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マネックスメール<第1438号 2005年6月14日(火)夕方発行>
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---<お詫びと訂正>-----------------------------------------------------昨日配信いたしましたマネックスメール第1437号の「<祝・サッカー日本代表!> W杯予選突破記念 特別キャンペーン」において、一部表記に誤りがありました。ここにお詫び申し上げると共に訂正いたします。
誤)宛先:present@monec.co.jp
正)宛先:present@monex.co.jp
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
3.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
5.投信売れ筋ランキング
6.投資信託基準価額
7.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-上値の重さを確認するかのような展開で指数は小動き
日経平均 11,335.92 (△24.41)
日経225先物 11,340 (△20 )
TOPIX 1,150.33 (△ 0.67)
単純平均 429.46 (▲ 0.46)
東証二部指数 3,548.81 (▲ 9.08)
日経ジャスダック平均 1,946.56 (▲ 2.63)
東証一部
値上がり銘柄数 598銘柄
値下がり銘柄数 864銘柄
変わらず 184銘柄
比較できず 5銘柄
騰落レシオ 88.43% -0.62%
売買高 11億9888万株(概算)
売買代金 9124億0000万円(概算)
時価総額 357兆8841億円(概算)
為替(15時) 109.42円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場は原油高や金利高にもかかわらず堅調な動きとなり、寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国証券経由の外国人売買動向が買い越しとなり、ここのところ利益確定売りに押された感があるハイテク銘柄には円安が好感されるといった状況にもかかわらず、上値の重い展開となりました。目先的な利益確定売りを積極的にこなすだけの材料には乏しいという感じです。
決算発表を過ぎ、株主総会を控えて、大きな動きにはなり難いところではありますが、それにしても利益確定の動きは早く、相場もなかなか長続きしないような感じになっています。小型銘柄は値を飛ばすものが日々変わり、資金の回転は非常に早いようで、個別に見ていくと買い気も旺盛なように見えるのですが、指数の上値は重くなっています。
後場に入ると一段と小動きとなりました。低位銘柄を中心に出来高自体はそれほど細った感じはないのですが、値動きは少なく、一買い二ヤリの小掬い商いが中心となっていたようです。昼の市場外取り引きも金額はそこそこあるのですが、売り買いの偏りはなく、外国人投資家や機関投資家の動向も読み難く、方向感を探りにくいだけにますます利益確定の動きも早め早めに出てきて、指数はますます小動きとなってくるといった状況でした。
先行きの景況感がそれほど悪いわけでもなく、足下の業績も比較的しっかりしており、割安感(従来の尺度で考えると)の強い銘柄も多く、そろそろ上値を買い上がるような動きになってもいいのですが、上値の重い展開となっています。小型銘柄も一部はしっかりしているのですが、目先筋が注目している銘柄だけが動いているという感じで、ちょっと人気がなくなると出来高も急減してしまう展開となり、物色対象を絞りきれずに全般に手詰まり感が出てしまっています。
米国市場とは違い市場のセンチメントが依然として下を向いており、どこかで上向きに転じてこないと米国市場のようなしっかりとした戻り相場となってこないのでしょう。決算発表でのサプライズを期待したのですが、好業績を発表してもセンチメントは変わらず、4〜6月期の業績をにらみながら、業績の上方修正をするような銘柄が続出するようなことになってくれば、さすがにセンチメントも変化してくるのではないかと思います。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆テクニカルコメント◆
チャートの簡単な説明を用意しました。下記をご覧ください。
http://www2.monex.co.jp/j/asa/Setsumei.htm
☆日経平均・TOPIX☆
堅調な底堅い動きとはなりましたが、昨日に引続き雲の上限で上値を押えられた格好となりました。遅行線も基準線に上値を押えられた状況は、昨日と殆ど変わりありません。こうしてもたついているうちに何度か雲の上限を試し、RSIやストキャスティックスが買いゾーンとなって上に抜けてくるような展開となるのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
