マネックスメール 2006年9月22日(金)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2006年9月22日(金)

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 マネックスメール<第1755号 2006年9月22日(金)夕方発行>
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       9月決算期末にかかるご留意事項等について
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 9月末決算銘柄の株式売買や入庫に関するご留意事項等をご案内しており ます。詳しくは下記をご参照ください。

 http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G905/hlp/5q_kimatsu.htm

≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.資産設計への道 〜その236 ある読者の方からの意見  内藤 忍 4.チャートの世界 −第63回−
 5.だから投資は面白い!
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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■ 新規公開株式のご案内 ■

バンクテック・ジャパン(3818)、GCA(2126)
日本M&Aセンター(2127)、ノバレーゼ(2128)
ゼットン(3057)、出光興産(5019)
ジェーピーエヌ債権回収(8774)

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
買い気の乏しい週末で米国株安を受けて大幅安

日経平均            15,634.67 (▼199.56)
日経225先物         15,560 (▼210 )
TOPIX            1,563.60 (▼ 16.48)
単純平均             450.06 (▼ 4.20)
東証二部指数           4,188.92 (▼ 4.98)
日経ジャスダック平均       2,180.47 (△ 5.36)
東証マザーズ指数         1,175.18 (▼ 19.01)
東証一部
値上がり銘柄数          346銘柄
値下がり銘柄数         1,267銘柄
変わらず             84銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           78.64%  ▼ 3.62%
売買高            14億4085万株(概算)
売買代金        1兆9888億8600万円(概算)
時価総額          496兆7201億円(概算)
為替(15時)          116.40円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったこともあって、売り先行の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたのですが、月末が近い、週末ということもあって、手仕舞い売りを急ぐ動きもあり戻りの鈍いもたついた展開が続きました。為替が円高に大きく振れたことでハイテク銘柄を中心とした値がさ銘柄の一角が値を崩したことも指数を押し下げる要因となったものと思います。

 昼の市場外取引は金額も大きく、やや買い越しと伝えられたのですが後場に入ると先物への仕掛け的な売りも入って下げ幅を広げる場面もありました。早め早めに目先筋の見切り売りもあったのか最後は買い戻しも入ったのですが戻りきらず、ついに日経平均の下値目処と見られた15,710円の水準を割り込んでしまいました。中間決算の上方修正が相次ぐ中で逆に先行きへの懸念が出て買い気の乏しい展開となっています。

 小型銘柄も終始軟調なものが目立ちましたが、主力銘柄に比べると底堅い動きとなり、東証マザーズ指数は大幅安となったものの二部株指数は小幅安、日経ジャスダック平均は売り飽き気分もあって小幅高となるなど方向感のない展開となっていました。先物へのまとまった売りも散発的に見られたのですが、すぐに反対売買が出るような感じで目先筋の動きが中心という感じでした。
 下値の目処と見られた水準を割り込んでしまいました。「まだ誤差の範疇」と見ることも出来ますが、他の指標もいったんは調整となるような格好となっており、少なくとも積極的に買い上がる雰囲気ではなくなってしまいました。今度は調整がどこまで、あるいはいつまで続くかというところですが、値幅的にはもう一段下がったところでは下げ止まって来るものと思われ、日柄的にも月が替わると買い気も出てくるのではないかと思います。

(投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・手仕舞い(てじまい)
 保有している銘柄や信用取引の建て玉などを売却や返済をして現金化するこ とをいう。つまり、保有しているポジションを減らす、もしくは、なくすこ とをいう。手仕舞いが行われる理由は、利益を確定するために「手仕舞い」 をする他、週末などの取引がない日に何が起こるかわからないリスク(政治 的要因やテロなどの「イベントリスク」)を出来るだけとらないようにする ために行われることもある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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  日本個人投資家協会理事、日本テクニカル・アナリスト協会副会長の  木村喜由氏が中立的な立場から日本株市場の見通しをファンダメンタル、  テクニカルの両面から独自の切り口で解説するレポートです。

