マネックスメール 2006年4月4日(火)

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マネックスメール 2006年4月4日(火)

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 マネックスメール<第1637号 2006年4月4日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
 3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 4.だから投資は面白い
 5.投信売れ筋ランキング
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき


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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
さすがに8連騰はならず上げ一服だが、小型銘柄の一角は引続き堅調

日経平均            17,292.91 (▼40.40)
日経225先物         17,330 (▼20 )
TOPIX            1,749.65 (▼ 4.99)
単純平均             558.10 (▼ 0.28)
東証二部指数           5,133.49 (△26.86)
日経ジャスダック平均       2,695.04 (△ 5.58)
東証一部
値上がり銘柄数          749銘柄
値下がり銘柄数          821銘柄
変わらず             125銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           114.30%  △0.26%
売買高            20億2275万株(概算)
売買代金        2兆8686億7600万円(概算)
時価総額          557兆4384億円(概算)
為替(15時)          117.68円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場も底堅くCME(シカゴ市場)の日経平均先物も堅調、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が大幅買い越しとなったことで買い先行となるのかと思われたのですが、7連騰後ということもあって売り先行の始まりとなりました。それでもしっかりと押し目買いも入り、底堅い動きとなり、底堅さを確認すると押し目買いや目先筋の買いで堅調となる場面も見られました。先物のまとまった売り買いに振らされることもあったのですが、出遅れ感の強かった銘柄を拾う動きは出ていました。

 さすがにここまで連騰、高値更新となってくると目先筋を中心に利食い売りが先行、下値を売り叩く動きにはならず下値も限定的ではありましたが、軟調となりました。昼の市場外取引の金額が大きかったことや後場の寄り付きにまとまったバスケット売買が入ったことで、出来高も膨らみ、思惑も呼んだのですが、個別銘柄への対応に終始する動きとなって方向性の無い展開となりました。

 小型銘柄は値動きの良さを好感して物色されるものが多かったのですが、目先筋の早めの利食い売りに押され軟調となるものも目立つなどまちまちとなって、日経ジャスダック平均や二部株指数は堅調であったものの東証マザーズ指数は軟調となりました。先物にもまとまった売り買いは散発的には出たものの、方向感を示すような展開にはならず、「下がれば買い、上がれば売り」といった展開が続きました。

 7連騰後ということで上げ一服となりましたが、ここまで上昇を牽引した主力銘柄が利食い売りで一服となる一方で小型銘柄の中には値動きの良さを好感されて物色されるものもあり、指数が軟調であった割りには買い方の回転はしっかりと効いているのではないかと思われます。週末の米国雇用統計などの指標の発表やオプションに絡んだ思惑も取りざたされますが、取り立てて売り叩く材料もなく、売る材料がないことが唯一の売り材料という感じです。

(投資情報センター 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・目先筋(めさきすじ)
 言葉どおり、目先の(直近の)利益を狙い頻繁に売買を行う人をいう。特に、 一日のうちに売買を行う証券会社の自己ディーラーや個人投資家のデイトレ ーダーなどを指す。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆

主力銘柄は上げ一服となったが出遅れ銘柄、小型銘柄の一角は堅調

ステラケミファ (4109) 7,030円 △900 円 :100株単位
 トヨタ自動車(7203)がハイブリッド車を全クラスに投入すると報じられた
ことで、リチウムイオン電池向け電解質で高いシェアを有する同社に対して将
来的な収益拡大を期待する買いが集まり、大幅高で引けました。

ファーストリテイ (9983) 11,890円 ▼30 円 :100株単位
 東証株価指数(TOPIX)算出の時に使う浮動株比率の定期的な見直しが
行われましたが、同社株の組み入れ比率が引き下げられたことが材料となって
売りが優勢となり、軟調な展開が続きました。なお、引け後には3月の既存店
売上高が前年同月比で9.2%増となったことが報じられました。

スズキ (7269) 2,700円 △10 円 :100株単位
 3月の米・新車販売統計が発表され、販売台数が前年同月比で大幅増となっ
たことが好感されて買いが集まり、堅調な動きが続きました。

塩野義 (4507) 1,902円 ▼52 円 
 主力製品の販売計画が未達となることなどを理由に、外資系証券が投資判断
を引き下げたことが材料となって売りが優勢となり、大幅安となりました。

