マネックスメール 2006年7月7日(金)

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マネックスメール 2006年7月7日(金)

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 マネックスメール<第1702号 2006年7月7日(金)夕方発行>
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●7月27日(木) 10万円から始める資産設計〜実践編〜(内藤忍)
●7月28日(金) 株式相場の見方(日経マネー編集長 北澤千秋)

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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.資産設計への道 
 〜その225 テクニカル分析でお金持ちになれるか?  内藤 忍
 3.チャートの世界 −第52回−
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
週末の手仕舞い売りや米国雇用統計を控え買い手控え気分が強くもたついた展開
日経平均            15,307.61 (▼13.79)
日経225先物         15,340 (± 0 )
TOPIX            1,573.15 (△ 0.86)
単純平均             470.55 (▼ 1.45)
東証二部指数           4,352.50 (▼24.53)
日経ジャスダック平均       2,324.92 (▼11.16)
東証マザーズ指数         1,421.76 (▼48.56)
東証一部
値上がり銘柄数          608銘柄
値下がり銘柄数          979銘柄
変わらず             107銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           90.38%  ▼ 3.03%
売買高            14億0786万株(概算)
売買代金        1兆9532億1600万円(概算)
時価総額          500兆2796億円(概算)
為替(15時)          115.16円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調であり、CME(シカゴ市場)の日経平均先物が堅調となったこともあって買い先行で始まりました。ただ、週末ということや米国で株式市場に影響の大きい雇用統計の発表などを控え、買い手控え気分も強く上値も限定的となり、散発的に先物の売りが出ると指数を押し下げられる展開が続きました。昼の市場外取引もやや買い越しと伝えられたことで後場の寄り付きは前場の高値を抜ける場面も見られたのですが戻れば売りたいという意識も強いのかなかなか抜け切らず上値の状況は続きました。

 上値の重さを確認したところで週末の手仕舞い売りもあり、また、ソフトバンク(9984)に外資系証券会社から「売り」の投資判断のレポートが出たことを囃し、仕掛け的なまとまった売りが先物に出ると一気に値を崩し、一転、指数は軟調となりました。それでも主力優良銘柄やディフェンシブ銘柄には堅調なものも見られたのですが、買い手控え気分の強い中で手仕舞い売りや見切り売りに押されるものも多くなり、戻りも鈍いものとなりました。さすがに引けには買戻しもあって小幅安、TOPIXは小幅のプラスとなりましたが、何とも盛り上がりに欠ける相場展開となりました。

 小型銘柄も引き続き値動きの悪さが嫌気されて物色の対象とはならず、散発的に高いものは見られるものの、総じて見送り気分の強い展開となり、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅安、東証マザーズ指数は大幅安となりました。先物へのまとまった売り買いも買いよりは売りに追随する動きが強く、指数の下げを加速させる一因になっていました。

 市場のセンチメントは決して弱気一辺倒という感じでもないのですが、積極的に買うには自信が無い、というよりも買ったとたんに悪い話が出るのではないかということで手が出せない、という感じではないかと思います。ただ、下値をむきになって売り叩くほどの相場でもなく、目先的な動きに右往左往する展開となっているのでしょう。目先的な動きに惑わされず好業績銘柄の押し目をじっくり拾うような動きも出ているようです。


(投資情報室 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ディフェンシブ銘柄(でぃふぇんしぶめいがら)
 景気の影響を比較的受けにくい銘柄として、相場全体が軟調なときに買われ ることが多い銘柄をさす。例えば、薬品株、電力株、食品株などをさす。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 自動車株、陸運株、保険株が堅調

ホンダ (7267) 3,600円 △40 円 :100株単位
 主力国際優良株が物色される中で、北米市場における競争力の高さなどを理由に、国内証券が同社の投資判断を5段階評価の最上位としたことも材料となって、朝方から買いが集まり、堅調となりました。

