マネックスメール 2005年5月24日(火)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2005年5月24日(火)

◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
 楽しい!学べる!得をする!
 マネックスメール<第1423号 2005年5月24日(火)夕方発行>
  http://www.monex.co.jp/
   <口座開設はこちら(無料)>
http://www.monex.co.jp/AccountRegistration/0/guest/G300/acc/index.htm◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス・ビーンズ証券株式会社◆◆◆

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<中国株> お待たせいたしました!ついにお取引が出来るようになりましたhttp://www.monex.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news5057.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<開催報告> 第23回オリエンテーションコミティー
http://www2.monex.co.jp/marketcafe/orientation/20050521.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
 3.ファンドマネージャー清水氏の相場の見方
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
      【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(8942)
 NowLoading(2447)、ドリームバイザー・ドット・コム(3772)、
 フィンテック グローバル(8789)、
 リンク・セオリー・ホールディングス(3373)、IRIユビテック(6662) イーコンテクスト(2448)、サンコーテクノ(3435)
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-米国株が堅調な動きとなったが、利益確定売りに押される

日経平均            11,133.65 (▲25.00)
日経225先物         11,130 (▲30 )
TOPIX            1,136.32 (▲ 1.37)
単純平均             427.34 (▲ 1.35)
東証二部指数           3,503.33 (▲22.09)
日経ジャスダック平均       1,931.28 (▲ 8.48)
東証一部
値上がり銘柄数          560銘柄
値下がり銘柄数          971銘柄
変わらず             114銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ             84.46% -1.15%
売買高            12億3063万株(概算)
売買代金        1兆1245億8000万円(概算)
時価総額          353兆0301億円(概算)
為替(15時)          107.56円/米ドル

◆市況概況◆
 今日は引続き割安銘柄を見直す動きで、堅調な始まりとなりました。米国市場が堅調な動きとなっていることで、買い安心感も出て、好業績を発表したにもかかわらず割安感の出ているものをしっかりと見直す動きとなっているようです。それでも日経平均の節目と見られる11,200円はなかなか抜けず、上値の重い展開となりました。寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる、外資系証券経由の外国人売買動向も買い越しとなったのですが、目先筋の利益確定売りに押される格好となり、押し目買いは入るものの積極的な買い気には乏しい状況が続きました。

 中国との関係がギクシャクしていることや東京製鉄(5423)の製品値下げを嫌気した鉄鋼株の売りも、買い気を失わせる要因の一つとなっています。米国市場では楽観的な見方も多くなってきたのですが、日本市場ではまだ悲観的な見方が多く、「好業績」ということも「先行きへの懸念」となり、米ナスダック指数の7連騰も「もうそろそろいいところ」ということになってしまうようです。

 後場に入ってからは一段と利益確定売り、見切り売りに押される展開となりました。昼の市場外取引も金額は比較的大きかったものの、売り買いの偏りはなく、リバランスやEFP(先物のポジションを現物株に置き換える動き)が中心と見られ、市場への影響は殆どありませんでした。後場の寄り付きこそ前場の安値圏で始まり底堅い動きとなっていたのですが、昨日のように上値を買い上がるような動きがないと見ると徐々に目先筋の見切り売りが嵩み、じりじりと値を崩す展開となりました。

 鉄鋼株も好業績割安銘柄として買われていただけに、市況の悪化を嫌気する動きとなったようです。一方でハイテク銘柄は戻り売りや目先筋の値幅取りの利益確定売りに押されるものも多く、指数を押し下げる動きとなりました。先物へのまとまった売り買いも散発的に出てくるだけで、昨日のような市場の方向感を出すような主導的な動きとはなりませんでした。

 小型銘柄も見切り売りに押されるものが多く、前場から軟調な動きとなるものが目立ちました。個人投資家好みの銘柄も軟調なものが多く、買い方の回転が鈍ったこともあり、売りが売りを呼ぶような動きとなっていました。業績面から割安感の強いものが多いのですが、米国市場のセンチメントが好転してきているにもかかわらず、日本市場はまだセンチメントが下向きとなっており、目先の小掬い商いが中心となっているようで、腰の据わった買いが少ないようです。

