マネックスメール 2005年7月11日(月)

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マネックスメール 2005年7月11日(月)

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 マネックスメール<第1457号 2005年7月11日(月)夕方発行>
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<携帯電話サービス> 登録銘柄で気配が見られるようになりました
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<「eワラント」>「高配当銘柄バスケットeワラント」など375銘柄を追加http://www.monex.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news5075.htm
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.バンガード・海外投資事情
 3.オルタナティブのランダム・トーク
4.株式市場アウトルック
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき

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1.相場概況
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米国株が大幅高となったことで、堅調な動きだが引続き上値は重い

日経平均            11,674.79 (△108.80)
日経225先物         11,700 (△120 )
TOPIX            1,185.02 (△ 7.41)
単純平均             440.86 (△ 2.38)
東証二部指数           3,692.39 (▲ 1.47)
日経ジャスダック平均       2,019.84 (△ 4.60)
東証一部
値上がり銘柄数         1,062銘柄
値下がり銘柄数          403銘柄
変わらず             183銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ            114.73% +5.95%
売買高            13億0064万株(概算)
売買代金        1兆0194億5700万円(概算)
時価総額          369兆0499億円(概算)
為替(15時)          111.92円/米ドル


◆市況概況◆

 週末の米国市場が大幅高となったことを受けて、日本市場でも週末の機械受
注統計を忘れるかのように買い先行の始まりとなりました。それでも、機械受
注統計が思わしくない数字だったことなどから、米国市場の堅調な動きを素直
に反映すると言うよりも上値の重い展開となりました。

 先物も寄り付きからヘッジなどの買戻しもあって買い気配とはなったのです
が、シカゴ市場の週末の終値までは上がらず上値の重い始まりとなりました。
その後は「思ったより安く買える」というような買いも入りシカゴ市場の終値
にさや寄せするような動きになりましたが、現物株も利益確定売りに押され上
値の重い展開となり、伸び悩みとなりました。

 市場のセンチメントは悪くはないのでしょうが、四半期決算の発表前に、積
極的に買いを入れにくい状況にあるようです。先週末の機械受注統計が予想を
下回ったことも積極的な買いを鈍らせる動きとなって、逆に利益確定の動きが
早めに出てくるような展開になりました。主力銘柄もしっかりした動きにはな
るのですが、目先の小掬い商いが主体で上値を買い上がるような動きにはなら
ず、上値の重い状況は続きました。

 後場に入ってからも積極的な売り買いの動きは見られず、目先筋の手仕舞い
の売り買いに押し目買いの動き、見切り売りの動きが交錯、指数は膠着状態と
なりました。米国市場が堅調であったと言うことやまだ割安感の強い銘柄が多
い、と言うだけでは株価の先行きに確信が持てず、「売れるうちに」「利益の
出ているうちに」「となりの人が(?)利益確定売りを出して、株価が下がっ
てしまう前に」売っておこう、と言う売りに押されるような動きとなっていま
す。

 小型銘柄を中心に値動きのいいものには目先筋の買いも集まり易く、目先筋
の値幅取りの回転が効いているようなものの中には大きく値を飛ばすものも散
見されました。総じて堅調な中で、個別の材料で値を動かすものも多く、東証
マザーズ指数が大幅高となって二部株指数が軟調な動きとなるなどちぐはぐな
動きも見られました。

 目先的には過熱感をあらわす指標も見られ、値動きのいい銘柄が利益を確定
しながら回転を効かせ、目先筋の資金がうまく回転しているうちに機関投資家
などの動きが出て来るかどうかが注目されるところです。

(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)


◆個別銘柄◆
 ・総じて堅調な動きだが上値の重いものが多い。

積水化学(4204) 739円 (▲41)
 急落となりました。先週末の大引け後に6月の住宅受注実績が棟数ベースで
前年同月比で大きく落ち込んだと報じられ、業績悪化懸念を嫌気し売り先行と
なりました。他の値動きのいい銘柄に乗り換える動きも売りを加速させました。

三菱重工(7011) 289円 (△2)
 全般に堅調な地合いにも乗り、しっかりした動きとなりました。米ウェステ
ィングハウスの買収に乗り出すと報じられたことで、先行きの収益に対する期
待も強く、買いが優勢となりました。