ソフトバンク (9984) 2,300円 ▼275 円 :100株単位
 移動体通信事業の先行きに対する懸念を理由に、外資系証券が新規に「売り」として投資判断を開始したことが材料となり、売りが優勢となって大幅安となりました。

JR東日本 (9020) 867,000円 △19,000 円 :1株単位
 JR西日本(9021)、JR東海(9022)と同社が、それぞれに導入している、あるいは導入予定のICカード乗車券を相互利用できるようにする方針であることが伝わり、買いが集まって堅調となりました。

板硝子 (5202) 600円 ▼25 円 
 朝方は高く始まったものの、見切り売りなどがかさんで軟調となりました。英ピルキントンを買収しましたが、その相乗効果に失望感が出ているとの指摘もありました。

リクコスモス (8844) 790円 △2 円 
 同社などマンション分譲各社が用地取得を前倒しすることが報じられ、業容拡大を期待する買いが集まり、堅調となりました。

楽 天 (4755) 71,600円 ▼2,800 円 :1株単位
 日本郵政公社との提携が発表されて昨日は堅調でしたが、上げの反動で利益確定売りなどが優勢となり、軟調となりました。


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詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.資産設計への道 
  〜その225 テクニカル分析でお金持ちになれるか?  内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============ワーキングウーマン向けに「一生幸せをつかむ、お金とのつきあい方」を教えでくれる雑誌『ウーマンプラス』(定価780円)本日発売です。巻頭で荒木編集長との対談に出演しています。よろしければご覧ください。
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−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その225>−−−−−−−−−−−−

 テクニカル分析でお金持ちになれるか?

 株式投資経験者なら投資分析手法にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つがあることはご存知だと思います。その中でもテクニカル分析は分かりやすさから個人投資家に人気の手法です。チャートを使った投資法を紹介した書籍は書店に溢れていますが、ファンダメンタルズ分析の信奉者からはこんな風に揶揄されることがあります。

 「テクニカル分析でお金持ちになった人はいないが、テクニカル分析の本を書いてお金持ちになった人ならいる。」

 テクニカル分析手法とはファンダメンタルズ派の人の言うような実用性の無い分析手法なのでしょうか。

●テクニカル分析とは?
 まずテクニカル分析の定義を明確にしておきましょう。

 テクニカル分析とはロウソク足や移動平均といったものが有名ですが、価格・出来高・時間といった過去のデータから相場を分析・予測する手法です。過去のデータと将来の市場の動きに相関がある、つまりパターンがある(ランダムではない)ことを前提にした分析です。

 ファンダメンタルズ分析であれば株価なら経営者の資質や売上高や利益の推移、といったものを調べる訳ですが、テクニカル分析はそのような情報もすべて株価や出来高に織り込まれていると解釈します。

 分析手法は有名な移動平均、ロウソク足をはじめ、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、ダウ理論、エリオット波動、酒田五法、エンベロープ、パラボリック、RSI、ポイント・アンド・フィギュアなど無数といって良いほど存在します。

●テクニカル分析に対する批判
 このようなテクニカル分析が批判を受けるのはその曖昧さにあります。例えば「だまし」という言葉があります。これは思った通りの結果にならない時に「今回はだましだった」と結論付けたりするのですが、要するに結果が出ていないだけのことです。「だまし」にだまされてはいけません。

 またテクニカル分析には多種多様な方法が存在しています。例えば移動平均といっても何日平均を使うかによって結果は変わります。5日と25日の移動平均を使うと有益な結果が得られることがわかったとしても、将来はもしかしたら25日と100日の移動平均の方が良い結果になるかもしれません。無限の組み合わせから事後的に正しい方法を見つけても現実には役に立ちません。

●実は使っているテクニカル分析
 しかしこのようにテクニカル分析を批判している人であっても現実の取引ではテクニカル分析を無意識に使っているものです。例えば日経平均が15,000円台回復、株価が年初来高値更新、といった市場の動きを聞いて投資行動に影響を受ける人は価格を意識していることになります。

