1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
楽しい!学べる!得をする!
マネックスメール<第1429号 2005年6月1日(水)夕方発行>
http://www.monex.co.jp/
<口座開設はこちら(無料)>
http://www.monex.co.jp/AccountRegistration/0/guest/G300/acc/index.htm◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス・ビーンズ証券株式会社◆◆◆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<『マネックスFX』ハッピーキャンペーン スペシャルは6月4日まで>
詳しくは『マネックスFX』のログイン後の画面をご覧下さいhttps://fx.monex.co.jp/members/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<カキーン!> マネックスナイターは平日23:59まで試合中(雨天決行)http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3203/nighter/index.htm−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
≪本日の目次≫
1.相場概況
2.フィデリティと考えるこれからの投資
3.HSBCの中国情報
4.投資信託基準価額
5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
IRIユビテック(6662)、イーコンテクスト(2448)、
サンコーテクノ(3435)、メディキット(7749)
インターネットイニシアティブ(3774)
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-下値の節目を確認して上値の節目を抜け、高値引け!
日経平均 11,329.67 (△53.08)
日経225先物 11,300 (△40 )
TOPIX 1,149.49 (△ 5.16)
単純平均 427.59 (▲ 2.88)
東証二部指数 3,494.03 (△ 7.58)
日経ジャスダック平均 1,923.94 (△ 2.15)
東証一部
値上がり銘柄数 946銘柄
値下がり銘柄数 533銘柄
変わらず 170銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 106.16% +8.24%
売買高 14億1020万株(概算)
売買代金 1兆1512億0300万円(概算)
時価総額 357兆6220億円(概算)
為替(15時) 108.37円/米ドル
◆市況概況◆
連休明けの米国市場がもたついた動きとなったことや寄り付き前の外資系証券経由の外国人売買動向(市場筋推計)が売り越しとなったこともあって、売り先行の始まりとなりました。それでも先物がシカゴ市場の終り値を上回って始まるなど、底堅い動きとなりました。日経平均の11,200円の節目を抜けたことで、11,200円の水準が下値のサポートとして機能するのかどうかが注目されましたが、11,200円を意識したところでは好業績銘柄を中心に押し目買いが入り、しっかりとサポートとなったことで、買い安心感も誘い買戻しも交えながらじり高の展開となりました。
逆に日経平均がじりじりと上昇する中で11,300円に近づくと、目先の節目と見られているだけに目先筋の利益確定売りが嵩み上値の重い展開となりました。ハイテク銘柄の一角に堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄には依然として利益確定売りに押されるものも多く、指数は小動きとなりました。好業績銘柄でも比較的小型の銘柄の値動きが良く、値動きの良さを見てますます買いが入るといった展開となり、は行色も強くなっていました。
後場に入っても底堅く、日経平均の11,300円を意識した動きが続きました。昼の市場外取引は昨日や一昨日ほどは多くなく、売り買いの偏りもなかったことから、市場への影響は殆どありませんでした。ただ、逆にまとまった売りが無かったことで、先物に買戻しの動きもあって堅調な動きとなりました。先物が前日の高値(11,300円)を抜けると日経平均の現物指数も11,300円を超える場面もあったのですが、先物への追随する買いも現物市場でのインデックス買いも殆どなく、指数の上値が限定的となると個別の銘柄でも利益確定売りや戻り売りが嵩むといった状況でした。
後場の中ごろからは11,300円を上値に小動きとなりました。引けを意識した時間帯には先物へのまとまった見切り売りも出ていましたが、押し目買い意欲も依然として強く、大きく値を崩す動きともならず、かといって上値を積極的に買い上がる動きにもならず、ディーラー中心の小動きの状態が続きました。先物も個別の銘柄もディーリング、小掬い商いが主体で目先の回転は効いているものの方向感の無い展開でしたが、引け際には買戻しなど交えながら堅調な動きとなり、大引けはインデックス買いも入り高値引けとなりました。
