マネックスメール 2006年6月9日(金)

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マネックスメール 2006年6月9日(金)

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 マネックスメール<第1682号 2006年6月9日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.資産設計への道 〜その221  ジャック天野と安部礼司  内藤 忍 3.チャートの世界 −第48回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
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SQ(特別清算指数)算出後も目先的な思惑で乱高下

日経平均            14,750.84 (△117.81)
日経225先物         14,800 (△200 )
TOPIX            1,498.68 (△ 16.46)
単純平均             450.39 (△ 5.94)
東証二部指数           4,190.31 (△113.56)
日経ジャスダック平均       2,232.87 (△ 22.25)
東証マザーズ指数        1,324.21 (△ 48.03)
東証一部
値上がり銘柄数         1,201銘柄
値下がり銘柄数          429銘柄
変わらず             67銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           54.37%  ▼ 0.02%
売買高            31億6855万株(概算)
売買代金        4兆2010億0700万円(概算)
時価総額          476兆8066億円(概算)
為替(15時)          113.93円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が底堅い動きとなったことでSQ後の買いが期待されたのですが、外国人投資家の売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)が本日も大幅売り越しと伝えられたことで買い手が引っ込み、SQも売り越しであったことから軟調な始まりとなりました。ただ、SQで売られたところは目先筋のリバウンド狙いの買いもあって売り一巡後は堅調となり、値頃感もあって反発となりました。

 ただ、目先筋の売買に一巡感が出て上値の重い展開となると今度は外国人投資家の売りを懸念する動きから売りが優勢で、軟調となり、後場に入っても昼の市場外取引が売り越しと伝えられたことで大幅下落となる場面もありました。機械受注統計の発表を控えて押し目では買戻しも入り、機械受注統計の発表後は先物へのまとまった買いも入り堅調な展開となりました。

 小型銘柄は比較的堅調な展開が続き、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均、二部株指数も堅調となるなど底入れ感も出てきているようです。先物も目先的な売買が主体となってはいますが、SQ後は買戻しや仕掛け的な買いが多く見られました。目先的な強弱感で右往左往する展開となりましたが、そろそろ底入れ感も出てきているのではないかと思います。

 外国人売りが止まらないことで積極的に買いが入り難いところですが、週末の手仕舞いの買い戻しなどもあって堅調となりました。底入れ待望論も強く、いったん買いが入り出すと一気に買われ、センチメントが再び悪化すると一気に売られるような乱高下は続くものと思われますが、見切り売りや投げ売りも一巡した感が強く、上げ下げで比べると下がるよりは上がり易くなって来るのではないかと思います。


(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・機械受注統計(きかいじゅちゅうとうけい)
 機械受注統計とは機械メーカー280社による生産設備用機械の受注額を集計し たもので、内閣府の経済社会総合研究所から発表されるものである。
 通常「船舶・電力を除く民需」という項目が利用され、景気の動向を計る上 で重要な企業の設備投資の先行きを示す指標として注目される。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆ 

 鉄鋼株を中心に主力銘柄は堅調な展開

ファナック (6954) 9,270円 △110 円 :100株単位
 取引時間中に4月の機械受注統計が発表され、市場予想を上回ったことが好
感されて買いが集まり、堅調な引けとなりました。

松 下 (6752) 2,310円 ▼5 円 
 朝方の売りが一巡してからは切り返して堅調に推移していたものの、上値が
重かったことで見切り売りなどに押されて再び値を下げ、一時年初来安値を更
新する場面も見られました。

新日鉄 (5401) 391円 △9 円 
 需給が改善しているとの指摘もあって朝方から買いが集まり、引けは堅調と
なりました。

国際帝石 (1605) 868,000円 ▼20,000 円 :1株単位
 原油価格の上昇が一服となったこともあって朝方から売りが優勢となり、軟
調な動きとなりました。

コナミ (9766) 2,440円 ▼130 円 :100株単位
 サッカーゲーム「ウイニングイレブン」が人気を集めていますが、ワールド
カップ(W杯)が開幕することで材料出尽くし感が出たとの指摘もあり、朝方
から売りが優勢となって、大幅安で引けました。

富士写 (4901) 3,710円 ▼40 円 :100株単位
 国内系証券が、原材料の高騰による収益縮小懸念を理由に同社の投資判断を
5段階評価の最上位から1つ引き下げたことが材料となって、売りが優勢とな
り、さえない展開が続きました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
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詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。


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2.資産設計への道 
  〜その221  ジャック天野と安部礼司  内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============
日経WOMAN7月号「お金と幸せの黄金ルール、見つけた!」 でインタビューを受
けています
http://www.nikkeiwoman.net/
別冊宝島『いっきにわかる「投資ファンド」の始め方・儲け方』 の巻頭でイン
タビューが掲載されています
http://tkj.jp/book/book_20131101.html
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その221>−−−−−−−−−−−−