住友鉱 (5713) 1,659円 △20 円 
 米国市場で金先物価格が堅調な動きだったことなどから、非鉄金属銘柄に買
いが集まり、引けは堅調となりました。

日 立 (6501) 837円 ▼9 円 
 新社長が記者会見でHDD(ハードディスク駆動装置)、薄型テレビ、ディ
スプレーの3事業について黒字化を目指す方針と述べたことが伝わりましたが、
収益拡大につながるかを疑問視する向きもあって市場の反応は鈍く、軟調な展
開が続きました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


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2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 新会社法

 新会社法が5月から施行される予定です。会社に関連する法律はこれまで商法
(の一部)、有限会社法、商法特例法に分かれていましたが、これらが全面的に
見直された上で一つにまとまったものが今回施行される会社法です(一般には「
新会社法」と呼ばれている様です)。

 未公開企業を含めた全ての会社に関わる法制度であり、最低資本金の撤廃、
LLC(合同会社)の導入、会計参与制度の導入等、中・小企業に関連する注目点も
多々ありますが、ここでは主に公開企業に影響を与えるポイントに注目したい
と思います。

 まず、新会社法においては、会社運営の柔軟性、機動性が向上するとみられ
ます。取締役解任決議が特別決議から普通決議へ移行し、取締役解任要件が緩
和され、書面決議の導入により取締役会の機動性が高まります。又、株主還元
策が柔軟化される事も注目点です。剰余金分配の自由化により、一定の条件を
満たせば、取締役会の決議をもって剰余金の分配が可能となり、例えば四半期
配当等、多様な利益の分配が可能となります。

 さらに、企業再編手続き緩和により、M&A(企業の合併・買収)の活性化が予想
されます。株主総会の承認を必要としない合併の範囲が広がり、機動性が向上
する他、いわゆる三角合併を通じた株式交換により外国企業との企業結合が可
能となる予定です(外国株式の使用した株式交換に関する規定の施行は来年の予
定)。

 株式投資の観点から注目すべき点は多々ありますが、上記の変化に対応した
今後の展開としては、会社運営の柔軟性、機動性の向上に伴い、株主の監視機
能の向上が必要となる他、株主還元策の柔軟化を受け、いわゆるアクティビス
トと呼ばれる投資家を筆頭に、配当還元圧力が高まる可能性があります。更に、
企業再編手続きが緩和される事により、敵対的な買収への脅威が増し、買収防
衛策の導入、及びその是非をめぐる議論がこれまで以上に活発化することが予
想されます。

 欧米においては過剰な買収防衛策を容認する姿勢は低下しているとみられる
ものの、日本においてはこれまで敵対的買収が少なく、特に海外企業による買
収に対しネガティブな印象もあるため、既存の株主に不利になる防衛策が導入
される可能性があることには注意が必要です。

 新会社法導入による制度面での議論はつきませんが、その本質は様々な面で
企業経営の自由度が増す事にあるといえ、M&Aを含め、新制度を活用した企業活
動全般の活性化を期待したいと思います。


◆ ザ・ファンド@マネックス
DKAの新井剛ファンドマネージャーが運用を担当します。国内株式を主要投
資対象とするノーロードのマネックス証券専用ファンド。1万円か
らの月次積立もできます。運用状況はマネックス証券のホームペー
ジでご覧頂けます。詳細は当社ホームページをご覧ください。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。


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3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第43回−格付け変更の好材料に注意
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 4月3日(月)より1ヶ月間、春のeワラント体験企画として、新聞等でなじ
みがあり 投資対象として分かりやすいと思われる日経平均eワラントの販売価
格と買取価格の差を通常の半額に低く設定するキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間中は、日経平均eワラント全銘柄の売買スプレッド(販売価格
と買取価格の差)が通常の半額となります(但し、最低スプレッドは0.02円)。

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(注意)取引手数料は通常通り発生します。日経eワラント取引におけるその他
一般的なリスクに関しても、通常の取引におけるリスクと変わりはなく、ハイ
リスク・ハイリターンな商品です(損失は投資金額に限定)。

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■好材料でユニ・チャーム株急騰

 昨日、ユニ・チャーム(8113)に対する某社アナリストレーティング引き上
げに反応して、同社株の株価は780円高の6,560円(+13.5%)と
急騰しました。この結果、4月3日のeワラント騰落率ランキングで1位と2位
がユニチャームコールとなり、ユニ・チャーム4回コールは1日で+681.
45%と、約8倍になりました。

順位  対象銘柄     回号 騰落率(%)
1 ユニ・チャーム コール  4回 681.45
2 ユニ・チャーム コール  3回 138.19
3 TDK コール     42回 39.10
4 新生銀行 コール    45回 36.35
5 TDK コール     40回 34.12

■好材料=コール買い?

