マネックスメール 2006年9月15日(金)

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マネックスメール 2006年9月15日(金)

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 マネックスメール<第1751号 2006年9月15日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.資産設計への道 〜その235 続 秋の夜長に読む7冊の本 内藤 忍 4.チャートの世界 −第62回−
 5.だから投資は面白い!
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
外国人売りや手仕舞い売りが懸念され、週末と言う割には底堅い展開

日経平均            15,866.93 (▼75.46)
日経225先物         15,850 (▼50 )
TOPIX            1,593.43 (▼ 4.70)
単純平均             455.81 (▼ 1.19)
東証二部指数           4,230.67 (▼ 4.75)
日経ジャスダック平均       2,214.47 (▼10.06)
東証マザーズ指数         1,209.42 (△ 3.59)
東証一部
値上がり銘柄数          543銘柄
値下がり銘柄数         1,038銘柄
変わらず             120銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           96.42%  ▼ 2.12%
売買高            14億2069万株(概算)
売買代金        1兆8548億6000万円(概算)
時価総額          505兆7205億円(概算)
為替(15時)          117.50円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は引き続き底堅い動きとなっているのですが、外国人が売り越し基調と言うことで売り先行となりました。日経平均の16,000円を意識して上値の重い展開となったことや週末ということで積極的な買いが手控えられたことも下げを加速させたようです。ただ、下値では押し目買いも入り、底堅さが確認されると先物の買戻しなどもあって下げ幅を縮小する場面もありました。
 総務相が辞任すると言うニュースが昼に流れそのニュースを気にするむきもあったようですが、市場への影響も限定的で、そういったニュースに敏感に反応したむきの買戻しなども市場を底堅く、押し上げる動きとなっていたのではないかと思います。週末の手仕舞い売りやヘッジ売りも朝方から断続的に見られたのですが、現物銘柄の下値をむきになって売り叩く動きも少なく、M&Aの思惑なども相場の下支え要因となっていたのではないかと思います。最後は買戻しと手仕舞い売りがせめぎ合う格好となりましたが、市場のセンチメントはそれほど悪くないような感じです。

 小型銘柄は比較的底堅く、指数は軟調ながらもしっかりとしたものも多く見られました。積極的に買い上がる動きは見られないものの下値を売り叩く動きも見られず終始底堅い動きとなり、結局東証マザーズ指数は堅調な引けとなりました。先物へはまとまった売り買いが断続的に見られ、そのたびに相場全体が右往左往する場面も見られましたが、結局は16,000円を意識したところで上値を押さえられてしまったという感じです。

 3連休を控えた週末と言う割には底堅いと言えるのではないかと思います。結局は7月の高値水準を底値に16,000円を上値とした「ボックス圏」での動きという感じで、この水準をどちらに抜けるかで今後の相場の方向が決まってくるのではないかと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ヘッジ(へっじ)
 保有している有価証券等の価格変動のリスクを、先物などを売買することに よって回避することをいう。例えば、株式を保有している場合、値下がりに よるリスクを回避したい場合は、先物を売る取引となる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆ 

 不動産株や半導体関連銘柄、紙パルプ株の一角が高い

帝 人 (3401) 636円 ▼23 円 
 米航空機大手・ボーイングが投資判断の引き下げなどを理由に軟調となったことで、航空機関連銘柄として同社にも連想的な売りが出て、軟調となりました。

アドバンテ (6857) 11,830円 △170 円 :100株単位
 米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が堅調となったこともあり、同社など半導体関連銘柄に買いが入り、堅調となりました。

紀文フ (4065) 1,219円 ▼83 円 :100株単位
 豆乳の売上が減速基調にあることなどを理由に外資系証券が投資判断を引き下げたことが囃され、朝方から売りが優勢となって大幅安となりました。
キョーリン (4569) 1,341円 △67 円 
 今期は好業績が見込まれるにも係わらず株価に割安感があることなどを理由に、国内証券が投資判断を5段階評価の上から2番目に引き上げたことが囃され、朝方から堅調に推移して大幅高となりました。

日 立 (6501) 694円 ▼22 円 
 後場の取引時間中に今期の連結最終損益を下方修正したことが発表され、売りがかさんで大幅安となりました。

ミクシィ (2121) 3,120,000円 :1株単位
 上場2日目となり、前場に初値をつけてからは利益確定売りなどに押される場面も見られましたが、下値では押し目買いも入って切り返し、前日の気配値と並ぶ場面も見られました。