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◆個別銘柄◆ 

 石油関連銘柄が高く、銀行株も底堅い

三井住友 (8316) 1,180,000円 △10,000 円 :1株単位
 値ごろ感などを理由に、外資系証券が大手銀行株を買い推奨するレポートを発行したこともあり、相場全体がさえない動きの中で、朝方からしっかりとした動きが続きました。

エルピーダ (6665) 5,190円 ▼170 円 :100株単位
 米フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)が大幅安となったこともあり、朝方から売りがかさんで大幅安となりました。

日本ペ (4612) 592円 △19 円 
 中間期の連結業績予想を上方修正したことが好感され、朝方から堅調に推移して大幅高となりました。

信越ポリ (7970) 1,781円 ▼85 円 :100株単位
 携帯電話向けキーパッドの競争激化で収益が縮小する可能性があるとの見方から、国内証券が投資判断を5段階評価の真ん中に引き下げたことが囃され、売りが優勢となって大幅安となりました。

エスイーシー (5304) 1,124円 △25 円 
 アルミニウムの世界的な需要拡大に対応すべく、アルミ二ウムの製錬に使用する黒鉛電極の生産能力を増強することが伝わり、収益拡大への期待もあって堅調となりました。

ヤマハ 発 (7272) 2,985円 ▼55 円 :100株単位
 取引時間中に、競争力の強化などを目的にグループ会社の再編を行うことが発表されましたが市場の反応は鈍く、さえない動きが続きました。


◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
本日の各世銀債の参考利率

南ア・ランド3年:7.76% (+0.04%)


◆きょうのなるほど 【南アフリカ共和国】
 南アフリカは、前回ご紹介した金をはじめとした鉱物資源の産地として有名ですが、近年では良質なワインの生産地としても注目を集めています。
 南アフリカ産ワインは、旧世界と呼ばれる、伝統的なヨーロッパワインの特徴と、新世界と呼ばれるヨーロッパ以外の産地のワインの特徴を併せ持っているというのが大きな特徴です。
 南アフリカワインの歴史は意外と古く、1652年にオランダの東インド会社がケープタウンに進出して程なく、この地に葡萄が持ち込まれ、7年後の1659年には南アフリカで最初のワインが作られたそうです。
 当時問題となっていた、航海中のビタミン不足によって流行していた壊血病の解決策として、ビタミンCを豊富に含むワインでその不足分を補ったことが南アフリカワイン誕生のきっかけといわれています。

南アフリカ共和国についてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_sa.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.資産設計への道
  〜その236 ある読者の方からの意見  内藤 忍
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=============<資産設計情報>==============
BRICsの次はどの国が来る?「近未来予想バトル」の結果はこちらからどうぞhttp://www.money-izumi.jp/

10月22日に大阪の「豊かな投資家になるために」に出演いたします。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news609m.htm
−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その236>−−−−−−−−−−−−

 ある読者の方からの意見

 9月1日のマネックスメールに掲載したコラムに関して読者の方からご意見をいただきました。投資信託の毎月分配型で分配金再投資型の商品について「この毎月分配型の投資信託の分配金を再投資する商品があるのは不思議です。毎月分配されると原則は税金を10%源泉徴収されてそれを再び元のファンドの買い付けに使うのです。これでは何のために毎月分配しているのかわかりません(税金を払いたいという理由であれば別ですが)」と書いたところ、マネックス関係者の発言として不適当ではないか、とのご指摘です。

 マネックスメールのコラムはコンプライアンス(法令遵守)チェックを受けてから掲載されていますが、意見の内容については書き手の個人的な考え方に委ねられています。個人の意見なのか組織としての意見なのかが曖昧になっていたことがまずこのようなご意見をいただく原因になったと思います。今後はコラムの最後に明確な文言を掲載することにいたします。

 しかしご意見の趣旨はそのような形式的な話だけではなく、マネックスメールで不思議と書かれた商品をマネックス証券が販売しているのはグループ全体としておかしいのではないかという疑問だと思います。

