マネックスメール 2006年9月16日(土)

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マネックスメール 2006年9月16日(土)

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 マネックスウィークエンドメール<第86号 2006年9月16日(土)発行>  http://www.monex.co.jp/
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場テクニカル分析
 2.来週のトピック
 3.《リレー連載》 マネックスな人々
 4.だから投資は面白い!◆番外編◆
 5.マネックス証券からのお知らせ

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.マネックス相場テクニカル分析
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☆☆ 来週の相場展望 ☆☆

 − 米国市場 −
 今週の米国市場は経済指標の発表に振らされるような動きも少なく、原油価格の落ち着きにしっかりと反応する展開となりました。企業業績は比較的好調なものが多いものの、好調さに反応すると言うよりは原油価格の下落がインフレ懸念の払拭に結びつき、利上げ再開への懸念が薄れたことで先行きの景況感に対する不安がなくったことが大きいのではないかと思います。このメールが届くころには週末の景気指数や鉱工業生産指数の発表などもあって、景況感やインフレに対する懸念などの市場の反応はわかるものと思います。

 来週も週の前半に卸売り物価指数や住宅着工数などの発表もあって波乱含みとなるかもしれません。それでも先行きの景況感の悪化に対しては原油価格が大幅に上昇するようなことがなく、インフレ懸念が台頭してこなければ「FRB(連邦準備理事会)がなんとかしてくれる」と言う意識が強く、底堅い堅調な相場が続くのではないかと思います。比較的市場のセンチメントは良く、悪い材料には鈍く、好材料には敏感に反応するような面もあり、目先的な過熱感があるもののしっかりと利食い売りをこなして強含みの相場が続くのではないかと思います。

 − 日本市場 −
 今週も引き続きもたついた展開となりました。足元の業績は堅調と見られているのですが、先行きに対する懸念や目先的な需給動向に右往左往する動きで方向感のない展開となりました。米国とは反対に経済指標などへの反応も悪いものは敏感に、いいものには鈍く反応しているような感じです。「小泉首相の退陣後」を買わない理由にしているような面もありますが、方向感をしっかりと示すような材料には欠ける相場となっています。

 来週は3連休があって月曜日が休みということや主要な経済指標の発表にも乏しいことから引き続き目先的な外国人の売買動向など、需給動向に振り回されそうです。材料不足で先行きに対しての懸念が強い中では疑心暗鬼な相場となって目先的な先物などの動きに振り回されるような場面もみられるのではないでしょうか。それでも7月の高値水準を下回らなければ買いも入り、16,000円を超えると売りが出る、といったところで、その水準をどちらに抜けてくるかで相場の方向性も決まってくるものと思います。


        ☆☆☆ テクニカルコメント ☆☆☆

☆☆ 日経平均 ☆☆
 下値を確認するような展開が続いていますが基準線が上値を抑えています。したねは遅行線が日々線にサポートされており、引き続き堅調な動きとなって来るのではないかと思われます。来週も遅行線が日々線を割り込まない限り堅調な動きが続くのではないかと思います。
  来週の予想レンジ 15,700円〜16,500円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200609/20060915/Nikkei.htm

☆☆ TOPIX ☆☆
 日経平均よりも軟調な展開です。遅行線も雲を割り込んではいるものの日々線にはしっかりとサポートされて底堅い動きとなっています。来週も(急騰とならなければいけないのですが)遅行線が日々線にサポートされてくれば相場の方向も決まってくるものと思います。
  来週の予想レンジ 1,580〜1,650ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200609/20060915/Topix.htm

☆☆ JASDAQ ☆☆
 軟調な展開となり、なかなか底入れ感が出てきません。日々線も雲を割り込んでしまい、かろうじて遅行線が日々線を意識したところで下げ止まった格好です。来週も遅行線が日々線を割り込むかどうか、日々線が底入れ感を出せるかどうかが注目されるところで週前半に遅行線が日々線を割り込まなければしっかりとした展開となって来るのではないかと思います。
  来週の予想レンジ 2,200〜2,280ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200609/20060915/Jasdaq.htm

