マネックスメール 2006年7月6日(木)

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マネックスメール 2006年7月6日(木)

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 マネックスメール<第1701号 2006年7月6日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
 3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
 4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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  「オリジナルニュース」とは、投資情報室が発信している相場の市況概況  コメントです。投資情報室が、今日の相場をどのように捉えて、今後の動  向をどう予測しているのかが分かります!

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
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米国株安や「地政学リスク」を嫌気して大幅安

日経平均            15,321.40 (▼202.54)
日経225先物         15,340 (▼210 )
TOPIX            1,572.29 (▼ 17.68)
単純平均             472.00 (▼ 4.76)
東証二部指数           4,377.03 (▼ 20.11)
日経ジャスダック平均       2,336.08 (▼ 9.87)
東証マザーズ指数         1,470.32 (▼ 11.96)
東証一部
値上がり銘柄数          320銘柄
値下がり銘柄数         1,291銘柄
変わらず             84銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           93.41%  ▼ 3.57%
売買高            15億1871万株(概算)
売買代金        2兆0435億7900万円(概算)
時価総額          500兆1894億円(概算)
為替(15時)          115.49円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったことや寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しとなったことから、売り先行の始まりとなりました。寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となる場面もあったのですが、戻り売りや目先筋の見切り売りなどもあって、もたついた展開が続きました。戻りの鈍さを見てますます売りがかさむといった感じで、じりじりと値を崩し前場の取引を終了しました。

 後場に入ると昼の市場外取引が買い越しであったと伝えられたこともあって、先物主導で全般に値を戻しましたが、戻り売りも多く、戻りも鈍いものとなりました。それでも下値をむきになって売り叩くような動きにもならず、軟調ながらも底堅く大きな動きとはなりませんでした。戻り売りと押し目買いのせめぎ合いという感じで最後まで方向感のないままとなりました。

 小型銘柄は比較的値持ちのいいものが多く、底堅い動きとなり、日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数も日経平均などよりも下げ幅が小さくなりました。先物へのまとまった売り買いも散発的に見られたのですが、追随する動きではなく目先的な動きに終始している感じで、方向感を出すまでには至りませんでした。

 米国市場でも再び金利上昇懸念も出て来ているようですが、ある程度までは既に織り込んでいるものと思われ、大きく下押すこともないのではないかと思います。日経平均もこの水準を保てればそろそろ底堅さも出て来るものと思います。


 (投資情報室 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・目先筋(めさきすじ)
 言葉どおり、目先の(直近の)利益を狙い頻繁に売買を行う人をいう。特に、 一日のうちに売買を行う証券会社の自己ディーラーや個人投資家のデイトレ ーダーなどを指す。
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◆個別銘柄◆ 

 石油関連銘柄の一角や医薬品株の一角が堅調

住友鉱 (5713) 1,591円 △16 円 
 地政学リスクの再燃を受けて、米国で金価格が上昇したことで買いが集まり、堅調となりました。

ファーストリテイ (9983) 9,300円 ▼190 円 :100株単位
 「ユニクロ」より低価格のブランド「ジーユー」を販売することが報じられましたが市場の反応は鈍く、売りが優勢となって軟調となりました。

J T (2914) 428,000円 △6,000 円 :1株単位
 軟調な地合いの中で朝方から買いが優勢となり、堅調となりました。1日から実施されたたばこの値上げで収益が拡大することを好感する買いが入ったとの指摘もありました。

クレセゾン (8253) 4,750円 ▼280 円 :100株単位
 貸金業者が融資の際に適用する上限金利について、政府与党の調査会で利息制限法の上限への引き下げで大筋合意されたことを受けて、収益縮小を懸念する売りが優勢となり、引け値ベースで年初来安値を更新しました。

松坂屋 (8235) 767円 △9 円 
 2006年3−5月期の連結業績で、連結経常利益が前年同期比で大幅増となったことが好感されて買いが優勢となり、堅調となりました。

トレンド (4704) 3,780円 ▼140 円 :500株単位
 同社の代表取締役社長が米証券取引委員会から証券取引法違反の疑いをかけられていることが発表され、事業運営への不透明感を指摘する声もあって売りが優勢となり、軟調となりました。


