マネックスメール 2006年11月7日(火)

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マネックスメール 2006年11月7日(火)

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 マネックスメール<第1785号 2006年11月7日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.マネックスの投資情報の使い方
 3.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
 4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 5.先週の投信売れ筋ランキング
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 8.今週のプレゼントコーナー

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
米国株高の割りに買い気も続かず上値の重い展開

日経平均            16,393.41 (△28.65)
日経225先物         16,430 (△50 )
TOPIX            1,616.68 (▼ 0.03)
単純平均             449.58 (▼ 0.72)
東証二部指数           4,161.16 (▼ 6.86)
日経ジャスダック平均       2,142.20 (▼ 3.28)
東証マザーズ指数         1,165.25 (▼ 1.01)
東証一部
値上がり銘柄数          598銘柄
値下がり銘柄数          964銘柄
変わらず             140銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           86.62%  ▼ 2.9%
売買高            14億9687万株(概算)
売買代金        2兆0506億6300万円(概算)
時価総額          516兆1156億円(概算)
為替(15時)          117.75円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株が大幅高となったことや外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が大幅買い越しとなったことで買い先行の始まりとなりました。大きく値を上げて寄り付いたのですが、先物がシカゴ市場(CME)の終値に届かずに寄り付くなど、米国市場の上昇に比べると慎重な始まりとなりました。寄り付きの買いが一巡した後は戻り売りや目先筋の利食い売りがかさみ上値の重い展開となり、押し目買いは入るものの日経平均は16,500円が近づくと売られるといった状況でした。

 後場に入ってももたついた上値の重い展開は変わりませんでした。好調な決算を発表した銘柄なども堅調ながらも目先的な利食い売りや出尽くし感からの見切り売りで思うようには上がらない、という感じでした。買戻しも期待されたのですが、逆に目先筋の見切り売りもあって冴えない展開となりました。結局最後は若干買い戻しも入ったのですが、一向に盛り上がりの見られない相場となっています。

 小型銘柄は軟調となりました。物色対象が主力銘柄に偏ったことで値動きの悪さを嫌気する動きが出たのではないかと思います。決算発表に一喜一憂する動きの中で値動きの良し悪しだけを判断に売買する向きもまだまだ多いようです。先物へのまとまった売り買いはあまりみられず、先物が相場を動かすような場面は少なかったのではないでしょうか。先物が主導すると言う展開ではなく先物は目先的な小掬い商いが中心となっていたようです。

 米国株高の割りに日本市場での反応は鈍いものとなっていました。外国人の売買動向にも反応が鈍くなっており、決算発表や目先的な動きに反応するばかり、という感じです。それでも日経平均が16,200円の水準を割り込まない可能性も高くなっており、先行きへの相場には期待しても良いのではないかと思います。

 (投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・小掬い商い(こすくいあきない)
 相場の小幅な動きで、少しの利益を稼ぐ売買のことをいう。また、○○1円 で買って、○○2円で売るような売買になることから、「1カイ2ヤリ」(い ちかいにやり)の売買ともいう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


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◆個別銘柄◆ 

 決算発表に一喜一憂する動き

マツモトキヨシ (9875) 2,625円 ▼170 円 :100株単位
 2006年9月中間期の連結最終損益が5億円の赤字と発表、予想を大きく下回ったことから、嫌気した売りに押され大幅安となりました。

宇部興 (4208) 358円 △12 円 
 2006年9月中間期の上方修正を発表し、好業績銘柄を物色する動きの中で、大幅高となりました。

日製鋼 (5631) 837円 △11 円 
 2006年9月中間期の上方修正を発表し、従来予想を上回る内容だったため、素直に好感され堅調となりました。

日立金 (5486) 1,292円 △82 円 
 前日に子会社のNEOMAX(6975)に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、吸収合併する方針と発表したことから、大幅高となりました。
タムロン (7740) 2,340円 △65 円 :100株単位
 東証1部上場が承認されたと発表され、東証株価指数(TOPIX)への採用、インデックス買いの期待から大幅高となりました。

クリナップ (7955) 870円 ▼27 円 :100株単位
 07年3月期通期の連結業績予想の下方修正が発表され、好業績銘柄への乗換えなどもかさみ、大幅安となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.マネックスの投資情報の使い方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 <はじめに>