 (マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆

チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm

 ☆日経平均・TOPIX☆

 節目と見られた日経平均の11,200円は抜けずに、軟調な動きとなりました。未だに4月18日の大陰線の中での動きとなっているということになり、「今度こそ」とも思ったのですが、抜けきらずに「かぶせ線」という足で終了しました。明日、今日の高値を抜けてこないと雰囲気はますます悪くなりますが、遅行線が4月18日の暴落のところにかかってくるところで、雲のねじれもあり、「最後の抜けるチャンス」となってくるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 ☆日経ジャスダック平均☆

 引続き雲の中での動きが続き上にも下にも行き難い状況となっています。RSIとストキャスティックスは十分に反発が期待される水準となってきているのですが、あと2〜3日、遅行線が日々線の急落のところに絡んで来るまでは動き難いのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 ☆債券先物☆

 基準線にサポートされて反発してきましたが、上値の重い展開が続いています。基準線もここまでは上昇となったのですが、ここからは上昇も止まり、ますます膠着感が強まる可能性もあります。RSIやストキャスティックスも方向感がなく、「放れた方に付け」というタイミングを計るような状況ではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 ☆為替(ドル円)☆

 高値圏での保ち合いとなっています。遅行線は日々線に絡みながらの動きとなっており、今一つ抜けきらないという感じです。明日明後日あたりでしっかりと上抜ける動きとなってこないと、再びドルの下値を試すような動きとなってくるのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

 ☆個別銘柄分析 −JAL(9205)−☆
 図のように「三尊天井」(三つの山で「天井」を形成するパターン)を形成、「ネックライン」と言われる節目(図の青い点線)を割り込んだ(図の赤い矢印)ことで「三尊天井」が完成されました。下値はこの相場の出発点とされる12月の安値水準で下げ止った格好となり、戻り歩調となっています。この場合戻りはとりあえず「ネックライン」までとされ、この水準からは上値の重くなってくるところです。ただ、「ネックライン」を割り込んだところで遅行線と日々線が近づいており、ここから遅行線が日々線を上回るようにネックラインを上に抜けてくるのか、あるいは遅行線が日々線に押されるように下落してくるのか正念場といったところではないかと思います。出来高を伴って上に抜けてくるようであれば上昇トレンドに入ったと言うことになり、抜けきらなければ再び安値を試す動きとなってくるのではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K9205.htm

◆個別銘柄◆ ハイテク銘柄は利益確定売りに押され、鉄鋼株も安い
東製鉄(5423) 1,444円(▲33):100株単位
 鋼板類を6月から5−14%値下げすると発表したことを嫌気して売られました。市中相場に影響を与えるのは必至で、ほぼ一本調子で上昇してきた鋼板の市中価格の転換点となる可能性があることも懸念されています。

ブルドック(2804) 1,403円(前日比較なし)
 大阪地裁へ会社更生法の適用を申請したイカリソースへの支援を決議したと報じられたことで大幅高となり、年初来高値更新目前まで買われました。
ニチイ学館(9792) 2,575円(▲335):100株単位
 2004年9月中間期の連結純利益が発表内容と異なっていたとして、7億2,000万円から3億4,000万円へ訂正したことを受け、東京証券取引所は同社株を財務諸表の虚偽記載による上場廃止基準に抵触する恐れがあるとして監理ポストに割り当てたことから、嫌気売りを集めました。

日清オイリオ(2602) 614円(△79)
 2005年3月期の連結経常利益が前々期の約3倍に拡大し、2006年3月期も純利益が5割程度の伸びとなる見通しと発表したことを好感して買われ、大幅高となりました。

