マネックスメール 2006年3月29日(火)

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マネックスメール 2006年3月29日(火)

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 マネックスメール<第1632号 2006年3月28日(火)夕方発行>
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  4月16日(日) 12:00〜17:00
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 3.だから投資は面白い
 4.投信売れ筋ランキング
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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ケイティケイ(3035)、ゴールドパック(2589)
ネプロジャパン(9421)、タウンニュース社(2481)
アルコニックス(3036)、アドテックエンジニアリング(6260)

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
配当権利落ち分を埋め、利食い売りをこなして高値引け

日経平均            16,690.24 (△40.14)
日経225先物         16,650 (△80 )
TOPIX            1,692.69 (▼ 1.15)
単純平均             542.19 (▼ 6.28)
東証二部指数           4,985.27 (△ 6.54)
日経ジャスダック平均       2,599.41 (▼19.25)
東証一部
値上がり銘柄数          690銘柄
値下がり銘柄数          873銘柄
変わらず             92銘柄
比較できず            38銘柄
騰落レシオ           119.45%  △6.36%
売買高            16億6062万株(概算)
売買代金        1兆9887億8600万円(概算)
時価総額          536兆7359億円(概算)
為替(15時)          117.06円/米ドル

◆市況概況◆

 3月決算ものの権利・配当落ち日ということで配当権利落ち分を「埋める」かどうかが注目される動きとなりました。米国市場はもたついた動きとなり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)も買い越し幅は小幅に過ぎず、「埋める」動きを支援する材料とはなりませんでした。寄り付きから為替が円高に振れたことも輸出関連銘柄を買う動きを鈍らせ、軟調な始まりとなりました。

 もたついた始まりとなったことを見て先物へのまとまった売りもあり、前場は「下がれば買い」という動きは見られたもののもたついた動きとなり、もたついた動きに嫌気して配当や権利を取った向きの売りもかさみ軟調となりました。前場の引け際から売り一巡感もあって底堅い動きとなり、底堅さを確認すると押し目買いや先物の買戻しなどもあって一段高、配当権利落ち分を「埋める」で堅調となりました。

 日経平均の動きに先駆けるように、小型銘柄も大型銘柄の配当を取った資金が買いに入り、値動きの良さに連られた買いも入って大幅高となるものも散見されましたが、日経ジャスダック平均は配当権利落ちや利食い売りに安くなるものが多く軟調となりました。買戻しを急ぐ動きが一巡すると目先筋の利食い売りや配当、権利落ちに関係のない月内決算の銘柄などに利食い売りや換金売りも出て上値も限定的となり、日経平均の戻り高値を意識したところでは目先筋の売りに押されましたが最後は主力銘柄へのまとまった買いも入り日経平均は高値引けとなりました。

 権利配当落ち分を考えると実質的には年初来高値更新となっており、買い方の回転も効いてきたのではないかと思います。配当を取ったことで、ますます買い方の回転が効いてくるものと思われ、ディーラーや機関投資家が参入してくれば先高期待も増し、先高期待が増せばますます指数は上がり、買いも入ってくるような展開になって来るのではないでしょうか。


 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・銘柄(めいがら)
 有価証券の個別の名称を指します。たとえば、個別の株式の銘柄で「ソニー」 や「MBH」などのことで、債券の場合も第185回利付国債などを銘柄といい ます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

---- お知らせ 清水洋介の著作 -------------------------------------
『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』(パンローリング社)
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 セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」(パンローリング社)http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=220&c=9784775961094

 『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)
http://spn05619.co.hontsuna.com/article/1670803.html
---------------------------------------------------------------------

◆個別銘柄◆

 貴金属市況の上昇を受けて非鉄金属株が上昇、配当落ちを埋める銘柄が多い

住友鉱 (5713) 1,593円 △42 円 
 27日の米国市場で非鉄金属株が堅調となったことが好感され、同社株は朝方
から買いが優勢となり、大幅高で引けました。

JFEHD (5411) 4,570円 ▼40 円 :100株単位
 同社傘下のJFEスチールが、汎用鋼材を値上げすると報じられましたが反
応は鈍く、権利付き最終売買日を通過して配当権利確定に伴う利益確定売りな
どが優勢となって、引けは軟調となりました。

旭硝子 (5201) 1,723円 △64 円 
 最近は目先的な調整から軟調な引けとなっていましたが、調整一巡感が出て
いたこともあって本日は買いが優勢となり、堅調に推移して引けは大幅高とな
りました。

