マネックスメール 2006年11月22日(水)

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マネックスメール 2006年11月22日(水)

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 マネックスメール<第1796号 2006年11月22日(水)夕方発行>
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お申込みの際は、目論見書を事前にご確認ください。


≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.はじめてみよう!株式投資−企業分析編−
 4.10年後に笑う!マネープラン入門
 5.HSBCの中国情報
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
飛び石連休を控え買戻しが優勢で大幅高

日経平均            15,914.23 (△180.09)
日経225先物         15,860 (△160 )
TOPIX            1,552.87 (△ 19.92)
単純平均             425.95 (△ 7.35)
東証二部指数           3,957.59 (△ 42.50)
日経ジャスダック平均       2,045.89 (△ 9.18)
東証マザーズ指数         1,069.72 (△ 61.03)
東証一部
値上がり銘柄数         1,393銘柄
値下がり銘柄数          257銘柄
変わらず             58銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           72.06%  △5.79%
売買高            17億5370万株(概算)
売買代金        2兆2614億8700万円(概算)
時価総額          496兆9321億円(概算)
為替(15時)          117.59円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は相変わらず堅調だったのですが、外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が売り越しと伝えられたことで売り先行の始まりとなりました。それでも飛び石連休の前とあって積極的にポジションを取るような動きよりはいったん買い戻す動きが多く、底堅い展開となりました。いったん底堅さを確認すると先物にも買い戻しが入るのですが、かといって積極的に戻りをとりにいくほどの買いも入らず小動きとなりました。

 昼の市場外取引は金額もそれほど大きくなく、売り買いの偏りもないと伝えられたのですが、ここまで下落となっていたこともあって買い戻しが中心となってしっかりとした動きとなりました。しっかりとした動きを見ると今度は買い戻しを急ぐ動きもあって、久しぶりに大幅高となりました。飛び石連休を前にここまで買い戻しが入るとなるとそれだけ売り込んでいた向きが多かったということなのでしょう。

 小型銘柄も前場はもたついたものが多かったのですが、後場に入ると戻すものも多くなりました。東証マザーズ指数はここまでの下落の反動も大きく、大幅高となりましたが、先物主導の戻り相場では日経ジャスダック平均の戻りは鈍いものとなっていました。先物にもヘッジ売りしていた分の買戻しもあったのかまとまった買いが散発的に入り相場を押し上げる展開となりました。
 騰落レシオも低い水準にあることでもわかるように売られすぎの買戻しが中心となりました。買わない理由はまだまだ多く、何一つ解決したわけでもないのですが、目先的にはいったん買い戻し、利益を出しておこう、というわけのようです。本日の昼のオンラインセミナーでも話をしたのですが、連休の谷間、金曜日にも堅調になるようであれば来週、来月の相場につながってくるのではないかと思います。

 (投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ヘッジ(へっじ)
 保有している有価証券等の価格変動のリスクを、先物などを売買することに よって回避することをいう。例えば、株式を保有している場合、値下がりに よるリスクを回避したい場合は、先物を売る取引となる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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   マネックス証券 投資情報部 からのお知らせ
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◆個別銘柄◆ 

 ここまでの下落の反動で銀行株、証券株が高く、原油価格の上昇を受け石油関連銘柄が堅調

コニカミノルタ (4902) 1,681円 ▼59 円 :500株単位
 新株予約権付社債の発行で700億円を調達すると発表したことから、株式価値の希薄化を嫌気する売りに押され、大幅安となりました。

特種紙 (3881) 589円 △22 円 
 東海パルプ(3706)と来年4月に共同持ち株会社を設立し、経営統合することで基本合意したと正式発表したことから、大幅高となりました。

東  レ (3402) 824円 △17 円 
 米航空機大手ボーイングが韓国の大韓航空から受注したことを手掛かりに上昇、ボーイングと次世代旅客機向け炭素繊維の供給契約を結んでいる東レにも買いが波及し、堅調となりました。

CCC (4756) 877円 △100 円 :100株単位
 2006年9月中間期の連結決算が好調であり、それに伴い増配すると発表したことから、大幅高となりました。

スギ薬局 (7649) 1,971円 △140 円 :100株単位
 前日にジャパン(7498)の完全子会社化と2007年2月期の記念配を実施すると発表したことから、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
綜合警備 (2331) 2,160円 △45 円 :100株単位
 綜合警備保障はホテルや大型商業施設などに向け警備ロボット「D1」を販売することを発表、リース料は通常の警備員一人の料金をやや下回るとされたことを好感、株価は堅調となりました。


◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
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本日の「今月の銘柄」の参考利率

豪ドル3年:5.42%(±0.00%)


◆きょうのなるほど 【オーストラリア】

 オーストラリアにはGST(財・サービス税/Goods and Services Tax)という、税があります。これは日本の消費税にあたるもので、現在10%に設定されています。
 このGSTはオーストラリアでは2000年7月に導入された比較的新しいもので、生鮮食品や健康、教育に関わるもの以外のほとんどのサービスや商品に課税されます。その税率は日本の消費税と比較し、5%の開きがありますが、生活に最低限必要となる生鮮食品などに課税されない分、一概に負担が大きいとは言い切れないかも知れません。

オーストラリアについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_au.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.はじめてみよう!株式投資−企業分析編−
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 第4回 電機業界
  〜 分類別に企業分析 (1)産業用電気機器

 「電機総論」では電機業界を5つに分類し、それぞれの需要先や収益構造を分析しました。

 (1)産業用電気機器・・発電機、電動機、変圧器 など
 (2)産業用電子機器・・通信機、電子計算機、電子計測器 など
 (3)民生用電気機器・・白物家電:エアコン、冷蔵庫、洗濯機 など (4)民生用電子機器・・AV機器:テレビ、DVD、ビデオカメラ など (5)電子部品・・・・・半導体集積回路、その他一般電子部品

 今回からは、5分類に属する上場企業を個別に分析していきます。

 −日立製作所(6501)編−

◆収益構造は?

 総合電機メーカーで売上高第1位(2006年3月期)の同社。最近は、アナリストなど社外での評価は今一歩ですが、その評価が下されているのはどうしてなのでしょうか。収益構造を細かく分析してみましょう。

 2006年9月中間期「比較連結損益計算書」を見てみます。前年同期(2005年9月中間期)と比較してみると、売上高は8%増加しています。なのに、営業利益は約600億円減益となっています。

 収益構造を把握するにあたり、「セグメント情報」を活用しましょう。 「セグメント情報」とは、簡単に言うと“連結業績の内訳”です。連結対象となっている事業の業績動向を個別にチェックすることができます。上場企業が決算期に公表する「決算短信」には、企業によってボリュームの違いはあるものの、大まかな内容を確認することはできます。また、「経営成績及び財政状態」で「セグメント情報」に見られる公表数値に対する会社側の見解も述べられています。
 これらの情報をうまく活用すれば、グループの現状分析と予測をより的確に行えるようになり、「比較連結損益計算書」を読みこなせるようになり、収益構造を把握できます。

 話を戻しまして、まずは日立製作所の「セグメント情報」から、事業部門別に現状を分析します。
 日立製作所は総合電機メーカーということもあって、グループ内にいくつもの事業を抱えています。冒頭で電機業界を5つに分類しましたが、日立の事業は以下のように分類できます。

 (1)産業用電気機器 … 電力・産業システム
 (2)産業用電子機器 … 情報通信システム
 (3)民生用電気機器、(4)民生用電子機器
               … デジタルメディア・民生機器
 (5)電子部品     … 電子デバイス、高機能材料
 (該当せず)      … 物流及びサービス他、金融サービス

 次回は、事業部門それぞれの現状を分析すると同時に、「比較連結損益計算書」を読みこなすポイントについて取り上げます。

(投資情報部)


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.10年後に笑う!マネープラン入門 第118回
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 「50代のいま、やっておくべきお金のこと」中村芳子著
              ダイヤモンド社 1500円(税込)

〜退職後のお金のこと、まったく手付かずのあなたでも大丈夫!
 この本を読めば、世界にひとつだけのあなたのマネープランがつくれます。=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 50代で考えるマネープラン(10)
  40代から知っておけば鬼に金棒です。

 <離婚による年金分割(1)>

 ○50代の最大の関心のひとつ

 公的年金制度への関心は、世代ごとに違う。20代30代なら「自分が60代になったとき本当に年金をもらえるのだろうか」という、制度そのものへの不信が大きい。50代はどうだろう。目下の最大の関心のひとつは「離婚による年金分割」ではなかろうか。

 「自分のところはまさか大丈夫」「いや、もしかしたらもしかするかも」もんもんとしながら、万が一の離婚のときの年金がどうなるか、コワくて調べられない人もいるかもしれない。「そんなこと調べているのを知られたら困る」という声も・・。

