マネックスメール 2006年9月8日(金)

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マネックスメール 2006年9月8日(金)

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 マネックスメール<第1746号 2006年9月8日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.資産設計への道 〜その234 金利に敏感になる 内藤 忍
 3.チャートの世界 −第61回−
 4.だから投資は面白い!
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき


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この度、当社サービスについて、アンケートを実施いたします。よりよい商品やサービスをより分かりやすくご提供して参りたく存じておりますので、是非、ご協力をお願いいたします。

アンケート受付期間 2006/9/8〜2006/9/15

回答はこちらから>>
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バンクテック・ジャパン (3818)、GCA(2126)
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詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
米国株安、外国人が売り越し基調と言う割りには買戻しや押し目買いで堅調
日経平均            16,080.46 (△68.05)
日経225先物         15,990 (△40 )
TOPIX            1,619.92 (△ 6.46)
単純平均             468.14 (△ 2.13)
東証二部指数           4,344.93 (△10.17)
日経ジャスダック平均       2,273.56 (△ 6.93)
東証マザーズ指数         1,329.08 (△ 1.55)
東証一部
値上がり銘柄数          986銘柄
値下がり銘柄数          571銘柄
変わらず             144銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           115.23%  △2.15%
売買高            24億0302万株(概算)
売買代金        3兆3430億8800万円(概算)
時価総額          514兆3829億円(概算)
為替(15時)          116.22円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が引き続き軟調となったことや寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあって、売り先行となりました。SQ(特別清算指数)算出に絡んでの動きはほとんど影響なく、売り一巡後は底堅い展開となる場面もありましたが、週末ということで目先筋以外に積極的な買いも見られず、日経平均も16,000円を割り込んだ動きが続きました。

 昼の市場外取引も金額はかなり大きく売り越しと伝えられたのですが、後場は寄り付きから先物に買い戻しが入って底堅い始まりとなり、まとまった仕掛け的な買いが入ると買戻しを急ぐ動きもあいまって堅調な展開になりました。いったんは底堅さが確認されたことで上値を買い上がるとなると売り手も買戻しを急ぎ一段高となる場面もありましたが、上値の重さを確認すると目先筋の利食い売りなどもあって、結局小幅高での引けとなりました。

 小型銘柄は朝方から底堅く、堅調となりましたが、後場に入ってからの戻りが先物主導であっただけに相対的に主力銘柄に比べては上値の重い展開となりました。先物は名実共に限月交替となって中間配当分だけ日経平均よりも逆鞘(ぎゃくざや)となっていますが、積極的な売買は引き続き多く、相場を主導する動きとなっていました。

 SQ後も相変わらず先物に振らされる展開となりました。買い意欲は依然として強いようですが、どうしても目先的な動きに振り回される投資家が多いようです。日経平均も節目と見られる水準ではしっかりと下げ止まって来ており、まだ強含みの展開は続くのではないかと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・小型銘柄(こがためいがら)
 東京証券取引所が算出する規模別株価指数では東証1部に上場している銘柄 を時価総額(資本金)の規模などで分類して、上位500銘柄に入らないものを 小型銘柄と呼ぶが、一般的にはそれに加えて東証2部、東証マザーズ、ジャ スダック市場などに上場されている資本金の小さな銘柄を小型銘柄と呼ぶ場 合もある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 個別に物色される動きでまちまちの展開

川 重 (7012) 402円 △12 円 
 新しい中期経営計画が発表されましたが、事業の選択と集中を進めて高収益を目指す内容を好感する向きもあって買いが入り、堅調となりました。

武 田 (4502) 7,460円 ▼20 円 :100株単位
 糖尿病治療薬の開発を中止することが発表され、新薬が「アクトス」の後継として期待されていただけに将来的な収益への影響を懸念する向きもあって、軟調となりました。

JAL (9205) 235円 △5 円 
 距離の短い国際線の小型旅客機にビジネスクラスを導入することが報じられ、利便性の向上による収益拡大を期待する向きもあってしっかりとした動きとなり、堅調となりました。

KDDI (9433) 745,000円 ▼9,000 円 :1株単位
 8月末の携帯電話契約者数で同社が首位になりましたが、材料出尽くし感もあって売りがかさんで軟調となりました。

小野薬 (4528) 5,270円 △180 円 :100株単位
 外資系証券が投資判断を引き上げたことや、株価に調整一巡感があったこともあり、朝方から買いが入って大幅高となりました。

荏 原 (6361) 442円 ▼16 円 
 海外での大型ごみ焼却施設の建設受注が解約となったことが伝わり、収益への影響が懸念されて売りがかさみ、軟調となりました。

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詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

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        −「テクニカルポイントって何?」編−
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  A:マーケットメール−朝刊−で見れる「テクニカルポイント」って何?    見たことないテクニカル用語と日経平均株価が載ってるけど?