 今週から「はじめてみよう!為替保証金取引(FX)」に代わり、「マネックスの投資情報の使い方」を始めてまいります。

 このコラムを始めるきっかけとなったのは、お客様からいただいたたくさんのご意見です。そして、このコラムをお読みいただいたお客様に、マネックス証券の情報サイトを今まで以上に有効に使っていただくということが、1番の目標です。
 お客様から投資情報の分析・活用についての質問をたくさんいただきます。インターネットの登場で、株価や銘柄情報などを、今ではお手元のパソコンや携帯電話でリアルタイムに知ることができるようになりました。ネット証券での取引にもだいぶ慣れてきたものの、情報分析の重要性が高まっているご時世、“次のステップ”ではないですが、溢れる情報の取捨選択に悩まれている方が多くいらっしゃるようです。

 マネックス証券のサイトには、驚くほどたくさんの情報が詰まっています。このコラムでは、読者の皆様がマネックス証券の情報サイトを使いこなして、より効率的に投資判断をしていただけるよう、いろいろな使い方をご提案してまいります。
 このコラムをお読みいただき、是非“マネックスマスター”になっていただければ幸いです。

 第1回 「投資情報」をご存知ですか?

 現在、読者の皆様が投資判断をする際、どのような情報ツールをお使いですか? 新聞、書籍、ネット…。いろいろな手段を駆使していらっしゃることと存じます。
 マネックス証券のサイトからも、日頃の投資判断に欠かせない質の高い投資情報を手にいれることができます。当社で提供している投資情報は、トップページの真ん中にある「商品・サービス」内にある「投資情報」をクリックすると、ご確認いただくことができます。
 以下のリンクが、「投資情報」をクリックした後に出てくる画面です。>> http://www.monex.co.jp/ServiceInformation/00000000/guest/G100/srv/srv14.htm

 上記のリンクをクリックすると「投資情報」の紹介ページをご覧になることができます。
 その中に「申込不要のサービス(無料)」と「要申込のサービス」とがあります。

 ○「申込不要のサービス(無料)」
  … 口座を開いてログイン後、メニュー画面からすぐにご覧になれる情報 ○「要申込のサービス」
  … 口座を開いてからお申し込みいただくとご覧になれる、「プレミアム   ウェブ」「プレミアムメール」による情報
    ※「マーケットメール」のように、一部に無料のものもございます
 いずれも口座開設が必要になります。
 口座開設をご希望の方は、以下のリンクから手続きをお願いいたします。 https://www.monex.co.jp/AccountRegistration/00000000/guest/G300/acc/index.htm

 次回からは、「申込不要のサービス(無料)」にある投資情報の使い方を、より具体的に解説していきます。

(投資情報部)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 株式相場見通し

 中間決算発表シーズンとなりました。まだ全社の業績は出揃ってはいませんが、上半期実績は予想通り好調、各社の下期見通しは慎重という概況となっているといえます。日本経済新聞社の集計によると、11月5日までに中間決算を発表した上場企業の連結経常利益は前年比16.1%の増益、売上高も10.6%増収と2ケタの増収増益となっています。一方、通期予想は、経常利益で4.2%増益見通しとなっており、各社は下期業績を慎重に見ているといえます。

 上期決算においては、特に製造業においては資源、商品市況の高騰を背景としたコスト上昇があったものの、輸出等の売上拡大効果、及び円安効果が大きく、増益を達成した形となっています。下期を慎重に見る背景としては、上期までプラスに働いた輸出増加、円安メリットを、現時点では大きく見積もれないという面もあると思われます。

 輸出環境を見るうえで重要な米国経済の状況を見ると、7−9月期実質GDPは前期比年率+1.6%と14四半期振りの低成長となり、10月の製造業ISM景況指数は51.2と2003年6月以来の低水準となる等、成長鈍化が鮮明となっています。9月までの日本の輸出は好調を持続していましたが、今後はある程度の減速を視野に入れる必要がありそうです。又、円安メリットについては、下期以降も継続して発生することもありえますが、現状の業績予想としては大きく織り込まないのが普通といえます。

 これら輸出環境に加え、一部セクターの在庫増加、低調な個人消費等を考慮すると、日本においても一旦は景気の減速感がさらに台頭する状況を想定する必要があるかもしれません。ただし、日本企業の収益力は向上しており、今後一時的な景気減速があったとしても、その後は来期以降の収益拡大が視野に入る展開が想定できると考えております。

 これまで企業のコスト上昇要因となっていた資源価格が落ち着けば、デフレ圧力緩和の中で販売価格条件が好転している業種もあり、販売マージンが大きく拡大する可能性もあります。又、これまでなかなか回復が鮮明となっていない個人消費についても、増加しつつある雇用者所得の寄与によるプラス効果も期待され、先行きが注目されます。企業収益は今期で5期連続の増益となる見込みですが、まだまだ今後の注目点は多いといえます。