カカクコム(2371) 884,000円(△34,000):1株単位
 停止していた運営サイトのサービスを24日午後から再開するとの発表を受け、業績悪化に対する警戒感がひとまず後退したようです。反発となりました。
三井トラスト(8309) 1,060円(▲20)
 2005年3月期の業務純益が1,900億円台と過去最高になったもようで、2006年3月期の期末配当を4円に引き上げることを固めたと報じられたことを好感して買われました。しかし、後場に入ると相場全体と歩調を合わせるように売られ、結局反落となりました。

マルハ本社(1334) 261円(▲28)
 2005年3月期の連結最終損益が固定資産の売却損などが響き、151億円の赤字となったと発表したことを嫌気して売られ、大幅安となりました。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 好決算発表銘柄などが散見されます。

東証一部値下がり上位
 決算発表数字に敏感に反応しています。

東証1部売買高上位
 ディーリングの動きも買い方の回転が鈍くなった感じです。

東証1部売買代金上位
 値動きは鈍いのですが売買代金は増えています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 最近、非常に面白い現象に気がついた。それは、「もうこの分野では大きな変化、進歩はないだろう」と思えたようなところでこそ、めざましい改善、進歩が見られる、ということだ。

 例えば、ヘッドホンやイヤホンの類。長らく音を出すマシンの方に我々は気を取られていたように思う。ウォークマンからMDになり、しばらくしてiPodが出てきてという系譜。最近はさらに各社からメモリー型で数多くの音出し装置が出てきている。これに至っては、何百曲と蓄積し出せるのに、その重さたるや驚くほどだ。軽いのだ。しかも小さい。しかしその間も、あまりヘッドホンもイヤホンも変わらなかったように思う。

 最近非常に驚いたことがある。装置から音を我々の耳に届けてくれるヘッドホンやイヤホンがすごく進歩しているのである。ヘッドホンでは、ボーズがノイズ・キャンセレーション機能付きのシリーズを出して、今静かなブームを呼んでいる。私が銀座のアップル・ショップで見かけたのは4万円以上するから高いが、その音は驚くほど綺麗だ。外部の音を入れないのではなく、消すのだという。ソニーも最近機種を揃えた。

 イヤホンにも驚いた。銀座4丁目のソニービル4階のクオリア・ショップに少し前に立ち寄ったときに見せられたイヤホンは2万円と高いが、耳の中にすっぽり入るタイプのそれで、それがもたらす低音はすばらしかった。最近、もっと良いのを発見した。

 たぶん、私が気付かないいろいろな、そしてもうあまり進歩しないのではないかと思われた分野での、大きな前進が起こっているに違いない。洗濯機が今のように「ななめドラム」になるなんて、予想しただろうか。まだまだ思わぬところで、思わぬ発見を出来る余地があるということである。最近は車を運転するたびに、その多彩な機能に驚く。

 だから思う。一番恐ろしいのは、「これはこういうもんだ」と納得してしまうことだ、と。ネット証券のサービスもそうで、「(合併直後の新HPは)こんなものだろう」と思った瞬間に、進歩は止まる。だからいつも、「ぶつぶつ」と文句を言っている客が良い。私のように......(^_^)(^_^)、いやあなたのように....(^_^;)。

伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.ファンドマネージャー清水氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-経営者評価と投資判断

 ファンドマネージャーという職業柄、また最近は新興成長企業に投資する機会が増加していることから、企業経営者に直接会ってお話を聞く機会には相当恵まれている方だと思います。昨年度も200社以上の経営者と面談する機会を持ちました。

 しかしながら、必ずしも経営者に直接会うことが投資判断の決め手になるわけではありません。あくまでも情報を得るための一つの手段であって、これがないとアクティブ運用に支障きたすという性質のものでもありません。プロのファンドマネージャーとして、こういった運用手法を差別化の一つとして前面に押し出すこともありますが、これだけで個人投資家とプロで決定的な差が出来るほど株式投資は単純だとは思っていません。

