1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
楽しい!学べる!得をする!
マネックスメール<第1784号 2006年11月6日(月)夕方発行>
http://www.monex.co.jp/
<口座開設はこちら(無料)>
http://www.monex.co.jp/AccountRegistration/0/guest/G300/acc/index.htm◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◇◇◇◇◇◆◆◆
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マネックス限定のオリジナル投信『プレミアム・ハイブリッド2006』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
プライベート・エクイティ(非上場株式)・ファンドとヘッジ・ファンドを厳選のうえ、分散投資。12月7日までの限定販売。募集上限あり。
お申込みはお早めに!
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/ph2006_2.htm
※お申込みの際は、事前に目論見書の内容をご確認ください。
≪本日の目次≫
1.相場概況
2.はじめてみよう!先物・オプション取引
3.バンガード・海外投資事情
4.「やさしいマネー講座」
5.株式市場アウトルック
6.投資信託基準価額
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 〜ブックビルディングのお知らせ〜 】
★当社取り扱いの新規公開銘柄や既公開株式の売出・公募のお知らせです★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■ 新規公開株式のご案内 ■
マガシーク(3060)、GABA (2133)
森ヒルズリート投資法人 (3234)、リミックスポイント(3825)
システムインテグレータ (3826)、MonotaRO(3064)
燦キャピタルマネージメント(2134)
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
業績悪化に反応し売られるも好業績銘柄の見直しで切り返す
日経平均 16,364.76 (△14.74)
日経225先物 16,380 (△30 )
TOPIX 1,616.71 (▼ 2.31)
単純平均 450.30 (▼ 0.63)
東証二部指数 4,168.02 (▼13.25)
日経ジャスダック平均 2,145.48 (▼ 5.10)
東証マザーズ指数 1,166.26 (▼10.92)
東証一部
値上がり銘柄数 615銘柄
値下がり銘柄数 965銘柄
変わらず 124銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 89.52% ▼ 4.21%
売買高 15億6224万株(概算)
売買代金 2兆1674億0700万円(概算)
時価総額 515兆6978億円(概算)
為替(15時) 118.05円/米ドル
◆市況概況◆
日本市場が3連休中にも米国市場がもたついていたこともあって、売り先行の始まりとなりました。自動車株の一角など好業績が伝えられたにもかかわらず売り先行で始まるなど、業績を下方修正した一部の銘柄の不安が市場に広がって売り急ぐ動きとなったようです。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)も売り買いほぼトントンと伝えられたことなどもあって、むきになって下値を売り叩く動きも少なく、底堅い動きとなりました。
前場に売り一巡感が出たこともあって、昼の市場外取引が金額もそこそこ大きくやや買い越しと伝えられ後場は買い先行で始まりました。先物にも買い戻しを急ぐ動きもあって堅調な展開となると目先筋の買戻しや押し目買いが入り堅調となりました。先物にまとまった買いも入ったのですが、追随する動きにも乏しく堅調ながらも上値の重い展開となりました。好業績銘柄には素直に買いも入るのですが相変わらず早めに利食いを入れるむきも多く一気に戻すというわけにも行かないようです。
小型銘柄は終始軟調となるものが多かったようです。ただ、下値をむきになって売り叩くような動きもなく目先的な利食い売りや見切り売りが出ていたのではないかと思います。先物へのまとまった売り買いも散見されましたが追随する動きも乏しく、大きく方向付けるような動きにはなりませんでした。
好業績を発表する銘柄が多い割には先行きへの懸念が強く、なかなか上がれないようです。「マーケットメール−夕刊−」のテクニカル分析などでも述べているように日経平均が16,200円を割り込まずにこの水準から切り返してくれば10月の高値を抜けて、年内に4月高値を抜ける可能性もあるのではないかと思います。逆に16,200円を割り込んで来ると一気に15,500円から15,700円あたりの水準まで下落となる可能性も出て来るのではないかと思います。
(投資情報部長 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・堅調・軟調(けんちょう・なんちょう)
堅調とは、相場が好調つまり株価が高いことを指し、逆に、軟調とは、相場 が不調つまり株価が低いことを指す。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★ 今日のお勧め投資情報メール ★☆
−マーケットメール−引け後速報− 編−
マネックス証券発行 完全無料メール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
マーケットメール−引け後速報− (完全無料)
サンプル画面はこちら >> http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/pre/2981sample.htm
情報提供社:マネックス証券
前引け後と大引け後の1日2回、日本株式市場の前場と後場の相場概況を 携帯電話向けに配信します。速報でお届けしますので、後場でのお取引や マネックスナイターでのお取引に最適!
