マネックスメール 2006年6月2日(金)

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マネックスメール 2006年6月2日(金)

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 マネックスメール<第1677号 2006年6月2日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.資産設計への道 〜その220  日本株の調整局面から学ぶこと  内藤 忍 3.チャートの世界 −第47回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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アミタ(2490)、セキュアヴェイル(3042)
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
主力優良銘柄は終始堅調だが、指数は先物主導で乱高下

日経平均            15,789.31 (△285.57)
日経225先物         15,790 (△290 )
TOPIX            1,606.11 (△ 21.55)
単純平均             484.77 (△ 3.31)
東証二部指数           4,362.56 (▼ 53.96)
日経ジャスダック平均       2,324.38 (▼ 22.61)
東証マザーズ指数         1,348.58 (△ 30.78)
東証一部
値上がり銘柄数          955銘柄
値下がり銘柄数          661銘柄
変わらず             82銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ            68.42%  ▼ 1.63%
売買高            24億0403万株(概算)
売買代金        3兆0643億2500万円(概算)
時価総額          511兆1432億円(概算)
為替(15時)          112.73円/米ドル

◆市況概況◆

 本日は日経平均が年初来安値(引値ベース)を更新するような場面もあったのですが、結局は大幅高となり、乱高下となった一日でした。寄り付きは米国市場が堅調であったことを好感する動きから買い先行で始まりましたが、外国人売買動向(外資系12社ベース、市場筋推計)が大幅売り越しとなったことを嫌気する動きや小型銘柄に対する見切り売りなどもあって、逆に大幅安となりました。先物のまとまった売り買いに振らされた感も強いのですが、週末の手仕舞いの動きや押し目での腰の据わった買いなどもあって切り返し、堅調な展開となりました。

 朝方の雰囲気と前場中頃からの雰囲気と、後場に入ってからの雰囲気がころころと変わるような展開で、先物の動きや小型銘柄の動きに右往左往する向きも多かったのではないかと思います。ただ、大きく売られる場面でも下値を売り叩くと言うよりは先物の動きに振り回されるといった雰囲気も強く、主力優良銘柄が腰の据わった買いでしっかりしていたことで、底入れ感も出て来たのではないかと思います。

 小型銘柄もようやく底入れ感の出て来るものもありました。東証マザーズ指数は反発となったものの二部株指数や日経ジャスダック平均は下げ止まらず、軟調となりましたが、そろそろ下げ止ってくるのではないかと思います。先物へのまとまった売り買いに一日中振り回された感も強いのですが、ヘッジしていた分の買戻しなども多かったのではないかと思います。

 ようやく米国市場の大幅高に連れ高となりました。東証マザーズ指数の切り返しなどを見ると見切り売りも一巡したのではないかと思われます。いつ下げ止まるかが注目されている中で先物への買戻しや仕掛け的な買いが入ると途端にセンチメントが変わって、買い場を探し、買える銘柄を探す展開となったのでしょう。主力銘柄がしっかりしていたことで、小型銘柄も売り叩き難く、買戻しを急ぐ動きもあったのかもしれません。


(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・年初来安値(ねんしょらいやすね)
 その年で最低の値段のこと。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆ 

 主力銘柄はしっかり、小型銘柄も切り返すものが散見される

トヨタ (7203) 6,120円 △100 円 :100株単位
 米国市場が続伸となったことや、発表された5月の米新車販売統計で同社の
堅調さが伝わったこともあって買いが優勢となり、市場全体のセンチメントが
悪くなった中でも底堅く推移して、大引けは堅調となりました。

松坂屋 (8235) 750円 ▼100 円 
 同社の大株主である国内系投資ファンドに東京地検の捜査が入っていること
が報じられ、それを受けて朝方から売りが優勢となり前場は売買が成立せず、
後場に入ってから値がついたものの、ストップ安となりました。

KDDI (9433) 756,000円 △37,000 円 :1株単位
 固定通信事業の先行きに対する懸念が一巡したとの見方から、外資系証券が
投資判断を引き上げたことが材料となって、朝方から買いが集まり、引けは大
幅高となりました。

国際帝石 (1605) 949,000円 ▼21,000 円 :1株単位
 原油価格の下落を嫌気して同社など石油関連銘柄は売りが優勢となり、軟調
な引けとなりました。