  B:あれは、いろいろなテクニカル指標の「節目」が載っているんだ。    節目を越えると、一気に日経平均株価が動くこともあるから、
    節目をチェックしておくことも大事なんだ。

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.資産設計への道 
  〜その234 金利に敏感になる 内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
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午後2時〜3時Fashion館8階「ウーマンエキサイトカフェ」内で
「10万円からはじめる新・資産3分法」を開催します。投資にはじめてチャレンジしようという方むけにポイントをわかりやすく解説します(先着制)。
有楽町西武のオープニングBlogはこちらです
http://blog.seibu.co.jp/021-01/

−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その234>−−−−−−−−−−−−

 金利に敏感になる

 今年7月のゼロ金利政策解除によって金融商品の金利に変化が出てきています。ミクロの世界であったために今まで金利には無頓着だったのですが、計算してみると意外な金利収入に驚きました。

●MRFでも0.2%台
 例えば証券総合口座においてある資金はMRFで自動運用されますが、マネックス証券で取扱うダイワMRFは0.219%(※)、日興MRFは0.213%(※)と0.2%台になっています。

●株式にも貸株金利が付く
 株式を貸し出して貸株金利を受け取る貸株サービスも9月の貸株利率は高めに設定されています。貸株サービスはマネックス証券に保有している株式をマネックス証券に貸し出し、貸株金利を受け取るもので、マネックス証券独自のサービスです。マネックス証券に対する信用リスクが発生することなどいくつかの注意事項がありますが、リスクを認識した上で活用を検討できる商品です。
貸株サービスの説明はこちら
http://www.monex.co.jp/StockLending/00000000/guest/G1900/lend/index.htm
 9月については貸株金利が年率0.5%になっています。例えば1,000万円分の株式を保有している方なら1ヶ月で4,000円以上の収入になります。意外に馬鹿にならない金額です。しかも貸株期間中も売却は自由ですから手間はかかりません。

さらに自動的に株主優待権利が付く仕組みも9月16日から導入されるようです。http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6092.htm
 貸株通帳で貸株金利が溜まっていくのを見るのは楽しいものです(体験者)。
●海外金利型商品は高金利
 海外金利は為替リスクを伴うもののはるかに魅力的です。

 下記は外貨MMFの直近の分配実績(※)です。
 米ドル 4.661%
 ユーロ 2.304%
 豪ドル 5.297%

 3通貨に均等投資していたら平均で4.08%になります。

 外貨MMF以外にも外債やマネックスFXを外貨預金のように使う方法もあります。
マネックス証券で取扱う外債の最新情報
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6096.htm
マネックスFX活用法(バックナンバー)
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/006276.html

●個人向け国債は変動10年
 9月13日8時半からマネックス証券でも募集を開始する個人向け国債16回債(10年・変動)は初回金利が0.92%に決定しました。こちらは半年毎に金利の見直しがありますから今後もし金利が上昇すればさらに金利収入がアップします(長期金利が下がれば金利も下がります)。

財務省個人向け国債ホームページ
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/index.html

●分散投資で得られる金利は?
 さて「資産設計塾」で提唱している分散投資例である「標準的なアセットアロケーション」を実践するとどうなるでしょうか?上記の現時点での年利回りでシミュレーションしてみました。

 日本株(30%) 貸株サービスを使うと9月は0.50%
 日本債券(10%)個人向け国債は初回0.92%
 外国株(20%)
 外国債券(20%)外貨MMFの3通貨平均は直近で4.08%
 流動性資産+その他の資産(20%)MRFは直近で0.21%

( )内は「標準的なアセットアロケーション」の資産配分比率ですが、この比率で加重平均してみると1.1%になります。

 金利は変動しますし株式の時価によって貸株サービスの貸株金利も変わってきます。このままずっと同じ金利収入が入ってくる訳ではなくイメージとして捉えてください。

 ゼロ金利解除だからといって慌てて金利型商品に資産をシフトする必要はありません。今までと同じ分散投資によっても金利は意外に大きな比率になってきているのです。

※MRF、外貨MMFの数字は2006年9月1日現在の直近7日間平均利回り(課税前、年率換算)です。また過去の運用実績の概況を示したものであり、今後の運用実績を保証するものではありません。