◆ ザ・ファンド@マネックス
DKAの新井剛ファンドマネージャーが運用を担当します。国内株式を主要投資対象とするノーロードのマネックス証券専用ファンド。1万円からの月次積立もできます。運用状況はマネックス証券のホームページでご覧頂けます。詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
             第74回−中国投資もインデックス
(難易度 ★☆☆☆☆)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 「中国の外貨準備高、5年で5倍の1兆ドル」「対中直接投資の動向」など新聞やTVで中国関連報道を目にしない日はないといってもよいでしょう。おりしも、11月6日よりハンセン指数を対象とするeワラント7種(コール型4種、プット型3種)が追加されました。そこで、今回は中国株へのインデックス投資について考えてみましょう。

■国内株式と同じ発想での投資は疑問

 中国株に投資するには、香港市場に上場している中国企業(H株)や中国系企業(レッドチップ)に投資する、あるいはこれらを対象とした投資信託等を利用することが多いと思われます。しかしながら、そこは外国株、それもエマージング市場と位置づけされる市場なので、国内株式の延長で投資を考えるだけでは必ずしも良い結果を収めることはできないと思われます。そこで、投資対象の選択、投資コスト、流動性という3つのポイントから整理してみましょう。

■中国株投資のポイント:投資対象、投資コストと流動性

 特に中国株だけに限定されるわけではありませんが、一般にエマージング市場に対する投資には以下の3点に注意が必要です。

◎投資対象:国内の株式でも難しい銘柄選びですが、外国株の場合はさらに入 手できる情報が限定されてしまう可能性があります。それも英語圏以外とな れば現地の情報を自在に使いこなすことができる方は必ずしも多くはないで しょう。このため、個別株投資であればブルーチップ銘柄に事実上投資対象 が限定されることが多くなると思われます。なお、投資が可能であれば銘柄 選択の苦労が無く、経験的に個別株でアクティブに運用するよりもパフォー マンスが良いことが多いと考えられている株価指数(インデックス)そのも のへの投資が効率的です。

◎投資コスト:外国への投資に際しては、様々な名目でコストがかかってしま うことが多くなります。個別株式に投資する場合は、国内証券会社への売買 手数料、現地証券会社への売買手数料、現地での税金などの諸経費の合計が 国内株式よりも割高になることが多い上に、為替手数料も大きなコスト要因 となります。香港株の取引を行う場合、取引コストが比較的安い場合でも1 香港ドル当たり片道15銭程度の為替手数料がかかります。この結果、1香港ド ルが15円16銭(11月7日11:00現在)程度なので、片道1%(往復2%)ものコス トになるにも関わらず、意外と気が付かない方が多いので注意しましょう。 加えて、投資を続けるコスト(維持管理コスト)が必要な場合があります。 ネット取引の場合は口座管理料がかからない場合が多いのですが、中国株投 信を利用する場合には、年率1.9%程度の保有コストがかかることが多いよう です。これらのコストを全て勘案すると、一般に外国株投資、特にエマージ ング市場への投資はコストが高いことが多いといえるでしょう。

◎流動性:2005年の反日デモに見られるように、投資環境は極めて短い間に変 化する可能性があります。特に、投資信託のように売買タイミングが1日遅れ となってしまう商品では、振幅の激しい局面で思わぬタイミングでの売買に なってしまうことがあります。このため、投資商品や取扱証券会社を選択す る際には、投資コストだけでなく、提供されている流動性にも注意しましょ う。

■中国株への低コスト投資の新アイデア:ハンセン指数コール3回を使う

 ハンセン指数を投資対象にしているeワラントには、ハンセン指数が上昇することを予想するコール型と、ハンセン指数が下落することを予想するプット型があります。一般にコール型、プット型ともに短期のアクティブトレードに利用したり、プット型は投資信託などのヘッジに用いられたりしています。この中で、コール型3回は、権利行使価格が現在の指数の値に比べて著しく低い設計となっているため、現状では時間経過の影響がほとんどなく、数ヶ月程度保有する目的に適しています。そこで、数ヶ月程度の中国株投資にこれを用いてみようというわけです。このeワラントは、現在約2倍の実効ギアリングがあるので、例えば、50万円投資したい場合には25万円程度をこのeワラントに投資して残金はMMF等で残しておく、といった使い方をするとよいと思われます。
 ☆ハンセン指数コール型3回の詳細☆
http://www.ewarrant.co.jp/market/search/db_view.gscgi?wrt_cod=GI63I7X
 ◎ハンセン指数eワラントコール型3回を利用するメリット

