マネックスメール 2006年9月20日(水)

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マネックスメール 2006年9月20日(水)

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 マネックスメール<第1753号 2006年9月20日(水)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.はじめてみよう!株式投資−信用取引編−
 4.HSBCの中国情報
 5.先週の投信売れ筋ランキング ベスト5
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
かろうじて節目でサポートされたが軟調

日経平均            15,718.67 (▼155.61)
日経225先物         15,680 (▼130 )
TOPIX            1,570.18 (▼ 21.80)
単純平均             452.06 (▼ 4.69)
東証二部指数           4,195.44 (▼ 16.20)
日経ジャスダック平均       2,178.60 (▼ 32.11)
東証マザーズ指数         1,178.78 (▼ 38.47)
東証一部
値上がり銘柄数          281銘柄
値下がり銘柄数         1,347銘柄
変わらず             70銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           85.84%  ▼ 6.31%
売買高            15億6431万株(概算)
売買代金        2兆2371億1000万円(概算)
時価総額          498兆5875億円(概算)
為替(15時)          117.26円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったことや引き続き外国人投資家が売り越し基調となっていることなどに加え、タイでのクーデターを懸念する動きなどもあって売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後は下値を売り叩く動きもなく底堅い、それでいて戻りも鈍い展開となりました。戻りの鈍さを嫌気するような動きもそれほどなく底堅い動きとなったのですが、買い気はもどらずもたついた展開となりました。

 昼の市場外取引も金額はそこそこ大きかったのですが、売り買いの偏りはなく、後場も寄り付きこそしっかりとしていたものの先物へのまとまった売りが出ると大幅安となりました。それでも追随する動きも限定的となり日経平均の節目と見られた水準を割り込んだところではしっかりと押し目買いも入る格好となり、下げ渋る場面も見られました。大引けではかろうじて節目と見られた7月4日の高値15,710円の水準を上回って引けました。

 小型銘柄は先物の動きに振らされることが少ない分、底堅い動きとなりました。買いが入って底堅いというよりは売りが限定的となったことで底堅さが見られたということでしょう。東証マザーズ指数は大幅安となりましたが、二部株指数など小型銘柄の動きを示す指数は比較的底堅い動きとなりました。先物のまとまった売りは後場になって大きく見られましたが引け際には目先筋の買戻しも入り、方向感を出すような動きというよりも目先筋のディーリングが中心という感じでした。

 日経平均がかろうじて節目と見られた水準でサポートされたことで反発も期待されます。外国人が売り越し基調とは言え、下値をむきになって売り叩く動きもなく、売りを仕掛けても下値が限定的となれば底入れ感も出て買戻しも入り、反発となって来るのではないかと思います。中間決算の上方修正が相次いでくればセンチメントも大きく変わってくるのではないかと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ディーリング(でぃーりんぐ)
 長期的な投資ではなく、短期的に資金を動かして目先的に収益を追及するよ うな投資を行う取引のことをさす。また、証券会社などが自己の資金を用い て、自己の計算のもと行う取引をさすこともある。
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◆個別銘柄◆ 

 ディフェンシブ銘柄や輸出関連銘柄が底堅い

信越化 (4063) 7,190円 △90 円 :100株単位
 新工場の建設などで半導体シリコンウエハーの生産能力を高めることが報じられ、収益拡大への期待もあって、堅調となりました。

サンリオ (8136) 1,831円 △48 円 :100株単位
 セガサミーHD(6460)が大株主となったことが発表され、事業提携など将来的な事業拡大への期待もあって買いが入り、相場全体が軟調となった中で堅調となりました。

旭硝子 (5201) 1,430円 ▼81 円 
 海外の生産設備の不調により業績未達の懸念があることを指摘したレポートが外資系証券から出たことが囃され、売りがかさんで大幅安となりました。
トランスコスモ (9715) 2,255円 △60 円 :100株単位
 中間期の連結業績予想を上方修正したことが好感され、朝方から買いが入って堅調となりました。

ゼビオ (8281) 3,750円 △260 円 :100株単位
 営業利益率が高いことなどを理由に、国内証券が投資判断を5段階評価の上から2番目で新規に開始したこともあり、朝方から堅調に推移して大幅高となりました。

ローム (6963) 10,800円 ▼150 円 :100株単位
 米国市場でハイテク株が軟調となったこともあり、同社など半導体関連銘柄に連想売りもかさみ、軟調となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
本日の各世銀債の参考利率