☆日経ジャスダック平均☆
遅行線が高値の日(5月10日)にあたり、「天−天」一致となって上値を押えられたようになりました。明日からは基準線が下落に転じることから、いったん雲の下限までのちょっとした調整は覚悟しなければならないのかもしれません。RSIやストキャスティックスも高値圏にあり、調整を促しているかのようです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
☆債券先物☆
引続きもたついた動きとなっています。限月交代があった関係でチャートは読み難くなっていますが、それでも遅行線が日々線に支えられ、日々線は基準線に支えられ、底堅い動きとなっています。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
☆為替(ドル円)☆
一気に上に放れて来ました。RSIやストキャスティックスも急騰となり、目先の(ドルの)高値警戒感もあるのかもしれませんが、図のようなトレンドチャネルの中であると考えれば110円をつけてもおかしくはない状況となっています。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
☆ 個別銘柄分析 −REDUHD(3606)− ☆
1月に「窓=空」を空けて上昇したところが3月、4月の安値となっており(図の赤い点線)、5月もその水準を割り込んだところで下げ止った格好となりました(図の赤い丸)。ただ、戻りが4月、5月の上値を抜けることなく(図の青い点線)基準線までの調整となっています。このタイミングで5月の高値を抜け切れなかったので、3日後には基準線が下落、いったん調整となってきそうです。雲の下限に沿ってもたついた展開が続き、遅行線が5月の安値を割り込むような場面で底入れとなってくるのかもしれません。もう一度下値を確認するよな格好で赤い点線までの下落を見せると、RSIやストキャスティックスも買いを示唆するような状況となってくるのかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/K3606.htm
◆個別銘柄◆ 日替わり的な動き、主力銘柄ではゴム製品が堅調な動き
AOCHD(5017) 1,582円(△22):100株単位
米国市場で原油価格が高騰したことを受けて、買い先行となりました。OPEC(石油輸出国機構)総会でも原油の大幅減産はないだろうとの見方が多いことから、価格下落への懸念が薄れ、好感した買いが入りました。
西 友(8268) 191円(△13)
特に材料らしい材料があった訳でもないのですが、ダイエー(8263)を筆頭に再生関連銘柄や低位株が買われる一環として出遅れ感のあった同社株を物色する動きとなったようです。
ドワンゴ(3715) 274,000円(▲10,000):1株単位
昨日、値動きの良い小型銘柄を物色する動きの中で堅調な動きとなり、今日は「パケットラジオ」の普及を広げると新聞で報じられたことを好感し、大幅高で始まりましたが資金の逃げ足は早く、じり安となりました。
ヤマト運(9064) 1,474円(△8)
国債郵便市場に進出すると報じられ、メール便事業の拡大、収益拡大期待から買い先行となりました。6月1日に戻り高値をつけてから材料不足で軟調な動きとなっていたこともあって堅調な動きとなりました。
ワイエスフード(3358) 149,000円(△19,000):1株単位
先週末に上場来安値をつけるなど、軟調な動きが続いていましたが、株主優待制度の開始を発表したことを好感して一時ストップ高となる場面も見られました。配当と優待券を合わせた配当利回りから割安感が出たようです。
JAL(9205) 301円(▲2)
軟調な動きとなりました。原油価格が高騰していることや旅客需要、国際線貨物等の落ち込から、会社側業績予想を達成できないのではないかと見方が多く、物色対象からはずされているようです。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
日替わり的な値動きの軽い低位株の物色となっています。
東証一部値下がり上位
昨日大幅高となった銘柄が早くも利益確定売り、見切り売りに押される展開となっています。
東証1部売買高上位
材料銘柄が多くなっています。
東証1部売買代金上位
主力優良銘柄が出来高を伴って、堅調な動きとなっています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
税金納付の時期になるといつも憂鬱になる。むろん、「このお金は納得できる形で使われているのだろうか」と心配になるのが一つ理由としてあるが、別のわけもある。それは、あの混んだ店頭でおとなしく自分の順番を待たねばならないという憂鬱である。
