1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
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マネックスメール<第1471号 2005年8月1日(月)夕方発行>
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---<お詫びと訂正>-----------------------------------------------------
7月29日発行のマネックスメール第1470号の「チャートの世界 −第7回−」に
おいて、酒田五法の各図へのリンクが抜けておりました。読者の皆さまにはご
迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げると共に、ここに訂正さ
せていただきます。酒田五法の各図は、以下のURLよりご覧いただけます。
http://www2.monex.co.jp/j/chart/sakata.htm
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.バンガード・海外投資事情
3.オルタナティブのランダム・トーク
4.株式市場アウトルック
5.投資信託基準価額
6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
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1.相場概況
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米国市場は軟調だったが、好業績銘柄を中心に堅調な展開で年初来高値更新
日経平均 11,946.92 (△47.32)
日経225先物 11,970 (△60 )
TOPIX 1,211.61 (△ 6.63)
単純平均 448.05 (▲ 2.34)
東証二部指数 3,800.95 (△ 7.57)
日経ジャスダック平均 2,064.51 (△ 1.32)
東証一部
値上がり銘柄数 850銘柄
値下がり銘柄数 643銘柄
変わらず 154銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 106.75% +1.78%
売買高 18億3064万株(概算)
売買代金 1兆5204億2700万円(概算)
時価総額 377兆1935億円(概算)
為替(15時) 112.18円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が軟調な動きとなったことや、日本市場でのハイテク銘柄に
業績の芳しくないものが多かったことなどから、指数は売り先行の始まりとな
るかと思ったのですが、予想に反して買い先行の始まりとなりました。寄り付
きの買いが一巡した後は目先筋の利益確定売りや見切り売りに押される場面も
ありましたが、先物のまとまった買いも入り堅調な動きとなりました。
ただ、市場は目先的なディーリングの動きが多く、小掬い商いが活発になる
中で利益確定売りや目先的な下落を期待した売りに押し目買いや買戻しが交錯
する格好で指数はいつも通り小動きとなりました。引続き、個別に好業績銘柄
は買われ、業績の芳しくないものは売られるといったはっきりした展開でした
が、売られ過ぎの感の強い一部のハイテク銘柄は為替が円安に振れたこともあ
って、買戻しなどから堅調な動きとなるものも散見されました。
後場に入るとハイテク銘柄への買戻しも一段落、為替も再び円高方向に振れ
たことで、ハイテク銘柄は軟調な動きとなりました。代わって、土地の路線価
が発表になり、東京都の路線価がプラスに転じたと発表されたことから、材料
含みの「含み資産関連銘柄」が賑わい先物とともに指数を押し上げる動きとな
りました。
鉄鋼株等好業績の裏づけのあるディーリング銘柄は個人投資家と証券会社の
ディーラーなどの買いを集め、堅調な動きとなり、銀行株や通信関連銘柄も堅
調な動きとなりました。足下の業績のよさが徐々に確認された格好となり、業
績悪化銘柄から好業績銘柄への乗り換えも進んでいるようです。小型銘柄は利
益確定売りが先行するものも多く、まちまちの動きの中、総じて堅調な動きと
なりましたが、相場の主役は大型銘柄に代わったような感もあります。小型銘
柄の値幅取りの動きよりも大型銘柄のディーリングが主体の相場でした。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆個別銘柄◆
好業績、好材料に素直に反応し、内需株は総じて堅調
住友化学(4005) 564円 (▲10)
6営業日ぶりに反落となりました。サウジアラビアで進めている石油化学事
業の総投資額が資材価格の高騰などで当初計画の2倍に膨れ上がるとの報道が
あり、収益への悪影響が警戒され売りが先行しました。
NTTドコモ(9437) 182,000円 (△8,000) :1株単位
出来高を伴って大幅高となりました。先週末の引け後発表になった4〜6月期
業績が好調であったことを好感し買い先行となりました。通期業績の見通しは
変更しなかったのですが上ブレ期待もあって買いが集まりました。
KDDI(9433) 576,000円 (△34,000) :1株単位
東京電力(9501)子会社のパワードコムを合併することを引続き好感され、
買われています。週末に発表された時は材料視されなかったのですが、外資系
証券が投資判断を引き上げたことも買い材料とされました。
JT(2914) 1,640,000円 (△40,000) :1株単位
連日の上場来高値更新となりました。本日の引け後4〜6月期の決算発表を控
えており、通期業績の上方修正を期待した買いも入り、値動きの良さから目先
