マネックスメール 2006年4月28日(金)

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マネックスメール 2006年4月28日(金)

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 マネックスメール<第1655号 2006年4月28日(金)夕方発行>
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  これからマネー運用をはじめようという投資未経験のお客様に、投資  をはじめる前に押さえておくべきポイントを解説するのが目的です。  株式だけではなく外貨建て商品(外貨建てMMF、為替保証金取引)、  不動産投資信託(REIT)といった投資も取り上げます。

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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.今日のマネオク
 3.資産設計への道 〜その216 変わるものと変わらないもの 内藤 忍 4.チャートの世界 −第43回−
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
円高を嫌気し、決算発表に一喜一憂する動きに週末の手仕舞い売りが重なり大幅安

日経平均            16,906.23 (▼208.31)
日経225先物         16,980 (▼170 )
TOPIX            1,716.43 (▼ 12.94)
単純平均             540.93 (▼ 2.80)
東証二部指数           4,970.62 (▼ 17.02)
日経ジャスダック平均       2,606.82 (▼ 0.08)
東証一部
値上がり銘柄数          549銘柄
値下がり銘柄数         1,029銘柄
変わらず             116銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           95.23%  ▼ 2.96%
売買高            17億3870万株(概算)
売買代金        2兆6157億2200万円(概算)
時価総額          546兆3805億円(概算)
為替(15時)          114.25円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調となり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が買い越しとなったのですが中国の利上げや鉄鋼株やソニー(6758)などの芳しくない決算発表や収益見通しを嫌気する動きなどもあって売り先行となりました。鉱工業生産指数や消費者物価指数(CPI)などの発表もあったのですが、ほとんど市場への影響はなく、中国の利上げや米国の利上げ打ち止めから、為替が円高となったことなどが大げさに材料視され、ゴールデンウィーク直前の週末、月末ということもあって売りが加速される場面もあったようです。

 それでも好決算を発表したキヤノン(7751)やTDK(6762)などは円高などにもかかわらず大幅高となり、地合いはそれほど悪い感じでもないようです。日経平均のサポートと考えられた17,000円は先物への仕掛け的な売りで割り込みましたが、その下の目処とされた16,800円のところではしっかりと下げ止まり、底堅い動きとなりました。下値を向きになって売り叩くような動きが止まっても、週末のヘッジ売りやゴールデンウィーク前にポジションを軽くしたい向きも多く、上値も重くなりました。

 値動きの悪さを嫌気して小型銘柄も軟調なものが多く、軟調な地合いになるとますます値動きも悪くなって見切り売りもかさむ状況となり、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、二部株指数なども終始軟調となりました。先物もまとまった売りが出る場面もあり、軟調な地合いを加速させるような場面も見られましたが、後場に入ると目先筋の買戻しも入り、底堅い動きとなりました。
 来週は連休の谷間ということで機関投資家やディーラーなどは動き難いのかもしれませんが、「鬼の居ぬ間に・・・」という感じで「デイトレード」にいそしむ個人投資家で賑わうこともありそうです。指数もしっかりと節目で反発となれば買い気が乏しい訳でもないので、好業績銘柄を中心に物色されるのではないでしょうか。


(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)
 消費者によって購入された商品やサービスの価格の変化を表すもので、対象 となる商品は200項目に及んでいます。これが食品・飲料、住宅、アパレル、 交通、医療、リクレーション、教育・コミュニケーション、その他、の8つの グループに分けられています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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 セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」(パンローリング社)http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=220&c=9784775961094

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http://spn05619.co.hontsuna.com/article/1670803.html
---------------------------------------------------------------------

◆個別銘柄◆ 

 好決算には素直に反応し、今期見通しの芳しくない銘柄は軟調

TDK (6762) 9,530円 △260 円 :100株単位
 同社が発表した今期の業績見通しが好調なことを理由に、国内証券、外資系
証券が投資判断を引き上げたことを材料に買いが集まり、堅調に推移して大幅
高となりました。

日立建 (6305) 3,110円 ▼50 円 :100株単位
 中国が利上げに踏み切ったことで、油圧ショベルの需要縮小を懸念する売り
が優勢となり、軟調な引けとなりました。

双  日 (2768) 727円 △25 円 :100株単位
 優先株式を買い入れ消却する方針と伝わり、経営再建が軌道に乗ったという
声もあって買いが優勢となり、大幅高で引けました。

