マネックスメール 2006年4月14日(金)

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マネックスメール 2006年4月14日(金)

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 マネックスメール<第1645号 2006年4月14日(金)夕方発行>
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  5月15日(月) マネックス証券主催「企業研究会」

   株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏
      VS マネックス証券代表取締役CEO 松本大

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5月15日(月) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
丸の内ビルディング 8F コンファレンススクエア Room4

 高級ホテル・高級旅館に特化した宿泊予約サイト「一休.com」でおなじみ の株式会社一休 代表取締役社長 森正文氏をお招きします。
 企業のトップが事業内容・経営状況・企業ビジョン等についてのプレゼン テーションを行ない、また、参加者からの質問にもお答えいただける絶好 の機会です。奮って、ご参加ください。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/kigyo060515.html

≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.資産設計への道〜その214 BRICsファンドの使い分け  内藤 忍
 3.チャートの世界 −第41回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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      【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アドテックエンジニアリング(6260)、システム ディ(3804)
平河ヒューテック(5821)

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
金利上昇を嫌気する動きや週末の手仕舞い売りにされるも、買戻しが入り堅調な展開

日経平均            17,233.82 (△34.67)
日経225先物         17,230 (△30 )
TOPIX            1,744.07 (△ 0.30)
単純平均             552.28 (△ 0.5)
東証二部指数           5,132.92 (△ 6.67)
日経ジャスダック平均       2,705.40 (△ 0.13)
東証一部
値上がり銘柄数          667銘柄
値下がり銘柄数          865銘柄
変わらず             160銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           115.03%  ▼ 10.16%
売買高            14億6510万株(概算)
売買代金        2兆1691億5900万円(概算)
時価総額          555兆3886億円(概算)
為替(15時)          118.60円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株が堅調な動きとなりましたが、日本市場はオプションSQ(特別清算指数)は高く決まったものの、その後はもたついた動きとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)も若干ですが買い越しとなって週末の手仕舞い売り以外はそれほど売る材料もないのではないかと思われたのですが、今週の相場つきを象徴するようにもたついた動きとなりました。

 アイフル(8515)の業務停止勧告の問題や金利上昇を嫌気するかのように銀行株が軟調となるなど、内需関連銘柄を中心に売りが優勢な展開が続きました。ハイテク銘柄は堅調な動きとなって指数を下支えする動きとなっています。それでも後場に入ると手仕舞い売りが早めに出たこともあって底堅い動きとなり引け際には押し目買いに加え買い戻しが入るなど先行きに期待するような動きもありました。

 ハイテク銘柄が高く、消費者金融株など金融株が安いことの他は比較的個別の材料でまちまちの動きとなりました。小型銘柄もまちまちの動きとなり、日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数は軟調なのですが、二部株指数や小型株指数が堅調となるなど、まちまちの動きとなりました。総じて言えば金利敏感銘柄が軟調で金利上昇の影響が少ないと思われる銘柄が堅調となった感じです。先物への売りも早めに出たことで後場に入るとヘッジの売りよりも買戻しが優勢となってしっかりとした動きになりました。まとまった売り買いで方向感の出るようなこともなく買い戻して値を戻したところではヘッジの売りに押される展開となり結局は前日の終値水準で引けました。

 金利動向を気にする動きもあるようですが、債券先物の軟調な動きは多分に投機的な動きもあるのではないかと思います。金利敏感銘柄などを敬遠する動きはあるのでしょうが、ハイテク銘柄や小売り株の一角など好調な業績を素直に評価する動きもあり、指数の割りには堅調な感じの相場が続くのではないかと思います。


(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・金利敏感銘柄(きんりびんかんめいがら)
 金利の低下によってメリットを受ける業種(電力などの公益機関や金融機関) の株のこと。銀行からの借入金依存度が高く、利率が業績に影響する株の場 合も、こう呼びます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

---- お知らせ 清水洋介の著作 -------------------------------------
『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』(パンローリング社)
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=220&c=9784775990254

 セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」(パンローリング社)http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=220&c=9784775961094

 『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)
http://spn05619.co.hontsuna.com/article/1670803.html
---------------------------------------------------------------------

