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マネックスメール<第1792号 2006年11月16日(木)夕方発行>
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お申込みの際は、目論見書を事前にご確認ください。
≪本日の目次≫
1.相場概況
2.きょうの「マネいち」
3.今週のレーティング情報
4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
6.投資信託基準価額
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
「いつも通り(?)」米国株高を受けて堅調な始まりも後場に入って売られ、軟調
日経平均 16,163.87 (▼79.60)
日経225先物 16,180 (▼90 )
TOPIX 1,582.04 (▼ 9.96)
単純平均 437.38 (▼ 1.96)
東証二部指数 4,077.85 (▼ 9.42)
日経ジャスダック平均 2,097.48 (▼ 8.94)
東証マザーズ指数 1,116.46 (▼17.01)
東証一部
値上がり銘柄数 516銘柄
値下がり銘柄数 1,057銘柄
変わらず 134銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 85.49% △3.09%
売買高 15億3249万株(概算)
売買代金 2兆0429億6200万円(概算)
時価総額 506兆2980億円(概算)
為替(15時) 118.00円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調となったことやシカゴ市場の日経平均が高かったことから、外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)は売り越しと伝えられたのですが買い先行で始まり、「今日こそは!・・・」という期待もあって堅調な動きとなりました。それでも日経平均の16,400円を意識する水準ではご多分に漏れず上値が重くなり、上値の重さが確認されると戻り売り見切り売りがかさみ、じりじりと上げ幅を縮小する展開となりました。
後場に入ると「いつも通り」の展開となり、日経平均は軟調となりました。昼の市場外取引は金額はそこそこ大きくやや買い越しと伝えられたのですが、目先筋の見切り売りもかさみ、先物に仕掛け的な売りが出ると一気に前日比マイナス圏まで下落、その後の戻りも鈍いものとなり、いつも通りの軟調さに嫌気した売りで日経平均の16,200円を割り込むと下げ幅をますます広げる展開となりました。
小型銘柄も軟調となりましたが、堅調な時は主力銘柄ほど買われずにもたつき、主力銘柄が下げてもそれほど下げない、といった展開で、相場の中心とはなっておらず、方向感がない展開という感じです。先物にもまとまった売り買いは散発的に出たのですが、後場に仕掛け的な売りもあったものの、大きく方向感を出すような動きは見られませんでした。
毎日後場になると見切り売りに押されるような感じです。それだけ、目先的な特に「日計り商い」が多く、ちょっともたつくと慌てて売りが出る、という感じです。好業績を発表しながらも先行きの見通しは慎重、という銘柄が多いことは多いのですが、それにしてもじっくりと買う動きもなく、株を手放すタイミングだけを計っているような相場展開となっています。
(投資情報部長 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・日計り商い(ひばかりあきない)
別名デイトレード。1日のうちに同一銘柄を売り買いすることをいいます。信 用取引の差金決済と似ていますが、現物での差金決済は禁止されていますの で、受渡日まで買付代金の出金はできません。
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◆個別銘柄◆
ディフェンシブ銘柄の一角や石油関連銘柄だけがしっかり
日産ディ (7210) 386円 △10 円
2007年3月期通期の業績見通しの下方修正を発表しました。主力の国内普通トラック需要はディーゼル排出ガス規制対応の代替需要が一段落し、今後の売り上げ減少が予想されることから売られましたが、売り一巡後は切り返し、堅調となりました。
博報堂DY (2433) 7,010円 △330 円 :10株単位
収益の上ブレ期待から、外資系証券が投資判断を引き上げ、目先筋の買いを集めて大幅高となりました。
高島屋 (8233) 1,583円 ▼12 円
主要企業の冬のボーナスが過去最高の支給額になりそうだと報じられたことから、企業業績の回復と比べて遅れている個人消費が盛り上がるとの期待が膨らみ、堅調となりましたが上値の重さが確認されると後場からは売られ、軟調となりました。
TBS (9401) 2,665円 △150 円 :100株単位
2006年9月中間期決算の連結経常利益が前年同期の2倍になると発表されたことから、大幅高となりましたが地合いの悪さを嫌気して上値の重い展開となりました。
カネミツ (7208) 1,000円 ▼200 円
2007年3月期の連結業績予想が下方修正されたことから、売られ、買い物がほとんど入らず、ストップ安となりました。
NRI (4307) 16,120円 ▼380 円 :100株単位
新株予約権付社債を500億円発行すると発表し、1株当たり利益などの将来の希薄化に対する警戒感が広がり、大幅安となりました。
◆ランキング◆
詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
