マネックスメール 2006年6月20日(火)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2006年6月20日(火)

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 マネックスメール<第1689号 2006年6月20日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
 4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 5.だから投資は面白い!
 6.投信売れ筋ランキング
 7.投資信託基準価額
 8.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 9.今週のプレゼントコーナー

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
特に材料が出たわけでもないが先物主導で大幅安

日経平均            14,648.41 (▼211.94)
日経225先物         14,670 (▼220 )
TOPIX            1,510.32 (▼ 17.34)
単純平均             462.45 (▼ 5.34)
東証二部指数           4,314.83 (▼ 38.05)
日経ジャスダック平均       2,332.01 (▼ 17.07)
東証マザーズ指数       1,431.97 (▼ 30.74)
東証一部
値上がり銘柄数          336銘柄
値下がり銘柄数         1,260銘柄
変わらず             99銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           78.87%  △1.45%
売買高            14億7007万株(概算)
売買代金        1兆8633億5300万円(概算)
時価総額          481兆0419億円(概算)
為替(15時)          115.06円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅安となったことやCME(シカゴ市場)の日経平均先物が日本市場の終値に比べ大幅安となっていたことから売り先行の始まりとなりました。外国人の売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が引き続き売り越しと伝えられたことも戻り売りがかさむ要因となりました。それでも、戻り売りが一巡すると下値を売り叩く材料にも乏しく、逆に上値を買いあがる材料もなく、小動きとなりました。

 昼の市場外取引は金額は少ないながらも買い越しと伝えられたのですが積極的に買い上がる動きにはならず、逆に上値の重さが確認されると先物へのまとまった仕掛け的な売りも出て大きく下げ、その後は戻りも鈍く安値圏のもみ合いで取引を終了しました。特に悪材料が出たわけでもないのですがセンチメントの悪さに先物への仕掛け的な売りで方向感が出ると一斉に見切り売りが出たということなのでしょう。

 小型銘柄は底堅い動きとなるものが多かったのですが、東証マザーズ指数は誤発注問題もあって買い気に乏しく大きく下げました。それでも二部株指数や日経ジャスダック平均は底堅い動きとなりました。先物は後場に入って、上値の重さが確認されたところで仕掛け的な売りが出た他は大きな動きもなかったのですが、売り方にとっては非常に効果的な売り仕掛けとなり相場を大きく押し下げる要因となりました。

 外国人売りが一服となったと見られたのですが、なかなか下げがきつくなりました。いつも述べていることですがいったん方向が出ると非常にボラタイルな動きとなり一方向への動きが加速されます。先物へのまとまった売り買いに振らされる展開となっています。外国人売買動向や先物への仕掛け的な売りが一人歩きをして方向感を出すような動きとなり振り回されている感じです。

 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・引け・大引け(ひけ・おおびけ)
 取引所の売買立会は、午前立会(前場)と午後立会(後場)に分かれていま す。前場、後場の最後の売買のことを「引け」といい、特に後場の引けを 「大引け」といいます。
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◆個別銘柄◆

 軒並み軟調となっているが医薬品株などディフェンシブ銘柄は堅調

吉野家 (9861) 229,000円 △5,000 円 :1株単位
 政府が米国産牛肉の輸入を再開する手続きに入る見通しであることが報じら
れ、前場は株価の反応が鈍かったものの、後場に入ってからは上げ幅を拡大し、
引けは堅調となりました。牛丼の販売再開が確実となったとの見方もありまし
た。

日 揮 (1963) 1,833円 ▼22 円 
 米アルケノールと自動車用エタノールの製造・販売に乗り出すことが材料と
なって、前場は堅調な動きが続いていましたが、後場に入ってからは相場全体
の下げもあって戻り売りや見切り売りなどに押され、引けは軟調となりました。