ソニー (6758) 5,720円 ▼310 円 :100株単位
 今期の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されて売りが優勢となり、
引けは大幅安となりました。

スカイマーク (9204) 571円 △10 円 :100株単位
 羽田−札幌(新千歳)線が本日就航したことで、収益改善への期待から買い
が集まり、堅調な引けとなりました。

ローム (6963) 12,120円 ▼380 円 :100株単位
 円高・ドル安基調となっていることで、同社など輸出関連銘柄は売りが優勢
となるものが多く、さえない展開が続きました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。

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2.今日のマネオク
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    マネオク第一号発行決定!!お申込ありがとうございました
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4月27日、記念すべき世銀債マネックスオークション第一号が成立いたしました。
成立した銘柄は豪ドル建て3年債で、発行利率はなんと5.28%!!


なお、5月のマネオクは豪ドル2年及び4年、米ドル3年の計3銘柄で開催します。
好利率にご期待ください!

◆今日のはてな◆

Q10.仮計算用為替レートってなんのこと??
 マネオクの開催期間中には為替レートが大きく変動し、予想外の円安の為替
レートで約定してしまうリスクがあります。そこでマネオク開催時に適用され
る為替レートの円安の上限を設定しますが、その上限のことを仮計算用為替レ
ートと呼びます。
なお、債券発行決定日の為替レートが、仮計算用為替レートより円安の場合は
発行されません。

詳しくは↓
https://monex2.e-srvc.com/cgi-bin/monex2.cfg/php/enduser/popup_adp.php?p_sid=oL33A76i&p_lva=1744&p_admin=&p_li=&p_faqid=1746&p_created=1145341905


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3.資産設計への道 
  〜その216 変わるものと変わらないもの 内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============
日経CNBCの「洋一・里子のケーザイ塾」から日経BPオンラインまで。新聞、雑
誌、テレビなどのメディア出演の最新情報はこちらでまとめてご覧いただけま
す。
http://www.monexuniv.co.jp
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その216>−−−−−−−−−−−−

 変わるものと変わらないもの

 ご存知の方もいるかもしれませんが、4月26日付けでマネックス・オルタナテ
ィブ・インベストメンツ株式会社(MAI)の代表取締役を辞任しました。引き続
き取締役として活動は行いますが、今後はもう一つ代表取締役を務めている株
式会社マネックス・ユニバーシティ(MU)が中心になっていくと思います。

プレスリリースはこちら
http://www.monexbeans.net/pdf/press/mbh/press2006_04_26_2.pdf

●MAIがやってきたこと
 MAIはマネックス・ビーンズ・ホールディングスとあすかアセットマネジメン
トの共同出資で設立された投資顧問会社です。2年前に設立されたときはゼロか
らのスタートでしたが、最初に匿名組合形式のマネックス・キャピタル・パー
トナーズIを約20億円で設定し、個人投資家向けに100万円からのオルタナティ
ブ投資商品を提供することができました。本ファンドは現在は募集を行ってい
ませんが、運用は順調で、投資家の方には4半期毎に運用状況をレポートしてい
ます。

 そして昨年の7月に設定されたのが50万円から誰でもいつでも購入できる国内
投資信託型のヘッジファンド投資商品、アジアフォーカスです。

●アジアフォーカスの運用
 アジアフォーカスは日本とアジアのヘッジファンドに分散投資するのが特徴
です。全体の資産の配分については2社で定期的な電話会議を行い議論して決定
していくことになりますが、アジア部分の運用はシンガポールにあるアジア最
大級の運用会社フルトンが、日本部分の運用はMAIが担当しています。約30本の
ファンドに分散投資されており、リスクを抑えながら着実にリターンを積み上
げることを目標に運用を行ってきました。

 ファンドマネージャーとしてポートフォリオを管理しているのはマネージン
グ・ディレクターの白木です。運用責任者として具体的な銘柄の選択、投資先
のモニタリングを担当しています。

 代表取締役が交代してもこの運用体制には何も変化はありません。運用方針
も変わりはなく一貫した投資哲学での運用が続けられます。

●今までの実績
 基準価額は昨日現在で10,698円となっており、年間で10%前後のリターンを
実現するという当初の想定シナリオを現時点ではほぼ達成しています。フルト
ンのアジアの銘柄選択能力とMAIの日本のファンドの目利きによって、実現され
た数字です。