小型銘柄も比較的堅調な動きとなってはいましたが、小動きとなり、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、二部株指数なども方向感のない動きとなっていました。月替わりということでディーラーの売り買いが活発に行われたようですが、方向感を出すまでには至りませんでした。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
☆☆ テクニカル コメント ☆☆
チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm
☆日経平均・TOPIX☆
堅調な動きとなりましたが、雲に上値を押えられた格好となりました。日経平均は節目と見られた11,300円を抜けて来ましたが、「窓埋め」には至らなかったものの雲を一気に抜けきれなかったことで上値の重い展開となり、「窓埋め完了」となってしまうかもしれません。ただ、ここから雲を一気に抜けてくればいよいよ「買い時代」、「三役好転」となってくると昨年12月からの上昇相場が期待されます。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
底堅い動きとなっているのですが、ほとんど動きらしい動きはなく、雲の下限と転換線と重なってチャートでは今日の足はほとんど見えないかもしれません。遅行線が日々線に沿って雲の上限に沿って順調に上昇しているのですが、日々線が雲に上値を押えられ、小動きになったというところです。雲が薄いところだけに一気に上に抜けてくることも考えられますが、いずれにしてもここが正念場という感じで、下にも上にも大きく振れ易くなってくるところではないかと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
Dの高値を更新したことで、A〜B〜C〜D〜Eという波動が確認されました。こうなるとEからA〜B、C〜Dと同幅の上げがあると考えると、142円前後までの上昇が見込めるということになります。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
遅行線と日々線が「行き分かれ」のようになり、「天−底」一致を目指す動きとなっているようです。4月の高値を抜け切るまではまだドルの反落の可能性も捨てきれませんが、4月の高値を抜けてくれば(ドルの)一段高となる可能性が高いでしょう。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
個別銘柄分析 −東セロ(3971)−
昨日の関西ペイント(4613)と同じように日々線が雲を上に抜けて、「三役好転」となりました。遅行線が日々線を抜けた後、一気に雲を抜けてきた形で、しかもしっかりと雲の「ねじれ」の部分で日々線が上抜け、「三役好転」となるなど強いパターンとなっています。目先的には3月の高値(675円)を目指す動きとなってくるものと思います。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K3971.htm
◆個別銘柄◆ ディーリング銘柄主体だが総じて堅調な動き
ヤフー(4689) 221,000円(△2,000):1株単位
日興コーデ(8603)等と証券仲介業で提携し、証券業務に参入すると報じられたことで、先行きの収益拡大および安定を期待した買いを集めました。
サイバエージ(4751) 425,000円(△6,000):1株単位
ブログ事業と情報サイト事業を7月初旬に統合し、自社運営のサイト関連事業を強化すると報じられたことを手掛かりに買われ、5営業日続伸となりました。
伊藤ハム(2284) 468円(▲28)
東京都内の食肉輸入会社が差額関税を免れていた疑惑で、同社が関与していた疑いがあると報じられたことを嫌気し、連日で年初来安値を更新しました。
GDH(3755) 472,000円(△25,000):1株単位
リクルート系出版社のメディアファクトリーと組んで劇場用アニメ映画の制作を開始し、フジテレビジョン(4676)とも共同制作する予定と報じられたことを好感して買われ、大幅反発となりました。
ゼクー(2758) 57円(▲50):1株単位
同社社長が民事再生手続きまたは準自己破産の申し立てのいずれかを行うとの報告をしたことを受け、東京証券取引所が監理ポストに割り当てたことを嫌気して売られ、ストップ安となりました。
住友鉱(5713) 721円(△22)
住友商(8053)と共にチリの鉱山関連企業に出資し、探鉱権や銅鉱山の権益を取得すると発表したことで、一層の収益拡大を期待する買いを集めました。
吉本興(9665) 1,880円(△68)
米インテルとコンテンツの配信で提携したと報じられたことを好感して買われ、大幅続伸となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
小口の買いで値を飛ばす小型銘柄が多くなっています。
東証一部値下がり上位
業績悪化銘柄や材料株が上位を占めています。
東証1部売買高上位
ディーリング銘柄が商いを伴い堅調な動きとなっています。
東証1部売買代金上位
優良銘柄の出来高は若干細り気味です。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.フィデリティと考えるこれからの投資