 強調したいのは、経営者そのものの人物評価と株式投資は切り離して考えるべきという点です。これまで沢山の経営者に会って株式投資をしてきましたが、投資して株価が何倍にもなって儲かったという成功例の企業経営者がある一定のパターンを持っていたかというとそうではないようです。むしろ人間性とは関係なく、会社を伸ばすことには特別の能力を発揮する人であることが多いようにも思えます。

 ではアクティブな株式投資において、経営者を評価するといった類の定性的な判断は必要ないのでしょうか。これも考え方は色々あると思いますが、私は特にアーリーステージの企業においては、ビジネスモデルそのものの評価が重要であると考えています。また明確な経営ビジョン、出来れば戦略が用意されていることが望ましいと思います。つまり人物として経営者を見るのではなく、経営戦略の良し悪しで企業を見ることが重要なのではないでしょうか。そして最終的にはこれらの定性評価も定量的に企業の業績に反映され、株式のファンダメンタルズ的な価値を形成することが前提になります(これは「経営」の部分を「運用」に置き換えるとファンドの評価にも当てはまります)。この判断、評価のノウハウが運用の付加価値になり得ると考えます。

 折角企業のトップに会って話をするわけですから、会社側の経営戦略についてただ聞くだけではなく、その是非をディスカッションすることが必要になりつつあります。将来的には、大株主として社外取締役に就任するファンドマネージャーも出てくる時代が来ると思います。無論ファンドマネージャーだからといって、必ずしも専門知識を十分に持ち合わせているとは言い難いのですが、多くの業界、企業を調査することによって、または外部分析者として客観的に見ることによって経営に対し指摘できる点も少なからず存在します。一方的に情報を提供されるだけでなく、少しでも価値のある情報を提供したり、提案したりすることができれば、お互い貴重な面談の時間を有意義なものにできるのではないかと考えています。

◆「DKAアセットシンフォニー」
内外の株式、公社債等にバランス良く分散投資を行うバランス型ファンド。清水ファンドマネージャーをはじめとする運用チームで安定感のある運用を目指します。

*詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認ください。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
5月22日    <中国、続報>

 まだ中国にいます。中国の規模と歴史を鑑みるに、数日での感想はあまりにも早計だとは思いますが、それでもやはり感ずることがあります。建物の造り・・・ホテル・オフィスビル・会議場に限らず、民家(とは言ってもかなり裕福な方の家ではありますが)の造りも、或る国にそれに似ています。その大きさ、仕上がりのちょっと雑な所、石と木の割合・・・、何処かアメリカに似ているのです。「大きい」国だからこうなるのでしょうか?密接した作りのヨーロッパとも、緻密な作りの日本とも、明らかな違いがあります。

 昨日は中国と近い国として日本を挙げましたが、もしかしたらそれは嘗ての話であり、今ではアメリカの影響を大きく受けているのかも知れません。恐るべし、アメリカ。アメリカ流の会計監査も、凄い勢いで中国に広がっています。流石の商売上手の中国人も、アメリカだけにはまんまと商売のネタにされているということでしょうか。

 当地では様々なコンフェランスが開かれているのですが、金融の世界ではやはり日本はアメリカ勢に完全に圧倒されています。中国という鏡を通して見る各国の競争も、また興味深いものです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
マネックス・ビーンズ証券へ  mailto:feedback@monex.co.jp

===================================<マネックスメールを解除したい時は>
 マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
 ▽ https://stgi.monex.co.jp/php/mon_reg_form.php
 アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
▽口座に登録しているメールアドレスを変更しても、マネックスメールの配 信先アドレスは変更されません。上記のページより変更のお手続をお願いし ます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解除させていただくことがございます。予めご了承下さい。マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されていることをご確認下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス・ビーンズ証券株式会社(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞれの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一切責任を負いません。
マネックス・ビーンズ証券株式会社  http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

マネックスからのご留意事項

「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

マネックスメール登録・解除

5000号以降のマネックスメール

コラム一覧