 アジアフォーカスは順調に残高も増え、3月末でファンドの残高が100億円を
超えました。商品特性と運用実績をご評価いただいた結果と自負しています。

●新しい代表取締役
 私の後任となる水田は金融業界の大ベテランです。ソロモン、モルガンスタ
ンレー、野村ブラックロックと経験豊富でMAIのこれからのセカンドステップに
欠かせない人材です。今後投資家の皆様にお会いする機会もあるかと思います。

 オルタナティブ投資、MAIに関する最新情報はマネックス<オルタナティブ>
メール(無料のメールマガジン)でお届けしています。隔週の金曜日に配信さ
れ、マネックスメールとはまた一味違ったエッジの効いた情報とコラムが満載
です。

マネックス<オルタナティブ>メールの詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3210/alternative/mail.htm

●変わるものと変わらないもの
 アジアフォーカスの運用は変わりませんが、MAIの体制も変わり、近いうちに
きっと3つ目のファンドも提供されることになるでしょう。第2ステージに入っ
たこれからのMAIにご期待ください。

今回の話のまとめ---------
●MAIの代表取締役が交代した
●運用体制には何も変化はない
●第2ステージに入ったMAIのこれからに注目

ではまた再来週・・・(楽しいGWをお過ごしください)。


内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)


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4.チャートの世界 −第43回−
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 −実践編:「ストキャスティックス」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sto.htm

 先週はRSIについて述べましたが今週はにたような形ですが、ストキャス
ティックスについて検証して見たいと思います。RSIでは計算日数の違いで
2種類のRSIを検証しましたが、ストキャスティックスでは%Kという比較
的急激に動きのでるラインとその3日分を計算した%Dラインという2種類の
ものを検証します。

 図1.は先週の図1.と同じ期間の日経平均の図です。対比させて見るもの
面白いかと思いますが、この図1.は70を超えたら上向きの青い矢印↑、70を
超えている状態から70を割り込んだら下向きの青い↓、30を割り込んだら下向
きの赤い↓、30を割り込んだ状態から30を超えてきたときに上向きの赤い↑を
記入してあります。図を見ると一目瞭然なのですが、RSIの時以上に、上向
きの青い矢印で売るとその後もどんどん上昇するケースが多く、下がり始めて
下向きの青い矢印が出た時(70を割り込んだ時)に売った方が正解となってい
ます。逆に買いの方は下向きの赤い矢印が出た時に買うとその後は下がること
が多く、上がり始めて上向きの赤い矢印が出た時に買う方が正解となっている
ようです。

 図2.は図1.と同じチャートに%Kのラインを加え、「買いゾーン」「売
りゾーン」と言うように見てみました。図2.のA、C、E、Kに見られるよ
うに「売りゾーン」とされる中でも株価はじりじりと上がっており、ピンポイ
ントで「売り場」を探すのは難しくなっています。売りのタイミングは他の指
標で計るものとして「何か売りのシグナルが出てもいいところ」というような
見方をしておくのが正解ではないかと思います。同じように「買いゾーン」と
してみても買いのポイントはわかり難く、あくまでも「買い場探しの期間」と
いうような見方をしておいた方がいいのではないかと思います。

 図3.は具体的にソニーのチャートで検証してみたものです。70を超えたら、
70を割り込んだら、あるいは30を超えたら、30を割り込んだら、といちいち売
買していたのではかなりちゃぶついて(ばたばたとして)なかなかうまく儲か
りそうにもありません。図1.の日経平均で検証したように70を超えるときに
売るよりは70を割り込むときに売る、つまり下がり始めてから売りに行っても
決して遅くはなく、逆にダマシが少なく、売ったあとに大きく持ち上げられる
ことは少ないようです。買いの場合も30を割り込んだ時に買うよりは上がり始
めて30を抜けたところで買いに出てもその後の上昇は見込めるものと思います。

 図4.を見ても「ゾーン」でみた場合には「売りゾーン」の中でもかなり上
昇していたり、「買いゾーン」の中でも下がり続けているケースが多く、「売
りゾーン」「買いゾーン」のどこでも「売り場」であり「買い場」であるとは
言い切れない感じです。したがって、「売りゾーン」にあるときにローソク足
で売りのパターンが出た、とか「買いゾーン」にあるときに他の指標で買いシ
グナルとなった、などと他の指標の補完として使った方がいいと思われます。

