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マネックスメール<第1631号 2006年3月27日(月)夕方発行>
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4月16日(日) 第一回 マネックス資産運用フェア
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投資信託をはじめ、債券、ヘッジファンドなど様々な金融商品とその 活用法を知っていただける「第一回 マネックス資産運用フェア」を 開催します。入場無料。充実のセミナー、ミニセミナーを多数開催。 来場者様全員に「オンライントレード読本」もプレゼント。
4月16日(日) 12:00〜17:00
赤坂プリンスホテル 2階 五色の間
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.バンガード・海外投資事情
3.オルタナティブのランダム・トーク
4.株式市場アウトルック
5.投資信託基準価額
6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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ケイティケイ(3035)、ゴールドパック(2589)
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
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堅調な相場展開だがイベントを控え様子見気分が強く小動き
日経平均 16,650.10 (△ 89.23)
日経225先物 16,570 (△100 )
TOPIX 1,693.84 (△ 4.50)
単純平均 548.47 (△ 3.11)
東証二部指数 4,978.73 (△ 14.84)
日経ジャスダック平均 2,618.66 (△ 5.84)
東証一部
値上がり銘柄数 1,123銘柄
値下がり銘柄数 461銘柄
変わらず 114銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 113.09% △10.3%
売買高 16億0486万株(概算)
売買代金 2兆0388億0800万円(概算)
時価総額 539兆4419億円(概算)
為替(15時) 116.65円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が堅調であったことや外国人投資家動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が買い越しとなったことに加え、寄り付き前に発表になった法人企業統計の景気指数が予想を下回ったことなどから金利先高懸念も薄らいで堅調な始まりとなりました。3月決算の権利付き最終売買日ということでも波乱が予想されたのですが、配当利回りが高いことから物色されたような銘柄を中心にもたついた動きとなり堅調ながらも上値の重い展開となりました。
ここまで好業績や高配当を好感して買われていた銘柄も年度内での利益確定の動きや手仕舞い売りに押されるものも散見されました。ただ、一方向に動きが出ることもなく、先物へのまとまった売り買いも断続的なものに過ぎず、ここのところの相場付きに変化はなく小動きに終始する展開となりました。物色対象も引続き絞り切れず、「下げれば買い、上がれば売り」といった感じです。日経平均が2月始めの高値を意識する水準になると戻り売りや見切り売りもかさみ、積極的に上値を追うような動きにはなりませんでした。
小型銘柄もまちまちの展開となって日経ジャスダック平均や二部株指数は堅調なのですが、東証マザーズ指数は大幅安となりました。先物へのまとまった売り買いも少なく、市場全体を牽引するような動きもなく、明日以降の買いにつながるような動きにもなりませんでした。全般的に買い気も強いようなのですが目先的な動きに終始する展開となりました。
明日からは実質月替わりとなって来ますが、地合いが大きく変わるようなことはないのでしょう。機関投資家やディーラーは動き易くはなるものの、本格的にはFOMC(公開市場委員会)や消費者物価指数の発表が終り、日銀短観が出てからではないかと思います。個人投資家が配当を取った後に「次」の銘柄に乗り換える動きもあるのではないかと思われ、基調は強含みに推移するのではないでしょうか。
(投資情報センター 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・FOMC(えふ・おー・えむ・しー)
FOMCというのは公開市場委員会と和訳されるものでFRB(連邦準備制 度理事会=日本の日銀のようなもの)の7人の理事とニューヨーク連銀を含む 5名の地区連銀総裁で構成されるものです。日銀の政策決定会合のように米国 の金融政策を決める最高意思決定機関であり、公定歩合やFF金利(銀行間 で取引される短期金利=短期金利の指標とされる)の誘導目標や景況判断、 及び金融政策の運営方法などを決定するものです。
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◆個別銘柄◆
証券株は安いが不動産株は高く、ハイテク銘柄の一角も堅調
住友チタニ (5726) 19,530円 △220 円 :100株単位