花王(4452) 2,710円 (△25)
 英高級化粧品メーカー買収の話を好感され年初来高値更新となりました。M
&A(企業の買収・合併)がとかく話題にされ易いことや出遅れ感のあること
で実際の収益云々といったことではなく、同社に対する評価を見直す動きにな
ったようです。

信越化学(4063) 4,280円 (△50) :100株単位
 大幅高となりました。米国半導体株市場が堅調であったことに加え、4〜6月
期決算が予想を上回ったことを好感し、大幅高となりました。好業績銘柄の雄
としても人気を集めたようです。

NECエレクトロニクス(6723) 4,280円 (△100) :100株単位
 漸く反発となりました。米国半導体株が堅調な動きとなったことを受けて、
目先のリバウンド狙いの買いや買戻しの動きがあって漸く反発となってきまし
た。業績面からの割安感があるわけでもないのですが、短期間で2割も下がっ
たことでリバウンドが期待されたようです。

日本技術開発(9626) 550円 (△105)
 夢真(ゆめしん)ホールディングスが同社株を一株あたり550円でTOB
(公開買付)すると発表したことから買われ大幅高となっています。夢真によ
ると「敵対的ではない」としているが、市場では敵対的買収の可能性もあると
しています。同社は敵対的M&Aに対する防衛策を導入済みでこの導入策を実
施する可能性もありそうです。


◆ランキング◆

東証一部値上がり上位
 目先的な動きで値を飛ばすものが多くなっています。

東証一部値下がり上位
 悪材料の出たもの以外は小口の売りに値を崩すものばかりです。

東証1部売買高上位
 引続き鉄鋼株と材料株のディーリングに動きは活発です。

東証1部売買代金上位
 主力銘柄もいくつか見られるようになってきました。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイ
ン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


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2.バンガード・海外投資事情 第181回
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「退職後のお金と投資」

 今回は、退職した方、もしくは退職が近い方が直面するお金と投資について
のいくつかの疑問と、それに対するバンガードからのアドバイスをお送りしま
す。

 「すでに退職した、あるいは退職が近づいた投資家の中には、「リスク」と
いう言葉に強い拒否反応を示す方がいます。退職者はできるだけリスクを排除
した運用をすべきなのでしょうか?」

 この答えはイエスでもあり、ノーでもあります。退職をむかえる人が資産配
分を保守的にシフトさせて市場リスクに備えるのは、ある意味では合理的だと
いえるかもしれません。しかし、市場の変動に目がいき、リスクを避けること
に終始してしまうと、投資の重要な別の側面を見落としてしまうことになりま
す。

「私の貯蓄は生涯もちますか?」
 一昔前は現代と比較すると人々の寿命も短く、引退後の人生はわずか5年か
10年という頃もありました。今日、日本や米国では80歳や90歳まで生きること
も決して稀ではありません。つまり、60歳で引退した場合、退職資金を30年以
上もたせる必要があるかもしれないということです。よって、思っている以上
に引退後の資金はかかるという認識をまず持つべきでしょう。
 また、退職資金の計画にあたっては、寿命の延びが与えるインパクトや、医
療費の自己負担額の増加、インフレ率の上昇も考慮に入れることが大切です。
 このようなことから、予想以上に長生きした場合でも収入源が保証されてい
る「終身年金」は退職者が「長寿のリスク」に備える上で、きわめて重要なも
のだと言えるでしょう。

「私は、変動する市場環境でうまく運用していくことができるのでしょうか?」
 投資家は過去の下げ相場で手痛い経験をしましたが、同時に貴重な教訓をた
くさん得たのではないでしょうか。変動する市場環境においては、下げ相場で
は損失をできる限り抑え、逆に上げ相場ではリターンが期待できるのが理想で
す。このためには、分散化されバランスのとれたポートフォリオを保有し、そ
れを維持していくことが賢明だといえるでしょう。

 人生には不確実性がつきものだということは、退職した方の多くが実感して
おられるかもしれません。しかし、打つ手がないわけではありません。バラン
スのとれた資産を保有し、計画性を持った投資をすることで、リターンを得る
とともに予想されるリスクの大部分に対処することができるのです。


※バンガード・グループが設定運用し、マネックス・ビーンズ証券が販売する
 バンガード・スモール・キャップ・インデックス・ファンドが、ダイヤモン
 ド社「ダイヤモンド・マネー 2005夏版」の投資信託特集でおすすめファン
 ドとして取り上げられました。

※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
 販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
 トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド
 の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託
 です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて
 も可能ファンドの内容はマネックス・ビーンズ証券のホームページでご確認
 下さい。