 何度かお話しているが、もっとも「たちが悪い不安」は不安の原因・正体がよくわからないというものだ。今日はすっきりするために「離婚による年金分割」の正体を明らかにしてみよう。

 ○分割されるのは「老齢厚生年金部分」

 サラリーマンの年金が2階建てになっているのはご存知だろう。1階部分は国民年金から払われる「老齢基礎年金(キソ年金)」。金額は加入期間で決まり、40年の全期加入の場合で年約79万円、22歳から60歳までの38年加入で約75万円だ。

 2階部分は厚生年金から払われる「老齢厚生年金(コウセイ年金)」で、加入期間とその間の収入によって金額が決まる。加入期間が38年でその間の年収(税込)の平均が500万円なら年約111万円だ。先のキソ年金と合計すると190万円となる。

 さて、離婚で分割されるのはコウセイ年金部分である。
 もう少し正確にいうと、この年金を受け取る権利が分割される。
分割できる権利の割合は、婚姻期間中の最大2分の1だ(※)。

(ケース)
 年金加入期間=婚姻期間=妻の専業主婦期間で、コウセイ年金の50%を妻の権利分と合意。上の例では55.5万円だ。(婚姻期間がこれより短ければ分割される年金額は少なくなる)

○離婚したときの年金額の例

 上の(ケース)の例で見てみよう。
 離婚した場合、夫は自分のキソ年金75万円と、分割されたコウセイ年金55.5万円で合計130.5万円の年金を受け取ることになる。
 妻は、自分のキソ年金(75万円とする)をもらい始めたときに、分割されたコウセイ年金55.5万円がプラスされ、計130.5万円の年金を受け取ることになる。
 これまでの離婚では、夫が妻へ慰謝料や財産分与として毎月一定額を払うと約束しても、実行されなかったり、しばらくしたら支払いが途絶えてしまうということがあった。これでは経済的に弱い立場にあった妻はたまったものではない。
 年金分割では、分割された年金額が夫と妻それぞれに直接支払われることになる。途中で支払いが滞ることもないし、夫の死亡で減額されることもない。安心である。

 しかし、実は離婚による年金分割では、夫婦がトータルで受け取る年金額は減ってしまうことがある。金額だけで考えれば、離婚せずに年金を受け取る方が得なのである。これは年金に扶養手当に似た「加給年金」の仕組みがあるからだ。

 これについては、次回(12月13日)に説明しよう。

※「離婚による年金分割」
  年金分割をする場合は夫婦が事前に合意しているか、家庭裁判所に申し立  てをし認められていることが前提。
  (2007年4月1日以降の離婚を対象とする)

(ファイナンシャル・プランナー 中村芳子)


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.HSBCの中国情報
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 第三絶対不可能作戦

 先週末、この夏公開されたミッション・インポッシブル3(M:i:III)のDVDが発売されましたね。
 このM:i:III、今度は上海が舞台です。見せ場で出てくるのが浦東新区のビル街。主役を務めたトム・クルーズが中国銀行から太平洋保険(交通金融ビル)に飛び移るシーンなどは、さすが迫力があります。中国銀行のロゴは、近々上場する予定の工商銀行と似ています。貨幣というより、硬貨の穴の形が少し違うだけです。四角いのが中国銀行、工の字なのが工商銀行です。

 しかし、公園の向こう側に建設銀行も人民銀行(上海分行)もHSBCもあるのに、どうしてまたこの2つのビルが脚光を浴びたのか、理解に苦しみます。ちなみに、中国銀行のビルは熊谷組が建てており、地上53階です。浦東新区であのように激しい交通量があるとは到底思えませんが、映画ですから多少の脚色もあり、ということなのでしょう。もうひとつ言うと、あんなに人民服を着た人が出てくるシーンは実生活では滅多に見ないのではないでしょうか。街に溢れているはずの、日本人観光客もいませんでしたし…。上海の新旧のコントラストを追求するあまり、上海ではすでに見られないような「古い中国」が若干強引にツギハギされている感じがします。

 ところで、007シリーズで日本が舞台になったのは40年近く前、1967年(007は二度死ぬ)でしたが、この中で出来たばかりの丸の内線が東京の新しさを演出していました。一方なぜか出てくる姫路城が古さを演出していましたが、M:i:IIIでも同じような演出がされていると考えると、まさに「中国の現在=日本の高度成長期」と納得します。

