マネックスメール 2006年9月19日(火)

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マネックスメール 2006年9月19日(火)

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 マネックスメール<第1752号 2006年9月19日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.はじめてみよう!為替保証金取引(FX)
 4.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
 5.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 8.今週のプレゼントコーナー

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
買い先行で始まるものの買いが続かず小幅高

日経平均            15,874.28 (△ 7.35)
日経225先物         15,810 (▼40 )
TOPIX            1,591.98 (▼ 1.45)
単純平均             456.75 (△ 0.94)
東証二部指数           4,211.64 (▼19.03)
日経ジャスダック平均       2,210.71 (▼ 3.76)
東証マザーズ指数         1,217.25 (△ 7.83)
東証一部
値上がり銘柄数          897銘柄
値下がり銘柄数          669銘柄
変わらず             134銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           92.15%  ▼ 4.27%
売買高            14億5688万株(概算)
売買代金        2兆0726億9200万円(概算)
時価総額          505兆1909億円(概算)
為替(15時)          117.96円/米ドル

◆市況概況◆

 日本市場が3連休となっている間の米国市場が堅調となっていたこともあって、買い先行となりました。外国人の売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)は売り越しと伝えられたのですが、目先筋の買戻しなどもあって、堅調な動きが続きました。為替が円安傾向にあることや米国市場でハイテク銘柄が堅調となったことでハイテク銘柄の一角や輸出関連銘柄が高く、基準地価の底入れ感から不動産株も堅調となるなどディフェンシブ銘柄の一角が利食い売りに押されている以外は総じて堅調な展開となりました。

 昼の市場外取引は金額も多くなく、売り買いの偏りもなかったと伝えられ、市場への影響はほとんどありませんでした。一方で米国FOMC(公開市場委員会)を控えて積極的な動きもなく、目先筋の利食い売りや見切売りがかさみ徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。特に積極的に売り買いを進める材料もなく目先筋の動きに右往左往しながら結局はもたついた引けとなりました。足元の業績面から割安感の募る銘柄も散見されるのですが、買い急ぐ動きもほとんどなく押し目買いに徹しているかのように盛り上がりに欠ける展開となりました。

 小型銘柄も引き続きもたついた動きが続いています。個別に物色される銘柄もあるのですがほとんどの銘柄が「蚊帳の外」という感じで散発的な見切売りに押され、散発的な押し目買いに値を上げるといった状況でした。先物にもまとまった売り買いは出るものの追随する動きも限定的で、瞬間的に方向感を出すかに見えるのですが、大きな動きにはならず目先筋の動きが中心という感じです。

 下値を売り叩くような動きもないかわりに積極的な買いにも乏しい状況です。足元の業績が好調で目先的に収益の上ぶれも期待されるのですが、疑心暗鬼の中では「皆が動くまで動かない」といったスタンスが主流となっているようで、積極的な動きが見られず方向感のない展開となっています。一つ二つと上方修正銘柄が出てくると慌てて買いに出てくる向きも多いものと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・FOMC(えふ・おー・えむ・しー)
 FOMCというのは公開市場委員会と和訳されるものでFRB(連邦準備制 度理事会=日本の日銀のようなもの)の7人の理事とニューヨーク連銀を含む 5名の地区連銀総裁で構成されるものです。日銀の政策決定会合のように米国 の金融政策を決める最高意思決定機関であり、公定歩合やFF金利(銀行間 で取引される短期金利=短期金利の指標とされる)の誘導目標や景況判断、 及び金融政策の運営方法などを決定するものです。
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◆個別銘柄◆ 

 利食い売りに押されディフェンシブ銘柄が軟調、ハイテク銘柄が堅調

ダイヤリース (8593) 5,500円 △380 円 :100株単位
 業績が強含みで推移していることなどを理由に、外資系証券が同社などリー
ス株に強気の見方を示したことが囃され、朝方から買いが集まって堅調に推移
し、大幅高となりました。

三井物 (8031) 1,474円 ▼55 円 
 ロシアから承認されていた資源開発事業に伴う工事が取り消されたことが報
じられ、事業費負担の増加による収益縮小が懸念されて売りがかさみ、大幅安
となりました。

エルピーダ (6665) 5,490円 △70 円 :100株単位
 為替が円安に振れていることや、米国市場で半導体関連銘柄が堅調であった
ことなどから、朝方から買いが入って終始堅調となりました。

東 電 (9501) 3,410円 ▼30 円 :100株単位
 中間配当狙いの動きなどもあって先週は堅調でしたが、利益確定売りなども
出てさえない動きとなりました。

