マネックスメール 2006年3月3日(金)

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マネックスメール 2006年3月3日(金)

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 マネックスメール<第1616号 2006年3月3日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.資産設計への道
  〜その208 自己資金でやった株式投資 − 1年後の結果  内藤 忍 3.チャートの世界 −第35回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
量的緩和解除を懸念する動きは一服となるも先物主導で大幅安

日経平均            15,663.34 (▲246.42)
日経225先物         15,690 (▲250 )
TOPIX            1,612.96 (▲ 19.28)
単純平均             512.92 (▲ 6.95)
東証二部指数           4,780.15 (▲ 61.89)
日経ジャスダック平均       2,519.77 (▲ 32.50)
東証一部
値上がり銘柄数          345銘柄
値下がり銘柄数         1,269銘柄
変わらず             82銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ            74.69% -8.82%
売買高            17億3124万株(概算)
売買代金        2兆1918億9100万円(概算)
時価総額          512兆3416億円(概算)
為替(15時)          116.36円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったことや寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が売り越しとなったこと、シカゴ市場(CME)の日経平均が大幅安となったこと、消費者物価指数(CPI)が予想を若干上回って、量的緩和解除が早まるのではないかとの観測、などがあって売り先行の始まりとなりました。それでも米国市場が底堅かったこと、為替や債券の反応が量的緩和解除を「織り込み済み」とするような反応となったことなどから、寄り付きの売りが一巡した後は買い戻しや押し目買いが入り底堅い動きとなりました。
 底堅い動きから戻りを見せた相場も量的緩和解除を懸念する動きが根強く、戻りの鈍さを嫌気したところで先物へのまとまった売りが出ると買い手控え気分も強くなり、週末のヘッジ売りや手仕舞い売りもかさみじりじりと値を崩す展開となりました。後場に入っても先物へのまとまった売りも断続的に続き、結局大引けまで売りが続き安値圏の引けとなりました。

 小型銘柄を見切る動きは今日も続き、いいところなく軟調な推移となりました。値動きの良さを頼りにここまで買いあがられた銘柄が多いだけにセンチメントが売りに傾いているうちは「戻れば売り」はもちろん「下がれば売り」、つまり「上がるから買う、買うから上がる」の反対で「売るから下がる、下がるから売る」という「逆スパイラル」の動きとなってしまっているようです。
 これまで、市場への影響がほとんどないということで見向きもされなかった日銀政策決定会合が今度は注目を集めています。ただ、本日の為替や債券の動きを見ていると量的緩和解除はほとんど織り込んでいるのではないでしょうか。量的緩和そのものが「異常な」事態であって、それを解除することは「普通」に戻るだけなのですが、大きく騒ぐことでますます疑心暗鬼になっているような感じです。

(投資情報センター 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ヘッジ(へっじ)
 保有している有価証券等の価格変動のリスクを、先物などを売買することに よって回避することをいう。例えば、株式を保有している場合、値下がりに よるリスクを回避したい場合は、先物を売る取引となる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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 『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)
http://spn05619.co.hontsuna.com/article/1670803.html
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◆個別銘柄◆ 

 ・電力・ガス株、食品株の一角などディフェンシブ銘柄が堅調

ファーストリテイリング (9983)  9,950円 ▼10 円 :100株単位
 「ユニクロ」の2月既存店売上高が前年同月比6.3%増と発表され、前場
は大きく値を上げましたが、相場全体の地合いの悪さに押されて上げ幅を縮小
し、引けは小幅安となりました。

新日本製鐵 (5401)  457円 △4 円 
 高い配当利回りに注目した買いが集まり、軟調な展開となった銘柄が多かっ
た中で、堅調な引けとなりました。

昭和シェル石油 (5002)  1,311円 ▼2 円 :100株単位
 ニューヨーク市場で原油先物価格が堅調だったことを受けて、前場は値を上
げていたのですが、後場に入ってからは目先的な利食い売りなどに押されて、
小幅安で引けました。

伊藤園 (2593)  3,690円 △50 円 :100株単位
 主力商品である「お〜いお茶」が寄与し、第3四半期の連結業績が好調だっ
たことを好感して買いが集まり、引けは堅調となりました。