◆個別銘柄◆ 

 ハイテク銘柄は引続き堅調だが金融株が安い

新日石 (5001) 934円 △12 円 
 海外市場で原油価格が上昇したことで、収益拡大を期待する買いが集まり、
堅調に推移しました。

ファーストリテイ (9983) 11,490円 △140 円 :100株単位
 今期の業績予想を上方修正しましたが、既に従来予想の上振れ見通しが伝わっ
ていたこともあって、高く始まった後は利益確定売りに押されてさえない動き
が続きました。しかし、今後の業績改善を期待する声もあって後場は前日比プ
ラスに転じ、引けは堅調となりました。

トヨタ (7203) 6,740円 △60 円 :100株単位
 原油価格の上昇でハイブリッド車技術で先行している国内大手自動車メーカ
ーへの期待が高まっていることや、円安に振れていたことも材料となって、朝
方から堅調な動きが続きました。

SUMCO (3436) 7,130円 △270 円 :100株単位
 米国市場でハイテク株が堅調だったことや、外資系証券が1番上の評価で新
規に投資判断を開始したことなどが好感されて買いが集まり、大幅高で引けま
した。

住友不 (8830) 3,090円 △150 円 
 外資系証券が割安感などを理由に同社の投資判断を新規に最上位で開始した
ことが材料となって注目が集まり、高値圏での動きが続きました。

コニカミノルタ (4902) 1,527円 △26 円 :500株単位
 液晶パネルの基幹部材の生産を拡大すると報じられ、収益拡大を期待する買
いが集まり、堅調に推移しました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
2.資産設計への道 
 〜その214 BRICsファンドの使い分け  内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

=============<資産設計情報>==============
16日は赤坂プリンスの「資産運用フェア」、22日は「株のがっこう団塊編」、
そして5月は11日と14日にマネー運用セミナーを東京と広島で開催します。5月
のセミナーは先着順で受付中です。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/unyo.html

−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その214>−−−−−−−−−−−−

 BRICsファンドの使い分け

 4月6日の夜、青山にあるブラジルレストランコパ東京でHSBCブラジルオープ
ンのセミナーが開催されました。
http://www.monexuniv.co.jp/2006/04/hsbc_brazilian_night.html

 手前味噌になりますが、このセミナーはマネックス・ユニバーシティが企画
・運営を行いました。マーケティング部の土屋がアイディアを出し料理からバ
ンドの手配まで準備を担当。シュラスコ料理、HSBC投信の早高さんによる講義、
そしてnaomi&goro with 中島伸行によるボサノヴァの生演奏と楽しく投資を学
べるイベントになりました。

●ブラジルの可能性
 セミナーでの説明でブラジルの実像が見えてきました。HSBC投信によれば、
ブラジルはBRICsの一角として将来性の高い国の1つです。成長のカギとなる広
大な市場を持っているからです。例えば世界のGDP上位15位以上の国々で人口が
1億人以上、国土が250万平方キロメートル以上になっているのはブラジル、ロ
シア、インド、中国と米国だけです。21世紀はBRICsとアメリカが世界の中心に
なる可能性があるのです。

 ブラジルはかつてはインフレの国というイメージがありましたが、1999年の
ブラジル通貨危機から回復し、経済は急速に健全化しています。海外からの信
認も増し、ブラジルの通貨レアルもここ数年上昇しています。

 そしてブラジル株式市場も魅力的な投資対象に見えます。PERが低く配当利回
りが比較的高いからです。単純に比べることはできませんが、PERは平均10倍前
後、配当利回りは5%台と他のBRICs諸国と比べても突出しています。

      PER     配当利回り
ブラジル  10.5倍    5.3%
ロシア    9.3倍    1.0%
インド   23.8倍    1.1%
中国    14.3倍    1.6%
(2006年3月末時点)

●BRICsオープンとの使い分け
 BRICs諸国へファンドを使って投資をしている方から良く聞かれるのは
「BRICsオープン」と「ブラジルオープン」などの各国のファンドのどちらに投
資したら良いのか、という質問です。

 BRICsオープンは絶対リターンの追求が投資の目標です。例えばBRICsすべて
の国に短期的に消極的な投資スタンスの場合、現金の比率を増やせるようになっ
ています。運用ルールでは最大投資比率が50%まで下げられます。また投資す
る国も2ヶ国まで減らせるようになっています。つまり極端な例ではファンドの
50%を現金、25%が中国、25%がロシアといった配分も可能なのです。