筋のディーリングの対象ともなっているようです。
栄研化学(4549) 1,258円 (△75)
米マイクロソフトのビル・ゲイツ財団との共同開発を材料に一時ストップ高
となりました。目先筋の利益確定売りや戻り売りに押され、最後は上げ幅を縮
小しましたが、ここのところ軟調な動きとなっていただけに堅調な展開となり
ました。
住金(5405) 207円 (△2)
後場に入って一段高となり、3月10日につけた高値を抜け、年初来高値更新
となりました。米国景気が堅調な動きとなっていることなどから、足下の業績
が好調なことを評価し直す動きとなって、業績面からの安心感もあり、買いが
集まりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料含みの銘柄が小口の買いで上昇しているものが目立ちます。
東証一部値下がり上位
業績の芳しくない銘柄を中心に見切り売りに押される銘柄が上位になってい
ます。
東証一部売買高上位
鉄鋼株と含み資産関連銘柄、低位のディーリング銘柄の3種類が上位になっ
ています。
東証一部売買代金上位
主力株が決算発表を材料に売り買い交錯となっています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイ
ン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
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2.バンガード・海外投資事情 第183回
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「投資を簡単にするには?」
「投資は複雑すぎてよくわからない」という声をよく耳にします。それはあ
る意味真実だと思いますが、「投資は複雑にしようと思えば、いくらでも複
雑にできる」と言ったほうがより正しいのかもしれません。実際、投資は昔
と比べると格段に簡単になっているのです。
2005年2月に米国のHewitt Associatesというコンサルティング会社が行った
調査によると、米国の一般家庭の多くが、企業の退職積立金制度などを通じて、
何らかのかたちで投資を行っていると答えました。ところが、それとほとんど
同じ割合の人が、投資について「あまり知らない」「全く知らない」と回答し
ていたのです。
そのような実情を受けて、米国では「投資に必要な専門知識や時間がない」
人をターゲットとした新しいタイプの投資信託が注目されています。
1920年代に米国ではじめて紹介された「投資信託」は、投資を簡略化できる
画期的な金融商品でした。投資家は1つの取引で、多様な構成銘柄の運用資産
(ポートフォリオ)を手にできるようになりました。また、専門家が運用して
くれるため、投資家自身が投資対象を詳しく研究したり分析したりする手間が
省けます。
そして、現在米国では、さらに投資を簡略化できるような工夫が施された投
資信託が開発され、人気となっています。ターゲット・リタイヤメント・ファ
ンドと呼ばれるこのファンドは、退職資金確保を目的としたもので、ライフス
テージに合わせて資産配分を変化させる仕組みになっています。
退職資金を貯めるために投資しているのなら、資産配分が自分の投資予定期
間とリスク許容度に適しているかが非常に重要となります。引退が近づくにつ
れて、構成銘柄の比率を価格変動性の高い株式から、より保守的な債券や短期
金融商品にシフトすることは賢明といえるかもしれません。ちなみに2003年に
バンガードは、米国において投資家がライフステージごとにポートフォリオの
資産配分の見直しをしなくてすむ6つのファンドを導入しています。これらの
ファンドは、引退時期が近づくに従って、自動的に資産配分をより保守的にシ
フトするように設計されています。
どのターゲット・リタイヤメント・ファンドを選ぶかは、いつ引退するかに
よります。例えば、今40代の投資家には、2020年から2029年の間に退職する投
資家にあわせて設計されているファンドを選びます。現在このファンドの大部
分はグロース株のインデックス・ファンドで占められていますが、今後の20年
間で、徐々にファンド構成が債券と短期金融商品にシフトしていきます。そし
て、対象となる投資家が退職する時までには、そのファンド構成の中の株式比
率はかなり小さくなる予定です。
※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド
の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託
です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて
も可能ファンドの内容はマネックス・ビーンズ証券のホームページでご確認
下さい。
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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3.オルタナティブのランダム・トーク
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「日本の個人投資家にとって有望な市場」
さて、先週のコラムの続きですが、マネックス・ビーンズのお客様ご自身が
行動を取れる範囲で最も「有望な市場」は日本株であって、特にマイクロ株・
小型株が面白いのではないかと、私は思います。
それは何故か?日本株式ロングショート戦略に特化しているヘッジファンド
多くがこの分野に注目しているか、場合によってはこの分野に特化している理
由と同じなんです。それは、マイクロ株・小型株は多くの証券アナリストのカ