特にデイトレーダーの方など活発にお取引される方におすすめ!
お申込や詳細はログイン後、「投資情報」の「プレミアムメール」から 「お試し申込」で1ヶ月は無料での購読が可能です。(1回限り)
>> https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=ServiceInformation&url2=/member/M1502/srv/premium_mail.htm?serviceCd=2981
※お申込には口座開設が必要です。
>> http://www.monex.co.jp/AccountRegistration/00000000/guest/G300/acc/index.htm
◆個別銘柄◆
業績に素直に反応し小売り株が軟調
マツダ (7261) 809円 △15 円
寄り付きは地合いの悪さに反応して軟調な始まりとなりましたが、2007年3月期通期の経常利益予想が上方修正され、過去最高益である従来予想を上回ると発表したことを見直す買いが入り年初来高値を更新しました。
丸 井 (8252) 1,417円 ▼137 円 :100株単位
上方修正が相次ぐ中で、2006年9月中間期の下方修正を発表したことから、大幅安となり、この日の「悪役」となりました。
コニカミノルタ (4902) 1,738円 △174 円 :500株単位
2006年9月中間期の上方修正を発表したことから、地合いの悪さをものともせず朝方から買いが先行、年初来高値を更新して大幅高となりました。
ミクシィ (2121) 2,140,000円 ▼160,000 円 :1株単位
ソフトバンクと米メディア大手ニューズ・コーポレーションが、SNS事業で提携すると発表したことから、競争激化を嫌気して大幅安となりました。
トヨタ (7203) 7,030円 △70 円 :100株単位
朝方は地合いの悪さに売り先行となったものの、2007年3月期の連結業績が好調と報じられたことから、底値を確認すると切り返し、堅調となりました。
クレディア (8567) 1,201円 ▼81 円 :100株単位
信用取引の日々公表銘柄に指定し、6日から信用取引残高を公表すると発表されたことから、規制強化を嫌気して大幅安となりました。
◆ランキング◆
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.はじめてみよう!先物・オプション取引
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
第15回
今週からは具体的にオプションを使うにはどういう投資戦略、相場の方向性などを考えて使えば良いのかということを見て行きたいと思います。どういう状況で相場(日経平均)がどうなると思うときにどのオプションを売ればいいのか買えばいいのか、という使い方を見て行きたいと思います。
オプションにはコールオプションとプットオプションの違いがあり、またそれぞれ売り(持ち)と買い(持ち)があり、また行使価格の違いでもいろいろな組み合わせでいろいろな戦略をとることが出来ます。日経平均がある一定の水準から動かなければ儲かるもの、逆にある一定の水準以上に高くなっても安くなってもとにかく「動けば」もうかるもの、あるいは高くなれば高くなるほど儲かるもの、安くなれば安くなるほど儲かるもの、などさまざまと言えます。逆に言えば相場に対してある程度の見方があればその見方に沿った戦略が取れる、と言うことです。
また、行使価格や満期日の異なる複数のオプションポジションに加え、先物や現物の株なども絡めて、様々なリスクとリターンのバランスを調和させながら、より複雑な戦略をとることが可能となるのです。
日経平均の動きに対しての戦略とすれば以下のようなものが考えられます。 ・株価下落に対して現在のポジションをヘッジする。
・株価上昇に対してヘッジする。
・プレミアムを受け取ることによって株式ポジションのリターンを上げる。 ・現物株式だけでは組成不可能な特別の損益のプロフィールを組み立てる。 ・資金の効率化(株式を買うよりもレバレッジが効き、資金の効率化に繋 がる)
・投機(スペキュレーション)
来週から実際に、主な日経225オプション戦略を紹介し、その背景・効果及びリスクとリターンを検証し、数値例と損益プロフィールを取り上げます。 それぞれの戦略はその戦略の成功をもたらす最善の日経平均とボラティリティ−の動きを表す「ベストシナリオ」と共に表示します。例えばコールオプションを買う場合、オプション購入後の「ベストシナリオ」は日経平均とボラティリティ−の両方が上昇することです。
(投資情報部長 清水洋介)
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
口座をお持ちでない方
http://mail.monex.jp/?4_56886_339998_9
口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
http://mail.monex.jp/?4_56886_339998_10
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.バンガード・海外投資事情 第235回
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
「引退のために投資をすることは、決して難しくありません(その2)」
先週に引き続き、スタン・ヒンデン氏(79歳)の経験談をご紹介しましょう。
● 惰性に屈しないでください
「私は惰性で投資した結果、失敗しました」(ヒンデン氏)
彼は退職する前、市場が乱高下していた時期に、投資資金を株式ファンドからマネー・マーケット・ファンドへ移動しました。そして株式ファンドがその後急速に持ち直したにもかかわらず、5年半も資金をそのままにしていたのです。「私は退職資金となったであろう7万ドルをこれで失った計算になります」(ヒンデン氏)
● なぜ彼は長い期間資金をマネー・マーケット・ファンドに入れていたので しょうか?