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本日の各世銀債の参考利率
米ドル3年:4.18% (+0.06%)
豪ドル2年:5.28% (+0.02%)
豪ドル3年:5.42% (+0.02%)
◆きょうのなるほど 【オーストラリア】
オーストラリアの経済規模は、GDPで見てみると6,457億米ドル(2004年)で、同年の日本のGDPと比較すると7分の1弱ですが、2005年度世界経済フォーラムによると、オーストラリア経済は日本、ドイツ、英国を抜き、最も競争力がある国10位にランクされています。財政面はとても健全で、財政収支黒字を維持しており、カントリーレーティング(国の格付け)はAAAを付与されています。 豊かな自然を誇る一方で国内の市場が比較的大きくないことからことさら海外市場から受ける影響を重要視していますが、その中でも日本はオーストラリアにとってもっとも大きな貿易相手国として、良好な関係を保っています。
オーストラリアについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_au.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.今週のレーティング情報
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マネックス証券に口座を開設しますと、世界的にも有数の金融機関であるJ.P.Morgan(J.P.モルガン)から発信される、個別銘柄・業界等のアナリストレポートを閲覧することができます。
このコラムでは、J.P.モルガンからこの1週間で提供されたレポートから、いくつかの銘柄をピックアップしていきます。
レポートの詳細は、ログインした後、「投資情報」→「リサーチペーパー」の順でクリックしていただくと、ご覧になることができます。
ログインはこちらから>>
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji
◆オリックス(8591) 29,900 ▼900
投資判断:「オーバーウェイト(買い)」
目標株価:(2007年3月まで)37,500円 → 37,800円
第2四半期の利益は賃貸不動産の売却益が第1四半期比で大きく減少した割には健闘したとの見方です。通期の利益見通しは、あおぞら銀行(8304)株の売却益計上などで上方修正されていますが、それ以外に保有する株式の売却益が膨らんで、利益は上ブレする可能性があるとしています。
◆三井不動産(8801) 2,685 ▼5
投資判断:「ニュートラル(中立)」→「アンダーウェイト(売り)」 目標株価:(2007年12月まで)2,650円
2006年9月中間期の決算発表を受けたコメントです。連結営業利益に占める割合の高い賃貸部門・分譲部門はいずれも増益だったものの、一過性の要因に依存しすぎており、設備投資戦略なども明確さに欠け、中長期的に見ると成長性が鈍化すると厳しい指摘をしています。
◆トヨタ自動車(7203) 7,230 ▼60
投資判断:「オーバーウェイト(買い)」
目標株価:(2007年10月まで)8,400円
2006年9月中間期は北米を中心に販売が好調だったこと、為替が円安基調で推移したことなどから、連結営業利益は前年同期比で大幅増益となりました。アナリストは、固定費効率改善の効果が大きいことを指摘しています。
公的機関保有株の処理に目処をつけたことを好材料視しているほか、いすゞ自動車(7202)との資本・業務提携を長期的な視点から好評価しています。
◆アイフル(8515) 3,650 ▼100
投資判断:「アンダーウェイト(売り)」
目標株価:(2007年9月まで)3,750円 → 3,450円
2006年9月中間期の決算発表を受けて、アナリストは延滞債権が大幅に増加したことを指摘しています。回収方法の見直しによって回収の進捗が悪化したことを要因として見ているようです。
新規顧客(単体ベース)減少や貸倒関連費用など営業費用がかさむことなどを理由に、会社も通期の連結最終損益を赤字になる見通しと発表しましたが、改善の兆しが見られない業界環境に対する見方は、会社、アナリストともほぼ一致しているようです。
◆日清食品(2897) 3,630 △190
投資判断:「ニュートラル(中立)」
目標株価:(2007年6月まで)4,300円 → 4,000円
通期の連結営業利益(会社)予想は米国即席麺事業の苦戦を理由に下方修正されましたが、高付加価値商品を強化する米国事業の戦略転換を好意的にとらえています。ただ、同業他社との競争への懸念もあって、利益成長には(?)マークをつけています。
このレポート公表後に、明星食品(2900)株式のTOB(株式公開買付)を行うことが発表されましたが、業績へのインパクトをアナリストがどのように分析しているかが注目されます。
◆伊勢丹(8238) 1,976 ▼2
投資判断:「オーバーウェイト(買い)」
目標株価:(2007年12月まで)2,400円
2006年9月中間期の連結営業利益は減益予想から一転して増益となりました。改装中の東京・新宿本店とリニューアルオープンした埼玉・浦和店が寄与しているようです。
埼玉・浦和店の下期計画をアナリストは保守的と見ているようですが、本店の好調によって上昇トレンドが持続されることに期待しているようです。
※株価は本日終値です。
(投資情報部)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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飲んだらあっちっち。サンプラザ中野だー!