◆ランキング◆

詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
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 はじめに

 資産運用を行うにあたり、投資対象となるたくさんの金融商品がありますが、「1番身近で、しかも話題になりやすいもの」として挙げられるのは、やはり「株式」というのが現状ではないかと思います。
 ただ、その株式においても“商品(コモディティ)”の価格が株価に大きな影響を与えます。新聞でも株式、債券、為替などの動向とともに、別ページではありますが、商品の価格動向についてまとめているページもあります。 また、商品先物取引は敬遠されがちでしたが、インターネットの普及により身近になり、ネット専業の商品先物取引会社が出てきたほか、ネット証券でも商品先物取引を扱っている会社もあります。さらに、商品を投資対象とする投資信託も出てきており、債券、為替などと並んで投資対象の1つとなってきた感じです。

 そこで、マネックスメールでは個人投資家の皆様に、商品についての知識を深め、株式など日頃の投資判断に活かすだけでなく、実際に商品先物取引を始めるきっかけになればと思い、商品先物取引についてのコラムを掲載していきます。毎週木曜日の掲載となります。


 −第1回−商品(コモディティ)とは?

 商品(コモディティ)とは、広く商品市場で取引されているものを指します。一般的に投資の対象としての商品(コモディティ)とは、商品先物市場で取引されているものを指し、商品先物取引(CX)と言われています。商品先物取引には、金、銀、プラチナなど貴金属、原油、ゴムなど天然資源、大豆、トウモロコシ、小麦など農産物などがこれにあたります。

 商品先物取引には、株式にとっての東京証券取引所のようなものが存在します。証券取引所と同じように、国内に7つの商品取引所を有しており、取引所別に扱う商品は異なります。

 詳しくは>>
  http://www2.monex.co.jp/lounge/hint/monex_cx/nyumon/index.html
 また、「〜フューチャーズ」「−コモディティ」というような会社名を聞かれたこともあるかと思いますが、それが、株式にとっての証券会社のような、投資家の売買注文をを取り次ぐ会社のことです。
 それらの会社が投資家から取り次がれた注文は商品取引所に集まり、商品先物の価格が形成されているのです。

 次回は、海外の商品先物取引について、取り上げていきます。


(マネックス証券 投資情報室)


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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 テポドンショックだ。サンプラザ中野だー!

 やっちゃった。打っちゃった。おかげで株価が下がったよ。為替もまたも円安だ。どちらも俺、損がまた膨らんだ。もう打つなよ。

 しかし金王朝は超大国を向こうに回して、ギリギリのワガママぶりを発揮し続けている。ある種、やりたい放題だ。世界中が手玉に取られている。超大国でも貧乏小国でも国は国だ。その存在は尊重される。だから首長になり国家の実権を握るということは、本当に「快楽」なのだなと思う。世界全体への責任を持とうとしなければ更に、だ。

 例えば俺がどこかの市長になったとする。たとえばいきなり独立宣言しちゃったとする。そんなことは日本の法律では無理だろうが、しちゃったとする。そしたらもう国家の首長として総理大臣とも会談できるし大統領とも会談できる、はず。そして国家予算をほとんど株に投資する。売りポジションで。そして教育にも口を出して、妄信的な若者を育てて爆弾を抱えさせて突撃させる。そうすると株価が下がる。そして大儲けする。それを繰り返してどんどんお金を貯める。ミサイルを買う。核を持つ。強国になる。そんなことを目指している人物がたくさんいる。それが今の世界だ。

 日本はとりあえず大国として安定している。でも4〜500年前は戦国時代。切ったはったを繰り返していた。ちいちゃい国がたくさんあったのだ。60年前までの世界だってほとんどそう。つまり誰かが「天下統一」を成し遂げたくて、ぐちゃぐちゃしていたのだ。それが地球の歴史なのだ。

 で、みんな何故かこの辺りの本がやたらと好き。つまり信長の話とか三国志とか。そのうち「ザルカウイの戦い」とか「金正日の野望」とかの歴史本も読むのだろうか?ゲームもするのだろうか?わくわくして。「天下統一」好きな人はぜひ起業家になってほしい。そして株式を公開して世間の目にさらされて「世の中の役に立つ」という概念を学んでほしい。ならば国家予算も株式にすれば世界の意思が国を良くしていくのではないだろうか。


サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

http://www.sunplazanakano.com/


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        サンプラザ中野のマネーランナー 生放送
        7月9日 日曜日 21時〜21時半
       ☆★ FM北海道とFM沖縄の2局ネット ★☆  
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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 マーケット・リスク(2006年7月6日号)

 本日の東京株式市場は下値模索の展開になってしまいました。

 日経平均株価は一時6月30日の安値15333円を下回り、米国で6月のFOMCの結果が発表された後では、最も安い水準にまで下げてきました。

 ところで、昨日の相場も、未明の北朝鮮のミサイル発射を受けて軟調な展開でした。もっとも、前日に、日経平均株価は連休明け後の高値〜年初来安値(17375円〜14045円)までの下落幅の半値戻し(15710円)という注目される節目に達していたことから、そもそも利益の確定売りが出やすいタイミングでした。

 そのため、地政学的リスクの高まりによる下落というよりも、むしろ買い手控えの中、戻り売りに上値が押さえられた格好。したがって、積極的な売りは見られず、反落とはいえ15500円台を維持したままで取引を終了しました。
 一方、昨日の米国市場でも、北朝鮮のミサイル問題は上値を押さえる材料にはなりました。しかし、北朝鮮問題については以前より警戒されていたことから、これ自体は相場を押し下げる要因にはなりません。

 むしろ、この国際的な緊張の思惑から、原油相場が5月11日以来となる75ドル台に上昇したことがインフレへの懸念を呼びさまし、株式の利益の確定売りを呼びます。また、昨日は5月の製造業受注指数が0.7%増と前月の2.0%減から回復し、予想の0.1%増も上回ったことが、景気の加速への警戒感を強めました。
 そのため、週初に発表されたISM製造業景況指数が前月の54.4から55.0に回復するとの予想に反して53.8と悪化し、これが利上げ休止への思惑を強めて株価の反発をもたらしていたのですが、早くもそれが打ち消された格好になりました。

 さらに、昨日は、民間調査会社のADPが、6月の雇用者数の増加が36万8千人にのぼったと発表したことで、相場の下げ足が速まりました。これは同調査が始まって以来、5年間で最大の増加幅でした。今週末は雇用統計が発表されるのですが、それとの連動性が極めて高いとされる同調査が高い数字を示したことが、利上げの継続への思惑を強めました。

 特に、先週のFOMCでは、8月8日の次回の会合で利上げを継続するかどうかについては、今後の経済指標次第というメッセージがありましたが、その中で最も注目される雇用統計が労働市場の逼迫を示すことがあれば、再び利上げ継続の思惑が強まるのは必死。実際、昨日の統計だけでも、金融市場では、8月の利上げの可能性が最近の過半との見通しから、昨日は8割との見方にまで跳ね上がってしまいましたしね。

 したがって、昨日の米国市場では、6月29日のFOMCの結果発表後に広がった、利上げ政策の休止が近いとの楽観的な見通しへの急速な修正が起こったのです。
 そのため、ナスダックは1.7%近い大幅下落でした。ただ、それでも現状は6月14日の底打ち以降ではなお高値圏にあります。また、NYダウも100日移動平均線に近い水準にとどまっています。その意味では、まだFOMC後の行き過ぎた楽観論の修正という範囲で、決して悲観論に傾いたわけではなさそうですね。
 さあ、そこで本日の東京市場ですが、ミサイル問題とこの米国の株式動向が大きく響いていてしまいました。

 ミサイルについては昨日夕刻にも発射されたことで、昨日の相場で見られたように一過性の問題と決め付けるわけにも行かなくなりました。「地政学的リスク」という言葉もやや現実味を帯び始めており、今後の帰趨を見極めるべく手控え気分を一層強めることになりました。

 さらに米国株式の先週の急騰は、6月半ばまでの大幅下落からの回復基調にある日本の株式相場を後押しする形になっていました。それだけに、利上げ休止への思惑がいくぶんでも後退したことは、東京市場の戻りの勢いを弱めるものになりました。