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
日本株に関して抱きがちな「不安」とその「真実」(その2)
前回に引き続き日本株に関して不安に思うことを取り上げて見たいと思います。今回はマーケットそのものに関することです。
不安その2 マーケットがなかなか上がらない
日本は少子高齢化という問題を抱えていますが、日本のみならず海外にも活路を見出し、成功を収めている企業もあるということを前回ご紹介しました。問題がのしかかってきたり、場合によっては危機的な状況に追い込まれたとしても、なんとか乗り切っていこうとするものなんですね。
ところで、個別銘柄のみならずマーケット全体の動きを気にする投資家も少なくないでしょう。たとえば、現在の日経平均株価の水準を見てみると、20000円台に達していた2000年当時と比べてかなり見劣りするかもしれません。最近は一進一退を繰り返すだけなので、「方向性がはっきりしてから投資しても遅くないかも・・・」と考える投資家が多いとしても不思議ではありません。
もっとも、単にそれは「平均」というものに惑わされているだけなのかもしれません。日経平均株価は優れた企業の株価の平均値ではなく、主要産業の代表的な企業の平均値にすぎないのです。言い換えれば、知名度の高さだけにとどまらず、業績も絶好調な企業が選ばれている反面、業界自体が不振にあえいでいる企業が含まれている可能性もあります。
実際、1989年12月末から2004年12月末までの15年間における東証一部上場銘柄(1989年12月末時点で、東証一部のみならずいずれかの市場に上場・公開していた銘柄で、2004年12月末時点で東証一部に上場していた銘柄)の株価推移を見てみると、株価の上昇する銘柄と下落する銘柄に二極分化していることがわかります。以前にもご紹介しましたが、まずは数字を見てみましょう(出所: ブルームバーグ)。
対象銘柄数 1143
上昇した銘柄数 86
下落した銘柄数 1057
上昇した銘柄の平均騰落率 +73.3%
1143銘柄全ての平均騰落率 −54.4%
下落した銘柄の平均騰落率 −64.8%
1989年末というと、まさにバブルのピークを迎えたときでした。そして、その後の日本株はまっさかさまに落ちていったのはご存知の通りです。ちなみに、この15年間の日経平均株価の騰落率は−70.4%(38915.87円→11488.76円)でした。それなのに、逆行高している銘柄が86銘柄存在し、その上昇率は平均で7割を超えているのです。さらに、上昇率上位10銘柄に限って言えば、同じ期間で平均3.2倍にもなっています。
このように、どんな世の中であってもしっかり株価を上げている企業はあるものです。なにしろ、歴史的な大暴落を演じた日本株マーケットですらそのような銘柄があるのですから。ただし、それはあくまで「利益成長を遂げている企業」であって、何でもかんでも上がるということはさすがにありません。日本株投資においてこれはどういうことを意味しているかというと、「銘柄の選別が何よりも重要」ということです。
(以下次号)
フィデリティのファンドはマネックス・ビーンズ証券でお申込みいただけます。日経平均株価の著作権は日本経済新聞社にあります。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.HSBCの中国情報
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-A株市場の憂鬱
中国株といえば、香港市場のH株、もしくはレッドチップが日本の投資家には有名ですが、中国本土の株式市場に目を向けると、人民元建てで発行され、主に居住者(中国本土の人)を対象としたA株は、B株、H株、レッドチップなどの各種の中国株式の中で最も時価総額が大きくなっています。
昨年、中国のGDP成長率は9.5%となり2桁成長に近い成長を遂げたにもかかわらず、上海A株指数は約15%の下落となりました。今年に入ってからも先月は6年ぶりの安値圏で推移するなど精細を欠いた展開が続いています。上場している国営企業の政府の株式保有比率は約70%となっており、この膨大な保有株の放出懸念がマーケットの重荷となっています。
実際、この政府保有株式の市場売却はここ数年の間、政府内部で検討されてきましたが、数多くの国営企業に影響力を持ち続けたい北京の役人と市場の改革を推進する立場の中国証券監督管理委員会(CSRC)との間で意見が噛み合わず、本格的な実施が先送りされてきた経緯があります。
株式の放出が本格化すると、理論的には市場に流通する株式数は倍以上となり、マーケットの需給関係が悪化するため、政府もこの問題の対応に頭を抱えているようです。政府は市場活性化のため、中国国内の保険会社に株式(A株)の購入を認める、商業銀行に対して資産運用業を行う会社の設立を認めるなどの中国国内でのバイサイド育成を進める一方で、株式の取引にかかる税金を半額にするなどの対策を講じています。
最近、証券監督管理委員会の高官がある報道機関に対して、国有企業の政府持ち株の売却のためのパイロットプランを始める時期にきたとコメントしたとされています。当局はこの計画を実行するに当たって、中国国内の既存投資家の「痛み」を和らげるためにいくつかの措置を用意しています。この計画により政府保有株式を売却する「サニー・ヘビー・インダストリー」では流通している株式を保有している株主に対して10株ごとに3株と8元を割り当てるなどの措置をとる旨アナウンスしています。ただし、他の会社も同様の「痛み」緩和措置を取るかどうかは明らかでなく、政府が新規IPOの当面凍結も発表したにも拘らず株価下落には歯止めは掛かってないようです。