ネットでの支払いを強行したことはある。納税期限が迫っていたこともあって杉並区役所に電話して、「もうこういう時代でしょう」と口座番号(区の普通預金口座)を教えてもらってそこに振り込み、後に領収書を送ってもらった。しかし、区役所は決して積極的ではなかった。「特にと言ってこられた方だけに」という姿勢。今でも大部分の税金支払いは銀行などの店頭で行っている。
しかしいつも思う。「この時間の無駄はなんなんだろう」と。間違って月末の月曜日など銀行の窓口に行った分には、貴重な時間がいとも簡単に流れていく。わずか数分で出来ることを待つための、その何倍もの時間。ユビキタスって一体何のこと......。
タクシーに乗れば、「ごとうび」には道が酷く渋滞する。5日置きに顔を見て安心しながら商売関係を築いていくという気持ちは分かる。しかし、何も10年一日のごとくそれを繰り返さなくても、なんか改善の方法はあるのに。ちょっと高い飲み屋の支払いは、いまだもって大部分がご丁寧に請求書を送ってくる。切手を貼って、紙と封筒を使い。配達員を走らせ。
良い、残したい慣習はある。しかし、株取引の大部分がネット経由になり、銀行取引でもネットを活用している人の数が劇的に増えている時代に、相も変わらず人間を動かし、物資を動かし、そして配達員を走らす経済が賢いとは思えない。
「ユビキタス」社会が理想かどうかは分からない。しかし、ずっと便利になるはずだ。しかし、それにしては今はまだ制度の障害が多すぎる。それを一つずつ取り除く行政をし、民間も努力してほしいのだが。
伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
米国や欧州の長期金利が驚くような低水準となっていますが、この動きが何を示唆しているのかが、現在の世界中の相場を考える上での最も大きなポイントであると言えます。
低金利にも関わらず、欧米の株価は総じて強い動きをしていますが、米国の金利引き上げの早期打ち止め観測がその理由と言われています。加えて、インフレ指標が落ち着いてきていることも理由の1つと考えられます。
一方欧州では、EU憲法がフランスとオランダで批准されませんでした。全く日本人にとっては寝耳に水といった印象ですが、欧州で何が起こっているのでしょうか。
これまで順調に見えたEUの先行きについて暗雲がにわかに立ちこめてきたとも考えられることから、当面はユーロ安のトレンドが継続しそうです。
アジアについては、これまで右肩上がりで上昇してきた商品市況が一旦調整を迎えたことが、中国経済の調整を示しているのではないかと感じています。足元までの中国の経済指標は強い動きとなっているものの、やや違和感があります。
こうした海外不透明要因だらけの環境下での株式相場ですが、当面は現在の水準での横ばいの動きを想定しています。
現在の株価の水準はある程度の世界景気減速を織り込んだレベルまで割安に放置されていると思われます。
短期的には、米国株式市場との連動性の高い電機株が日本株式市場の中ではやや優位と見ていますが、それも上記海外要因を勘案すると継続性には疑問が残ります。やはりリスク要因を考えると、長期的には内需株を中心としてポートフォリオを組み立てる戦略が有効であると考えています。
トレンドとして株式指数が上昇に転じる要因としては、在庫調整終了の指標、あるいは個別企業ベースにおける今期業績の上方修正の動きと想定しています。実際、現在の株式市場では、想定以上の好業績を発表した企業が強い動きとなっています。
当面は、個別企業の業績を丹念にチェックし、個別企業のリサーチをベースに投資するやり方で今の膠着状態を乗り切ることが重要と考えています。
坪田好人氏:興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社(DIAM)にてIBJITMジャパンセレクションの運用を担当。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ 第2回 外貨運用の盲点
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<<外貨預金のコスト>>
外貨投資の直接、間接の投資コストが利回りを大きく左右することはご存知ですか?
あまり比較しないで手近な外貨商品を利用すると、思わぬ失敗の原因となります。
例えば、某銀行で豪ドル外貨預金が下記条件で提示されていたとします。この場合、為替手数料は5円もかかっています。これは投資元本の6.26%にもなるコストです(5円÷79.85円)。
TTS(電信売相場):84.85円
TTB(電信買相場):79.85円
6ヶ月金利 : 3.75%
また、年利3.75%の金利といっても半年では、その半分の1.875%だけ。さらに言えば、6ヶ月銀行間金利が5.6%のこの通貨では、3.75%の金利は低いのです。
その上に、税金で金利の20%が目減りし、1.5%しか金利収入として残りません。
つまり、半年後に為替相場が同じなら約5%の損失となるのです!