※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

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3.オルタナティブのランダム・トーク
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6月のヘッジファンドのパフォーマンスが揃ってきました。

 春の「GMショック」では、ヘッジファンドが大きな損失を出したという報
道もあり、3月〜5月は調子が悪いヘッジファンドも目立ちましたので、マス
コミ的には「ヘッジファンドは立ち直ることができるか?」ということに焦点
を当てたがっていました。

 結論からいうと、6月はかなり良い成果を残したヘッジファンドが目立ちま
す。特に株式ロング・ショート戦略の調子が良かったようです。

 私のビジネス・パートナーのひとつに株式ロング・ショート戦略に特化した
ファンド・オフ・ファンズが米国西海岸にありますが、彼らは6月に「ネット
・オフ・フィー」(手数料徴収後)でも2%以上の運用成果をあげました。米
国株式市場は、同月は基本的に0%だったのでたいしたものです。年間ベース
ですと、同FOFは+5%弱で、米国株式市場は−2%弱です。

 中身を見てみると、ほとんどの個別のヘッジファンドマネジャーたちは同月
に収益をあげていますし、なかには+7〜8%という驚異的な収益を上げたマ
ネジャーたちも入っています。これほど「立ち直って」しまうと、マスコミ的
にはあまりニュースの価値がなくなってしまうかもしれないですね。

 他のヘッジファンド戦略はまだそれほど細かく見ていませんが、概ね良い成
果を出すことができたのではないかと思います。そもそも「ショック」のとき
は感情的に市場が動くので、その結果として実態との「歪み」が生じます。そ
の「ショック時」を上手に乗り越えたことができたヘッジファンドにとっては、
いずれ感情性から合理性判断へ市場が移行したときに向かって絶好な収益チャ
ンスを提供してくれる場でもあります。

 市場全体が「安心」しているときが一番怖いときで、返って市場全体が「心
配」しているときが、一番収益チャンスがあるということが投資の基本中の基
本でありましょう。

 そして最近つくづく思うのは、ファンド・オフ・ファンズというと「戦略分
散」によって投資家のリスクを抑えるという考えが、特に日本国内では、固定
概念としてありますが、実はヘッジファンド投資家自身のエッジ(特徴)を活
かせる「特化型」のメリットとパフォーマンスの相関性が高いことです。当た
り前ですね。わからないから分散するのではなくて、自信を持っているから特
化する方針によって結果が違うことは。

 そういう意味で、日本・アジア戦略に特化する「アジア・フォーカス」の今
後の発展は楽しみにしています。

△▼△ 『オルタナティブ投資日記』もどうぞ △▼△
 http://alt-talk.cocolog-nifty.com/alternative/


渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。
オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・
マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。
(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授
なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一と
ヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com

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4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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「東京株式市場の需給は良好、踏み上げ期待」

米雇用情勢は改善傾向を示す

 週末8日の米国株式相場は大幅続伸となった。NYダウは前日比146.85ドル高
の10449.14ドルと6月22日以来、約2週間ぶりの高値で終えた。ナスダック総
合指数は同37.22ポイント高の2112.88ポイントと1月3日以来、約6カ月ぶりの
高値となった。

 雇用統計では、6月の非農業部門の雇用者数が前月比14万6000人増と、市場
コンセンサスの20万人程度の増加に届かなかった。しかし、5月が上方修正と
なったことや失業率が3年9カ月ぶりの水準まで低下したため、雇用情勢が改善
を続けているとの見方が強まり、買いが先行した。

 一方、原油先物相場が朝方の1バレル61ドル台から59ドル台へ下げると、こ
れを好感した買いも膨らんだ。シカゴ日経平均先物は11730円大阪比150円高で
取引を終えている。

 今週は週初から外部環境の改善を好感した買いで、日経平均は上方向を目指
すだろう。なお、 一部報道によれば、日銀は7月の金融経済月報で、先行きの
景気回復シナリオの内容を修正する方針だという。設備投資や個人消費の堅調
な動きを重視し、内外需で均整のとれた回復を展望。輸出が伸び悩む中でも、
景気が踊り場の脱却に向けて前進しているとの認識を示すという。

 日銀は13日に政策委員会・金融政策決定会合での協議を受けて月報の基本的
見解を公表するそうだ。また、ロンドンの同時テロに関しては市場がひとまず
落ち着いたこともあり、景気への深刻な影響は出ないとみているとしている。
日銀が、内需がけん引役となる景気回復を展望することで、株式市場でもその
ような期待感が高まることになりそうだ。

