マネックスメール 2006年10月23日(月)

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マネックスメール 2006年10月23日(月)

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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.はじめてみよう!先物・オプション取引
 4.「やさしいマネー講座」
 5.株式市場アウトルック
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
米国株が底堅いことや外国人買いに加え、好決算の発表に期待して堅調

日経平均            16,788.82 (△137.19)
日経225先物         16,770 (△140 )
TOPIX            1,659.39 (△ 15.24)
単純平均             462.69 (△ 3.78)
東証二部指数           4,191.79 (△ 24.60)
日経ジャスダック平均       2,179.23 (△ 4.27)
東証マザーズ指数         1,239.76 (△ 31.01)
東証一部
値上がり銘柄数         1,153銘柄
値下がり銘柄数          423銘柄
変わらず             121銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           99.17%  △0.81%
売買高            15億7058万株(概算)
売買代金        2兆2208億4500万円(概算)
時価総額          527兆6320億円(概算)
為替(15時)          118.82円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国市場ではダウ平均は軟調となりましたが、基調は強含みとなったことや寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人売買動向が大幅買い越しとなったことから堅調となりました。それでも寄り付きは週末の堅調な相場の反動から利食い売りが先行する格好で軟調となり、足元の業績が好調と伝えられる銘柄が多いことから下値を売り叩く動きもなく底堅さが確認されると買い戻しを急ぐ動きもあって、一気に上昇となりました。あいかわらず目先筋が中心と見られますが買い方が優勢となっていました。

 昼の市場外取引は金額はそれほど大きくなく、売り買いの偏りもないことから市場への影響はほとんどなく後場も堅調な動きが続きました。目先筋の利食い売りも多いのですが、信越化学(4063)が予想を上回る決算を発表したことなどから中間決算の発表に期待する動きも多く、買戻しを急ぐ動きなどから先物主導で一段高となりました。その後も目先筋の利食い売りをこなして堅調な動きは続き、最後まで買い気は衰えず堅調な引けとなりました。

 小型銘柄も堅調なものが多く、日経ジャスダック平均は小幅高に留まったのですが、東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や小型株指数は堅調となりました。先物も買戻しと見られるまとまった買いもあり、指数を押し上げる展開となっており、今日は先物主導の展開とも見られます。

 いよいよ日経平均も5月急落前の水準を意識した動きとなって来ました。いくら目先筋が中心の相場といっても、好業績を発表する銘柄が多くなってくれば買い方の回転も効いて、ますます売り難くなり、一段高も期待されるものと思います。米国市場が大きく崩れるようなことがない限り、主力銘柄を中心に底堅い堅調な動きが続き、小型銘柄へ物色の対象が広がれば相場全体の底上げも期待されるのではないかと思います。

 (投資情報部 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・利食い売り(りぐいうり)
 値上がりなどで利益が生じたときに、その利益を得ようとして、利益を確定 するために売ることをいう。
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◆個別銘柄◆ 

 好決算への期待からハイテク銘柄が堅調、買い方の回転が効いて不動産株も高い

信越化 (4063) 8,050円 △170 円 :100株単位
 好業績への期待は強く、朝方から買いが入って堅調となっていましたが、取引時間中に通期の連結業績見通しを上方修正したことが報じられ、好感する向きもあって堅調な動きが続きました。

コマツ (6301) 2,120円 ▼95 円 :100株単位
 米建設機械大手・キャタピラーが7−9月期決算が伸び悩んだことで米国市場で大幅安となり、同社など国内の建設機械株にも連想売りが出て、軟調となりました。

三井不 (8801) 3,020円 △95 円 
 同社など大手不動産株には収益拡大への期待も強く、先週末までの地合いを引き継いで本日も朝方から堅調となり、1989年12月以来約17年振りに3,000円を付けました。

UFJニコス (8583) 590円 ▼69 円 
 通期の連結最終損益が赤字になるとの見通しが発表され、利益縮小を嫌気する向きからの売りがかさみ、大幅安となりました。