☆☆ 債券先物 ☆☆
 限月交替となってチャートが読み難い状況は続いていますが、きれいにサポートライン(青い点線)で下げ渋り、堅調な地合いが続いています。RSIやストキャスティックスは中途半端な位置にあり、どっちにも振れそうです。サポートラインを割り込むかどうかを注目しておけばいいような感じです。  来週の予想レンジ 133.60円〜135.10円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200609/20060915/Jgb.htm

☆☆ 為替 ☆☆
 高値更新となりました。目先的な過熱感があるものの、更新したあとも堅調な動きが続いており、底堅さを確認しながら過熱感が冷めてくればもう一段高も期待されます。
  来週の予想レンジ 116.50円〜118.50円
→ http://www2.monex.co.jp/market_mail/yukan/chart/page1/200609/20060915/Jpy.htm

☆☆ NYダウ ☆☆
 「三川」でいったんつけた高値を抜けて来ました。高値更新となってから上値も重くなった感じですが底堅い動きには違いありません。RSIやストキャスティックスは高値圏にありいったんは転換線のあたりまで調整となってくるのかもしれません。
  来週の予想レンジ 11,450ドル〜11,650ドル
→ http://www2.monex.co.jp/j/weekly/200609/Dji.htm

☆☆ SP500 ☆☆
 高値を更新したところで「首吊り足」のような格好となりました。週末に大き目の陰線を引くようであれば先週の「三川」となって再び調整となって来るでしょう。週末に高値を抜けてくるようであれば一段高も期待されます。  来週の予想レンジ 1,300〜1,320ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/weekly/200609/Spc.htm

☆☆ NASDAQ ☆☆
 遅行線も高値を抜けて6月の戻り高値水準まで戻って来ました。ここからが正念場というところなのですが、RSIやストキャスティックスを見ても過熱感があり、いったんは調整となって来るのではないかと思います。
  来週の予想レンジ 2,190〜2,250ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/weekly/200609/Nas.htm

☆☆ CRB指数 ☆☆
 大きく下落となりました。3月の安値を割り込んで来たことで下げに拍車がかかった感じです。RSIやストキャスティックスは底値圏にあって反発の時期を窺っている感じですが来週は雲のねじれがあり、その日柄で底入れとなって来るのかもしれません。
  来週の予想レンジ 320.0〜332.0ポイント
→ http://www2.monex.co.jp/j/weekly/200609/Crb.htm

(2006・9・15 17:00記 投資情報室 清水洋介)

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.来週のトピック 
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 米FOMC

 20日に米FOMC(公開市場委員会)が開催されます。FOMCというのは公開市場委員会と和訳されるものでFRB(連邦準備制度理事会=日本の日銀のようなもの)の7人の理事とニューヨーク連銀を含む5名の地区連銀総裁で構成されるものです。日銀の政策決定会合のように米国の金融政策を決める最高意思決定機関であり、公定歩合やFF金利(銀行間で取引される短期金利=短期金利の指標とされる)の誘導目標や景況判断、及び金融政策の運営方法などを決定するものです。

 FOMCの開催2週間前の水曜日には「ベージュブック」と言われる地区連銀景況報告というものが公表され、FOMCでの金融政策を計るための重要な指標とされます。また、FOMCの議事録要旨は3週間後に公表され、FOMC内での景況判断、注目材料がわかることがあります。

 FOMC終了後に、FRB議長から政策金利の方針など声明文が発表されます。
その声明文の内容によって為替市場や株式市場などに大きな影響を与えます。日本市場へもFOMCを受けた米国市場の動向が強く影響されることが予想されますので、FOMC後の米国市場の動向もチェックしてみてはいかがでしょうか。
(投資情報室)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.《リレー連載》 マネックスな人々
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 先日、秋篠宮家に男子が誕生されましたが、
私の周りでも、「おめでた」が続いています。
また、「おめでた」だけでなく、結婚する方々も増えている気がします。
 世の中の景気が少し上向いていることもあるのでしょうか?
それとも単なる「ブーム」なのでしょうか?
私の友人夫婦、S家にも秋篠宮家に遅れること約1週間
本当に可愛らしい女の子が誕生しました。

