マネックスメール 2006年6月6日(火)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2006年6月6日(火)

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 マネックスメール<第1679号 2006年6月6日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
 3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 4.だから投資は面白い!
 5.投信売れ筋ランキング
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 8.今週のプレゼントコーナー

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
米国株が大幅安となったことを受け、買い手控え気分の強い中で大幅安

日経平均            15,384.86 (▼283.45)
日経225先物         15,360 (▼320 )
TOPIX            1,567.30 (▼ 27.62)
単純平均             472.89 (▼ 9.01)
東証二部指数           4,224.92 (▼162.32)
日経ジャスダック平均       2,311.55 (▼ 24.57)
東証マザーズ指数       1,355.30 (▼ 38.56)
東証一部
値上がり銘柄数          189銘柄
値下がり銘柄数         1,459銘柄
変わらず             50銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           61.20%  ▼ 4.53%
売買高            15億4154万株(概算)
売買代金        2兆0741億6000万円(概算)
時価総額          498兆6949億円(概算)
為替(15時)          112.38円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅安となったことで売り先行となりました。寄り付きから日経平均も15,500円の節目を割り込み、戻りかけては売られるといった終始軟調な展開となりました。ディフェンシブ銘柄の一角や小型銘柄の一角が堅調となる場面もあったのですが、先物へのまとまった売りなどもあって、なかなか浮上しませんでした。

 昼の市場外取引はやや買い越しと伝えられたものの見切り売りや投げ売りがかさみ上値が重くなると先物へのまとまった売りに値を崩すパターンとなって大幅下落となりました。ほぼ全面安となっており、ほとんど戻りらしい戻りもなくなっており、市場のセンチメントの悪さを物語っているようでした。
 小型銘柄は目先的な動きに振り回される格好となりましたが、一時期のような見切り売りがかさむようなこともなく、売物がある程度出切った感じです。値動きの良さに連れて買いを集めるものなども散見され、底堅い動きとなりました。先物はまとまった売りが断続的に出るというような雰囲気ではなく散発的にまとまった売りが出るものの目先的な動きが多く、ディーリング中心のようです。

 市場のセンチメントが下向きとなって、全く盛り上がりに欠ける展開となっています。目先的な需給の悪さから積極的に買い上がる動きは全くと言っていいほど見られず、かといって、確信を持って下値を売り込むような動きも見えず、週末のSQ(特別清算指数)算出日までは戻れば売りといった大人しい展開が続くのかもしれません。


 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・市場のセンチメント(しじょうのせんちめんと)
 市場に参加している投資家の心理の状態のことをいう。例えば、センチメン トが良いといえば、投資家が相場の上昇を期待して前向きな思考であること をいう。
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◆個別銘柄◆

 ディフェンシブ銘柄は底堅いがほぼ全面安

日 水 (1332) 571円 △8 円 :100株単位
 潜在成長力が高いことを理由に、国内系証券が投資判断を5段階の上から2
番目として新規にカバレッジを開始したこともあって朝方から買いが集まり、
堅調となりました。

コマツ (6301) 2,155円 ▼105 円 
 米国市場の大きな下げが景気敏感銘柄中心だったこともあり、米国に収益を
多く依存している同社株は売りが優勢となり、大幅安で引けました。

もしもし (4708) 4,100円 △240 円 :50株単位
 今期の連結配当性向を25%とする意向が報じられ、株主への利益配分を強化
することを好感する買いが集まり、引けは大幅高となりました。

NEC (6701) 647円 ▼15 円 
 米国市場でハイテク株がさえない動きだったこともあって、朝方から売りが
優勢となり、一時年初来安値を更新する場面もありました。ITソリューショ
ン事業の収益回復が遅れる可能性を指摘する声もありました。

タカキュー (8166) 668円 △49 円 :500株単位
 5月の既存店売上高が前年同月比で増加したことを好感する買いが集まり、
堅調に推移しました。

阪急HD (9042) 577円 ▼26 円 
 阪神(9043)とのTOB(株式公開買付)による経営統合について、相乗効
果を冷静に見極めたいとする向きもあり、朝方から売りが優勢となって引けは
大幅安となりました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