デンカ生研 (4561) 3,270円 △90 円 :100株単位
 インフルエンザワクチンの出荷が早まったことを理由に中間期業績予想を上方修正したことが発表され、朝方から買いが入って堅調となりました。
国際帝石 (1605) 938,000円 ▼5,000 円 :1株単位
 原油価格が下落したことで、同社など石油関連銘柄は目先的な利食い売りなどがかさみ、軟調となりました。

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詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
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本日の各世銀債の参考利率

NZドル年:6.38% (±0.00%)


◆きょうのなるほど 【ニュージーランド】

 日本のニュージーランドからの輸入品のうち、農林水産物が占める割合は62.8%です(2002年)。そのうち、最も多い輸入品は意外にもチーズで、丸太、キウイフルーツと続きます。
 広い農用地の割に国内の市場は小さいため、農作物の総生産量に対する割合は非常に大きく、国内生産量のうち、チーズではなんと97%が国外に輸出されています。(農林水産省データより)

ニュージーランドについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_nz.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.はじめてみよう!先物・オプション取引
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 第13回 

 オプションポジションの4つの基本形

 オプションの売り買いについて、簡単に述べてきましたが、基本的なところをこここでおさらいしておきましょう。オプションを満期まで売ったり買ったりして持ち続けているときのイメージは先週までの項目で簡単に見て来ました。オプションには「コール」と「プット」があってそれぞれに「売り」と「買い」があって・・・、となかなか分かり難いのではないかと思います。

 表に感単にまとめてありますが、ここでもポジションの基本的なもの、決済の仕方をまとめておきましょう。


 http://www2.monex.co.jp/j/fo/Pos.htm

 オプションポジションのタイプ

◇コールオプション

 買い方:ロングコール → オプションプレミアムを支払い日経平均をある価格(行使価格)で買う権利を得る。
 売り方:ショートコール → オプションプレミアムを最初に受け取るが、権利を行使された場合には日経平均を決められた価格(行使価格)で買い方に売り渡さなければならない(売り渡す義務を負う)。

◇プットオプション

 買い方:ロングプット → オプションプレミアムを支払い、日経平均をある価格(権利行使価格)で売る権利を得る。
 売り方:ショートプット → オプションをプレミアムを最初に受け取るが、権利を行使された場合には日経平均を決められた価格(行使価格)で買い方から買わなければならない(買い取る義務を負う)。

 オプションポジションの決済方法については来週見てみることにしましょう。
 (投資情報部長 清水洋介)

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

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 先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
  口座をお持ちでない方
  https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1950/fop/index.htm  口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
  https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=Etc&url2=/member/M1900/fop/index.htm
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.「やさしいマネー講座」−第22回−
 〜本当に景気拡大中?〜
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 景気拡大が戦後最大の「いざなぎ景気」を超えることが確実に、というニュースが注目されています。戦後最大の景気拡大期を超えた・・・?と実感がわかない方が多いのではないでしょうか?
 一体どこが景気拡大なのかというと、実のところ「上向いている」という実感の伴うものではなく「景気回復」、つまりヒドイ状況から正常化している段階という捉え方です。そう言われてみれば危機感は薄れてきたような・・・。でもそれは企業、特に大企業の話。

 個人の景況感はというと、日銀のアンケート(「生活意識に関するアンケート」(9月調査))によれば、残念ながら悪化しているようです。景気拡大の恩恵を受ける前に物価上昇懸念から「暮らし向きは悪くなってきた」という数値が上がってきたのです。(「ゆとりが出てきた」―「苦しくなってきた」で求めます。前回はマイナス37.1。今回はマイナス39.6。)
 これは1年後に物価が上昇すると見込んでいる人々は増加しているというアンケート結果も裏づけになります。人々のインフレ期待が高まるということは、実質的にもデフレからインフレへの転換が近づいていること。でもいまだはっきりとは「デフレ脱却宣言」もされていないままなのです。