円高になると損失は更に拡大、5%程度の円安でようやくトントンです。
そこで、比較してみるとよいのが、“利回り型”為替eワラント。eワラントの中でリスクをかなり抑えて設計された商品です。外貨預金や外貨MMFの概ね4倍程度の値動きをするので、40万円の運用を考えているなら、10万円程度投資するといった使い方をします。
なお、現存するものは2005年1月満期(残存7ヶ月)です。
<<利回り型為替eワラント>>
米ドル80円ドル高型 (2006年1月18日満期)
ユーロ100円ユーロ高型 (2006年1月18日満期)
豪ドル60円豪ドル高型 (2006年1月18日満期)
英ポンド150円英ポンド高型 (2006年1月18日満期)
カナダドル60円カナダドル高型(2006年1月18日満期)
豪ドル60円豪ドル高型 を見てみると、6/13 9時時点では以下の条件でした。 販売価格 : 20.11円
買取価格 : 19.99円
実効ギアリング: 3.91倍
参照原資産価格: 82.58円
計算金利 : 5.53%
外貨預金の為替手数料に相当する売買コストは、
(20.11-19.99)÷19.99 =0.60%
これを値動きの倍率を表す実効ギアリング3.91で割ると、0.15%だけです。また、金利は銀行間金利に近い5.5%もあります。半年後に、為替相場が不変なら22.58円戻ってくるので、+12.3%です(売買手数料、消費税を除く)。これなら、満期時には3%程度の円高まで収支はプラスとなります。また、売買停止時を除いて、いつでも売却できることもeワラントの大きなメリットです。
<<外貨預金と利回り型eワラントの比較表>>
│豪ドル外貨預金 │豪ドル60円豪ドル高型
----------------------------------------------------------------------
為替手数料 │ 1-5円 │ 実質12銭
----------------------------------------------------------------------
金利、利回り│2.4%-4.7% │ 5.53%
----------------------------------------------------------------------
税金 │ 金利は20% │ 総合課税
│為替差益は総合課税 │(満期前売却で50万円控除)
----------------------------------------------------------------------
流動性 │ なし │ あり
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その他 │銀行による差が大きい│取扱証券での売買手数料がかかる
<<本日のポイント>>
外貨投資は為替手数料、金利、税金、流動性に要注意。どれも同じと思って
しまうと、コスト割れの可能性大
ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹
<少額投資といえば>『カバードワラント』投資の選択肢が広がります!
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https://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/index8.html
上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。
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5.投信売れ筋ランキング ベスト5
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1. 日経225ノーロードオープン
2. HSBCインドオープン
3. トヨタ・バンガード海外株式
4. HSBCチャイナオープン
5. アライアンス・ハイ・インカムA
(6/6〜6/10 マネックス・ビーンズ証券調べ)
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6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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7.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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6月14日 <上場審査>
取引所の在り方の議論は、中々難しい問題を内包しています。今話題になっ
ている事というと、上場審査部門を取引所から独立させるべきか否かという点
と、カネボウのようなケースに上場廃止基準を緩和すべきか否かという点です。
本件は様々な論点があるので、何を言っても必ず合理的な反論がありそうです
が、敢えて私見を簡単に書きたいと思います。
先ず上場審査部門の独立ですが、どの会社を上場させ、どの会社を上場廃止
するかは、取引所の機能として最も肝要な部分ではないでしょうか。円滑なシ
ステムや情報の充実などは当然のことであって、それは取引所のカラダの部分
です。取引所の審査部門こそ、その脳の部分でしょう。私は個人的には、東証
のブランドは、そのシステムにではなく、その審査能力にあると考えています。
上場させるために最も価値のある部分を離脱させるというのは、私には納得で
きません。
ひとつの考え方として、「カラダは複数、脳はひとつ」、というのもありま
す。全国の取引所の審査機能を一所に集めてしまうという考え方です。しかし
その場合、それぞれのカラダにどれだけの意味があるでしょう?物理的に立会
場を開いている訳ではない現代に、というかそもそも物理的に取引所に来なけ
れば取引が出来ない訳ではない現代に、審査機能を除いた機械的インフラとし
ての各取引所に、それぞれの個別に意味があるとは思えません。
金融庁による上場廃止基準緩和要請に対して、東証はNO、大証はYESと
答えました。金融庁は、これもひとつの市場間競争だと言うでしょう。しかし
この場合、例えばカネボウは東証では上場廃止され、大証では上場維持される
ような事態が発生します。投資家、特に個人投資家からしてみれば、何とも不
透明で、CONFUSINGな話です。そんな半端な状況を、金融庁は本当に
望んでいるのでしょうか?
以前から私は、企業間競争のプラットフォームである取引所の市場間競争は
必要ない、意味がないと考えてきました。これは何種類ものJISやISOが
あるようなものです。新興市場の誕生には多大な意義がありました。しかしこ
れはJISやISOに替わる新しい基準ではなくて、JISやISOの中の新
しい番号のようなものです。百歩譲って市場間競争に意味があるとしても、な
らば上場審査機能は、各取引所に固有のものとなるべきでしょう。そのことと、
取引所の中に審査部門を維持しながら、しっかりとウォールを立てて牽制する
ことの間に、新たなコストやポジションの創造以外に違いがあるのでしょうか。
冒頭に申し上げたように、本件には色々な考え方があり、ダイナミックにリ
アルタイムに議論しないと揚げ足取りのようになってしまいます。なので発言
は憚れたのですが、事の行方が不安になり、敢えて言わせて頂きました。
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