイク用も実験が始まるらしい。それから12年連続で某紙の抱かれたい男ナンバーワンに選ばれたキム○ク。凄すぎる。ドッグイヤーという言葉の意味を問い質したい。某紙は雑誌としての使命をまっとうしようとしているのか、忘れようとしているのか?俺は前者だと思う。大体の雑誌は目先を変えながらも、ぐるぐるぐるぐる同じ事をテーマに作られている。それは特定の層に向けられた専門誌といえる。例えば「月刊タ○ガース」「小学○年生」。つまり某紙はある時期から「週刊キム○ク」「キム○ク○年生」という雑誌になったのである。そして今その使命を全うしているのである。これは長命と見た。雑誌も読者もキム○クとともに歳を重ねていくのである。素晴らしい。おめでとう。

 今日は株も上がっているようだ。おめでとう。

小説「大きな玉ネギの下で〜story of '85〜」買って下さい。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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光と影(2005年5月19日号)

 東京市場は、先週から今週前半にかけて、じつに7日続落となりました。大型連休明けの5月10日には11211円まで戻していた日経平均株価は、今週17日には10788円まで下落しました。

 ただ、この下落を説明するだけの直接的な材料には乏しく、むしろ需給面の悪さがことさらに強調されました。

 と言いますのも、内外市場ともにファンダメンタルズ自体は決して悪くはないからです。国内企業の決算は、予想通り好調なものでした。また、今週発表された実質GDPは、市場予想を大きく上回るものでした。

 これは海外でも同様です。米国では最近発表された、雇用、貿易、小売そして物価といったマクロ経済指標には前向きに評価でできるものが散見されます。また企業業績も、ハイテク中心に好調なものが目立ちます。

 さらに、原油価格の下落やドル高、そして長期金利の低下など、株式投資にお金が向う環境は整い始めています。

 ただ、これを思いとどまらせていたのが、ヘッジ・ファンドの巨額損失説です。たしかに、今年に入ってからの商品市況の乱高下で、大きな損失を被ったファンドもあるようですし、この話がうわさで済まされない現実はあります。
 ということで、米国では、一時、良い材料があってもなかなか株の買い手が現れず悲観的なムードが漂っていました。しかし、この問題からの脱出は、ひょうたんから駒といった形です。

 要は、材料の出尽くしでした。良い材料では買われませんでした。しかし、悪い材料が出ても下げなかったことで、はじめて買いが入ってきたのです。
 今週月曜日の朝方発表されたNY連銀製造業景気指数は、プラス予想が実際はマイナス。それでも売りが限定的であったことが、その後出てくる材料をポジティブにとらえていくきっかけとなりました。

 そして、その後米国株は急上昇していくのですが、週の前半は日本株の方はさっぱりでした。むしろ、市場予想を大きく上回る実質GDPの発表を受けても買いが続かない、そのことが売り材料となっている状態。こちらは、買い材料の出尽くしです。

 それでも、先行して下落し始めたのは米国市場ですから、多少のタイム・ラグがあるのは仕方ないでしょう。米国市場にやや遅れてそんな強気のセンチメントに移れないものか・・・。

 と考えていたところ、本日の相場は急騰。やっと順番が回ってきました。とは言え、NYダウは先週末の安値からは400ドル以上の上昇ですから、さすがにこの影響は無視できませんよね。

 ただ、日米のチャートを少し遠くから眺めると、NYダウは中期的な上昇トレンド入りにも見えます。対して、日経平均株価は11000円をはさんだもみあい。東京市場はもうひとつスッキリした動きが欲しいところです。

 ところで、世の中は波乱の日経平均株価が連日話題になっていますが、その影で例のNT指数はじわじわと値を戻しています。

 NT指数は、5月9日の9.69を底値にじわじわと上がりはじめ、本日は一時9.83まで上昇しました。

 この5月9日といえば、4月21日に年初来の安値をつけてから、戻り高値を試しに行ったところです。

 連休前に心配されていた米国の経済指標の発表や中国での反日デモなどが問題なく通過し、相場は上値追いとなっていきました。

 そして、このときはTOPIXの上昇が目立っていました。9日の高値は1153.00ポイントと、この時点での200日移動平均線1135ポイントを大幅に上回っていました。

 相場全体が上昇しているので気づきにくいのですが、その時点では銀行株が実は堅調。銀行株の時価総額は大きいですから、そうなるとTOPIXの上昇が相対的に大きくなります。

 実際、このときの日経平均株価の高値は11999円でしたが、200日移動平均線は11253円でまだまだ届かない状況でした。

 そして本日の終値でみると、NTレシオは9.79倍。この10日間で0.1倍だけ上昇しました。

 この間の株価の動き・・・日経平均株価は、この10日間は、終値で0.84%下落しました。TOPIXは、それよりもずいぶん大きく1.83%下落しました。
 そしてさらに大きかったのは、銀行株の下落。業種別指数で見ると銀行株指数は、TOPIXを上回る2.03%の下落です。ちなみに電気機器の指数は0.09%の下落と、10日前の水準にほとんど戻っています。

 ここから見ると、インフレ懸念などでなかなか戻りも鈍い銀行株に対し、米国のハイテク株上昇で電気機器の株価はしっかりであることが見て取れます。そして、そのことがNT指数に反映されています。

 NT指数そのものはただの数字でしかありません。しかし、その背後にある実体は、業種別の相対的な強さであり、さらにその背後に経済のファンダメンタルズがあります。

 だとすると、NTを見ることはそのマクロ的な背景をとらえるひとつの目安となりうるでしょう。逆にNTを知るためには、その背後にあるマクロ的な動きを理解する必要がありそうです。

 ファンダメンタルズという光の背後にできる影がNTというところでしょうね。

        (株式会社トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予   測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等   にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた   します。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.投信売れ筋ランキング ベスト5
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.HSBCインドオープン
2.ハイパー・ウェイブ
3.日経225ノーロードオープン
4.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
5.HSBCチャイナオープン
(5/9〜5/13 マネックス調べ)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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5月19日    <生きる方法>

 生きる方法とはなんでしょうか?人それぞれに考え方があることでしょう。お金がなくても生きていけますが、その場合はランチ一つ食べるにも、常に周りの人と仲良くしておいておかずを分けて貰わなければいけません。それは厄介なのでお金を手にしようと云うことになる訳ですが、どうすればもっと稼げて、或いは殖やせて、或いは借りられるでしょうか?

 これは結局、どうしたら投資上手になれるか、という論点に似通ってきます。投資にとって、『運』は大変重要なファクターです。そして運は寂しがり屋であり、寄り添う性質があるので、なるべく運のいい人と付き合うことが重要になります。しかし誰でも強運の人ばかりを友人に出来るとは限らず、その替わりに先ずはしなければいけないことがある筈です。それは・・・

 −「生きる方法」というエッセイを書くように頼まれ、小説宝石6月号に駄文が載ることになりました。週末に発売されるので、御興味のある方はお読み下さい。(本書籍の売れ行きは、私の収入には関係ありません。)

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