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マネックスメール<第1536号 2005年11月4日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.マネックス・ビーンズ相場概況
2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
3.資産設計への道 〜その193 BRICsファンドの実践活用法 内藤 忍 4.チャートの世界 −第20回−
5.投資信託基準価額
6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
(3955)イムラ封筒、(2399)綜合臨床薬理研究所
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-引続き買い意欲は強く堅調、日経平均は4年半ぶりの14,000円台
日経平均 14,075.96 (△181.18)
日経225先物 14,040 (△200 )
TOPIX 1,494.99 (△ 20.74)
単純平均 510.81 (△ 5.45)
東証二部指数 4,389.06 (△ 49.49)
日経ジャスダック平均 2,274.99 (△ 18.20)
東証一部
値上がり銘柄数 1,021銘柄
値下がり銘柄数 562銘柄
変わらず 82銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 108.83% -0.98%
売買高 36億4433万株(概算)
売買代金 3兆5417億5000万円(概算)
時価総額 469兆8342億円(概算)
為替(15時) 117.73円/米ドル
◆市況概況◆
日本市場が休日の間に米国株が堅調な動きとなり、底入れ感が出たことや、シカゴ市場(CME)の日経平均先物が大幅高となっていたこと、寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人の売買動向が大幅買い越しと伝えられたことなどから、買い先行の始まりとなりました。先物は買い気配を切り上げて始まり、銀行株や鉄鋼株に、円安に振れたことを好感してハイテク銘柄の一角も買い気配で始まるなど総じて堅調な始まりとなり、日経平均はあっさりと14,000円を超えて始まりました。
寄り付きの買いが一巡した後も押し目買いや出遅れ感の強い銘柄を買う動きは続き、指数も堅調な動きを続けました。目先筋を中心とした利食い売りで、日経平均が14,000円を割り込む場面もありましたが、押し目ではしっかりと買いが入る状況が続き下値に対する不安が非常に少ない感じの動きとなっていました。
昼の市場外取り引きも金額が非常に多く、売り越しであったのではないかと伝えられたのですが、後場の寄り付きに瞬間的に売りが先行したものの、押し目ではすかさず買いが入る状況には変わりなく、主力銘柄が利食い売りで上値が重くなると材料含みの銘柄で値動きのいいものや、好業績ながら出遅れ感の強いものを物色すする動きとなり、指数は堅調な動きを続けました。
主力大型銘柄ばかりではなく、全般的に買いが入る状況は続き、小型銘柄も値幅取りの動きが活発に行われ、小型銘柄の動きを示す指数も堅調な動きとなりました。飛び石連休の中ということで、目先的な動きばかりなのかと思いましたが、しっかりと押し目を買うような動きも強く、地合いの良さが改めて確認されるような感じでした。過熱感がないとは言い切れないのですが、買い意欲というか、市場参加意欲は非常に強い感じです。
(マネックス・ビーンズ証券 清水洋介)
◆個別銘柄◆
鉄鋼株は戻り売りに押されるものもあり、銀行株は引続き堅調
上新電機 (8173)813円 (△97) 大幅続伸で年初来高値を更新しました。同業のヤマダ電機(9831)が連結業績予想を上方修正したことで、家電量販大手に対して好業績を期待する向きがあり、目先筋の買いを集め一時ストップ高となるなど、大幅高となりました。
ファーストリテイリング(9983) 8,080円 (▲110) 全般的に堅調な銘柄が目立つ中で、10月の既存店売上高が前年同月比で15.2%減となったことが嫌気され、見切り売りが嵩み続落となりました。
新日鉄 (5401)422円(▲6) ここ数日の活況の主役だった鉄鋼株も、前場の寄り付きには買いが入り堅調な展開となっていましたが、その後は、ポジション整理や利益確定の売りに押され、軟調な展開となりました。
アプラス (8589)610円(△18) 5営業日連続で続伸しました。金融関連銘柄の中でも出遅れ感のあるものを物色する動きから、目先筋を中心に買いが入りました。相対的に割安感があると見られ、一段高と見る向きもあるようです。
キヤノン (7751)6,260円(△120) 円安を背景に国際優良銘柄が物色される中で、終始堅調な動きとなりました。米国経済の景気指標の良さもあり、利食い売り優勢の中でも買い安心感があることで物色の対象となりました。
オリックス (8591) 25,340(△3,000):100株単位 2日の中間純利益大幅増の発表を好感して買いが集中し、ストップ高を付けました。不動産の売却益など一時的なものが含まれている可能性は高いものの、利益のベースである法人金融サービス事業なども好調に推移しており、利益水準が上がってきているようです。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料含みの値動きの良い銘柄は軒並みストップ高、というような印象です。
東証一部値下がり上位
含み資産関連銘柄の値動きの悪いものが見切り売りに押されたという感じです。
東証一部売買高上位
銀行株、鉄鋼株に加え、電機銘柄や証券株も上位に顔を出して来ました。
東証一部売買代金上位
引き続き銀行株が上位を占めています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス・ビーンズ証券のウェブサイトにログイン後、「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.サンプラザ中野の株式ロックンロール
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
14,000円キター!サンプラザ中野だー!