チタンの国内向け大口取引価格交渉が2年連続の値上げでほぼ決着したと報
じられたことで、収益拡大を期待する買いが入り、堅調な動きとなりました。
富士重 (7270) 699円 △13 円
ディーゼルエンジンを搭載した乗用車を2007年末にも投入すると報じられた
ことや、トヨタ自動車(7203)グループとの連携を推進すると伝わったことが
きっかけとなって買いが集まり、堅調な引けとなりました。
東 武 (9001) 632円 △3 円
「第二東京タワー」の建設地を東京都墨田・台東地区とすることで合意した
と報じられ、在京テレビ局などが集まった同プロジェクトの主体である同社に
収益拡大が取り沙汰されて買いが集まり、昨年来高値を更新する場面もあるな
ど堅調な推移となりました。
ブラザー (6448) 1,289円 ▼22 円
先週発表された「新3ヵ年戦略」を受けて、外資系証券が投資判断を引き下
げたことが伝わり、売りが優勢となって引けは軟調となりました。
NOVA (4655) 225円 △19 円
中央教育審議会の外国語専門部会が、英語を小学校から必修とすべきとの報
告をまとめたと報じられ、児童向け英語教室の需要増を期待する見方もあって
買いが集まりました。
ハードオフ (2674) 1,004円 △100 円 :100株単位
安全性を示すPSEマークのついていない中古家電製品の販売禁止措置が話
題となっていましたが、同マークが事実上不要となることが決まったと報じら
れたことで同社株に買い安心感が拡がり、ストップ高比例配分となりました。
◆ランキング◆
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
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2.バンガード・海外投資事情 第213回
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「リバランシングの基本」
賢明な投資家は、株式、債券、短期金融商品からなるポートフォリオの適切
な配分比率を維持することが投資の成功の基本であることを知っています。ま
た、彼らは定期的にポートフォリオを見直して、リバランス(配分比率の修正)
をすることの重要性も認識しています。なぜなら、市場環境の変化を受けてポ
ートフォリオの資産配分が目標とする配分比率から少しずつ逸れてしまう可能
性があるからです。
残念なことにこのような投資の基本は、1990年代の後半においては多くの投
資家から忘れられていました。当時、投資家のポートフォリオは成長株やテク
ノロジー関連株が大部分を占め、結果、当初定めた配分比率から大きく逸れて
いました。こうした投資家は、2000年初めに株式市場が暴落し保有資産が大幅
に目減りした時に、苦い経験をすることになったのです。
「当時、定期的にポートフォリオのリバランスを行っていた投資家は、下げ
相場の影響を幾分緩和することができたでしょう」(バンガード投資カウンセ
リング&リサーチのアナリスト、イェシム・トカト氏)「投資家はリスクコン
トロールのためにあらかじめリバランシングの方針を決めておき、それに従う
ようにすることをお勧めします」
リバランシングのポイント
リバランシングの方針は、あなた自身のポートフォリオの特性によって決ま
ります。「投資目標と資産配分が似ている2人の投資家が、そのリスク許容度の
違いから、異なったリバランスの方針を定めていることも十分にありえるので
す」(トカト氏)以下、リバランシングのポイントをいくつかあげてみましょ
う。
資産クラス間のリターンの相関
ポートフォリオ内の異なる資産クラスのリターンの動きに、高い相関がある
場合(つまり同じような動きをする場合)、当初の配分目標から大きく逸れて
しまう可能性は低いでしょう。おそらくリバランスもそれほど頻繁に必要では
ないかもしれません。一方、資産クラス間のリターンの相関が低い場合、リバ
ランスの必要性は高くなります。
期待リターン
各資産クラスのリターンに幅がある場合(つまり良い時と悪い時のブレが大
きい場合)、ポートフォリオの配分比率は目標から逸れやすく、従って頻繁な
リバランスが必要になるでしょう。
投資予定期間
投資予定期間が長ければ長いほど、ポートフォリオは目標とする資産配分か
ら少しずつですが逸れてしまう可能性があります。
コストの重要性を忘れないでください
「売買手数料や払い戻し手数料、税金などのコストを最小限に抑えることは、
リバランスに際して非常に重要なポイントとなります。」(トカト氏)リバラ
ンスを頻繁にしすぎると、リターンを過度に目減りさせることにもなりかねま
せん。株式と債券に幅広く分散されたポートフォリオを維持するためには、一
年もしくは半年に一度程度の見直しが適当でしょう。一般に、目標の比率から5
パーセント以上逸れていたら、配分比率をリバランスする必要があると言われ
ています。
リバランスの別の方法として、受け取った分配金や配当金を配分比率の低い
資産への投資資金にする方法も考えられます。
「投資家は自分自身の投資目標に最も適したリバランスの方針を決める必要
があるのです」(トカト氏)
※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド
の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託
です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて
も可能。ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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3.オルタナティブのランダム・トーク
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「沖縄金融特区」
本日、第三回沖縄金融専門家会議に参加し、沖縄金融特区の機能を活用する
ビジネス事例を発表します。数年前からちょっと考えていたことを、この会議
の関係者の方と夕食会の話題として出したところ、面白がってくださり、今回
の発表ということになりました。ですから、「事例」というより「持論」なの
ですが、このような発表機会をいただけるとは光栄です。
この持論というのは、「投資の器をファンドのオルタナティブとして上場株
式会社を活用できないか」ということです。
これは、二人の伝説的運用者のITバブル期の結末が異なったということが
きっかけになりました。その一人は、バークシャー・ハサウェイ社のウォーレ
ン・バフェットです。もう一人は、タイガー・マネジメント社のジューリアン
・ロバートソンです。
二人とも、「バリュー型」で長期投資をスタンスとする運用者であり、両方
とも、ITバブル期の成長株の急激な上昇に運用の調子を崩しました。この点
では、二人とも似ています。
ただ、ロバートソン氏の投資の器は、「ヘッジファンド」でした。一方、バ
フェット氏の投資の器は、「上場株式会社」。この違いで、二人の運命は分か
れたのではないかと思いました。
ファンドは、投資家の解約という刀が常に振り上げられている状態で運用し
なければなりません。長期的スタンスの運用者が一番苦しいときに、短期的な
パフォーマンスを理由に投資家の信用が崩れて解約が膨らむと、運用者は自ら
資産を売却して、自分で自分の首を絞めなければなりません。長期的スタンス
としては、ここでは買いたい水準なのに、逆に売らなければならない。「ファ
ンド資本主義」の限界です。
一方、上場株式会社であれば、時価総額の下落はあるかもしれませんが、投
資資本の解約はありません。ですから、運用者は投資ポジションをじっくりと
持つことができます。同時に、投資家が運用者に対する信用が崩れた場合、い
つでも市場で処分することができます。運用者にとっては安定した資本、投資
家にとっては流動性が確保できる。これが上場株式会社のメリットです。
もちろん、二重課税、議決権や色々な運営の面でファンドのほうが上場株式
会社より簡素であるということでメリットはあります。ただ、金融特区では法
人税の優遇などが設置されていますので、投資の器として上場株式会社の可能
性について議論するには最適な場所ではないかと思います。
しかし、これほどきれいなところで、スーツ&ネクタイとは、かなり酷です。
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/10839/OFEM3-info.pdf
△▼△ 『オルタナティブ投資日記』もどうぞ △▼△
http://alt-talk.cocolog-nifty.com/alternative/
渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。
オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・
マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。
(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授
なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一と
ヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com
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4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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投資信託の買いに大いに期待?
売買代金は約5ヶ月ぶり2兆円割れ
先週の日経平均は、国内機関投資家による決算対策売りが一巡したとの見方
などから売り圧力が低下し、週初は大幅上昇となった。鉄鋼や証券などが強い
動きをみせ、22日には東証1部の売買高がSQを除くと14営業日ぶりに20億株
を突破した。しかし、その後は公示地価発表を控え、一先ず利益確定を進める
動きが徐々に優勢となり、16600円レベルが抵抗線として意識される状況となっ
ている。23日の公示地価は東京、大阪、名古屋の3大都市圏の商業地が15年ぶ
りに上昇に転じるなど、大都市圏を中心に地価の下げ止まり感が広がった。材
料出尽くしが警戒されていた不動産株が比較的底堅い動きをみせていたほか、
含み資産関連の一角にはこれを再評価する買いが向かった。また、投資信託や
配当権利取りの買いなどが下支えとなり、日経平均は上値こそ抑えられるもの
の、上昇する5日線がサポートとして機能する底堅い動きとなっている。ただし
、週末の東証1部の売買高は大納会を除くと昨年7月26日以来の15億株割れ。ま
