マネックスメール 2006年3月7日(火)

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マネックスメール 2006年3月7日(火)

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 マネックスメール<第1618号 2006年3月7日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
 3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 4.だから投資は面白い
 5.投信売れ筋ランキング
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

量的緩和解除やSQに対する懸念から買い手控え気分が強く大幅安

日経平均            15,726.02 (▼175.14)
日経225先物         15,750 (▼160 )
TOPIX            1,617.87 (▼ 8.59)
単純平均             513.65 (▼ 2.65)
東証二部指数           4,754.77 (▼ 27.82)
日経ジャスダック平均       2,511.60 (▼ 14.31)
東証一部
値上がり銘柄数          536銘柄
値下がり銘柄数         1,064銘柄
変わらず             94銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ            72.56%  ▼ 2.01%
売買高            16億4426万株(概算)
売買代金        2兆2480億7800万円(概算)
時価総額          513兆9683億円(概算)
為替(15時)          117.60円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は軟調となりましたが、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、
外資系12社ベース)が大幅買い越しということもあって底堅い動きが期待され
ましたが、SQ(特別清算指数)算出日を控え、日銀の金融政策決定会合を控え量
的緩和解除への懸念もあり、手控え気分の強い中、先物主導で大幅安となりま
した。為替が円安となったことからハイテク銘柄の一角や輸出関連銘柄は堅調
となるものも散見されましたが上値を積極的に買い上がる動きとはならず、相
場の地合いに押されるものが多くなりました。

 それでも前場中ごろまでは好業績銘柄を中心に押し目買いも入り底堅い動き
となっていたのですが、先物への仕掛け的なまとまった売りが出ると下げ幅を
広げ大幅安となりました。昼の市場外取引も大口の売買があったと伝えられた
ことから先物への思惑的な売りも入り一段安となり、積極的に買う動きよりは
見切り売りを急ぐ動きの方が優勢で、目先筋の買戻しが入ってもなかなか切り
返す動きにはならない状況が最後まで続きました。

 小型銘柄も個人投資家を中心とした見切り売りに押されるものが多く、終始
軟調な動きとなりました。戻りが期待された東証マザーズなどの新興市場銘柄
も「下がれば買い」と言う動きではなく「戻れば売り」と言う意識が強く、切
り返す動きも戻る動きもなく軟調な展開が続きました。為替が円安に振れても
量的緩和解除をある程度織り込んだとされても買い方の回転が止まっており、
買い意欲も旺盛とならないようです。

 量的緩和解除やSQへの懸念が強く、買い手控え気分が強くなっていますが、
期末要因やSQなどの特殊要因で売られるような場面は好業績銘柄や高配当銘柄
の仕込み場となることも多いのではないかと思います。足下の業績が好調な中
では地合いが良ければ買い気も出てくるものと思います。


 (投資情報センター 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・輸出関連銘柄(ゆしゅつかんれんめいがら)
 売上げ構成に占める輸出比率の高い銘柄のことをさす。そのため、為替の動
 向が収益に影響を与えやすい。例えば、輸出をして外国で物を売った場合に、
 外貨が手に入るが、為替が円安だと円に換えた時により多くの利益を得るこ
 とができる。そのため輸出関連銘柄は円安の際に物色される傾向にある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆

軟調な相場の中で好業績銘柄、高配当銘柄の一角は引続き堅調

石川島播磨重工業 (7013) 331円 △9 円 
 3期ぶりの復配を好感する向きもあって買いが集まり、朝方から堅調な動き
となりました。

大成建設 (1801) 512円 ▼16 円 
 同社など建設株は、ここのところ上値の重い展開が続いていたことや、札幌
の耐震偽装が報じられたことなどが材料となって売りが優勢となり、軟調な動
きが続きました。

東京電力 (9501) 3,090円 ▼70 円 :100株単位
 外資系証券が投資判断を引き下げたことなどが材料となって、売りに押され
る展開となり、さえない動きとなりました。

大同特殊鋼 (5471) 1,025円 △17 円 
 日立金属(5486)との資本・業務提携が報じられたことで朝方から買いが集
まり、堅調な動きが続きました。

東芝 (6502) 636円 ▼17 円 
 米国ナスダック市場が軟調だったことや、相次ぐ大型買収・設備投資案件で
財務負担を懸念する声もあり上値が重く、大幅安で引けました。

本田技研工業 (7267) 6,900円 △150 円 :100株単位
 円安基調にあったことで自動車株がしっかりとした動きとなり、同社株は大
幅高で引けました。


◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


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2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

資金需要と増資

 公募増資による資金調達を行う企業が増加しています。良好な株式市場環境
を反映し、徐々に様々な形での資金調達は既に活発化していたものの、特に年
明け以降目立つのは、発行額が1,000億円を超える様な規模が大きなものが増え
ている、歴史ある企業がバブル期以来の公募増資を行うケースが増えていると
いう点です。