英ポンド3年  :4.26% (−0.02%)
豪ドル3年   :5.40% (−0.06%)
南ア・ランド3年:7.78% (±0.00%)


◆きょうのなるほど 【オーストラリア】

オーストラリアには、なんと紙幣がありません。
どういうことかというと、一見紙で出来ているように見えるオーストラリアのお札は、実はプラスティック(ポリマー)で出来ているのです。オーストラリアでは1992年にプラスティック製5豪ドル札を発行して以来、順次お札を紙製からプラスティック製へと切り替え、現在では総てのお札がプラスティック製になっています。
プラスティック製のお札は、紙製と比べ鮮やかに発色したり(透明な部分まであります!)、偽造されにくいといったメリットの他に、紙幣の平均寿命が数ヶ月から1、2年なのに対し、その4倍以上の耐久性があるため、環境に優しいという特徴もあるのです。

オーストラリアについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_au.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.はじめてみよう!株式投資−信用取引編−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 第12回 

 今週は「信用余力」の中の「受入保証金状況」について解説します。特に難しいこともないのでしょうが、ここの項目で現在の信用取引の状況が把握出来るのではないかと思います。

http://www2.monex.co.jp/j/kabu/Shin2.htm

◇保証金現金
 保証金として信用取引口座にある現金を表示しています。この現金は毎日17時ころまでは当日基準、それ以降は翌営業日基準で表示されており、取引の状況によって増減するものです。

◇代用有価証券評価額
 保証金として信用取引口座にある有価証券の評価額合計が表示されています。評価時価は17時ころまでは前日終値、それ以降は当日終値(特別気配で終了した場合はその気配値)で評価されており、以下の計算方法により算出されます。
 代用証券評価額 = 評価時価 × 数量 × 代用掛目

 なお、値洗い処理が行われている17時頃〜翌朝5時の間は計算基準日の違いにより「代用証券評価額合計」にある金額が代用証券一覧画面とは異なる場合がありますのでご注意ください。

◇受入保証金額合計
 保証金現金と保証金代用有価証券評価額の合計を示します。

◇建玉評価損
 諸経費を含まない未決済建玉の評価損合計を表示しています。
 未決済建て玉については各建玉ごとの評価損益を合計した金額となり、評価損益額合計が評価益の場合は0(ゼロ)表示となります。

◇未払費用(諸経費)
 未決済建玉の支払諸経費合計を示します。買方品貸料(逆日歩)等の受取諸経費は含まれません。
 諸経費の計算方法は以下の通りです。

 ・制度信用取引(半年)の場合
<買い建て>
 諸経費 
= 新規建時手数料 + 金利 + 管理費 + 名義書換料 + 消費税
<売り建て>
 諸経費
= 新規建時手数料 + 信用取引貸株料 +品貸料 + 管理費 +名義書換料 + 消費税

 ・一般信用取引(無期限)の場合
<買い建て>
 諸経費 
= 新規建時手数料 + 金利 + 管理費 + 名義書換料 + 消費税
◇実質保証金残高
 受入保証金額合計から「建玉評価損」と「未払費用」を差し引いた金額です。
◇建玉決済損
 反対売買によって発生した受渡日未到来の決済損金額合計が表示されています。なお、受渡日未到来の決済益金がある場合でも決済損金はその決済益金とは相殺されず、決済損金の合計が表示されます。

 以上、これらの状況を見て損失の発生、未払い費用などの把握をすることが出来るのです。

http://www2.monex.co.jp/j/kabu/Shin.htm

 (投資情報室長 清水洋介)

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

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 信用取引の詳細・お申し込みなどはこちら
  口座をお持ちでない方
  https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1400/sinyo/index.htm  口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
  https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=Etc&url2=/sinyo/tbira/hyoji
 信用取引口座開設時の収入印紙(4,000円分)は不要です。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.HSBCの中国情報
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 上海でもビーチ

 9月に入り、すっかり秋めいてきましたね。急に朝晩冷え込み始め、慌てて秋物の洋服を引っ張り出している方も多いのではないでしょうか。夏といえばやはり海ですが、国内のビーチでの海水浴は、来年までまたお預けです。

