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マネックスメール<第1466号 2005年7月25日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.バンガード・海外投資事情
3.オルタナティブのランダム・トーク
4.株式市場アウトルック
5.投資信託基準価額
6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-週末の米国市場が堅調な動きとなったことで、中国元の話題もこなし、堅調な動き
日経平均 11,762.65 (△67.60)
日経225先物 11,770 (△70 )
TOPIX 1,190.27 (△ 3.51)
単純平均 445.33 (△ 2.23)
東証二部指数 3,754.95 (△23.59)
日経ジャスダック平均 2,048.34 (△ 5.69)
東証一部
値上がり銘柄数 1,013銘柄
値下がり銘柄数 462銘柄
変わらず 172銘柄
比較できず 3銘柄
騰落レシオ 101.88% -2.40%
売買高 13億3266万株(概算)
売買代金 1兆679億8700万円(概算)
時価総額 371兆2145億円(概算)
為替(15時) 111.58円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が中国元の切り上げの動きやロンドンやエジプトでのテロなどへの懸念をこなすような動きで堅調な動きとなったことで日本市場も買い先行の始まりとなりました。寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国証券経由の外国人売買動向は18日ぶりに売り越しとなったと伝えられたのですが、週末に売られすぎた分の戻りやヘッジ売りの買戻しなどもあって堅調な始まりとなりました。
寄り付きの買いが一巡したあとは手掛かりにかける格好となり、上値の重い展開が続きました。といっても下値を売り叩く動きもなく利益確定売りや見切り売りを急ぐわけでもなく、指数は小動きとなりました。決算発表が本格化してくる中で決算を見極めたいと言う動きで小動きとなっていたのですが、昼休み時間中や後場に入ってから業績の上方修正や増配などを発表する銘柄、好調な業績を発表する銘柄が相次ぎ、先物へのまとまった買いも入り一段高となる場面も見られました。
それでもまだ、疑心暗鬼な動きは強く、少し上がればすぐに目先的な売りが出る、といった状況で日経平均が11,800円を意識するような場面では売り急ぐ動きも見られました。業績が好調な銘柄も多く、買い意欲も強いようなのですが、今一つ、強気になり切れないといった雰囲気で相変わらず利益確定の動きも早め早めに出て、腰の据わった、本格的な買いにはなかなか結びつかない、といった感じです。
とは言ってもしっかりと好業績銘柄の押し目では買いが入り、好業績を発表しためいがらには素直に買いが入るといった状況で一時期の「羹に懲りて膾を吹く」というような、萎縮しきった雰囲気は改善されて来ているような感じです。今週発表になる、大手電機株の決算動向や主力銘柄の決算が「思った程悪くない」銘柄や「予想よりも好調な」銘柄がいくつか散見されてくると、上値を追っていくような展開になって来るものと思います。
今日は小型銘柄の値動きの軽いものが堅調な動きとなり、主力銘柄は様子見気分が強くまた、決算発表前に手仕舞う動きから軟調な動きとなるものが多く、小型銘柄の動きを示す指数に大幅高となるものが見られました。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆個別銘柄◆
業績発表に敏感に反応
ライフコーポ(8194) 1,629円 (△168) :100株単位
三菱商事(8058)が同社への出資比率を引き上げ持分法適用会社にすると発表、これを好感し、買い気配で始まるなど堅調な動きとなりました。
AOCHD(5017) 1,697円 (△96) :100株単位
傘下のアラビア石油がエジプトで原油の生産を開始すると報じられ、堅調な動きとなっています。自前の油田が復活したことを好感する動きに、原油価格が高止まりしていることも材料視され大幅高となりました。
昭文社(9475) 1,850円 (△127) :100株単位