住 金 (5405) 465円 △9 円 
 先週末までの下げの反動や、中間配当を狙う動きなどから、堅調に推移しま
した。

ミニストップ (9946) 2,000円 ▼50 円 :100株単位
 天候不順の影響もあって中間期の収益予想を下方修正したことが嫌気され、
朝方から売りがかさんで軟調となりました。

日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。

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2.きょうの「マネいち」
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本日の各世銀債の参考利率

英ポンド3年  :4.28% (+0.06%)
豪ドル3年   :5.46% (+0.02%)
南ア・ランド3年:7.78% (−0.16%)


◆きょうのなるほど 【南アフリカ共和国】
南アフリカには実は首都が3つもあります。
司法・立法・行政と、首都機能を分散させているためで、ブルームフォンテン
が司法府を、ケープタウンが立法府を、プレトリアが行政府をそれぞれ担って
います。
このように首都が複数都市に分散されているのは珍しい例といえるでしょう。

南アフリカ共和国についてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_sa.htm

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3.はじめてみよう!為替保証金取引(FX)
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 第十回 −通貨の特徴を知る−

 <その1−米ドル>

 今週からは、マネックスFXで取引を行える通貨の特徴について、取り上げ
てまいります。第1回は、ご存知「米ドル」です。

■「基軸通貨」

 為替市場は24時間、世界のどこかで動いていますが、米ドルは「基軸通貨」
として世界の商取引、金融取引の決済に使用されることから、その動きは金融
市場に大きな影響を及ぼします。
 たとえば、日本の株式市場には主力大型株に自動車株、ハイテク株など米国
など海外に収益の多くを依存している輸出関連銘柄が多くあります。そのため、
輸出関連企業の収益はほんの僅かな米ドルの動きで大きく上下します。それ故
に、米ドルの値動きに日経平均などは敏感に反応してくるのです。

■ここ数年の動きはどうか

 金利が上昇すると自国の通貨価値は上昇しますが、金融政策決定機関である
FOMC(公開市場委員会)によって、利上げが2004年から休むことなく実施
されてきました(直近のFOMCでは、利上げが休止されました)。米ドルも
それに伴い上昇してきましたが、日本では量的緩和政策、ゼロ金利政策の実施
が長きに亘って続いたことで、今、日米間の金利格差が大きくなり、円安・ド
ル高基調が鮮明となっています。
 米国は今、スタグフレーション(景気減速と物価上昇が同時に起こること)
への懸念もあって、日本以上に景気の舵取りに神経質にならざるを得ない局面
にあると思います。今週20日(米国時間)にFOMCが開催される予定となっ
ていますので、注目しておきましょう。

 米ドルの推移(2001年1月〜2006年8月、東京市場、月足)
http://www2.monex.co.jp/j/chart/JPY.gif

■投資対象として

 お金はより魅力的な市場、金融商品に流れていきます。かつて、米ドル高が
行き過ぎてしまったこともあり、プラザ合意の下で、ドル相場の是正を図った
ことは記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
 それだけ、米ドルの動きは世界で注目されていますが、投資判断をするため
の情報もその分、他の通貨と比較しても多いです。リスクに備えられるだけの
情報も充分確保できるので、為替保証金取引をこれから始めよう、と思われて
いる方にも、入りやすい通貨ではないでしょうか。

 参考サイト
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/fx.html

(マネックス証券 投資情報室)

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  口座をお持ちでない方
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4.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
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 当面の相場見通し

 国内の企業収益は好調を持続しています。2006年度の経常利益は、第1四半期が
終了した時点では、増収率を下回る2-3%程度の増益予想とやや物足りなさを感じ
る水準にとどまっていますが(全国上場企業、除く金融、新興3市場、決算期変更
会社。出所:日本経済新聞社)、マクロ景気の状況を見る限り、今後上方修正さ
れる確度は高まっているように思います。そもそも、予想のベースとなっている
会社予想の数字自体が相当保守的なものであり、おそらくこの傾向は続くと見ら
れます。こうした保守的な予想の背景には、「中間期が終わった時点でかなり好
調であるけれどもまだ先はあるし、下方修正は何としても避けたいから暫く予想
数字は据え置いておこう」「将来の値上げを前提にすれば、利益予想は低く抑え
ておきたい」といった考えが経営者にあるからだと思います。05年度の推移もそ
うでしたが、期を追うごとに上方修正される形で、最終的に06年度は10%以上の
経常増益になると見ています。

 また同じように収益が上方修正されるのであっても、価格効果による場合と、
数量効果による場合では、多少ニュアンスが異なると考えています。数量増によ
る売上高の伸長は、来年度の需要の先食いしてしまう可能性がありますが、値上
げ浸透による価格効果の場合は、価格上昇を通じた需要減までにタイムラグがあ
るため、来年度の業績が反動減に陥る可能性は低いと見ています。