寄り付きで付けたね14,000円台。4年半ぶりだそうだよ。めでたいね。確か小泉政権が誕生したとき14,000円台だった。ゆっくりだけど戻って来た、ということだね。まずは小さく乾杯、だ。
景気が良くなってくると良いことが増える。まず犯罪が減る。仕事が増えるし給料も増えるから。だから大きなリスクを取ってまで犯罪を犯そうというモチベーションが低くなる。街が安全になる。90年代のニューヨークは大きく変わったもんね。犯罪の街から安全な街に。ジュリアーニ市長の力も大きかったのだけど。東京はどう変わるだろうか。生活者の顔が明るくなる街が理想と思うが。
最近、応援している団体がある。ビッグイシュー日本である。THE BIGISSUE JAPANという雑誌を発行している組織である。このTHE BIG ISSUEという雑誌はイギリスでは大変売れているのだそうだ。なんでも5大紙の一つなのだそうだ。大変な影響力を誇っているそうだ。この雑誌の一番の特徴は販売員が路上生活者であるという点。つまりホームレスが販売している雑誌なのである。渋谷や新宿などで見かけたことのある人もいるだろう。「気になる存在」なはずだ。解説しよう。
そもそもの目的は「ホームレスの自立を助ける」ことにある。「救済する」ではなく「自立を助ける」のである。仕組みはこうだ。まず販売員として認められると10冊のTHE BIG ISSUE JAPANをもらえる。タダで。それを売ると200円×10=2,000円が入る。この2,000円を元手に次からは雑誌を仕入れる。仕入れ値は1冊90円。そして販売する。つまり1冊につき110円が販売者の儲けとなるのである。そしてお金を貯めた人は路上生活から簡易宿泊所を目指す。1日30冊近く売れば可能。更にお金を貯めてアパートへと移る。そして住所を得て職業を得ていく。という流れで社会に復帰してもらうのだ。
THE BIG ISSUE JAPANは大阪から始まった。だからなのか東京での売り上げが伸びていないそうだ。大阪でももちろんまだまだだ。この仕組みの素晴らしさが伝われば売れると思う。24カ国に広がっている取り組みだ。日本でも成功させたいと思う。仕組みを宣伝してくれ。雑誌を買ってみてくれ。
爆風スランプの新宿コマのコンサートも観に来てくれ。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で 活躍。12月19/20日には新宿コマ劇場で7年ぶりの復活コンサート。チケット絶賛発売中。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。http://www.sunplazanakano.com/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.資産設計への道
〜その193 BRICsファンドの実践活用法 内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
=============<資産設計情報>==============今週突然右の肩甲骨周辺に痛みが発生し、パソコンが打てなくなってしまいました。マッサージ、岩盤浴、鍼(ハリ)、ストレッチなど色々試しましたが結局整形外科で診察して湿布と飲み薬で様子をみることになりました。皆様も蓄積疲労による体の異常には充分お気をつけください。
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その193>−−−−−−−−−−−−
BRICsファンドの実践活用法
遅ればせながらマネックス・ビーンズ証券でもBRICsオープンの販売を開始することになりました。社内調整に時間がかかり遅れてしまいましたが、ようやくゴーサインが出ました。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news510d.htm
ご存知無い方のために解説するとBRICsとは今後高い成長が期待でき、人口・国土の規模が大きいブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4ヶ国の頭文字を取ったものです。
●インドオープン、チャイナオープンとどちらにしたらよいか
マネックス・ビーンズ証券ではHSBC投信のチャイナオープン、インドオープンの2本のファンドを既に販売開始しておりますが、どちらもファンド残高の上位に入る人気ファンドです。
中国株、インド株に投資をするファンドは多数設定されていますが、BRICsに投資をまとめて行うファンドは本ファンドが唯一です。
これらのファンドに既に投資をしている方はチャイナオープン、インドオープンと今回販売開始するBRICsオープンのどちらに投資をしたら良いのかという疑問を持たれると思います(私も同じ疑問を持ちました)。
既存の2ファンドと今回のBRICsオープンには大きく2つの違いがあると考えています。投資対象と投資目的の2つです。
●投資対象
