マネックスメール 2006年9月4日(月)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2006年9月4日(月)

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 マネックスメール<第1742号 2006年9月4日(月)夕方発行>
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     本日9月4日(月) 21時半頃よりインターネット生配信!
  ビギナー必見、お笑い芸人とアイドルの株番組 『株って行こう!』   第2回目の今夜のテーマは・・・「少ない資金から始めてみよう!」
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  マネックス証券が、単独オフィシャルスポンサーの
  吉本興業の株式研究所「よしもと笑券」の注目コンテンツ!

  若手お笑い芸人・POISON GIRL BANDの吉田大吾がMCを務める
  ビギナー向け株式投資バラエティ番組『株って行こう!』の第2回を、  本日 9/4(月)21時半ごろからインターネット生配信します。
  今回のテーマは、「少ない資金で始めてみよう!」。
  もちろん、視聴は無料です。

  ゲスト講師として、マネックス証券の福の神・藤本誠之が登場。
  ポイズン吉田さんや現役女子大生アイドル・広川芳恵さんとともに、  皆さんからのご質問に答えながらお送りします。

  ●番組の詳細、視聴はこちら!質問も受付中です。
  http://mycasty.jp/kabu/

  また、いつでも観られる無料動画『株まるわかりムービー』も公開中  こちらもあわせてお楽しみください。
  『株主優待ってなんだ?』
  http://mycasty.jp/kabu/index_blog2.html

≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.はじめてみよう!先物・オプション取引
 3.バンガード・海外投資事情
 4.「やさしいマネー講座」
 5.株式市場アウトルック
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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メディア工房(3815)、応用医学研究所(2123)
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詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
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米国株高などを受けて大幅高、もみ合いを放れる

日経平均            16,358.07 (△223.82)
日経225先物         16,350 (△230 )
TOPIX            1,649.32 (△ 15.97)
単純平均             473.80 (△ 4.64)
東証二部指数           4,335.67 (△ 18.35)
日経ジャスダック平均       2,268.57 (△ 10.23)
東証マザーズ指数         1,329.58 (△ 33.48)
東証一部
値上がり銘柄数         1,312銘柄
値下がり銘柄数          289銘柄
変わらず             99銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           124.51%  △0.24%
売買高            16億5935万株(概算)
売買代金        2兆0018億9600万円(概算)
時価総額          523兆5333億円(概算)
為替(15時)          116.49円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国株が堅調となったことや寄り付き前の外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が大幅買い越しとなったことを好感して買い先行となりました。寄り付き前に発表になった法人企業統計も設備投資が予想を上回るなど景況感が好調であることを確認する格好となり、週末のヘッジの買い戻し等も含めて買い優勢となったようです。寄り付きの買いが一巡したところでは目先筋の利食い売りなどに上値を抑えられる場面もあったのですが、先物へのまとまった買いが入ると一段高となりました。

 昼の市場外取引は金額はそこそこ大きかったのですが、売り買いの偏りはなく、後場に入っても堅調な地合いは変わりありませんでした。押し目らしい押し目もないことから買い急ぎもあり、前場の高値を抜ける場面も見られましたが、目先的な過熱感もあって利食い売りに押されて上値も限定的となりました。引け味はあまり芳しくはありませんが、下値不安も少なく、好業績が期待できる銘柄を中心に買い気も強いようです。

 小型銘柄もさすがに堅調となり、東証マザーズ指数は大幅高となりましたが今一つ小型銘柄を物色する意欲はなく、二部株指数や日経ジャスダック平均も主力銘柄の動きに比べると上げ幅が小さいといった状況でした。先物にもしっかりとまとまった買いが入るのですが、積極的に買い上がるというよりは目先的な動きが中心といった感じで、腰の据わった買いというわけでもなさそうでした。

 もみ合いを抜けたことで一段と買い意欲も強くなってくるのでしょうが、目先的な過熱感もあり、利食い売りをこなしながら堅調な地合いが続く、と言う感じではないかと思います。小型銘柄を中心に出遅れ感の強い銘柄の底上げ感が出てくるかどうかと言ったところではないかと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・法人企業統計(ほうじんきぎょうとうけい)
 企業活動の実態を把握するために、売上高や利益の動向、投資の動向、資金事情などを調査する統計です。
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◆個別銘柄◆ 