日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm
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詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
本日の各世銀債の参考利率

英ポンド3年  :4.22% (+0.02%)
豪ドル3年   :5.44% (+0.06%)
南ア・ランド3年:7.94% (±0.00%)


◆きょうのなるほど 【オーストラリア】
 オーストラリアの国土は日本の約21倍、世界で6番目に大きな国です。そのため、
国内で3つの時間帯が設けられていますが、いずれも日本との時差はあまりなく、コアラやカンガルーなどのユニークな生態系や、観光名所が多いことから人気の旅行先の一つです。
 この国の首都が実はシドニーではなく、キャンベラであるというのは有名な話ですが、なぜこの都市が首都になったかというのはご存知ない方も多いかもしれません。実はオーストラリアがイギリスから独立する際に、首都をめぐりシドニーとメルボルンとで対立が起きたのですが、決着が付かず、最終的にその中間地点を首都にする、ということでキャンベラという都市が置かれました。つまり、もともとあるキャンベラという街を首都に定めたのではなく、首都を置くためにキャンベラという人工都市が作られたのです。

オーストラリアについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_au.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.資産設計への道
  〜その235 続 秋の夜長に読む7冊の本 内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
=============<資産設計情報>==============新潟で休日に開催する初めてのセミナーです。
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/unyo.html

ネット上で投資教育をいつでも学べるマネックス・ユニバーシティのeラーニングサービス≪マネックス・キャンパス≫本格サービス開始しました。
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2006/09/e_2.html
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その235>−−−−−−−−−−−−

 続 秋の夜長に読む7冊の本

 3年前のこのコラムで投資関連の書籍の紹介を行いました。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/004309.html

 あれからたくさんの書籍が刊行されました(拙書「資産設計塾」も3年前には無かった書籍です)。投資関連だけでも毎日大量の新刊本が出版されていますが、残念ながら相変わらず、読むに価値のある書籍はなかなか現れないようです。
 今回も最近(ここ1年くらい)に出版された書籍の中から、個人的な好みで7冊を選ばせて頂きました。デイトレードやハイリスク・ハイリターン型の投資法についての書籍はありません。運用の考え方のヒントや実践的な内容で定価以上の価値があると思うものをピックアップしました。

●「なっとく!マネー塾」(日本経済新聞社編)
 日経新聞の日曜日のマネー欄の連載をまとめたもの。連載をまとめた書籍は一般に散漫な内容になりがちですが、本書はしっかりと取材した内容がぎっしり詰まった良書と言えるでしょう。何と言っても視点が金融機関からではなく、個人投資家の視点で書かれているのが良心的だと思います。

●「投資信託選びでいちばん知りたいこと」(朝倉智也著)
 投資信託の評価会社モーニングスターの代表が書いた投資信託の本。投資信託を取り上げた書籍はたくさんありますが、仕組みや分類方法の話ばかりで本質的な商品の選択方法や具体的な活用法などが現場の視点で書かれた本は少ないものです。投資信託を使って投資をしてみようと考えている人には参考になる実践的書籍だと思います。

●「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」(山口揚平著)
 マネックス証券の勉強会でもお馴染みの山口さんが株式価値の評価方法についてシンプルだけれども強力な分析手法を解説した書籍です。バランスシートを使っ
た具体的な計算方法がわかりやすく書かれていますので誰でも企業評価についてマスターすることができます。株式投資をロジカルにやってみたいという方にお奨めしたいと思います。

●「臆病者のための株入門」(橘玲著)
 「マネーロンダリング」「世界にひとつしかない「黄金の人生設計」」などベストセラーを連発している橘さんの最新作。株式投資に絶対儲かる方法はないが、
わずかな歪みから利益を上げる少数の人がいる。長期的に株価は上昇するがそれがいつかはわからない、という前提の中で、世界市場の縮小版でインデックス運用を行う方法を提案しています。

●「株式投資 Stocks for the Long Run」(ジェレミー・シーゲル著)
 200年に渡る米国の市場データを使って長期投資の必要性を理解させてくれる少し分厚い書籍です。と言っても学術書のようなとっつきにくい本ではなく読みやすく各章毎に読めるので興味のあるところから読んでも良いでしょう。著者の分析結果によれば20年の運用を行ったらインフレ率と比較して株式投資は200年間一度もマイナスになったことが無いという結果が出ています。日本でもこのような骨太な投資書籍が出版されないかと思う良書です。