バレッジ対象や機関投資家の投資対象になっていないからです。
個人投資家が投資のアクセスしやすいのは公開企業ですが、日本国内の上場
企業の総数を知っていますか?何と、現在は約3700社です。その内、大口投資
家や証券アナリストが投資して分析する株式は時価総額トップの数百社に集中
しています。要は、ほとんどは未開拓地であるわけです。
会社の時価総額の大小と関わらず、調査に費やす時間や取り組みはそれほど
変わりません。しかし、投資家がいっぺんに投資できる大きさは時価総額や取
引高に直接関係があります。要は、大きな資金額を投資しなければならない立
場では、効率的に投資できるのは時価総額が大きいか、もしくは取引高が高い
株式に限られてしまうのです。証券アナリストとしても同じように、投資家が
大きく取引してくれる株式の分析に偏ってしまいます。
ただ、大勢の参加者の色々な角度から見られている企業の株式は、それなり
に企業価値と比べて同等な、もしくは割高な市場価格で取引されている場合が
多いです。一方、それほど脚光を浴びていない会社の株式のほうが割安に放置
されている可能性が高い。競争率が低いほうが、良い投資ができそうだという
理屈はわかりやすいですね。
機関投資家のような大口投資家は、例え良いマイクロ株・小型株を見つけて
買いたいと思ってもほんの少しか買えない。無理に買おうとすれば、それは小
池にクジラが暴れているようなもの。大口投資家が株式を買う額を小額に抑え
たとしてもて、仮にそれが上昇しても、その株式のポジションは彼らのポート
フォリオ全体の成績にはほとんど影響はない。だったら、そもそも買うことを
考えるだけでも時間の無駄になってしまいます。
もちろん、ヘッジファンドは一般個人投資家より大きな金額で株式に投資し
ますが、マイクロ株・小型株戦略に特化しているような有望なヘッジファンド
は意図的に自分たちが投資家から預かる運用資金を抑えて、機関投資家のポー
トフォリオより遥かに小さく維持しますので、比較的に機敏にこの領域に投資
できる訳です。
先日、渋谷区にオフィスを構える、マイクロ株・小型株戦略特化型ヘッジフ
ァンドを訪問した際に、彼らは「自分たちの領域の投資の競合相手は、個人投
資家しかいない。しかし、我々は、個人投資家と比べて情報エッジを持ってい
る」と述べていました。その情報エッジとは、例えば投資対象の企業の経営ト
ップなどと面談を頻繁に設けて、投資判断材料を得るということに当たります。
もちろん、一般個人と比べればプロである彼らに有利性はあります。だから、
彼らのような運用者にお金を預けることは、自分の個人資産を運用することに
有望な選択肢です。
ただ、個人が自身でも個別の株式投資することも個人資産運用の重要な選択
肢です。その場合は日本に住む日本人ですから、外国にある企業より、日本に
ある企業の情報のほうがもちろん入りやすいですね。情報が入ることで、投資
は有利な立場に立てます。これもわかりやすい理屈ですね。最近の中小上場企
業の経営者は、昔と比べると個人投資家を意識し始めているのは確かです。そ
ういう意味で、工夫はもちろん必要ですが、個人投資家と経営者との距離感は
一般的に思われているほど遠くないのかもしれません。
△▼△ 『オルタナティブ投資日記』もどうぞ △▼△
http://alt-talk.cocolog-nifty.com/alternative/
渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。
オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・
マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。
(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授
なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一と
ヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com
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4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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「上ブレリスク大、懸念は国内政局のみ」
景気の踊り場脱却期待が高まる
29日発表の6月の鉱工業生産動向(速報)では、生産指数は前月比1.5%した。
上昇は2カ月ぶりだ。同時に発表された製造工業生産予測調査は、7月が0.2%
低下した後、8月は1.9%の上昇を予測しており、先行きも堅調な企業の生産活
動が期待できそう。現状足元の国内企業の設備投資意欲も旺盛であり、当分の
間、民間設備投資をけん引役とした景気回復が展望される。
また、6月の完全失業率(季節調整値)は4.2%で、前月比0.2ポイント低下
した。完全失業者数は、25カ月連続で減少となった。一方、就業者数は前年同
月より44万人増加し、2カ月連続の増加となった。そして、4-6月期の完全失業
率は4.5%で、前年同期比0.3ポイント低下した。このような雇用環境の着実な
改善は、個人消費を強力にサポートすることになるだろう。
さらに、「団塊の世代」のリタイヤも個人消費を牽引しよう。一部報道によ
れば、大手銀行の「団塊の世代」の50兆円規模とされる退職金市場の争奪戦が
激しくなる見通しだという。この退職金の一部は、娯楽や趣味等の消費に回る
可能性が高い。つまり、シニア市場の盛り上がりが、個人消費を力強くサポー
トする見込みだ。
