マネックスメール 2006年2月24日(金)

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マネックスメール 2006年2月24日(金)

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 マネックスメール<第1611号 2006年2月24日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.資産設計への道  
    〜その207 貸株サービス 使う理由、使わない理由  内藤 忍 3.チャートの世界 −第34回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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WDB(2475)、比較.com(2477)、テンプスタッフ(2476)、
ニッポ電機(6657)、エムケーキャピタルマネージメント(2478)、
アルペン(3028)、アトリウム(8993)

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北陸電気工業(6989)

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://mail.monex.jp/?4_18223_6_3

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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
外国人売り懸念が薄らぎ、米国株安に週末の手仕舞い売りが重なっても堅調
日経平均            16,101.91 (△ 5.81)
日経225先物         16,090 (△30 )
TOPIX            1,647.74 (△ 7.27)
単純平均             537.78 (△ 2.50)
東証二部指数           4,967.99 (△89.88)
日経ジャスダック平均       2,585.56 (△44.07)
東証一部
値上がり銘柄数          937銘柄
値下がり銘柄数          642銘柄
変わらず             92銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           97.71% +3.07%
売買高            18億8752万株(概算)
売買代金        2兆3823億4100万円(概算)
時価総額          522兆2039億円(概算)
為替(15時)          116.61円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場がもたついた動きになって、為替が大幅に円高となるとさすがに寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が買い越しとなっても売り先行の始まりとなりました。その後も下値を試しながら下がりきらず、戻り歩調となると戻り売りに押される、といった状態で方向感なくもたついた動きとなりました。昼の市場外取引も大きな金額の取引があったものの、売り買いの偏りはないと伝えられ、市場への影響も限定的となりました。

 日銀の量的緩和解除の話題で金利先高観が出ているものの、市場にネガティブな影響はほとんどなく逆に銀行株や証券株、損保株は堅調な動きとなりました。金利がここから高騰すると考える向きも少なく、量的緩和解除もある程度織り込んだと見る向きも多いようです。先物にもまとまった売りが出るわけでもなく、終始底堅い動きとなって、週末の手仕舞いの動きもしっかりとこなすというような展開になりました。

 鉄鋼株が大幅上昇となりました。3月末の配当利回りやPER(株価収益率)が低いことを取り上げ、数量商いの出来るディーリング銘柄としても人気を集めたようです。一方でハイテク銘柄や自動車株等為替の影響の大きな業種は敬遠され、買い手控えられました。引け際には底堅さを好感した買戻しも入り指数は前日の終り値を上回り、堅調な引けとなりました。

 週末というわりにはしっかりと買いが入った印象がありました。目先筋ばかりではなくしっかりと押し目を拾う動きも出ていたようで、市場のセンチメントが一時の総悲観から変わったようです。外国人売りに対する懸念が薄らぎ、小型銘柄の売りも一巡し、小型銘柄もしっかりとするものが多く、小型銘柄の動きを示す指数は軒並み高となりました。来週はもっと景況感に素直に反応し、日銀の量的緩和解除を懸念する動きとなって来るのではないでしょうか。
 (投資情報センター 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・PER(株価収益率) (かぶかしゅうえきりつ)
 株価÷(当期純利益÷発行済み株式数)で算出され、株価が、1年間の一株 あたりの利益の何倍の値となっているかを表わす。主に過去の値や同業種間 の値で比較され、株価が割安か割高かを判断する材料とされる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

---- お知らせ 清水洋介の著作 -------------------------------------
『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』(パンローリング社)
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 セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」(パンローリング社)http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=3850&c=9784775961094

 『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)
http://spn05619.co.hontsuna.com/article/1670803.html
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◆個別銘柄◆ 

鉄鋼株、銀行株が堅調
ミレアホールディングス (8766) 2,260,000円 △80,000 円 :1株単位
 金利先高観の拡がりなどにより運用環境が好転するとの見方があって、同社
など保険株は朝方から堅調に推移し、大幅高で引けました。

三洋電機 (6764) 285円 ±0円 
 臨時株主総会が開かれ、優先株発行や創業家出身の取締役退任などが決議さ
れましたが、株価への反応は限定的でさえない展開が続き、引けも前日と変わ
らずとなりました。