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2.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
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 株式相場見通し

 5月の株式市場は、東証株価指数が7.9%の下落、新興市場においては東証マ
ザーズ指数、大証ヘラクレス指数がそれぞれ、19.7%、21.5%の下落と、大幅
調整となりました。

 要因は複合的とみられますが、決算発表シーズンという観点からは、企業に
よる今年度の慎重な業績見通し、一部の企業の業績下方修正などによる新興企
業の業績に対する不信感、企業会計全般に対する不信感などが挙げられます。
また、これまで日本の株式市場においては、バブル崩壊以降企業業績の足枷と
なっていたいわゆる3つの過剰(雇用、設備、負債)が解消することによる企
業収益の高まりが一つのテーマとなってきましたが、それを裏でサポートして
いたとも言えるグローバルでの株式市場に対する資金の流れが変調をきたして
きたという事も、要因として挙げる事が出来ます。

 これまでは投資資金が貴金属、非鉄金属といった商品市況の大幅上昇で利益
を上げ、さらにリスク許容度が増した投資資金が新興国の株式市場に流れ込ん
でいました。しかしながら非鉄金属などの商品市況は5月半ば頃から高値で乱
高下する状況となり、アジア等の新興国における株価調整も鮮明となりました。
日本における5月の投資主体別売買動向では、外国人投資家が大幅売り越しと
なったとみられますが、これは日本株に対する見方以前に、グローバルで見た
資金循環の観点から、投資家のリスク縮小傾向が鮮明になった事を顕著に表し
ていると思われます。

 これらの動向には今後も注意が必要であるといえますが、3つの過剰(雇用、
設備、負債)の解消、並びにデフレの解消、設備投資の拡大といった、中・長
期的な観点からの経済、企業収益環境の変化といった着眼点は引き続き有効で
はないかと現状では考えています。今後景気の拡大ピッチが若干弱まったとし
ても、中・小型株を含め大きく株価が調整した銘柄が散見される現在は、もう
一度投資対象として魅力的な企業を探す上で良いタイミングではないでしょう
か。


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資対象とするノーロードのマネックス証券専用ファンド。1万円か
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投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。


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3.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第52回 PCレシオの急上昇に注目
(難易度 ★★★☆☆)
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■プット・コールレシオ(PCレシオ)の高水準に注目
 5月6日号でもご紹介させていただいたPCレシオの水準が、先週から急速に切
り上がり50%を越える水準になりました。この指標が将来の値動きを示唆する
保証はないのですが、過去の水準を見るとかなり高い水準です。そこで今回は
この意味を再度考えて見ましょう。

■(PCレシオ)とは?
 現在、eワラントのPCレシオは国内株式、国内株価指数を対象としたeワラン
トの売買金額を基に、以下の計算式で算出されています。

 PCレシオ =(プット売買金額/コール売買金額)の5日移動平均

 一般に、強気相場の時は株価上昇期待が増し、コール型の売買が増える傾向
があります。逆に、弱気相場の時は、多くの場合、プット型の利用が増える傾
向があります。つまり、eワラントのコールとプットの取引割合を見て、プット
の売買の割合が高ければ弱気な投資家が多い、コールの取引割合が高ければ強
気の投資家が多いと考えることができます。これを指標にし、投資判断の参考
になるようにしたものが、「プット・コールレシオ(PCレシオ)」というわけ
です。5日移動平均としているのは、毎日の変動にあまり左右されずにトレンド
を見るための工夫です。

■PCレシオが高くなっているということはどういう意味?
 相場の転換点では、PCレシオが山、または谷を形成する傾向があります。つ
まり、相場の大底では、皆が弱気になってプットの売買割合が極端に増えてPC
レシオの“山”となるというわけです。逆に、相場の天井では、投資家の多く
が強気一辺倒になって、PCレシオが極端に低下し、PCレシオの“谷”となるこ
とが多くなります(もちろん、まだ崖の真ん中あたりということもありえます)。