 しかし、色々と言いましたがやはりハリウッド映画はすごいですね。わずか数日の上海・周荘滞在でこのような映画が格好よく出来上がるわけですから。実は、さりげなく上海は『映画の都』を目指していますから、何かしら撮影しやすい環境もあるのでしょう。
ところで、M:i:IIIの正しい中国名は「不可能任務III」、トム・クルーズは「湯姆・克魯斯」です。念のため。

「HSBCチャイナオープン」はマネックス証券でお申込みいただけます。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
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詳しくは
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 11月22日    <スポーツカー>

 トヨタがMR−Sの生産を来夏で打ち切るそうです。トヨタは既にセリカの生産も終了しているので、これでトヨタは国内に於いてはスポーツカーから撤退と云うことになります。時代の流れでしょうか。私はライト・ウェイトのスポーツカーが好きです。

 若い頃、トヨタのAE86や4A−Gと云ったコンパクトなツインカム・エンジンを積んだ小型スポーツ車は、憧れの対象でした。大学生の時、友人が初代MR2を乗っていて、一度彼の運転で助手席に乗ったことがあるのですが、その強烈に素早い転回と加速・減速には度肝を抜かれると共に、憧れの気持ちを強くしたものです。

 私は中々スポーツカーには手が出ませんでしたが、10年ちょっと前にホンダ・
ビートと云う軽四輪ミッドシップ2座クーペに乗って以来、いつも小型ミッド・シップを乗り継いできました。今の愛車は、1800cc、ノーマル・アスピレーション(自然吸気、ノン・ターボ)、2人乗り、乾燥重量が690キロしかない、もちろんマニュアルのスポーツカーです。大して馬力もありませんが、軽いので加速・減速も良く、何よりコーナリングが最高です。パワステも、ブレーキの倍力装置もなく(エアコンも付けられません!)、もちろん足回りも通常のダンパーとサスペンションの組み合わせ、シフトレバーもワイヤーでミッションに繋がっていると云う、正真正銘の機械式クルマです。

 しかしだからこそ、カーブでも、クルマにどういう応力が掛かっているかが実感でき、とても楽しく運転できます。スキーをするのと同じような感覚です。馬力がないので、エンジンの回転計を常に真上を向かせるように回します。これがまた楽しい。

 要は私は「クルマ好き」ではなく、「運転好き」なのです。シフト・ダウン、ヒール・アンド・トゥ、両手両足を使って運転するのは、体のバランスを崩さず、
健康にもいい気がします。話が逸れましたが、恐らくそんなクルマに対する需要が我が国には低いのでしょう。MR−Sの生産中止は、私の趣味が時代遅れになってきていることを認識させ、ちょっと寂しい思いがしました。

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◆ 第1回 ◆
『プレミアム・ハイブリッド2006』は、なぜ売れ筋ランキングでトップか?
----------------------------------------------------------------------
 『プレミアム・ハイブリッド2006』とは、現在、マネックス証券が募集を行っ
ている投資信託です。マネックス証券は、オンライン経由での投資信託販売実
績 No1(2006年11月21日現在)ですが、『プレミアム・ハイブリッド2006』は、
マネックス証券の「先週の投信売れ筋ランキング」でトップ(申込ベース)に立ち
ました。(2006年11月13日〜11月17日)今日はこの高い人気の理由をズバリと
ご紹介しましょう。

 『プレミアム・ハイブリッド2006』は、いわゆるオイルマネーや年金基金など
の巨大な機関投資家、あるいは一部の富裕層だけが、今まで静かに人知れず投資
してきた欧米の世界的なファンドを運用対象に組み入れているのです。
これらのファンドはその利回り実績の高さには定評があり、「プライベート・エ
クィティ・ファンド」と呼ばれていますが、最低投資金額が5億円以上であること
など、今までは個人投資家には縁のない商品とされて来ました。『プレミアム・
ハイブリッド2006』の誕生によって、マネックス証券に口座を開けば、一口50万円
からファンドに投資することが可能になったわけです。これまでアクセス機会が
限られていた商品が個人のお客様にもアクセス可能になった、このことが人気に
あらわれた、ということですね。(明日に続く)

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外国債券(世銀債)をご希望の利率でお申込みいただけるマネックス世銀債
いちば、「今月の銘柄」は期間3年の豪ドル建てに決定しました。受付は29日
(水)午前10時までですが、早期終了の場合もございますのでお早めに!

http://www.monex.co.jp/ForeignBond/00000000/gaikbond/auction/top/guest

※外貨建て債券は、金利の上昇等による債券価格の下落や発行者の信用状況の
 悪化等、また外国為替の変動により、損失を被ることがあります。

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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

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の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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