株価下落により、直近の中国A株市場のPERは上海A株式市場で17.3倍、深センA株市場でも25.5倍となっています。日本の投資信託が中国株ファンドの主な投資対象としている香港市場のH株、レッドチップはそれぞれ、10.2倍、12.9倍のため、一時より割高さは薄らいだとは言え、A株は依然割高といえます。
A株への投資は日本の個人投資家にとってはまだ一般的ではなく、中国政府が認めた機関投資家のみがA株を取得できることになっています。また、為替管理の必要性から人民元建ての株式であるA株は取得して最低1年は人民元から円に転換して投資の果実を享受することはできない、などの各種規制が残っています。したがって、需給改善のため外国人の資金を呼び込むことも容易ではなく、当面、政府はこの問題に悩まされることになりそうです。
「HSBCチャイナオープン」はマネックス・ビーンズ証券でお申込みいただけます。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6月1日 <金融列伝 DM>
昨晩、久し振りに来日したDMと会い、2人で飲みに行きました。DMはアメリカの中央銀行であるFRBの副議長を務めた人で、偉い人なのですが、私にとっては友人で、当社のビジネスにもアドバイスをくれる優しい人です。
彼は元々長い間、全米で最も権威のある金融系経済学の教授の一人でした。その結果、教え子の数、実に5000人、大体の有名な経済学教授はDMの教え子であり、またワシントンであれ、ニューヨークであれ、金融に従事する実力者、有名人は、やはり殆ど彼の教え子であるという、恐ろしい人脈の持ち主です。DMの人脈はもちろん教え子に限らず、各国の中央銀行にも太いパイプがあります。そんな彼と、各国のマーケットや、グリーンスパンの後継者問題など、色々な話をしました。しかしやはり話題の多くを占めたのは、「アイツは今どうしてる?」系の話です。
DMの記憶力たるや、まるで10冊ぐらいの人名録をCDROMにして頭の中で16倍速で回しているようです。また彼の好奇心たるや、まるで全ての人が自分の子供であるかのように、あらゆるディテールにわたっています。この異常なまでの「記憶力」と「好奇心」というのは、アメリカ金融界の怪物の殆ど全員に共通する資質だと思います。
昨晩のDMは、尻上がりに透明な液体を飲み干していました。あんなに飲んで平気かしら?呑み助も連中の共通する資質だと考えてしまうのは、やはり我田引水でしょうか?
追伸:
5%ルール(大量保有報告)をネット上で見られるようにする方向で、金融庁が検討に入ったそうです。村上さんや堀江さんの出現以来、「5%ルール」ニュースは注目の対象です。
当社のお客様であれば「5%ルール」ニュースがネット上で既に見られ、他社にはないサービスとして、過去分も検索できます。これは合併時に一旦止まってしまったサービスでしたが、お客様の要望に応えて復活させたものです。是非ご利用下さい。
┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■┃【携帯電話等モバイルをお使いのお客様へ】 コンテンツ追加のご案内┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
携帯電話等モバイル端末で見られる株価情報に、騰落率などが表示
されるようになりました。
新たに追加された項目は以下のとおりです。
・前日比部分に騰落率を表示
・始値、高値、安値に更新時刻を表示
・現値、複数気配、チャート画面に国内指標へのリンクを追加
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ https://stgi.monex.co.jp/php/mon_reg_form.php
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
▽口座に登録しているメールアドレスを変更しても、マネックスメールの配 信先アドレスは変更されません。上記のページより変更のお手続をお願いし ます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解除させていただくことがございます。予めご了承下さい。マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されていることをご確認下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス・ビーンズ証券株式会社(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞれの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一切責任を負いません。
マネックス・ビーンズ証券株式会社 http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。