 海外の注目材料は米国の状況ですが、これまでの金融引き締めの効果が徐々に
現れ始め、雇用、物価上昇率、住宅市場などで弱い経済統計が散見されるように
なっています。ただし、足元の状況では、最大の懸念だったインフレが沈静化し、
住宅市場の急速な冷え込みなどの懸念材料を考えると、市場の関心はソフトラン
ディングか、リセッションなのか、そしていつ利下げが行われるかに移りつつあ
るように見えます。20日にFOMCが開催されますが、ここではFF金利は据置かれる
見通しで、声明文を受けて利上げ打ち止め観測がさらに強まると予想しています。
基本的には、米国経済のソフトランディングは可能と予想しています。

 株式市場の見通しにつきましては、米国経済のソフトランディングを前提とす
れば、各国の株式市場は徐々に落ち着きを取り戻すと見ています。日本において
は、上記のようにマクロ景気、企業収益ともにファンダメンタルズには懸念材料
は乏しく、2006年度後半に向けて業績上方修正が期待出来る環境です。従いまし
て、株式市場は企業収益の上方修正に沿った形で緩やかに上昇する展開を予想し
ています。

清水毅氏のプロフィール
1988年 現DKA入社。株式アナリスト暦5年を経て
1993年より現在まで株式投信のファンドマネジャー。
新興企業(上場10年以内、創業25年以内)を主要投資対象とした
「DKA新興成長株オープン」(愛称:J-フロンティア)の運用担当として、
中小型成長株の発掘に注力。

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5.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ 
第67回 ? 指値でチャンスを拾う
(難易度 ★☆☆☆☆)
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 近いところでは自民党総裁選、また、もうすぐ、波乱が多いといわれることが
多い十月相場に入ります。そこで、今回は、「だめでもともと」というような価
格で指値注文をおいておき、予想外の値動きを投資チャンスにするという投資手
法について考えて見ましょう。

■「だめもと指値注文」の利点
 インターネットでの証券取引が始まりだしたころ、ネット注文の利点として、
現実離れしたような指値を遠慮なく出せることが挙げられていました。例えば、
株式相場が堅調な時にストップ安のあたりの買い指値を入れるといった投資手法
です。対面や電話で注文を入れる場合、「こんな価格で注文を入れても約定され
ませんよ。」、と嫌な顔をされるのでは?とか、指値を多く分けると、「まとめ
て欲しい」、といわれるのは?と証券会社に気を遣ってしまう方が少なくなかっ
たと思われます。一方、ネット取引なら相手方を気遣うことなく、自分が出した
い値段や数量で注文を出し易いと思います。また、一昔前なら当日約定しない場
合は、その週末まで有効な出合注文を使うか、証券会社に毎日電話しなければな
らないところでした。これもネット取引なら、指定した期間注文を出し続けてく
れます。であれば、気兼ねなく置ける指値注文をもっと有効に使ってみましょう。

■「だめもと指値注文」を使う
 大きなニュースの場合、相場が過剰に反応してしまうことがあります。その方
向も上がるのか下がるのか、後で考えると、ちょっと不思議な値動きとなる場合
もありえます。また、予想外であればあるほど混乱の程度も大きくなります。
「だめもと指値注文」は名前で使い方が分かるものですが、念のため以下に挙げ
るポイントを念頭に置いておきましょう。

(取引前)
◎「買えたらいいな」という指値の注文を入れる
 だめもとの買い注文なら、仮に損失が発生しても比較的損失額が少なくなるこ
とが多いと考えられます。思い切った価格でも、取引できないだけで、また別の
機会を狙うことができます。なお、売り注文から始める場合は、実際にポジショ
ンを保有している場合を除いて、リスク管理が難しくなることが多いので、まず
ここでは買い注文から考えて見ましょう。
◎タイミングを狙いすぎない
 イベントの直前まで様子を見てからなどと考えていると、その前に観測記事が
流れて相場に織り込まれてしまうことがあります。このため、思い立ったらとり
あえず、大胆な値段で注文を入れてみることが効果的な場合がしばしばあります。
◎注文を入れたことを忘れないようにする
 状況が極端に変わったら、指値も修正する必要があるので、多忙でも注文を出
したことは覚えておきましょう。

(取引成立後)
◎短期で利食い売りを考える
 大胆な値段で取引を行ってリバウンドを狙う手法なので、取引成立後はすぐに
反対売買を考えましょう。
◎ポジションをはずす時は、現実的な指値を入れる
 ポジションをもった後は、現実的な指値を心がけましょう。ここでも「だめも
と指値注文」を使うとポジションを長く抱えてしまう恐れがあるので注意しましょ
う。
◎トレンドが変わったら損切りする
 例えば、株価が急落して、思い切り低く置いた買い注文で購入したのもつかの
間、更に株価が急落していたら、損切りをする必要があります。投資商品ごとに
損切りラインを設定してリスクを管理する必要があります。「だめもと指値注文」
を使った投資でも全戦全勝はありえません。

