マネックスメール 2006年7月10日(月)

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マネックスメール 2006年7月10日(月)

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 マネックスメール<第1703号 2006年7月10日(月)夕方発行>
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 世界銀行のゼロクーポン債 「タイムカプセル2016」(愛称)のご案内
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マネックスのお客様には高格付けでご好評をいただいている世界銀行が、期間10年のゼロクーポン債を発行いたしました。皆さまの夢をかなえる
商品となることを願い、「タイムカプセル2016」と名付けられたこの債券。10年後のお客様の夢をこのタイムカプセルで育ててみてはいかがでしょうか?
米ドル建て10年債 タイムカプセル2016 の商品概要

 発行体 国際復興開発銀行(世界銀行)
 売出価格 額面1,000米ドルにつき610米ドル
 利回り(税引前) 5.07%(年1回複利利回り)
 発行日 2006年7月27日  償還日 2016年7月27日
 申込単位 額面1,000米ドル単位
 申込期間 2006年7月10日(月)〜7月27日(木)午後2時まで

詳細はこちら→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6075.htm

≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.はじめてみよう!先物・オプション取引
 3.「やさしいマネー講座」
 4.株式市場アウトルック
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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      【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■ 新規公開株式のご案内 ■
カワサキ(3045)、バリューコマース (2491)
ジェイアイエヌ(3046)、イーサポートリンク(2493)
ゲームオン(3812)

■ 公募・売出株式のご案内 ■
東京グロースリート投資法人(8963)

※仮条件、ブックビルディング期間等の詳細はウェブサイトをご覧下さい。※購入を検討される際は、目論見書の内容をご確認下さい。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
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      タイムリーに相場が読める!オリジナルニュース!
        ☆★ 「オリジナルニュース」 ★☆  
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  マネックス証券の投資情報センターでは、「オリジナルニュース」と  いう市場概況コメントを、朝、前場、前引け、後場、大引け、まとめ、  と1日合計6回、発信しています。

  投資情報センターが、今の相場をどのように捉えて、今後の動向をど  のように予測しているのかが分かります!是非、ご利用ください。こ  ちらも、もちろん無料でご利用いただけます。

  こちらは、ログイン後、「投資情報」の「オリジナルニュース」から  https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=InvestmentInformation&url2=/syohin/original/init?NewsId=0001
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
後場に入ってから先物主導で意外高

日経平均            15,552.81 (△245.20)
日経225先物         15,550 (△210 )
TOPIX            1,594.07 (△ 20.92)
単純平均             473.19 (△ 2.64)
東証二部指数           4,342.13 (▼ 10.37)
日経ジャスダック平均       2,311.99 (▼ 12.93)
東証マザーズ指数         1,421.43 (▼ 0.33)
東証一部
値上がり銘柄数          903銘柄
値下がり銘柄数          675銘柄
変わらず             115銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           93.67%  △3.29%
売買高            17億0491万株(概算)
売買代金        2兆4783億1900万円(概算)
時価総額          506兆1882億円(概算)
為替(15時)          113.70円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国市場が大幅安となったことで日本市場も売り先行となりました。外国人の売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しとなったと伝えられたことも売りを加速させる要因となり、寄り付きから大きく売られて始まりました。それでも寄り付きからの売りが一巡すると下値を売り叩く動きもなく、外部要因の悪化のわりには底堅い展開となりました。

 昼の市場外取引もやや売り越しと伝えられたのですが、後場に入ると先物にまとまった買いが断続的に入りじりじりと目先的な売りをこなしながら堅調な展開となりました。機械受注統計が予想を上回ったことでいったん「ゼロ金利解除」を織り込むように上げ幅を縮小する場面もみられたのですが、その後は先物主導でインデックス買いや主力銘柄への買戻しなどを誘いながらじり高となり、結局は大幅高となりました。

 小型銘柄は終始もたついた展開となり、大型主力銘柄に比べて戻りも鈍く、日経ジャスダック平均、二部株指数、東証マザーズ指数など小型銘柄の動きを示す指数は軒並み軟調となりました。先物には後場に入ってからまとまった買いが入りオプションSQ(特別清算指数)を控えたヘッジ買いの動きもあったのか意外高となりました。先物主導で指数を押し上げた恰好となり、買戻しを誘いながら目先筋の買いで大幅高となったようです。