一方、米国景気も底堅い。4―6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値は、
前四半期比で年率換算で3.4%増となった。企業の在庫調整が成長率を押し下
げ、1―3月期の3.8%増より減速したが、個人消費などの国内需要が伸びてい
る。政策金利の継続的な引き上げや原油価格の高止まりにも拘わらず、米経済
は力強い動きとなっているのだ。
このような状況で、株式市場では、国内景気の踊り場からの脱却期待が一段
と高まることになりそう。唯一の懸念材料は、郵政民営化関連法案の参院審議
の行方と解散総選挙の有無で、これを無事通過すれば、東京株式市場の重石は
いったん取り払われることになる。このため、政局動向がはっきりするまでは、
利益確定売りがそれなりに出て、相場は上方向を目指すとは言え、そのピッチ
は緩慢な状態が続く。
ただし、利食い売りをこなしながらの緩やかな上昇は、相場の過熱、短命化
を避けることにつながる。売り方にとっては、踏むきっかけをつかみ難い、非
常にいやらしい相場が継続しよう。16年ぶりの高水準に積み上がった信用売り
残はいずれどこかで、火柱的な踏み上げ相場を演出する原動力となるだろう。
現状のようなじり高が続き、その期間が長ければ長いほど、急騰エネルギーは
蓄積されよう。
投資家は踏み上げ相場が近々到来することへの準備を進めるだろう。貸借銘
柄で信用売り残が積み上がり、取り組み妙味の大きい銘柄を選好しよう。先述
の政局がはっきりするまでは、日経平均は高値圏での強含みもみあいを続ける
とみるが、急騰の準備は整っており、上ブレリスクの大きい状態が維持される
見通しだ。
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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
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8月1日 <友>
先週の金曜日は、奇数月の最終金曜日なので、中学・高校の同窓生との定例
の集まりがありました。毎回9時から始まり、始発が動くまで飲んだり食べた
りします。他愛もない話をしたり、政治などについて急に激論になったりもし
ます。でもあとに引きずることはありません。今回は高校の硬式野球部がベス
ト16まで行ったのが話題になりましたが、他にも郵政民営化や、終いには第
二次大戦の話にまで及びました。論旨に対する攻撃はあっても、人格に対する
攻撃はしないので、こんな風にいうと語弊がありますが、まぁ話題は何でもい
いのかも知れません。
日曜日には銀座のマネックス・ラウンジにコロンビア人の友人が突然訪ねて
くれました。どこで聞きつけたのか知りませんが、わざわざ来て、スタッフと
話し、メッセージを書き込んだ名刺を置いていってくれました。彼は世界各地
でカーボン・クレジット(COx−酸化炭素−の排出権)を創り出して、それ
を主に先進国に売るというビジネスをしている、一風変わった、滅法明るい奴
です。メッセージには、「素敵なお店開店、オメデトウ!」と英語で書いてあ
りました。とても温かい気持ちになり、また頑張ろうと思えます。
そして今日は、インド人の後輩がオフィスに尋ねてきました。何かを請う訳
でもなく、近況を説明し、いつか私の役にも立ちたいと、そう言って帰って行
きました。もちろん私も、いつでも彼の役に立つ用意があります。古い友人が
多く行き交ったこの数日ですが、友人との触れ合いはいつも私の心を豊かにし
てくれます。Once a friend, always a firend. And there is no different
type of friends.友人との付き合い方のルールは、唯是れ一つだと思っていま
す。
┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■┃ 8月、9月開催分 勉強会・セミナーのスケジュール
┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月23日(火)
信用取引の実践!重要なチェック項目の見方とペアトレードへの応用!」
[共催:株式会社マーケットバンク、後援:マネックス・ビーンズ証券]
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8月25日(木)
内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ビーンズ
<10万円からはじめる>新・資産3分法
「株・外貨・不動産」でゼロから1000万円作る方法
http://www2.monex.co.jp/marketcafe/benkyo/unyo.html
8月26日(金)
「勝率を追求した投資術!テクニカル手法と低リスクのペアトレード!」
[共催:株式会社マーケットバンク、後援:マネックス・ビーンズ証券]
http://www.marketbank.ne.jp/smns/ey.cgi?w=2005072108142738
8月27日(土)
個人投資家向け会社説明会
[共催:インベストメントブリッジ 協賛:マネックス・ビーンズ証券]
http://www.cyber-ir.co.jp/salon_/2005/20050827_salon.htm
9月3日(土)
田丸好江の実践テクニカルチャートセミナー
[共催:マネックス・ビーンズ証券&ザイナス]
http://www.zainas.co.jp/700x600/news_w/2005_09_03/index.html
9月4日(日) 仙台
信用取引勉強会 − これから始める人のために
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