■eワラントを使うメリット
 eワラントでも、「だめもと指値注文」を用いた投資を行うことができます。ま
た、以下のような理由から、eワラントならこの投資手法が、更に効率的に使える
可能性があります。
 ・一般に対象原資産よりも日中の値動きが大きい
 ・最少投資金額が少ないので、多くの銘柄に注文を置くことができる
 ・9:00-21:00まで取引可能 (但し、売買停止時を除く)
 ・国内株式、米国株価指数、インド株から原油相場、為替相場まで投資可能
 ・マネックス証券では30日間有効な指値が使える

■eワラント投資の注意点
 eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて時間経過など様々な要
因が影響を与えます。また、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産
の値動きにほとんど反応しない場合があるので注意が必要です。なお、多くの場
合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず暦日上
(カレンダーベース)の1日単位で減少していきます。(土日祝も含みます。また、
極端なイン・ザ・マネー状態にあるものや一部の為替eワラント等の例外がありま
す。)

本日のポイント: 「だめもと指値注文」でイベントに備える

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)

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上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予想
した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判断は、
ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証券の税務
上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容は、将来変
更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自己の責任で判
断する必要があります。

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6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

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※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
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 9月19日     <医療@NY>

 只今仕事でニューヨークに来ています。NYはかつて仕事をした街であり、
或る意味で仕事人としての私の礎を創った場所でもあり、知り合いも多く、
勝手も良く分かる、馴染みの深い街です。NYの良さは、世界級のことが日常
茶飯事に起き、世界最先端の試みにあちらこちらで接せられ、そして誰にでも
何事に対しても許容度が高いと云うことです。今日も仕事でランチをしていた
ら、やけに警備が厳重だったのですが、パキスタンのムシャラフ大統領が奥の
部屋に行くわ、クリントン元大統領がヨルダン国王と王妃と、私たちと同じ部
屋にランチしに来るわで、流石にビックリしました。

 夕方になって、口の脇におできが出来てしまい、これは私の持病のようなも
のでもあるのですが、しかしそれが随分酷くなってきてしまったので、薬屋さ
んに行きました。御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、NYの薬局の店
頭の品揃えは貧弱です。殆どのちゃんとした薬が処方箋がないと買えないので
す。しかし出張中の日本人がNYでお医者さんに診てもらうのは大変です。か
つて経験がありますが、先ずは紹介を誰かから得て、予め電話して予約を取り、
保険もないので多額の診療代を払い、兎に角仰々しくて面倒なのです。時間も
かなり掛かります。さて、薬局に行ってはみたものの、やはり効きそうなもの
は店頭では手に入らず、落胆して諦めかけたところ、「RediClinic」なる新し
いお医者さんがあることを知りました。

 NYにはまだ1ヶ所しかないのですが、早速歩いて行ってみました。保険な
し、パスポートなし、IDなし、カードなし。口頭で名前、住所、誕生日、
症状を云ってカルテを作ってもらい、$69を現金で払ってお医者さんに診て
もらいました。とても親切な方で、きちんと説明もしてくれ、安心感と満足感
がありました。書いて貰った処方箋を持って同じ店の中にある薬局に行くと、
すぐに薬が出てきました。$26。お医者さんには店頭でも買える塗り薬も教
わったので、それが$5。計ちょうど$100、時間にして10分ぐらいでし
た。そしてお陰様で症状はみるみる改善しています。

 海外での医療に関して、これほど便利に思ったことはありません。割高では
ありますが、それだけの価値があると思います。やはり新しいことの試みの盛
んな街です。仕事の面でも、今日は新しい発見がありました。NYでもっとも
っと新しいものを探したいと思います。

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『すぐできる! らくらくネット株入門』
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 的等については、以下のページをご参照ください。
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●書籍の紹介
「これからインターネットで株を始めたい!」という初心者に向けた入門書。
基礎知識の説明はもちろん、初心者が覚えておきたい株式投資の心得、実際に
投資を行う際の実践的なテクニックも含めて、やさしく解説してあります。
もう一度基礎から確認したい、という方にもオススメの一冊です


●著者紹介 足立 武志(あだち たけし)
公認会計士、税理士、ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
株式会社ビー・アール・ビー・インベストメント監査役。神奈川県出身。
一橋大学商学部経営学科卒業。現在、足立公認会計士事務所開業。
資産運用に精通した公認会計士として、執筆活動、セミナー講師等を通じ、個
人投資家が資産運用せ成功するために必要な知識や情報の提供に努めている。

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