三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)  1,690,000円 ▼20,000 円
:1株単位
 グループ傘下の銀行本・支店間で振込手数料を無料にすると報じられました
が、銀行同士の競争激化を懸念する見方もあって売りが優勢となり、軟調な展
開が続きました。

日揮 (1963)  2,185円 ▼130 円 
 中東情勢が緊迫していることを嫌気して、同社などプラント関連銘柄が売り
に押され、大幅安で引けました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


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2.資産設計への道 
  〜その208 自己資金でやった株式投資 − 1年後の結果  内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

=============<資産設計情報>==============
早稲田大学オープンカレッジで超初心者のための「内藤忍の資産設計塾」(定
員60名)を開講します(先着順)。詳細については下記Webをご覧ください。
http://www.waseda.jp/extension/

3月11日(土)マネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティが開催されます。
分散投資から銘柄選択まで、資産設計の基本を勉強されたい方はどうぞ。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/unyo.html
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その208>−−−−−−−−−−−−

自己資金でやった株式投資 − 1年後の結果

 本コラムの2005年3月18日に「自分のお金ではじめた」株式投資について書き
ました。その後の運用状況について報告してみたいと思います。

2005年3月18日のバックナンバーはこちら
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/005744.html

 当初3週間足らずの運用で同じ時期のTOPIX上昇率を11%以上も上回る上々の
滑り出しでした。その後3銘柄を売却していますが、大半は保有したままです。
現状はどのようになっているでしょうか。

●株式投資は最後にやる投資
 そんな1年後の投資結果について話をする前にこれから資産運用をはじめよう
という人に申し上げたいことがあります。それは「株式投資は最後にやる投資」
であるということです。

 投資の初心者が最初に陥るワナがこの「投資=株式投資」と思い込んでしま
うというものです。そして個別銘柄を選択するのに好きな銘柄、知っている銘
柄から入ってしまう失敗です。

 好きな銘柄、知っている銘柄に投資をしなさいとアドバイスする「マネー専
門家」もいますがそれで実績が上がるほど株式投資は甘いものではありません。
銘柄選択投資が成功したかはインデックスを上回ったかどうかで判断できます。
例えば昨年1年間自分で銘柄選択して株式運用した人はインデックスである
TOPIXの上昇率約45%よりも高いリターンを実現できなければ成功したとは言え
ません。インデックスファンドを買った方が高いリターンになるからです。

 果たしてどの位の人が成功したと言えるのでしょうか。

●アセットアロケーションが基本
 資産運用においては銘柄選択をいきなりはじめるよりもまずはアセットアロ
ケーションに力を入れるべきです。私自身も個人金融資産の約3割を日本株式に
配分しています。そしてそのうちの大半は自分で選択した現物株式に投資をし
ています。

つまり
 アセットアロケーション → 銘柄選択 → 投資タイミングという順番で
意思決定をしているのです。最初から銘柄選択、投資タイミングを考える方法
ではなく、資産設計の基本に忠実な方法です。

 しかし多くの個人投資家は銘柄選択と投資タイミングだけに時間を割いてい
ます。このような方法ではどうしても株式に対するリスクを取りすぎることに
なり、長期的なリターンに結びつけるのが難しくなります。

●人のやらないことをやる
 では銘柄選択の話を進めましょう。私が現物株式で投資している日本株は知
らない、無名、地味な会社がほとんどです。具体的な銘柄はこのコラムには書
けませんが1年前の3月1日に購入した11銘柄(拙書「資産設計塾 実践編」参照)
については割安感の薄れたと判断したものは売却し現状8銘柄を保有しています
。これは独立系の投資顧問会社バリューサーチ投資顧問の松野社長が開発した
分析手法を応用した方法です。

バリューサーチ投資顧問
http://www.value-search.co.jp

 直近までの11銘柄のリターンは平均で57.6%です。これは同期間のTOPIXのリ
ターン38.8%を約20%上回る数字です。実際には現在の価格以上で既に売却し
ている銘柄が3つありますので、25%近いリターンの差になりました。

 結果が出ているからといって、この方法が絶対に成功するという保証はあり
ません。このような投資手法以外にも様々な銘柄選択法があります。ここで申
し上げたいことは人がやらない方法でなければ人より優れたリターンは実現で
きないということです。