 米国市場のもたつきや外国人売りが懸念される中で意外高となりました。銀行株を中心とした主力優良銘柄を中心に堅調な雰囲気となって、相場の地合いの良さを確認した形です。「ゼロ金利解除」もある程度織り込み済み、ということで足元の好調な業績を見直す動きになってくればここから一段高も期待出きるのでしょう。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・インデックス売買(いんでっくすばいばい)
 まず、インデックスとは、日経平均株価やTOPIXといったマーケットの 指標(指数)のことである。そして、インデックス売買とは、保有する銘柄 がインデックスに連動するように売買することをいう。例えば、日経平均株 価の「インデックス買い」というのは、日経平均株価を構成する銘柄を同数 買い付けることをいい、逆に「インデックス売り」というのは、日経平均株 価を構成する銘柄を同数売ることをいう。機関投資家や証券会社などが先物 などとの裁定取引などで行うことが多い。
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◆個別銘柄◆ 

 銀行株を中心に主力銘柄が堅調

三菱UFJ (8306) 1,630,000円 △80,000 円 :1株単位
 前場はさえない動きでしたが、ゼロ金利政策解除への思惑などもあって後場に入ってからは買いが集まって前日比プラスに転じ、堅調となりました。
武富士 (8564) 5,820円 ▼240 円 :10株単位
 貸金業者が融資時に適用する金利について、利息制限法の上限金利を超える金利の適用が禁止される可能性が高まったことで、収益縮小を懸念する売りがかさみました。後場は、相場の地合い好転もあって下げ幅を縮小しましたが、さえない展開となりました。

ソフトバンク (9984) 2,335円 △35 円 :100株単位
 朝方から軟調となっていましたが、後場に入ってからは相場全体の地合いが好転したこともあって値を戻し、前日比プラスに転じて堅調となりました。
エプソン (6724) 2,895円 ▼50 円 :100株単位
 インクジェットプリンター事業の収益低迷などを理由に、外資系証券が同社の投資判断を3段階中の最下位に引き下げたことが材料となって売りが優勢となり、相場の地合い好転もあって後場は下げ幅を縮小しましたが、さえない展開となりました。

サマンサJP (7829) 537,000円 △50,000 円 :1株単位
 米マネー誌「バロンズ」で好意的に紹介されたことが買い材料となって、朝方から買いが集まり、ストップ高となりました。

Uアローズ (7606) 2,035円 ▼80 円 :100株単位
 先週に6月の既存店売上高が前年同月比で減少と発表され、業績の伸び悩みを嫌気する売りが本日も続き、軟調となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.はじめてみよう!先物・オプション取引
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 先週ご案内のとおり、今週から、このコラムでは、「先物取引とは?」というところから始め、先物やオプションを実戦でどう利用していくかを解説していきます。

 日経平均先物を売買する、ということはいったいどういうことなのでしょうか?

 「先物」と聞くと妙に難しいもののように聞こえますが、簡単に一言で言うと、「日経平均」という指数を「株価」と見立てて売り買いをする、と言うことなのです。ただ、通常の「株式」との一番大きな違いは「満期」があると言う事で、その「満期日」には否が応でも決済されてしまう、ということです。
 つまり、満期日に日経平均がいくらになっているか、を予想するもの、と言い換えることも出来、以下のようなパターンが考えられるのです。

◇買建の場合満期までに16,000円まで上昇すると考えて日経平均の先物を 15,000円で「買った(=買建)」場合

・満期日までに思惑通り16,000円まで上昇し、そこで転売すれば日経平均の上 昇分1,000円儲かったということになります。
・逆に日経平均が14,000円まで下落し、そこで転売、あるいは満期となってし まった場合には1,000円の損失となります。