「はっきりとした理由はありません。ただ、当時私は新聞社の仕事で多忙を極めており、自分自身の投資への十分な配慮を怠っていました」
今では彼は投資に対してかなり慎重になり、市場を出し抜こうなどとは思わなくなったと言います。「マーケットタイミングを狙うと、結局市場が最も下がったときに売り、上昇局面に転じた時にはすでに市場にはいない可能性が高いのです」
● 退職前に専門家のアドバイスを受けてみましょう
「ファイナンシャルプランナーが客観的に多くの事柄について的確な見通しをたててくれます。」優れたファイナンシャルプランナーは、必要な事柄はもちろん、保険や年金、遺産相続などあなたが想定していない事までも考慮し、投資計画を立てるのを手伝ってくれるでしょう。
● 交友関係が変化することを恐れてはいけません
退職した人が仕事自体を懐かしく感じることは少ないかもしれませんが、職場に未練が残る人は多いでしょう(ヒンデン氏)。
ヒンデン氏自身も「ワシントンポスト時代の仲間たちは皆素晴らしく、友情は本物でした」と、現役時代を振り返っています。「しかしいったん職場から離れると、新しい友人を作り、そこで交友を育んでいかなくてはなりません」
● 人生の早い時期から貯蓄を始めること、それは困難ですが、賢明でもあり ます
「若い人たちは引退にむけてできるだけ早く貯蓄し始めたほうがいいでしょう。」(ヒンデン氏)もちろんそれは誰にとっても簡単なことではありません。
「若い人たちが早い時期にわずかな金額からでも貯蓄を始め、定期的に積立てしていれば、それは最終的にはまとまった金額になるはずです。私の場合は50歳になるまでほとんど貯蓄をしていませんでした。もっと早くから貯め始めていればよかったと今は後悔しています」
※トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
販売手数料がかからない「ノーロードファンド」
トヨタアセットマネジメントがバンガードグループのインデックスファンド の組み入れによって運用を行う、ファンドオブファンズ形式の国内投資信託 です。1万円からのお買付ができ、月次定額積立、カードde自動つみたて も可能。ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.「やさしいマネー講座」−第24回−
〜子供への投資教育は?〜
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-マネックス・ユニバーシティのeラーニング<マネックス・キャンパス>レベル2も申込受付中!詳しくは↓まで
http://www.monexuniv.co.jp/e_learning.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=マネックス・ユニバーシティもメルマガを発行することになりました。
ご登録はこちらまで!↓
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2006/11/post_37.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
今年1月に小中学生向けにマネックス証券が行った「株のがっこう」が書籍になりました。「中学生への授業をもとにした世界一簡単な「株」の本」といいます。(http://www.monexuniv.co.jp/book/#finance)
この書籍には私自身も登場しているのですが、「株のがっこう」のときにお話したことがまとめられています。
今回書籍を手にして、あらためて子供に対する投資教育について考えてみました。「株のがっこう」は投資教育の対象が子供だったことで、当時様々なメディアで取り上げられ、その中に教育関係の方もいらっしゃって、私も取材を受けました。
学校教育者の間では子供に対する投資教育には賛成と反対が真二つになっているとのこと。そのとき二つのことが頭に浮かびました
・株=投機的=ギャンブルだと考えられている
・教育者(先生方)が実際に投資をしていらっしゃらない
以前にも書いたことがありますが、日本では昔から学校で金銭のこと(投資の前段階です)について教えるという習慣はありません。お金のことを語るのは卑しいこと、という儒教的文化が古くから根付いているせいかもしれませんね。
教職という立場におられる方々自身も、子供の頃から「お金のことを語るなんてよくない。ましてやお金を儲ける話なんて・・・」と教育されてきた方も多いことでしょう。
お金儲けといえば、その代表は株式投資。ニュースで見聞きする株式投資の話といえば、瞬時に大儲けした人や大損をした人の話ばかりです。そんなギャンブルのような世界に教え子たちを近づけたくない・・・・というのが反対派の方たちではないでしょうか。
当然のことながら、ご自身もそんなギャンブルに身をやつしてはいけない、との考えから株式投資は「してはいけないもの」のリストの上位に置かれているかもしれません。
でも今の日本はお金がなければ生きていけないのも事実です。お金の大切さや正しい使い方を知ることは、豊かに育ってきた小中学生にこそ大切なのではないかと私個人は考えています。
お金について学ぶこと=株式投資とは言いませんが、お金がどのように世の中で循環しているのか、どんな役目を担っているのか、という金銭教育から始めていけば、社会の仕組、会社というもの、そして株式とは何かというところに行き着いていくと思います。