 皆がやっている方法を真似しても、その方法で発掘された銘柄は既に他の人
が買ってしまっています。皆がやるから、最近流行っているから、という理由
で投資しても成功しない理由がおわかりいただけると思います。

 もし自分の銘柄選択手法が確立していないのであれば無理に銘柄選択をする
必要はありません。まずはアセットアロケーションをしっかりと行うだけで十
分です。自分で銘柄を選ぶアクティブ運用の難しさを理解した上で、自分の独
自の方法でリターンをあげられる自信がついたら個別銘柄選択をはじめれば良
いのです。

今回の話のまとめ---------
●株式投資は最後にやる投資
●アセットアロケーションが運用の基本
●皆がやっていることを真似しても投資は成功しない


ではまた来週・・・。


内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)


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3.チャートの世界 −第35回−
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−実践編:「空(くう)」 −

 「空」とか「窓」とか呼ばれ、株価のないところがあります。この「空」が
上昇時も下落時も「節目」となることが多く、「空」を空けた相場、チャート
ではその「空」に注目することが大切です。実際にどのように「節目」となる
かを見て、「空」を空けたときには是非注目していきたいものです。

図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Kuu.htm

「空」

 図1.では10月に付けた高値を抜ける過程で図の赤い丸で示したような「空
(=窓)を空けました。その後は窓を「空は空いた方に向かう」という定石通
り上昇したものの上ヒゲ線や「首吊り足」のような足を引き下落となりました。
「押し戻りは空まで」という定石通り、空(窓)を埋めたところで下げ止まる
かといったところです(赤い矢印)。ちょうど10月の高値水準でもあり(図の
青い点線)上下に長いヒゲを引いて底値となり、ここから反発してくるかどう
かといったところです。

 図2.は図1.で底値かと思われたところで、しっかりと下げ止まりました。
その後も青い矢印で示したように「窓埋め」のような動きもありましたが、しっ
かりと「押しは空まで」となったわけです。この水準で(赤い矢印)下げ止っ
たから良かったものの、下げ止まらないと一気に下落となったのかもしれませ
ん。

 図3.でも図1.図2.の例と同じように9月の高値(図の青い点線)を抜け
て「空」を空け、上伸しました。その後押し目を作る過程で青い矢印のように
「押しは空まで」を実践するかのように二度も押し目を作り上伸、高値を付け
るに到ったのです。そして下落となったのですが、果たして今度も赤い矢印の
ところで「押しは空まで」と言うことが通用するのでしょうか?

 図4.は実はまだ答えが出ていない状況です。1月の高値を抜けない限り、
「押し目だった」とは言い切れないのですが、とりあえず目先的にはしっかり
と窓を埋めたところで「底入れ」となってはいます。

 図5.は大きな意味で「三空飛び上げ」となったケースです。その後の押し
目を下がる過程で一番上の空(窓)では下げ止まらず、返って戻りの目処となっ
てしまいました。(青い矢印)次に二番目の空で下げ止ったかに見えたのです
が再び割り込み、次は9月の高値あるいは上に抜けてくる過程でいちばん最初に
空けた小さな窓が目処となって来るはずです。ただ、まだ9月の高値を意識した
ところで二番目の大きな空を割り込み、「窓埋め」となったところで底入れ、
という可能性も捨てきれず(少し割り込んでしまいましたが、下ヒゲの長い足
となったことで「たくり足」ではないかと疑ってかかればいいのです)、ここ
からは下がれば下値での買い指値、上がれば逆指値で二番目の空を戻りきった
ところで買い、と言う手法が取れるものと思います。

 図6.では図5.で方針を決めたのですが、二番目の「空(=窓、節目)」
を抜けた時点で(図の赤い矢印)「窓埋め完了」からの切り返しとなり、底入
れのシグナルとなりました。ローソク足の形もいわゆる「三川」となり、しか
も下ヒゲの長いたくり足で底入れとなったことで反発が期待されたものと思わ
れます。一気に窓を埋めてきたことで上昇に弾みがついてくるパターンです。