 外部環境が改善傾向を示すなら、東京株式市場はそれを素直に好感できる状
況にある。と言うのは、ここにきて、株式需給は良好な状態に移行しつつある
からだ。信用売り残は、通常、株価の上昇局面で減少し、下降局面で増加する。
株価の先高期待が強まると株を借りて売っていた売り方が買い戻しを急ぎ、先
安観が強まると下げを利益にしようと空売りが増加するからだ。

 しかし、7月1日時点では、信用売り残が10週連続で増加する一方で、買い残
が7週連続減少した。売り残は1兆4011億円と、16年ぶりの高水準に積み上がっ
た。逆に、買い残は3兆46億円と3兆円大台を割る水準にまで減少し、信用倍率
は2.14倍にまで低下したのだ。また、7月1日時点の信用評価損益率もマイナス
6.19%と前週比0.18ポイント改善した。買い方有利な需給が醸成されている。

 今後もこの傾向が続き、信用倍率が2倍を割り込むなら、踏み上げ相場が到
来することが想定される。原油高止まり、テロ発生等地政学的なリスクの高ま
り、中国人民元切り上げ問題の行方、郵政民営化法案の参院審議の行方など、
不透明要因は確かに存在するが、良好な株式需給を背景に、下がり難く上がり
易い相場が継続しよう。買い妙味は、現段階で取り組み妙味の大きい銘柄とい
うことになるだろう。


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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

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6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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7月11日    <寝坊>

 土曜の朝、寝坊をしました。6時50分の新幹線で大阪に出張する予定だっ
たのですが、朝起きて目覚まし時計を見たら6時26分でした。ガーン!万事
休す。と思いきや、気を取り直して、先ずシャワーを浴び、タクシーを呼び、
羽田に向かいました。車中から航空会社に電話して席を取り、結局目的地には
予定よりも30分ほど早く着きました。メデタシ、メデタシ。

 実は前日の晩、仕事で遅くなり午前2時頃に就寝したのですが、新幹線に間
に合うためには5時半に起きねばならず、もう少し長く寝て替わりに飛行機で
行けないか、インターネットで飛行機の時刻表を確認しました。その時は若干
無理があると判断して、新幹線で行く決意をし、そのまま目覚まし時計を5時
半にセットして寝たのですが、無意識のうちに再計算して一時間寝坊したので
しょうか。逞しいというか、寝る欲望というのはたまげたものです。しかし、
「新幹線の替わりに飛行機で」という代替手段がなければ正真正銘の万事休す
でした。

 大阪へはオルタナティブ投資の「アジア フォーカス」の説明会で行ったの
ですが、帰路は、元々新幹線を予定していた所、大雨が近付いていることもあ
り、チケットを換金して飛行機で帰ってきました。ところが社員の一人は一ヶ
所寄る所があり、そのあと新幹線で帰ってきたら岐阜羽島で雨のため数時間も
ストップしてしまい、新横浜に真夜中の12時に着き、外に出たらタクシーに
は長蛇の列、自宅に着いたのは午前3時になってしまったとのことでした。

 う〜む。代替手段を持たないと、斯くも差がつきます。オルタナティブ投資
説明会は翌日の日曜日に東京でも開催し、私たちにとってはオルタナ週末だっ
たので言う訳ではないですが、代替手段を持つことはとても大切ですね。

 日本初の本格的個人向けオルタナ投信「アジア フォーカス」絶賛販売中!
 詳しくは当社ホームページ、ログイン後画面→「オルタナティブ投資」とお
進み下さい。


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┃■┃合併に関するご質問への回答
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 株価アラートメールの登録数を最大30銘柄に増やしました
http://www.monex.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news5053.htm


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┃■┃「アジア フォーカス」を買って豪華賞品が当たる
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  個人投資家のためのオルタナティブファンド、「アジア ファンド・
  オブ・ファンズ連動型投信(愛称:アジア フォーカス)」の取扱い
  を記念して、抽選で80名様に豪華賞品が当たるキャンペーンを開催し
  ます。投資対象を日本とアジアに特化したファンドだけに、それらの
  地域にゆかりの深い商品も・・・。皆さま、奮ってご応募ください。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/0/guest/G800/new/news5073.htm

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