昨夜は飲んだ。ビール1杯と焼酎のお湯割り2杯。そしてボジョレーヌーボー1杯だ。そうなのだ。ボジョレーヌーボーの解禁日だったのである。なので0時を回ったところで粋な店主がボジョレーヌーボーを振る舞ってくれたのである。そこまでですでに良い気分になっていた俺の体内に、赤い悪魔が注ぎ込まれちゃったのである。実は俺はワインが苦手だ。飲むとかなり酩酊してしまう。前後不覚になったりもする。昨夜は1杯だけだったので比較的まともに帰宅できた。しかし事件はその後起こった。
寝苦しくて目が覚めた。そこはソファーの上だった。ソファーの上で鞄を枕に、眠りこけてしまっていたのだ。「しまった」「ちゃんと寝よう」と思い身体を起こした。すると右足のふくらはぎに熱い痛みが。俺はジーパンの裾をめくって見てみた。「ああ、またやっちゃった!」。そうやっちゃったのである。オイルヒーターに足を乗せたまま寝入っていたのだ。そして、いわゆる「低温火傷」を負ってしまったのだ。実に生涯3度目のミスである。しかもこの6年の間で3度だ。どれも酔っての上でのミスなのだ。前2回の熱源はパネルヒーターだった。それは背が低い。ちょうど足が乗ってしまう。だから今年はソファーの所には背の高いオイルヒーターをわざわざ配置した。なのになのに。悔やんでも悔やみきれないろくでなし、なのである。火傷は水ぶくれの様相を呈していた。このままだと皮膚が剥がれそうである。俺はすかざずクラシカルホメオパシーのレメディを取り出した。ロンドンで購入したHELIOS社のベーシックセットである。その中からカンタリスの30cを2粒飲んだ。そしてさっさと寝てしまった。冷やしもせずにだ。眠たかったから。
で、さっき起きた。痛みはほぼない。ヒリヒリ感はちょっとだけ。患部は直径2センチほどの赤身。その中に縦1センチ横0.5センチの水ぶくれ。前回前々回に比べたら、かすり傷のような軽さである。熱源の差によるものなのかクラシカルホメオパシーの成果なのか?後者だと信じたい。
さて今年のボジョレーヌーボーは重い。新鮮なのに重みがある。お試しください。俺はもういいや。
しかしアメリカ株は強いなぁ。日本株のクリスマスラリーに期待だね。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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4年続伸(2006年11月16日号)
今週の東京株式市場は、16000円の大台を割り込む場面もありました。火曜日に発表された7-9月期の実質GDPに関して、発表前にはひょっとするとマイナス成長になるのではないかとの見方もあり、これが売り圧力を強めていました。
しかし、結果は+2.0%だったことで、事前に売り込んだ向きからの買戻しが入り、大きく反発しました。それでも、戻り売りも相変わらずで、今日も終盤にかけて下値を切り下げてしまいました。
GDPの内容を見ると消費が低迷しているなど、+2.0という表面の数字だけでは景気に対する不透明感が完全に払拭されたとはいいがたいためです。さらに、金融政策も気になります。すなわち、景気の行方と利上げのタイミングという、米国市場でなされている議論が東京市場でも株価の戻りを鈍くしています。
とはいえ、長期的にはなお上昇トレンドを維持しているのも確かです。すなわち、年初来安値14045円(6月14日)を底値に始まった上昇トレンドはなお継続中です。というのも、先月からの下げも、月曜日の安値15913円が底値になったからです。これはテクニカル的に見れば、15800円水準という長期上昇トレンドの下値支持線が機能していたということです。
まず、100日移動平均線が15863円にあります。次に年初来安値14015円と7月の安値14437円(7月18日)を結んだラインが、現在15800円近くにあります。また、年初来安値〜10月高値16901円(10月24日)までの上昇に対する38.2%押しは、15810円です。
なお、年初来高値17563円(4月7日)と年初来安値の真ん中は、15800円です。特に、この今年の高値・安値の中値は、いわば今年の相場の損益分岐点ともいえます。ここより株価が上ならば、平均的には株式の買いは利益を残し、買い方有利な状況でしょう。
それから、もう1つの大きなポイントは、16111円という株価です。これは昨年の終値(2005年12月30日終値)です。実は、日経平均株価の年足は、2003年〜2005年まで、3年続伸となっています。
1990年のバブル崩壊後では、年足の続伸は、これまでは1993年〜1995年の3年が最長でした。ただ、この時は3年間で2943円(17%)の上昇だったのに対して、今回の03年〜05年の値幅は7532円(88%)の上昇です。同じ3年続伸でも、今回の基調の強さは前回を圧倒しています。