 ジャック天野と安部礼司

 今週資産運用に関する2冊の本を読みました。「バリュー投資再入門」と「貧
乏人のデイトレ、金持ちのインベストメント」です。そして投資の世界にジャッ
ク天野と安部礼司という2人の重要な主人公がいるという頭の整理ができました。

●アルファとベータ
 投資のリターンはアルファとベータの2つに分けて考えることができます。

 ベータとはインデックスファンドなどに投資することで実現できる市場の変
動からのリターンです。誰でもインデックスファンドを使えばベータからのリ
ターンを実現することができます。ベータは、分散投資をしてもなくならない
リスクです。たくさんの銘柄に十分に分散投資されたポートフォリオであって
もTOPIXのように市場の変動によってリターンがブレるリスクを持っているとい
うことです。

 もう一つのアルファとはベンチマーク(市場平均)を上回る運用成果のこと
です。能力のある運用者(カモにする側)が能力のない投資家(カモにされる
側)から獲得することができるリターンのことです。つまり市場の平均値から
の超過リターンと言うことができます。

 例えば、株式市場が10%上昇した時、15%のリターンを実現したらアルファ
からのリターンが5%でベータからが10%ということになります。

●ベータは長期で報われるはず
 個人投資家が最初に取るべきリスクはベータのリスクです。市場の変動のリ
スクを取りながらリターンを狙う方法です。この方法は残念ながら時間がかか
ります。もちろん短期的に右肩上がりの相場に乗ってリターンを実現すること
もありますが、逆に調整局面になると市場全体がマイナスのリターンになって
しまい、ベータで報われない時期もあります。

 しかし過去のデータはどのようなタイミングであっても、充分に分散された
ポートフォリオでリスクを抑えながらベータを狙う運用を継続すれば、長期的
にはプラスのリターンが実現できるという結果を示しています。インデックス
で計算した市場の上昇率は長期ではプラスになっているからです。

 ベータの世界はこのインデックスというアベレージ(平均)が主人公です。

●アルファを狙うにはバリュー投資
 一方のアルファを狙う方法はいくつかありますがその1つがバリュー投資です。
「バリュー投資再入門」では逆立ちしてマーケットを見ることを提案していま
す。つまり人の逆をやる投資と言うわけです。

 具体的には横文字の会社名ではなく、つまらない業態で、悪いニュースが流
れていて、成熟した産業で、アナリストや機関投資家が注目しない、マーケッ
トシェアが大きい、企業を狙えと言うのです。

 銘柄選択の基準としてPER15倍以下、PBR1.5倍以下、2つの掛け算で22.5以下、
そして自己資本比率30%以上を掲げています。

 そして短期の上下動に一喜一憂しないで長期投資を続けるためのコツは株価
を見ないことだと書いています。株式投資は結婚のようなもの。つまり山あり
谷あり、長期で良い結果を出せば良いという意味です。著者は個別銘柄の最安
値から高値までの季節は経験から5年とも書いています。

 アルファを狙う投資方法の1つであるバリュー株投資。銘柄選びに必要なのは
世間の常識の逆を行く逆バリ、つまり天邪鬼な投資スタイルなのです。

●安部礼司とジャック天野
 アベレージ(=安部礼司)とは市場平均のこと。インデックス運用によって
長期で市場平均を得ようとするベータ戦略です。

 一方の天邪鬼(=逆立ちしたジャック天野)とは人が売っている時に、安値
で買って市場平均を上回るアルファ戦略の1つであるバリュー投資です。

 安部礼司とジャック天野、長期でリターンを実現していくためには2つの戦略
を使いわけることが大切です。アルファ戦略は平均を上回るためのスキルが必
要で誰でもできることではありませんが、ベータ戦略ならインデックス運用を
すれば誰でもはじめられます。

 株価の調整によって安部礼司は苦戦していますが、一方で過剰に売られすぎ
た銘柄も増えてきています。そんな時はジャック天野の出番です。

 例えばマネックス証券のスクリーニング機能でPER15倍以下、PBRが1.5倍以下
の銘柄を検索すると147銘柄が該当しました。この中にジャック天野のアルファ
戦略のヒントが隠されています。

今回の話のまとめ---------
●投資のリターンはアルファとベータに分けて考える
●過去のデータからはベータは長期で報われている
●アルファを狙うにはバリュー投資が1つの方法

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://mail.monex.jp/?4_28401_134617_15


資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)


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3.チャートの世界 −第48回−
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 −実践編:「一目均衡表(対等数値)」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Taito.htm

 今週は一目均衡表の「対等数値」の基本的な考え方を見てみたいと思います。
いくつかの呼び方や見方もあるのですが、基本的には「前回30日間で安値から
安値までのサイクルだったから今度も30日で安値から安値までのサイクルにな
るのだろう」というような考え方が基本になっています。それが安値から高値
までの期間を高値から高値で見てみたり、といろいろなことが考えられます。
そこで、ごく基本的な短期の日柄の動きを見て、実際にどのような周期を見つ
ければ役に立つのかを見てみましょう。