 証券株、不動産株を中心に堅調

東エレク (8035) 8,050円 △210 円 :100株単位
 年間配当を増額する公算が大きいと伝えられたことも材料となって、朝方から買いが入り、堅調となりました。

ファーストリテイ (9983) 11,120円 △300 円 :100株単位
 目新しい材料は見られなかったものの、相場の地合い好転につられるように堅調となりました。なお、大引け後に8月の「ユニクロ」既存店売上高が前年同月比で13.1%増だったことが伝わりました。

旭テック (5606) 393円 △80 円 
 同業大手の米メタルダイン社を買収することが正式に発表され、引き続きその買収を材料視し事業拡大を好感する買いが集まり、ストップ高比例配分となりました。

リスクモンスター (3768) 171,000円 △7,000 円 :1株単位
 筆頭株主が株式を一部売却し、住友商事(8053)が第3位株主となったことで、今後の事業展開への期待感も出て買いが入り、堅調となりました。
三井住友 (8316) 1,310,000円 ▼40,000 円 :1株単位
 外資系証券が投資判断を引き下げたことが囃され、堅調な相場展開となる中で利益確定売りなどに押され、軟調となりました。

吉野家 (9861) 207,000円 △1,000 円 :1株単位
 牛丼販売を復活させることが伝わりましたが、販売食数が当面は限定される見通しであることもあって市場の反応は鈍く、さえない動きとなりました。
◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

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       ☆★ 「マーケットメール−夕刊−」 ★☆
        −「割高銘柄・割安銘柄って何?」編−
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  A:巷で、割高銘柄とか割安銘柄っていう言葉を聞く事があるけど、    あれはどんな基準で決まっているの?
    マネックスでも算出していたりしないの?

  B:割高や割安の基準は様々で、一概には言えないんだけど、
    「マーケットメール−夕刊−」の指数・データ一覧に、
    「割高銘柄・割安銘柄」っていうのがあるよ。
    これらは、ストキャスティックスやRSIという指標を使って
    株価の動きから、割高や割安を算出しているみたいだよ。

  サンプル画面はこちら
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/pre/2980sample.htm
  ご登録はログイン後、「投資情報」の「プレミアムメール」から(無料)  https://www.monex.co.jp/Etc/rn/guest/M1001/rightnow/rntomb.htm?gsvlet=Etc&msvlet=MoneyManagement&gurl=/guest/G1800/form/toshi_mail_confirm_g.htm&murl=/premiermail/jyotai/hyji?mop=M400
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.はじめてみよう!先物・オプション取引
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 第8回 

権利行使価額

 オプション取引では各限月ごとに以下のような基準で行使価格が決められています。行使価格の設定には以下のような決まりがあり、日経平均の動きによって行使価格が増えることがあるのです。(減ることはありません)

◇設定の刻み

 オプション取引では限月ごとに権利行使価格を設定し、日経225オプションは権利行使価格10,000円未満に関しては250円刻みとし、それ以外は500円刻みでの設定となります。

◇新規設定

 取引開始日の前日の最終の日経平均に最も近接する権利行使価格を中心に、上下4種類づつ合計9種類の権利行使価格を設定します。

 例.

 取引開始日の前日の最終の日経平均が16,800円とすると15,000円、15,500円、16,000円、16,500円、17,000円、17,500円、18,000円、18,500円、19,000円の9種類が設定されます。

 なお、日経平均の終値が刻み値の中間にあるときは指数を上回る権利行使価格を最も近接する権利行使価格とします。

◇追加設定
 追加設定については直近の3限月とその他の限月で扱いが異なります。また、満期までの期間が3ヶ月を切った時点での追加設定もあり、それぞれの設定基準等は以下の通りです。

http://www2.monex.co.jp/j/chart/Gen.htm

 (投資情報室長 清水洋介)