 もう可愛くて仕方がないようで、早くも強烈なる親ばかっぷりを発揮しています。仲間内では、早速「悠」という字を一字いただいて、「悠子」がいい、いや、
やっぱり漫画「タッチ」のヒロイン、我々世代の憧れである「朝倉南」の「南」だろう、いや、ヤンキース松井選手の活躍にあやかって「ゴジ子」だ等々、勝手に名づけ親になろうと盛り上がっています。

 また、NYに赴任している親友Mは、我が子の姿をいつも見ることができるようウェ
ブカメラをベビーベットに設置し、仕事中に「チラ見」をしているとのこと。
 「子供ができたら、益々仕事に打ち込むんじゃない?」と聞くと「いや、一時でも一緒にいたいから、仕事どころじゃない!」と自信満々に言っていましたが、、
(リストラされないことを祈るばかりです。)

 かくいう私も、今年2月に籍をいれ、元上司からは
「子供を早く持て!可愛いぞおお」と言われています。

 子供を授かることかできるかどうかは、「コウノトリ」次第ではありますが、少子化に悩む日本にとって、出生率があがることにより労働力が増え、
ひいては国力があがることはいいことだと思います。

 また、素直で好奇心旺盛な子供から、逆に教えられることも多く
人間としても成長すると、親になった友人たちは口を揃えて言います。

 親子の間での不幸な事故、ニュースが続く昨今ではありますが、
幸せな家族が増えて、世の中にもっと明るいニュースが増えればいいですね。
次回は、現在当社一押しのサービス「貸株サービス」
の担当者で、「親ばか貸株トレーダー」が担当します。

(マーケティング部 辻)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.だから投資は面白い!◆番外編◆
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 −第6回 懐かしいサウンド−

 最近、「バイオエタノール」の実用化に向けた研究が世界中で行われていることが、新聞やテレビなどで伝えられています。今週、大手自動車メーカーがワラからエタノールを作る技術を共同で開発したことが報じられたほか、大手ビールメーカーも沖縄でサトウキビからバイオエタノールを作る研究をしていることが伝わっています。
 週末に遠出するにも係わらず、身分不相応な(?)高燃費のクルマを買ってしまった身としては、原油価格の上昇は切実な問題です。原油価格はだいぶ落ち着きを取り戻しつつありますが、代替燃料の研究・開発がどのような方向に向かっていくのかということは、投資の側面からというだけではなく、生活に直結する問題としても、興味を持って見ていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

 幼少の頃は、数あるクルマの中でも好きなエンジン音がありました。自宅の近所で遊んでいる時など、近寄ってくるクルマを見ていなくても、エンジン音を聞くだけで「あ、○○○(クルマの名前)だ−」と分かるような、心地の良いエンジン音がありました。最近は少なくなりましたが、思わず「おー」と唸ってしまうようなエンジン音、街角で聞いたこともあるのではないでしょうか。 未来のクルマには、ハイブリッドエンジンを搭載したクルマのような「静か」なイメージしかないのですが、代替燃料が実用化され浸透してくると、クルマの“サウンド”を耳にする機会がほとんどなくなってしまうのではないか、とどうしても気になってしまいます。

 静かな“サウンド”を聞いて時代の流れを意識し、ふと「ああ、歳をとったんだなあ…」なんてことも思います。また、幼少の頃に味わったような“サウンド”を子供の世代にも聞かせてあげたい、とも思ってしまいます。
 もし、そんな会社があれば、間違いなく投資してしまうのですが…。

(マネックス証券 投資情報室)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.マネックス証券からのお知らせ
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