ANA (9202) 423円 △4 円 
 2005年度の国内線旅客数で日本航空(9205)を上回ったことが好感され、朝
方から堅調な動きが続きました。

東エレク (8035) 7,370円 ▼290 円 :100株単位
 後場の取引時間中に先物に仕掛け的な売りが入ったことを受けて、日経平均
の寄与度の高い同社など値がさ株は更に下げ幅を拡大し、大幅安で引けました。

塩野義 (4507) 1,954円 △125 円 
 相場全体が軟調な動きとなっている中で、ディフェンシブ銘柄として同社な
ど医薬品銘柄に朝方の売りが一巡すると買いが集まり、引けは大幅高となりま
した。

オリックス (8591) 27,290円 ▼1,600 円 :10株単位
 資金運用を行う子会社に行政処分勧告がなされたことが引き続き嫌気されて
売りが優勢となり、大幅安となりました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
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◆ランキング◆

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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


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2.きょうの「マネいち」
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 本日の各世銀債の参考利率

米ドル3年債:4.72% (+0.02%)
ユーロ4年債:3.02% (+0.04%)
豪ドル3年債:5.38% (+0.02%)
NZドル2年債:6.08% (+0.02%)

◆きょうのはてな◆
Q3.新しくなった「マネいち」は旧マネオクとどこが違うの??(2)

A3.購入資金のお預かり期間を短くしました!

「マネいち」の開催期間を2週間とし、申込み受付開始から約1週間後に決定さ
れる、「今月の銘柄」に選ばれなかった銘柄に関しては、その時点で発行が見
送られ申込受付終了となります。お預かりしている資金も当日午前11時から即
座に他のお取引にご利用いただけます。

詳しくは↓http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/auction.htm


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3.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
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 TOPIXの下落率は4月7日の1,783.72から、6月13日1,458.30まで18.2%の大幅
下落となりました。この下落についてマーケットでは、1.中期上昇相場の中で
起きた、2.米国の金融引締め局面、3.インフレ懸念の高まり、4.米国FRB議長が
交代して間もない、といった共通点から、ブラックマンデーを内包する87年6月〜
88年1月の25.2%の調整局面と似ているといった指摘がなされています。上昇相
場が続いているというには、やや下落率が大きすぎるようにも見えますが、ブ
ラックマンデー後の日本の株式が好景気、低金利を背景に欧米に先駆けて高値
を更新したことから、今回も同様の展開を期待する向きがあるようです。

 一方、87年当時と異なり今回の下落は、景気の成熟局面で起きたこと(87年
度の企業業績は円高不況を克服し3年ぶりの経常増益となった)、米国の金融引
締めが最終段階に近づいていること(ブラックマンデーは米国利上げ開始から6
ヶ月目であるのに対し、今回は既に2年以上が経過)、から似たような動きには
ならないとする向きがあるのも事実です。

 どちらの意見が正しいか、やはり鍵を握るのは、国内景気、企業収益だと考
えます。特に上場企業の06年度の経常増益率(新興市場、金融、決算期変更会
社などを除く)は、セルサイド予想によれば、+5〜7%程度と売上高の増収率並
に留まる見通しです。確かに原油価格の高止まり、交易条件の悪化、人件費な
ど固定費が上昇傾向にあることなど減益要因が増加しつつある点には注意が必
要ですが、今後個人所得の改善を背景とした個人消費拡大、高水準の設備投資
など民需主導の景気拡大で売上高の上方修正、利益率の改善が期待できると考
えます。したがって株式市場の反発局面では、強気の投資姿勢を維持したいと
ころです。

 リスクシナリオとしては、米国が金融引締め継続によって景気を冷やしすぎ
てしまうオーバーキルに陥り、世界的に景気後退が顕著になるケースが考えら
れます。この側面に重きを置いた投資家がリスク資産である株式の保有ウェイ
トを減少させたことが今回の下げ相場の大きな要因にもなっています。しかし、
雇用コストは生産性の改善で大部分相殺され、しかも厳しい競争環境下で企業
はコスト上昇分を最終価格に転嫁しにくい状況が続いています。このため、イ
ンフレは徐々に沈静化に向かい、金融引締めも終了するソフトランディングは
可能であると見ており、このリスクは限定的と考えています。