東芝 (6502) 661円 ▼10 円 
 外資系証券が目標株価を引き下げたことを嫌気して売りが優勢となり、安値
圏での推移となりました。

住友金属工業 (5405) 502円 △14 円 
 米国市場で外資系証券が鉄鋼セクターの投資判断を引き上げたことや、鉄鋼
株への増配期待などから買いが集まり、同社株は再び500円を超えて引けました。

ヤフー (4689) 139,000円 ±0円 :1株単位
 あおぞら銀行とのネット銀行事業契約が白紙になったと報じられ、朝方は失
望売りが優勢となりましたが下値は限定的で、前日と変わらずで引けました。

宇部興産 (4208) 351円 ▼10 円 
 公募増資による需給悪化を嫌気して朝方から売りが優勢となり、後場に入っ
てから切り返したものの、引けは軟調となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


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2.資産設計への道
  〜その207 貸株サービス 使う理由、使わない理由  内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============
昨日開講した「内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ 」
は3月11日にも東京大手町で開催します。こちらのサイトのカレンダーからチ
ェックしてみてください。 
http://www.monexuniv.co.jp/

−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その207>−−−−−−−−−−−−

貸株サービス 使う理由、使わない理由

 マネックスメールをしっかり読んで勉強しているような「賢明な個人投資家」
であっても「貸株サービス」と言われてピンと来る人は少ないかもしれません。
名前くらいは聞いたことあるけど何だかよくわからないサービスだな、という
のが多くの人の感想ではないでしょうか。

 貸株サービスとは株式を貸株市場で運用して貸株金利を受け取ることができ
るサービスですが、マネックス証券独自のサービスであることから何だかよく
わからない、手続きが面倒なのではないか、と理解されていないのが現状です。

 「資産設計塾 実践編」(188ページ)でも紹介していますが私は自分の資産
運用にこの貸株サービスを積極的に活用しています。ただはじめる前にリスク
を認識してから活用するかの判断をすべきと考えます。

●先にリスク/デメリットを認識しよう
 資産設計の基本は「リターンではなくリスクから考える」ことです。リスク
を知っていれば、残りはメリットと考えられるからです。最悪の事態に何が起
こるかは事前にチェックするのが鉄則です。では貸株サービスには果たしてど
んなリスク/デメリットがあるのでしょうか。

まず株主としての権利に関するリスクです。

 貸株サービスを利用すると、貸出した株券の所有権はマネックス証券に移転
します。つまり権利確定日(決算日等)を越えると株主優待、議決権などの権
利を失うのです。株主優待が目的の場合、もらい損ねないよう株主優待対象銘
柄を権利確定日の前だけ貸株対象から外す、あるいはそのような銘柄は貸株サ
ービスの対象外にする、といった対応をしなければなりません。

 また配当金も受け取る事はできません。ただしこれは配当金相当額として配
当金相当額がマネックス証券から支払われます。例えば1,000円の配当があった
場合、配当金は10%源泉徴収されて900円となりますが、貸株サービス利用の場
合、配当がもらえない代わりに貸株金利に900円が配当金相当額として追加され
ることになります。ただしこれは雑所得です。

 もう1つのリスクはマネックス証券の信用リスクです。貸株サービスを利用す
るとマネックス証券の信用リスクを負うことになります。例えば貸株サービス
を利用中にマネックス証券が倒産した場合には、投資者保護基金による保護対
象にはならず、一般債権者になります。

貸株サービスの注意事項を詳しく知りたい場合はこちら
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1900/lend/caution.htm

 逆に貸株サービスのメリットについてもマネックス証券のホームページで確
認しておきましょう。売買に制限が無く、申込むだけで株式に貸株金利がつく
という利便性は意外に知られていないものです。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1900/lend/index.htm

●使うべきか使わないべきかの意思決定プロセス
 貸株サービスを使うべきか使わないべきか?判断するための意思決定は次の
ような3段階に分けて考えれば良いのではないでしょうか。

<プロセス1> 信用口座を持っているか?
信用口座を開設している人は貸株サービスを残念ながら利用できません。持っ
ていない人だけがプロセス2に進みます。

<プロセス2> リスク/デメリットを認識しているか?
今回説明したようなリスクをしっかり認識することが必要です。メリットばか
りを聞いて後から「こんなはずでは・・・」と思わないためにもまず詳細をしっ
かり理解することが大切です。リスクについて納得できるならプロセス3です。