◇売建の場合日経平均が満期までに下がると考えて日経平均の先物を15,000円 で「売った(=売建)」場合

・思惑とは逆に日経平均が満期までに16,000円に上昇、そこで買い戻した場合 には1,000円の損失。
・思惑通り日経平均が14,000円まで下落、そこで買い戻しあるいは満期になっ た場合には1,000円の利益となります。

 現実の売買は1枚あたり(先物は「〜枚」と数えます)日経平均の1,000倍で行われるので、実際の損益は上記の1,000倍、つまり、1,000円の利益は100万円、1,000円の損失は100万円の損失となります。

 因みに日経平均と日経平均先物の算出値、理論価格を以下に掲載しておきます。

 日経平均の算出方法

 日経平均に採用されている225銘柄の株価合計(50円額面換算)÷ 「除数」=日経平均

 先物の理論価格

 日経平均指数×(1+満期までの日数/365×短期金利)−配当金

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.「やさしいマネー講座」−第10回−
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 30代で独身という人が増えています。少子化、晩婚化と騒がれていますから全国規模だとは思いますが、特に東京圏は多いそうです。
 5年前の国勢調査ですが30代前半の未婚率は男性で54.1%、女性で37.5%。現在はもっと高い比率になっているようです。

 その理由としては仕事が忙しい、出会いがない、まだ遊んでいたい、など様々なようですが、気になる理由の一つに「お金がない!」というのがありました。
 ここにきて景気が上向いてきて失業率も低下してきていますが、現在の30代前半の人が就職活動をした頃は就職氷河期と言われていました。就職できずにフリーターになったり、仕事に馴染めずに離転職を繰り返す人も多いようです。不況・デフレという厳しい時代ゆえに給料もなかなか上がらないために、親頼みでないと生活ができない、経済的に自立できない30代も男女問わず珍しくないということなのでしょう。

 さて「独身である」ということについては、ライフスタイルが多様化した現在、社会が寛容になっていますし、周囲も本人もさほど気にしていない人が多いように感じます。
 これはあくまで個人的な印象ですが、お会いする機会のある30代独身の方は(特に女性ですが)「負け犬の遠吠え」などと笑顔で揶揄しながら、生き生きと楽しそうな方が多いのです。

 ただ「自立できない」という状況にある場合は、これは楽観的にばかりはいられませんよね。将来を考えると厳しいものがあります。親は確実に自分より先に老いていきます。自分の生活を支えてくれるどころか、親の病気や介護といった現実がのしかかってくることはそう遠くない将来に十分考えられることなのです。

 それでは何をすればよいのでしょうか。こればかりは本人が意識して切り拓くしかないことではありますが、その一歩として現実と将来を点で捉えるのではなく、線、できれば面として考えるライフプランニングをすることをお勧めします。どんな人生をおくりたいか、いつ頃何をしたいのか、漠然としたものであっても将来を考える機会をもつこと、自分自身を見直すことで意外な発見もあるかもしれません。

 ライフプランの中で、仕事にかかわる部分をキャリア・プラン、お金全般にかかわる部分をマネー(ファイナンシャル)・プランとして見てみましょう。 年齢が若い方ほどキャリア・プランニングをしっかりすることが有効です。計画的に勉強したり、経験を積むことで仕事のキャリア・アップをしていくことによって、目標をかなえると同時に経済的に自立していくことも可能となるでしょう。
 年齢が上がるとともに、より注意を払いたいのがマネー・プランです。大幅なキャリアの変更というのは年齢とともに難しくなってくるかもしれませんが、マネー・プランは年齢に関係なく大切です。(もちろんなるべく早めに始めることをお勧めします)

 お金に働いてもらう、つまり運用することによって、自身の目標を現実にするための資金になったり、将来の生活の支えの一部となっていきます。
 そんなことを言われても働いてもらう元手になるお金がない、と思われる方もいることでしょう。運用はまとまった資金でないとできないというわけではありません。毎月たとえ少額でも積み立てをしていくことも立派な運用です。大切なのは継続的に長期的に行っていくことです。
 収入をなんとなく使い切ってしまう、少しでも余れば貯蓄に回す、という考え方ではなく、収入からまずは決まった額の積み立てをし、残りを使うというふうにするだけで計画的な資金作りの一歩になります。

 すでに自立している方も、これから自立しようとしている方も、ぜひとも計画的、継続的かつ長期的な運用を心がけてくださいね。

★廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
ファイナンシャル・プランナー(CFP (R)) 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
著書「金利をやさしく教えてくれる本」発売中。
http://www2.monex.co.jp/lounge/book/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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 中小型株を見直す動きにも黄色信号?