 景気拡大(回復)、物価上昇懸念 ⇔ 景況感悪化、まだデフレ脱却宣言が出ない。

 逆の状況が同時に見受けられているのが今の日本なのですね。なんともスッキリとしない状態です。
 それだけに日銀もかなり慎重です。年内の追加利上げの可能性も福井日銀総裁は否定してはいませんが、順当に金利上昇していくというのは考えにくい状況です。ゼロ金利政策が解除されて以来、金利上昇することにかなり注目が集まりました。「急がなければ金利が上がる!」とばかりに人々を煽る広告も見られました。でも実際のところは実生活に影響の出るような金利の上がり方はまだほとんどない、というのが事実です。

 でもすでに物価上昇懸念は出始めていますし、景気拡大期に金利が上昇するのは、経済学的にいえば正しいのです。
 どんな時代でも、どこの国でも景気は循環しているもので、ずっと景気が良いことも、ずっと景気が悪いこともありえません。今の日本が景気回復ではなく景気拡大である、という人々の実感の伴うものになってくれば必ず緩やかでも金利は上昇(というより、通常の金利のある世界に戻ってくる)してくるでしょう。
 今変化がないから、気にしなくてもよいというものではありません。焦る必要はありませんが、実際の動きが出てくる前に身の回りの変化に備えてぜひとも対策を考えておくようにしたいですね。

★廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
著書「金利をやさしく教えてくれる本」発売中。
http://mail.monex.jp/?4_37126_298095_9

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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 決算本格化、FOMC控え様子見も、押し目買い意欲の強い相場展開を想定
 16700円回復、中小型株を見直す流れを強める

 米国市場の強い動きが買い安心感につながり、直近戻り高値を突破して始まった日経平均は、一時5月以来の16700円を回復した。ただ、北朝鮮問題が緊張を増しているほか、米企業決算の本格化、また日経平均が5月高値水準で推移する一方、TOPIXは9月高値を超えられない状況であり、さらに上値を追う動きには慎重であった。一方、新興市場は、見直し買いが優勢となり、マザーズ、ヘラクレスは日経平均、TOPIXを上回る上昇率をみせる場面が多くみられていた。その後もこの流れは続き、二極化修正の流れを次第に強めていった。
 週半ばには16500円を下回るなど日経平均が下げる中でも、中小型株の底堅い値動きにより東証1部の値上がり数が1000を超える状況もみられた。出遅れ物色の流れは低位材料株へも波及しており、下げのきつかった銘柄などが反発をみせていた。また、期日明けの動向が期待されていたみずほFGがプラスで推移していたことも安心感につながっていた。ただ、週末にはUSENが大幅下方修正を発表。それまでの新興市場の出直り基調に水を差す格好となっている。
 引き続き米企業決算発表に加え、今週は日本でも決算発表が本格化する。そのため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが徐々に強まる可能性はあろう。また、月末に控えたTOPIX浮動株比率見直しに伴う売買が中心となり、リバランスの動きなどから方向感が掴みづらい相場展開が続きそうである。決算ではヤフー、花王、エルピーダ、ホンダ、シャープ、ソニー、富士通、キヤノン、松下、アドバンテストや鉄鋼、証券など主力処が予定されている。
 先週決算を発表したHOYAに関しては、発表後は利食い優勢となったが、決算内容に対してポジティブな見解が多い。ソニーの下方修正も織り込み済みといったところである。今週発表企業も、一旦は利食い優勢となったとしても徐々に再評価の流れを強めてくる展開に期待したいところである。そうなれば、今後控える企業の決算発表=再評価、といったコンセンサスが出来上がるだろう。一方、新興市場についてはUSENの大幅下方修正が、新興企業に燻る下方修正リスクを思い出させており、慎重姿勢が高まる可能性はありそう。そのため、出遅れ修正といった値ごろ感からの売買は一巡し、今後は好決算企業の中から出遅れを探ることになりそうだ。

 TOPIX浮動株比率見直しに関しては、ディーラー、個人投資家のリスク許容度低下もあり、ウエイト変化を手掛りにした売買は膨らんでいないとみられる。そのため、先回り的な売買とその後の反動など、指数変更前後に起こると想定される大きな動きは限定的との見方がある。ただ、参加度合いが低いだけに、ウエイト増加・低下といった銘柄への先回り的な売買は、かえって有効かもしれない。