<プロセス3> メリットがリスク/デメリットより大きいか?
プロセス2で確認したデメリットより貸株金利を受け取るメリットが大きいと判
断できるか、が最終ポイントです。

 3つのプロセスをクリアできたら、活用すれば良いのです。納得できなければ
無理に使う必要はありません。

●申込方法
 申込には郵送の手続きが必要です。申込書類に必要事項を記入の上郵送すると
手続き完了後にサービスが開始します。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1900/lend/order.htm

 なお貸株サービス登録完了後、すべての株式が自動的に貸出されますので貸
出対象銘柄を確認することを忘れないようにしましょう。貸株金利は毎月まと
めて翌月の10日に自動振込み貸株サービスの金利はログイン後のアセットレビュ
ーの貸株通帳で確認できます。株式が金利を産むのは何だか不思議な気もしま
すが、毎月の受取金額を見るのは楽しいもの。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kashikabu/index.html

 貸株サービスは何となくやったことが無いという人が多いのですが、食わず
嫌いになる前に使う理由、使わない理由をクリアにしておきましょう。

今回の話のまとめ---------
●有名なサービスが良いサービスとは限らない
●新たにはじめる商品・サービスはリスクから考える
●デメリットとメリットを比較して最終判断する

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)


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3.チャートの世界 −第34回−
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−実践編:「三法(さんぽう)」 −

 大きな陽線や陰線の中でもみ合うことがたまにみられます。その場合、「気
迷い」気分が強い相場となって、買っても売ってもほとんどもうからないよう
な状況が続きます。そして放れた方に大きく動くことになるのです。つまり、
「売る、買う、休む」の三法のうち休むことが大切であり、動きがない時はじ
たばた動いてもあまり儲からず、動きが出てから動いても十分間に合う、とい
うことなのです。

図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sanpou.htm

「三法」

図1.では急騰後に一服した後、大きな陽線を引き、その後はその陽線の中での
動きが続きました。下にも上にも抜けそうな展開が何度かあったのですが、
(図の青い矢印)なかなか抜けず、ようやく、抜けたかのように見えます(赤
い矢印)。この間は上下30円程度の幅(図の赤い点線)での動き、で大半がそ
の半分程度の範囲で動き、買っても売ってもなかなか思うように儲からない状
況が続いたということになりました。

図2.では図1.で上に抜けたことを確認するような動きとなり、そのまま上
伸となりました。その後いったんは抜けた水準(図の青い矢印のところ、上の
方の赤い点線)まで下落する場面もありましたが、今まで抜けなかったところ
が、今度は下値のサポートとして機能した例となりました。

図3.では上昇後の調整局面で「三法」となった例です。下げの過程で大きな
陰線を引き、その中での保ち合いの動きとなってもっとさがるのか、ここから
反発するのかはっきりしない状況が続き、赤い矢印のところで上に抜け、反発
が期待されます。

図4.では図3.で上に放れ、戻りとなって来ました。今までのトレンド(調
整局面)が変わるケースで「三法」となったと考えられます。このケースでも
下に抜けるか上に抜けるかはっきりしてからでも十分取れたことになり、逆に
はっきりと方向が定まるまでは何をしても上下に振らされるだけで、なかなか
うまく値幅をとることは出来なかったのではないかと思います。

図5.も上昇を続ける中で大きな陽線を引いた後、もみ合いとなった例です。
下がりそうで下がらないような状況が続いたあと、上値を抜けるかのような動
きを見せましたが、「上ヒゲ線」となり抜けるような形にはなりませんでした。
上値をしっかりと抑えられ、抜けきらなかったことで、大きな陽線の中での動
き(赤い点線に挟まれた水準)が続くものと思われます。

図6.では図5.で上値の重さを確認した後(左の赤い矢印)、すぐに再び抜
けて来ました(右の赤い矢印)今度は引け値ベースで抜けてきたことで期待が
膨らみ、次の日に高く寄付いたことで、抜けたこと(「三法」となったこと)
が確認されたものと思います。保ち合いを抜けたということで、買い気もふく
らみ、その後の上昇に結びついたものと思います。