 国内リスク要因では、9月の自民党総裁選があげられます。新総裁が現政権の
政策を継承するケースは、株式市場にとってプラスであり、政策の継続性が途
絶え、消費税早期引上げと財政再建、金利水準早期正常化などに積極的な指導
者になった場合には、株式市場への悪影響が懸念されます。ただし、現状では
その可能性は低いと見ています。


清水毅氏のプロフィール
1988年 現DKA入社。株式アナリスト暦5年を経て
1993年より現在まで株式投信のファンドマネジャー。
新興企業(上場10年以内、創業25年以内)を主要投資対象とした
「DKA新興成長株オープン」(愛称:J-フロンティア)の運用担当として、
中小型成長株の発掘に注力。


*詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、
「目論見書」をご確認ください。

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4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第54回 サッカーに投資機会を見る
(難易度 ★☆☆☆☆)
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■サッカーの試合中でも投資を考える
 ワールドカップ開催でサッカーへの関心が再び高まっているようです。これ
に合わせて4月24日から取り扱いが開始されているサッカー2006ニッポンガンバ
レバスケットeワラント(以下、「ニッポンガンバレeワラント」)とサッカー
2006ドイツ株バスケットeワラント(以下、「サッカードイツ株eワラント」)
が活発に取引されています。そこで今回は、この2つのバスケットを取り上げ
ます。

■取引の基準はあくまで株価動向
 ニッポンガンバレeワラントは、日本代表選手を広告で起用している(あるい
は過去に起用した)企業群のうち、9銘柄を投資対象としたバスケットeワラン
トです。サッカー日本代表チームが活躍すれば、代表選手を起用した広告の効
果が高まり、これらの企業の業績、ひいては株価に好影響を与える可能性を考
慮して銘柄が選考されています。しかしながら、あくまで株価が対象なので、
ワールドカップサッカー日本代表チームの活躍と、このバスケットのパフォー
マンスに直接関連があるとはいえません。とはいえ、サッカー日本代表が活躍
すれば、市場参加者の心理状態にポジティブな影響を与える可能性は否定でき
ないかもしれません。

■いままでの試合をみると
 12日のオーストラリア戦までは、ニッポンガンバレeワラントはコール型が
圧倒的に多い割合で購入されていました。ところが、12日の敗戦後はニッポン
ガンバレeワラントはプットの取引が増加しました。13日の日経平均は600円を
超える大暴落。前日の米国株安という相場観だけなら、ニッポンガンバレeワラ
ントプット型ではなく、日経プットにいくはずなので、サッカーの試合が投資
家心理に反映された側面もあったかもしれません。当日朝にニッポンガンバレ
プットを購入したとすれば、大幅上昇。投資を行うには、日本チーム敗戦とと
もにニッポンガンバレeワラントプット型に投資機会を見出すような頭の切り替
えが必要という良い事例といえるでしょう。

■サッカードイツ株eワラント
 サッカードイツ株はドイツ開催のワールドカップで恩恵を受けると思われる
株式群を対象としたバスケットです。アディダスやプーマを始め、ルフトハン
ザ、フランクフルト空港関連のフラポート、旅行代理店のテューイなどのドイ
ツ株9銘柄で構成されています。このバスケットは、日本国内からドイツ株相場
への投資を為替手数料なしに手軽に行える点がもっとも大きなメリットです。
ドイツ株もニッポンガンバレeワラントと同様にコール型が多めに取引されてい
ます。

 ニッポンガンバレバスケットeワラント、サッカードイツ株eワラントは、と
もに身近なところに投資機会を見出すというコンセプトの商品です。まだまだ、
ワールドカップサッカーと投資は続きます。

サッカーバスケット2種の詳細はこちら
http://www.gs.com/japan/ewarrant/dolewarrant/lineup_basket.html#socccer