 背景としては、昨年来からの株式市場の上昇という市場環境がまず挙げられ
ますが、実際に企業の資金需要が拡大しているという状況もあるとみられます。
企業の設備投資動向は、機械受注統計の動向を見ても、引き続き堅調な拡大が
予想されます。又、銀行貸出の状況についても、融資残高全体の減少に歯止め
がかかり、拡大に転じようとしています。実際に企業調査を行っている立場か
らも、企業の経営姿勢がこれまでの債務の返済、リストラといった後ろ向きな
ものからの生産能力拡大といった前向きなものに変化している雰囲気が感じら
れます。

 又、企業の収益性の観点からは、法人企業統計を見ても、経常利益率が向上、
かつ高水準な状況にあり、そのことからも資金を調達し事業を拡大する合理性
は増しているといえます。

 ただし、当然ながら増資による資金調達は、それに見合った収益の向上がな
ければ、株式需給悪化、資本効率の悪化を伴い株価の下落要因となります。現
在の良好な株式需給環境を前提とすれば、巨額の資金調達も一旦は吸収可能か
もしれませんが、調達資金の有効な活用がなされなければ結果的には株価の下
落を招き、やはり公募増資が株価のピークの象徴だったということにもなりか
ねません。

 企業の資金調達に対する規律は過去のバブル期に比べ格段に向上していると
見られますが、現在はその真価が問われている局面ともいえます。投資家とし
ては、個々の企業に対し、その資金調達が有効なものかといった見極めが一層
重要になってくるといえます。


◆ ザ・ファンド@マネックス
DKAの新井剛ファンドマネージャーが運用を担当します。国内株式を主要投
資対象とするノーロードのマネックス証券専用ファンド。
1万円からの月次積立もできます。運用状況はマネックス証券のホームページ
でご覧頂けます。詳細は当社ホームページをご覧ください。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。


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3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第40回−インド株投信のヘッジ再訪
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◆◇◆◇◆期間限定 米ドルeワラントスプレッド1銭!キャンペーン◇◆◇◆◇

  2月1日(水)から3月31日(金)までの2ヶ月間、米ドルeワラント全銘柄の
売買スプレッド(販売価格と買取価格の差)を1ワラント当たり0.01円(1銭)
とする「米ドルeワラント売買スプレッド1銭キャンペーン」を実施しています。


 米ドルeワラントは米ドル相場への投資を可能としたカバード・ワラントで
す。今回、米ドルeワラントの販売価格と買取価格の差を1銭と極めて低く設定
することにより、投資商品としての魅力を向上させ、より多くの投資家の方に
ご利用いただけるようにしました。ぜひご活用ください。

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(注意)取引手数料は通常通り発生します。当該キャンペーンの対象とする売
買スプレッドは米ドルeワラントの販売価格と買取価格の差のことを指します。
また、米ドルeワラント取引におけるその他一般的なリスクに関しても、通常の
取引におけるリスクと変わりはなく、ハイリスク・ハイリターンな商品です
(損失は投資金額に限定)。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 昨年、日本株とインド株はともに非常に良いパフォーマンスでした。今年に
入ると、日本株は調整を続ける一方、インド株は引き続き好調で、NIFTY(ニフ
ティ)指数で1月2日の2,835.95ルピーから3月6日には、3,190.40ルピーまで上
昇しています。なお、この期間の同指数の上昇率は+12.5%にもなりました。

 一方で、インド株の上昇ピッチが早いことに対する警戒感や、同国のいまま
での指標から見て割高な水準まで買われているという考えもあり、調整の可能
性についても懸念が出始めているようです。昨年10月25日付けのメルマガで、
インド株eワラントを用いたインド株投信のヘッジをご紹介しました。その際は
、NIFTYは10月25日の2,418.20ルピーから、10月28日の2,316.05ルピーまで4.2%
下げて底を打ち、その後、反転上昇しました。

 そこで、今週は、短期的にはインド株の調整があるかもしれないと考える方
のために、eワラントを用いたヘッジ手法を再度ご紹介します。

■なぜインド株投信のヘッジが有効か?