 一方の中国、インド、ブラジル、の各ファンドは資金をほぼ100%それぞれの
株式市場に投資します(これをフルインベストメントと言います)。市場全体
に投資妙味がないと判断してもその中で銘柄選択を行い相対的なリターンの向
上を目指すのです。そして目標はそれぞれの市場のインデックスに対する相対
的なリターンです。

 ファンドの運用目標と投資制限については不安な人は目論見書で復習してお
きましょう。

●BRICsオープンの現状
 BRICsオープンのファンドの運用レポートは毎週更新されていますが、これを
見るとHSBCグループのBRICs4ヶ国に対する見方を推測することができます。
http://www.monex.co.jp/pdf/fund2/M664.pdf
(PDF形式)

 この中のHSBC GIF BRICフリースタイルの国別投資割合を見るとキャッシュが
15.1%と比較的高く、国別の配分では中国、ロシアが高く、ブラジル、インド
については低くなっています。

 2月末のデータなので現状の見通しとは一致しないかもしれませんが、HSBCは
BRICs全体に関してやや警戒的(キャッシュが多い)、国別では中国とロシアを
相対的に魅力的(配分比率が高い)と考えていることがわかります。

●自分で配分するか、HSBCにやってもらうのか
 残念ながらまだロシア単独のファンドはありませんが、それ以外の3カ国はそ
れぞれのファンドを自分で配分比率を決めて売買することは可能です。つまり
BRICsオープンへの投資は投資先の銘柄選択だけではなく4ヶ国への配分比率ま
でHSBCに任せるということ。それぞれの国別のファンドを買うのは銘柄選択は
HSBCにお願いして、配分比率は自分で決めるということになります。

 注意しなければならないのはBRICsオープンはもし100万円投資していても極
端なケースでは50万円は現金になっている可能性もあるファンドだということ
です。国別のファンドなら常に原則フルインベストメントですからファンド保
有金額イコール投資金額になります。

 どちらの運用方法にも一長一短があります。最終的には自分の投資の目的に
応じて使い分けをすべきです。

今回の話のまとめ---------
●BRICs諸国には将来の大きな可能性がある
●ブラジル株式の魅力は低い株価収益率と高い配当利回りにある
●BRICs投資は投資の目的によってファンドの使い分けをしよう

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)

※投資信託をお申込の際は、事前に目論見書の内容を必ずご確認ください。


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3.チャートの世界 −第41回−
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 −実践編:「トレンドライン」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Tre.htm

 トレンドラインは何の計算もいらず、「チャート」と鉛筆さえあれば誰でも
引けるものです。的確な「トレンドライン」を引くことで、それだけで「ロス
カット」がうまくいったり「ナンピン」をうまくすることが出来たりもするの
で、非常に有用なツールではないかと思います。

 図1.は新日鉄の株価の動きを示したチャートに「トレンドライン」を書き
込んだものですが、こうして終わったあとから、「このトレンドラインがこう
なって・・・」というのはとても簡単なように見えます。ただ、トレンドライ
ンは「だいたい」というレベルであれば的確に引くことによって、簡単に(何
の計算もいらず)引ける割には有効に使えるものであると思います。

 図1.の赤い点線で示した「チャネルライン」も図1.のように時間がかな
り経ってからトレンドラインを引くのでは意味がありません。トレンドライン
で「下げ止まる」あるいは「上値を抑えられる」ということがわかるかどうか
が問題なのです。

 図2.の時点ではおそらくA、Bを結ぶトレンドライン(赤い点線)を引い
た後にそのトレンドラインと平行にC点やC’点を通る線(青い点線)を引い
てD点が「もういいところ(高値)だ」と説明するような感じとなるのでしょ
う。また、赤い線(点線ではなく細い線)のような線を引いて株価の動きを説
明するのではないかと思います。そしてD以降に青い点線を抜けてくると次々
と「上値の目処」となるように線を引いていかなければならないのですが、図
の丸で示した「空(=窓)」に注目して平行線を引く、あるいはその前の高値
(赤い矢印)で引くことになるのでしょう。