投資というのは、決してギャンブルのような一か八かのものではなく、社会の仕組を知り、経済の動きを知って行うことによって、長い目で見て、社会だけではなく自分自身にもお金を還元させていくものです。その方法の一つが株式投資なのです。
私は教職についておられる方々にこそ、投資に取り組んでいただきたいと思います。ご自分が経済社会の流れやお金の循環のことを実感していくことで、より本来の「投資」について理解を深めていただけるものと思いますし、やがて社会に巣立っていく教え子に世の中の仕組をいち早く教えていくことが決して卑しいことではないと感じていただけると信じています。実際にそうして地道に取り組んでいらっしゃる先生方も多くいらっしゃいますし、そうした方々が賛成派の方なのだと思います。
民間ではすでに子供への経済教育を職業体験という遊びの場で行うという施設もできています。子供たちはきっと遊びではなく、真剣に働き、お金を稼ぐということを体験していることと思います。
(http://www.kidzania.jp/top.html)
教育の場でも、ぜひとも経済や投資のことを歪んだ目で見ないで捉えていってほしいと切に願っています。
まずは教育に携わっていらっしゃる方、保護者の方々から投資と向き合っていただきたいものです。
★廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
著書「金利をやさしく教えてくれる本」発売中。
http://mail.monex.jp/?4_37126_298095_9
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
外部環境の影響を受けやすく、先物市場での仕掛け的な動きが強まる
中間決算本格化、上期好調も見通しは依然慎重
10月半ば以来の16400円を割り込むなど、大幅下落で始まった先週の日経平均は、その後も米景気減速懸念の高まりなど示す経済指標の発表を背景に、利食い優勢の流れが続いた。週末が祝日となったため4日立会いだが、前半戦はTOPIX浮動株比率見直しに伴うリバランスの商いが中心となった。このインデックスイベント通過によるアク抜けも期待されていたが、それまでのNYダウが4営業日続落と高値圏で調整色を強めたほか、為替の円高基調の影響もあって、前週同様、国際優良株への利益確定の流れが続いている。
また、日経平均は25日線が抵抗線として意識されるなど、上値の重さも嫌気されている。中間期決算が本格化する中、企業の見通しが依然として慎重なほか、期待先行の部分が剥がれている面もあり、次第に様子見ムードを強める格好である。内需関連や中小型株を物色する流れもみられたが、先物市場での大口売買に翻弄される状況から、資金の逃げ足は早い。
中間決算発表が本格化しており、先週末までに3割程度の企業が決算発表を行った。上期実績は概ね好調であるが、通期計画については原材料高の影響などを警戒してか、依然として慎重な見方が窺われる。そのため上方修正余地は大きく、年度末に向けて上方修正の可能性は十分にあると考えられる。
主力処の一角には、外国人投資家の買いが入っているとの観測がある。10月4週までの外国人投資家は5週連続の買い越しとなった。一方、個人投資家は5週連続の売り越しとなり、海外勢が相対的に出遅れ感のある日本株への買いを進める中、需給懸念が警戒されている個人投資家の需給整理が進捗していることになろう。また、ロンドン証取がETF(株価指数連動型上場投信)の相互上場などを東証に打診したとの報道も資金流入への期待につながろう。
しかし、海外投資家は全体が膠着感を強める中では上を積極的に買う必要はなく、下値で拾っているため指数を押し上げる要因にはなっていないようである。反対に、米国市場が景気減速懸念の高まりを背景に膠着感を強めてきているため、次第に慎重ムードが強まってきている。また、市場が弱気に傾きつつあるため、ここにきて高水準の裁定残高による先行き需給懸念を意識する向きが増えてきている。実際、これまで順ザヤに推移していた先物と現物のスプレッドが縮小し、225、TOPIXともに週末には逆ザヤとなってきている。そのため、先物市場で下への仕掛け的な動きが強まり、今後裁定解消売りを誘発させる動きが出てくる可能性には警戒したいところである。
また、今週は様々な経済指標やイベントが控えており、外部環境の影響を受けやすい。米国では7日に中間選挙が行われる。民主党大勝となるようだと一段のドル安につながるとの見方もあり、為替および国際優良株などへの影響も出てくる。また、6日にシカゴ連銀総裁講演、クリーブランド連銀総裁講演、サンフランシスコ連銀総裁講演、8日にシカゴ連銀総裁講演が予定されている。
国内では7日に日銀総裁講演、9日にオフィス空室率、特定サービス産業動態統計、工作機械受注、景気ウォッチャー、10日には機械受注の発表が予定されている。また、8日にKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの10月の携帯電話純増数と累計契約数が発表されるほか、同日にはソフトバンクの決算が予定されている。これらイベントの影響を受け、先物主導による仕掛け的な売り、若しくはショートカバーの動きなどに現物市場が振らされることになりそうだ。