図7.は一度大きく上に放れて大きな陽線を引いたのですがその後すぐに下落、
「窓埋め」となりました。その後も戻りを見せたのですが、大きな陽線を抜け
切れず(図の青い矢印)反落、それでも大きな陽線の下値では反発となり、再
び大きな陽線を引きました(図の赤い矢印)そしてその後は先に引いた大きな
陽線とその後の大きな陽線の範囲内での動きとなり「三法」を形作りました。
一番最初の大きな陽線はあっさりと下に抜け、次にもみ合いの中で引いた大き
な陽線を挟むように保ちあいとなりました。最後のところでは上に抜けるかど
うかという形になり、いよいよ保ち合い放れ、「上げ三法」となるかどうかと
いうところです。

図8.では図7.の後に上に抜け、「次」の段階に入った感じです。青い点線
で挟まれた水準でのもみ合いに入ったとも考えられますが、いずれにしても
「上げ三法」(赤い点線)となったことが確認されました。

図9.では上昇を続けたあと大きな陽線(図の赤い矢印)を引き、その後はそ
の中での動きとなりました。どちらに放れるかが注目されたところですが、図
のように上に放れて「上げ三法」となったと考えられ、上昇局面になったと考
えられます。

図10.では図9.で上昇局面が続くと考えられたものがすぐに反落となりま
したが、図の青い矢印で示したように、それまでの上値抵抗線(上の赤い点線)
が今度は下値のサポートとなって上伸となり、「上げ三法」が正解であったこ
とが確認されました。

 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。


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4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「LiViNG EXE」01号にマネックス・ユニバーシティ廣澤が掲載されました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
  
  「LiViNG EXE」01号 「マネーの真髄」コーナーで廣澤知子が金融機関を
  活用した効率的な資産運用術についてコメントしております。
http://www.monexuniv.co.jp/2006/02/living_exe31.html


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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2月24日   <コラボレーション>

 当社の販売するオルタナティブ・ファンドであるアジア・フォーカスは、マ
ネックス・オルタナティブ・インベストメンツ(MAI)とシンガポールのフ
ルトンという会社の協働によって運用されています。フルトンは、シンガポー
ル政府の投資部門であるタマセックという会社のファンド・マネジメント部門
で、プロフェッショナルの世界ではよく知られた会社ですが、縁があって1年
半ほど前から付き合いが始まりました。

 今回、アジア・フォーカスの運用状況の確認や今後の戦略を話し合うために
双方から4人ずつが集まって集中ミーティングをしました。ディナーの席で明
らかになったのですが、フルトンのCEOとCIO(投資責任者)は1986
年からの20年来の知人とのことでした。私と、日本サイドのCIOであるT
氏との付き合いも全く同様に1986年からです。投資はリターンだけがテー
マではなく、リスク調整後のリターンをどれだけ高めるかが肝要であり、リス
クを下げることは、リターンを上げることと同様に重要です。そして、リスク
を下げる1つの大きな方法は、信頼できるネットワークを活用して、未知の部
分をなるべく減らすことです。

 ミーティングには20年の知己が二組もいた訳ですが、フルトンとMAIの
間の良好な関係も、今後20年の知己となるように、大切に育んでいきたいと
思います。いい人達との、仕事上のコラボレーションは、素晴らしいものですネ。

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3月1日(水)開催 オンラインセミナー
      eワラント超初心者必見!「eワラント基礎の基礎」
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  個別株のみならず、コモディティや為替、バスケットなど、種類豊富な
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  わかりやすく解説致します。
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3月2日(木)開催セミナー
  「マーケットストーリー読解の鉄則・・・これがプロの情報収集法だ!」
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  株式投資に関する情報は、新聞、雑誌、テレビ、インターネットと溢れ
  ていますが、効率よく、自分にあった情報収集を見つけることが、投資
  を成功させる近道になります。この講演会では、株式新聞ウィークリー
  編集長 櫻井氏をお迎えし、マーケットを読み解く情報収集の方法をお
  話いただきます。
http://www.monexuniv.co.jp/2006/02/living_exe31.html

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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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