 ユニ・チャーム(8113)4回コールの値動きと参照原資産価格の、3月31
日21:00時点と、その後の値動きは以下のとおりでした。これを見ると、
以下の3点に気が付きます。

・4月3日時点では、好材料の大部分はすぐに株価に織り込まれた
・それでも、寄り付きで4回コールを購入していれば、大きな上昇益を得る機
会があった
・13:00過ぎに購入していたら高値掴みとなった

            ユニ・チャーム4回コール

                買取価格      参照原資産価格
3月31日 21:00    1.34円       5,770円
4月3日   9:30    8.56円       6,405円
4月3日  13:40   15.56円       6,780円
4月3日  21:00   11.49円       6,565円
4月4日   9:00    6.27円       6,275円

チャート
http://www2.drvs.ne.jp/gs/ewarrant.cgi?gicode=GI5QEVJ

 つまり、今回のアナリストレーティングの引き上げは、短期的に株価急騰の
原因となった可能性があるものの、売買のタイミングが難しいケースであった
言えそうです。

■取引のポイント

 上記の点を踏まえて投資戦略を考えるなら、短期か中期かによって有効な投
資手法が異なると考えられます。(但し、アナリストレーティングの変更に株
価がほとんど反応しない場合や、レーティング引き上げ後の寄り付きが高値と
なる場合等、実際にはさまざまなケースが想定されます。)

1.短期投資を考えるなら:寄り付きで買い、手堅く、すばやく利食い売り

 短期投資であれば、好材料=コールと考えたいところですが、更に一歩進ん
で手堅い水準で、すばやく利益を確定することを徹底する必要があったと考え
られます。つまり、今回の場合は、寄り付き後の早いタイミングでコールを購
入し、同時にコールの購入価格の10−20%上に売り指値をいれておくといっ
た方法が有効であったと思われます。売り指値を入れておくことによって、規
律を持って利益確定を行うことが出来ます。なお、目標価格まで上昇した時点
で売り指値を入れるのは、かなり強い意志が必要です。また、短期売買であっ
たつもりが、「もうちょっと」と思っているうちに、売り損ねて持ち越しとい
うのが失敗の典型的なパターンといえます。

2.中期投資を考えるなら:すぐにとびつかないことが大事

 好材料の内容にもよりますが、レーティング引き上げといった報道は、画期
的な新商品や企業再編報道等と異なり、比較的短期的な影響に止まるケースが
散見されます。これは、アナリストによるレーティング引き上げそのものが、
企業価値を増すものではないためとも考えられます(もちろん、専門的な分析
によっていままで見過ごされていた価値を再評価するきっかけになることもあ
りえますが。)。一般に、今回のようなケースで中期的な投資を考えるのであ
れば、まずしばらくは、同社株や同社株を対象としたワラントをウォッチリス
トにいれておくことにとどめておいた方がよいかもしれません。その後、この
報道への関心が静まるのを待って、ゆっくり投資対象となりうるか考えて投資
を行う方がよいケースが多いと考えられます。

 なお、この際、数週間程度は保有することを前提としてeワラントコール型を
探すなら、時間経過に比較的強い銘柄を探す必要があります。4月4日時点で
存在する3回コールと4回コールでは、3回コールのほうが権利行使価格が低
く、満期日までの残存期間が長いのでこの目的により合致していると考えられ
ます。

ユニ・チャーム3回コールの詳細条件
http://www.ewarrant.co.jp/market/index3.html

本日のポイント: 格付け変更ニュースは対応に注意

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)
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ー会場に!
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上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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4.だから投資は面白い!
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 −第4回 表情をつかむ。<下降期・その2>−

 企業が見せる「表情」のなかで「下降期」に見られるものについて、前回の
コラムでいくつか取り上げました。
 今回は、その中の「(1)減収・減益が一時的でなくなる」局面について、
考えていきたいと思います。


 これまで業績も株価もウナギ上りで来ていた会社がある。あちこちで事務所
や工場、営業所を見るし、人の往来も活発。誰に聞いても、その会社の将来を
疑うことがない…。

 皆様は、上記の会社の状況をどのようにとらえますか?