ファーストリテイ (9983) 9,920円 △260 円 :100株単位
 朝方から買いが優勢となり、相場が乱高下する中でも底堅く推移し、後場は
じりじりと値を上げて大幅高となりました。大引け後には「ユニクロ」の5月
の既存店売上高が前年同月比で増加したことが報じられました。

スターバックス (2712) 49,750円 ▼350 円 :1株単位
 シアトル系カフェの食事が人気を集めていることが報じられましたが、想定
の範囲内との指摘や新興市場銘柄の地合いの悪さもあって株価の反応は鈍く、
年初来安値で引けました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
2.資産設計への道 
  〜その220  日本株の調整局面から学ぶこと  内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============
6月25日に札幌で「内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ」
を開催します。過去の勉強会の「参加者の声」はこちらをご覧ください。
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東京では6月27日に無料のパネルディスカッションもあります。
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−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その220>−−−−−−−−−−−−

 日本株の調整局面から学ぶこと

 株式市場が不安定な状況が続き個人投資家の投資心理は冷え込んでいます。
しかし、ミクロで見れば企業業績が悪化しているわけではありません。マクロ
経済環境の変化に今までの楽観的な心理が不安心理に変化したことが最近の株
価変動の主因と考えます。

 とすれば株式市場は数ヶ月前に比べると割安感が出ています。市場の心理や
需給から短期的にしばらく軟調な地合いが継続するかもしれませんが、例えば
PERで見ると東証1部では平均20倍程度まで下がっています。さらに下げの大き
な新興市場ではPERは大きく低下しています。

 企業収益に変動がなければ魅力的な水準に入ってきています。バリエーショ
ン(企業評価)から判断すると下値の不安が低くなってきているということで
す。市場心理が改善してくれば株価は落ち着きを取り戻すのではないかと個人
的には予想しています。

●長期分散投資なら
 アセットアロケーションを中心とした長期分散投資であれば、このような市
場の動きには左右されない運用を続けることができます。資産をアセットクラ
スに分散し、3ヶ月に1回資産の総額を時価で確認するモニタリングをするシン
プルな方法で充分です。そして年に1回のリバランスで資産全体の配分を調整す
れば良いのです。

 私自身の個人金融資産も長期分散投資を基本に実践しています。残念ながら
ここ数ヶ月で資産の評価は日本株式の下落の影響でマイナスになっています。
しかし資産配分の比率は変化させていません。

 資産配分は変更せず、保有している日本株の個別銘柄については定期的に割
高割安をチェックし、割高になったと判断したら売却します。その際は他の日
本株やETFを同金額購入し、日本株比率を一定に保つ運用を続けています。

●割安なら買う、割高なら売る
 個別の銘柄の売買は、割安だと判断した銘柄を業種分散して購入し、割高に
なったと判断したら売却するというシンプルなルールで運用を続けています。

 購入した割安な銘柄が割高になるパターンは2つあります。1つは株価が予想
通り値上りしていき、価値に対して価格が高くなってしまったと判断する場合
です。この場合、値上りした銘柄を売却する「利食い」になります。

 もう1つは購入した株式が業績の下方修正などを発表する場合です。この場合
利益水準に対して株価は割高になりますから売却することになりますが、購入
時の株価を下回る「損切り」になるケースもあります。

 いずれにしても割安、割高の判断にはできるだけ主観的な基準を入れないこ
とが重要だと思います。銘柄に惚れるのではなく冷静に淡々と取引していくの
です。

 気をつけて考えるべきなのはこのような個別銘柄の取引とアセットアロケー
ションを混同しないことです。個別銘柄選択は自分の手法が確立されていない
と市場平均(インデックス)を上回ることは長期的に困難だと思います。

●日本株の調整局面から学ぶこと
 今回の日本株の調整局面で学ぶべきことは2つあります。

 1つは分散が重要であるということです。株式に資金を集中させている、1つ
の銘柄に資金を集中させるといった「リスクの取りすぎ」状態になっている投
資家は相場の急落によって資産運用を続けられなくなる「ゲームオーバーリス
ク」があるということです。

 そしてもう1つはわからないこと理解できないことには手を出してはいけない
ということです。良く理解できない銘柄を何となく選び投資をしているという
人は「ナゼその銘柄を買うのか」をロジカルに説明できるか考えて見ましょう。

