マネックスメール 2005年5月23日(月)

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マネックスメール 2005年5月23日(月)

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 マネックスメール<第1422号 2005年5月23日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.バンガード・海外投資事情
 3.オルタナティブのランダム・トーク
4.株式市場アウトルック
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-出来高は少ないが後場から堅調な動きに

日経平均            11,158.65 (△121.36)
日経225先物         11,160 (△ 90 )
TOPIX            1,137.69 (△ 7.88)
単純平均             428.69 (△ 2.64)
東証二部指数           3,525.42 (△ 0.64)
日経ジャスダック平均       1,939.75 (▲ 0.75)
東証一部
値上がり銘柄数         1,004銘柄
値下がり銘柄数          523銘柄
変わらず             120銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ             85.61% +6.44%
売買高            11億9869万株(概算)
売買代金        1兆0428億5600万円(概算)
時価総額          353兆4557億円(概算)
為替(15時)          108.03円/米ドル

◆市況概況◆
 週明けの日本市場も堅調な展開となりました。朝方こそ市場筋の推計として伝えられる外資系証券会社経由の外国人売買動向が今日も大幅売り越しと伝えられたことや、週末の米国市場がもたついた動きであったことから、おとなしい始まりとなりました。その後、好業績銘柄を中心に買い優勢となる場面も見られたのですが、上値も重く、小じっかりした動きとはなっているもののおとなしい動きが続きました。

 先物へのまとまった売り買いは散発的に出てくるのですが、追随して上値を買い上がるような動きもなく、逆に下値を売り叩くような動きもなく、小動きのまま前場の取引を終了しました。

 後場に入ってからは堅調な動きとなりました。昼の市場外取引も金額はそれなりに大きかったものの売り買いの偏りはなく、市場への影響は殆どありませんでした。前場から「いつ外国人の売りが出てくるのだろう」と戦々恐々としていたもののいっこうに売りが出てこないことから、買戻しも入りじり高の展開となりました。

 先週の火曜日の暴落のイメージを未だに引きずって、「外国人売り」(実は先週の火曜日の売りも「外国人売り」だけの要因で下げたとは考え難いのですが・・・)を恐れて手を出しにくく、逆に下値を売り叩く動きもないので、売りにも行けずという感じになっていました。前場の高値を抜けると一段と買戻しを急ぐ動きも出て、押し目らしい押し目もなく、上昇していきました。
 目先筋の利益確定売りをこなしながらハイテク銘柄を中心に堅調な動きとなり、松下(6752)やTDK(6762)、セコム(9735)などが4月の高値を抜け、年初来高値を更新するなど、指数に影響の大きな銘柄が堅調な動きとなり、日経平均は大幅高となりました。ただ、月曜日ということで出来高も少なく、小型銘柄にも軟調なものが目立ち、日経ジャスダック平均や二部株指数は小幅高となったものの東証マザーズ指数は軟調な動きとなり、業種別では本日決算発表が予定されていた損保株に軟調なものが目立ちました。

 出来高が少ないわりに値嵩株に堅調なものが目立ったこともあって、総じて堅調な地合いとなったように見られました。米国市場同様に先週の急落場面からは徐々に立ち直りつつあるように見受けられます。

(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆

チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm

 日経平均・TOPIX

 基準線が下落に転じたことが危惧されますが、急落局面での節目と見られる水準までもう一息というところまで戻って来ました。節目と見られた水準(日経平均で11,200円)を超えるかどうかというところですが、遅行線が日々線を意識する水準となっており、一気に上抜けてくる可能性もあるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 日経ジャスダック平均

 引続き上値の重い展開となっています。遅行線も日々線を意識するところに近づいており、RSIやストキャスティックスも底値圏に近く、そろそろ反発してもいいところかもしれません。遅行線が日々線を越えてくる(「好転」)、あるいは日々線が雲を上に抜けて来る(これも「好転」。その際一気に基準線も上回ってくるのではないかと思いますが)ことが期待されます。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 債券先物

 上値の重い展開となっています。基準線が引続き上昇している中で、基準線がサポートとなった格好となっています。RSIやストキャスティックスは中途半端な位置にあり、どっちつかずとなっており、上下どちらにも「抜けた方に向かう」ような展開となりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 為替(ドル円)