当然のことながら投資対象は異なります。BRICsファンドの最大の魅力はブラジルとロシアでプロが選んだ銘柄に分散投資ができることです。
どちらも中国やインドに比べ馴染みの無い国ですが、ブラジルは天然資源や農産物を世界各国へ輸出する国です。鉄鉱石、コーヒー、砂糖、葉タバコなどは世界でトップクラスです。1990年代は高インフレが続き通貨も不安定でしたが近年経済のファンダメンタルズが大きく改善し、通貨も上昇してきています。
ロシアも経済は大幅に改善してきています。財政の健全化と外貨準備の増加によって国際的な国の信認が高まり、豊富な天然資源にも注目が集まっています。原油は世界の埋蔵量の11%、天然ガスは世界の埋蔵量の22%を占めるとされ、資源価格の高騰が追い風になっています。
これらの国は自分で投資することは極めて困難ですし、銘柄の選定も情報が少なくファンドを通じて投資をするのが現実的です。運用実績のあるHSBCグループが投資の意思決定をするBRICsオープンは個人投資家には投資機会の提供という意味でも価値があります。
●気がつきにくい投資目標の違い
BRICsオープンがチャイナオープン、インドオープンと異なる2つ目の点は投資の目標です。
チャイナオープン、インドオープンにはベンチマークと言って、投資の結果を比較する指標が設定されファンドマネージャーはこのベンチマークを上回る運用成果を目標にしています。基本的にはファンドの資金は解約用にリザーブしてある数%を除き株式の購入に回されます。つまり原則常に「フルインベストメント」になっているのです。
一方のBRICsオープンはトータルリターンの追求が投資の目標となっています。このファンドの場合は例えばBRICsすべての国に短期的に投資妙味が無いという判断になると現金の比率を増やし投資比率を意図的に落とすことがあるということです。ファンドの運用ルールでは最大投資比率が50%まで下げられるようになっています。また投資する国も最低2ヶ国まで減らせるようになっています。常に4ヶ国に投資が行われるとは限らないのです。
ベンチマークのある運用とベンチマークの無い(絶対リターンを目指す)運用という大きな違いがあることには意外に気がつかない人が多いと思います。
●BRICsファンドの概要
ファンドの概要についてまとめておきましょう。
BRICsオープンはルクセンブルグにあるHSBC GIF BRIC ファンド(外国投信)と国内にあるマネープールファンド(資金待機用の国内投信)の2つのファンドに投資をするファンドオブファンズ形式の国内ファンドになっています。原則として為替ヘッジは行ないません。11月11日から販売開始になります。現在の基準価額は9417円(11月2日現在)となっています。
●BRICsファンドの実践活用法
この商品は資産設計の観点からはどのように位置付けたら良いのでしょうか。一時的にキャッシュ(現金)比率が高まるという点ではフルインベストメントを行うチャイナオープン、インドオープンに魅力がありますが、何と言ってもロシア、ブラジルに長期的に投資をしておくことができる魅力には勝てません。
実践活用法としてはドルコスト平均法で買ってみたいと思っています。インドオープン、チャイナオープンと共に3本まとめて少しずつ積立できれば便利かなと思っていたのですが・・・残念ながら当初は積立の機能がありません。一日も早く1万円からの積立ができるようになることを期待しています。これには個人投資家の皆様からのご意見が一番のサポート材料になるでしょう。
今回の話のまとめ---------
●BRICsオープンの最大の魅力はブラジル、ロシアへの投資が可能になること●フルインベストメントにならない可能性もあることに注意
●積立でドルコスト平均法ができればベスト
ではまた来週・・・。
内藤 忍
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/c_naitou/index.html
資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.チャートの世界 −第20回−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
−MACD−
テクニカル指標の中にはなかなかはっきりと売り買いのシグナルが出ないものも多く、見方の難しいものもあります。ここでご紹介する「MACD」ははっきりと売り買いのシグナルが出るという意味では、使い易い指標ではないかと思います。
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Macd.htm
「MACD」
MACDとはMoving Average Convergence / Divergence の略で移動平均収束発散法と日本語で訳しますが、通常はMACD(「マックディー」と発音します)と呼ばれます。
2本の(指数)平滑移動平均線(EMA)の差をMACDといい、その移動平均(通常9日間をとることが多い)をTrigger(トリガー)、又は「シグナル」といいます。また、MACDとトリガーとの差をMACDオシレータ(MO)といいます。