 そのため、現状は6月28日の安値14824円からの短期の上昇トレンドは、7月4日の高値15710円で天井を打ち、その調整の形になっています。本日の安値は15278円ですが、これはこの間の上昇幅の半値押し15267円に近いですね。ちなみに、61.8%押しは15163円です。

 ただし、年初来安値14045(6月14日)からの中期的な上昇トレンドの観点からは、その調整といえるほどの下落にはまだなっていません。したがって、ここからは地政学的リスクや米国の経済状況を背景に、年初来安値からの中期的な上昇が一巡する前に、好転の兆しが見られるのかが注目されます。

 さて、ここ2日の相場下落は一難去ってまた一難という感じもありますね。
 それにしても、米国での金利の問題やミサイルの問題で日本の株式が下がるのですから、どうしてよいのか判断に困りますね。トヨタにしても松下にしても、企業業績は良いと言っています。また、週初に発表された日銀短観に示された通り日本の景気回復は順調。先週末に発表された消費者物価指数は上昇中で、デフレ脱却との見方がますます強まっていますし。

 ですので、現在持っている銘柄を売らなければならない決定的な材料はありません。それなのに、全体相場の下落にあわせて、その銘柄の株価も下がります。しかも馬鹿にできないくらい下げる場合もあります。5月の連休明けから6月半ばに大底をつけるまでに、東京市場の株式は軒並み2割程度も下げてしまいました。

 では、この大きな下落を甘んじて受け入れなければならないのでしょうか。それとも、あきらめて株式を売ってしまうべきなのでしょうか。

 実は、株式のリスクには、相場全体の影響を受けるマーケット・リスクと、その銘柄固有の個別株のリスクがあります。

 マーケット・リスクは、世界景気や金利、また国際紛争などによって株価が下がるリスクです。一方、個別株のリスクは、その企業の売上が減るとか工場が火事になるとか、その企業だけが持っているリスクです。

 そして、個別株のリスクは、いわゆる「良い銘柄」を選ぶことで避けられる場合が多いでしょう。しかし、マーケット・リスクは、それでは避けられません。では、どうするのか?

 この疑問に答える1つの答えとして登場したのが株式先物取引です。ただし、従来はその売買金額が大きすぎて、一般の個人投資家には使いづらいものでした。しかし、今月の18日に始まる日経225miniは、現状ならば153万円程度が1単位の売買金額になります。

 たとえば、松下電器(6752)を1000株持っていると、その金額は現在なら232万円程度。これに対して、日経225miniを1単位売るとします。

 そうすると、153÷232万円=66%ですから、全体の相場が下がる時に松下が一緒に下がる分、すなわちマーケット・リスクの3分の2(=66%)を日経225miniの1枚の儲けがカバーしてくれる可能性があるのです(なお、松下電産の180日ベータは1.00です)。

 ということで、ミサイルにminiは対抗できるかもしれません。注目しておきましょう!


         (トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)


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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予   測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等   にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた   します。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


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  第二部では、世界中のトップトレーダーが愛用する日本古来の分析手法  であるローソク足と酒田五法の実践編をテクニカル分析を交えながら解  説します。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 7月6日   <風物詩>

 東京の入谷では今日から朝顔市です。私は縁日・屋台が大好きで、朝顔市は一年の中で最も好きなイベントのうちの一つですが、用事があって今年は行けるか分かりません。朝顔市が終わると鬼灯(ほおずき)市、東京は夏真っ盛りになっていきます。新子を始めとした爽やかに夏の香りのする若いネタも出てくるようになり、私にとっては堪えられません。

 街でチラホラと浴衣姿を見掛けるようになり、銀座辺りでは風鈴売りの音が聞こえてくるのもこの頃です。大好きな鮎も、やはり今が走りです。水貝もいい。風物詩という言葉は、夏が一番似合う気がします。東京の街中の小さな風物詩を見逃さないよう、五感を澄まして過ごしたいと思います。


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  7月25日(火)に「マネックス・ビーンズ・ホールディングス」の
  平成19年3月期第1四半期決算発表を行います。それを受け、個人投
  資家のお客様向けに説明会を開催します。

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  7月25日(火) 18:30開場 19:00開演 20:45終了
青山ダイヤモンドホール サファイアルーム(地下1階)
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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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