 遅行線が日々線を上回り、遅行線と日々線の「天−天」一致の格好が崩れた感じです。4月初旬の(ドルの)高値を抜け切れば一気に上値追いということになりそうですが、「二番天井」となる可能性も残っており、高値を抜けるかどうかを確認したいところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 個別銘柄分析 −コムシス(1721)−
 大まかに分けると900円〜950円、950円〜1,000円といったレンジでの動きとなるような、50円刻みの節で動いているような感じです。現状は950円絡みの4月の高値(図の赤い丸)を抜け、雲の水準や950円をサポートとして1,000円を目指す動きとなっているようです。遅行線が4月の高値のところで日々線を割り込み、日々線と遅行線の「天−天」一致の格好となったと解釈されれば、950円はサポートとならず、900円あたりまでの下落となります。ただ、950円や雲がしっかりとサポートとして機能していることが確認されれば、遅行線と日々線の逆転もすぐに解消され、遅行線が雲を抜けて1,000円の節目を目指す動きとなってくるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K1721.htm


◆個別銘柄◆ 好業績銘柄を中心に堅調な展開
日 水(1332) 400円(△24)
 米子会社が米水産加工メーカーを買収することで基本合意し、北米で水産加工品の生産・販売体制を整え、海外事業を拡大すると報じられたことを好感して買われました。

横河ブリ(5911) 602円(▲17)
 公官庁発注の橋梁建設工事の談合事件で、公正取引委員会が同社など橋梁メーカー8社を刑事告発したと報じられたことで、同社が一連の談合の中で中心的な役割を果たしていたとみられたことで、嫌気売りを集めました。

商船三井(9104) 630円(△10)
 近鉄エクス(9375)と資本提携し、両社は輸送網や施設、ノウハウを相互補完して陸海空の一貫輸送体制を固め、中国などを発着地とする物流需要の拡大に対応することで合意したと報じられたことを好感して買われ、反発しました。
新日石(5001) 695円(▲16)
 海外市場で原油価格が下落したことに加え、2006年3月期の純利益が市場予想平均を大きく下回る前期比33%減の880億円となるとの見通しを発表したことで、失望売りを集めました。

ケンウッド(6765) 209円(▲26)
 2005年3月期の営業利益が従来予想の90億円を下回り、前々期比44%減71億円となったと発表したことを嫌気して売られました。2006年3月期は増益見通しとしているものの、未達に終わるのではないかとの見方が強まっているようです。

みずほ(8411) 499,000円(△7,000):1株単位
 前引け後に2005年3月期の連結決算と同時に2006年3月期の経常利益予想を発表し、前々期比30.8%増の8,600億円と市場予想平均を上回ったことで、買戻しを交えて切り返す動きとなりました。

松 下(6752) 1,649円(△42)
 米ナスダックが6日続伸するなど米ハイテク株の底入れ感が強まったことや、円安が進行していることを好感して買われ、反発。年初来高値を更新しました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 小型好業績銘柄が小口の買いで値を飛ばしています。

東証一部値下がり上位
 割高感の目立つ銘柄や材料株で「お役御免」となった銘柄が目立ちます。
東証1部売買高上位
 低位好業績銘柄の目先的な回転が効いているようです。

東証1部売買代金上位
 銀行株が上位になってきています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.バンガード・海外投資事情 第174回
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「あなたのポートフォリオはインフレ対策ができていますか?」

 米国では昨年、消費者物価が低位安定で推移したため、消費者はガソリンや食料品などの物価の動きをそれほど気にする必要もなく、消費者物価指数(CPI)の動向や専門家の物価予想にもあまり関心が持たれなかったようでした。
 しかし、すべての投資家にとって、インフレは実質的な購買力を目減りさせるという点で見落とすことのできない問題だといえるでしょう。

 「一般的に、多くの投資家はインフレ率上昇を投資リスクとして捉えてはいません」(バンガード投資カウンセリング・グループの投資アナリストDonaldBennyhoff 氏)

 歴史的にみると、高インフレ期は、中・低インフレ期に比べると頻繁ではなく、期間も短い傾向にあります。しかし、将来的な物価の上昇が、消費支出やポートフォリオに与える影響を予測するのはほとんど不可能です。CPIは総合的な家計の消費支出のアイテムを計測の対象としていますが、多くの投資家の資産は医療費、住宅費、教育費など特定の価格の変動により大きく影響されると考えられるため、ポートフォリオのインフレ調整後の実質リターンを保つための「万能な」インフレ対策はない、と言えるでしょう。

 他のアセットクラスと比較すると、MMFの元本リスクは比較的低いと考えられていますが、インフレ期間において常に実質プラスのリターンを出すという保証はありません。債券投資はクーポンが固定され、CPIが変動しても満期の元本価値が調整されないため、インフレの影響を特に受けやすいといえます。時間の経過とともにインフレによる資産価値の浸食は顕著になるため、投資予定期間が長ければ長いほど将来的な資産の購買力の変化に対して準備が必要です。