 そのほか、24日、25日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。金利据え置きがコンセンサスであるが、米国株式市場の動向が、日経平均をけん引してきた国際優良株に与える影響が大きいだけに、FRB議長コメントなど、こちらも様子見姿勢を強める要因となりそうだ。そのほか、米国では住宅関連の統計や耐久財受注、7-9月のGDPが予定されている。

 国内でも9月の企業向けサービス価格、消費者物価指数の発表が予定されている。31日の日銀金融政策決定会合、日銀より「展望レポート」が出されるが、長期金利の上昇基調により追加利上げ観測が再び意識されてきている状況であり、年内の追加利上げの方向性を探るうえで注目されよう。

 また、TOPIXの9月高値突破のカギを握る銀行株だが、4月高値期日通過による需給改善期待のほか、27日には中国商工銀行が香港・上海市場に上場することもあり、見直しの動きが出てくる可能性はありそうだ。ただ、翌週に日銀金融政策決定会合を控えているため積極的には動きづらく、本格的な動きが期待されるのは翌週以降といったところであろう。そのほか、今週は出光の大型上場のほか、新日鉄が15年ぶりのエクイティファイナンスを実施しすると発表しており、需給面での不安が高まる可能性はある。

 基本的には米国市場の上昇が世界的株高へつながっており、国際優良株など大型株優位の流れが続くと考えられる。その中で新興市場のように出遅れの目立つ市場を循環的に見直す流れに期待したい。日経平均は5月高値水準、TOPIXが9月高値近辺、マザーズ、ヘラクレスなどは9月末水準に位置する。新興市場が出遅れ感を全面に出すよりは、まずは日経平均が年初来高値をいち早く更新すれば、見直す流れが一気に強まる可能性はあろう。米国次第といったところもあるが、ラマダン明けによるオイルマネー流入が次第に期待されてくることもあり、全体としては押し目買い意欲が強い相場展開となろう。

(10月21日(土)フィスコ週報より抜粋)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 10月23日   <耳栓>

 私は耳栓の愛用者です。いつもカバンの中には1セット入っていて、飛行機とか新幹線に乗るとそれを着けます。使い始めた頃は装着時に違和感がありましたが、すぐに慣れました。当初は人に声を掛けられると慌てて外したりもしましたが、慣れると着けっぱなしでも人の声はちゃんと識別できるようになります。また、やはり当初は自分の発生する声の大小の調整が良く分からず、大き過ぎる声を発したりもしましたが、これも慣れると普通の声を出せるようになります。要は人は「慣れる」動物である訳です。耳栓は飛行機の機内で貰うことが出来ることが多いのですが、最近の某日系キャリアのものはサイズが大き過ぎて困っていました。そこでネットで検索して各種耳栓を比べて、「これぞ」と思われるものをネット上で買ってみました。これが最高でした。柔らかく、装着感も良く、かつ遮音性能に優れています。

 この耳栓を着けて、日曜日に大阪に向けて発ちました。大阪で開いた「お客様感謝Day」に参加するためで、行きはボーイング777に乗りました。いざ離陸。静かに滑走路を走り出します。しかしどうもエンジンの調子が悪いのか、加速感が普段よりも低く、心配になりました。やばい!と、思いきや、すうっと軽やかに離陸しました。な〜るほど。耳栓の性能が今までのものと違うので、低騒音に意識が慣れておらず、却ってパワー不足に感じただけのようでした。人は慣れる動物であると同時に、五感で感じた様々な情報を総合して、その時々の状況を判断していると云うことでしょう。帰りは京都にちょっと用事があったので新幹線で帰京したのですが、これも耳栓効果抜群で、いつになく爆睡をしてしまいました。しかしいずれまたこの耳栓性能に慣れてしまうことでしょう。

 大阪での感謝Dayは満員御礼でとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。もっともっとお客様に触れて、御要望を肌で感じ、しっかりと御期待に応えられるように努力していきたいと思います。大阪の皆様、御来場誠にありがとうございました。

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