マネックスメール 2006年6月24日(土)

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マネックスメール 2006年6月24日(土)

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 マネックスウィークエンドメール<第74号 2006年6月24日(土)発行>  http://www.monex.co.jp/
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場テクニカル分析
 2.来週のトピック
 3.《リレー連載》 マネックスな人々
 4.マネックス証券からのお知らせ

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.マネックス相場テクニカル分析
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☆☆ 来週の相場展望 ☆☆

 − 米国市場 −
 今週の米国市場は先週の底値を確認するような展開となりました。インフレ懸念、スタグフレーションへの懸念が増す中でFRB(連邦準備理事会)の態度を見極めたいということで来週のFOMC(公開市場委員会)を控えて目先的な商品価格動向や金利動向に振り回された、という感じでした。それでも、ある程度の悪材料を織り込んで来たのではないかと思われます。

 来週はFOMC待ちといったところで前半は大きな動きには成り難いのではないかと思います。何かの材料で上がれば売られ下がれば買われるといった方向感のない展開ではないでしょうか。FOMCでFRBの態度がはっきりすればもっと上値を買っていいのか、それとも下値を売り叩いた方がいいのかはっきりして来るのではないかと思います。週初には新築住宅販売が発表になるなど足元の景況感を示す経済指標の発表も相次ぎその度にスタグフレーションの懸念や利上げ打ち止め期待などが入り混じり目先的な動きに右往左往する場面も見られるのでしょう。

 − 日本市場 −
 今週の日本市場は米国市場動向などの材料に目先的な売り買いに振り回される展開となりました。いったん方向が決まると大きく動き、指数も上下に大きくぶれる展開が多くなりました。目先的な売り買いが多く、大きな流れや方向感は全く見えないような感じでした。それでも目先的な底入れ感も出てきたようで、米国市場同様にある程度までは悪材料は織り込まれたと考えて良いのではないかと思います。

 来週も米国市場動向に大きく振り回されそうな感じです。商業販売統計や鉱工業生産指数の発表もあり、足元の景気の良し悪しもはっきりとして、押し目を買えば良いのか、それとも戻りを売れば良いのかもう少しはっきりとしてくるのではないかと思います。それまでは下がれば買われ、上がれば売られるといった方向感のない展開が続くものと思います。また、週末には消費者物価指数の発表もあり、「ゼロ金利解除」が喧しく言われる中で、注目を集めそうです。


        ☆☆☆ テクニカルコメント ☆☆☆

☆☆ 日経平均 ☆☆
 今週は押し目も転換線でサポートされ戻りが基準線で押えられた格好となりました。来週は基準線の下落も見られそうですが、日々線がしっかりと抜けて来れば今度は基準線がサポートとなって来るのでしょう。あっさりと抜けて来るようであればストキャスティックスは高値圏にありますが、RSIは上値余地もあって、遅行線が日々線に絡むまでは一気に戻るのではないかと思います。  来週の予想レンジ 14,800円〜15,500円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200606/20060623/Nikkei.htm

☆☆ TOPIX ☆☆
 日経平均とほぼ同じ動きとなっています。日経平均と同じように基準線を抜けて来れば底入れ確認となり、基準線がサポートとなって来るものと思います。ストキャスティックスは高値水準にありますが、RSIには上値余地も大きく、いったんは遅行線が日々線に絡む水準まで戻って来るのではないかと思います。  来週の予想レンジ 1,520〜1,610ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200606/20060623/Topix.htm

☆☆ JASDAQ ☆☆
 基準線を意識してもたついた動きとなって来ました。ストキャスティックスが高値水準にあり、上値を追い難い展開です。それでもRSIは上値余地も大きく、基準線さえ抜ければ一気に戻りを見せるのでしょう。
  来週の予想レンジ 2,290〜2,450ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200606/20060623/Jasdaq.htm

☆☆ 債券先物 ☆☆
 底堅い動きとなっていたのですが、いったん下向きになってしまったようです。RSIはまだ下値余地があるのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、一段安となる場面では押し目買いも入って来るのではないかと思います。雲の下限も上昇しており、いったん下押せば反発となって雲のねじれを目指す動きとなって来るのかもしれません。
  来週の予想レンジ 131.50円〜132.80円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200606/20060623/Jgb.htm

☆☆ 為替 ☆☆
 雲の上限のサポートを確認するようにもたついた動きが続くのではないかと思われたのですが一気に上値追いとなりました。戻りの目処と見られた水準を抜けてきた感も強く、遅行線が雲のねじれを目指すような展開となって来るのではないかと思われます。RSIやストキャスティックスの水準も高いので、いったんはもたついた動きとなるのでしょうが、基調は強含みではないかと思います。
  来週の予想レンジ 114.20円〜117.20円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200606/20060623/Jpy.htm

☆☆ NYダウ ☆☆
 遅行線が雲に押えられる格好となりましたが、しっかりと日々線も基準線まで戻って来ました。来週は遅行線が雲の中で日々線に絡んで来るところで、一気に上に抜けて来るか、上値を押えられて軟調となるかが注目されます。  来週の予想レンジ 10,900ドル〜11,300ドル
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Dji.htm