なお、テクニカル面では先週、結果的にはボリンジャーバンドのマイナス1σと一目均衡表の基準線をサポートした格好。また、週足ベースの一目均衡表では先行スパン(雲)上限を割り込むかにみえたが、大引けにかけての戻りによってこちらも雲上限レベルをサポートした状況である。下へのバイアスが強まっているのは確かであり、弱気ムードも高まっているが、売りに転じるにはまだ見極めが必要であろう。
積極的に買う向きはなく、ロングには傾きづらい。このレベルでは下を意識して仕掛けると、ショートカバーで踏まされる状況は十分に考えられる。遅行線は日足、週足ベースともに過去の実線に接近している。下方転換シグナル発生、もしくは拒否させる動きは、今週にも表面化しそうである。
(11月04日(土)フィスコ週報より抜粋)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュービートルカブリオレが当たる!
★ マネックス 株スタートキャンペーン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
クイズに答えると、フォルクスワーゲン「ニュービートル」カブリオレやマネックス製作協力の株式売買シミュレーションゲーム「株式売買トレーナーカブトレ!」が当たるチャンス!
キャンペーン期間は2007年1月31日(水)まで。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/vwbeetle.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
11月6日 <世界史>
高校に於ける履修漏れが問題となりましたが、それが主に世界史で起きているというのは興味深いというか由々しき問題だと思います。そもそも履修問題が起きた背景としては、学校経営の難しさ→進学率を高めることで少しでも有利に→受験科目に集中、という、教育上の問題というよりももっと打算的な問題があるように思われます。本来教養の習得が目的であり、受験は結果であるべきの所、本末転倒しているのではないでしょうか。加えてそのターゲットとなり削られていたのが世界史であったとは、さもありなんです。
そもそも世界史は、通常古代から授業を始めますから、我々にとって最も大切な、「何故世界大戦は起きたか、アジアの中での日本の立ち位置、現代世界情勢」などを一切勉強しないで、或いは最後に駆け足で触れて終わってしまうことが多いと思われます。現代史から始めて段々古い時代に遡って教えればいいと思うのですが、そういう工夫もなく、それで良しとしてきたことは大きな怠慢だと思います。
国際化が進む中で、現代世界史を知らないで、どうして世界市民になれるでしょうか?日本人が国際会議にほとんど出席しないこととも通じる問題ではないでしょうか。履修問題は、日本が国としてもっと真剣に考えなければいけない問題を示唆していると思います。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
イメージワン「企業研究会」
イメージワン 代表取締役 梨子本 紘氏
VS マネックス証券 代表取締役CEO 松本大
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
「Visual Solution: 目で見て理解のお手伝い」をモットーに画像情報を提供するイメージワン 代表取締役 梨子本 紘氏によるプレゼンテーションと、マネックス証券代表取締役CEOの松本大を交えたディスカッション形式で、イメージワンの今後のビジネス展開などをご紹介いたします。
11月30日(木) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
丸の内ビルディング 8F コンファレンススクエア Room4
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/22
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
マネックス証券へ mailto:feedback@monex.co.jp
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ https://stgi.monex.co.jp/php/mon_reg_form.php
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
▽口座に登録しているメールアドレスを変更しても、マネックスメールの配 信先アドレスは変更されません。上記のページより変更のお手続をお願いし ます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解除させていただくことがございます。予めご了承下さい。マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されていることをご確認下さい。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞれの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一切責任を負いません。
マネックス証券株式会社 http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。