た、売買代金は1兆9291億円と、大納会、大発会、システム障害による売買停止
日を除くと約5ヶ月ぶりに2兆円を下回るなど、手控えムードの強い相場展開で
あったことが窺える。
今週は2005年度の年度末を迎え、実質新年度相場入りとなる。相場を下支え
していた配当取りの動きは週初で終了するため、3・9月決算期物の権利落ち
となる28日以降は材料不足となる可能性はありそうだ。翌週に日銀短観やTO
PIX調整係数の適用対象の見直しの発表も控えているため、手控えムードが
強まることも考えられる。なお、増配企業が相次いでいることから配当落ちに
よる影響は日経平均で76円弱と推計されている。この落ち分を一気に埋めるこ
とが出来れば先高期待に弾みが付く展開となろうが、これを埋められないと5日
移動平均線をあっさり割り込むことになり、チャート上では不安感が強まるこ
とになる。そのため、27日終値段階でのある程度の上昇は今後の展開のために
は必要とされる。ただ、このところは日を追うごとに明るい経済統計の発表が
続いており、脱デフレへの期待が強まっていることを考えると、この懸念も危
惧に終わる可能性はありそうだ。
需給面では年度末要因からディーラーなどの積極的な参加は期待しづらく、
設定が相次ぐ投資信託の買いに期待することになりそうだ。日本株を主な対象
とする投信の設定は28日の安田ジャパン・セレクト、29日の大和住銀・M&Aフ
ォーカス・ファンドなど10本以上となる。これが下支えとして強く意識される
ため、上値の重さが意識される相場展開となったとしても、押し目買い意欲は
相当強いと考えられる。日銀が24日発表した資金循環統計によると、家計の金
融資産残高は2005年12月末に1500兆円の大台に初めて乗せた。株価上昇は株式
や投資信託などの残高を約60兆円膨らませており、個人消費を0.5%押し上げる
効果があったようだ。また、銀行の預金金利引上げが全体に広がれば年間1060
億円の利息増加につながるとの見方もある。今後も相場の先高期待の強まりと
もに、株式・投資信託への個人資金流入が膨れる可能性があろう。
イベントでは米国時間の27日、28日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催
される。米国市場は利上げ打ち止め期待が後退するようだと不安定な動きにな
りやすく、この影響を受けやすいハイテク等輸出関連の動きには注意したいと
ころ。また、原油価格の動向にも注意したい。原油価格は1月末にダブルトッ
プを形成し、その後は調整基調を強めてきている。米国市場などは原油高が嫌
気される場面が多くみられているが、原油価格の調整はこれまで相場を主導し
ていたとされるオイルマネーの資金流入の減少につながる可能性もある。サウ
ジアラビアのサウジ証券取引所株価指数はこの1ヶ月間で40%近い下落となっ
ているほか、エジプトCASE30指数も30%近く下落している。また、エジプトな
ど新興市場での利益確定資金は欧州へシフトし、ここにきて相対的に出遅れ感
のあった米国市場にシフトしているとの見方がある。いずれ日本市場へシフト
する流れは期待されるが、欧州、米国市場の上昇がピークに達してからと考え
られ、タイムラグはありそうだ。期待されているオイルマネーの資金流入期待
が後退するようだと、新年度入り後のスタートダッシュは、鈍い動きとなる可
能性はありそうである。
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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。
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6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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3月27日 <花見、再び>
今日は会社のお花見です。ちょっと早い気もしますが、木によってはちゃん
と咲いているので、そういう木の下に陣取りしました。桜には色々な種類があ
るのか、或いは陽の当たり方や地下の暖かさに違いがあるのか、開花の個体差
が大きいものです。
東京では外務省の角(桜田通り)にある桜が毎年一番に咲くようですが、こ
れは謎です。ボイラーでも埋められているのでしょうか?東北の桜の名所では、
ゴールデンウィークまで持たせるために根元に雪を積んで調整したりするそう
ですから、その逆もある気がします。今晩のように咲いてる桜の下に車座にな
ると、人の体温で桜も暖まり、開花は更に進んでしまうでしょうか?ちょっと
気になります。
暖かいといえばもう一つ気になるのが最近のホームレスさん動向です。皇居
外苑にいつも寝ていた彼ら。最近の暖かさの中で、更に数が増えるかと思いき
や、何故かめっきり減ってしまったのです。景気回復や年度末の予算消化で忙
しくなっているのでしょうか?まぁそんなことも考えながら、今宵は楽しく過
ごしたいと思います。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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一約定につき500円(税込)
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