☆☆ SP500 ☆☆
 まだ底値圏でのもみ合い、と言う感じです。ここからは遅行線が日々線に日々線は基準線に上値を押えられるところで戻りも鈍くなって来るのかもしれません。逆に言うと何かのきっかけで一気に上に抜けると底入れ感も強く、意外高となるのかもしれません。
  来週の予想レンジ 1,230〜1,270ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Spc.htm

☆☆ NASDAQ ☆☆
 底値圏でのもみ合いとなっています。遅行線が日々線に絡むまではまだ間があり来週は基準線を抜けて来るのか上値を押えられるのかが注目されるところです。抜けてくれば一気に今回の下落時のもみ合いの水準(赤い丸で示した水準=遅行線が日々線に絡む水準までの戻りが期待出きるのでしょう。
  来週の予想レンジ 2,100〜2,200ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nas.htm

☆☆ CRB指数 ☆☆
 遅行線が雲にサポートされた格好となりました。上値は日々線が雲に押えられる格好となっていますが、来週は遅行線が雲のねじれにかかり、下に割り込んで来るのか、日々線を抜けて来るのかがはっきりして来るものと思います。ねじれの時点での遅行線の方向に従うのが正解となって来るのでしょう。  来週の予想レンジ 320.0〜350.0ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Crb.htm

(2006・6・23 17:00記 投資情報センター 清水洋介)


 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.来週のトピック 
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− FOMC −

 開催予定日時: 6月28日(水) 米国時刻 13:00(日本時刻 6/29 2:00)       : 6月29日(木) 米国時刻 9:00(日本時刻 6/30 22:00) 発表予定日時: 6月29日(木) 米国時刻 14:15(日本時刻 6/30 3:15)
 FOMCとは、Federal Open Market Committee の略で、日本語では連邦公開市場委員会と訳されます。FOMCは、FRB(連邦準備制度理事会)理事7名とニューヨーク地区連銀を含む地区連銀総裁5名の計12名で構成され、1年に8回、定期的に開かれる会議です。

 FOMCでは、物価の安定及び持続的経済成長を目的に、経済や金融情勢の見直し、また、それらを勘案して金融政策の適切なスタンスを定めます。つまり、米国の金融政策の方針を決定する重要な会議というわけです。

 FOMC終了後に、FRB議長から政策金利の方針など声明文が発表されます。一般的には、金利が上がれば株価には悪材料とされるため、その声明文の内容によって為替市場や株式市場などに大きな影響を与えます。ちなみに、FOMCの3週間後に議事録が公表されますが、こちらも市場に影響を与えることがあり注目されます。

 現在、既に金利の引き上げは米国市場に織り込まれているという見方もありますが、いずれにしても、米国の金利動向が市場へ与える影響は依然大きいことは否定できず、やはり来週の最も注目すべきトピックでしょう。日本市場へもFOMCを受けた米国市場の動向が強く影響されることが予想されますので、FOMC後の米国市場の動向もチェックしましょう。

                        (投資情報センター)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.《リレー連載》 マネックスな人々
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 第4回 <野球観戦>

 いきなり宣伝から始まってしまい、恐縮です。
 マネックスでは只今、ヤクルト×巨人戦のチケットが1,000組2,000名様に当たる『ナイターチケットプレゼントキャンペーン』を実施中です。
ふるってご応募ください。
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僕   「部長、本日は定時で失礼させていただきたいんですが・・・
    チケットプレゼントに先立ち、神宮球場の下見に行こうかと。」部長 「ああ。要は日本ハムの試合があるわけね。」

熱狂的な日ハムファンの僕、今週はセ・パ交流戦のヤクルト×日ハムを観に行ってきました。一人きりだと寂しいので、マネックスで働く大学生のアルバイト(通称:つくし君)を誘います。

僕   「つくし君、神宮にナイター観に行こう!ヤクルト対日ハムだよ!」つくし 「・・・・・・はぁ。お誘いありがとうございます、嬉しいです。」
さほど野球に関心があると思えないつくし君、大学生ながら大人です。
一瞬顔が曇りながらも、嬉しそうに装って付き合ってくれます。
試合は白熱。一進一退の攻防が続き、僕はビールのピッチが上がります。
僕   「つくし君、ちゃんと飲んでる?飲んでしっかり応援しなきゃ!」つくし 「・・・・・・はぁ。美味しくいただいてます、応援頑張ります。」
大人のつくし君、酔っ払いのたわごとを受け流すのもお手の物です。

僕  「お!次のバッターは小笠原か。この選手はね・・・・」
つくし 「・・・・・・はぁ。そうですか、勉強になります。」

大人のつくし君、聞きたくもないウンチクを酔っ払いから小一時間延々と聞かされ続けても頑張ります。

学生ながらもサラリーマンの悲哀を知り尽くしたつくし君、
「日ハム勝ちましたね!凄く嬉しいです!」と社交辞令も忘れません。
こういう若者がやがて立派な企業戦士に育っていくのでしょうか。

かたや酔って後輩を振り回し、ストレス解消の捌け口とする典型的ダメ先輩、教科書的ダメ先輩の僕・・・・
僕もつくし君を見習って、一から社会人修行をやり直します。ハイ。
つくし君、今回は本当にスマン。今度お詫びに西武×日ハムでも行こう。

次回は、商品部が担当します。


(マーケティング部 もとやす)


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.マネックス証券からのお知らせ
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