今回の話のまとめ---------
●金利上昇局面だからと金利商品に資産をシフトする必要はない
●金利収入のある商品は活用しないと勿体無い
●分散投資でも金利は意外に大きくなってきている

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://mail.monex.jp/?4_28401_134617_15

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.チャートの世界 −第61回−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
−実践編:「ロング−ショートモデル」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/ND.htm

 今週も先週までと同じように「ロング−ショートモデル」とでも言うべき「裁定取引」の手法を考えて見たいと思います。先週までは指数(=先物)を使ったモデルでしたが、今週は銘柄間で「裁定取引」が出来ないかどうかを検証して見たいと思います。

 銘柄間の取引を考えるときにどういった銘柄同士を売り買いすればいいのか、という問題が出てきます。闇雲に関係のない銘柄を2つ持ってきてもどうかと思いますし、きちんと「相関係数」などを調べながら銘柄を選択するのもこれまたたいへんなことになります。通常考えられるのは「同じ業種の中であれば」似たような動きをするのではないか、と言う見方や、「親子関係にある会社ならばお互いに影響もあって」同じような動きとなることも多いのかもしれません。ここでは「親子関係にある会社」ということでNTT(9432)とNTTドコモ(9437)で「裁定取引(=「ロング−ショート戦略」)が可能かどうかを検証してみます。

 銘柄間での取引はどちらかが割安・割高であるタイミングがあくまでも「異常値」ということで、それが「通常の状態」に戻ることで「裁定取引」が成り立つものなので、その割高・割安を計るタイミングも問題となってきます。いろいろな方法も考えられますがここでは先週までと同じ方法、つまり、A銘柄の株価をB銘柄の株価で割り、その20日移動平均を計算してその移動平均から標準偏差で2σ離れたところを「異常値」として売買すると検証して見たいと思います。

 単純な銘柄間の売り買いでも表に示されたように10回の取引のうち、8勝2敗とかなり成績は良いのではないかと思います。これもまた「後から」見たものであり、手数料等を考慮していないこと、また、実際には売買できない単位で売買金額を調整していることなどを考えても(最近では金額指定で株が買えるところもあるようですが)使い方を間違えなければかなり有効な売買ではないかと思います。

 「ロング−ショート」だとか「裁定取引」だとか難しい言葉を使わなくても、また、ここで計算しているような「ボリンジャーバンド」や「標準偏差」などと言うことを使わなくても、こうした考え方で売買することは出来るのではないかと思います。

 来週はこのパターンの最後として日経平均と日経平均採用銘柄のうち5銘柄程度との裁定取引を見て見ましょう。

 (マネックス証券 投資情報室長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.だから投資は面白い!
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
−第26回 ケースを学ぶ 〜こんなとき、あなたはどう判断するか〜−

 <ダイエー(8263)編>

 図表
 ⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/8263.htm

 このコラムの第21回でも触れましたが、改めて「創業者」の存在について考えていきたいと思います。

 第21回はこちら >>
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/007084.html

 「創業者」「創業家」「創業メンバー」が超長期的に事業に携わることは、第21回のコラムでも触れました通り、是非があるのではないかと思います。 創業期の混乱や苦難を乗り越えるには、創業者や創業家などの強いリーダーシップが求められますが、時間が経過して事業が軌道に乗って成熟期に入るに従い、どうしても創業者などは事業運営や社外との折衝に忙殺されて、現場の雰囲気を感じ取ることが難しくなってくるのではないでしょうか。
 現場で起きていることを積極的に感じ取ろうとする創業者、感じ取らせようとする役社員が会社のなかに大勢いればいいものの、創業者に現場の雰囲気がうまく伝わらないとしたら、重大な経営判断をする時に、判断材料が少ないという状況になります。
 “スゴ腕”として評価の高かった創業者・中内功氏。存在があまりにも大きくなり過ぎていたようなところもあったかと思います。伝わるものも伝わらず、会社のかじを大きく取ることを迫られていた時に正しい情報で正しく経営判断ができなかった、ということは考えられないでしょうか。

 今回のダイエーのケースのように、銘柄分析を行う時には会社の“風通し”をイメージしてみるのもいいかと思います。経営者はどのような経歴を歩んできてどの分野に強いのか、営業、人事、財務、マーケティング…、どれなのか。社内の人事に思いを巡らすように、あの“スゴ腕”経営者の周りにどんな人物がいるのか、どんな会議が開かれているのか、などと思いを巡らすのも面白いのではないでしょうか。