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

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 先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
  口座をお持ちでない方
  https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1950/fop/index.htm  口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください) 
  https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.バンガード・海外投資事情 第231回
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「米国人の投資に関する理解度」

 投資に関する知識の中でも、とりわけ米国人は債券や投資コストに関して誤った理解をしている人が多い。−バンガードが定期的にあるマネー雑誌と共同でおこなっている「投資に関する理解度調査」によると、このような調査結果がでています。

 この調査は、米国18の州から約1,000人の投資家を無作為に選び、ファンドの基礎知識や投資用語、およびマーケットの基礎知識に関する質問に答えてもらうという方法で行なっています。

 通常、全体の平均正答率はほぼ4割前後くらいですが、その理解度は僅かながら年々向上しているようです。しかし、投資家が抱える課題として債券についての理解不足にはかなりのものがあるようです。例えば、回答者のほぼ7割は債券価格と金利が反対の方向に動くことを理解していません。また、約6割の人は債券の満期の意味を誤解していました。

 ファンドのコストについて混乱している投資家も多いようです。回答者の約7割以上の人が「エクスペンス・レシオ(日本のファンドでいう信託報酬にほぼあたるもの)」の意味をきちんと理解できていません。また、6割の人がファンドのリターンに及ぼすコストの影響について気づいていないようです。そして驚くべきことには、回答者の7割近くはファンド購入時の手数料が「販売手数料」であることを知りませんでした。

 この記事を読んで、ドキッとしている人はいませんか?
 

※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
 販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
 トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託 です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて も可能。ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.「やさしいマネー講座」−第17回−
〜女性向け商品がたくさんありますが…住宅ローン編〜
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-9月6日(水)18:30〜20:00 スルガ銀行サロン ド コンシェルジュ渋谷にて 女性限定セミナー「ワーキングウーマンセミナー 経済記事を読みこなす」(無料)を行います。
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 「女性向け」商品のお話が続きます。男性の方ごめんなさい。
これって一種の逆差別ですよね、という声を聞きました。確かにそうですね。商品の真の良し悪しは別にして、女性ならでは、の「特典」を集めて作った商品で、男性は締め出しているわけですから・・・
男性だけの特典!なんてしようものなら「差別だ!」と攻撃の的になりそうなものです。

 今回は「女性向け住宅ローン」です。「住宅」に限らず、女性だけに向けたカード・ローンなどもあり、「お金を借りる」市場も女性をターゲットにしていることがわかります。

 そもそも金融機関から「お金を借りる」という行為は、「きちんと返す」ことができるかを「審査」され、ある一定の期間に金利と元本を支払う約束をすることによって成り立ちます。ところが金利がほとんどゼロという異常な状態が長く続いたため、カード・ローンのような短期の借金では借り手のほうに「金利を払う」という意識はほとんどなくなり(そうはいっても実はかなりの高金利なのです!)、金融機関も「審査」などほとんどなくても貸し出しをしてしまうようなお手軽さです。

 それに比べると長期間にわたる住宅ローンについては、まだまだ審査は健在です。とはいっても条件はかなり緩和されてきました。
そもそも長期にお金を借りるためには長期間にわたる経済的な裏づけが必要で、長く働く人=男性という図式がありました。「長期間お金を借りる」ということは信用がなければならず、長く働かない人=返済能力がない=信用がない、とみなされていた女性にとっては、大変敷居が高かったのです。公的な機関では女性のシングルはローンの対象外となっていました。それが現在は条件を満たしていれば問題なくなりました。そして問題ない、どころか「女性」だけを対象にした住宅ローンも登場しており、それが今回の主役です。

 まず女性向けの住宅ローンの特徴としては、条件の緩さが挙げられます。年収条件や勤続年数の条件がかなり緩和され、契約社員でも可能としているところもあります。もちろんシングルでも申し込めるようになっています。(ただし金融機関によって条件の設定は異なりますし、条件を満たしていても審査段階で断られる可能性はあります。)
借入れの対象としている物件も公的な機関で定めていた50平米という基準より、かなり小さいタイプも可としているところが多く、明らかに女性のシングルが借りやすい条件設定となっています。
それだけではありません。金利の優遇があったり、購入物件につける警備サービスの割引特典があったり、繰上げ返済手数料を無料にしたり・・・有利な特典のオンパレードです。
男性のシングルがぜひとも申込みたい!といっても性別で却下ですから「逆差別」と言われるわけです。

 「女性向け」金融商品を3週にわたって取り上げてきましたが、今回ばかりは文句なしのオススメと思われましたでしょうか?