●金融商品には様々な意見が存在する
 今まで何度も書いていますが金融商品の選択は正解の無い世界です。コストが低く、高いリターンが期待できリスクを抑え少額から投資できる商品というのは、
残念ながら存在しません。

 また投資家の経験度や投資目的によって使うべきかどうかの判断が異なってくる商品も存在します。例えば信用取引は「資産設計」の考え方に基づく長期分散投資では使う必要の無い商品ですが、信用取引で利益を上げている投資法もあるでしょう。また中国株は株式で取引するよりもファンドを活用すべきだと個人的には考えていますが、これも人によって考え方は異なるのではないでしょうか。
 金融商品の選択とはこのように正解が無いだけに証券会社としてどのような商品を品揃えしていくか、は多様な意見があり、難しい作業なのです。

●議論のあるところに健全な成長がある
 マネックス証券の商品ラインアップの意思決定に私は直接関与する立場にはありません。しかしグループ会社の経営を行う立場の人間です。このような立場にいてマネックス証券の商品に関する意見を自由に言うことは、マネックス証券の商品政策上プラスになると思っています。なぜなら自由な意見から、新しい発想や行動が生まれる可能性があるからです。

 個人投資家の皆様を混乱させては本末転倒ですが、様々な視点からの情報を提供し、意見を交換し、最終選択をしていただけるような材料の提供を行うのが本コラムの役割だと認識しています。

●マネックス・ユニバーシティのフィードバック機能
 このようなマネックス証券に対する情報提供機能は私が所属するマネックス・ユニバーシティ(MU)も持っていると思います。MUはマネックス証券から勉強会の業務を受託していますが、一方で講師を派遣し投資教育のコンテンツを提供する役割も担っています。

 MUがセミナーや勉強会のコンテンツを提供し、マネックス証券のお客様に活用していただいています。またこのようなセミナー、勉強会で終了後に必ずアンケート調査にご協力いただいています。

過去の勉強会アンケートで頂いた代表的ご意見
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/

 アンケート結果は集計され、コメントも含め、今後の品質改善に活用しています。そのようなお客様からの要望の中にはマネックス証券の商品政策に関するリクエストも存在します。そんな生の声をフィードバックするのもMUの大切な機能なのです。

●多面的に牽制を受けるシステム
 個人の意見であれ会社の意見であれ、最終的にはお客様に受け入れられなければ独りよがりの独断になってしまいます。お客様からも牽制を受け、それによって価値ある存在であり続けることが個人も会社も必要不可欠ではないでしょうか。

 このコラムもそのような立場にたった付加価値を提供できる存在であり続けたいと思っています。ご意見、ご批判ございましたらこれからもご遠慮なくお寄せください。

今回の話のまとめ---------
●金融商品様々な意見が存在する
●外部の意見を柔軟に受け入れることが新しい発想を生む
●MUの役割の1つはマネックス証券へのフィードバック機能

ではまた来週・・・。

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長
http://mail.monex.jp/?4_28401_134617_15

資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.チャートの世界 −第63回−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 −実践編:「ボリンジャーバンドの作り方」−

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/pdf/Excel.pdf

 今週はここまで何週かにわたって「裁定取引」のような売り買いをセットした取引を「ボリンジャーバンド」を利用して検証してきました。今週はその取引の検証をしたグラフの作り方、計算の仕方を解説したいと思います。この作業はマイクロソフト社の「エクセル」という計算ソフトを使用しています。この計算ソフトの中には平均値を出す式(関数といいます)や標準偏差を出す式が組み込まれており、ごく簡単にデータを入力しただけで計算が出来、グラフが作れるのです。