トレンド (4704) 3,900円 ▼60 円 :500株単位
 同社の元社員がウィニーを介してウイルスに感染し、機密情報がネット上に
流出していたと報じられ、同社のイメージ悪化を懸念する声もあって売りが優
勢となり、軟調な展開が続きました。

邦ガス (9533) 485円 △23 円 
 外資系証券が同社の投資判断を引き上げたことが伝わり、買いが集まって引
けは大幅高となりました。

東武ストア (8274) 348円 △20 円 
 前期の復配を発表したことが好感され、今期の収益改善などを期待する買い
が集まり、堅調な展開が続きました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


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2.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第42回 春のeワラント体験企画
1ヶ月限定 日経eワラントスプレッド半額キャンペーン!(但し最低スプレッ
ド0.02円)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

◆◇◆今月31日まで 米ドルeワラントスプレッド1銭!キャンペーン◇◆◇◆

  2月1日(水)から3月31日(金)までの2ヶ月間、米ドルeワラント全銘柄の
売買スプレッド(販売価格と買取価格の差)を1ワラント当たり0.01円(1銭)
とする「米ドルeワラント売買スプレッド1銭キャンペーン」を実施します。

 米ドルeワラントは米ドル相場への投資を可能としたカバード・ワラントで
す。今回、米ドルeワラントの販売価格と買取価格の差を1銭と極めて低く設定
することにより、投資商品としての魅力を向上させ、より多くの投資家の方に
ご利用いただけるようにしました。ぜひご活用ください。
 詳しくはこちら↓
http://www.ewarrant.co.jp/usd_campaign.html

(注意)取引手数料は通常通り発生します。当該キャンペーンの対象とする売
買スプレッドは米ドルeワラントの販売価格と買取価格の差のことを指します。
また、米ドルeワラント取引におけるその他一般的なリスクに関しても、通常の
取引におけるリスクと変わりはなく、ハイリスク・ハイリターンな商品です
(損失は投資金額に限定)。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 4月3日(月)より1ヶ月間、春のeワラント体験企画 日経スプレッド半額
キャンペーン(但し最低スプレッド0.02円)を行います。そこで、今回は、日
経eワラントについて解説します。

■なぜ日経eワラント?

 株式相場の動向といえば、真っ先に取り上げられるのが日経平均。日経平均
の動向を見てから、保有株の株価と比べ、一喜一憂する方も少なくないでしょ
う。厳密に言えば、日経平均採用銘柄の中で株価が高い銘柄の影響を受けやす
いといった日経平均自体の値動きにもクセがあるのですが、それでも日経平均
のパフォーマンスは株式市場の平均点という考え方もできると思います。単純
に考えて、金額ベースで約半分の市場参加者は平均点よりも低い成績!という
ことになります。更に、投資銘柄が少なく十分な分散投資が出来ていない場合
には、本来取らなくても良いリスクを負担していると言われています。このた
め、運良く短期的に大勝ちすることはあっても、投資を続けていくうちに市場
の平均点にも行かない成績になるという考え方もあります。実際には、これに
売買手数料や税金、売買時の売り板と買い板の差額がコストとしてかかるので、
平均点を達成するのはますます難しくなります。それなら直接、日経平均に投
資してしまいたい!と考える方に朗報といえるのが、今回の日経eワラントスプ
レッド半額キャンペーンです。

 日経eワラントを使うと、日経平均を投資対象とできることに加えて、以下の
ようなeワラント投資ならではのメリットがあります。

◇9:00-21:00までマーケット・メイクされるのでリアルタイム取引ができる
 昼間忙しい方でも取引できます。

◇数万円程度からと投資単位が小さい
 数万円程度から投資を始めることができます。

◇一般に値動きが大きい一方、損失限定

 日経平均の値動きの数倍程度から数十倍のものまで好みに合わせたリスクを
取ることができます。*但し、eワラントの価格形成には対象原資産等の価格変
動に加えて様々な要因が影響を与えます。また、eワラントの価格が極端に低下
した場合には、対象原資産等の値動きにほとんど反応しない場合があるので注
意が必要です。

◇損失は投資資金に限定されている

 最悪の場合、投資金額全額を失うことがありますが、どのような場合でも損
失は投資金額に限定されています。(但し売買手数料等は除く)

■3月28日時点で48種類!どうやって選ぶ?