◇インド株投信は販売手数料が高いものが多い

 インド株投信は、購入時にかかる販売手数料が3%以上もするものが多く、売
買を繰り返すことは得策ではありません。例えば、仮に販売手数料が3%だとす
ると、投信の価格が下落しそうだと思って売却した後で、買い戻す度に3%もの
コストを支払わなければなりません。つまり、下落をヘッジする方法が別にあ
り、そのコストが3%以内であれば「相場の保険」を購入した方が安上がりとな
る訳です。この「相場の保険」として用いることができるのがNIFTYeワラ
ントプット型です。

◇インド株投信の運用目標(ベンチマーク)としてNIFTY指数が用いられ
ることが多く、NIFTYeワラントはヘッジに便利

  NIFTYeワラントプット型利用のメリットは、対象がインドの代表的な株価
指数であるS&P CNX NIFTY指数であることです。この株価指数をベンチマークに
しているインド株投信も多く、完全ではないものの大部分のインド株投信の値
動きに対してヘッジ効果が期待できます。

■ヘッジの手順(2006年3月7日時点で考えるなら)
ちょっとインド株の先行きが不安という場合は、以下の手順でヘッジを考えます。

◎手順1: 権利行使価格は現在の参照原資産価格に近いプット型を用いる

 本日のNIFTYの取引開始価格が3,190.45ルピーだったので、現時点で権利行使
価格が最も近いプットはS&P CNX NIFTYプット7回(権利行使価格3,000ルピー、
満期日2006年7月19日)です。但し、権利行使価格が3,000ルピーと現在の水準
からちょっと離れていて、満期日まで保有した場合には3,000ルピー以下になら
ないと受け取りが発生しない(ゼロ、つまり“掛け捨て”)点にご注意くださ
い。なお、満期日前の売却は可能です(取引時間に注意、また、売買停止時を
除く)。

◎手順2: ヘッジ対象となる投信残高を確認

 保有投信の残高を円ベースで確認します。例えばここでは評価額で、30万円
程度保有しているとします。

◎手順3: ヘッジ金額をギアリングで割って購入金額を算出する

 マネックス証券のホームページか、ゴールドマン・サックスのeワラントホー
ムページで、NIFTYプット型7回の詳細情報ページを検索し、ギアリング
値を確認します。(利用頻度の多い実効ギアリングではないのでご注意くださ
い)

NIFTYプット7回の銘柄詳細はこちら↓
http://www.ewarrant.co.jp/market/search/db_view.gscgi?wrt_cod=GI5QEOC

3月7日(火)13:40時点では、ギアリング値は19.15倍となっていました。

30万円のヘッジを考えているので、これをギアリングで割ると、NIFTYプッ
ト7回をどの程度購入すればよいか計算できます。

保有投信残高÷ギアリング値
= 300,000円÷19.15 = 15,665円 がeワラント購入の目安となります。この
金額は、投信残高の約5.2%となりますが、これは満期日の2006年7月まで(4ヶ
月弱)のヘッジコストです。

ギアリングに関する説明はこちら↓
http://www.gs.com/japan/ewarrant/communi/8.html#62

◎手順4: eワラントを購入する
3/7の販売価格(13:40時点)は4.50円でした。これから、購入ワラント数を計算
します。eワラントは1000ワラント単位なので、千単位未満を切り上げます(十
分なヘッジ効果を得るため)。

ギアリングから計算した購入必要金額÷NIFTYeワラント販売価格= 15,665円÷
4.5円 = 3,481ワラント これを切り上げて4,000ワラントとします。

■ヘッジ効果の試算

 上記の計算で、30万円のインド株投信に対して、NIFTYeワラント7回を
ヘッジに用いた場合を考えます。4,000ワラントの購入金額は18,000円(3/7時
点、手数料を除く)となります。

 このNIFTYプット7回を満期日(2006年7月19日)まで保有した場合の損益を試
算すると以下のようになります(インドルピーの対円為替レートは現在と同じ
2.65円/ルピーと仮定します)。

 インド株が大きく上昇するケース1の場合には、ヘッジコスト分が損失とな
りますが、ヘッジ分よりも投信の値上がりの方が大きいと試算されます。また、
ケース4のように、NIFTYが権利行使価格である3,000ポイントから大きく下落す
るほどヘッジの効果も大きくなります。一方で、ケース2のように権利行使価格
と同値の場合や、ケース3のように権利行使価格からの下落の程度が小さい場合
には、結果としてヘッジのメリットは小さくなります。なお、この試算はあく
まで満期日までヘッジ目的のeワラントを保有した場合のものなので、それ以前
にヘッジポジションを解消した場合には、ヘッジコストは一般に少なくなりま
す。これは、“保険“の期間が短ければコストが安いようなものです。ヘッジ
期間は1ヶ月で十分、と考えれば、1ヵ月後に反対売買を行えばより少ないコス
トでヘッジが可能です。

シナリオ   NIFTY  変化率   償還金   ワラント   対30万円比
                  試算   購入コスト  ワラント損益

ケース1 3,500  +9.7%   0円 -18,000円 -6.0%
ケース2 3,000 -5.9%   0円 -18,000円 -6.0%
ケース3 2,800 -12.2%   21,200円 -18,000円 +1.1%
ケース4    2,500 -21.6% 53,000円  -18,000円 +11.7%