 図3.は図2.で作られた「トレンドライン」や「チャネルライン」が有効
かどうかを検証して見たいと思います。単純にAとBとの安値−安値を結んだ
ライン(赤い点線)とその平行線(青い点線も含めて)が図3.の矢印で示し
たように何度となく上値抵抗線となったり、下値の支持線となったりしていま
す。ここまでは非常に有効に機能していたことがわかります。

 図4.は桃色の線から左は図3.にも表れていたところですが、右側でもいっ
たんサポートラインを割り込んだように見えてもそのサポートラインが今度は
抵抗線となったり(青い矢印)、節目となったり(丸で囲んだところ)、再び
サポートとなったり(赤い矢印)となって動いて、最後も青い点線で示したサ
ポートラインの平行線が抵抗線(青い矢印)や支持線(赤い矢印)となったの
です。時期がずれても依然として従来の支持線や抵抗線がしっかりと機能して
いるのです。

 図5.はここまで支持線、抵抗線となっていたチャネルラインをブレイク
(放れた)ところを示しています。図の桃色の線の左は図4.で示したところ
ですがその後上値の抵抗線を抜けると今度はその抵抗線が支持線となって(赤
い矢印)一気に上昇となったのです。ここで大きく上に放れたことでいったん
は赤い点線で示した「チャネルライン」とは放れた格好となりました。図の赤
い点線の値幅と同じだけ上に離してもう一本平行線を引いて(図の紫の点線)
見る手もありますが、ここではひとまず、放れた形で「次」のパターンを探し
て見たいと思います。

 図6.はXを基点にP〜Q’まで、P→Q、P’→Q’と上値を切り下げ、
下値を切り上げる動きとなったことに気付き「三角保ち合い」ではないかとい
うことで緑の線を引くことが出来ます。そうすると図の青い矢印では上値の抵
抗となり、赤い矢印では下値支持線としてしっかりと機能したことになりまし
た。そして「三角保ち合い」を上に放れて高値を更新したのです。

 また、図6.の右のところでは小さな「三角保ち合い」(赤い線)を下に放
れたとも見えるし、赤い線と青い線(平行線)で下降チャネルが形成されてい
るのもわかります。その小さな三角保ち合いも一度は下値支持線、上値抵抗線
が機能した(図の矢印)ことがわかりますが、今度は下降チャネルがどこで崩
れてくるかあるいはまだしばらく続くのかが注目されて来ます。


 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)


 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。


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4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6046.htm


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5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 4月14日   <マネオク>

 本日から、マネオクを始めました。マネオクとはマネックスオークションの
略で、債券を購入する際に、専門用語では「ダッチ・オークション」という方
法で、自分の希望の利回りを指定できるものです。中々文章で説明し切るのは
難しいので、詳しくは当社のホームページで御確認頂きたいのですが、要はネッ
トでの「ギャザリング」に類似したものと言えます。「いくらなら買いたい」
という人が集まって、或る一定以上の注文が集まると、生産もしくは調達され、
或る値段以上で買いたいと言った人全員に、同じ値段で販売される−そういう
仕組みです。このような方法は、債券の世界に於いては、機関投資家に対して
は日常茶飯事に行われています。しかし個人向けというと世界初、ネット上で
行うというのも恐らく世界初、100通貨(100ドル、100豪ドルなど)
から出来るというのも世界初でしょう。

 手前味噌で恐縮ですが、お客様のために新しい商品・サービスを、世界初で
開発・提供していくことは、やはり気持ちのいいことです。防人よりも屯田兵。
フロンティア精神は私の性質(タチ)でもあります。マネオクは、やってみな
いと分からない部分があります。今なら10人に1人、1万円プレゼントのキャ
ンペーンも行っています。是非覗いてみて下さい!


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     おかげさまで
        2005年度IPO引受金額 ネット証券No.1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

  おかげさまでマネックスの2005年度引受金額は、インターネット
  専業証券No.1(当社調べ)の109億円となりました。また、2005年度中
  に新規公開企業3社の主幹事を務めさせていただきました。
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6045.htm

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニ
ングベル」に、投資情報センター長 清水 が毎週月曜日出演しています。是
非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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