 図5.は新日鉄(5401)のチャートですが、これでも図1.や図3.と同じ
ように「70以上で売り」とされても70を超えたところ(青い上向きの矢印)で
売るよりも70を超えていたものが70を売り込んだところ(青い下向きの矢印)
で「売り」とした方が若干遅れることはあっても、その後下がることが多いよ
うです。逆に買いの場合も30を割り込んだところ(赤い下向きの矢印)で買う
よりも30を抜けたところで買った方が良いのではないかと思います。

 図6.もまた「ゾーン」での動きを示して見ましたが、ご多分に漏れず「売
りゾーン」の中でも上昇している場合が多く、「買いゾーン」の場合でも下がっ
ているケースも多く見られます。やはり「売りゾーンだから」と言うだけで闇
雲に売って見たり、「買いゾーンだから」とうことでこの指標だけを頼りに買
いにでるのはちょっと難しいのではないかと思います。

 先週と今週で「RSI」と「ストキャスティックス」という代表的な「オシ
レーター系」のチャートを見てきました。ここで述べてきたように、これらの
指標は明確なシグナルを出すものとしての使い方もあるのですが、それ以上に
相場の「過熱感」を表すものと考えた方がいいのではないかと思います。これ
らの指標を組み合わせるなどして「買い場探しの時期」として認識、その中で
他の指標などで買いシグナルが出た時に実際に買いに出る、といったような使
い方が有効ではないかと思われます。


 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)


 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。


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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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 「個人投資家の投資リターンは金融リテラシーに従属する」
      (MBH 平成18年3月期 決算発表説明会資料より) 

 「個人投資家のための投資教育会社」であるマネックス・ユニバーシティが
  正しい金融知識の普及を目指します。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 4月28日   <連休>

 明日から連休が始まります。飛び石連休はシステムの大規模な入れ替えには
最適です。長い作業時間が確保でき、かつ一旦動かしたあとに、再調整するな
どの作業時間を確保できるからです。当社も去年のゴールデン・ウィークはマ
ネックスとビーンズの合併を行ったので大作業でしたが、今年は静かに連休を
迎えようとしています。

 かつては連休の中日である営業日は、証券会社などにとっては閑古鳥が鳴い
た筈ですが、当社のようなネット証券にとっては例年大商いになります。仕事
を休んでいる社会人のお客様が、自宅から或いはモバイル環境から、活発にお
取引されるからです。海外に行く人は大勢いますが、目的は休暇だけではあり
ません。日本があまり活動していない隙に外交で渡航する政治家も多くいます
し、上場企業の経営者や財務担当役員には、この時期に海外機関投資家向けの
IR(インベスター・リレーション)をする会社も多くあります。当社も例外
ではありません。

 ところで私は連休が来ると必ず築地市場の休市日、開市日を確認します。お
鮨屋さんなどでネタが溢れている筈の日、殆どない、もしくは保存ネタしかな
い筈の日が分かるからです。因みに今日はネタ豊富デーの筈ですが、仕込み過
ぎると売れずに駄目にしてしまうという理由から、軒並み貧弱という可能性も
あるので注意が必要です。人それぞれのゴールデン・ウィークですが、皆様楽
しくお過ごし下さい。(当社はもちろんカレンダー通り、FXは日本の祝日に
関係なく営業しています)

 追伸:世界初と思われる、個人投資家による債券のダッチ・オークション。
指値注文と云うべきか、ギャザリングと云うべきか。世銀債のマネックス・オ
ークション(通称マネオク)の第一回入札期間が終わりました。お陰様で無事、
豪ドル3年債、5.28%のクーポンで発行が決定しました。我が国の資本市
場にまた新しい歴史を刻めたことを嬉しく思います。ありがとうございました!


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  ぜひお立ち寄りください。

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  為替保証金取引 マネックスFXと中国株はお取引いただけます。
  どちらもマネックスに口座をお持ちのお客様ならウェブ上で口座開設
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  ★マネックスFXの詳細はこちら
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  ★中国株の詳細はこちら
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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニ
ングベル」に、投資情報センター長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。
是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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