 金融機関にとって、こうした出血大サービス的な特典をつけるのは、女性客を取り込むということによる顧客層の拡大と、「女性にやさしい金融機関」のイメージ戦略のためもあります。また、比較的几帳面に貯蓄に励み、借金の返済もキチンと行うのは女性の方が多いという判断から「債務不履行」の率は低いと見ているとも言えるでしょう。

 働く女性が増え、自ら「自分の城」を欲しいと思う女性が増えてきたことにより、確実に金融機関の姿勢は変わってきたのです。いまや女性は「信用の低い対象外」という存在ではなく、ぜひともお金を貸したい対象になってきたということです。

 美味しい話にはウラがあったりするものですが、これは「女性」でありさえすればウラなくおトクを享受できることなので、上手く便乗すればよい!といえますね。

 ただ、注意をしていただきたいことが2点あります。
まず1点目は、女性であれば(年齢制限はありますが)申込はできますが、必ずしも審査に通るとは限らないということです。公表している条件はかなり緩和されているとはいえ実際の審査基準は金融機関によって異なります。女性であれば簡単に借りられる、と早合点はしないように注意しましょう。

 2点目はもっと根本のところです。そもそも本当に今住宅の購入が必要なのか、ということをぜひとも冷静に考えてください。
「金利が上がり始めるから今がチャンス!」「シングル女性の多くがマンションを買っているから私も!」「おしゃれなモデルルームを見に行ったらステキだったので・・・」住宅を購入することを決める理由は様々だと思います。「結婚しても貸せばいいし・・・」本当にそんなに簡単に借り手が見つかるでしょうか?固定資産税他、メンテナンス費がかかること、もし空き部屋期間が長くなってしまったときの負担などを事前に想定していらっしゃるでしょうか?
 ある程度しっかりとしたライフプランができた上、資金計画もキチンとしてから購入を決めないと、後になって思いもかけなかった負担をしょってしまうこともありえます。今や女性は大変自由なライフスタイルを謳歌することができる時代ですので、せっかくの「自分の城」が将来の足かせなどにならないように十分に頭を冷やして先々まで良く考えてから判断するようにしたいですね。
★廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
著書「金利をやさしく教えてくれる本」発売中。
http://mail.monex.jp/?4_37126_298095_9

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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 メジャーSQ、定期入れ替えなどイベント多数、 需給要因などから上への相場展開を意識

 週初ソフトバンク、週後半は楽天に翻弄され

 先週は前週末の引け味の悪さや、テクニカル的な過熱感の台頭、さらに海外投資家の夏休みシーズンによる資金流入減少などの影響から、利食い優勢のスタートとなった。また、ソフトバンクに対する「売り」推奨レポートの余波が続いたことも影響している。ソフトバンクに関しては、週前半は連日で日経平均へのマイナスインパクトトップとなっていた。海外投資家動向に関しては、米系投資家はレイバーデーまでは夏休みとなるほか、英国のバンクホリデーによる影響もみられ、29日の東証1部の売買高は12.5億株と昨年7月15日の12.4億株以来の低水準となっていた。

 しかし、日経平均はサポートとして意識されている7/4高値15710.39円を守ったほか、同水準に位置する25日移動平均線もサポートとして機能している。また、過熱感、警戒感がくすぶる中での膠着相場が続いていたため、ロングボジョンを取りづらく、反対にショートに傾きやすい状況であったことも、下に行き難くさせていたと考えられる。週半ばには楽天に関するネガティブな週刊誌の記事が嫌気され、ライブドア・ショックを連想させる流れから中小型株を中心に連鎖的に下げる場面もみられた。ただ、やはりロングポジション(買い)の投げというよりはショートポジション(売り)主導の展開で、その後の米国市場のリバウンド基調なども手伝い、再び16100円台を回復している。