東京都心で大地震があった場合、徒歩で帰宅するための地図を発売する、と報じられ、先週末に東京23区で震度5強を記録したあとだけに材料視する動きとなり、堅調な動きとなりました。
田辺製薬(4508) 1,035円 (△23)
後場になって発表になった4〜6月期業績が予想を上回ったことを好感した買いで堅調な動きとなりました。ここのところ軟調な動きとなっていたこともあって、節目と見られる1,050円くらいまでの戻りは期待されるところです。
CCC(4756) 3,050円 (△190) :100株単位
後場に入ってから、今期連結業績の上昇修正と配当の増額を発表、目先筋の買いも加わり大幅高となりました。値動きの軽い銘柄であり、発表と同時に買いつく動きとなりました。
アイフル(8515) 8,130円 (▲10) :50株単位
後場に入り急落となりました。昼休み時間中に同社を相手取り過払い金の返還や慰謝料の支払いを求める訴訟が一斉に起こされたと報じられ、一気に売られました。ただ、業績面からの割安感が強く押し目買いから底堅い動きになりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
防災関連銘柄や業績上方修正などそれなりに分かり易い材料のある銘柄が買われています。
東証一部値下がり上位
業績悪化などの悪材料の出た銘柄に値動きのよさだけで変われていた銘柄の見切り売りで軟調なものが目立ちます。
東証一部売買高上位
値動きの良さだけで買われているような銘柄の出来高が膨らんでいます。
東証一部売買代金上位
主力銘柄の押し目買いの動きが目立っています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.バンガード・海外投資事情 第182回
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「バンガード社の債券運用エキスパート;債券のインデックス運用を語る」
インデックス運用のリーディング・カンパニー、バンガード社の債券運用エキスパート、ボルパート氏に米国における債券インデックス・ファンド事情について語ってもらいました。
インタビュアー:債券インデックス・ファンドが米国の投資家に受け入れられている理由と、債券ファンド全体に占める割合を教えてください。
ボルパート氏:債券ファンド全体に占めるインデックス・ファンドの割合は確実に増えています。10年前は課税対象の債券ファンドに占める割合はわずか1.6%程度でしたが、今日ではおよそ8%にもなっています。リターンを目減りさせる取引コストをできる限り抑えるために、投資家は「低コスト」の債券インデックス・ファンドを選んでいる、ということが言えると思います。
インタビュアー:債券インデックス・ファンドを運用するにあたって、重要と思われることは何ですか?
ボルパート氏:目標とするベンチマーク・インデックスの動きにできる限り連動した投資成果を出せるよう努める事です。ただし、これはそれほど容易なことではありません。債券インデックスの構成銘柄は非常に多く(リーマン・ブラザーズ・アグリゲイト・ボンド・インデックスでおよそ6,000銘柄)、それだけの銘柄を実際に保有するのは必ずしも効率的ではないからです。米国バンガードの場合は目標とするインデックスのリスク要因を反映した代表的な銘柄のサンプルを選別し保有しています。
このインデックスのリスク要因とは、債券のデュレーション、イールドカーブのねじれ、セクターの範囲や種類、信用度、社債発行体の分散度合などを言います。特に近年、社債に関して分散度合を高めることは、ファンドがインデックスに追随するのに効果的な役割を果しています。
インタビュアー:投資家が債券インデックス・ファンドに投資することで得られる利点は?
ボルパート氏:まず、一般的に債券インデックス・ファンドの総コストがアクティブ・ファンドと比較して安いことがあげられます。
多くのアクティブ・マネージャーは、ファンドの運用コストを補う高いリターンを出すために、利回りは高くても信用度が低い債券に投資したり(これには通常、信用リスクが伴います)、金利の動きを先読みした運用をしています。こうした投資手法は、長い目でみると取引コストがかさみ、平均するとコストを補うだけのリターンを獲得することが難しくなります。