 ところで、海といえば中国もすごいことになってきました。中国でも夏はやっぱりビーチだということで、上海近郊にも海水で泳げる砂浜が登場したのです。その名も、「碧海金砂」。碧い海、金の砂浜ですよ。上海周辺の、あのドロドロの海水の色を知っている人間なら、このすごいフレーズに驚かずにはいられません。

 お台場でも泳ぐ人がいる位ですから、と散々な水質を想像された方、お待ち下さい。この海水浴場は驚くべきことに、堤防で囲い生簀(いけす)状態にし、海水を浄化して使っているのです。しかも、砂浜の砂は「中国のハワイ」と呼ばれる海南島から運んできているのです。その量なんと12万トン(戦艦大和の排水量の倍くらい)。船で運んで、洋山港に荷揚げしたそうです。もちろんレストランやらホテルやらも建設され、ジェットスキーなどのマリンスポーツも揃っています。
 入場料は50元(約800円)と、ジンマオタワーなどと同じく、かなり高めの水準です。中国で、だんだん都会の人の生活に余裕が出来て、休日に行く場所を求めているんだなぁ、と感じます。海水浴くらいなら道具もスキルも対して要りませんから敷居が低いですが、この次に来る流行は何かしらスキルが必要なものではないでしょうか。では次にくるのはテニスでしょうか? スキーでしょうか? 週末ごとに上海からスキーヤーが大挙して長春や北京に移動するなんてことが近い将来あり得るな、と感じる出来事です。

上海海湾之星休暇娯楽有限公司
http://www.baystar.cn/

「HSBCチャイナオープン」はマネックス証券でお申込みいただけます。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.先週の投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.日経225ノーロードオープン
 2.マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス
 3.インデックスファンドTSP
 4.トヨタ・バンガード海外株式
 5.朝日Nvestグローバル

 ※マネックス証券の先週2006年9月11日(月)〜9月15日(金)における  約定日ベースの販売ランキングです。
  当ランキングには、公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF、  及びマネーポートフォリオは含めておりません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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 10 月 4 日(水)18:30開場 19:00開演 21:00終了(大手町サンケイプラザ) 
 詳しくはこちら≫ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/fx.html 
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 9月20日    <金融@NY>

 ニューヨークはやはり金融の似合う街です。かつて一緒に働いた人達も含め、様々な金融人に会っているのですが、バイタリティに富んでいて、とても刺激されます。会っている人間は、比較的それなりの歳の人間が多いのですが、尽きることのない興味を金融に持ち続けて、まるで子供のように新しいことを考えているサマには、或る意味で中々感心します。しかし私の知っている範囲では、会社を辞めても軒並み”ファンド”などを設立している人達が多く、それは若干想像力の乏しさというか、興味の領域の狭さを感じます。しかし一方、狭いからこそ、ずっと掘り続けていられるのかも知れません。或いは私の知り合いは金融のセンスに恵まれた人達ばかりであり、いわゆる「生存者バイアス」が掛かっているのかも知れません。

 一様に彼らに共通して云えることは、とにかく前へ前へと行こうとしていることです。一種の虚業でもある金融では、前へ前へと云う自転車操業だけが、生き残る、興味を持ち続けられる、唯一の道なのでしょう。もう一つ彼らに共通していることは、案外小さな発見やイノベーションにも、ちょっと大げさに感動することです。これも長続きする秘訣でしょうか。何歳になっても、いくつ歳が離れていても、高校の同級生の間のような口ぶりでお互いに話せるのは、アメリカのいいところでしょう。単純すぎると云う悪さと、明るいと云う良さを持っている国だと思います。

 明日からは国際会議に顔を出すのですが、そこではまた違うアメリカを垣間見ることでしょう。特に世界の至る所で様々な国家的事件が起きていますから、興味津々です。それらについては、またこの目で見てから、つぶやきたいと思います。


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    9 月 28 日開催  J-REIT徹底分析セミナー
不動産アナリストの第一人者から学ぶ不動産投信&J-REIT上場2社プレゼン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 本セミナーでは、前半は長年不動産マーケットをウォッチし続けている みずほ証券 チーフ不動産アナリストの石澤卓志氏に、不動産投資市場 の動向を中心に、J-REITの魅力や選び方などをお話いただきます。後半 はJ-REIT運用会社 野村不動産投信の運用責任者とリプラス・リート・ マネジメントの社長をお招きしてお話を伺いします。

 9 月 28 日(木) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
         大手町サンケイプラザ 

 詳しくはこちら≫ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/jreit.html
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