●「直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法」(藤巻健史著)
 藤巻さんの運用は「資産設計塾」で提唱している分散投資の対極にある方法です。ただし共通点は自分の資金でも実践していることを書籍に書いているということです。今後日本は強烈なインフレになる。その前に固定金利で借金をし、土地や株式に投資すべき、というのがこの本の主張です。相場観に基づく投資の結果はどうなるかわかりませんが、自分もポジションを取って書いているので、迫力ある内容に仕上がっています。

●「インベストメント ハードラー」(為末大著)
 陸上選手がナゼ投資を?そんな誰でも持つ素朴な疑問をこの本が解決してくれます。具体的な投資の方法が書いてあるわけではありませんが、お金と人生について考えさせられることが書いてあります。お金は最も必要な人のところに提供されるのが正しい使い方だ。だからお金が余っている日本よりこれからの成長にお金が必要な国に投資をした方が喜ばれ、それに対するリターンが得られる、という主張には説得力があります。

 前回の繰り返しになりますが、投資には「絶対」や「必ず」はありません。リスクという不確実性の中で投資を行いリターンを目指すものです。書籍を選ぶときも「絶対儲かる」「必勝法」といったタイトルの本は投資の本質から矛盾したものと言えるでしょう。

 投資の世界で確実なことは「投資は勉強しないと成功しない」ということです。
もし気になる書籍がありましたら書店で手にとって見てください。

 今回紹介した書籍以外にもマネックス・ユニバーシティではお奨めの書籍をWebで紹介しています。一度覗いて見てください。
http://www.monexuniv.co.jp/book/

今回の話のまとめ---------
●たくさんの書籍の中から良書を見つけるのは大変
●投資で絶対、確実に成功する必勝法は無い
●投資の世界で確実なことは「投資は勉強しないと成功しない」ということ
ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://mail.monex.jp/?4_28401_134617_15

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.チャートの世界 −第62回−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 −実践編:「バスケット取引」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/NB.htm

 今週も引続き先週までと同じように「ロング−ショートモデル」とでも言うべき「裁定取引」の手法を考えて見たいと思います。先週は個別銘柄同士を使ったモデルでしたが、今週は日経平均と日経平均に影響を大きく与える銘柄のバスケットで「裁定取引」がどの程度有効なのかを検証して見たいと思います。
 日経平均に影響の大きな銘柄ということはいわゆる「値がさ銘柄」ということで値段の高い銘柄を5つ選んでバスケット(単純に引け値を合計したものですが)と日経平均を比べて見ました。先週までと同じように日経平均を株価の合計で割り、その平均を取って標準偏差で割安、割高を判断しました。日経平均が割高のときは(図のグラフが上にあるときは)日経平均を売り、バスケット、つまり株価の合計を日経平均と同じ金額になるだけ買うことを行いました。
 今回は日経平均の数字よりも株価合計(50円額面換算)が高く、実際にこの取引をしようと思うと、日経平均先物を2枚か3枚売ってこれら5銘柄の株をそれぞれ100株づつ買う、というような取引か、あるいは日経平均のETFを300万円分程度空売りして5銘柄を100株づつ買う、というような取引になるものと思います。また、このシュミレーションは引値ベースで行なっているので、実際にはトラッキングエラーと言う、実際に出来た値段と机上の計算上の値段の差が出て来る事になって、これほどは儲からないのかもしれません。

 それでも、今回もこの試算ではしっかりと勝率も高く、儲かることが分かります。実際にここまで見てきたどのやり方でも、相場つきがどうあろうがしっかりと儲けることが出来そうです。あとは実際の株数の調整や売買の執行方法などを工夫すれば決して悪いものではないのではないかと思います。

 ただ、実際にこの手法で取引をしようと思った場合にどのように計算するかが問題ですが、表計算ソフトがあればデータさえあればいとも簡単に計算も出来、何時買って、いつ売ればいいのかがすぐにわかるのです。来週は実際のデータの取り方、計算方法などを解説して見たいと思います。

 (マネックス証券 投資情報室長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.だから投資は面白い!
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 −第27回 銘柄を見ていく。−