一方で実際のパフォーマンスにも注目してみましょう。リッパー・アナリティカル・サービス及びリーマン・ブラザーズ・アグリゲートの情報に基づくバンガードの調査によれば、米国長期国債に投資するアクティブ・ファンドの99%が、ベンチマーク・インデックスにアウトパフォームされています。(2004年12月現在・過去10年間で計測・経費控除後、但し、ベンチマーク・インデックスは経費率を0.2%と仮定)
株式ファンドほど一般的ではない債券インデックス・ファンドですが、その利点を改めて見直してもよいでしょうね。
※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託 です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて も可能ファンドの内容はマネックス・ビーンズ証券のホームページでご確認 下さい。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.オルタナティブのランダム・トーク
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先週の金曜日に「マネックス ラウンジ@銀座」のオープニングの「ミニ・セミナー」に参加しましたが、ご出席いただいた皆様と対話ができる機会をいただき、とてもうれしかったです。どうもありがとうございました。
やはり、メルマガなどで一方的に語るより、数千人の人々に会場で講演するより、こじんまりした空間で10〜20人ぐらいの方々と対話できるほうが、距離が縮まって楽しいですね。時間が30分と短く申し訳ありませんでした。また、ラウンジでお会いしましょう。
さて、ラウンジにて今回の最後のご質問、「関心がある有望な市場はどこですか」に、私は「関心がある」という意味ではベトナムとモンゴルとお答えしました。
ベトナムについては、政府・民間関係者ら主導で日越外交関係を深めるかなり大規模のイベントをちょうど一年後に開催する予定があるそうですが、その中でベトナム投資のセッションについて参画する依頼を最近受けました。
自分はベトナム投資情勢について疎いのですが、アジアの中では「後進国の前進者」という面白い経済的位置付けであります。面積は日本の9割ぐらい、人口は6〜7割と、実はかなりの規模の国なんです。市場経済システムの導入と対外開放化し、外資導入に向けた構造改革や国際競争力強化に取り組んでいる社会主義共和国です。公開株式市場は存在しますが、上場している企業は7社ぐらいと聞いています。従って、直接投資(市場を通さず、企業へ直接出資)が主たる外資導入の手段です。
一方、モンゴルについては、ある縁で知り合った日本の有名アパレル会社に勤めていた若手モンゴル人の影響がありました。モンゴルは92年に国憲法を施行し、国名をモンゴル人民共和国からモンゴル国に変更しました。政体はまだ共和制ですが、新選挙制度の下で実施された総選挙では、1921年以来政権の座にあった人民革命党は野党となって、新しい民主連合政権が誕生し、エネルギー価格の自由化、民営化、銀行改革等経済改革がより急速に進展しているようです。
モンゴルの面積は日本の4倍以上で鉱物資源が豊かな国、そして、地域は中国とロシアにはさまれて存在するというユニークな位置付けです。ただ、人口は3億人にも満たなく、日本の2%ぐらいの経済的に小規模な国です。ただ、この若手モンゴル人曰く、「今のモンゴルは、日本の明治時代のよう。自分はモンゴルの明治時代実業家みたいになりたい。」という帰国した際に残してくれた熱い言葉に動かされて関心が高まりました。
ラウンジではお話しませんでしたが、トルコという東西文化の微妙にミックスしている国に関心があります。ところが、私が個人的に「関心」を持っているといっても、マネックス・ビーンズのお客様がオンラインでアクセスできる市場ではないので、後になってから反省しました。(まあ、マネックス・ビーンズのことですから、いずれこのような国の投資もオンラインでアクセスできるような商品を提供することになってもビックリしませんが。。。)
そういう意味で、マネックス・ビーンズのお客様にとって、現在、行動が取れる範囲という意味での「有望がある」市場という観点であれば、私の答えは「間違いなく、それは、日本」であります。特に、マイクロ株・小型株の領域です。これは、ヘッジファンドらも注目しているところですが、この話は次回に持ち越しましょう。それでは、have a nice week.