 日経平均は、意識されていた支持線を割り込むことなく、切り返しをみせている。それでも、依然としてテクニカル面での過熱感や直近戻り高値レベルでの売り圧力などが警戒されているため、下への警戒感は薄れていないと考えられる。しかし、それ故にロングは取りづらく、ショートに傾きやすい地合いが続くと考えられる。そのため、結果的には好需給が続くことになるとみられ、この需給が引き続き相場を下支えすることになろう。

 また、今週は週初の米レイバーデー明け後の海外投資家による資金流入を期待する流れも強まる可能性はありそうである。決算要因に絡む海外勢による株券返却のための買い戻しの流れも続くとみられる。そのほか週末に予定されている先物・オプション特別清算指数算出日(SQ)までは強含みで推移するとの期待感もある。今回のSQはミニ日経先物が開始されてはじめてのメジャーSQとなるため、注目度が高まる可能性があろう。再度戻り高値を窺う場面や、反対に25日接近などでは仕掛け的な売買が集中することも考えられる。また、今週もしくは来週初めには日経平均の定期入れ替え銘柄の発表があると考えられている。そのため、新規組み入れや削除が予想されている銘柄なども値動きが荒くなると考えられる。特に削除銘柄などは信用残が売り超になっているものが多く、状況によっては発表前にショートカバーの動きとなる可能性もあろう。
 
 週初に下げのきつかったソフトバンクは、その後底堅い値動きをみせている。信用需給妙味は高まっている銘柄で且つ日経平均へのインパクトが高いこともあり、引き続き注目されることになろう。また、Xデーなどのネガティブ記事により不安心理が高まった楽天だか、週明け4日にライブドア前社長の初公判が予定されていることも、思惑を高める要因となっていたようである。不安感が完全に払拭できるまでは中小型株に与える影響が警戒されるが、中小型株の多くは1月のライブドア・ショックから半値以下に下落しているほか、個人投資家の需給整理も一巡しているとみられる。個々の銘柄をみても、連鎖安の動きは鎮静化しているため、どの方向の結果にしても、今後のアク抜けにつながるとみている。そのほかではご懐妊されている秋篠宮妃紀子さまのご出産が予定されており、「赤ちゃん」関連などへ短期資金が向かうことも考えられよう。また、米ナスダック指数は26週線が位置する2200ポイントに接近している。抵抗線として意識されている水準であるため、これを突破するようだと連動性の高いハイテクや国際優良株への波及効果が期待される。ハイテクに関してはDRAM価格の急騰が伝えられていることもあり、日経平均をけん引する可能性もありそうだ。

 このように今週は大きなイベントが重なるため、関連性のある銘柄の変動は大きくなりそうである。手掛り材料難ということはなく、反対に投資資金が物色対象を絞りきれなくなる可能性はありそうだ。また、基本的には先物・オプションSQを控えているため日経平均は膠着を続ける可能性が高いと考えられる。しかし海外資金流入期待、ショートに傾きやすい需給要因、さらに米ナスダックの抵抗線突破によるハイテク株への波及期待などを考慮すると、上を意識した相場展開が期待されることになろう。

 そのほか経済スケジュールでは、国内では7日に鉄鋼各社の業績見通し発表、大和総研による06-07年度企業業績見通し発表、日銀政策委・金融政策決定会合、8月末のオフィス空室状況、7月の景気動向指数、8月の工作機械受注、8日に7月の特定サービス産業動態、8月の景気ウォッチャーが予定されている。米国では6日に、MBA住宅ローン申請指数、4-6月期の非農業部門労働生産性、8月のISM非製造業景況指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)などが予定されている。