 私自身も株式の銘柄選択を行う際に過去の株価との乖離率を判断材料の1つとして活用しています(「資産設計塾 実践編」144ページ参照)。出遅れ銘柄や行き過ぎた銘柄の抽出には効果があると思っているからです。ただしファンダメンタルズ分析も併用して判断します。

 テクニカル分析を無批判に受け入れたり、全否定するのではなく、その中からいい所だけを取っていけば良いのでは無いでしょうか。つまりテクニカル分析は使い方次第だということです。

●テクニカルアナリストにするべき質問
 テクニカル分析に限らず「投資のプロ」の分析手法が信用できるかどうかは、その方自身の資産も同じ手法で運用しているかを聞けばわかります。本当に良いと思っているのなら自分の資産でも運用するはずだからです。

 かつてテクニカル分析で著名な方がこう言ったという話を聞きました。「そろそろ人に話してばかりでなく、自分でも投資をやってみないといかんなあ」これでは信用することはできません。

 もし自分のお金もテクニカル分析で運用している「投資のプロ」がいれば、その人はテクニカル分析でお金持ちになる方法を教えてくれるかもしれません。しかし残念ながら、移動平均やローソク足だけを使ってお金持ちになった人にはまだお会いしたことがありません。

今回の話のまとめ---------
●テクニカル分析は過去の価格、出来高、時間から将来を見通す手法
●テクニカル分析の手法は様々、どれを使うのか良く考えよう
●人に勧めて自分はやらない「評論家」の意見は聞かないようにしよう

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://mail.monex.jp/?4_28401_134617_15

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.チャートの世界 −第52回−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 −実践編:「ピボット指標」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Pvt.htm


 今週は先週までと少し毛色の違う指標での検証をして見ようと思います。「ピボット指標」は一日の動きをある程度予測しようとするもので、中長期的な売り買いのタイミングを計るというよりは一日の内での売買であるデイトレードなどに利用する方が利用価値があるのではないかと思います。また、中長期の取引でも買い指し値、売り指し値の指標として使えるのではないかと思います。
 7月3日から6日までの4日間の日経平均先物の動きでピボットがどの程度有効か、あるいはあまり有効でないのかを検証して見たいと思います。

 図1.は7月3日の動きを表しています。あまり大きな動きは無かったのですが、寄り付きがちょうど「第一次上値抵抗線(=S1)」の水準で寄り付き、「ピボット基本指数」のところまでは下げずに「S1」を挟んで小動きとなりました。これは「S1」が節目として認識されていたことを示すものであり、赤い矢印で示したところが支持線として機能していたようです。
 逆に「第二次上値抵抗線(=S2)」がしっかりと上値を抑える形で、抵抗線として機能していました(青い矢印)。結果論で言うと、寄り付きからS1で売り、大きく下がらないので、S1のラインで「ドテン」(売っていたものを買い戻し、新たに買い建てる)してS2で再び「ドテン」(今度は買っていたものを売り、新たに売り建てる)して最後にまた、S1で買い戻す、といった売買が可能でした。
 S1、S2を画一的に「売り」とするわけではなく、「節目」と見て買い場としたり売り場としたりすることは可能でしょう。

 図2.は7月4日の動きで、この日も大きな動きはなく堅調ながらも値動きに乏しい一日でした。図1.よりも堅調な動きとなりましたが、これもまた「ピボット指数」で示された「節目」の中での動きとなっています。
 寄り付いた直後はS2が「サポート」となるのか「抵抗線」となるのかを見極める状況であり、青い矢印のあたりで売るタイミングとなりそうです。そしてS1まで下落したところでためらわずに買い戻し、同時に「ドテン」買いとして(赤い矢印)、今度は二度目の青い矢印で利食い売り、ドテン売りとなります。ところが売っては見たものの思うように下がらず、二つ目の赤い矢印あたりで買い戻し、様子を見ることになりそうです。そして再び戻りの鈍さを確認して売り直し、最後に買い戻し、というパターンになるのでしょう。