 ・株価指数を対象としているので銘柄選びの必要がない
 ・円建ての取引で完結し為替手数料がかからない
 ・取引時間が9:00-21:00と長い(売買停止時を除く)
 ・1万円程度から投資可能
 ・投資資金の約2倍(11月7日時点)の値動きで資金効率が良い
 ・短期売買もできるほど売買コストが安い
  (売買スプレッドで約0.6%、売買手数料別)


 ◎ハンセン指数eワラントコール型3回を利用する場合の注意点

 ・現在19,000ポイント程度のハンセン指数が2007年7月18日の満期日に権利行  使価格10,000ポイントを下回ると(同指数で約47%の下落)、償還金額がゼ  ロになり、eワラントに投資した金額の全てを失うことになる
 ・満期日以降も投資を継続したい場合には、同種のeワラントに乗り換える必  要がある

■eワラント利用上の注意点

 eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて時間経過など様々な要因が影響を与えます。また、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があるので注意が必要です。なお、多くの場合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず暦日上(カレンダーベース)の1日単位で減少していきます。(土日祝も含みます。また、極端なイン・ザ・マネー状態にあるものや一部の為替eワラント等の例外があります。)

本日のポイント: ハンセン指数コール3回で上手に中国株投資

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)----------------------------------------------------------------------
<土居 雅紹の eワラント オンデマンド・セミナー(無料)>eワラントをいつでも解説!
http://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/index8.html

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上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。また、投資元本の
すべてを失うことがあり、手数料・税金等を考慮する必要があります。最終的
な投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・
サックス証券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、
上記内容は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投
資家が自己の責任で判断する必要があります。


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5.先週の投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.日経225ノーロードオープン
 2.マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス
 3.朝日Nvestグローバル
 4.トヨタ・バンガード海外株式
 5.HSBC インド オープン

 ※マネックス証券の先週2006年10月30日(月)〜11月2日(木)における
  約定日ベースの販売ランキングです。
  当ランキングには、公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF、
  及びマネーポートフォリオは含めておりません。

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6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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※お申込みの際は、事前に目論見書の内容をご確認ください。


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7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 11月7日   <ロンドン>

 海外機関投資家向けの会社説明でロンドンに来ています。この所謂「海外I
R」は、毎年本決算と中間決算のあとに、判で押したように出掛けて行うこと
にしています。私にとっての海外IRは、会社説明と云うよりも、様々な視点
からのチェックや意見を頂ける経営諮問ミーティング的な側面が強く、重宝し
ています。今回はロンドンのあとにNYに行きますが、平均で一日7つのミー
ティングという強行軍になります。

 一日目が既に終わったのですが、以前に会ったことのある投資家も多く、お
互いに知らない仲ではありません。既に5年間ぐらい付き合いのある投資家も
います。しかし今更ながら感じたのですが、情報の伝達・共有というのは、中
々難しいものだと云うことです。親しき仲にも礼儀あり、とでも云いましょう
か、理解して貰っているつもりの投資家に対しても、今尚説明しなければいけ
ないことが多くあるのです。特に今回のように、我が国に於いてはマーケット
環境が変わり、内閣が替わり、証券業界の置かれている位置も変化している時
には、先ずはそう云った基礎環境部分からの情報・解釈の共有化を図らないと、
それより先の話が「ぬかに釘」のようになってしまいます。

 環境の変化の中で、当社には当社なりの解釈と戦略があって「極自然に、
普通に」行っていることを、またしっかりと丁寧に説明しなければいけません。
そしてそれが出来ないと、経営に対するフィードバックも得られない、もしく
は的外れになってしまいます。尽きることのないコミュニケーションの重要性
を、またしても感じています。ロンドンはかなり寒くてビックリしたのですが、
体調に気を付けて頑張りたいと思います。


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8.今週のプレゼントコーナー
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※電子メール(Eメール)は、機密保持が保証されない公衆回線を使用し送信
 されるため、第三者により傍受、改ざん等が行われる可能性があります。あ
 らかじめご了承ください。
※プレゼントにご応募いただいたお客様より取得した情報に基づき、当社のサ
 ービス等についてのご案内を行う場合があります。当社の個人情報の利用目
 的等については、以下のページをご参照ください。
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→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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ルが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録
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