相場の大底→弱気蔓延→プット売買割合ピーク→PCレシオの山
相場の天井→超強気→コール売買割合ピーク→PCレシオの谷

 つまり、現在の極めて高いPCレシオは、経験的には大底圏で出現することが
多いといえます。

■過去のチャートを見てみると
 過去の例をみると、直近のPCレシオのピークとなっている2005年10月末、
2006年1月半ば、2006年2月末は、いずれも目先の相場の底となっています。特
に50%を越える水準は、経験的にもかなり高い水準で、投資家に弱気が蔓延して
いることを示唆しています。

2006年6月5日までのチャート
http://www.gs.com/japan/ewarrant/mailmag/html/20060606/imgs/pcratio.gif
*eワラントプット/コールレシオはあくまでも指標の一種であり、必ずしも将来
の結果を保証するものではありません。最終的な投資の判断は、ご自身の責任
で行ってください

■PCレシオを見るには
 PCレシオは、ゴールドマン・サックスが毎週火曜日に発行するメルマガにつ
いているカラーチャートを見るのが、わかりやすいと思われます。また、PCレ
シオは相場の大まかな転換のポイントを見るものなので、1週間に1回程度の頻
度でちょうど良いと思われる方も多いでしょう。なお、このメルマガは下記ア
ドレスからバックナンバーを見ることができます。
メルマガバックナンバー
http://www.gs.com/japan/ewarrant/mailmag/mailmag_back.htm

 また、日次の数値を見たい方は、マネックス証券ホームページの投資情報>
プレミアムメール>eワラントメルマガ>eワラントDaily Watchを申し込めば、
利用料無料で送られてくるメールの原資産概況に前営業日のPCレシオが掲載さ
れています。


■PCレシオ利用の注意点
 PCレシオは、あくまで売買状況を基に算出された数値に過ぎず、将来の値動
きを一切保証するものではありません。また、PCレシオの利用法には絶対的な
ものはなく、上記はあくまで筆者個人の見解に基づく説明であり、ゴールドマ
ン・サックスの意見ではありません。最終的な銘柄の選定、投資の判断は、ご
自身の責任で行ってください。

本日のポイント: PCレシオの上昇に注目

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)
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ー会場に!
https://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/index8.html

上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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4.だから投資は面白い!
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 −第13回 ケースを学ぶ 〜こんなとき、あなたはどう判断するか〜−

 「投資している会社の“表情”を気にするうちに、おのずと国内経済、海外
経済にも目が向かうようになり、世の中を見る眼が養われ、いつの間にか日々
歩く街並みでさえもいろいろな視点から見られるようになっているハズです。」

 前回のコラムの一文です。

 証券業界に長年籍を置くベテランでも、会社の“表情”を100%つかみ、
出し得る最高の投資成果を得られているかといえば、必ずしもそうではないと
思います。
 “表情”をつかんで投資に活かすことは、それだけ難しいものです。
 ただ、世の中を見る眼を日々鍛え、自分の中にいろいろな視点を増やすこと
で、個人投資家の方々も“眼力”がついてきて、真の“表情”に少しでも近づ
き、投資成果を着実に積み上げていくことができるのではないでしょうか。
 繰り返しになりますが、“眼力”を身につけるべく、日々の学習・経験を通
じて幅広い視点を身につけてください。

 今回からは、「ケースを学ぶ 〜こんなとき、あなたはどう判断するか〜」
ということで、ある銘柄を実例として取り上げ、投資判断について考えていき
たいと思っております。
 ある時期の株価を見て、その時期に報道されたニュースや出来事をどのよう
にとらえ、どのような投資スタンスを取っていくべきなのか、を提案していき
ます。
 ニュースや出来事のとらえ方、投資スタンスの取り方については、千差万別
かと思います。今回から始まるこのコラムは、あくまで個人投資家の方々に
“視点”を蓄積していただくためのもの、ということを改めてご承知いただけ
れば幸いです。