MACDの計算で複雑なのは「(指数)平滑移動平均線」です。この移動平均線は通常の移動平均線(SMA)と違い、「時間的に近い株価の方が現在の株価に影響が大きい」という考え方を基本とするもので、計算方法は
前日の平滑移動平均 − {2 ÷ (計算日数 + 1) × (当日の株価 − 前日の平滑移動平均}
となり、MACDでは通常、5日と20日の平滑移動平均線が使われ、「トリガー」には9日間の移動平均が使われることが多いようです。
MACDはオシレーター系(相場の強弱、過熱感などを表す指標)とトレンド系(相場の方向性を表す指標)を兼ね備えたものとする見方もあり、MACDのトレンドを見たり、トリガーとのゴールデンクロス(MACDがトリガーを下から上に抜けること)で買いシグナルとし、デッドクロス(MACDがトリガーを上から下に抜けたとき)を売りシグナルとする見方やMACDそのもののトレンド(方向性)で相場の方向性を見る見方とがあります。
また、MACDが「ゼロライン」と言われるMACDがゼロとなるラインを下から上に抜けると買い、逆に上から下に抜けると売り、つまり、MACDの数値がマイナスからプラスになると買い、プラスからマイナスになると売り、というシグナルなどもあります。
添付の図ではMACDとトリガー(シグナル)のゴールデンクロスとデッドクロスのシグナルを掲載してあります。このMACDは売りシグナルと買いシグナルがかいくつか存在しますので、その銘柄や自分の投資方法にあった見方や移動平均の期間を見極めることが大切なのですが、売り買いのシグナルがはっきりとしていることで、人気が高い指標の一つとなっています。
(マネックス・ビーンズ証券 投資情報センター長 清水洋介)
「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス・ビーンズ証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」 トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。
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オンラインセミナー開催 「原油、金 eワラント」(11月17日)
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ゴールドマン・サックス証券会社コモディティ(商品)担当ヴァイス・ プレジデント高野太郎氏と同社eコマース部長土居雅紹氏の対談形式で、 原油、金の価格動向と構造的な背景について解説します。
セミナーの終わりには、短期売買から長期投資まで使い分けが可能な原 油eワラント、金eワラントを使った投資法をご紹介します。また、原油 価格の動向を知ることは、株式投資にも有益です。eワラントなら手軽に 投資できるので、これを機会に、インフレに強いと言われる原油、金へ の分散投資を考えるきっかけになればと思います。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/online051117.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス・ビーンズ証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
11月4日 <染色体>
男系とか女系とか騒がれ始めたので、私もない知識をほじくり返してみました。私の生物学に関する知識は、中学の時にA原という先生に教わったものが全てです。この先生はかつては強烈に恐い先生だったらしいのですが、恐すぎるためにイメチェンをし、私たちが習う頃は漫才先生のようでした。私のおぼろな記憶だと、確か遺伝子情報は染色体2本が絡まって出来ており、生殖の度にこの2本の染色体がペリペリッとはがれて、男性・女性それぞれからの1本ずつをまた絡めてひとつの遺伝子情報にすると、そう教わりました。
これは正確でしょうか?実際にはもっと細かく、且つ広い範囲に亘って、生殖時の遺伝子情報の混ざり合いは行われているのでしょうか?遺伝に関してもう一つ憶えているのが、X染色体とY染色体の話です。男性はX染色体とY染色体とが絡まっており、女性は2本ともX染色体であると、そう学びました。
しかし、だとすると、仮に「自分」は男性だとすると、息子のXYはYが自分の染色体、娘のXXはどちらかのXが自分の染色体となり、息子の息子のXYは、やはりYは自分の染色体ですが、息子の娘のXXの息子から来たXは必ず自分の配偶者からのXということになります。さらに娘の息子のXYのX、或いは娘の娘のXXのXのひとつは、自分のXか自分の配偶者のXか分からなくなるということになります。仮に配偶者を他人と定義すると、孫の代になると、息子の息子は他人でないが、息子の娘は必ず他人で、娘の子供は他人か否か双方の可能性があるということでしょうか?うむ〜。春日三球ならまた寝られなくなってしまいそうです。しかしこんな重要なこと、A原先生も教えてくれなかったし、今まで世間で聞いたこともないので、私の理解は根本的に間違っているのでしょう。