 「インフレ環境下でも現在の投資のペースを保つことが重要です」
(Bennyhoff氏)しかし、実質リターンを確保する投資戦略を立てようとするのであれば、投資家は投資予定期間を十分考慮に入れる必要があるでしょう。短期的な投資計画に対しては、まず投資元本の確保に比重が置かれるべきです。なぜなら、インフレがかなり過小評価されていたとしても、インフレのインパクトは抑えられる傾向にあるためです。一方、より長期的な投資計画では、比較的高い実質リターンが期待される株式に投資するのもよいでしょう。

 「CPIと連動して消費支出が増加することを懸念している投資家は、インフレ連動債へ投資することでインフレがポートフォリオへ及ぼす影響を抑えられるかもしれません。」(Bennyhoff氏)インフレ連動債は、時間の経過とともにインフレ率の変化に応じて元本と利子が自動的に調整されるように設計されており、インフレを意識する投資家に適した金融商品であるといえるでしょう。
※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンドの組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたても可能ファンドの内容はマネックス・ビーンズ証券のホームページでご確認下さい。
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
※マネックス・ビーンズ証券で販売している3本の外国籍バンガードファンドの情報は、下記のホームページからでも見ることができます。
http://www.vanguardjapan.co.jp/fund/fund00.html


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.オルタナティブのランダム・トーク
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ヘッジファンド投資のプロセス (9) 定性分析 法的関連

 さて、投資判断を下す時前調査の最終段階は法的関連のリーガル・デューデリジェンスです。従来、投資家が「ヘッジファンドを買う」ということは店頭に並んでいる商品をひょいと買うこととは違います。実態は、運用委託の契約を相対的に結ぶことになります。

 その契約書もかなりぶ厚いもので、専門用語でびっしりと書いてあります。一般個人投資家が自分では乗り越えることは困難な壁であり、その面でもFOF(ファンド・オフ・ファンズ)経由などでヘッジファンド投資するメリットはあります。

 といっても、FOFは運用の専門家でありますが、法的関連の専門家ではありませんので、契約書のレビューは弁護士に依頼します。ファンド側で契約書を作成するのも、もちろん弁護士。ヘッジファンドと投資家が儲かろうと、損をしようと、絶対的に収益を上げられるのは弁護士さんです。

 ヘッジファンドの運用者は例えばニューヨークなどに滞在しても、ファンド自体は運用益などを課税対象としないケイマン島などのオフショア金融センターに設立される場合が多いです。この場合、「ファンド」と「マネジャー」は、法的には別の会社に所属することなり、「アドバイザー契約」などでお互いに結ばれています。「会社型」のファンドとして設立される場合もあれば、「契約型」のファンドとして設立される場合もあります。特に後者は、日本の大手金融機関が好む形態です。

 法的にファンドがキチンと設立されているか、ファンドとマネジャーとの間の契約がキチンと結ばれているか、解約事項はきちんと整備されているかなどを確認することがリーガル・デューデリジェンスの役目です。

 場合によっては、マネジャーおよび他の主要関係者の「バックグランド・チェック」を行う場合もあります。要は過去に処罰歴などがあるかということです。

 処罰歴の内容によっては、前もって投資家に開示しているようであれば、それほど問題にならないですが、いくら軽い処罰暦であっても、その自体をマネジャー側が隠しているということが判明すると、かなりマイナス要因として取られます。過去の過ちそのものを批判するのでなく、そのようなことが起こった場合はその人の人格は、信頼関係を築こうとしている中、重点を置くことは無難であると思います。

     △▼△ 『オルタナティブ投資日記』もどうぞ △▼△ 
       

渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一とヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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「初夏の新興市場祭りが開催される見通し」

4/21と5/17での2点底形成期待が高まる

 先週の株式市場は、17日に日経平均が10788.59円まで下落した後、これを安値に戻り基調で取引を終えた。米国株式市場が原油安、インフレ懸念後退で堅調に推移したこと、17日に発表された1-3月期GDP(国内総生産)が市場予想を大幅に上回ったことなどが背景だ。なお、1-3月期の実質GDPは前期比1.3%増、年率換算で5.3%増となった。個人消費や民間設備投資など内需が景気の牽引役となった。このようなマクロ環境を反映し、今後の物色は内需株中心になる見通しだ。よって、東証一部市場に比べて、相対的に内需株の比率の高い新興市場に資金流入が加速する環境が整っているとみている。