 地政学リスクにソフトバンクが追い討ち

 前週末からの出直り基調の強まりに加え、3日の日銀短観では予想範囲内ながら景気拡大傾向が示され、日経平均は続伸して始まった。押し目買い意欲の高まりから翌4日には一時15710.39円と15700円に乗せる場面もみられた。しかし、米国市場が独立記念日で休場となり海外勢による買いが期待しづらい中、北朝鮮によるミサイル発射が確認されたとの報道をきっかけに調整ムードが強まっている。日経平均が直近のリバウンドによって1ヶ月ぶりに15700円を回復、騰落レシオも2ヶ月ぶりの高水準、ジャスダックの売買代金も1ヶ月ぶりに1000億円を超えていた。目先的には一先ず達成感が出易いところであったことも売りにつながったようである。

 その後も米国市場の動向や北朝鮮による地政学リスク、原油先物相場などを横目で睨みながらの相場展開が続き、日経平均は膠着感を強めていた。しかし週末には、メリルリンチが「売り」でカバレッジを開始したと伝えられたソフトバンクが大幅下落。損失覚悟の売りに加えて仕掛け的な売りが終日続く格好となり、徐々に相場全体への悪影響につながった。ソフトバンクは、前日に先回り的な動きから、ある程度は織り込まれていたとみられていたが、一向に下げ渋る動きはみられず、これに引きずられる格好から新興市場の中小型株などの一角も大きく値を下げる格好となった。結局、週末の日経平均は13.79円安(マイナス0.09%)と小幅な下げとなっているが、ソフトバンク1社で33.96円を押し下げている。この影響によりマザーズ指数はマイナス3.30%、ヘラクレスは2.28%と日経平均を大きく上回る下げを余儀なくされている。

 確かに北朝鮮による地政学リスクに加え、週末の米雇用統計を見極めたいとするムードから積極的には参加しづらい環境ではあった。しかし、信用需給改善を手掛りに出直りをみせつつあったソフトバンクの急落によって今後、信用期日明け狙いのトレードもしづらくなったと考えられる。これまで戻り基調を続けていた他の中小型株などへの影響もみられているため、個人投資家の投資マインドの低下が警戒されよう。

 そのため、信用需給整理を手掛りにした値幅取り狙いや、1株単位の値がさ株での短期値幅取りは難しくなり、資金の回転も相当早まりそうである。そうなると、超高速回転売買ができない投資家などは、値動きの軽さなどを選好させず、冷静に割安感のある好業績銘柄や業界再編、またゼロ金利解除を想定した金利上昇メリット、キャッシュリッチなどを材料にコツコツと押し目を拾うスタンスが有効であろう。特にソフトバンクなど急落した銘柄には売り方の買い戻しを狙った買いを入れたくなるところである。しかし、売り方優勢の状況であり、ある程度買いに傾いた段階で再び売り仕掛けの動きが強まることも予想されるため、しばらくは慎重なスタンスが必要となろう。また、リスク対応として株数などを減らすことも重要になってきそうである。

 今週の経済スケジュールでは、10日(月)に5月の機械受注、6月の工作機械受注額、6月の景気ウォッチャー調査、13日(木)6月末のオフィス空室率、首都圏マンション発売、5月の鉱工業生産(確報)、5月の商業販売統計(確報)、5月の世界半導体製造装置販売額などが予定されている。また、13-14日に日銀政策委・金融政策決定会合、14-17日に主要8カ国(G8)サンクトペテルブルグ・サミットが開催される予定である。