 増収・増益がとてつもなく長く続いているケースが稀にありますが、会社の
業績はどうしても景気やトレンド、同業他社の出現など外部環境に左右される
ことが多くなってきます。
 株式投資はシンプルで、安いときに買って、高いときに売れば利益を得られ
ます。「まだはもうなり、もうはまだなり」という相場の格言がありますが、
相場は欲との戦いです。ピークをより高値で見極めて利益を最大化させること
は相場の醍醐味のひとつでもあり、ひいては、ピークを見極めることがとても
大切になってきます。

 上記に挙げたような会社では、収益の柱となっていた商品やサービスの動向
に高止まりが見られたら、「下降期」に第1歩を踏み出しているかもしれない、
と疑ってもいいかもしれません。発売を開始してから長く時間が経過した商品
は認知度も高くなっているが、デザイン、技術力など商品力の低下が鮮明になっ
ています。
 財務体質が強固で商品やサービスの開発力が高水準な会社であれば、より質
を向上させた商品やサービスの投入などを行い、景気やトレンドの波、同業他
社をうまくかわすことができるのですが、波をうまく“かわす”力が備わって
いない場合には、市場のシェアを奪われてしまい、減収・減益の“悪循環”に
陥る可能性が高くなります。

 ただ、この段階では、収益拡大が見込める新商品の発表や新サービスの投入
などによって事態が好転すれば、再び上昇に転ずる可能性も秘めており、動向
を慎重に見極める必要もあるかと思います。
 投資判断としては、この段階でいったん利益を確定するか、あるいは将来の
収益拡大を見込んで様子を見るか。難しくも、面白い投資判断であるかと思い
ます。

 次回は、「下降期」が更に進んでしまった局面、新規事業などを打ち出して
も既存事業の縮小を補えないケースについて、取り上げていきたいと思います。


(マネックス証券 投資情報センター)


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5.投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.アジア FOF 連動型投信
 2.HSBC ブラジル オープン
 3.HSBCインドオープン
 4.日経225ノーロードオープン
 5.HSBC BRICs オープン

 ※マネックス証券の2006年3月27日〜3月31日における、約定日ベースの販売
  ランキングです。
  当ランキングには、 公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF及び
  マネーポートフォリオは含めておりません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    オモシロくて、タメになる!
      投資のテレビ局 『マネテレ』 4月分を放送中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

  投資のツボを動画でご紹介、見るマネックス『マネテレ』。
  今月は「貸株サービス」などにスポットを当てました。
  松本大、内藤忍ほか、おなじみの佐藤まり江さんも登場!
  http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

  ※アクセスの集中時など、ご覧になりづらい場合はお手数ではござい
   ますが時間をおいて再度お試しください。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 4月4日      <訓辞>

 昨日、当社の新入社員に向けて訓辞を述べました。いくつか話したのですが、
最初に話したのは、私がかつて外資系証券会社で役員をしていた時に、やはり
入社式で同僚の仲良しだったアメリカ人の役員が話した訓辞でした。

 彼の名前はZCと言うのですが、哲学を専攻した変わり者で、未だに交流が
ありますが、普段は難解なことを、時たまとても洒落たことを言います。曰く、
「今日はこれからの全ての月日の最初の日である」。私はこの言葉がとても好
きです。新入社員には、前途洋々たる未来があります。そのことを表す言葉で
すが、これは実は新入社員だけに当てはまることではありません。先輩にとっ
ても、お客様にとっても、私にとっても、延いては会社やマーケットや社会に
とっても、今日はこれからの全ての月日の最初の日なのです。常に新しいこと
を創造できる喜びが、この言葉には含まれていると思います。

 昨日は新入社員5名に対して話しながら、自分自身にも元気が沸いてくる気
がしました。春の陽気が、この気持ちを更に心地よくさすってくれます。4月
はやはりいいですね。


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       『トレーダーズ・フラッシュ』がリニューアル!
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→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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