△▼△ 『オルタナティブ投資日記』もどうぞ △▼△
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渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一とヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-「もみあい想定も、上ブレリスクは非常に大」
人民元切り上げを実施
中国人民銀行は21日、米ドルとの間で固定していた中国の通貨、人民元の為替レートを対ドルで2%切り上げると発表した。同時に固定相場制を改め、22日からは上下0.3%の範囲内で変動させている。変動に際しては日本円など他の通貨の動向も参考にする方針で事実上「通貨バスケット制」を導入する。人民元の対ドルのレートはアジア通貨危機が起きた1997年末頃から、1ドル8.27―8.28元のレンジで固定されてきた。ちなみに21日午後7時に設定したレートは1ドル8.11元である。
人民元の切り上げによる日本経済への影響は、切り上げ幅が小幅だったことから当面は軽微だ。むしろ、中国政府が元の切り上げを自国経済が吸収できるという自信を示したことや中国経済のハードランディングシナリオが大幅に後退したことはポジティブに捉えられるだろう。自国通貨高は中国国民の購買力を高めるため、中国の内需は今後成長することになる。中国向け輸出で潤うセクター(建設機械、鉄鋼、海運など)は、中期的にメリットを享受することになりそうだ。
ところで、東京株式市場の需給は極めて良好だ。7月15日現在の信用買い残は9週連続で減少し、4ヶ月ぶりに3兆円を下回った。買い残は2兆9315億円だ。3月から4月相場で信用で高値掴みした投資家がヤレヤレ売りを出し続けている様子が窺える。一方、信用売り残は12週連続で増加し、過去最長記録を更新した。売り残は1兆4918億円にまで積み上がった。そして、信用倍率は1.97倍と2倍の大台を割り込んでいる。将来の買い需要が積み上がり、売り需要が減少した結果、下がり難く、上がり易い需給関係が構築されている。
連続利上げを吸収できる腰の強い米国経済と自民元切り上げでハードランディングリスクが後退した中国経済の存在は、日本経済にとって、ポジティブに作用しよう。特に、人民元切り上げで中国の輸出競争力が落ちることで、日本の輸出企業には大きなメリットが生じることになる。この結果、株式のバリュエーションは上昇し、東京株式市場の中長期的な上値余地は拡大することになる。
ただし、今週以降の波乱要因として、国内政治要因がある。郵政民営化関連法案の参院での採決の行方と解散総選挙の有無だ。政治の世界は一寸先は闇であり、どのような結果になるかは神のみぞ知るだろう。しかし、総選挙ということになれば、いったんは、外国人投資家中心に手仕舞い売りがかさむ可能性が高い。また、国内機関投資家も主力企業の第1四半期決算発表が本格化することもあり、今週は売り買いを控える見通しだ。
以上のことから、今週は日経平均などの株価指数は膠着感の強いもみあいとなる公算だ。日経平均の想定レンジは、7月8日安値11563.84円−21日高値11867.23円とする。なお、株式需給は非常に良好なため上ブレリスクは非常に大きい状態が続いている点には留意したい。上昇加速装置である売り残は十分蓄積されており、いったん上昇が加速した場合には、火柱が上がるような踏み上げ相場が到来する準備は整っているのだ。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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7月25日 <人民元>
先週の木曜日に、人民元が切り上げられました。これは大きな一歩ですが、私は緩やかで長〜い長〜い道程の始めだと思います。
今回の切り上げは2%。ニクソン時代にブレトンウッズ体制が崩壊し、1ドルは360円から308円に切り上げられましたが、この切り上げ幅は約14%です。その差は7倍。2%の切り上げが7回行われて初めてニクソンショック1回と同じ幅の為替の調整が完了します。仮に1回の切り上げに2年掛かるとすると10年以上の時間が必要になります。更にニクソンショックからプラザ合意まで14年間ですから、これも7倍掛かるとすると中国の場合は100年を要することになります。
もちろん私は、人民元が真の変動相場制に移行するのに、110年も掛かると真剣に考えている訳ではありません。しかし、中国はあまりにも大きく、急速な変化は国内的にも国際的にも受容し難いものであることを理解すべきだと思います。以前にもつぶやきで書いたことがありますが、中国語には基本的に時制がありません。歴史の中の評価を気にする儒教的な思想にもこのことは影響を与えている気がするのですが、ひとつのことを行うのに長い時間を要することとも(どちらが原因でどちらが帰結か分かりませんが)、何か関係があると思います。
しかしやはり大きな一歩です。しかし一時(いっとき)を争う出来事ではないでしょう。金曜日に人民元のことではなく、郵便局のことをつぶやいたのは、私にはこちらの方が緊急事態に思えたからでした。
追伸:マネックスラウンジ@銀座には、引き続き多くの方に寄って頂いております。私も、土曜日も日曜日も、ふらっと寄ってみました。その時いらっしゃったお客様(口座をお持ちの方も、お持ちでない方もいらっしゃいました)から、直接様々な御要望や御質問を伺って、大切な情報とさせて頂いております。これからも頻繁に寄りますので、是非なるべく多くの方とお会いしたいと思っております。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 先日、7月22日(金)にオープンした当社初のオフラインスペース、「マネックスラウンジ@銀座」。
新規口座開設の受付や投資関連書籍、当社が開催した勉強会のDVDなどを無料でご覧いただけますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
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う華麗な経歴を持つ著者が書いた、金融エッセイ。ヘッジファンドという、あ
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