 さて、これからダイエーはどういう方向に進んでいくのでしょうか。
 丸紅(8002)主導による再建のレールが引かれました。しがらみのない発想や商社のノウハウが注ぎ込まれて、再建へのスピードには変化が出てくることでしょう。総合スーパーが、提携や再編などで生き残りを図っている中、食品スーパーとして競争を勝ち残っていけるのでしょうか。
 楽しみな材料はたくさんあります。これからも注目していきたいと思います。
(マネックス証券 投資情報室)

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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        債券の購入で「秋の味覚3種」をプレゼント
     ★ マネックス秋の三債(さんさい)キャンペーン ★  
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  本日より受付開始の「米ドル建て世銀債(期間4年)」、来週13日(水)  からスタートの「個人向け国債」、「マネいち」。3つすべてを購入の  お客さまの中から抽選で、丹波産・秋の味覚3種セットをプレゼント!
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不動産アナリストの第一人者から学ぶ不動産投信&J-REIT上場2社プレゼン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

  本セミナーでは、前半は長年不動産マーケットをウォッチし続けている  みずほ証券 チーフ不動産アナリストの石澤卓志氏に、不動産投資市場  の動向を中心に、J-REITの魅力や選び方などをお話いただきます。後半  はJ-REIT運用会社 野村不動産投信の運用責任者とリプラス・リート・  マネジメントの社長をお招きしてお話を伺いします。

  9月28日(木) 18:30開場 19:00〜21:00(大手町サンケイプラザ)  http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/jreit.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
9月8日    <秋の味覚>

 世間はめっきり秋らしくなってきました。秋と云えば食欲の秋。気温と湿度が低下してきて、カラダの調子が良くなってくるのでしょう。秋の味覚が優れているから食欲が出るのか、食欲が出るから美味しく感じるのか、微妙なところです。アサヒビールが昨秋に行ったアンケート調査によると、「秋の味覚といえば?」1位は秋刀魚、2位は栗、3位は松茸のようです。私の場合、お魚だとイクラと答えたくなりますが、秋刀魚はその漢字が、視覚的にも秋を連想させやすいのでしょう。

 宣伝になって恐縮ですが、マネックスでは「秋の三債(さんさい)キャンペーン」なるものを始めました。スタンプラリーのように三種類の債券を併せて購入されると、抽選で丹波産「松茸・黒枝豆・栗」秋の味覚三種のセットが当たるものです。「山々に囲まれた松茸の名産地京都丹波の松茸は、霧深く寒暖の差がはげしい気候により、他の産地より優れた味、香り、瑞々しい歯ざわりで日本一の松茸と評価されています。この最高の松茸を、産地から直送致します。また、松茸にならぶ丹波の名産、黒枝豆、栗もセットでお届けします。」とあります。味覚三種セットのために債券を購入されるのは本末転倒ですが、お楽しみプレゼントと云うことで御容赦下さい。重ね重ね、宣伝のようで申し訳ありませんでした。<(_ _)>


★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    9月2,3日 大阪・東京でオルタナティブ投資説明会を開催
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

  8月より販売を開始したオルタナティブ投資ファンド、『プレミアム・  ハイブリッド 2006)』と、『チャイナ フォーカス』の説明会を大阪・  東京で開催しました。

  会場の様子はこちらから
  http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2006/09/923.html

★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 明日9月9日にグランドオープンする有楽町西武で内藤 忍のセミナーを開催      〜〜〜「10万円からはじめる新・資産3分法」〜〜〜 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

  投資にはじめてチャレンジしようという方むけにポイントをわかりやす  く解説します。お買い物の途中にぜひお立ち寄りください。

  ★9月9日(土)午後2時〜午後3時
  ★Fashion館8階「ウーマンエキサイトカフェ」内
   https://www2.seibu.co.jp/yurakucho/pc/map.html
  ★先着20名さま(13:30から整理券を配布)

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     明後日10日(日)より、株式注文画面をリニューアル
       逆指値、ツイン指値注文もグッとカンタンに!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

  株式注文の発注が、更にカンタン&便利に。マネックスではお客さま  により快適にお取引いただくため、9月10日(日)に現物株式注文画面、  注文約定一覧画面をリニューアルします。
  見やすくわかりやすいデザイン変更に加え、ボタンによる数量・株価の  増減機能も追加など、細部にまでとことんこだわりました。

  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news608f.htm
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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報室長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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