 図1.は今週も先週と同じ日経平均の一目均衡表です。図2.では図1.の
様々な線を日々線のローソク足だけを残して全て消してあります。今週はこの
日々線の動きから高値、安値をつけた日柄の計算をしてみたいと思います。

 図2.ではまず、Xで示した「窓」を空けて上昇したところを起点としてそ
の後の安値、Yのところまでの日柄を基準に考えて見ます。X−Yの間の日柄
が30日であったことからまず、Yから反発する過程(A)で「この上昇はとり
あえず30日続くのではないか」と考えるわけです。ところが30日も続かず、下
落を始め(B)その下落も30日続かずCの反転となって来ました。30日たった
時点(赤い矢印)では赤い丸で示したようにCの反転後に高くなって来ており、
「ここが転換点」、つまりここから下落、と考えるのです。
 同じようにDで下がっているところではとりあえず「30日下がるのでは」と
考えて見るのです。ところがすぐに反転となり、Eとなって戻り歩調となり、
高値を抜けてもまだ上昇を続けました。そこで、30日経過した時点(赤い矢印)
で「首吊り足」となったところで(図の赤い丸)「個々が高値ではなかったか」
と疑ってかかる、ということです。
 その後の経過をみると見事に高値となり、次の30日後で安値となるか高値と
なるかを見極める状況にある、といったところです。

 図3.も先週と同じ新日鉄のチャートです。こてもまた日柄の計算をし易い
ように雲などを取ってみてみましょう。

 図4.ではこのチャートでの最初の安値(A)と安値(B)の間の日柄を基
準に見てみます。
 この赤い線で示した基準となるものは日柄では35日となり、図のようにCの
高値をつけてから33日後にも戻り高値(E)をつけています。また、Fの日柄
はDという小さな戻りから34日となっており、これもほぼ同じ日柄といえるで
しょう。このように見ていくとBからGの高値までが31日、Fから37日目には
Hという急落のあとの押し目となるなど、35日を中心に転換する場面が現れて
いるような感じです。HからIまでは27日となっており、戻り歩調と見えます
がまだ下値もありそうというように見えると思います。

 図5.も先週と同じものですがこの図を見るだけでなんとなく周期的な動き
というのが見えてきます。

 図6.はXからYまでの上昇が18日であり、それを基準に18日ごとに矢印で
示して見ました。
 Cを除いてA〜Eまでの動きを見てみるとしっかりと高値や安値となってい
ることが分かります。特にDの赤い丸のところでは大きく上に抜けるとこで目
先的な高値をつけたということになります。
 Eでも「窓埋め」となるような安値をつけており、Fで安値をつけたのかど
うかが注目されるところです。

 以上のようにいろいろと見てみましたがある程度株価には周期がある、とい
うことがお分かりになりましたでしょうか。その周期をしっかりと掴むとより
安く買えたり、より高く売れるなど売買のタイミングをしっかりと見つけるこ
とができるのです。


 (マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)


 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。


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4.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


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5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 6月9日     <株価予知>

 株価と景気の間には、どれだけの相関関係があるでしょうか?もちろん関係
はあります。大いにあります。一国の経済規模と、その国の企業価値の総和の
間にも、一定の関係が存在すべきでしょう。

 例えば、GDPと上場企業時価総額和は、全く無関係ではあり得ません。或
る意味で付加価値の創造の総和がGDPであり、一方自由資本主義国家であれ
ば、付加価値の創造の主たる主体は企業だからです。時価総額和は、GDPの
半分を切ることはないでしょうし、一方2倍を超えることもないでしょう。長
期的に見れば、この2つは収斂する性質のものと思えます。しかし短期的に見
ていくと、関係が薄れます。1年、1ヶ月、1日と期間を短くしていくと、ミ
クロ的には全く関係ないと云ってもいいでしょう。或る日に日経平均が5%動
くことはあっても、1日ではGDPは一切動きません。一方10年掛けてGD
Pが5割増えれば、その国の上場企業時価総額和は概ね5割ほど増える気がし
ます。短期的には、「気持ち」が株価に与える影響が莫大です。また株は、或
る意味では金融商品・リスク商品ですから、他に何も変わらなくても、リスク
が変わるだけで株価は変動します。或いはリスクが変わらなくても、リスクの
見積もりが変わるだけでも株価は大きく動きます。

 まぁそれだけ株価を決定する要因は、多くて複雑で微妙なものです。株価変
動の理由を探ることは大変重要で意味のある行動ですが、同時に決して解明は
できないと云うことも、しっかりと認識しておく必要があると思います。株価
の変動は、地震がいつ、どこで、どのような規模で起きるか、という問題とと
てもよく似ています。マクロ的にいつまでにどの辺りでどの程度の地震が起き
るかは予知できても、いつ、どこで、どういう規模で起きるかと、ミクロ的に
は決して知り得ないのです。そして、それを解明できる、或いは解明した、予
知できたと断定的に考えることは、株価に関しても地震に関してと同様、大変
危険なことだと思います。


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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニ
ングベル」に、投資情報センター長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。
是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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