 図7.は今度は下落時に節目となる水準(図の薄い桃色で示した水準、1月、
3月の安値水準)を「空(=窓)」をあけて割り込んだケースです。一気に下
落となった後はすぐに反発となったのですが(図の青い矢印)一気に下落となっ
た時点の高値と同じ水準までしか戻らず窓を埋めることなく「毛抜き天井」の
ような形で再び下落となったのです。その後も下落を続けたのですが、今度は
「毛抜き底」を形成して下値で十字足を引き、「空(=窓)」の水準まで戻り
を見せて来ました。この時点では(赤い矢印)「窓埋め」となっていないので
すが、ほぼ埋め切ったところで「かぶせ線」となり、「戻りは空まで」という
定石を思い出させる状況となりました。

 図8.では図7.で「かぶせ線」を引いて軟調な動きとなり、その後も最初
に付けた安値の水準(図の青い点線)と窓を開けた水準(図の赤い点線で挟ま
れた水準)の間での動きとなり、「戻りは空まで」と言うことが嫌というほど
わかった相場となりました。

 図9.では「空(=窓)」を空けて下がった後、「空は空いた方に動く」と
いうことにはならず、すぐに窓を埋めるかのような動きとなりました。図9.
の時点では完全に「窓埋め」となっておらず、窓を埋める動きとなるのか埋め
きらずに早めに下落となるのか、「空は空けた方に動く」ということがダマシ
となってここから上昇していくのかが注目されます

 図10.では図9.の「空は空けた方に動く」ことが正解となったことを示し
ており、いったん「戻りは空まで」となった後も窓を空けて大きく下げた陰線
の安値を割り込まずに反発となったのですが、その後の戻りもきっちりと窓を
埋めて終了し、下落を続ける、と言う動きになったのです。ここでも「戻りは
空まで」ということが確認されました。


 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

3月3日    <桃の節供>

 今日は雛祭り、桃の節供です。元々は中国の漢の時代に、3月の最初の巳
(み)の日である上巳(じょうし)に水辺で身を清める行事であり、上巳の節
供と言うそうです。それが魏の時代に3月3日に固定され、日本にも伝わり、
西暦701年3月3日に宮中で宴が開かれ、律令でも宮中年中行事として定め
られたそうです。う〜む。そんなんに長い歴史がある行事だとは知りませんで
した。

 野山に出掛けて薬草を摘み、その薬草で体のけがれをお祓いする。そんな由
来から、雛祭りの日にはよもぎ餅を食べるようです。また、大晦日に息を吹き
かけて身代わりになってもらう形代(かたしろ)のように、自分の災厄の身代
わりとして紙人形を川に流す「流し雛」が始まり、それが雛祭りへと発展した
そうです。要は雛祭りは、元々はお祓いの行事だったようです。

 こういった由来を知ると、雛人形は早く片付けた方がいいことも自ずと分か
ります。古くからの行事の背景を知ることは、気持ちも豊かになり、素敵なこ
とです。もっときちんと広く、こういったことが言い伝えられるといいと思い
ます。先ずは自分から、今日はそんな古に思いを馳せて、伝統を大切にするよ
うに心掛けたいと思います。


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  日時:2006年3月10日(金)16:00開始
               16:45終了予定

  応募締切: 2006年3月8日(水)13:00

  定員 200名様
  *応募多数の場合、抽選となります。抽選結果は開催日の前日にメール
   でお知らせいたします。ご参加いただける方には、同日、接続用の
   URL、ID、パスワードなどをお送りします。

参加ご希望のお客様は、下記のフォームからお申込みください。
URLURLURL

【ご参加に関しての注意事項】
<お客様の接続環境について>
1パソコンのOSの種類
Windows XP, Windows 2000, Windows ME, Windows 98SE, MacOS X10.3以上
2.ブラウザーの種類
Internet Explorer 5.5以上、Netscape 6.0以上、Safari 1.2以上
(要Flash Player 7)
3.パソコンの機能
CPU:PentiumIII 633MHz以上,Celeron 1.5GHz以上, PowerPC G4 500MHz以上
メモリ:256MB以上
4.回線の接続状況
ブロードバンド環境(下り512kbps以上, 上り256kbps以上)推奨

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