 ここではまず、計算式を入力しなければなりません。図にあるようにまず計算したいデータ(この場合は日経平均の終値とTOPIXの終値)を日付をA列にしてB列とC列に上から時系列的に入力します。そして日経平均をTOPIXで割った「NT倍率」を計算しなければならないので、D列に「=」(イコール)を先頭につけた形で計算する日経平均の入力されている「セル」(B列の23番)の数字「B23」、÷の記号である「/」、TOPIXの入力されている「セル」(C列の23番)の数字「C23」の順に入力していきます。つまり、「D23」と言うセルの中に「=B23/C23」とすべて「半角」で記入され、「ENTER]キーを押すと「D23」のセルには「9.80・・・」と言う数字が表示されるのです。この数字が「NT倍率」と言うことになります。

 次に20日間のこの「NT倍率」の「標準偏差」を出さなければならないのでE列の23番の「セル」に先ほどと同じように「=」(イコール)を先頭にして「STDEVP」をいうアルファベットを入力します。これが標準偏差を計算する「式(=かんすう)」であり、次に「()」(かっこ)の中にどの「範囲」の標準偏差を計算するかを「D4:D23」というように「半角」で入力します。そこでここでは図にあるように「=STDEV(D4:D23)」と言う式が入力され、「ENTER」キーを押すと「0.031769・・・」といった数字が出てきます。これが「標準偏差」、つまり「NT倍率」がどの程度ブレるかを示す数字となります。

 そして、この標準偏差がどの程度移動平均から放れているかを見るための移動平均を計算します。それをH列に記入しましょう、「H23」のセルに「=」(イコール)を筆頭に「=AVERAGE(D4:D23)」と入力すると「NT倍率」の20日間の平均値が出てきます。そしてこの平均からそれぞれ±1σ、2σ(標準偏差、一つ分、二つ分)離れているところを計算するためにF、G、I、Jの列に計算式を図のように記入していくのです。

 以上のように出来た行を今度は日経平均とTOPIXの入力されている行の一番下まで「コピー」しグラフを作成すればOKということです。

 (マネックス証券 投資情報室長 清水洋介)

 「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.だから投資は面白い!
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 −第28回 銘柄を見ていく。<ミクシィ(2121)>−

 今週の銘柄は「ミクシィ(2121)」です。

 先週のコラムで取り上げた、銘柄を見ていく上でのキーポイントに沿って、簡単に検証していきたいと思います。

 ■投資をしたい銘柄について理解する
  ・何をしている会社なのか
    インターネット上でソーシャルネットワーキングサービス(SNS)   と呼ばれるサービスを提供しています。SNSのサービスは既に会員に   なっている方から“招待”されないと利用することができません。
    友人や共通の趣味などを持つ会員と、ネット上でコミュニケーション   を取れるメリットがあります。プロフィール、「足あと」、ニュース、   ミュージックなど、SNSに付加したサービスも充実しており、会員に   飽きさせない工夫がなされています。
    また、IT系ベンチャーに特化した求人情報サイトも運営しています。
  ・最近の業績と業績が伸びた理由
    決算期は3月。収益はサイト上の広告収入が大半で、知名度の上昇と   ともにメディアとしての価値が上昇して、増収増益基調。2002年3月期   には1億円に満たなかった売上高が、2006年3月期は約19億円に。売上   高経常利益率は約48%。

  ・今後の方針、将来の見通しはどうか
    「mixi」への注目度は高いものの、今後はサービスをいかに充実させ、   会員を“飽きさせない”かがカギとなるのではないでしょうか。
    また、「mixi」以外の事業分野をいかに構築していけるのか、それに   伴う人材の確保などは行っているのか、なども注目していきたいです。
  ・財務内容はどうか など。
    投資活動によるキャッシュフローが大きな値となっていますが、会員   数の増加に対応すべく、サーバーの強化費用などに充てられています。    今後も、システム強化など事業の性格上やむを得ない投資は出てくる   と思われ、投資に見合う収益が確保されているのかをチェックしておき   たいです。

 ■投資をしたい銘柄を身近に感じられるスペースなどで、何が起きているか   「mixi」の会員に聞くと、日常のあらゆるシーンで器用に利用している  ようです。利用している世代の中心は20代〜30代かと思いますが、まだ、  利用に慎重になっている向きもおり、サービス内容の充実によってはまだ  拡がる可能性もあるのでは、という印象です。