 はじめての実例として、日産自動車(7201)を取り上げていきます。

 「日産自動車」と聞いて、個人投資家の方々はどのようなイメージをお持ち
でしょうか。やっぱり“ゴーンさん”でしょうか。
 1933(昭和7)年に設立された、言わずと知れた大手自動車メーカー。これ
までに「サニー」「スカイライン」「フェアレディZ」など、日本の自動車史
に燦然と輝く名車を多く創りだしてきました。「技術の日産」といわれた時代
に青年期を過ごした50代〜60代を中心に、根強いファンもいるほどです。

 そんな日産自動車ですが、設立してから70年余りが経っています。紆余曲折
があって、今に至っているのです。
 日産自動車の株価を1988(昭和63)年から2006年5月まで、月足(ローソク
足でも月ごとの始値、高値、安値、終値を記したもの)で表したものが、以下
でご覧いただけます。また、このコラムで先週まで取り上げた“表情をつかむ”
方式でチャートを区切ってみました。

 図表
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/7201.htm

 チャートを見て、どんな印象をお持ちになられたでしょうか。
 バブル崩壊から日本経済の低迷期をを切り取っているということもあります
が、あれだけの大企業の株価が僅か20年でこれだけ変動していたことを、読者
の皆様はご存知でしたでしょうか。
 “表情をつかむ”方式で区切ってみましたが、投資判断としては「下降期」
(A)の終わりを見極めるのが難しく、私は投資を行う判断をなかなか下せま
せんでした。
 では、日産自動車のこの20年、どのような出来事やニュースで株価が動いて
いったのでしょうか。
 次回、“表情をつかむ”方式で、期ごとにチェックしていきたいと思います。
 読者の皆様も、同社の出来事やニュースをチェックして、もし自分だったら
どのような投資判断を下しただろうか、と思いを巡らせてみて下さい。


(マネックス証券 投資情報センター)


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5.投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.DKA物価連動国債ファンド
 2.日経225ノーロードオープン
 3.HSBC インド オープン
 4.HSBC ブラジル オープン
 5.トヨタ・バンガード海外株式


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  ランキングです。
  当ランキングには、公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF及び
  マネーポートフォリオは含めておりません。

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7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 6月6日     <ネクタイ>

 レジメンタルのネクタイ、即ち斜めに縞の入ったタイですが、若い頃は如何
にも新入社員ぽくってあまり好きではなかったのですが、最近では好んでする
ようになりました。恥ずかしい話ですが、歳を取るにつれて、敢えて若々しい
ものをするようになったのかも知れません。

 このレジメンタル・タイですが、縞の流れ方に二通りあります。ネクタイに
向かって見て右肩上がりのものと左肩上がりのものです。レジメンタル・タイ
は元々は英国軍隊の制服の一部で、連隊によって違う配色や縞の幅・配列であ
り、所属連隊を一目で分かるように表していたそうです。それが米国に移って
縞の流れ方が逆になり、それはレジメンタル・ストライプに対してリバース、
もしくはクラブ・ストライプと呼ばれたらしいのですが、今ではどちらもレジ
メンタル・タイと呼んでいるそうです。

 で、右肩上がりと左肩上がり、どちらが本来のレジメンタルかと云うと、私
がネット上で調べた限りでは混乱しており、どちらの記述もあって判然としま
せん。まぁそれはどうでもいいのですが、私の持っているレジメンタル・タイ
は1本を除いて全て右肩上がりです。証券会社ですから!しかし一本だけ右肩
下がりがあり、これは忌むようなことがある日や、敢えて流れを180度変え
たいような時に、敢えてします。アサハカでしょうか。

 昔は小紋、次にソリッド(無地)、今はレジメンタルを好んでいるのですが、
そのうちまた趣味は変わるのでしょうね。


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