 もし、保有銘柄についてこれからの見通しを判断できないなら、一旦退却す
ることも検討すべきでしょう。ただしアセットアロケーションの基本は変える
必要はありません。市場に資金を置きつづける「Stay Invested」が基本です。
今回の話のまとめ---------
●長期分散投資と株式銘柄選択は分けて考えよう
●わからない投資、ロジカルに説明できない投資はやめよう
●ピンチはチャンス、株価下落は割安に買うチャンス

ではまた来週・・・。


内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)


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3.チャートの世界 −第47回−
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 −実践編:「一目均衡表(雲)」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Kumo.htm

 今週は引き続き「一目均衡表」について検証して行きたいと思います。先週
までと同じチャート(日経平均、新日鉄、キヤノン)を使って、今週は先行ス
パン1と先行スパンに2に挟まれた「雲」について検証してみましょう。一言
で言うと雲は「抵抗帯」とされ、一目均衡表で最も目立つ線ではないかと思い
ます。実際にどの程度有効なのか、抵抗帯となっているのかを見てみましょう。

 図1.は「いつもの」日経平均の一目均衡表です。これで見ても雲はしっか
りと目立つので、ある程度「抵抗帯」として機能しているようにも見えますが
雲だけを取り出して見てみましょう。

 図2.の赤い矢印のところは株価(日々線)が雲を意識した水準で反発となっ
たケースです。ちょうど、直前の安値を二度もつけた水準であり、15,000円に
近かったこともあって「節目」と見られたことも確かですが、その「節目」を
雲もしっかりと示していたと言う事です。その直後の安値はしっかりと雲の上
昇に合わせて下値を切り上げた格好にもなっており、雲がサポート(抵抗帯)
として機能していたことを示しています。
 また、Aのところではいったん日々線が雲にサポートされたものの雲の下落
に合わせ一気に株価が下落、その後すぐに持ち直して雲のサポートを確認した
形です。いったん割り込んでもどうしても雲の上限、下限を意識してしまうこ
とが表れています。
 Bでは雲の上限を割り込んだものの下限は割り込まずに雲の中で推移、底堅
い動きから上に抜けて来たパターンとなっています。その後は青い矢印に見ら
れるようにいったん抜けるとしっかりと上限が今度はサポートとして機能して
いると言うことです。
 Cは雲の中に一気に下落、その中で雲の下限をサポートとして「たくり足」
を引いた形です。次の日にこの日の終値より高い水準で寄付き、雲を割り込ま
なければ底入れ反発、雲を割り込むと下落が加速され、調整局面入り、となっ
て来るもの思われます。(答えを言うと次の日はかろうじて雲の下限で下げ渋
りましたが、その次の日に雲を割り込み調整局面に入りました。)

 図3.は図1.2.よりもなんとなく雲がはっきりと抵抗帯として見えない
感じです。実際にはどうなのか、雲以外の線を消して見てみたいと思います。

 図4.は図3.を見易くするために雲以外の線を消して見ました。
 Aのところは細かく見ると雲の上限を割り込んでみたり、しっかりサポート
されたり、と様々ですが、雲がしっかりとサポートとして機能しているのがわ
かります。
 そしてXをつける場面で雲を一気に割り込み、いったん雲を下回ったものの
今度は直前の安値水準(図の赤い矢印)で下げ止まり、雲に上値を抑えられな
がら雲の下限に沿って上昇する展開となったわけです。
 その後雲のねじれを目指す動きでしたが若干日柄がずれて薄い雲を一気に抜
けて(青い丸のところ)強含み、「買い時代」となったわけです。
 そしてまたYのところで薄い雲を一気に割り込み、売り時代となって「包み
足」で底入れし、再び雲のねじれを目指す動きとなったのです。今度はしっか
りと雲のねじれで上に抜け(赤い丸)て再び「買い時代」となり高値をつけた
のです。
 その後下落の過程でもZの部分でいったん雲にサポートされはしたものの地
合いの悪さに押され、今度はBのところまで、つまり雲の下限まで一気に下落
となり、しばらくは雲の下限がサポートとなったのですが、ついに割り込んで
しまったということです。