■注意点
 サッカー2006 ニッポンガンバレバスケット、サッカー2006 ドイツ株バスケッ
トの価格は、基準時の構成銘柄の価格水準、市場全体の動向、構成銘柄固有の
要因、為替相場(ドイツ株バスケットの場合)等によって変動します。このた
め、一般に、2006FIFAワールドカップドイツ大会に対する注目度合、当該ワー
ルドカップ開催による経済効果、及び当該ワールドカップにおける日本代表選
手の活躍・注目度合と、当該関連バスケットの価格の連動性は一切保証される
ものではありません。また、上記のバスケットeワラントは各バスケットインデ
ックスを対象原資産とするeワラントであり、バスケットそのものへの投資では
ありません。上記バスケットの構成銘柄、バスケット構成比率はゴールドマン・
サックス証券eコマース部の提案に基づき、ゴールドマン・サックス・インター
ナショナルによって決定されたものであり、ゴールドマン・サックス証券投資
調査部門が選定・決定したものではありません。

本日のポイント: サッカーバスケット2種でサッカーも投資機会も見る

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)
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http://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/index8.html

上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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5.だから投資は面白い!
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 −第15回 ケースを学ぶ 〜こんなとき、あなたはどう判断するか〜−

 <日産自動車(7201)編>

 先々週から、日産自動車(7201)のここ十数年の出来事と株価の動きを見て
います。
 この時期に投資をしていた、あるいは投資を考えていた方々も多かったので
はないかと思います。この時期の日産に、皆様はどのような「視点」をお持ち
になられていましたか。

 図表
 ⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/7201.htm

 チャートの(B)期間をご確認ください。
 “どん底期”です。数兆円といわれた有利子負債を抱え、財務基盤は脆弱と
なっていました。商品力の低下が鮮明となり、その当時を振り返ると、“ニッ
サン”車に脈々と受け継がれていたDNAのようなものが失われていたように
も感じます。R&D(研究・開発)に資金を投入できない、苦しい台所事情が
あったのではないでしょうか。
 同業であるトヨタ自動車(7203)と株価を比較すると、優劣が株価に明確に
表れてきていました。(B)の期間で、日産の株価は1993年、1995年につけた
底値(図表の中、緑の点線)を割り込んでいるのに対し、トヨタの株価はその
期間に1993年につけた底値を大きく上回っているのです。
 株式市場関係者の一部から「日産はもうダメなのか」といった声も聞こえて
きました。若かったこともあって、小さい頃から日産に慣れ親しんできた私も、
期待と不安が入り混じっていたことを記憶しています。
 “どん底期”の会社は存続も危ぶまれ、会社が消滅する可能性も高くなって
いるのですが、優れた人材や生産設備等を残している会社であれば、ノウハウ
次第で再生する可能性も秘めている、と以前このコラムで書かせていただいた
ことがあります。
 株価も大底、打つ手なし…。ただ、日産は「ノウハウ次第」だった訳です。

 そんな日産に、救いの手が差し延べられてきました。
 フランスの「ルノー」は、日産の潜在能力の高さに目をつけました。1999年、
両社は資本・業務提携を結ぶことで合意しました。事実上、日産はルノー傘下
となり、経営再建を目指すこととなったのです。
 そして、COO(最高執行責任者)として、カルロス・ゴーン氏がルノーから
送り込まれ、提携発表から7ヶ月後に、僅か3年余りの間に数兆円といわれた
連結有利子負債を7000億円以下へと大幅削減することなどを盛り込んだ「日産
リバイバルプラン」と称される再建計画を発表してくるのです。
 こうして、日産は復活への「ノウハウ」を手に入れることとなりました。