 新興市場は東証一部などに比べて、外国人投資家の関与率が低い点も魅力だ。4月の北米地域の投資家の買越額は1009億円と3月の3446億円の3分の1以下になった。欧州勢の買越額も468億円と3月の5042億円から10分の1以下になっている。外国人頼みの需給の東証一部に比べ、新興市場は、外国人投資家の関与率が相対的に低い。言い換えれば、そのような外国人動向の影響を受け難いことはポジティブな需給材料として、個人投資家の眼に映るだろう。

 仮需面でも、東証一部銘柄群に対しては、強気になり難い。5月13日時点の信用買い残は、前週比980億円増加し、3兆2646億円(売り残は1兆2243億円)と00年4月以来約5年ぶりの高水準となっている。信用で高値掴みをした投資家が、建玉価格が買値付近まで戻れば、ヤレヤレ売りを出したいと待ち構えている様子が目に浮かぶ。この売り圧力が、相場の上昇を阻む見通しだ。また、信用倍率は2.67倍だが、これが3倍台に悪化するようなら、信用買い方の投げが加速し、相場急落リスクが一気に高まる危険な状態が続いている。

 外国人投資家の買いが細っている上、信用買い残の整理が遅々として進まない状況では、主力の貸借銘柄は手掛け難い状況が続くとみておく必要がある。確かに、日経平均に関しては、4月21日の10770.58円と5月17日の10788.59円とで2点底が形成された可能性が高い。5月10日の11211.36円のネックラインをブレイクできれば、2点底が完成し、売り方による買戻しは加速しよう。しかし、3月7日の11975.46円と4月8日の11911.90円とで形成した2点天井で、今後、数ヶ月の天井を確認した可能性も高いため、その2点天井のネックラインである3月30日の11506.85円が戻り限界と見ておく必要性は高いのだ。

 このような投資環境下、個人投資家は、主力株を避け、仕手系材料株や新興市場銘柄への資金シフトを急ぐだろう。とりわけ、新興市場に関しては、3月末分割実施銘柄の新株が入庫され、信用個人の担保力が増している。担保力の増加は、短期的な株価下落に対する個人の追証発生リスクを低下させ、多少の下落では投げが出難い需給を演出する効果が期待できる。個人投資家とそれに相乗りする証券自己売買部門による「初夏の新興市場祭りが、今週から開催されるとみている。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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5月21日    <中国、再び>

 生まれて初めて中国本土に行ったのは、未だ10ヶ月程度前のことですが、この間に既に5回ほどこの地を踏みました。中国は、近くて遠い国とも云われますが、私はとても近い国だと感じます。有史以来つい数十年前まで、我が国が最も影響を受けた国は中国でした。儒教の道徳観や漢詩に謳われた美意識に、我々は−少なくとも私は−大きく影響を受けているのは明かです。一度こじれた親戚関係のような面があると思いますが、現在世界第2位の経済大国と、将来世界一の大国になるかも知れない国は、もっともっと真剣に密に関係を再構築していくべきでしょう。日本よりもアメリカの方が中国に近いとか詳しいというような状況は、決して起こしてはいけないと思います。

 さて、そんな中国にまた来たのですが、色々な角度から私なりに此の国の行方を観察しています。近代化が此の国の大きなテーマですが、これは簡単なようで難しい気もします。マーケットは巨大であり、テクノロジーも十分あります。たった2〜30年前の日本製品やアメリカ製品の品質と、現在のそれを比べれば、中国製品の品質も早晩良くなってくるのは当然のように思えます。しかしもしそれが当然であるならば、帰納法的に考えると、何故今迄近代化から取り残されてきたのかが説明できません。此の国には、全体的な発展を阻害する仕組みがあった筈です。それが取り除かれなければ、近代化は予定通りのスピードで進まないでしょう。

 阻害要因とは、恐らく少人数による支配でしょう。韓国同様オリンピックを機に、真の民主的政府の樹立が目論まれるという憶測もあります。一方で絶対的権力を持った政府がなければ、13億の人民をマネージできないという考えもあります。いずれにしろこれからの数年間は、特に目が離せないことになりそうです。

 マネックス・ビーンズでも本日から中国株(香港株ですが)の取扱いを始めました。是非御確認下さい。

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■中国株取引 いよいよ開始■
http://www.monex.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news5057.htm
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<本日ブックビルディング受付開始> 「ドリームバイザー・ドット・コム」当社初の主幹事銘柄である「ドリームバイザー・ドット・コム」のブックビルディングは、2005年05月26日(木)11:00まで受付けております。 ご購入にあたっては、ブックビルディングへのご参加が必要です。奮ってご参加ください。http://www.monex.co.jp/StockOrderManagement/0/kbodr/kb_bosy_meigara/nittei/guest?bosyKey=174
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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