 日経eワラントには日経平均が上昇することによって収益を期待するコール型
、逆に日経平均が下落することによって収益を期待するプット型の2種類があ
ります。多くの方にとって値動きが直感的に分かりやすいと思われるのがコー
ル型。プット型は、「日経が下がる」と思ったときに、ちょっと慣れた方が使
うことが多いように思われます。

 コール型の中から数ヶ月単位の投資に用いる目的で選ぶとすれば、満期まで
の期間が長いもので、現在の日経平均の水準では時間経過の影響がほとんどな
いものを利用すると良いと思われます。現時点で、この条件に合致しているも
のの一例が、日経平均コール374回(権利行使価格14,000円、2006年9月20日満
期)です。この銘柄が満期にゼロになるのは、16,495円(3月23日時点)の日経
平均が、満期日に14,000円を下回った場合です(但し、購入価格より売却価格
が低ければ損失となることに注意)。

日経平均コール374回(権利行使価格14,000円、2006年9月20日満期)
販売価格     27.77円
買取価格     27.28円
実効ギアリング   5.02倍
1ワラント当たり原資産数 0.01
(3月23日20:00時点)

 現時点の日経平均374回の銘柄詳細情報はこちら↓
http://www.ewarrant.co.jp/market/search/db_view.gscgi?wrt_cod=GI5UFGU

 条件の見方:販売価格が27.77円なので、最低購入金額は1,000ワラントで
27,770円となります。この時点で1,000ワラント売却する時は、27,280円(買取
価格×1,000ワラント)で売却することが可能です(売買手数料、税金等を除く
)。4月のスプレッド半額キャンペーン中は、この差額490円(27,770円
-27,280円)が約半分の245円となるイメージです。また、この時点の実効ギア
リングが5.02倍なので、他の条件が一定であれば、株価指数の約5倍の値動きが
あるということが分かります。使い方としては、例えばこのeワラントを5,000
ワラント購入すると、購入金額は136,000円、このときの価格変動リスクは約5
倍の68万円相当と考えることができます(最大損失は136,000円)。

 本日のポイント: スプレッド半額キャンペーンで日経eワラントに投資

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)

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<少額投資といえば>『カバードワラント』投資の選択肢が広がります!
http://www.monex.co.jp/CwrntInformation/0/guest/G1300/cwrnt/index.htm
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ー会場に!
https://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/index8.html

上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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3.だから投資は面白い!
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 −第3回 表情をつかむ。<下降期・その1>−

 前回は、業績から見える「表情」をつかむことが株価の先行きを判断する上
でとても大切になってくる、ということをお伝えしました。

 業績資料だけでなく、日々事務所・工場など現場に赴いたり、時には社長に
お会いするなどして企業の動向をチェックするような仕事をしていれば、日々
の業務をしているうちに企業を見極める「目」が自然と養われ、「表情」が見
えてくるようになってくると思います。
 ただ、一般の個人投資家の方々は、現場に赴いたり社長にお会いすることは
現実的に難しいと思います。しかし、そのような環境下でも、公開されていて
閲覧可能な事業内容、決算短信などの企業情報に多く触れることで、プロ並み
とはいかないまでも企業を見極める「目」を養うことは決して不可能ではあり
ません。
 プロの投資判断も投資を行う上でとても重要な情報です。ただ、プロの投資
判断を理解して投資に最大限活かすためにも、まずは個人投資家の方々が自身
の「目」で企業情報に触れ、理解し、多方面から分析することが大切です。
 これから株式投資を始める方々はこのことを強く意識して、日々の情報分析
に取り組んでください。

 今回からは、企業が見せる「表情」のなかでも「下降期」に見られるものに
ついて取り上げていきます。

 最近は企業業績の回復が顕著で、業績が下降している銘柄を見つけることが
至難のワザ(?)というような状況です。このことは、株式投資をする上では
とても良いことなのですが、株価は常に上昇基調ではありません。下降期の暗
い表情はどのようなものかを知っていると知っていないとでは、投資判断に大
きな差が出てくるでしょう。
 皆様は、どのようなケースを想像されますでしょうか。

 (1)減収・減益が一時的でなくなる(=下降期突入)。
 (2)新規事業などを打ち出しても、既存事業の縮小を補えない。
   (=攻めが裏目に出る)
 (3)既存の体制を維持することが難しくなり、資産の売却、人員削減など
   リストラ(事業の再構築)を始める。
   (=守りに入る。同時に(2)の状況も続いている)
 (4)リストラを始めてから時間が経っているものの、成果が出ていない。
   (=守りの成果が出ない。既に(2)を続ける余裕がない)