 図3.は今度は下に大きく放れて寄り付いたパターンです。LBOPまで割り込んで始まりどこまで下がるかと思われた相場ですが、切り返しの気配を見せたことから赤い矢印で買い、B2まで戻ったところ(青い矢印)で利食い売りとドテン売りをして、一気にB1まで戻ったことで慌てて買い戻し様子を見ることになりそうです。その後はB2の水準が堅いと確認して今度は買っては見たもののB1を抜けることがなさそうなので二番の青い矢印で売ることになるのでしょう。
 それでもB1をつけるまではドテン売りとはいかずB2を割り込んだところで売り建てることになりそうです。そしてLBOPを割り込むかどうかを見ながらの動きとなるのでしょうが、割り込みそうもなく再びB2をつけたところで買い戻すことになりそうです。それでもまだ抜けそうにないのでもう一度B2で売り、これはLBOPまで下落するもののこの水準を割り込まないのでドテン買いにすることになりました。
 最後はB2まで戻りきらないもののB2に近いところで売るということになります。

 図4.は寄付きから大きく値を下げて始まった例です。ただ、B2で下げ止ったかに見えたのでB2で買っては見たもののB1まではもどらず、B2を割り込みそうなので慌てて売り、割り込んだところで売り建てることになります。 B2で売り建てたものがすぐにLBOPまで下落、大きく割り込みそうもないのでいったん買い戻し。ドテン買いに転じ、すぐに割り込んでしまったのですぐにドテン売りとあわただしい動きになります。
 そこからは下値の目処がないため、前場終了時に決済、結果的に安いところで買い戻すことが出来ました。後場に入ってからもLBOPを上値になかなか抜け切れないのでLBOPで売り建て、前場の安値を割り込まないことが確認されて買い戻し、という感じではないかと思います。


 (マネックス証券 投資情報室長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。


-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   「ウーマンプラス」2006年夏号にマネックス・ユニバーシティ内藤の          対談記事が掲載されました
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  ワーキングウーマン向けに「一生幸せをつかむ、お金とのつきあい方」  を教えてくれる雑誌 「ウーマンプラス」2006年夏号の「投資で自分を  育てる、お金を育てる」でウーマンプラスの荒木編集長と対談してい  ます。

  詳しくはマネックス・ユニバーシティの【最新情報】から
  http://www.monexuniv.co.jp/


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   バリュー投資セミナー 角山智の「はじめてのバリュー株」
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  7月27日(木) 19:00〜21:00(大手町サンケイプラザ)

  株式評論家の角山智氏が、新刊書籍『黄金の3ステップで儲かる はじ  めてのバリュー株』の中から、銘柄選択のポイントをわかりやすくお話  します。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/value.html


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 7月7日    <七夕>

 今日は七夕です。節供の一つですから、元来はお祓いの日です。小さい頃に笹舟を作って七夕の日に川に流しましたが、あれは”流す”と云うお祓いの行為だったのでしょう。

 私は節供の日は、何かしらの形でお祓いをするようにしています。また、奇数(陽数)は縁起のいい数であり、それが並んだ日は縁起のいい日です。9の次に大きい陽数である7の並んだ七夕は、そう云った意味ではかなり縁起がいいのでしょう。

 6年前の七夕の日に、マネックス証券は東京証券取引所から上場承認を頂きました。あれから6年−長いような短いような。しかしこれからの道のりがまだまだ果てしなく長いことは確かです。流すべきものは流し、ステップをきちんと踏みながら、これからも理念の実現を目指して、邁進していきたいと思います。そんな願いを、今日は短冊に書いてみましょう。


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  7月25日(火)に「マネックス・ビーンズ・ホールディングス」の
  平成19年3月期第1四半期決算発表を行います。それを受け、個人投
  資家のお客様向けに説明会を開催します。

  7月25日(火) 18:30開場 19:00開演 20:45終了
青山ダイヤモンドホール サファイアルーム
  http://www.diamondhall.co.jp/access/index.html

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  http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/kigyo060725.html


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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報室長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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