そして、仮に4年続伸となれば、これはバブル崩壊後初めてのこと。ですので、もし4年続伸となれば、それこそ失われた10年からの脱却を、株価が表明したということでしょう。
なお、4年続伸になるのかどうかは、やはり景気の先行きにかかっています。なぜなら、前回の93年〜95年の続伸は、1993年10月を谷とし、1997年5月を山とする景気の拡張期にあったからです。しかも、どうやら株価は半年程度、景気の動きに先行しているようです。となると、今回2002年1月を谷とする景気の拡張が来年の後半まで続くのかといった読みが、4年続伸になるかどうかに影響を与えそうですね。
その意味では、予想を上回るGDPの発表を受けて、株価は昨年の終値16111円を上回って、4年続伸への期待がいくぶん強まりました。そして、これに関しては、1ヵ月後、12月15日に発表される日銀短観が、最後の見極めどころになりそうですね。
ちなみに、バブル崩壊以前は、1978年〜1989年まで12年続伸というのがあります。この間の上昇幅は、34050円(700%)でした。これを見ると、たとえ4年続伸でも、相場の行き過ぎということではなさそうですが・・・。
(トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予 測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等 にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた します。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
11月16日 <仕組み債>
遂に仕組み債を始めました。個人的にはかつてどっぷりと浸かって、隅々まで知り尽くした金融商品です。当社でもようやく仕組み債を扱えるようになったことに感慨を憶えます。しかし皆様は仕組み債って何か御存知でしょうか?債券の一種ですが、通常よりもクーポン(利子)が高くなっています。なんでクーポンが高くなるかと云うと、どこかでリスクを取っているのでその見合いとしておまけが付いてくる訳です。
リスクの取り方には色々ありますが、
[1]とってもいいリスクを取る。
[2]起きそうもないリスクを取る。
[3]リスクと現実に齟齬があり実体以上に高いリスクと評価されているリスクを取る、などの工夫があります。
[1]は、例えば或るものを「いくら以上になったら売ろうと思っている」場合に、「いくら以上になったら売ります」と契約することにより、「売るリスク」を取り、その見合いとしてクーポンを高くしたりします。このケースでは、そもそも売るつもりな訳ですから、この人にとっては新たにリスクを取っていることになりません。これが一つ典型的な手法で、「気持ち」や「覚悟」をお金に替えられるので、実際に機関投資家などの間でもよく使われています。
[2]は分かり易いので割愛して、[3]を説明しますと、例えば為替の将来水準に関するものがあります。
短期金利が低い国(例えば日本)と短期金利が高い国(例えばオーストラリア)の間の為替交換レートは、将来期日で見ると円高になります。これは円を豪ドルに変換して豪ドル預金をして、満期日に元本と利子をまとめて円に戻す約束を今日すると、同じ期間円預金するのと同じ経済効果にならないと裁定が働いてしまいますので、将来為替は円高になっているのです。
では、実際に円高になるかと云うと、過去の統計で見ると、中々その水準までは円高になりません。
この現象は、世界中の為替交換レートについて過去数十年に亘って調べたことがあるのですが、7〜8割方は、計算される将来為替水準までは為替は動かないことが確認されています。
何故こんな事が起きるのでしょう?これは短期金利を決めるのは各国の中央銀行ですが、彼らが自国の為替レートの防衛などに思惑があり、例えば上の例で云うとオーストラリアに於いては、実力以上に短期金利を高く誘導している可能性があるからです。このような場合に、「円高になるリスク」を取ると、実体以上、或いは統計上の可能性以上に取ったリスクを高く評価され、結果、お得なクーポンを享受できる可能性があります。
何やら難しい話ですが、仕組み債とは、こう云う歪みを取りに行くことによって、より良いリターンを上げようとするものです。今まで仕組み債は、個人投資家の方には中々提供されてきませんでした。仮に提供されても、最低売買単位が大き過ぎて、中々手が届きませんでした。今回私たちは、そんな仕組み債を、買いやすいサイズでお客様に提供できるように致しました。是非御覧になってみて下さい。
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来週の「よろず相談所」は 11月22日(水) 14:00〜14:30
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