 大まかですが、上記のような“悪循環”が、下降期の企業には起きているの
ではないかと思います。どれをとってみても、人の表情に当てはめてみれば、
暗い「表情」ですよね…。(4)まで至っても再び悪循環を繰り返し、出口の
見えない状況に陥るケースもあるでしょう。
 (1)から(4)のそれぞれの段階で下降期をせき止められれば(終えられ
れば)、どん底期を経て上昇期に転じてくる可能性が高いでしょう。投資対象
として注目している企業が「下降期」に入っているとしたら…。それは、投資
の「チャンス」とも言えるのではないでしょうか。「朝の来ない夜はない」の
ですから。

 次回からは(1)から(4)のそれぞれの段階について、より具体的に取り
上げていきたいと思います。


(マネックス証券 投資情報センター)


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4.投信売れ筋ランキング ベスト5
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1.HSBCインドオープン
2.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
3.HSBC BRICs オープン
4.日経225ノーロードオープン
5.HSBCチャイナオープン

※マネックス証券の2006年3月20日〜3月24日
 における 約定日ベースの販売ランキングです。
 当ランキングには、 公社債型の投資信託(MRF含む)、
 外貨建てMMF及びマネーポートフォリオは含めておりません。

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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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まずはマネックス・ユニバーシティの活動をご覧ください。
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6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 3月28日    <金利暴騰か?>

 今日から実質新年度。最近動きのある金利について、ちょっと予想してみま
した。今朝の報道によると、日銀は金融機関向けの貸出金利を0.001%か
ら0.01%に引き上げる方針を固めたとのことです。なんと金利が10倍に!
金利急上昇か!・・・まぁ冗談はさておき、0.001%から0.01%への
変更はミクロの世界であり、世の中の実勢には何ら関係ないでしょう。

 しかし量的緩和が解除され、超々低金利政策が超低金利政策に変更され、景
気回復、引き続き高い国債発行残高等々から、いずれ我が国の金利は上がって
いくのでしょうか?私は上がるには上がるが、大して上がらないのではないか
と思っています。これだけ流動性が余っている国ですから、いくら国債が発行
されても、機関投資家を中心にそれらを買わざるを得ない主体が大勢います。
借金漬けの財政に対する不安から金利は上がる、という根強い論がありますが、
不景気で今よりも税収が少ない時期にもウルトラ低金利まで国債は買われた訳
ですから、財政赤字=国債に対する信認低下=国債暴落=金利上昇、という図
式は机上の空論だと思います。しかも少子高齢化によって潜在成長率はそれほ
ど大きく伸びるとも思えないので、その観点からも金利は上がりにくいでしょ
う。

 結局のところ、今の異常なまでの超低金利が、普通の低金利になる、或いは
若干オーバーシュートして低金利と普通金利の間くらいまで一瞬行く。そんな
展開ではないでしょうか。やはり株の方がダイナミズムがあって面白そうです
ね。


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●書籍の紹介

『Mr.ストップ高が書いた 株で儲ける人の頭の中』
(著者コメント)

儲ける人が少数派で、損する人が多数派です。この現実を認識してください。
「安く買って高く売る」前提の株式投資では、みんなが儲かることはありませ
ん。株価はみんなが買わないから安くなり、みんなか買うから高くなるのです。
だからみんなが儲かることはないのです!

株で儲ける人の頭の中は、大多数のそれとは違うのです。
だから「株で儲ける人」なのです!
それを皆様にお伝えしたいのです・・・・・・。

                            天海源一郎

●著者紹介 天海源一郎(てんかい・げんいちろう)

株式ジャーナリスト/個人投資家/プロデューサー
1968年、大阪市生まれ。関西大学卒業後、ラジオNIKKEI入社。
東京証券取引所兜記者クラブ記者、株式市況アナウンサー、
マーケット情報部ディレクターなどを歴任。
2004年よりフリーランスとして、個人投資家向けの執筆、
講演、プロデュース活動を開始。
昨秋『週刊現代』(講談社)誌上にて開催された「株価ダービー」
にて優勝。
著書多数。『非常識な株ドリル』(学研)も好評発売中!

ホームページhttp://www.tenkai.biz/

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