 図5.は雲と日々線が絡むところが非常に少ないのですが、果たして雲はど
ういう役割を果たしているのでしょうか。これもまた、雲以外の線を消して検
証して見たいと思います。

 図6.は雲と日々線だけを表したものです。二つの線が絡んでくるところは
少ないのですが、3点だけ雲を意識したところが見て取れます。
 まず赤い矢印で示したところは、直前の安値水準まで下落したところで雲に
近づき、底入れとなったパターンです。「直前の安値」という節目と雲がサポ
ートとなるタイミングが一致したことで、底堅い動きとなって、そういった底
堅い動きを見て反発となったものと思われます。
 赤い丸で示したところは雲をいったん割り込んでもすぐに雲の上限がサポー
トとなって反発となっています。しっかりと雲がサポートとなることが綺麗に
表れています。
 その後も青い矢印で示すところまで、何度も雲のサポートを確認するような
動きとなっています。青い矢印のところで、底堅さが確認され上昇に転じたも
のと思います。
 非常に堅調な動きとなっただけに雲に絡んでくる場面が少なかったのですが、
雲の上昇に合わせて、株価が上昇していることが分かります。上昇トレンドを
続けている相場の時はこうした形になるものと見られます。このチャートの最
後の場面でも下落相場がどこで止まるかを考えると図の緑色の矢印で示した株
価水準で、雲を意識したところあるいは雲の上限をサポートとして下げ止まり、
反発となって来るのではないかと思います。また、雲を割り込んでしまうよう
なことがあれば、この上昇トレンドもいったん終了したと考えていいものと思
われるのです。


 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


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パネル討論「マネックスとJPモルガンが考える資産運用革命」

6月27日(火) 13:30〜15:00
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  ☆参加をご希望の方は、下記のサイトにアクセスしてお申込みください。
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news605h.htm
         
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           抽選で150名様をご招待


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 6月2日    <渋滞解消>

 都内の道がガラガラです。いつも行く場所までの車での所要時間が、3割は
短い気がします。オフィスから下の通りを眺めても、やはりかなり空いている
気がします。これは駐車違反の取締ルールの変更によるものでしょうか。動脈
硬化を起こしていた血管のコレステロールが一気に減って、血液がサラサラと
流れ始めたようなものでしょうか。

 しかし私は一抹の不安を感じます。違反駐車を全て吸収できるだけの駐車場
があるとは思えないので、車の運転そのものを控えていて、物流自体の量が減っ
ているなどと云うことはないでしょうか?そしてそれが経済に悪い影響を与え
ると云うことはないでしょうか?証券会社の人間としての悲しい性で、空いて
いると心配してしまいます。一方で移動が速くなることによるプラスの効果も
あるでしょう。自粛によるマイナスとスピードによるプラス。どちらの影響の
方が大きいか気になるところです。

 昨日はしかし、随分と取締上のトラブルもあったようですし、民間による取
締と云うと、いい意味でも悪い意味でもかなり裁量の幅があり、慣例が定着し、
期待や常識が形成されるまでにはかなりの時間を要するでしょう。それまでは
オーバー・リアクションによって道は空くのでしょうか。いずれにしろドライ
バーとしては当面は気を付けるに越したことはないですね。


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       <<<マネックス・ユニバーシティだより>>>
  投資家の投資リテラシー向上のため講演、メディア出演と広く活動中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

  ◆別冊宝島『いっきにわかる「投資ファンド」の始め方・儲け方』に
内藤のインタビュー記事が掲載
http://www.monexuniv.co.jp/2006/06/post_30.html

  ◆月刊ビッグトゥモロウ 7月号に内藤のインタビュー記事が掲載
http://www.monexuniv.co.jp/2006/06/_7.html
 
◆東京大学5月祭で学生投資クラブLAVO主催するイベントに内藤参加
http://www.monexuniv.co.jp/2006/05/5lavo_1.html


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  ご用意しております。

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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニ
ングベル」に、投資情報センター長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。
是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

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 掲載記事の訂正とお詫び

 5月31日の「今日のマネオク」内、【※ゼロクーポン債の場合、売却益は雑所
得として総合課税の対象となります。】との記載がありましたが、外貨建て債
の売却益は正しくは「譲渡所得」として扱われます。ご迷惑をおかけいたしま
したことをお詫び申し上げます。


創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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