 テクニカル面では引き続き、7月の戻り高値(15710.39円)および25日線などが意識されるだろう。また、週足ベースの一目均衡表では上昇する先行スパン(雲)上限がこれまでサポートとして機能している。7月戻り高値および25日線割れをみせたとしても、週足での雲上限(15485.72円)レベルをサポートしている間は、基調としては強いと考えられる。一方、22日の直近戻り高値
16244.84円を確実に突破するようだと、今後同水準が支持線として変わることになり、次のターゲットとしては5月半ばの下げで空けたマドがある16500円手前レベルを意識した相場展開が期待される。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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    オモシロくて、タメになる!
      投資のテレビ局 『マネテレ』 9月分を放送中
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  投資のツボを動画でご紹介、見るマネックス『マネテレ』。
  今月は「TOB」、「為替保証金取引(FX)に挑戦!」、更に新発売の  オルタナティブ投信「プレミアム・ハイブリッド2006」について等、  旬の話題で盛りだくさん!松本大らマネックスの面々に加え、佐藤
  まり江さんも登場!

  http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

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           今週のマネックス ラウンジ@銀座
        9月7日(木) 開催 「ブラジル経済の現状と展望」  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

BRICsの中で最も地理的に遠いこともあり、経済についてのイメージが  ちょっと、つかみにくいブラジル。そんなブラジル経済の現状と将来の  展望について、様々なデータを基に、ラウンジで勉強しませんか?

  日時: 9月7日(木) 12:00〜13:00
  場所:「マネックス ラウンジ@銀座」(ソニービル4階)
  詳細:http://www2.monex.co.jp/lounge/lounge/seminar/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 9月4日     <お客様>

 この土日は大阪と東京で、オルタナティブ投資説明会を開きました。『プレミアム・ハイブリッド 2006(愛称)』と『チャイナ フォーカス(愛称)』の商品説明も兼ねましたが、主に「プライベート・エクイティ・ファンド」と云ったものを理解して頂くための、プライベート・エクイティ・ファンドの専門家を交えた、計3時間に亘る説明会でした。当社の新商品の開発基準は、「いいものだけを世界から・機関投資家水準のものを個人投資家に」と云うことと、「自分が、親が、買いたくなるものを開発しよう」と云う2点です。
 今回の2つのオルタナティブ・ファンドは、まさにこの開発基準に則したものです。それぞれの説明会には350人前後の方が参加され、それぞれ100人近い方から御質問票を頂き、その熱心さに私は改めて驚きました。そして同時に、個人のお客様の新しい商品を理解したいと思う強い願望と、これら新商品の実体と仕組みは馴染みがない、或いは複雑で、たとえ説明会を開いても尚分かりにくいのだと云うことを、痛感させられました。私たちはいいものを作ろうとするだではなく、それらをしっかりと説明していかねばなりません。それが出来なくては、いい商品・サービスとは云えないでしょう。来週から、これら2つの新しいオルタナティブ・ファンドの説明会を28ヶ所で開催します。頂いた質問とその答えについては、なるべくホームページ上などで御案内していくつもりです。

 2つの説明会で感じたことがもう一つあります。何人かのお客様から、とても暖かい応援のお言葉を頂戴致しました。何から何まで、未だ未だ足りない私たちです。しかし先に書いた新商品開発基準のように、少しでもお客様の為に役に立とうと考えて仕事に取り組んでいます。お客様からの暖かいお言葉が、何にも増して、本当にありがたいと云うことを、しみじみと感じました。これからも更に頑張って参りたいと思います。
 
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    来週開催☆「松本大とここだけトーク マネックスよろず相談所」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★
 
  皆さまからのあんな質問やこんな質問に、松本大がお答えします。
  お申込みを、お待ちしております。
 
  日時: 9月12日(火) 13:00〜13:30
  場所:「マネックス ラウンジ@銀座」(ソニービル4階)
  詳細:http://www2.monex.co.jp/lounge/lounge/seminar/nandemo.html

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    9月10日(日)より、株式注文画面をリニューアルいたします
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  マネックスではお客さまにより快適にお取引いただくため、9月10日  (日)に現物株式注文画面、注文約定一覧画面をリニューアルします。
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news608f.htm
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