 日銀政策委・金融政策決定会合でのゼロ金利解除が予想されているが、すでに日銀が景気判断を「回復」から「拡大」へ変更を検討しているほか、政府は物価判断の上方修正を視野に入れているなど、これまでの景気指標等を受けゼロ金利解除へ向けた動きが着々と進んでいる。今後発表される景気指標の内容が多少悪くても、7−8月中にはゼロ金利解除が行われると考えておくのが普通であろう。

 ただし、ゼロ金利解除実施に関しては織り込み済みと考えられるものの、実際の発表が通過するまでは相場全体の方向感は掴みづらい。また、北朝鮮問題が長期化する可能性があるため、ミサイル発射などが断続的に続くようだと、内需、外需、ディフェンシブ問わず積極的な物色は手控えられることになりそうだ。それ故に、外部環境の影響をそれ程受けず、且つ出直りムードを強めてきていた新興市場の中小型株などを見直す展開が期待されていた。しかし、今回のソフトバンクの急落によって中小型株の相関性が確認され、結果慎重スタンスが求められる格好となり、積極的なポジションは取りづらくなったと考えられる。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。


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☆☆マネックス・ユニバーシティ社長 内藤忍の新刊 7月11日発売開始☆☆
『内藤忍の人生を豊かにする お金のルール』(アスペクト)

       >>>10名様にプレゼント<<<
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  明日、マネックス・ユニバーシティの内藤忍の新刊、『内藤忍の人生を  豊かにする お金のルール』が、アスペクト社より発売されます。
  「お金とは?」「お金と人生のスマートな関係」など、お金とうまく  付き合って、夢をかなえる方法を解説。
  
  発売を記念して、マネックス・ユニバーシティより10名様にサイン本を  プレゼントいたします!
  皆さまのご応募をお待ちしております。

  応募方法など詳細はマネックス・ユニバーシティの「最新情報」から>>> http://www.monexuniv.co.jp/


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 7月10日   <ゼロポン>

 ゼロポンとは、新しいお菓子の名前でも、栄養ドリンクの名前でも、外国から来た遊びの名前でも、或いはサッカーのルールでも、自分だけ知らない最近のユニットの名前でも、まして怪しいクスリの名前でもありません。ゼロポンとは、ゼロ・クーポン債の略称で、満期まで利子が一切発生しない債券のことです。ゼロポンは、実は略称と云うよりも愛称的な所があり、債券業界の中では以前から、その響きの何処とない楽しさだけでなく、その商品性のユニークさから、長年あい親しまれてきました。

 当社も世界銀行の『ゼロポン』の取扱いを今日から始めたのですが、このゼロポンは10年債で、額面当たり61%の値段で購入したものが、10年後に100%で償還されると云うものです。通貨は米ドルです。

 なんとも単純な商品ですが、10年間、イライラすることもなく、10年後の何か−−人によっては子供の教育費だったり、結婚費用だったり、或いは家の購入資金や、老後のための蓄えの場合もあるでしょう−−のために、今、お金を拠出して、あとは寝て待つような性質の商品です。当社は今回この商品に、『タイムカプセル』という愛称を付けました。それぞれの投資家の方々に、『10年後』を想像して頂ければと思います。

 そして私も、10年後の自分や当社がどうなっているか、と云う思いを託して、この『タイムカプセル2016』と付き合っていきたいと思います。
(商品についての詳細は、当社ホームページで御確認下さい)
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6075.htm
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◇日経ノティオ「丸の内マネー塾」
7月25日〜28日18:30〜20:00 受講者募集中◇
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●7月25日(火) あなたの人生目標をかなえる新・資産3分法(内藤忍)●7月26日(水) 資産設計に役立つ経済記事の読み方(廣澤知子)
●7月27日(木) 10万円から始める資産設計〜実践編〜(内藤忍)
●7月28日(金) 株式相場の見方(日経マネー編集長 北澤千秋)

会場:日経ノティオ内(特設セミナー会場) 丸ノ内オアゾ1F
主催:日本経済新聞社 日経マネー、協力:マネックス証券
詳細はこちら>>>http://nikkei-notio.com/event.html

◇日本経済新聞の新規購読申込で書籍「資産設計塾 実践編」プレゼント!◆お申込みはこちら http://try.nikkei4946.com
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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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