 ■まとめ
   新規公開株で久々に注目された銘柄でした。上場直後の値動きばかりが  注目されますが、冷静に事業の展開を見極めていく視点も必要かと思いま  す。

(マネックス証券 投資情報室)

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「松本大とここだけトーク マネックスよろず相談所」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

 今話題の夜間取引や手数料のことなど、お客様が気になるご質問にお答え するコーナー。お申込みは9 月 25 日(月)まで。

 日時:9 月 29日(金) 14:00〜14:30
 場所:「マネックス ラウンジ@銀座」(ソニービル4階)
 詳細:http://www2.monex.co.jp/lounge/lounge/seminar/index.html


★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
朝日新聞で「マネックスお金のゼミナール」連載開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

 マネックス証券は、2006年10月1日(日)から約1年間にわたり、朝日新聞 で 「マネックスお金のゼミナール(学校では教えてくれないお金の勉強)」 を週一回連載いたします。内容は、マネックス・ユニバーシティが作成。
 予告編を 9 月 24日に掲載します。ぜひご覧ください。
 http://www.monexuniv.co.jp/

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 9月22日    <会議は続く>

 クリントン・グローバル・イニシアチブの2日目が終わりました。初日の印象は正しかったようで、やはり議論の質・バランスなどに大きな改善が見られ、発足2年目にして一流の国際会議になった感がありました。クリントン恐るべしと云ったところでしょうか。あくまでもステレオタイプで乱暴な議論であることを了承願いたいのですが、アメリカ人は自分中心でお節介なところがあります。悪気はないのですが、自分たちの考え方が世界を代表していると考えがちです。あまりにも大きな国なので、生まれながらの国際感覚に乏しいのでしょう。

 しかし同時に、生まれながらに恵まれた国で育っているので、「与える」ことに積極的です。そうしないと、気持ちの中でのバランスが取りにくいのかも知れません。それが、国際社会の論調に必ずしも丁寧に耳を傾けなかったりする一方で、貧困国などでのボランティア活動や寄附的行為を増やしているのかも知れません。

 よく聞き、よく議論はするが、或る意味で相手を尊重し、金や体を出さないヨーロッパ。議論の場は持つがあまり聞かずに口を出し、或る意味では一方的ではあるが、しかし金や体も出すアメリカ。議論はせず、金を出す日本。まぁそんな大雑把な違いがあるかも知れません。そしてその違いからか、国際会議では日本人を見つけることが本当に難しいのです。最近の度を超した、「国際会議での日本人不在」が、少々真剣に心配になってきました。明日はこの会議には出ず、金融界の面々とのミーティングに戻りたいと思います。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      システムメンテナンスに伴うサービス停止のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■

 マネックスではデータベースサーバ構成変更に伴うシステムメンテナンス のため、以下の日程にて為替保証金取引、商品先物取引を除く全てのサー ビスを一時停止させていただきます。

 ●サービス停止日時
  9月23日(土)午前3時〜9月23日(土)午後9時

 また、先物・オプション取引、中国株取引につきまして、以下のとおり一時 停止させていただきます。

 ●先物・オプション取引の停止日時
  9月23日(土)午前9時〜9月23日(土)午後4時

 ●中国株取引の停止日時
  9月23日(土)午前10時〜9月23日(土)午後1時

 ご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。

★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     主催:NPO証券学習協会、後援:マネックス証券ほか        「平成18年秋期投資信託基礎講座2回シリーズ」募集中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

 10月に2回の講座で、NPO証券学習協会主催による投資信託基礎講座が開 催されます。

詳細・お申込みはこちらから>>>
 http://www.npo-shoken.or.jp/cgi-bin/s_news/s_news.cgi?action=show_detail&txtnumber=log&mynum=24


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テレビ東京で平日の朝8時45分から放送されている「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報室長 清水洋介 が毎週月曜日出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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