 フランスの大自動車メーカーが莫大な資本を注入してきたことで、「日産の
再建に本気だ」というルノーの“気合”のようなものが内外の市場に伝わりま
した。復活への「ノウハウ」を手に入れたことで、いよいよ日産の株価は「底
入れ」となり、図表の(C)期間(=回復期)に突入、上昇に転じます。
 “回復期”の表情を徐々に見せ始めてきた日産でしたが、“回復期”の表情
は期待と不安が入り混じるものです。莫大な資本が注入されたことによる期待
の部分と、「日産リバイバルプラン」という強烈な経営再建計画は達成できる
のか、また、それらを取り仕切るのが、企業文化の異なるフランスから送り込
まれた経営陣であるという、不安の部分。
 期待と不安が入り混じるような状態で、日産は再建への第一歩を踏み出し、
期待が徐々に現実のものとなっていったのです。

 “回復期”の日産に対し、このコラムを読まれた方々はどのような投資判断
をされましたか。期待の部分と不安の部分、どちらが現実となる可能性が高い
かをしっかりと認識した上で、投資判断を行えたでしょうか。


(マネックス証券 投資情報センター)


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6.投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.日経225ノーロードオープン
 2.HSBCインドオープン
 3.インデックスファンドTSP
 4.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
 5.ハイパー・ウェイブ


 ※マネックス証券の2006年06月12日〜06月16日における約定日ベースの販売
  ランキングです。
  当ランキングには、公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF及び
  マネーポートフォリオは含めておりません。

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7.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      今週23日(金)より、「マイページ」をリニューアル
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  よりわかりやすく、より使いやすいサイトを目指して。
  6月23日(金)15時30分頃より、ログイン後の「マイページ」を
  リニューアルいたします。お客様の声を反映、ニーズに応えたサイト
  構成にご期待ください。
  
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news606d.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
8.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 6月20日    <相続税>

 前にもつぶやいたことがありますが、株式の相続に伴う株式資産の評価額を
若干割り引くべきだと考えています。「貯蓄から投資へ」という国策の中、い
くつかの証券優遇税制が行われてきました。

 典型的なのが、株式の譲渡益課税を20%から10%に一時的に下げたこと
です。しかしこれは売買に伴う税金の低減であって、必ずしもそれが株式保有
を促進するものとは限りません。現にマーケットの中での個人の株式売買金額
シェアでは、日本の方が欧米よりも高くなっていますが、一方我が国の個人金
融資産に占める株式型資産の比率は、アメリカのそれの3分の1にも満ちませ
ん。

 我が国の個人金融資産の80%は50歳以上の方が保有しています。そして
その大部分が預貯金です。いずれこの資産が相続される時、株式の部分につい
ては、その評価額を2割引とか3割引にしたらどうでしょう?預金などに比べ、
或いは不動産と比べてでさえ、株式の価格変動性は遙かに高いものです。相続
イベント発生時点の株式時価をもって相続資産が評価され、場合によっては色
々揉めた末に(時間が経って)相続が実行され、元の評価額に応じて税金を払
うのでは、理論的に云ってもリスクが高くて妥当ではないと思います。価格変
動性が高い分、評価額は割り引かれるべきです。そして相続資産に於ける株式
資産の評価額が時価から割り引かれると云うことになれば、厖大な金融資産を
持つ高齢者が富のトランスファーを考える際に、必然的に株式資産の割合を増
やすでしょう。これこそまさに「貯蓄から投資へ」を推し進めるものではない
でしょうか。


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9.今週のプレゼントコーナー
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締切日:2006年6月26日
抽選日:2006年6月27日

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※電子メール(Eメール)は、機密保持が保証されない公衆回線を使用し送信
 されるため、第三者により傍受、改ざん等が行われる可能性があります。あ
 らかじめご了承ください。
※プレゼントにご応募いただいたお客様より取得した情報に基づき、当社のサ
 ービス等についてのご案内を行う場合があります。当社の個人情報の利用目
 的等については、以下のページをご参照ください。
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●書籍の紹介
オンライントレードのガイドブック、解説書などは数々あれど、本書は
携帯端末を使ってのマネックスでのお取引に特化した一冊。
携帯でのお取引を始めたばかりの方や、PCでの取引は行ってるけれど携帯は
あまり活用されてない方にぜひご一読いただきたい一冊です。


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マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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