■注意点

なお、今回紹介した手法には以下の注意点があります。

◆保有しているインド株投信が株価指数であるNIFTYよりも大きく下落する、あ
るいはNIFTYの上昇ほど保有投信の時価が上昇しないリスクがあります(投資
信託とNIFTY指数とのずれ)。

◆短期ヘッジの場合は、時間価値が残ったまま売却することになるので試算が
必要です。この場合は、予めシミュレーターで保有想定期間の試算を行って
みましょう。現時点で理論派シミュレーターを用いて試算を行うなら、ルピ
ー金利は8%程度、配当利回りは1.22%、為替レートは2.65円/インドルピー
を用いると実勢に近い値が得られると考えられます。

以上のように、NIFTYeワラントプットを用いたインド株投信のヘッジは意外と
簡単です。インド株の下落が心配という時に利用を考えてみてはいかがでしょ
うか?

本日のポイント: NIFTYeワラントプット型でインド株投信のヘッジ

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)
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上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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4.だから投資は面白い!
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 −はじめに−

 このコラムでは、これから株式投資を始めるにあたって、どんな材料をもと
にどんな銘柄を買えばいいのかについて、考えていきたいと思っております。
 最近は株式投資についての情報が氾濫しており、どの情報を生かしていけば
いいのか、混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。
 このコラムを読むことでうまく世の中を吟味し、投資生活をより一層楽しい
ものにしていただければ幸いです。

 −第1回 視野を広げる。−

 どうしても証券会社に勤務していると、友人や親類に会ったときには株式市
場について聞かれることが多くなります。市況が良くなり、株式投資が身近に
なってきたこともあるのでしょう。
 成長性が高いと思われる銘柄についてもよく聞かれます。

 (1)「○○社の商品がすごくいいらしい。○○株がいいと思っているんだけ
 ど、どう思う?」
 (2)「△△社の店って、いつも並んでるし、儲かっているんじゃないかな。
 株を買ったら上がりそうだよね?」

 それぞれが、自ら集めた情報や、日常の光景に目を凝らして銘柄選びをして
おり、私が目にしていない情報を教えてくれることも多く、とても新鮮に感じ
ます。上記のような情報も、投資したい銘柄を判断する上ですごく大切です。
 ただ、企業の業績は内外のさまざまな要素が絡みあって形成され、さらに、
業績だけでなく、株式市場でのさまざまな思惑も加わり株価が動くということ
をよく理解せずに、投資活動を行っている個人投資家の方が多いのではないか、
と考えています。
 パソコンの画面上で動いている株価だけを見ていませんか。投資をしている
会社に今何が起きているか、将来に何が起きようとしているのかをしっかりと
把握して投資をすることが大切ではないでしょうか。

 まず視野を広げて世の中を大きくとらえ、その中で投資したい会社の業績、
株価を形成するたくさんの要素に耳を澄まし、分析し、将来を読む。そして、
投資する。投資成果が現れたときの感激は、何ともいえないものとなるはずで
す。だから、株式投資は面白く、人をひきつけるのではないでしょうか。


 次回からは、株価を構成する要素で一番重要な「企業業績」の分析について
取り上げていきたいと思います。

(マネックス証券 投資情報センター)

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5.投信売れ筋ランキング ベスト5
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1.アジア FOF 連動型投信
2.日経225ノーロードオープン
3.HSBC BRICs オープン
4.Jオープン(店頭・小型株)
5.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド

※マネックス証券の2006年2月27日〜3月3日
 における 約定日ベースの販売ランキングです。
 当ランキングには、 公社債型の投資信託(MRF含む)、
 外貨建てMMF及びマネーポートフォリオは含めておりま
 せん。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 3月7日    <開花>

 今日、皇居の真北から、真南に移動することがありました。このような時、
右廻り・左廻りどちらを取るか、どの道を選ぶか、というのは余程地理に詳し
くないと決めにくいものです。

 しかしこの時期は、選択肢があれば私は迷わず代官町通りを抜けるようにし
ます。何故ならば、様々な花が咲いて、とても楽しいからです。3月から4月
上旬までは、椿が咲き、落ち、色々な種類の桜が次々に蕾を膨らませ、咲き、
レンギョウや、こぶし、或いは木蓮でしょうか、赤、桃、黄、白、あらゆる色
が咲き乱れる、素敵な1ヶ月間です。

 今日もやはり、迷わず代官町通りを抜ける道を選びました。椿の赤以外は、
全てが未だ緑色か茶色で、膨らみかけている蕾も、木肌にくるまれていました。
しかし乾門の近くで、緑の上にレンギョウのものと思われる黄色が、一点だけ
浮かんでいました。

 春はいつも気がつくと、既に周りに充満しているものですが、今日は最初の
一花を見つけた気がして、ちょっと嬉しくなりました。そろそろ東御苑では梅
の花が咲いているでしょうか。満開になる前に、5分でもいいから寄りたいと
思います。


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の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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