 これまでの「だから投資は面白い!」では、投資したい銘柄を見る時に必要な視点を、ケースを交えながらいくつか紹介しました。
 株式への投資経験の有無に係わらず、このコラムをお読みいただいて、また違った視点で銘柄を見ることができたのではないか、と思います。
 今回以降、1回のコラムで1つ、あるいは複数の銘柄を取り上げて、さらにいろいろな視点から銘柄を見ていきたいと考えております。
 2005年末にかけての上昇、今年に入ってからの伸び悩みを経て、お客様の間に、よりじっくりと銘柄を見ていこうとする意識が高まってきたように感じています。これからのコラムを参考に、今まで以上にいろいろな視点を持って、株式への投資を行っていただければ幸いです。

 まず今回は、実際に銘柄を見ていく前に押さえておきたいことを簡単にまとめておきたいと思います。

 ■投資をしたい銘柄について理解する
  ・何をしている会社なのか
  ・最近の業績と業績が伸びた、あるいは落ちた理由
  ・今後の方針、将来の見通しはどうか
  ・財務内容はどうか など。

 ■投資をしたい銘柄を取り巻く環境について理解する
  ・国内、海外の金融政策はどうなっているか
  ・個人投資家、機関投資家など市場参加者の投資心理はどうなっているか  など。

 ■投資をしたい銘柄を身近に感じられるスペースなどで、何が起きているか
 上記についての情報を入手して、それぞれの項目を掘り下げていくことで、銘柄に対する理解は深まっていくのではないかと思います。
 次回からは、より具体的に銘柄を見ていきます。ちなみに、次回の銘柄は、「ミクシィ(2121)」です。

(マネックス証券 投資情報室)

 ※マネックス証券のサイトから入手できる情報については、以下のリンクでご確認下さい。>>
 
http://www.monex.co.jp/ServiceInformation/00000000/guest/G100/srv/srv14.htm

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 9月15日    <スーツケース>

 本当に久し振りにスーツケースを買いました。週末から海外に出張なのですが、テロ対策で機内持ち込みに制限が多くなったことに対応するためです。私は究極のライト・トラベラーで、1週間以上の海外出張でも、毎日使っているリュックを背負って、あとはガーメントバッグひとつを持つだけです。ガーメントバッグの空きスペースやポケットに荷物を詰め込むだけで、足りてしまうのです。

 下着は自分で洗いますし、連泊する時はシャツもホテルのラウンドリーで洗って貰うので、ほんの少しの荷物で済む訳です。従っていつもガーメントバッグを機内持ち込みしており、空港でも荷物が出てくるのを待たなくて済み、軽快に旅が出来ます。しかしシャンプー、歯磨きの類まで機内持ち込みできなくなったと云うことで、一々持ち込みとチェックインと分けるのも面倒くさいので、チェックイン用の小型スーツケースを買うことにしました。

 しかしこれが難題でした。私のような超軽量トラベラーは少ないようで、どのスーツケースでも無用の長物になってしまうのです。何とかまぁまぁ許せるコンパクトなものを探したのですが、ポカンと空いてしまいそうな空間をどうするか今から悩んでいます。暇潰しに必要のないものまで詰めてしまうかも知れません。或いは買わなくていいものを旅先で買ってしまうかも知れません。枕でも詰めると云う手もあるかも知れません。しかし私は枕を使わない。どうでもいいことですが、しばらくの間悩んでしまいそうです。
 
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     9月の『マネックス世銀債いちば(マネいち)』開催中
          ランド建て、ポンド建ても初登場
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  好金利&高格付の世銀債をお申込いただける「マネックス世銀債いちば  (通称:マネいち)」、今月から待望の南ア・ランド建て、英ポンド建  てが登場!
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  債券3種の購入で、抽選で最高級松茸などがあたるキャンペーンも!  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6097.htm
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    マネックスだけの『貸株サービス』がバージョンアップ!
      今度は、自動的に「株主優待権利」が付くように
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  お預りしている株式をマネックスに貸出すことで賃借料(貸株金利)が  受け取れる、低金利時代の強い味方が『貸株サービス』。
  今週16日(土)よりバージョンアップ、自動的に株主優待権利を取得す  る機能を追加します。

  これまでは優待を受けたい銘柄はお客さま自身でいったん貸株から外す  手続きが必要でしたが、そんな煩わしさともサヨナラです。
  
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news608b.htm
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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報室長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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