と、ここで、バイオ専攻の社員Tから指摘が入りました。アッサリ間違えていました。XYはあくまでも性染色体であって、その他の常染色体(22対)も同様に、且つ独立してシャッフルが行われているので、上に書いたことはあくまでも23分の1の世界だけのことのようです。あ〜、ホッとした。三球さんもこれで熟睡ですネ。
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<人気の講座はお早めに!> できる投資家は努力しています
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/index.html
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<マネックス・ビーンズ証券の歩き方> 虎の巻ができました
http://www2.monex.co.jp/lounge/toranomaki/index.html
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
マネックス・ビーンズ証券へ mailto:feedback@monex.co.jp
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
(3955)イムラ封筒
「個人情報保護法の施行や環境意識の高まりが追い風になっています。」
HP
http://www.imura.co.jp/
同社に関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/3955_enq.htm
(2399)綜合臨床薬理研究所
「医療機関をフルサポートできる体制を目指して全国の医療機関との提携を 進めています。」
HP
http://www.sogo-rinsho.jp/
同社に関するアンケートにお答えください。
http://www.cyber-ir.co.jp/rep-cgi/2399_enq.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005年9月29日(木)
イムラ封筒の中間決算説明会に出席しました。
井村社長が中間決算の概要、事業環境、及び事業別の施策とその進捗状況について説明されました。
<詳細はこちらで>
http://www.cyber-ir.co.jp/report/3955/20051101_3955.htm
<取材を終えて>
同社の業績を考える上でポイントとなるのは、マクロの景気動向です。そのマクロの景気が、踊り場を脱して再び拡大基調に転じつつあることは、周知のとおりです。こうした環境下での同社の今期業績ですが、大幅な増益予想とは言うものの、下期は売上高が前年同期比1.1%の増加にとどまり、営業利益にいたっては1億06百万円と同14.5%の減益予想です。売上高が予想通りであったとしても、今よりも経済実態が厳しかった前下期並みの売上高営業利益率(10.2%、上期は36.3%)を維持できれば、下期の営業利益は1億25百万円となり、通期では前期比45.8%増の6億09百万円になる計算です。
下期の利益予想は慎重な予想であり、通期の業績は上振れの余地を残していると考えてよさそうです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005年9月27日(火)
綜合臨床薬理研究所の決算説明会に出席しました。
庄司社長が、決算の概要、基本戦略及び今後の展望について説明されました。
<詳細はこちらで>
http://www.cyber-ir.co.jp/report/2399/20051101_2399.htm
<取材を終えて>
前期の大幅減益の要因となった治験の延期や中止は、典型的なSMOの事業リスクと言えます。一方、同社は、SMOとして、CRC業務、IRB事務局業務など、医療機関をフルサポートできる体制を目指して全国の医療機関との提携を進めています。この結果、前期末の携医療機関は157施設増の860 施設となり、事業の拡大と並行してこうした先行投資を進めています。
同社への投資については、単年度の業績ではなく、中期的なSMO事業の拡大と言った観点から行う必要があります。
CRO最大手のEPSも一目置く、SMOのスペシャリストである同社の今後に期待したいと思います。
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ご応募はこちら >> http://www.cyber-ir.co.jp/present/7849/001.htm
※応募にあたっては今後のIR戦略の参考とさせていただくために簡単なア ンケートにご協力をお願いいたしします。
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